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ぼくは明日、昨日のきみとデートする
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
七月隆文/宝島社
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総合評価

916件)
3.7
209
262
251
84
25
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    二回読みたくなる、という本の帯の理由がこんなにも納得できたのは初めてだった。 いろんな伏線がしっかり回収されて何回読んでも発見があり、楽しい まわりの人をもっと大切にしたくなった 特になにもない夜と、泣きたい日にぴったりの本! 泣きたい日はあんまりないけどね!

    0
    投稿日: 2020.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    書店で平積みされたころより気にはなっていた…きっかけはamazon primeで映画を見たため。いわゆる恋愛モノはさほど興味を持たないが、レビューの☆評価が良くSF的設定からの物語の反転もあるらしい。ということで最初に映像化を視聴した。 主演の二人もデビュー当時から注視していた、福士蒼汰は「仮面ライダーフォーゼ」の頃より、小松七奈菜は「渇き」の頃より。主演二人とストーリー、伏線、小道具が見事に絡まり、これはこれは見事なまでに美しく切ない恋愛映画であった。二度見必至とあったが、まさにその通り!不覚にも涙してしまうオジサンがいた。他の読者諸兄と同じ反応であった。 以下映画、原作ともに感じたことをツラツラと書きとどめていこうと思う。以下ネタバレになります。既知であるようですが未読未視聴の方はご注意ください。 美大生のぼくが電車内で見かけた女の子に一目ぼれして声をかける、運命の声を頼りに勇気を振り絞った結果、交際が始まる。このありきたりなプロローグさえ読了後には別の見方があり意味があったと…全編にわたって仕掛けがあり、主演二人のなにげない言葉遣い、表情、涙の意味、そして京都の街並み、全てが完全な調和の中にあり、特殊設定の中のファンタジー然とした物語ながら、若いカップルが相手を思いやる優しさに溢れており、なぜ彼らが結ばれないのだ?なぜ?なぜ?となる。 よくある並行世界、パラレルワールドの世界である。そして二人の時間軸が逆方向であること、自分にとって最初は相手の最後、相手にとっての最初は自分の最後。この中で許された時間40日(映画では30日)を二人が駆け抜ける物語である。完璧なラベルを張り付けた理想の女性を恋人にすることに成功して心弾ませるぼく、しかしながら交際の合間に感じるちょっとした違和感、妙に涙脆い彼女に不安を感じ始めた頃に、主人公ぼくに彼女の秘密、世界観の真実が明かされる。このあたりの小道具の使い方も、原作小説ともに同じ流れであり、演出も計算されつくした非常に緻密なものであった。 俄かには信じ難い真実、しかしながら信じざるをえない小道具、証拠によってぼくの心は揺れる…二人に間に亀裂が走る…そのような状況下でも相手を思いやるぼくの気持ちが、彼女の心情にきづく件になり、禁じられていた深夜の電話のシーン以降、事前情報があるにもかかわらず、そこはリーダビリティ、演出の力であろう。オジサンの涙腺は緩みっぱなしとなっていた。 タイトルがそのままネタバレであるが、読み進めるまでは理解不能であろう、二人が昨日過ごした記憶を共有することは決してない40日(30日)なのである。ぼくから見れば昨日キスした彼女の記憶は、彼女から見れば明日体験する未来。逆光する時間軸の彼女は、離れがたい恋人関係から徐々に関係が薄まり、初めての出会いへと遡っていく。彼女の行動は未来の彼から得た約束に沿っており、二人の関係は互いが5歳の時から始まっている、それぞれが5歳と35歳。それぞれが命を救いあっている、記憶の有無による行動ではなく、超感覚的なもの、魂の呼び合い的なものを読者に信じさせるに足る物語の構成となっている。多くの読者がそれを感じ取ることでヒットにつながったのであろう。 映画から入り原作を読んだが、それぞれの利点が、ややすると理解に苦しむ世界観の設定、小道具などを補いつつ両立していた。主演二人、特に福士蒼汰の心情など文字で腑に落ちる箇所が多く、二人が歩む切ない行為を受けいれた後の、親友からの言葉「おまえ、変わったな」本当に映画の中で変化成長が感じられた。小松奈菜演じる彼女の「すとんと落ちるつややかな髪、身に着けているもののセンス、気配りのできているところ、声、全部に完璧というラベルが貼られている」小松奈菜はまさにこの言葉通りの完璧さであった。メイクや髪形でこうも印象が変わる女優さんだったのか?個性派の女優モデルさんと思っていたが、万人受けする理想的女の子にがっつり心奪われてしまった。 映画と原作では細部に微妙な差異があるが、後から作品化された映画のほうがより繊細に世界観を補填する効果に満ちている。ぼくの最後の日、彼女の最初の日、ぼくが描く彼女のデッサン。美大生という設定を生かし、今日が最初の彼女の緊張を和らげようというぼくの優しさ、そして「鍵のかかった小箱」と同じ効果を、彼女にもたらすこととなる。そして何より朝の6時大学の教室に入ってくる彼女(つまり彼女にとって彼との初対面の朝6時)の緊張とはにかみがないまぜとなった笑顔。これから始まる彼女の40日(30日)を思うと切なさ胸いっぱいだ。二人をつなぐ言葉「すれちがってない~~端と端を結んだ輪になって~~」も、セリフと文字が相乗効果となって胸を打つ。 原作、映画どちらもぼく視点で語られるが、映画のラスト、二人の別れの後に、彼女視点のエピソードが追加されており、二度読みの効果を得ている。初めて結ばれた夜の涙、互いを名前で呼び合う涙、手を繋いだときの涙、交際を申し込まれたときの涙、ぼくの最初の日、彼女の最後の日「また会えるよ」笑顔で別れた後、電車のドアが閉まるとと同時にへたりこんでの号泣。デッサンしながらのぼくの号泣と、40日(30日)を隔てての二人が互いを思う気持ちが痛いほどに感じられた。ラストの彼女の独白「彼ののとに、辿り着いた。」冒頭のシーンがフラッシュバックする、「人目惚れをした。」ぼくの独白、魂は呼び合ったようだ、すれちがっていない、確かにそのようだ。彼女は物理的にもこの電車に乗ることは必至であり、距離的にも辿り着いたのだが、同時に40日(30日)前のぼくの心情にも辿り着いたのだ。さりげなさを装うような彼女の笑顔、忘れられない笑顔だった。 総じて結ばれない二人の切ない恋物語であるが、優しさ溢れる心温まる物語であった。この世界観での恋物語の創作を成し遂げた作者を、称賛するに異論はないだろう。また京都、あぁ…京都に強く惹かれる!二人が歩んだ土地を聖地巡礼してみたい!原作、映画セットでの鑑賞を強くお勧めする、この手のジャンルでは個人的に稀有なことであるが合わせ技の☆満点評価である。

