
総合評価
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powered by ブクログよく練られた構成だな、と上から目線の感想になってしまう程度に、軽い。面白いんだけど、テレビドラマ的というか。それが悪いということではなく、読書でいちいち深く考えさせられたくないときにちょうど良い。とりあえず続きを一冊は読んでみようと思う。
0投稿日: 2020.07.26
powered by ブクログ古書オタクの栞子さん(=ホームズ)と体育会系ニートだったがあるきっかけで栞子さんの古書店で働くことになった五浦(=ワトソン)が古書に関連する謎を解いていく短編集。 ずっと名前だけは知っていたのですが今回初めて読んでみました。 ライトなミステリーという部類になるのだと思うのですが、心地好く読めました。 本格ミステリーのように大どんでん返しがある訳ではないですが、古書を売り/買いに来る珍客たちの謎を栞子さんが限られた材料から推測して解明していく。 小気味よく謎を解いていく描写が読みやすく、読んだ後には爽やかな気分になりました。 古書の世界にもちょっと興味が。神保町に繰り出してみます。 『わたし、古書が大好きなんです……人の手から手へ渡った本そのものに、物語があると思うんです……中に書かれている物語だけではなくて』
0投稿日: 2020.07.25
powered by ブクログ【再読】今更ながら、大輔が栞子さんと再会する前に、栞子さんが怪我をして入院してしまっているのが意表を突いていて、個人的に面白いなぁと思った。数年ぶりに読み返したけど、やっぱりスラスラ読めて楽しい。本の持つ歴史は、本来ならその本を読んだ人のだけのものの気もするけど、本を既に手放しているなら時効かもしれない。本にとっては、歴史を理解してくれる人がいる事は救いになるのかな。
2投稿日: 2020.06.27
powered by ブクログ美女×本好きってとっても堪らないですね。しかも性格は、本のこと以外のことになると超絶の人見知り。この本をとことん愛しているんだなと感じる栞子さんと取り込まれました。 内容としては、1つの古書をきっかけに展開するストーリー。古書には持っている人、1人1人の物語りが詰まっといるなと思いました。自分も本1冊1冊の本に思い出を作っていきたくなる、そんなことを思わせてくれる本でした。
4投稿日: 2020.05.28
powered by ブクログ古書にまつわるお話、とても好き。 出てくる本それぞれすごく読みたくなった。 坂口夫妻の話がほっこりして好きだった。 相手の好きな小説の中に出てくるプレゼントを贈るというのがとても粋で好き。やってみたい。
5投稿日: 2020.05.20
powered by ブクログ読みやすく、あっさりした作風。もう少し一話一話に深さがあってもいいが… また、折角北鎌倉が舞台なら、四季の描写などあれば嬉しかった。 ただ、地元が舞台なのがたまらなく嬉しい!
0投稿日: 2020.05.11
powered by ブクログ鎌倉でひっそりと古書店を営む店主、栞子。 祖母が遺した古書をきっかけに、店員として働き始めた大輔。 古書店に持ち込まれる本の謎を、少しずつ解き明かしていく物語。 本それ自体の物語だけでなく、 本が人から人へと手渡されてきた過程にも物語がある、というところにロマンを感じました。 ドラマはどうなんでしょうね。 読む限り、栞子さんのイメージにはあんまり合わない気もしますが…。 すぐ読めますし、おすすめです。
0投稿日: 2020.05.08
powered by ブクログ全巻完読。「文学少女シリーズ」の古書版みたいな感じ。本がどういうふうに出回っているのか勉強にもなるし、何より栞子さんのギャップもさることながら、大輔とのチームワークや恋愛事情も読んでて楽しかった。終盤の栞子さんと”彼女”のバトルには思わずドキドキしたね。
0投稿日: 2020.04.30
powered by ブクログ私が古書に興味があまり無いからか面白く感じられませんでした。続きは読まないかな。 栞子さんの本のことを話してる時と普段とのギャップは好感でした!
0投稿日: 2020.02.14
powered by ブクログいろんなジャンルの小説を読みたいなって思えたきっかけの本。 話の題名にもなってる作品が気になって毎回携帯で調べてた。本屋さんに行きたくなる。 ストーリーもかなり読みやすくてスラスラ読めた。 大好きなシリーズ。
2投稿日: 2020.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマから原作に入った口。 これが2度目の読了なんだけども、1度目は感じなかったドラマのキャスティングへの違和感が少しずつでてきた感じがある。まぁ、それはドラマの方の話として。 それぞれの話題において、最終話につながる伏線がちょっとずつ張られていて、ちゃんと回収されてる点がまず重要。そしてそれがさほど不自然ではないことも重要。失明間近の彼らが旅行前に挨拶に来るのはちょっとご都合主義かもしれんけど(笑) ただ、最終話の展開は少し急ぎすぎた感がなくもない。さすがに犯人への到達が唐突すぎるかなぁと。ただこの伏線はそもそもこの偽名を使った段階で何かしら含みがあることはそもそも文学に精通してる人には分かっちゃってたわけで、そういう意味においてはあの急展開も急展開って感じでもなかったんやろかね。 ミステリーにおいて、道化っぽい役割はよく出てくるものだけれど、そしてその役割を担う人間が語り部であることもまたしばしば。一度全巻読んじゃってるので、今後どうなっていくかは概ね覚えてるんだけども、その中で五浦氏が成長をしていくのか、道化っぽいままなのか、そのあたりで人間関係のドラマとして大きく路線が変わるはずで、そのあたりも思い出しながら楽しもうと思う。
2投稿日: 2020.02.03
powered by ブクログ古書店の雰囲気を味わいたくて読んでみました。 本好きが思わず古書店に走りたくなるような選書で、よく知っているように思っていた本にも、意外な出版事情があるのが楽しい。古書の魅力を堪能しました。 謎そのものが、本にまつわるものとは言え、人の出自や、その人の物語に関わることで、謎が解けていくのも快感でした。 基本的に一話完結ものなので、手軽さもあってすいすい読めます。 ライトノベル的な、軽い本なので気軽に読めます。 それでいて、栞子さんに触発されて、難しい本も読みたくなる内容です。 五浦さんと栞子さんのもどかしい距離感も良かったです。
0投稿日: 2020.02.02
