
総合評価
(797件)| 69 | ||
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2016年29冊目。 内容がじゃなくて、言葉の選び方とか表現の仕方が何とも分かりづらいというか回りくどいなーという印象から入ったので、読み進めるのにまず苦労したw まぁ慣れてきたころには最後のどんでん返しで二度びっくり。まんまとやられた。最終的には不覚にもほっこりしてしまった。 この流れのままなら続編も読めるかもだけど、間が空くとまた読むの辛いかも。
1投稿日: 2016.05.11
powered by ブクログうまいコーヒーが飲みたくなる そんな話しでした。 コーヒーはよく飲むけど そんなに知識がなかったので ちょっとためになった。 物語もなかなか面白かった
1投稿日: 2016.04.18
powered by ブクログ主人公の青年が、京都市内にある純喫茶「タレーラン」で、求め続けていた理想の味のコーヒーに出会うところから、物語は始まります。しかし、若くして店のバリスタを務める切間美星(きりま・みほし)は、人並みはずれた推理力の持ち主で、青年が書き残したメール・アドレスから、彼の名前はアオヤマに違いないという推理を披露します。 こうして、アオヤマ青年は喫茶タレーランに通いつめることになり、美星がいくつもの難事件を名推理によって解き明かしていくのを、目撃することになります。ところが、そんなアオヤマに、胡内波和(こない・なみかず)という青年が声をかけ、かつて美星がストーカー被害に遭っていたことを聞かされます。胡内は、長く他人に対して心を閉ざしていた美星が、アオヤマに対しては少しずつ心を開こうとしていることを知り、彼女を守ってほしいと告げますが、それ以来美星の過去にまつわる思いがけない事実が明らかになり、さらにアオヤマの元カノの虎谷真実(とらや・まみ)もストーリーに絡んで、物語は予想外の結末を迎えることになります。 三上延の『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ(メディアワークス文庫)や、東川篤哉の『謎解きはディナーのあとで』(小学館)と同様、ややライトノベル的なキャラクター造型のミステリですが、上の2つの作品に比べると、ミステリとしてのストーリー構成が巧みだと感じました。その一方でキャラ立ちという面では、若干劣る印象を受けてしまいました。この作風だったら、栞子さんや景山のように、もっと「狙った」キャラ設定でもよかったのではないかと思います。
2投稿日: 2016.03.27
powered by ブクログきな会話です。 「……何に乾杯いたしましょう」 バリスタはふっと微笑む。 「それでは、数字の8に、というのはいかがでしょうか」
0投稿日: 2016.03.17
powered by ブクログ(内容) 京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり―。軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。 第10回『このミステリーがすごい! 』大賞最終候補作に、徹底的に手を入れて生まれ変わった、編集部推薦の「隠し玉」。 (著者について) 1986年、福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。第10回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として、『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(宝島社)で2012年デビュー。同書は2013年、第1回京都本大賞に選ばれた。同シリーズの他、著書に『季節はうつる、メリーゴーランドのように』(KADOKAWA)、『道然寺さんの双子探偵』(朝日新聞出版)がある。 (感想) 日常の謎なので、普段あまりミステリーを読まない人にオススメです。短編だけど、最後につながっていく進み方がとっても上手いと個人的に思っています。
0投稿日: 2016.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都を舞台とした日常の謎系ミステリ。恋人と喧嘩をした主人公が偶然に導かれて入った店で,理想的な珈琲と,魅惑的な女性バリスタである切間美星と出会うところから,物語が始まる。 7つの短編からなる連作短編集。個々の短編の謎は,日常の謎系のミステリの中でもかなりしょぼい。読み終わっても,「え,今,謎解きが終わったの?」と思えてしまうほどの作品まである。ヒロインの切間美星と,主人公のアオヤマは,そこそこ魅力的なキャラクターとして描かれているが,切間美星の造形は、いかにも男性が考えた女性…っぽく,深みに欠けるように思えた。 しかし,胡内波和という男の存在と,虎谷真実という二人の人物の存在が,この物語に深みを与えている。胡内波和が自分を成長させる契機とあった存在である切間美星に対し,憎悪を燃やす姿や,虎谷真実の「引き裂かれたことで二人が,そして信じた人に裏切られたことであの子が,ひとしきり傷ついたかと思うと,それでわたし,もう満足しちゃったみたいなの」というセリフなど,この二人の存在が,かなりのスパイスとなって,物語のクオリティを挙げている。 