    2
    投稿日: 2020.03.25
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    彼女の秘密を知ってから、切なさが加速していった。 最初から読み返したくなる気持ちはすごーくよくわかる。あの時のあの行動はそういうことか、的な。 大切な人をもっと大切にしなくちゃと、そう思わせてくれた一冊。

    0
    投稿日: 2020.03.14
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    彼と彼女の恋愛模様はすごくいい…んだけど、読むにつれ時間軸がこんがらがってしまい、ん?って感じになってしまった。 思ったより、展開が早めに来たのも少し残念でした…。もう少し、楽しみたかったなぁって感じです。

    1
    投稿日: 2020.03.13
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    2年ぶりに再読しました。ストリーが分かっていても心を持っていかれます。ストリートが分かっているせいか、中盤以降少しまったり感が有るかなぁ

    0
    投稿日: 2020.03.01
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    読み終わって、本閉じて、 10分くらい声を上げて大号泣した。 大人の静かな恋愛模様。 真実がわかった時に胸が痛くて 不安と恐怖さえも感じる程、綺麗なストーリー。 大好きな作品のひとつに。 映画公開前に読めて大満足。

    0
    投稿日: 2020.02.20
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    パラレルワールドをベースにしたせつないティーンエイジイノセンス。 こういうの好き。 こういうの好きだからいつまで経っても大人になれないんだろうなぁ。。。 大人になれなかった。。 よかった。

    0
    投稿日: 2020.02.09
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    ぼくにとってははじめてのこと、君にとっては最後になる。 涙もろい愛美のことがここで理解できる。 このくだりで、じーんとくるんだなー。謝る高寿、素敵じゃないか。 そこから先には、ページをめくれば、めくるほど切なくなっていく。 次は、二度目だ。二回目に読んだときの感じ方と、初めて読んだときの感じ方は全く違う。所々に愛美が見せる切ないしぐさが、あぁ、そうだったのかと、今度は初っぱなから切なさ大全開になるのだ。

    0
    投稿日: 2020.01.11
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    好きな小説は?と聞かれて真っ先に答えるのがこの本。 ややSFで好き嫌い分かれもしますが、私は本当に大好きです。 2014年に読んで以来本当に何度も何度も読み返して、描写や映画化の際に出てきた京都の各所を巡るほどのめり込んだ小説。 絶対に2回読んでほしい本です。

    0
    投稿日: 2020.01.02
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    桜が舞い散る公園で読み終えて泣きました。 京都の描写も素晴らしい。 ただ、これに感動して他の著作読んだら好みではなかった...

    0
    投稿日: 2019.12.20
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    作品の冒頭がクライマックス。初めて読んだ際には、まさかここがそんな重要な場面だとは気づくこともありませんでした。一つの場面でもその意味するところを知っているか知らないかでは、全く別物になるということを実感させられました。また、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」この書名、確かに作品の内容を的確に言い表しているとは思いますが、人によっては、あまりに軽くあまりに軟派な印象を受け、手に取ることすら躊躇してしまうのではないかとも思いました。 この本では、かなり大胆なSFの設定を用いています。これには驚きました。でもさらに驚くことはその大胆な設定を前面に押し出すことなく、あくまでその設定はただの舞台であって、その上でごく普通の日常にある恋愛物語を淡々と描くことに徹しているところだと思います。その結果、空前の切なさを感じる作品になりました。全ての想い出が共有できたその時にはもう恋人同士としては二度と会えなくなる。こんな切なすぎる設定ありえないです。よくも考えたものだと思います。 実のところ映画を先に観ました。観終わった後、あまりの切なさに耐えきれなくなり、すぐに見返して、さらにこの本も手にしました。 二人の想いを考えれば考えるほどに究極の切なさを味わえる作品です。 本を読んでみて、私的には映画の方がより洗練されていて二人の30日(本では40日)の二度と訪れることのない愛おしくかけがえのない日々を身近にリアルに感じられると思いました。一方で本の方はどちらかと言うと原石のような素朴で落ち着いた輝きを発しているように思います。こちらはこちらでとても好きです。 ネタバレしても何度も楽しめる。良い作品に出会えました。

    60
    投稿日: 2019.12.02
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    ラジオで紹介されていたので名古屋から博多に行く新幹線の中で読んだ(広島辺りで読み終えました)。初々しい恋愛の小説でありながら別れが前物語なので切なさも味わえました。 主人公が彼女のことを想い「今までのように自分だけの「よかった」で終わらず、彼女と分かち合いたいと自然に望んでいる。」(p.64)辺りの描写が好きでした。

    1
    投稿日: 2019.11.30
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    図書館で出会ってつい、借りたにもかかわらず、館内で読破してしまいました。それくらい読みやすい文章で、読者を引きつける作品なのだと思います。

    1
    投稿日: 2019.11.27
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    ん?え??あれ??んん??あーーーー… みたいな感じだったかな…(笑) 最初はしばらく理解出来なくて、こんがらがったけど、納得は出来てもなんだか。 "あーそうだったんだー"ってゆう感想かな。