powered by ブクログ2012年本屋大賞8位作品。 持ち込まれる古書に秘められた物語。それは本とそれを巡る時には愉快な、また時には悲しい人間模様。それを解き明かす大ヒットシリーズ第1弾。 副タイトルが「栞子さんと奇妙な客人たち」となっているが、この小説の語り手はひょんなことからビブリア古書堂で働くことになった男性。男性の役目は古書店主の栞子さん(本作ではケガで入院中)に査定をしてもらうために、病院に古書を届けるというもの。その古書の内容と持ち込まれた状況などから、そこに秘められた出来事を見つけ出す栞子さんの推理が冴え渡る。 かいつまんでではあるが、出てくる本の内容も説明されており、「こんな本もあるのか」と正直に思ってしまう。それにしても栞子さんの本に関する知識と推理力には感嘆してしまう。
0投稿日: 2020.01.24
powered by ブクログ表紙のラノベ感に抵抗がありなかなか手に取れなかった一冊。 しかし評判通り、面白かった。 田舎の小さな古本屋を梯子して通っていた身には堪らない情緒でした。読みやすいけれど読み応えあり、子供のミステリ入門にも良さそう。
1投稿日: 2020.01.13
powered by ブクログこのシリーズは、かなり以前に書店に行くと、一番よく見える平台に山積みにされていたのをよく見かけましたが、その時は表紙の絵が漫画だったので、少年少女向けかと思いあまり、気にしていませんでした。でも最近ビブリオミステリーにはまり、フォロワーさんのレビューも拝見し、読んでみたら1話ごとに本が1冊以上登場する大変好みの作品でした。続きがたくさんあるので楽しめそうです。 第一話 夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店) 大船にある「ごうら食堂」の一人息子、五浦大輔23歳は過去のトラウマから本の読めない体質であるが、亡くなった祖母の持っていた古本、夏目漱石『第八巻 それから」に「夏目漱石 田中嘉雄様へ」とサインが入っているのに気づき鎌倉にある古書店ビブリオ古書堂に持ち込み病院に入院中の店長、篠川栞子にサインの真偽と本の値段の鑑定をしてもらいます。栞子は、見事に推理をし、サイン本の謎を解き、大輔はビブリア古書堂で働くことになります。 第二話 小山清『落穂拾い・聖アンデルセン』(新潮文庫) 志田という、古書店で安く売られている本を買って高く転売する人たちである「せどり屋」から高校生の少女が『落穂拾い・聖アンデルセン』を盗む話。これも栞子が見事に解決。最後は栞子の機転で志田と少女、奈緒の心が通じ合います。小山清という名は初めて知りましたが、『落穂拾い』の中の一節「なにかの役にたつといふことを抜きにして、僕たちがお互ひに必要とし合ふ間柄になれたらどんなにいいことだらう」という一節には魅かれました。 第三話ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫) 銀行強盗の前科があり自分の話ができない男、坂口昌志とその若い妻で、元キャバレー勤めで自分の話しかできない、しのぶの夫婦の絆の話。お互いの愛情劇が栞子の病室で繰り広げられました。栞子はまたしてもすべてを看破しており、最後に大輔に自分が「石段から突き落とされて怪我をして、その犯人を捜している」ことを打ち明けます。 第四話太宰治『晩年』(砂子書房) 栞子を石段から突き落した男は熱烈な太宰治ファンで、アンカット、帯付き、署名入り、初版で「自身モテ生キヨ 生キトシ 生クルモノ スベテ コレ 罪ノ子 ナレバ」と書き添えられている太宰治の350万円相当の『晩年』を奪おうとしてやったことでした。栞子はおびき出してその男を捕らえる作戦を考えますが…。 最後は栞子の真の目論見を大輔が言い当て大輔と犯人との意外な接点も判明します。
35投稿日: 2020.01.11
powered by ブクログ鎌倉にひっそり佇む古書店。 その古書店を営む女性店主は、本のこととなると知らないことはないくらいだが、それ以外のことは不器用で内気な性格。 一方で幼い頃のトラウマがきっかけで本だけは苦手な青年、主人公大輔。 本の裏に隠された人の思いが明らかになる時、 ちょっぴり切なく心温まる。 足りないものを補い合うように、少しずつ距離を縮めていく女性店主と青年のやりとりがかわいらしい。
2投稿日: 2019.11.01
powered by ブクログ日常ミステリで調べて面白そうだったので購入。 キャラが際立つお話はあまり本を読まない人間からすると凄く読みやすいと思います。これもその一つ。 非常に面白かった。次もそのうち買います。たぶん。 全巻読み終えたらまた最初から読もう。
0投稿日: 2019.10.02
powered by ブクログとにかく面白かった!たまたま読む機会があったのだけど、一気読みしました。手に取ったキッカケは「古書堂」という文字に惹かれたから。題名や表紙の絵柄から、ほんわか進む推理モノかと。深刻すぎず、楽しい会話もあり、全体的にやさしく軽い雰囲気です。が!手に汗握るシーンや「え!そういう展開なの!?」という箇所もあり、どんどん読み進めました。中学生の子どもは「面白い!」とあっという間に全巻読んでしまいました。いいなあ。私も外でゆっくりできる時間がまたできたら2巻を読もう。楽しみ。
0投稿日: 2019.09.18
powered by ブクログ刊行からだいぶ遅れてようやく読む機会を得ました。女性の主人公と男性の相手役という組み合わせは「珈琲店タレーラン~」と同じであり、またその主人公が謎を解くという構成も似ていますが、こちらは古書を糸口としてさまざまな謎を解き明かすストーリー。謎に対するさまざまなヒントが作中に散りばめられていて、主人公の謎解きによってそれらが一本の糸でつながっていく、あ~なるほどと思わせるつくりになっており、さっそく続編も読みたくなりました。
0投稿日: 2019.09.09
powered by ブクログ本好き、推理もの好きにとって、とても面白かったです。 中で出てくる古書に、すごい魅力を感じました。読んでみたり、調べてみたり…。 主人公の女性の本に対すると熱くなってしまうところとか、共感できる…(笑)。 知ってる本も沢山出てきて、読んでいて楽しいです。 話題になっていたのは知っていたのですが、まだ読んでいなくて…。 読んで良かった! 表紙も素敵です。
0投稿日: 2019.09.08
powered by ブクログ面白くて読みやめられなかった!作中に出てきた古書も、未読のものは読んでみたいし既読のものもまた読みたくなりました。シリーズ全部読みたい!