ミステリとしての弱さはあるが,読み終わったときに感じた印象はそこそこ深く,読み始める前の期待値がそれほど高くなかったことも踏まえると,十分満足できた。惜しむらくはエピローグ。ここがなく,美星と大和が完全に分かれてしまう終わり方なら…★5にしてもよかった。とはいえ,★4はいける。 個々の作品の所感は以下のとおり 〇 事件は二度目の来店で 「女子大生が,なぜ,間違ってアオヤマの傘を持って帰ってしまったのか。」という謎を扱う話。真相は,アオヤマの足を止めた上で,また,タレーランを訪れる口実を作るためというもの。謎ともいえない謎だし,真相だが,物語の導入としてはこんなものか。 〇 ビタースウィート・ブラック アオヤマが,親戚の小須田リカから"恋人"の浮気調査を依頼される。アオヤマはたまたま出会った,リカの”恋人”が浮気をしているとは思えなかった。しかし,リカの”恋人”が,リカ以外の女性と二人で手をつないで歩いている写真を見る。浮気をしているのか? 真相は,そもそもリカがその男の浮気相手であったというもの。ややブラックなテイストであり,こういう話は嫌いではない。 〇 乳白色にハートを秘める ちょっとした叙述トリックを使っている作品。アオヤマがタレーランを訪れているのではなく,アオヤマと美星が別のお店でコーヒーを飲んでいるという設定で,大人からミルクをたかるという,小学生についての謎が示される。真相は,小学生は,学校で猫を飼育していたというオチであり,そもそも,小学生の話は,アオヤマが他人から聞いた伝聞の話だったというオチ。猫はそのままタレーランで飼われることになる。ミステリとしては,及第点とはいい難いか。 〇 盤上チェイス アオヤマが,虎谷真実に京都中を追われ,巻いたと思ったが,最後はタレーランに訪れる。なぜ,居場所が分かったのかという謎。真相は,タレーランの店員である「おじちゃん」藻川が,真実の友人に教えていたというもの。たわいもないオチ。 〇 past present f*****? アオヤマが,ココロフトというお店で偶然美星に出会い,居酒屋を訪れると,アオヤマがココロフトで買うことができなかった,ダーツをプレゼントされるという話。なぜ,美星は,アオヤマが欲しがっているダーツを買うことができたのか。真相は,美星が,ココロフトの店員,水山晶子から,ダーツの話を聞いており,買ってきてもらったというもの。ここで,胡内波和が登場する。 〇 Animals In the closed room 幻のコーヒーである猿珈琲があるという理由で,美星が,アオヤマの家を訪れる。アオヤマは,「お詫びの品」であるぬいぐるみを渡そうとするが,ぬいぐるみはずたずたになっていた。誰が,こんなことをしたのか。 真相は,猫のシャルルが犯人というオチ。この話で,胡内と真美の存在が,クローズアップされ,最終話につながる。 〇 また会えたらあなたの淹れた珈琲を タイトルから叙述トリックになっている。アオヤマが,本当は,ロック・オン・カフェのバリスタ青野大和であるという,物語全体において伏せられていた真相が描かれる。そして,クリスマスを舞台とし,大和と真美が協力して,胡内を…真美が胡内を投げとばすという方法で懲らしめる。大和は,珈琲の味を盗むために美星に近づいていた…という嘘をつき,美星の前を去る。 エピローグでは,美星と大和の幸せを打ち砕いた真実は,気が済んだとして大和を振り,大和と美星は元のさやに納まるという終わり方。ハッピーエンド。
0投稿日: 2016.02.21
powered by ブクログ図書館で。 また可愛い女の子がちょっと特殊な才能もちって話か~と思いつつ読んでいたらコーヒーの薀蓄が結構面白くて謎解きよりもそちらを楽しく読みました。主人公二人は最後までよくわからない人たちだなぁと思いながら読みました。 作者がミスリーディングを狙っている為なのでしょうが文章がわかりにくく、何を言ってるのかわからない、という点が結構ありました。特に二話。誰が誰と、どこにいて何をしているのか全然わからないため何が問題でどういう事件なのか終盤までよくわかりませんでした。そして仔猫には牛乳与えるのは良くないんだけどな~ おなか壊すし。そしてお話にアリガチですが餌与えただけじゃ動物は生きていけないのよね~、シモの世話とかどうすんだ、とか無人の建物に閉じ込めて子供が一人で面倒見てたとか無理あるでしょう、と思ったり。そろそろこういうテンプレ、無くならないかなぁ…。 後、人物関係がナゾ。何で最初の話で主人公は元カノの友人に張り倒されなきゃいけないんだろう?とか。バリスタもあんな過去があったならおいそれとお客さんと親しくならないと思うだけど…結構親密度詰めるの早くないですかね? まあ、面白くないわけではなかったのですが色々と首を傾げる所もありました。続きは…まあ気になったらボチボチと。
4投稿日: 2016.02.09
powered by ブクログ結構シリーズ化しているこの作品。また積ん読になっていたので、取り出してきて読んでみた。 ミステリそんなに読まないので、最終章の展開に若干ついていけてなかった。 全体に流れる雰囲気は嫌いじゃないが、これどうやってシリーズ化させてるんだろう?という謎が残るので、続きに手をつけそうで、それが一番怖い