    14
    投稿日: 2019.11.27
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    ヤバい、この手のファンタジーでひさしぶりに泣いた。舞台となる宝ヶ池公園は本で読む以上にとても良いところでした。

    0
    投稿日: 2019.11.24
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    久々に恋愛もの。おおお、異世界というか、ファンタジー設定で、もだえた。SFっぽい。思わず二度読みして泣きそうになる。一冊で二度おいしい本。 彼女は、この物語を成り立たせるために、がんばって演技をしてくれていたんだなあと思ったら、なんて健気な、と思った。あとは、同じ世界で同じ時間を過ごせることの幸運さも感じた。 これはSF設定ならではなんだろう。今の自分の身が、なにかすごくラッキーなことのように感じさせてくれる。 好きな人と同じ時代を、同じ時間を過ごせていること。同じ時空に存在していること。当たり前だけど、なんてラッキーなんだろう。好きだと言おう。一緒の時間を楽しもう。なんて、そんな気持ちがふわふわとふくらんでしまう、とっても甘いストーリーでした。 恋愛っていいなあ、恋愛したいなあと思える本。好きな人がいてくれる日常こそ、幸せなのですね。

    2
    投稿日: 2019.11.04
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    うーん…設定はいいんだけど文章が高校生みたい。 まあライトノベルだから仕方ないのかな… 特に序盤の会話文がなんか引っかかるというか… 自分がライトノベルに向いてないだけなんでしょうね。

    0
    投稿日: 2019.10.29
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    何も特別なことをしなくても、ただ、愛する人と同じ時間を過ごしていることが幸せなことなんだなと、二人を見ていて思った。

    1
    投稿日: 2019.10.21
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    40日間。 ぼくがきみに会える許された時間。 別れることが決まった物語の中で、 ぼくはきみに最後の言葉、何を添えるのか? 確実に 過ぎゆく時の 思い出に 心かさねて 残る刹那よ 読了後の一句です。

    8
    投稿日: 2019.09.24
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    読書メーターで泣けると話題だったので購入して読んでみた。 最初は普通の恋愛小説だが、後々分かったらもう一度読み返したくなる。まさしく、これが運命。 私もこんな恋愛がしてみたい!

    0
    投稿日: 2019.09.23
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    私はこういうSFっぽい小説って合わないんだな。SF的空想とオタク青年の妄想が一緒になってできた感じ。「……ですなぁ」とか言うカノジョってどうなの?

    1
    投稿日: 2019.09.01
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    声が出そうになるくらいとにかく泣いた 彼女の気持ちを思うと耐えられないくらい胸が締め付けられて涙が溢れた 読んだ小説の中で1番涙したし読みやすかった

    0
    投稿日: 2019.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題名からお察しの展開だけど、何回も読み返してしまう。 時間軸が違う2人、決められた期間しか会えない、思い出の共有ができない、でも好きなもの同士。 これだけ好きで、命の恩人でってもはや運命の相手って思いました。

    0
    投稿日: 2019.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトル含め、割とよく似たプロットの話が他の作家さんにあったはず… タイトルで全てオチているのと、文体が非常に軽い

    0
    投稿日: 2019.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレあります!!! タイトル通りの内容だった。 冒頭、主人公が女の子に一目惚れをし、バスを途中で降りてまで追いかけ告白する。 その時点で、自分自身夜道で声を掛けられたことがあり、とても怖い思いをしたので、こういう男の身勝手な行動に気分を悪くしいったん本を閉じた。 数日後、もう一度読んでみようと再度挑戦。 女の子が初対面の男に抱きついたところで「ありえない。なんて軽い恋愛小説だろう」と思った。 文字数は少なく、改行が多くて読みやすい。それだけでただの暇つぶしとして読んでいたが、中盤以降話が進み、後半は電車の中で泣きながら読んだ(怪しい)。 本当に好きな人がいると、この物語の切なさがより分かる。わたしは女なので福寿さんの方に感情移入した。 「ここがピークなんだね。わたし、これから少しづつあなたの過去に戻っていって、あなたと恋人じゃなくなっていくんだね」 辛すぎるわ。 旦那と自分に置き換えてみたけど、辛い。無理。 むり……

    0
    投稿日: 2019.07.17
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    不思議。こんな話、過去に誰か考えたことありそうだし、設定に無理がありそうだとどこかで思いながらも引き込まれてしまった。 また原作を先に読んで映画を観ると、映画に失望することが多いが、この話は原作を先に読んで泣き、その後で映画を観て泣くことができた。 重い話ではないし、軽く読める。

    3
    投稿日: 2019.07.11
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    甘々なのに、切ないラスト。 すらすらーと読めて、簡単に読みたい時は最適。 期間の短さがあるからこそ、これだけ真剣に向き合えるんだろうな。 彼女の賢さがなければ、誰でも成り立つストーリーではないと思う。彼女は将来なんの職業についたのかな?

    0
    投稿日: 2019.07.01
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    学生同士の恋愛。初めての恋愛で純粋な感じが凄く良かったです。後半は彼女の秘密によって切ない展開に・・・。さらっと読めて恋愛したくなる本でした。

    0
    投稿日: 2019.06.24
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    予想を上回る「甘く」「せつない」ストーリー。ぎこちなく、一生懸命に付き合い始めた彼女と過ごしていくようすがいい。 裏の紹介にある「彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる」の通りで、その秘密にはびっくり。

    0
    投稿日: 2019.06.22
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    ややこしいけど 胸がキュンキュンする 還暦前のおじさんなのに いいなぁって 青春時代の恋に憧れて 女の子を好きになって デートしてドキドキして 今はくすんでしまったハート♥️が 少しだけ 洗われたかな。 運命的な出会いに憧れるなんて 僕も女子的だなぁ 改めて思った。

    0
    投稿日: 2019.06.20
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    映画が大大大好きなので原作を。ほぼまんまなので何度も見ているせいか映画をなぞっただけな感じになってしまった。 お話は大好きなので先に本の方が楽しめそう。

    0
    投稿日: 2019.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    原作を読んでから映画も観ました! パラレルワールド的な設定はありふれていますが、この本はその「ありふれた設定」とは一線を画していて、ここまで切ない恋愛ものは無いんじゃないかと思います。 小説も大好きなのですが、えみ目線での物語が描かれている映画の方がわかりやすいかもしれないです。好きすぎてDVDを買って繰り返し観ていますが、何度観ても、手を繋いでえみが泣き出すシーンとか出会いのシーンの駅でのやりとりとか、同じところで号泣してしまいます…(DVDのことはブクログでするお話じゃないかとは思いますが汗) 私にとっては人生史に残る大切な一冊です!!