0投稿日: 2019.08.08
powered by ブクログ11月1日映画公開! 鎌倉の片隅でひっそり営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。 その店主が豊富な知識で謎を解き明かす。
0投稿日: 2019.06.19
powered by ブクログ「古い本には中身だけではなく、本そのものに物語がある」 本の虫である栞子さんが、古本からその本に伴う、持ち主達の物語を紐解いていくお話 全7作のシリーズの1作目✨ ミステリ形式で展開されていく 「人と本」の話で温かい気持ちになれる作品
0投稿日: 2019.06.15
powered by ブクログラノベ特有なのか物足りない部分はありますがすっと読み終えました。絶版のまま手に入りにくい本を読んでみたいと思ったことはありますが、いわゆる「古書」には興味がなかったので新鮮な部分もたくさんありました。また各話の中心になっている本は読んでみたくもなりました。ただ私には、この主人公の本を読めない設定とそれに至る経緯が辛すぎです。そしてちょっと栞子さんには感情移入しにくいのです。安楽椅子探偵ものとしては軽く楽しめましたので二人が変わっていくのを期待して続きを読みたいと思います。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログビブリア古書堂で働く事になった五浦大輔。店主篠川栞子は本好きであり、本から持ち主の秘密を想像できる女性だった。 500部初版の太宰治処女作『晩年』は、値にすると4百万前後。これを欲しがる男性に栞子は階段から突き落とされ入院中。 古書堂に出入りする常連(ホームレス)と知り合い、常連の持つ大切な古本を一時的に盗んでしまった女子高生と出会い、 その際に別の古本を扱う青年と出会った。 実はその青年が『晩年』を狙う犯人であり、偽物を焼き捨てる事であきらめさせた。『晩年』は青年の祖父が持っていた ものであり、五浦の祖母と付き合いがあったようである。 高額な古本の世界がある事が分かった。
0投稿日: 2019.05.13
powered by ブクログ古書をテーマにした推理ミステリー。 軽いタッチで読みやすく、ドラマや映画やアニメなど、色んなメディアでやれる内容だなぁと思って検索したら昨年映画化されてた。
0投稿日: 2019.05.04
powered by ブクログプロローグ◆夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店)◆小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)◆ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)◆太宰治『晩年』(砂子屋書房)◆エピローグ 著者:三上延(1971-) イラスト:越島はぐ デザイン:荻窪裕司
0投稿日: 2019.05.04
powered by ブクログイラスト買い。 古書の匂いのする本。いや、実際はしないけど。 主人公の五浦くんは23歳で無職、そして本が苦手でなんかちょっと親近感がわく(笑)。 あと人見知りの栞子さんがすごくかわいい。 個人的に好きなのは第二話。 小菅さんと志田さんの組み合わせがなんか好き。第二話以降も含めて。 実はこの本読んでて古書の匂いが感じるのがちょっと苦手なんだけど雰囲気はけっこう好きだったりする。 とりあえず二巻も買ってきます。
1投稿日: 2019.04.20
powered by ブクログ所謂、安楽椅子探偵モノだったんですね。楽しめました。ライト系のせいであるのか、読中・読後の感覚が有川さんのそれに通じるものがあるように思います
4投稿日: 2019.04.01
powered by ブクログ本好きには堪らない! 内容も読みやすく、次々と読み進められる。 本にまつわる小ネタも面白い。 元々ミステリーも好きなので、一気にハマってしまった。 続編は必ず読みます。
2投稿日: 2019.03.22
powered by ブクログ栞子の性格とか、容姿とか、かっこよく推理してゆくしていく感じとか、あざといなと感じてしまった。 それに主人公が、栞子に会えるというのも気持ち悪くも感じてしまった。その展開も、気持ち悪い。会話のくどくどしい感じとかも「うーん?」と考えてしまう。 作者は計算高い人のように思う。もっと素直に書いても良いのではないかと思った。 古本屋のこと、本のことが書かれていて、アイデアが秀逸に思えた。ライトノベルは、「面白さ一本!」というのがあるとそこからグイグイ引っ張られるのだと感じた。
2投稿日: 2019.03.09
powered by ブクログドラマだかマンガだかのメディア展開で知った一冊。 今更ラノベはな〜と思いつつ、好きな古書店の話で楽しく読めた。 古書店が舞台で、主人公が本が読めない体質なのも珍しい。 名探偵・栞子さんとのたどたどしいやりとりと、頭脳明晰な謎解きが楽しい1冊でありました。
1投稿日: 2019.02.25
powered by ブクログ謎を解く。本から、本にまつわる物語から。 本が本当に好き、の気持ち。わかるところとわからないところがあるんだと思う(「晩年」エピソードとか)。心底入り込める物語と、さらに本の周りの物語、どちらも出会えると魅力的だよな…これだから本はやめられない。
1投稿日: 2019.02.14
powered by ブクログ頭の中に、鎌倉のきらきらとした夏の風景が思いっきり広がる。 その風景の中で繰り広げられるのは、日常生活ではちょっとお目にかかれないような、古書をめぐる様々な出来事。 ラノベ寄りのキャラ設定とリズミカルに進む物語に、どんどん引き込まれていく。 本好きな人には堪らない本だと聞いていたが、本が苦手な人こそ、とても読みやすい本だと思った。 私の同僚は、この本を読んで、苦手な読書が好きになったんだと(^ ^)
4投稿日: 2019.01.23