1投稿日: 2016.01.30
powered by ブクログ珈琲店とミステリーがどう絡んで行くのかなぁと楽しみに読んでみましたが、正直あまり引き込まれていきませんでした。
1投稿日: 2016.01.18
powered by ブクログ最後の追い込みはとてもドキドキしながら読めたし、本編でのモヤモヤがエピローグでスカッと晴れたのも気持ちよかった。 2人の距離感も好き。
0投稿日: 2016.01.02
powered by ブクログ京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり……。 平穏な日常の謎ミステリかと思いきやだんだん不穏に。伏線が細かすぎてややこしやなところもあるけど、概ねすっきりした。しかしどうしても彼女が好きになれなくて、それに言いなりの主人公もあんまりだったんだなあ。
1投稿日: 2015.12.25
powered by ブクログ登場人物や人間関係への感情移入は 正直難しかったが、 最終章に近づくにつれ、叙述トリックが そこかしこにちりばめられている作品なのだと じわじわと気づかさせられる。 コーヒーの蘊蓄が挟まるのはためになるが、 蘊蓄を話す主人公がなんだか好きになれない。 なぜだ(笑) 第四章の京都市鴨川デルタ以南の 通りに関する推理の話は、 懐かしくてメランコリックな気分になった。 (といいつつ読んだ当初、富小路通がどのへんか イメージできなかった自分がいた。)
0投稿日: 2015.12.05
powered by ブクログ彼女とケンカした主人公が偶然入った京都の片隅にある珈琲店『タレーラン』。そこで出会ったのは理想の珈琲と女性バリスタ美星。彼女は美味しい珈琲を提供するだけでなく,鮮やかな推理で日常の謎を解き明かしてゆく・・
0投稿日: 2015.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このミスの隠し玉、というのもよく分かる。 まずミステリーというテイストが弱い。話がどれも謎の部分が小粒だし、レトリックはしつこく強引に水増しした感じで読んでて飽きてくる。理論の応酬と言うより屁理屈合戦みたいな感じ。 何より文章が装飾過剰で、比喩も時たまなら面白いがダラダラと続いてこれまた飽きてくる。 ところどころのコーヒーの薀蓄はいいし、キャラは立っているが、これまたアニメ調すぎて現実感は無し。 絵がうまい人のアニメ(コミック)向けの作品かな。
0投稿日: 2015.11.08
powered by ブクログ京都の珈琲店を舞台に、登場人物たちの身近に起こった事件を天才的頭脳をもつ美人バリスタ切間美星が、常連客となったアオヤマとともに解決していくストーリー。 短編集の体をとりながら、全体に大きなトリックが仕込まれているのは見事でした。ひとつひとつの事件のトリックはあまりピンとこない(ありふれた結末な)ものの、そのトリックのバラエティさとキャラ設定の巧みさで読ませます(有村架純とジャニーズあたりでドラマ化しそうな感じ)。 あまりピンとこないトリックだった1、2章はまだ小手調べ(&よく考えたら大掛かりな仕掛けをしているのですが)、スタンダードな叙述トリックである第三章、舞台である京都の立地をいかしたご当地ミステリーの四章、どんでん返しの「話術トリック?」の五章、最終章への架け橋のような六章。そしてすべての伏線を回収する最終章。 読了することで、キャラ重視のラノベ風ミステリーからきっちり読ませる叙述ミステリーへと、印象がガラリと変わりました。 (逆に言えば)私はこのシリーズがすでに4巻まで出ていることを知っているので、全体を貫くトリックがあることを見抜けなかったのかもしれません。ライトノベルのような表紙イラストと、いかにも文学同好会出身者が書きそうな小洒落た文章(偏見です)に正直初めはナメてかかって読み進めてしまった感がありますが、スカッとしてやられました。 (可愛い顔しておぬしやるな、ぬぬぬ、、、) 次回作からアオヤマと美星の関係はどうなるのか、また全編通した大きなトリックが仕掛けられているのか。続けて読みたいと思う快作です。
0投稿日: 2015.11.05
powered by ブクログ京都の一角にある珈琲店「タレーラン」の女性バリスタが日常の謎を解き明かす連作短編集。 理想の珈琲を追い求める語り手と極上の珈琲を淹れるバリスタの女という設定ですが、二人ともコーヒーに対する情熱を感じられないですし、珈琲に関する薀蓄は見聞きした程度で、しかも物語の本筋とはあまり関係がないものばかり。バリスタを探偵役にする意味もあまり感じられません。 各章の謎も日常の謎にしては小粒過ぎる感がありますが、帰国子女で語り手の親戚リカに恋人の浮気調査を頼まれる【ビタースウィート・ブラック】が一番良い出来かなと思います。帰国子女という設定と珈琲の蘊蓄が絡んでいますし、珈琲のようなビターな後味が良いです。
0投稿日: 2015.11.01
powered by ブクログちょっと退屈。 終わりのほうで若干盛り上がってきたけれど、やっぱり二番煎じのような感じがしてしまった。 続きがあるようだけど、このシリーズはここまででストップすると思います。 このミスで賞をとった本は、当たり外れがあるような気がします。 正直、この本は後者のほうかな??