    0
    投稿日: 2019.06.16
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    プロローグでちょっといぶかしく思い、翌日のシーンでもしや?と思い、その後答え合わせのようにひとつひとつを読み進めていくしかなくなったので、変に勘がよかったことを残念に思いながらの読み初めでした。でもそれが最後に説明されて、ああ!となるのではなく、ちゃんと彼が事情を理解してからの日々の積み重ねがとても良かったので、二人の行動の一つ一つが本当に愛おしかったです。それなりに年齢を重ねたせいか泣ける話とはなりませんでしたが、たまにはこういう話も悪くないです。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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     小説を読んでぼろくそに泣いてたら映画化発表された本。友人に勧めて貸したら友人も泣いた本。こういうどうしようもない物語ってやっぱりいいなって、好きだなって、改めて感じさせてくれた本。

    0
    投稿日: 2019.06.13
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    映画を観てから、原作を読みたくなって読んだ。 ところどころスチュエーションが違うところがあるが、 なんだか映画の未公開部分を観た様な気がした。 愛美の言葉づかいがすごく可愛い!

    5
    投稿日: 2019.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わって思ったこと。ただただ切ない。自分にとって初めてだったことが相手にとっては最後のことであって、そのことを思うと心が苦しくなった。読み返してみると改めて切ない表情になってしまった。 あらすじは題名といくつかの伏線からしてすぐわかったが、その上で飽きずに読むことができた。 心情もよく表現されていて、感情移入する気もしたし、情景もかなり浮かんだので、読んでいて楽しかった。 いつかこれだけ愛し合える誰かに会えるのかな、会えるといいな。同じ時間を大切な人と共有したいなと思える一冊だった。

    0
    投稿日: 2019.06.03
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    ネタバレ前までは、純粋な恋愛小説としてわくわくときめきながら読んだ。京都のお店の雰囲気、大学生が高いなって思う金銭感覚、美味しいものを食べた時のテンションの上がりっぷりとか、いい。 ネタバレ後は、タイムパラドックス&パラレルワールドの仕組みを考えすぎちゃって、物語にいまひとつ集中できなかった。

    0
    投稿日: 2019.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み進めていくとどんどん切なくなるラブストーリー。 感動モノです。 説明 内容紹介 京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。 高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。 気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて──。 「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」 奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。 彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。 内容(「BOOK」データベースより) 京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて―。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。 

    5
    投稿日: 2019.05.28
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    梶尾真治「時尼に関する覚え書」を読んで、類似性に衝撃を受け、パクリなんじゃないかと思って梶尾真治に対するオマージュ的表現がないかと探しながら再読。結果、それとわかるものは全くなかったけど、改めて恋愛ものとしての作者の表現力のすごさに感服しました。原案はパクリであるにしろ、それをここまで魅力あるものに昇華させたのは作者の力に他ならないので、もう自分の中の “パクリ作品でブレイクしやがった不届きもの” というイメージはなくなりました。それでも何かしらのオマージュの表明は欲しかったですけどね。 …これを読んでる途中にたまたま読んだ とりみき「カットバック」(クレープを二度食えばに収録)も同様のものだったので、あるいはこのジャンルではオマージュうんぬんを言う必要のない普遍的なものになっているのかもしれません。

    0
    投稿日: 2019.05.02
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    タイトルで大枠はわかるけど、それをわかって読んでもリアルに考えるとなるほどねぇという本。近場京都が舞台なのもよかった。

    0
    投稿日: 2019.04.20
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    「きみ」 一目惚れをしたきみに。 余程手馴れた人以外、こんな行動をするのに勇気が出ないなんて普通の事だろうし一つ一つの事に相手の想いも気にするのは当たり前だろうな。 「箱」 彼女が隠していた秘密。 簡単には信じられないだろうし意味の分からない冗談に聞こえるが、時間の流れが逆というのは頭で理解するにも中々にややこしい話だな。 「僕は明日、昨日のきみとデートする」 全てが記された通りに進む。 彼にとってはマニュアル通りの接し方になるだろうが、彼女にとっては最初で最後でありどんどん幸せから離れていく苦しいマニュアルだったのだな。

    0
    投稿日: 2019.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読む前は全く意味が分からなかったけど、 本当に タイトルのまんま、の話でした笑 それ以上のひねりはあまりないです。 設定は斬新だと思いますが、映画化されるほどなのかなぁ…と思ってしまったり。。。 二人の幸せな時間はとても短いものだったと思うけど、 ものすご〜〜くラブラブなお二人で、読んでいて羨ましかったです。笑

    0
    投稿日: 2019.03.09
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    心温まる恋愛物語かと思っていたら、いい意味で予想を裏切られた。彼女のヒミツがせつなくて、あたたかくて、一度読んだらまた読み返したくなる物語。