powered by ブクログオモチロイライトノベルを探していたところ、たまたま本好きのおじにもらったこの本。人から人の手に渡る古書、その本には持ち手の物語がある。そんな古書をめぐるミステリーとは、なんとも本好きの興味関心をくすぐるではないか。また、実在の本を題材としていて、こういう話で、こういう文が載っている…ということも小説の中に出て来て、ストーリーのヒントを担ったりする。題材となった本にも興味を感じる。本好きの熱を冷めさせず、この本を読み終わってもさらなる読書欲を刺激するおもしろくも恐ろしいパワーのある本。 ハマって一気読み。
1投稿日: 2019.01.19
powered by ブクログ古本をめめぐる人間臭い事件簿。登場人物は 古本屋を継いだ本好きの女性とあることがきっかけで本が読めなくなってしまった無職のおとこ。読み進むうちに頭の中で映像が動き出す。何故か読みたくなる作品です。
1投稿日: 2019.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私が文庫本にハマったきっかけは、父がたまたま読んでいたこの本を暇つぶしに貸してもらったことからなんです。 当時青い鳥文庫とかしか読んでなかったから、こういう普通の文庫本には抵抗があったけど、とてもスラスラ読めたのが記憶に残ってる。 1話が1番すきだな。大庭葉蔵のやられた感が何回読んでも好き。サイコパス好きだから、こういうのほんと好き。 栞子さんと同じ「本のためならなんでもする」って人だけど、行動が違うと印象も全然違うよね。 他にもビブリアは前作通して、蔵書印とかスピンとか、そういう本の知識もわかりやすく説明されてて勉強になる。 古書へのイメージも、汚そうでマイナスイメージしか無かったけど、本そのものに物語があるって考え方、好き。 私に本の道を切り開いてくれた、 この本と出会えて良かった。
1投稿日: 2018.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゆるミステリーかあ~面白いじゃん~と思って読んでいたら、栞子さんめっちゃ怖い目にあってるじゃねえか!ヒロイン殺されかけとる!ぞっとしたわ!マニアとかオタクの世界は明るいことないな~結局自己満足や自慢と嫉妬と欲でしかないのか…。読みやすすぎて恐ろしい、面白いけどこれで読書したって言っていいのかな?ってレベル。ただ、こんなに本への愛溢れた作品なんだから映像じゃなくて活字で読みません?って思うのは私だけ?
0投稿日: 2018.12.17
powered by ブクログ「わたし、古書が大好きなんです…人の手から手へ渡った本そのものに、物語があると思うんです…中に書かれいてる物語だけではなくて」(54 ページ) 本をこよなく愛する店長と、 本を読めない店員を取り巻く人たちと、かれらが持ち込む『事件』の物語。
0投稿日: 2018.12.17
powered by ブクログ縺ェ縺懊°諠ケ縺阪▽縺代i繧後k縲ゆコ倶サカ謇句ク悶?√→縺?≧繧ソ繧、繝医Ν縺後?縺」縺溘j縺ェ諢溘§縲ょ、ァ縺阪↑莠倶サカ縺ァ縺ッ縺ェ縺?¢繧後←縲∵耳逅??逞帛ソォ縲
0投稿日: 2018.12.11
powered by ブクログこのユーザー数が示すとおりなんだか売れている作品らしいが 電撃文庫での実績どおりに凡作 ひとやまいくらの数ある日常ミステリと比べてなんら秀でるところない 駄作ではなく大きな欠点なく適当に書かれているけれど 逆に言えばこのひっかかりなくつるりと読み下せる キャラクタや事件の塩梅うすさが 読書という行動に求められているのかもかも そう思うとホームズとワトソンの現代ふうな駄目さ加減も わかる気がするような気もしない
1投稿日: 2018.12.09
powered by ブクログ映画を見て読みたくなり一気読み。 うーむ、テレビドラマや映画の配役を気にされている方がネットに目立ったがなるほど。「美女」って書いたらどの女優さんでも太刀打ち出来ないだろう。 映画は本書を時間内にうまくまとめたなって感じ。アクションじゃなくこういう世界観ものは映画化つらいよね。 でも映画のおかげで本書に出会えたので(知ってたけどさなんか敬遠してしまう本ってあるじゃん)よかった
2投稿日: 2018.11.25
powered by ブクログ思った以上に面白かった。ライトノベルにありがちの女子設定やなー,と最初はちょっと構えてたんだけど,古本の話が出てくると俄然面白いし,事件がなんというか,いい話なので,ミステリーだけど嫌な気持ちにならない。 中高生や大学生がよくオススメしてくるのがわかるなあ。たしかにこれならシリーズで次々読みたくなるね。
2投稿日: 2018.11.18
powered by ブクログ謎解きが楽しい。本好きの人がのめり込むということだが、自分はそれほどのめり込むまではいかなかった。それほど本好きではないのかなぁ。
0投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログ3話目の『論理学入門』は古典落語の人情噺みたいですごく好き。 最終話『晩年』は割とご都合主義でちょっとしらけた。
1投稿日: 2018.11.05
powered by ブクログラノベのわりに、まともな文章を書く。いや、はっきり言おう。いい文章だった。どうせラノベだしな、と思っていたことを反省したい。 なにより、伏線の書き方が上手い。各話が独立しているように見せかけて、すべてが繋がっている。そして最終的にすべての伏線が回収されている。 本に対する愛も伝わってくる。栞子さんも大庭葉蔵も人としては間違ったかもしれないけれど、本好きとしては理解できる。本を読まない人には分からない、この、愛。 作中に出て来る本も読んでみたくなった。
4投稿日: 2018.11.03
powered by ブクログ以前流行っていた時に3巻くらいまで読んで放置していた為、実写映画が公開されるこのタイミングでまた最初から読んでみようと本棚から引っ張り出してきた。 やっぱりライトノベルっぽい文体でサクサク読み進められるし、本好きならば栞子さんを好きにならずにはいられまい。安楽椅子探偵みたいに聞いた情報だけで本に関わる事件を解決してしまう所が魅力!