0投稿日: 2015.10.25
powered by ブクログ人の行動、言動にはすべて意味がある、ということに改めて気づかされました。日頃の行動をきちんと観察すれば、いろいろなところに気付くことができる、そう思えただけでもこの本の意義は大きい、と思います。知的なバリスタも素敵。
0投稿日: 2015.10.15
powered by ブクログコーヒーくんだりのところは、村山由佳のおいしいコーヒーシリーズを思わせるものの、ミステリーでくる内容。 面白いが、やや言い回しが回りくどく読みづらさもあり。 雰囲気はディナーのあとに的要素満載のコメディタッチ。 最近こういうのが流行りなのかなぁ。 軽快なミステリー。 ほんのり恋愛入り混じってみたいして。 的な一冊です。面白くなくないけど、ガツンとこない一冊。
0投稿日: 2015.10.13
powered by ブクログストーリー、キャラクター、事件のからくりのどれをとってもありきたり。 裏表紙には、キャラなど鮮烈なデビューと書いてあったが、よくある日常サスペンス。似た風なものをいくつも想起した。萩に降る雨、蒼林堂古書店へようこそ 、そしてビブリア古書堂。 最近、よくあるパターンで飽きた。カフェや本屋など舞台に依存したゆる系。全てにおける既視感、かつ右に挙げたどれよりもチープな設定とお粗末なトリック。 最初、選考でお粗末な推理面を理由に却下されたそうだが、納得。何のきらめきもない。1冊読み切るのも辛く、ましてや続刊を読む気もない。
0投稿日: 2015.10.07
powered by ブクログいやー、やられた 途中まではよくある系の話 失礼なとこビブリアの下手なオマージュかとも思ったけど、そこからのひっくり返しが2段階 なるほど、と思わせてから、さらにも1回はやられた お見事!満足です!
0投稿日: 2015.09.04
powered by ブクログ言葉の表現を使ったミステリ。 ミステリの精度は低く、コーヒーのうんちくとキャラクターのおもしろさで強引に進めた感じ。
0投稿日: 2015.09.01
powered by ブクログこのミス大賞で本屋さんに平積みされていたころに気になっていた作品。 同じように気になっていたビブリアが当たりやったのでこちらも買って読んでましたが……。 私個人的にはこちらは「ハズレ」でした。 うーん。キャラクターが魅力的とのレビューも見ましたが、私はちょっとなぁって感じ。 まず主人公がどうも苦手。押しに弱くて軽い感じだけど、一人称の語りを読むと難しい語彙がちりばめられていてものすごい気難しそうなイメージを受ける。でも、言い回しが難しい割には物語の展開が軽い。 ヒロインもキャラが少しぶれてる感じがするし、主人公の元カノもなんかもうすっごいイライラするタイプ。 ゲスト的に登場する人たちも気が強かったり勘違いだったりとどうにもイマイチ。 ただ、ラストの展開は確かにこのミスっぽい驚きがあったから、そこで★一つ追加。 いやぁ、これは騙された。最後まで読んでもう一度冒頭から読むと、確かにそうだわ、うんうんって感じで緻密に計算されてたんだなーって思う。 ラストの謎をもっと前面に出してほしかったなーってのが本音かも。 三章ぐらいまでの話はいらないから(謎解きもあんまりやし)ヒロインの過去の話をもっと広げたらよかったような気がする。 続きがあるみたいだけど……機会があれば、かなぁ?