    0
    投稿日: 2019.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    舞台は京都。地名や駅名等はそのまま実名が使われており、頭の中で常にシーンを想像しながら楽しく読み進めることができた。 パラレルワールドの時間の流れは、現実世界のそれとは真逆であるため、主人公にとっては最初の出来事だとしても、愛美にとっては最後の出来事になる、という設定。 中々難しく、すぐにはイメージできなかった。 お互い自分が小さい頃、事故に合いそうになった時に、大きくなった相手に自分の人生を助けてもらった経験あり。 時間の流れと、それに対するそれぞれの想いが複雑に絡み合い、すぐには想像することができなかったが、最初から最後までストーリーとして一貫性があり、もう一度読んでみる価値は大いにあると感じた。

    0
    投稿日: 2019.02.15
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    最近読んだ恋愛小説の中で一番キュンキュンしました。 オチを理解するまでに時間がかかりますが...。 読んで良かったです。

    0
    投稿日: 2019.02.01
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    泣ける本が読みたくて購読しましたが、帯に騙されましたね。全く泣けない。映画化もされた作品なので、期待値が高かったのですが、残念です。 会話ばかりで、地の文も主人公の語り(一人称)で進むので、サクッと読めてしまいます。小説を読んだというより、男子学生の日記を覗き見た、という感じ。 物足りなさにがっかりしたので星1です。

    1
    投稿日: 2019.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公が一目ぼれした女性は時間の流れが逆に流れる世界の住人だった。限られた時間しかない二人、すれ違っていく時間。彼らの初めて出会ったシーンが印象的。

    0
    投稿日: 2019.01.17
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    【要約】 勇気を出して声をかけた美少女にはある秘密が。 大学生の甘酸っぱい恋を描いたファンタジー系恋愛小説。 【感想】 ストーリーの展開やボリューム的にも手軽に読めて楽しめる恋愛小説です。個人的には叡山電鉄などが懐かしく、入り込みやすかったです。

    0
    投稿日: 2019.01.06
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    映画を観てから原作を読みました。とても切ないお話だけど私は好きです! タイトルからはどんな内容なのか想像出来なかったけど、話を読み進めて、種明かしをされると、なるほど!そういうことかと納得。 人生のほんの僅かな時間しか一緒にいられなかった2人の純愛に涙、涙でした。

    2
    投稿日: 2019.01.06
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    映画を見たあとにDVDを購入。待ちきれなくて本を手にとりました。どちらの主人公の目線でも感じられるものがありました。

    0
    投稿日: 2018.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルから彼女は別次元の人だとは予想していたけど、お互いに子供時代からほど深い繋がりになるは思ってはいなかった。片方の初めてが片方の最後になってしまうという関係のなんと切ないことか。二人の始まりと別れのシーンがどちらも印象的。悲しくてきれいな終わり方。

    2
    投稿日: 2018.12.23
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    映画を見ていたので、映画の映像を目に浮かべながら読んだ。映画も特段面白かったという印象はなくて、小説もさらさら読み進められたが特段面白いという感じではなかった…。 ただ、小松菜奈が浮かんでしまう愛美の、出会いの日が別れの日になるという情景は切なかった。

    0
    投稿日: 2018.11.28
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    個人的点数 70点 一目惚れした女の子と付き合うことになったけど、実は隠された真実があって最終的には... そんな感じの話し。 最初時系列がよく分からなくて混乱した。 2時間くらいで一気に読めた。 評判よりは微妙かな 2018.11.23 読了

    0
    投稿日: 2018.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    切なさしか残らなかった。後半、彼女の秘密が明らかになってからというもの、ページが非常に重くなっていき、読み続けることが非常に辛くなっていった。もう最後は「どうしてこんな設定思いついたんだよ」という、やりきれない思いが作者に向かったりもした。感動した作品ではあるものの、もうこの手の話は勘弁してほしい。人生においてこの辛さは二度と味わいたくないやつだ。

    4
    投稿日: 2018.11.22
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    泣ける話ではあったけれど、せっかく話に入り込んだところに、え?どういう仕組み?と冷静に設定確認をしてしまう自分がいて残念でした。

    0
    投稿日: 2018.11.20
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    タイトルでなんとなく大筋が読めてしまった 仕組みを理解して展開を先読みしてしまうと面白さ半減になるので、何も考えずぽんぽん読み進めていった方が絶対いい 紛れもない純愛小説です

    2
    投稿日: 2018.11.09
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    京都の美大に通う主人公の南山高寿は、高嶺の花に見える福寿愛美に声をかけ付き合い始めます。気配りが上手で、なぜかこれから起こることがわかる彼女。そして、寂しがりやで時に泣いている彼女。甘く切ない物語に涙します。

    6
    投稿日: 2018.11.04
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     タイトルからして内容はなんとなく想像がついてしまうし、ところどころに出てくる伏線があまりに露骨すぎるから伏線にもなっていないような。それでも話を読み進めていけば物語の展開に意外性はあった。読みやすい、半ばライトノベルような感じの本。

    0
    投稿日: 2018.10.22
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    京都の美大に通う高寿が電車の中で一目惚れして付き合うようになった、高嶺の花的で完璧を目指しながらも可愛らしい愛美の大きな秘密。タイトルがタイトルだから驚きはなかったけれど、甘ったるくなあなあに終わらない高潔な悲しさと幸せで、しんみりと切なくなった。極シンプルに展開するからちょっとだけ物足りない。

    0
    投稿日: 2018.10.14
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    面白くて一気読みしてしまった。 こういう、時空を超える話は突飛もないようでなぜか引き込まれてしまうものがある。 今年読んだ本で最も切ない話だったんじゃないだろうか。

    0
    投稿日: 2018.10.14
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    時間の流れが反対の2人の出会い。華やいだ気持ちがあっただけに、ラストに向かうのが切なくなった。 でも、お互いに大事に思いあう心が素敵だなぁと思えたストーリーでした。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的に文体や表現があまり得意ではなく、最初は読みづらかった。けれど、最後まで読み終えたときには涙が流れていた。どんな人でも、どんな時代でも、どんな世界でも、愛しい人ともう二度と会えないのはあまりにも切ない。その切なさを強く感じさせてくれる作品だった。