2投稿日: 2018.10.31
powered by ブクログ評判なので、読んでみた。 1日で読める手軽さ。 自分が読んだ本がテーマになってると、なんとなく親近感も。 結構面白かった。
0投稿日: 2018.10.29
powered by ブクログ古書店を舞台にした事件を解決していく1冊 古書店店主 栞子と、ひょんなことからアルバイトを始めることになる就活中の五浦 2人の絶妙な掛け合いと事件の真相に興味がわく、 さらに本を読みたくなります。
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ古書を介して、その古書に関わる人の謎を解いて行く物語。大輔がワトソンで栞子がホームズといったところ。 タイトルは知っているが読んだことのない本が題材になっているが、そんな事は気にせずに軽く読める。 本の虫という言葉に憧れに似た感情を持っている私の様な人は買ってしまうのだろう。 本についての謎を解いて行くのが本筋なのだが、その謎があまり強くないのでサクサク読める。もう少し、深い話を書いてくれたほうが面白いのだろうけど、まぁラノベだからな。 栞子というキャラの闇の深さをうっすら匂わせているけど、これがラノベじゃなかったら栞子の畜生っぷりが発揮されてエンディングがわからなくなるのだが、この作品の感じではそうもならないだろう。個人的には本好きの異常さをもっと出して欲しい。探偵役は異質でなければいけない。
2投稿日: 2018.10.25
powered by ブクログビブリア古書堂の事件手帖シリーズの1作目.入院中に息子が貸してくれました.それ以来,ビブリアファンに.
2投稿日: 2018.10.24
powered by ブクログガッツリ本を読む人達も読んでいるので気になっていたシリーズ。 とても読みやすく、古書に纏わる豆知識などが詰まっていたり、実在の本が出たりするのでなるほど…となり本好きにはなかなか面白い。 本好きでなくとも読みやすいので入り易いはず。 何気にこの後主人公の男の子と栞子さんがどう進展して行くかも気になるので、機会があれば続きも読みたい。
2投稿日: 2018.10.23
powered by ブクログ"古本屋を舞台にしたミステリー。本屋で目にして手に取った。表紙が似たように見えたので、知らず知らず第2巻を先に買ってしまった。2巻の最初の章「時計仕掛けのオレンジ」を読み終わって、あとがきをぱらぱらめくって第2巻を読んでいることに気がつく。あわてて1巻を購入した。 久しぶりに小説を楽しみながら読んだ。本好きならきっと気に入る一冊です。"
2投稿日: 2018.10.21
powered by ブクログ夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店) 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫) ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫) 太宰治『晩年』(砂子屋書房) 映画化で読んでみた。 軽く読める。
1投稿日: 2018.10.18
powered by ブクログこのクールからドラマ化されるってことで読んでみました(^^) 古書にまつわる謎と秘密を古書店の店主には絶対に見えない若くて綺麗な女性が解き明かしていく話です(^^) 『人の手を渡った古い本には、中身だけではなく本そのものにも物語がある』 確かに(^^)/
0投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログamazonのレビューだと手厳しい意見もあるみたいだけど、いいのではないかなぁ?。 読了感も悪くないし、土地柄も感じられるし(ああ、あそこだなとかw)、書籍・古書ウンチクも専門的になり過ぎずに楽しめるし、いいんじゃないのかなぁ。 小説のコクとか、ミステリの難解さを求める人は別の本を読めばいいと思うけどね。
0投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログ推理という部分は物足りないが、大輔さんの人柄と、栞子さんから語られる本、作家の話がとても素敵♪ 続きも読んでみたいです。
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ美人の店主とアルバイト店員のキャラクターがいい。鎌倉の風情も懐かしい。でも、栞子さんはずいぶんと感がいいんだな〜。もうちょっと試行錯誤があってもいいかなって思うけど。
0投稿日: 2018.10.11
powered by ブクログ大船・北鎌倉が舞台.現在月9でドラマ放映中.小袋谷とかかなりディープな地名も随所に.主人公が入院している病院のモデルはおそらく私が生まれた病院.内容は平易だが物語に独特の世界観があり,一気に読ませてくれます.