0投稿日: 2015.08.29
powered by ブクログ行きつけのバーに、岡崎さんがいらっしゃったというので、これまた行きつけのビアバーの本棚から拝借して読んでみる。んー、ちょっと、なんつーか、叙述トリック的な話も好きじゃないし、伏線のわざとらしい技工が違和感ありありで、ストーリーとしても物足りないかなぁ。。。 ま、デビュー作だし、続きに期待して、ぼちぼち読んでみようとは思いますがw
0投稿日: 2015.08.26
powered by ブクログ諸事情で見つけた珈琲店で出会ったのは、理想の味。 そこから始まる連続短編集。 店のバリスタと、珈琲を飲みながらの推理。 一応その話で終了はしているので、読みやすいです。 大きな謎は、少しずつヒントの小出し。 まったく分かりませんでしたけど(笑) しかし別れた彼女しつこいなぁ、と思っていたら そんな理由だったとは…。 悲劇のヒロインの最初と合わせると 自分大事? 正直?? ストーカー気質がよく出てくるな、が 読後感想になったような?w
0投稿日: 2015.08.25
powered by ブクログ二条富小路通にある喫茶店タレーランの店主、切間美星と、客として訪れたアオヤマとの出会いから始まる、緩めのミステリ。登場人物の氏名がコーヒー豆の品種になっていたり、ラノベ感があった。しかし、終盤に進むにつれ内容は重くなっていき、内容は最後に明かされた謎には「やられた!」と思わず唸ってしまったので、星4つ。 次の巻は来週末にでも読もうかな。
0投稿日: 2015.08.23
powered by ブクログ身近な題材をミステリーにしていることがつまらないとの感想の方もいるようだが、気楽に読めるしいいんじゃないかな。うちの近所にこんな店があれば面白いかもね。
0投稿日: 2015.08.11
powered by ブクログコーヒーの薀蓄を聞けるミステリー小説、という着眼点は面白いものの、肝心の謎解き要素が読んでるうちに予測出来てしまい楽しさも半減。 普段からミステリー小説を読んでいて目も肥えていたのか、自分には合いませんでした。
0投稿日: 2015.08.11
powered by ブクログ可愛らしいお話。 ミステリー感はやや弱めで、正直大どんでん返しは期待できない。 しかしコーヒーの知識が本当に豊富であり、ミステリー以外でも楽しめる部分はある。
0投稿日: 2015.08.11
powered by ブクログ「このミス」とはチョット違う気がしたが、ジャンルに関係なく、面白く読めて良かった。 タマに京都に行くが、この喫茶店が無いか? と探してみたくなってしまった。 主人公の女性のコーヒーを飲みながら、読みたい なんて・・・。
0投稿日: 2015.08.06
powered by ブクログ喫茶店タレーランの場所の設定が想像するだけで、行ってみたい場所でランキング上位の中に入っている。喫茶店の中で起こった小さな出来事。ほのぼのとした空気を感じれるくらい作者の書き方は私の中で高評価です。
0投稿日: 2015.08.04
powered by ブクログバリスタ切間美星と出会ったアオヤマ。 店に持ち込まれる日常の謎を解き明かしていく。 美星のコーヒー、飲んでみたい。 アオヤマの…。
0投稿日: 2015.07.14
powered by ブクログ前半はほのぼのとした謎解き、後半はバリスタ・切間美星の過去の忌まわしい人物が絡んでシリアスな展開に。全体としてはまぁまぁだけどでもぜひ読み進めたいと思うほどでもない。
0投稿日: 2015.07.10
powered by ブクログラノベとミステリーを足して割ったような作風。今時な文体でサクッと読めます。キャラクターは魅力的で、今後の二人の展開も気になる! ただ、ミステリー要素に関しては少し物足りなさを感じるところ。カラクリが解明されたときの納得度が私には今ひとつでした。
0投稿日: 2015.06.24
powered by ブクログ日常のミステリーという感じで短い短編なので読みやすい。 淡々としてるのかと思いきや、ラストの展開はおっ!となっておもしろかった。でもやたらと病んでいるっぽい、重そうな人が登場にはちょっと疲れた(笑) シリーズもののようなのでとりあえず続けて読んでみようと思う。
0投稿日: 2015.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都を舞台の日常ミステリー。 娘から借りて一気読みしました。 叙述トリックなので、嘘は書かれていないけれど、見破るのは難しいです。 叙述トリックのヒントとして、一つのエピソードの解明が叙述トリックを見破って行われるのですが、まさかさらに入れ子になっているとは思いませんでした。 一つ気になるのは、以前に美星を助けた男性客ですが、シリーズ化されているので、のちに絡んでくるのかもしれませんね。 森見さんのような京都案内にもなっている点も良い感触でした
0投稿日: 2015.05.20
powered by ブクログキャラクターが醸し出す雰囲気は魅力的 このミス大賞の隠し玉という、ミステリ初心者の私には、すごいのかよく分からない宣伝がついていたが、本屋で目立っていたので購入。推理要素は薄いので、雰囲気を楽しむ作品。後半はそれなりに盛り上がっている。
0投稿日: 2015.05.19
powered by ブクログバリスタさんの豆を挽くコリコリコリという音が心地よかったのとあまり焦らさずに謎を解決してくれる展開が読みやすかったです。さらっと読めました!