    0
    投稿日: 2018.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一見ファンタジーに見えて、でも結局「別れが約束されている恋愛ストーリー」という視点で見ればありきたりであり特別目新しいものはない。文章も文学の薫りがまったくしない。さらさら読めるし描写も最小限で、日ごろあまり小説を読まない方にはお勧め。

    0
    投稿日: 2018.10.07
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    映画化もされた大ヒット作品。タイトルの意味を知ったとき、とても切なかった。他の作品を読むきっかけにもなった1冊。

    0
    投稿日: 2018.10.01
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    何しろタイトルが魅力的! 内容には少し無理?というところも あったような。。 でも好きです、このお話。

    0
    投稿日: 2018.09.24
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    ただの恋愛小説かと思っていたが実際読んでみると涙なしでは読めない本だった。 一回だけじゃなくて何回も読んでみたくなる作品だった。

    0
    投稿日: 2018.09.08
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    最初のあたりは、こっ恥ずかしい流れで ああっ、おっちゃんも昔そんなことがあったっけ、 なにこの本、悶え羞恥プレイの話を読まねばイカンのか と恥ずかしさに頬染めて我慢して読んでました。 しかしネタが分かって、なるほどと納得。 すげー強引だけど、そういうことならこの羞恥プレイあり。 なんちゅー悲しい話なんだと悶々としてしまったワイ。 ラストのあたりでは、じわりときて、 昔むかしの青春時代を思い出してしまった。 イイ話でおすすめでございます。

    0
    投稿日: 2018.09.02
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    俺、これ何でもっと早くに読んでなかったんだろう(^ ^; もの凄く好きな感じの一冊(^ ^ あまりに売れた本は、ひねくれて読まない 私の性格が災いしてか、未読のままであった。 いや、素直に感動...というか、切ない気持ちに(^ ^; 帯にもあったが、電車でなければ号泣もの(^ ^; 事情が分かってから、最初の方を読み返したりすると それはそれはもう滂沱の涙(^ ^; 読みやすい文章で、ほとんど一気読みしてしまったが、 途中から読み進むのが切なくてもったいなくて(^ ^; 敢えてちょっと休憩を挟んだりして、 なるべく読了を先延ばししてしまった(^ ^; これはきっと読み返す(^ ^; しかも、近いうちに(^ ^;

    2
    投稿日: 2018.08.31
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    1.5時間ほどで読破。帯にある通り,電車で読むと涙を堪えることになるためおすすめしません。笑 新しい形の恋愛小説。南山高寿が一目惚れした福寿愛美は,完璧と呼んでも遜色ない雰囲気を持ち,事あるたびに高寿を惚れさせていたが,そのラベルの内側に秘められた想いと献身が何とも切なかった。 お互いの流れる時間が逆に進む。 相手にとっての最初が,自分にとっては最後。 最初の告白が,さよならの言葉。 そんな耐え難い運命を受け入れて愛し合う二人が,美しく,愛おしい。 何回も読みたくなる作品。

    3
    投稿日: 2018.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    素敵な文章でした。 ちょっとSFの登場が唐突すぎてあれれれ?となったとこもあったけれど、(というかトリックの整合性ばっかり気になった)こういう混じり気のない綺麗な恋愛モノの世界観は好きです。胸焼けしない恥ずかしさ。ギャルゲーとかでありそう

    1
    投稿日: 2018.08.17
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    面白かった。そして切なかった。どちらの立場でも辛いけれど、彼女の立場の方がなお辛いと思った。付き合って二人で経験してきた歴史を知らないなんて。「初めて」がイコール「最後」だなんて。 人生は誰しも終わりがあって辛いけれど、終わりがあるとわかっているからこそ未来を充実した幸せなものにできるよう自分の行動次第で変えられることは幸せなことだと思った。 時間軸のズレを考えるといまだによくわからない部分も正直あるが、面白かった! そして付き合いはじめの甘酸っぱい感じがかゆい!あんな時期もあったなーと遠くを見つめてしまった。(笑)

    0
    投稿日: 2018.08.12
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    図書館で。 これ、仕掛けがまんま梶尾真治さんの「時尼に関する覚書」じゃないか?と思いながら一応最後までは読みましたが…という感じ。百歩譲って作者は知らなかったとしても出版側で指摘する人は居なかったのかなぁ? 個人的に梶尾さんの作品が物凄い好きな作品なので正直劣化コピーとしか思えなかった。この作品が好きな人には申し訳ないですが。

    0
    投稿日: 2018.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

     映画の予告編が好きだったので、映画は結局見なかったのですが小説を買って読みました。  ネタバレも何も、実はヒロインに隠された秘密はタイトル通りのことでしたよってことだったのですが、それでも読んでいる最中はタイトルのことも忘れて、彼女の秘密にドキドキしました。ヒロインの性格とか確かに愛らしくて、それでいてただ惚気ているようなものではなかったので、心穏やかに読めた気がします。

    0
    投稿日: 2018.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何の根拠もなく記憶が一日しかもたない系の恋人の話と思ってたけど違った。いまは20歳どうしだけどお互いに5年ずつ逆行してって何故ループすることになるのか仕組みが良く分からずそんなのばっか気になって話が頭に入ってこなかった;;

    0
    投稿日: 2018.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんとなく恥ずかしいところも多かったけど、初めての恋愛ってこんなものだったのかな? どうがんばってもハッピーエンドとはならない時間軸でお互い生きてるけど、短い時間の中で幸せならそれはそれでいいのかもしれない。 時間が逆に進んでいくっていうのがちょくちょく混乱。男の子の初めましてが、女の子のさよならの日で、男の子のさよならの日が、女の子からしたら初めましてで…。 すでに付き合ってしばらく経ってるってとき、女の子は出会いたてって、なんかいけない気が…。 男の子は、全て知ってる女の子のお陰で違和感なく過ごせてるけど、女の子はそこまでして好きだった…んだろうなあ。 女の子側から見た世界はどうだったんだろう。