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログそこらのライトノベルに比べたら文章はずっと良い/ 日常の謎としてはどうだろう、ジャンル勃興当初ならいざ知らず、今の時代これじゃ少し古いというか単純/ 篠川さんはかわいい、使い古されたキャラクタだけど、我々は無駄美人に弱い/ 売り上げと内容が直結している世の中だとしたら、大崎梢の成風堂シリーズの方が上じゃないとなって感じ/ ROD、GOSICK、成風堂、文学少女、そんな感じ/ 読んで損はない
0投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログちょっと話の流れが強引なところもあるが、思ってたより面白い。 出て来た本を読みたくなる。まあ、いつものことだけれども。 剛力彩芽ではないな。
0投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログプロローグ 第1話 夏目漱石「漱石全集・新書版」 第2話 小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」 第3話 ヴィノグラードフ・クジミン「論理学入門」 第4話 太宰治「晩年」 エピローグ
0投稿日: 2018.09.30
powered by ブクログ2012/05/08登録☆5つ 2018/09/30再読☆4つ 6巻まで購入してあるのに3巻までしか登録していなかったので、改めて読んでます。 やはり初巻が一番おもしろいかも? この本を読むと、往年の名作を読んでみたくなる。 映画化されるようですが、その前にぜんぶ読んでおくかな。
0投稿日: 2018.09.30
powered by ブクログ5年前に一度読んで再読。 人間関係や信頼性というものの難しさを改めて感じた作品。 本を読む側と本を読まれる側の不思議な関係を楽しめた。 栞子さんにもキュンキュンした。
1投稿日: 2018.09.28
powered by ブクログ再読。シリーズは全巻持っているのだが(既読)、これだけ初版本ではない。その頃は、この巻で終わりかなと思っていた。本好きにはたまらない内容だったので、シリーズ化してほしいと思っていた。作者は最初からそのつもりだったのですね。
1投稿日: 2018.09.24
powered by ブクログ他の方のレビューにもあるが、表紙がかなりライトノベルな印象が強く、敬遠していた作品。 ドラマ化された時もスルーしたけど、今回映画化されるとのことなので、やっと読んでみることに。 正直、表紙の印象ばかりに騙されていました。作者さん、ごめんなさい! 各々の思い入れのある古本に隠された謎を解いていく方式は、最近よくある「日常の謎」だけど、本に対する本格的な知識が散りばめられているので、本好きが読むと、限りなく面白い。 「がっつり」と言う内容ではないので、重めの内容の本の合間にコーヒーブレイク的に読める作品。
4投稿日: 2018.09.17
powered by ブクログミィステリーばかりで、ほっこりしたいなーと思い、古本屋で大量購入( ˘͈ ᵕ ˘͈ )ブームもある程度過ぎてたので、安価に入手でき、内容も最高でした⸜(๑⃙⃘'ᵕ'๑⃙⃘)⸝⋆︎*こんな本屋さんあったら入り浸っているなぁと思いながら、読みました。ストーリーや、キャラもとても良かった
1投稿日: 2018.08.21
powered by ブクログ再読。改めて一話一話がいい話。ドラマ化されるのも当然。最終話の一悶着がまた一冊の良い流れとなっていてこの一巻の完成度は素晴らしいが、二次元キャラ過ぎる栞子だけが浮いているのはラノベだから仕方ないのか。
1投稿日: 2018.08.10
powered by ブクログミステリーと聞くと、難しそうだったり、ハードルが高いという印象があるかもしれませんが、読んでみると意外と面白いもの。この本は、ミステリーへの第一歩としてオススメしたい作品です。国語の授業で聞いたことのあるような作家や作品の、意外な逸話も知ることができる作品です。
2投稿日: 2018.07.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一回、読むのに挫折して、再チャレンジな本。 とりあえず、読み終えたようでよかった。 物語は主人公が古本屋に祖母の遺品を持ち込んだことで、古本屋の店主のお嬢さんと知り合いになり、そのお嬢さんから店番を頼まれたことで、ちょっとした事件に遭遇する……という話でした。 その古本屋のお嬢さんというのが、とても洞察力のよい方で、病室にいながら主人公の話を聞くだけで本を手掛かりに事件を解決してしまうというちょっと不思議な推理小説。 人が死んだり……は最後まではしなくて(ちょっと危なかったですけど)、ほっこりしたりほんわかしたりする話が多かったので、これくらいのソフトな推理小説は世の中には必要だと思いました。 それだけにラスト一話の重さが際立つ、とてもいい話の構成だったと思いました。 続きを読むのが楽しみです。
0投稿日: 2018.07.03
powered by ブクログ読みやすくて、面白い。まぁ、ちょっと世間が狭いけど ―― https://bookmeter.com/reviews/30783316
1投稿日: 2018.06.15
powered by ブクログなんとなーくずっと気になっていたんだけど、 ラノベ感溢れる表紙に手が出ずにいた。 なかなか面白くサクサク読めました。 もっと名作の内容に則した話を期待してたけど、 "古書"そのものが鍵になってるライトな謎解きもの、って感じです。 懸念していたラノベ感は篠川さんのキョドり具合だけかな。笑
2投稿日: 2018.04.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
◇目次 ○プロローグ ○第1話:夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店) ○第2話:小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫) ○第3話:ヴィノグラード・クジミン『論理学入門』(青木文庫) ○第4話:太宰治『晩年』(砂子屋書房) ○エピローグ 古書にまつわる短編推理系のお話が大変面白い。古書、書誌情報に関する知識についても勉強になります。