0投稿日: 2015.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人気らしいので読んでみました。 京都だし。 面白かったです。 最近、この、お店+ミステリの本が、めちゃめちゃ多いですね。 何読んでいいのか分からない。 ある程度評判になった物しか読めないです、ホント。
0投稿日: 2015.04.20
powered by ブクログテンポがよく、表現が柔らかく非常に好きな一冊です。 短めの短編が続きますが途中から大きな謎へむかいます 必ず最後まで読んでいいただきたい一冊です
0投稿日: 2015.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何となく読み進めるのが苦痛になるお話。 誰か魅力的な人がいればいいんだけど、誰も魅力的じゃない。そしてわかりづらい。 美星は、多分好きになれない。そういう性格なんだろうけれど、男に勘違いされてもしょうがないと思った。暴力をふるわれる筋合いはないだろうけれど、今のご時世、気をつけるのが当たり前。 ちょっとだけ、暴力的で身勝手で脅しが得意な真実が最後に好きになった。最初はいやだったのに、正直でわかりやすくて、いいかも(笑)
0投稿日: 2015.04.14
powered by ブクログ京都の珈琲店を舞台にした、ミステリー作品。まぁ、宝島社のこのミスっぽい作品ではあるかな。ライトで読みやすい。最近はこういう感じの絵の本が増えているなーと思う。こういう感じにした方が売れるのかな。2013/010
0投稿日: 2015.04.13
powered by ブクログ途中でやめようかと思うほど、そこまでは単調な感じ。 でも最後にいくにつれて面白くなった。 ただ、事件を解決する話につながる伏線に多少ハテナ。 再読したらより面白いのかしら…
0投稿日: 2015.04.06
powered by ブクログ特徴のある文章ですね。決して悪い意味ではなく。落ち着いた珈琲喫茶と鋭いながらも女性らしいヒロイン。このミス大賞シリーズが好きなので購入しましたが、すっかり気に入ってしまいました。
0投稿日: 2015.04.04
powered by ブクログここまでゴリゴリの読む人を騙そうというストーリーは久しぶりだなという印象を受けた。 ビブリアと似た雰囲気を感じていたが、違う作者と知り、また読んでみたいなと思った。
0投稿日: 2015.04.01
powered by ブクログちょっと期待が高すぎたかも。謎解きはそれなりにおもしろかったが、背景がもう少し凝ってあるといいなと思った。でも、意外性という意味では、最後のところがおもしろかった。
0投稿日: 2015.03.31
powered by ブクログなにやら売れてる?小説 安価で買えてラッキー☆ バリスタミステリ ミステリしてるってかんじ お約束があったりほのかな恋愛で謎解きもこじつけ感もなく面白いけど なんだろう・・主人公がそこはかとなくいやだな 話し方が鼻につく・・のかな 頭でっかちな感じがする 考えてることとかがなんか気持ち悪い でもこういう「感じ」は共感を得づらいだろうな 元カノに振り回される態度もなんか軟弱で主体性がなく、いや~~なかんじ><
0投稿日: 2015.03.30
powered by ブクログ軽く読める内容かと思い、表紙で購入。 三度の挫折を経て、やっと読み終わりました。 短編を重ねながら、一巻全体で人間模様を描いている内容ですが、第一話がウンチクが多く、どうにも読みにくい。 三話あたりまで読み進めると読む方も文体もこなれてきて、読みやすくなってきます 作者さんと共に作品の成長が楽しめるという意味で★二つにしました。 全体を通して、色々と読みなれた方にとっては特段目新しくもなく、うーんという評価であろうと感じました。 ミステリにこれから入っていこう、あるいは少し軽い感じのミステリを読んだという方にとっては良いのかもしれません。