    3
    投稿日: 2018.07.12
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    京都が舞台のお話なので、想像する風景が全て素敵で読んでいてとても良かった。少し内容を知っていた状態で読んだけど、2人の初々しい感じ少しドキドキしながら読めたし、結末が分かっていても楽しいものは楽しい。

    2
    投稿日: 2018.07.10
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    個人的大ハズレ。 秘密を知っても最初から読み返したくなりませんでした、まる。 読んでて、あざとさが感じられるというか…。

    0
    投稿日: 2018.07.09
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    2018/07/03読了 久々に充実した読書体験をしました。 こういう本、長らく読めていなかったからか 一周まわって新鮮というか。 素敵な本でした。いきなり「!?」というSFが絡まってきたときはどうしようかと思ったけれど、ある程度読んだら読み返したくなってしまう。一粒で二度おいしいというか、二度心が締め付けられるというか。 交差してく二人の短い日々。ちょうど中間点で最高の「恋人」となった状態からどちらも辛くなっていくなんて。 しっかり理解したらその辛さが獰猛に襲ってくる。 うまいこと感想が描けないけれど、前情報なしのまっさらな気持ちで読み進めていくと こんなにも切ないなんて。 これこそ、どうしようもない時間の流れなのだから よくあるのではなく本当に「切ない」って感想が最も合うと思う。 そういうわけで、素敵なストーリーでした。 こんなにピッタリなタイトルと、あと表紙もなかなかないな。

    2
    投稿日: 2018.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時間軸が逆転したパラレルワールド。途中で大体展開の想像がついてしまったけれど、最後まで一気に読みきってしまった。さらっとスキマ時間に読むにはちょうどいいボリューム。

    0
    投稿日: 2018.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後に奇跡が起きてほしいと願いながら読みましたがそんな甘くはなかったですね。 予感はありましたが、どうしようもない別れです。未来で会えても過去の君。 これから会うとしも過去の自分。未来の自分はさらなる未来できみに会うことはない。 歯がゆいです。もう調整なんかぶち壊してほしい。

    0
    投稿日: 2018.06.25
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    頭が混乱するが、正しく理解すると、まさにタイトル通りだった。こんなネタバレオッケーな本も珍しい? 全てを理解した上で、好きな人に接することができるのはやはり純愛がなせる技か。

    1
    投稿日: 2018.06.24
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    京都が舞台の恋愛小説。 主人公は大学生の南山隆寿。ある日、通学途中の電車の中で出会った女性に一目惚れしてしまうお話。

    0
    投稿日: 2018.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美大に通う僕が電車で一目ぼれした女の子。彼女から明かされる秘密ー。 過去や未来の人間との恋ってよくある設定だけど、時間の流れが逆の人間と恋ってのはちょっと意外な設定。設定について考えると色々突っ込みどころはあるけど 切ねぇ… ほんと切ねぇ 彼にとっての出会いの日が彼女にとっては恋人との最後の日だとか。毎日会いたがっていたのもたった40日しかない日々を惜しんでたんだとか。確かに読み終わった後読み返したくなる。 映画化もされていて見てみました。 Back Numberが主題歌とか泣くの必至やーん。 原作と違って高寿にとっての初日「また会える?」の後に愛美が泣くシーンとは別に、5歳の愛美のシーンを挟んでまた高寿が愛美に会う初日のシーンが描かれるのは、高寿の世界の人間として愛美が「彼のもとに、辿り着いた」描写なんじゃないかって意見を見かけたんだけど、それも素敵な想像ですよね。

    0
    投稿日: 2018.06.03
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    映画化もしてるし、面白いのかなと。 読んでみたら何かラノベっぽい…と思ったら本当にラノベ作家さんでもあるんですね。 自分の好みではなかったので、さっさと読んじゃいたくて、私にしてはハイペースで読みました。 秘密が明かされた時もSFチックで「はぁ…」という感じ。 だからと言って全くつまらなかったわけではないです。切ない、二人の気持ちを思うとすごく切ない!ありがちな設定なのにこんなに胸が苦しくなるなんて…と感心してしまいました。

    0
    投稿日: 2018.05.12
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    ときめきに溢れてる。 引っ越ししてから初めて行った図書館。小説は一冊借りたいなあと思ってうろうろしてた時、聞いたことのある題名と表紙の凛とした感じに惹かれて手に取った。 この本、とても好き。 自分が好きな物語を思い出してみると、タイムパラドックス的な話が多い傾向にある。時間を題材にした本に素敵なものが多いのか、単に私がタイムパラドックスが好きなのか、はわからない。 けど、この本とても好き.....! 適度な文の長さとテンポと描写表現とで、物語の中に入り込んで一気に読んでしまった。初読で7回は泣きそうになった。 ときめきの心、愛する人への切ない思い、お互いに歩み寄ろうとする気持ち、そのどれもが丁寧に描かれていて、この本の描写がとても好きだなあと感じた。 これは手元に置きたい本....! いつか買おう。

    0
    投稿日: 2018.05.11
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    分かりやすい展開。早々にネタバレとかは関係ないんでしょうね、そこじゃ無く純粋に2人の姿を楽しみました。映画は未観。

    0
    投稿日: 2018.05.08
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    なぜだか読んでて心が洗われるような気がした。ドブ川みたいによごれているの余計に。 後半、頭の悪い僕は混乱した。

    0
    投稿日: 2018.04.07
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    読み始めは大学生2人の初々しい綺麗な恋愛小説なのかなぁと思っていたけど、話が進む程深く、少し困惑してしまうような展開。だから何度も読みたくなります。また、綺麗な描写が、冒頭の2人の初々しさを更に引き立てていると思います。