1投稿日: 2018.04.10
powered by ブクログそんなに面白い展開では無い。ラストも強引。基本的に主人公の回想的な語りで物語は進む。古書に魅力がある事はわかった。
1投稿日: 2018.03.15ストーリーは面白いです
古書にまつわる謎をミステリー仕立てに仕上げた作品です。登場人物についてはあまり感情移入できないですが、ストーリーは面白く、古書についての知識量も半端ではない。シリーズ化されているので、もう少し長編も読んでみたいです。
0投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログ古書にまつわる謎をミステリー仕立てに仕上げた作品です。登場人物についてはあまり感情移入できないですが、ストーリーは面白く、古書についての知識量も半端ではない。シリーズ化されているので、もう少し長編も読んでみたいです。
0投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログ古書店の人見知りな店主栞子を偶然見かけ気になっていた大輔。祖母の遺品である夏目漱石全集の鑑定を頼む口実ができたことから始まる物語。内気な栞子が本の事だと生き生きと語りだす描写が微笑ましい。また同時に鋭い推理をする、それにより大輔の祖母の秘密が明らかになる。また、栞子の持つ一冊の古書を巡っての一連の事件と関わる人物により大輔の過去が明らかになる。他にもいろいろな客や関わる人々の生き方や関わりに暖かさを感じる。推理ものになるのかもしれないけれど爽やかな作品。
1投稿日: 2018.02.05
powered by ブクログ謎の提示は、それほど込み入っていない。本というメディアへの憧憬と賛美がメインテーマであって、栞子さんのキャラは、まあそういう設定かあ、ということだろう。北村の「円紫と私」の変形のようにも見える。
0投稿日: 2018.01.20
powered by ブクログなるほど良い作品でした。 クセがなく全体的によくまとまってた印象。 登場人物は(今のところ)魅力的とまでは言えないけれどバランスは非常に良かったと思う。 1話の終り方とか終盤の雰囲気とかは好き。 続きも読む予定。 同じような感じの内容が続くんじゃないかと思うんだけど何かひねってきたりするのかな。 それなりに楽しめればどんな展開でも良いけど。
0投稿日: 2017.12.25
powered by ブクログ大ヒット作。今更読んでみました。お話は面白い。でも、栞子さんというキャラだけが人間ではなくアニメのキャラで浮かんでしまう。ラノベと言われているものは、総じてそんな感じがする。それが悪いというわけではなく、たぶん、今の若い読者さんにはそういうのがしっくりくるんだろうと思います。私はちょっぴり違和感があるかなあ。
1投稿日: 2017.11.30
powered by ブクログ古書好き、鎌倉好きの私にとっては、ツボ♪ 雰囲気、話の進め方、人物、かなり良し。 うん、気に入った!
0投稿日: 2017.10.24
powered by ブクログドラマは観ていた。ドラマから数年たち、やっと読んだ。 面白かった。あらすじを知っていても面白かった。 全体的に漂う古本屋の匂いが、居心地のよさだろうか。
0投稿日: 2017.10.08
powered by ブクログ古本が関わるミステリ小説というのが面白かった。 文章も読みやすかったし、場面も想像しやすくて、すぐに好きになった。 落ち着いて読めて、続きもぜひ読みたくなる。
0投稿日: 2017.10.04
powered by ブクログあらー面白かった。食わず嫌いでした。 古書というジャンルの選択、本好きを刺激する蘊蓄、魅力的なキャラ設定、謎解きの要素、構成力… などなど絶妙な仕上がりです。 読んでよかった。
0投稿日: 2017.09.27
powered by ブクログ再読。各話の扉絵があったことをすっかり忘れていた。続刊を見るとやはり1巻だけ。第2話にて、先を予感させる、まだ遠いけれど不安の黒雲。第3話にて、まだお互いの気持ちを探り合って距離感を図っているところが初々しい。
0投稿日: 2017.09.27
powered by ブクログ話題になっていて、タイトルに惹かれるところがあったので購入してみました。 ライトノベルになるのでしょうか。するする読めました。京極の宴を読んだ後でちょっと落ち込んでいたこともあり、さっと読める作品を探していたのでとてもよかったです。 面白かったです。というか、私は本が大好きですが、何百万円もする本があるということにとても驚きました。骨董品としての価値なのでしょう。 私は本の価値は文章にあって、多少汚れても文章が読めれば大丈夫という感覚なので、こういう感覚もあるのだなと変に感心してしまいました。 題名から想像していたのは、栞子さんが古書堂にいて、そこで起こる事件を書いた作品だと思っていたのですが、最後まで入院していたので、あれ?と思いました。表紙のイメージからそう想像してしまったのかな。 この作品を読んで、教科書に載っているような日本文学作品を読んでみたいと初めて思いました。今までまったく興味がなかったので、今度図書館で借りて読んでみようと思います。読書って楽しいなと再認識しました。
0投稿日: 2017.09.18
powered by ブクログ安楽椅子探偵モノにはまってしまった。 短編集でもあるが、全体でストーリーが動いているので、「謎解きはディナーのあとで」を1冊一気に読んだ時のようなイライラ感がない(名指しですみません)。(ダヴィンチコードのラストのような)不必要な恋愛話も無いため、読後の爽快感が素晴らしい。実在する図書が題材になっているのも良い。 栞子さんのあやういキャラに惚れました←
1投稿日: 2017.09.16
powered by ブクログ「古い本には中身だけではなく本そのものにも物語がある」 この言葉が噛み締められる本でした。続編も早く買って来て読みたい!