0投稿日: 2015.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前から気になっていた一冊。Kindleで出てればそっちで読んだのだが。全ての書籍はKindleでも同時発売して欲しい。。。 いろいろとレビューは見ていて、「『ビブリオ古書堂』の出来の悪い模倣品」という先入観があったのだが、まあその通りであった。ラストまで近しい感じで終わるとは。次巻以降につなげたかったのだろうけど、興醒めする。 比較するとビブリオの出来の良さが非常によく分かってしまう。本が持っている謎と現実の謎をリンクさせながら、本の薀蓄にも大きな意味を持たせ、キレイに1つの結末へ結びつける。ビブリオ古書堂がかなり考えぬいて作られている本田ということがよく分かる。 対して本書は、「コーヒーであること」「バリスタであること」の必然性が全くない。いや、なくていいのよ、普通の本なら。しかし、このような形態を取っているのであれば、そこに必然性が欲しい。謎が持ち込まれる必然性が欲しい。でも単に「よく挽けました」と言わせたいがための舞台設定でしかない。だったら別の舞台設定のほうが良かったんじゃねぇか、と思う。 そして文章が分かりづらい。文学的な(と勘違いしている)表現を使いたいのはよく分かるが、読みづらいし理解しづらい。何を言いたいのかが分からん。編集者は何をやっていたんだ。変に気取った文章だし。あちこちに伏線を張りまくってそれを回収しまくる、というスタンスなのだが、それが伊坂幸太郎と比較すると(そんな比較は可哀想かもしれんが)雑過ぎる。回収も雑過ぎる。その中に叙述トリックも無理矢理組み込んでるから尚の事分かりにくくなる。もう少し要素を減らしたほうが良かったと思う。正直、『ビブリオ古書堂』は突然変異的な小説なので、あれを真似したら潰されるだけだよ。 更に致命的なのは、ヒロインの切間美星に魅力がない、という点。人格が全く定まっていないように感じる。あ、他の登場人物もなのだが。栞子さんは(なぜかさん付けwww)非常に魅力的に映るのだが、切間美星は全く魅力を感じないのよ。正直ウザいだけ。このキャラ設定は失敗していると思う。 次巻以降を読み進めたら違うのかもしれないが、もうお腹いっぱいやな。ごちそうさまでした。
1投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログ面白かった。 娯楽として楽しむタメならとてもいいと思う。 ただ、終盤で「ん?」と思う箇所がある。 仕掛けに気付かせないという点に主眼を置きすぎて、 本作の良さが殺されてるなぁっていう所が残念だった。 全体的にはよござんす(^ω^)
0投稿日: 2015.03.01
powered by ブクログAmazonで評価が散々だったり、設定的にもビブリアと比較されたり、ミステリーにしては物足りないと言われたり色々だけど、自分としては「まぁこんなものだろう」のレベル内。 美星は個人的には好き。 残念なところは、せっかくバリスタを主人公として設定して日常のちょっとした謎を扱うのであれば、珈琲や喫茶店に絡めた事件を一つくらいは設けるべきだったかなというところ。
0投稿日: 2015.02.25
powered by ブクログさらっと読めた。京都が舞台だから出てくる地名、バス停などに馴染みがあったのも良かったのかも。頼りないけどどこか計算高いアオヤマ君と、鋭すぎる洞察力のバリスタとの掛け合いが軽妙。後半少しヘビーな過去の話になってミステリー色が出てきたように思う。次作も図書館で予約済。楽しみ♪
0投稿日: 2015.02.20
powered by ブクログ友人から借りた一冊.とても面白かった.刊行のタイミングからかビブリアの二番煎じのような感じがして,書店では手に取らなかったのだ.ミステリとしては酷評が多いけど,これはミステリではなく,コメディーなんだろうと勝手に理解.そして何より珈琲が飲みたくなる一冊でした. 以下あらすじ(巻末より) 京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり―。軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。
0投稿日: 2015.02.18
powered by ブクログ作家さんご本人と少しだけお話しさせていただく機会があって、楽しかったので、すごく好きなシリーズになりました
0投稿日: 2015.02.17
powered by ブクログビブリアに似てる。全体的に軽めで、読みやすいけど、あんまり深さがない。先が予測できるので、やっぱりなと感じることが多々あった。わたし自身あまりコーヒーに興味がないから、親近感が湧かなかった。だけど、情景が細かかったので、想像がしやすかったのがよかった。
0投稿日: 2015.02.16