    0
    投稿日: 2018.04.03
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    前半はなんとも初々しい恋愛小説。昔を思い出し心踊る場面もしばしばありました。青春の甘い甘いお話。 後半から理解が難しい展開でした。発想としては素晴らしいのですが、なかなか理解は難しい。私だけかもしれませんが。隣の世界から来た。時間を逆に過ごしている。 ひとときの恋のいとをかしさ感じながらなんとなく消化しきれないものが心に残った作品でした。 いつか読み返したとき理解できるのだろうか? いや、いまの理解しきれない状況での感情が著者の狙いなのだろうか? 奥深い作品のような気がします。

    1
    投稿日: 2018.03.19
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    前半は大学生の2人が出会って付き合い始め、デートを重ねるという話展開で、初々しいところがほっこりする。 後半から話が展開していくのだが、時間の行き来がなかなか理解するのに難しかった。 総じて淡々と話が進んでいくため、さらっと読めるが、深い内容が好きな人には物足りなさを感じるかもしれない。

    0
    投稿日: 2018.03.18
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    映画を見てから読んだけど、なかなかしっかり書けてた。SFの時間物ってたくさん読んできたけど、このアイデアは新鮮だった。うまく出来てる話だった。丹羽橋から伏見桃山辺りの描写もいいなあ~

    0
    投稿日: 2018.03.18
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    最初は比較的淡々と物語が進み、テンポ感自体は最後までそのままで、二人の距離感や温度感だけが、ある一点から急激に変わる。だからこそ二人の間に生じていた「ズレ」にも物語の世界観自体は振り回されていないというか、シンプルな文体がら高い技量を感じる。辻褄を合わせる必要があるにも関わらず、あまり説明的になっていないのが良い。自然に主人公の心の動きや現状を理解できて共感していける。哀しいはずなのに幸福な、温かい読後感があり、映画のほうは観ていないけれど映画化されたのは納得出来る。

    0
    投稿日: 2018.03.18
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    多少わかりにくいけど、ハッとする。 読後のなんともいえない印象。 でもいい作品だと思う。 ちゃんと素敵な時間を過ごしたくなる。

    0
    投稿日: 2018.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/3 6冊目(通算38冊目)。実写映画にもなった話題作。高寿と愛美が恋人同士になっていく場面はほのぼのとしていい。しかし、「ただ感動するだけの作品」で話の仕掛けがすぐに予想できてしまうような作りは自分は好きではない。アッといわせるような仕掛けはともかく、せめて高寿と愛美が30歳以降幸せになったのかという点だけは触れてほしいなと思った。(男女が何らかの理由で別れて、その思い出だけで生きていけるというラストの展開は個人的に好きではない為。)感情的になってしまいましたが、感想はこんなところです。

    0
    投稿日: 2018.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どうも時空を越える話は苦手だ。頭がこんがらがっちゃってストーリーどころじゃなくなってしまう。今回は図に書いてみてやっと理解できた。一緒に歳を重ねることができないふたり。歳はどんどん離れていく。結婚して子どもを儲けることができないふたり。同じ20歳として40日間しか過ごせない。高寿の最初は愛美の最後、高寿の最後は愛美の最初。それがわかると切なくてならない。 熟年離婚されることにビクビクしてるくらいなら、いっそ最後の日を決めて過ごしたほうが楽しいのかな、なんて思うオイラはこの小説を感じることができないおっさんなんだな。

    0
    投稿日: 2018.02.15
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    切ない話という感想が確かに当たっている。 読み終わって振り替えると、じわじわと胸にくる。 彼女の秘密さえなければただの恋愛小説だと思った。 初めは事情を理解するので精一杯で、これが恋人でいられる最後だって涙する彼女の気持ちを最初はあまり感じ取れなかった。 後半に別れの準備をし始める二人を読んでやっとこ理解。 最後の、「さようなら」と「また、会えるよ」っていうセリフの重みを知ると切なくなる。 30歳にミッションを終えて、好きな人との接点が無くなってしまった彼等の今後を想像できない。切なすぎる。

    0
    投稿日: 2018.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋愛小説ランキングの1位の欄にあったので、図書館で借りてみました。予約順位が50位くらいで、4月に予約して、11月中旬にやっと読めました。 すごく面白かったです。最初私は、愛美ちゃんは予知能力があるのだと思っていました。ですが、もう一つの世界から来ていて、しかも、時間の流れが逆だったなんて…。すごく衝撃を受けました。そして、高寿くんが、彼女の涙もろかった理由や、彼女がどんなにつらかったに気づいたとき、泣きました。すごく切なくなりました。こんなにも愛し合っているのに、別れなければならない不幸な事実にもどかしい気持ちでいっぱいでした。 その後、映画を見てみたのですが、映画は映画でとても面白かったですし、原作を読んだからこその感動がありました。

    0
    投稿日: 2018.01.28
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    京都の鴨川風景などすごく想像ができた 実際読んだ後に京都訪れると本当にスタバがあった すごく京都に忠実なんだなと。 こういうSFが流行ったきっかけだと思うのですが、もっと複雑なのを読みたい 知らないだけでもっとあるのかも でもすごく読みやすくて早ければ1日あれば全部読めると思います 何かが物足りないと私は思っちゃいました

    0
    投稿日: 2018.01.25
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    ベストセラーになったのが不思議でしょうがない。小説として全く楽しめなかった。映画ならちょっとした京都観光案内風の映像たっぷりで楽しめたかもしれない。SFとして読んでも不自然な部分が多く、モヤモヤしたものが残る。また地の文がテレビゲームのシナリオみたいであり、主人公の二人の人物造形が稚拙で中途半端だから恋愛小説としてもイマイチだ。

    0
    投稿日: 2018.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    泣いた。 全てを知って、2回目を読み、また泣いた。 最初出会ったシーンで愛美が突然泣いた理由が分かったから。 また、高寿10歳のシーンも、再読時泣いた。

    0
    投稿日: 2018.01.22