0投稿日: 2017.09.08
powered by ブクログTVドラマの功罪はあるが、本書を読了した自分にとって“功”となった。ドラマのアレンジが本内容と程良く離れていたため、北鎌倉の古書店を含めた情景が映像として再現され、登場人物たちは自分の中でドラマとは異なる動きをしてくれた。経済的にもスペース的にも四六判以上の新刊書はなかなか買えず、新刊の文庫本を多く購入してきたが、最近では絶版となった本を古書で入手するということもするようになり、古書に対しこだわりは無いつもりだ。ただ、希少古書を高額で買うなどと言うコレクター趣味はなく、気持ちは五浦に近いのかも知れない。
0投稿日: 2017.09.03
powered by ブクログ読書家の友人が薦めていた一冊。読みやすかったし、単純に面白かった。“本”を軸に物語が展開していくのも新しいアプローチだし、伏線も張ってあるし……。“ミステリー”として読むと、それは物足りないと思うが、“読み物”としては充分に楽しめる。作者の“本”に対する深い愛情も感じる。
3投稿日: 2017.08.28
powered by ブクログ栞子さんの描写がすごく好き。本のことを話すときのぱきぱきした感じも、普段のコミュ障っぽい感じもどっちもいい。安楽椅子探偵もの、てジャンルでいいのかな、続刊も読むの楽しみ。
1投稿日: 2017.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。 【感想】
0投稿日: 2017.08.18
powered by ブクログ主人公が本が読めないにもかかわらず、古本屋で働くことになり、持ち込まれる古書や持ち込んだ人物に関わるエピソードがミステリータッチで描かれる。サスペンス風な場面も盛り込みながら“事件”が解決される。短編集だが、話は大きくつながっていき、一冊でひとまず完結している。本好きの心をくすぐるところがあり、次も読んでみたくなる。
0投稿日: 2017.08.05
powered by ブクログ「主人公の祖母の遺品から夏目漱石のサイン入りの本が見つかり、真偽を確かめに古書店に持ち込む。1冊の本から全てを見抜く知識と能力で、店主は誰も知らなかった秘密に気づく。スカウトされ、主人公はその店で働き始める。2人のもとには次第に【古書にまつわるちょっと変わった依頼】が舞い込むようになり、、、?」 才気と狂気って紙一重なんだなー。と思った本。「たかが◯◯」の為にどこまでできるのか? 「何よりも」「どんな事をしてでも」と思うもの(こと)があって、成し遂げるだけの人並み以上の能力やアイデアがあって、では、それを人の道に外れる方法を使ってでも完遂するのか否か。 積み上がった本で築かれた塀の中、本の事だけを考えて生きていた店主が主人公やまわりの人達の事を考えるようになり、時に悩む。彼女にとって足枷になるのかと思っていたので結末には驚いた。 私は好きな終わり方だけれど、こうなって欲しいと思いながらもちょっぴり、あちらを選ぶんじゃないかな?とも思ってた(笑) 店主の妹さんがまだ高校生なのに完璧超人で、そこは戸惑ったけれど2人とバランスを取るにはこれくらいのキャラクターの方が良かったのかなぁ?私なら1日にこれだけの事はこなせないな(笑) 中には嫌いなキャラクターや許せないキャラクターも居たけれど、主人公と店主の人柄のお陰でひたすら温かくて優しい気持ちになれた本でした。
1投稿日: 2017.07.10
powered by ブクログ超ベストセラーらしいけど、若者向けだろうと勝手に決めつけて敬遠してテレビドラマも観てなかった。 図書館の文庫本棚でたまたま見つけて、いったいどこがそんなに話題になるのか?気になって借りてみた。 さまざまな古書を巡る人間模様と謎解き。 読みやすく書かれているし、小難しそうな古書にも親しみが沸き、なんだか身近なものに感じさせてくれる。 古書店を舞台にした作品といえば、小路幸也氏の「東京バンドワゴン」も思い出す。温かい人間味に触れてみたいならバンドワゴン。古書の独特の匂いを感じたいならビブリア古書堂。と自分で勝手にそうイメージしている(笑)
4投稿日: 2017.06.18
powered by ブクログ旧世代なのでアニメイラストの挿絵は苦手なのだけど、話は面白く、すぐ読めた。 古書の蘊蓄も知ることが出来る。 続巻も読んでみようかな。
1投稿日: 2017.05.06
powered by ブクログシリーズ7巻まで出てるというので面白いのかな〜?と思って読んでみた。 結果、まぁまぁ面白いかな。 面白さとしては私の中では掟上今日子のような感じ。とてつもなく面白い!という訳ではないけど、何となく次の巻も読んでしまう感じ。 一章毎に「本を読めない主人公青年」と「本の虫の古書店主女性」が一緒に謎を解いていく。一章完結の話かと思いきや全て繋がっていたり。 2巻以降どういう展開になっていくのか‥気になるという事は、やっぱり面白いのかな?
0投稿日: 2017.04.12
powered by ブクログビブリア古書堂の女店長、篠川栞子と、 その店員五浦大輔の話。 鎌倉を舞台に、ビブリア古書堂に舞い込む実在の古書から始まる様々な謎を解いていく。 基本的に内向的で、他人との会話がままならない栞子さんが、五浦さんから聞いた話で謎を解決する、安楽椅子探偵ものが多い。 直接関与することもあるけれど。 ※安楽椅子探偵とは、探偵役が事件現場におらず、その事件を見ていないにもかかわらず他人から聞いた要点のみで解決するもの 面白い。 面白いというか、読みやすい。 読みやすいから面白い。 米澤穂信のシリーズのようなジュブナイル感のあるミステリで、謎の部分に小難しい何かがあるわけでもなく、 思い浮かべにくい表現もない。 ストレスなく読み終えて、読了後ほっこりするような本に出会えるというのは素敵な事なのだというのを実感させてくれる一冊。 おススメは、 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』
1投稿日: 2017.04.04面白いと思います
表紙にひかれて読んで見ました。 読みやすい作品だと思います。
0投稿日: 2017.04.01
powered by ブクログ古書、というあまり馴染みのない世界(古本とは違うんだよね)を舞台にした、ちょっとミステリー風味の話が、とても新鮮だった。 栞子、大輔、文香のキャラも面白いくてするする読めるし、いろんな本の新しい側面や、まったく未知の本との出会いがあって楽しい。
0投稿日: 2017.03.28