powered by ブクログ謎解きをするバリスタという設定。 ・バリスタの描かれ方はいい。 ・コーヒーの蘊蓄も面白い。 ・舞台の京都もキッチリ描写されている。 でも、どうしても「ビブリア古書堂の事件手帖」と印象がダブって比較してしまう。 ・栞子さんとバリスタを比べてしまう。 ・本にまつわる話題とコーヒーの蘊蓄を比べてしまう。 ・北鎌倉と京都を比べてしまう。 栞子さんのほうは事件そのものが本と関連性があったのだが、バリスタのほうは事件はコーヒーとは関係なくて、事件とコーヒーとの関わりは、推理をするときにバリスタがハンドミルでコーヒーをコリコリ挽く、という程度。 事件そのものも、事件と言っていいのかという些細な出来事。日常の謎ということらしいが。 一人称で語りかける主人公がバリスタと同等かそれ以上のコーヒーの知識を持っているのも、なんかなぁ、的な。 謎解きを読んでいくと、後出しじゃんけんされて負けたような気分になる。すっきりしないのだ。 シリーズで数冊出版されているらしいが、もういいかな。 でも、京都に行ったら珈琲店タレーランを探しちゃうかも。 北鎌倉でビブリア古書堂を探しちゃうように。 あっ、それから。 ビブリア古書堂の事件手帖のほうは4巻目を読んで、もういいかな、ってなったことを記しておきます。
0投稿日: 2015.02.11
powered by ブクログ【あらすじ】 バリスタ切間美星がコーヒー豆を挽きながら、謎を解く。 【感想】 非常にキャラクターは好感が持てて、読みやすい小説だった。 特に7章は今までの流れのまとめとも言えて、面白かった。 ただ、解説でも書いてあったように、ミステリー要素は薄めであるとは思う。
0投稿日: 2015.01.28
powered by ブクログおっとり、かわいらしい。そんな印象。 ツイスト的な面白さには欠けるけど、喫茶とかコーヒーの香り漂う雰囲気はすきでした。
0投稿日: 2015.01.26
powered by ブクログ珈琲店が舞台の「ビブリア古書堂」という感じ。 でも、最後の展開は予想外でびっくりさせられました。 なんで気づかなかったんだろう・・・。
0投稿日: 2015.01.24
powered by ブクログ後半は面白くなってきたが、日常の謎解決や珈琲店(喫茶店)が舞台とかはよくある設定に思えてしまい…アップルパイと二人の先は気になる。
0投稿日: 2015.01.18
powered by ブクログ30歳前の青春ストーリーといった感じでしょうか 雰囲気も良く、清々しく読めました カバーの絵が少々ロリコン風なのが残念です まったくいけないのが、解説ですね 解説者の「上から目線論評」は読んだ後味を悪くしています
0投稿日: 2015.01.17
powered by ブクログ読みやすかったし、珈琲に少し詳しくなった。 青山くんにはまんまと騙されたな。心の門を開くって面白い表現だと思った。
0投稿日: 2015.01.13
powered by ブクログ美味しい話が好きだってことで、読んでみましたが、舞台が京都ってことで、自分が行ったことのある珈琲店も名前を伏せらて紹介されていたりと、親しみを感じる。 そこまで珈琲好きなわけではないのですが、アップルパイと珈琲が無性に欲しくなりました。 ミステリー要素は低いし、謎解きもちょっと弱いんだけど、毒がないので楽しめました。 一気読み。ライトノベル感覚かな? ライトノベル読まないけど(爆)
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログ確かにビブリアと通じる部分があるが、コーヒーと京都という部分で個人的には相殺。ストーリーは少しこね過ぎで、そのせいで途中の文章に違和感も感じた。まあ、気楽に読めるので次も読んでみようかとは思う。
0投稿日: 2015.01.09
powered by ブクログ申し訳ないが、設定や展開の似ている 「ビブリア古書堂」や「さよならドビュッシー」と どうしても比べてしまう。 二人の仲の進み方が早すぎるとか、 珈琲のうんちくが大したことないとか、 会話がやけに長くてくどいとか、 タイトルに意味があっても力が入り過ぎとか、 主人公の恋人、虎谷真実の人物設定が結末ありきに思えてしまうとか。 でも何より気になったのは、季節感の表現。 「八月は余命いくばくもなく」とか 「腰を預けた鉄製の柵の冷たさが、ジーンズの生地を易々と通過して肌に伝わる」とか あざといというか、わざとらしくて飲み込めない。 うーん、こんなに悪口ばかり書くつもりじゃなかったんだが。
0投稿日: 2014.12.13
powered by ブクログミステリーというより恋愛小説といった方がより良い感じがする作品だった。 主人公とバリスタの駆け引きもこの作品ならではのやり取りであるように感じる。 わたしはコーヒーが大好きなのでコーヒーのウンチクもまた、勉強になる。2、3と続編が出版されているので早く読みたい。
0投稿日: 2014.12.12
powered by ブクログ若き女性バリスタが、珈琲豆をコリコリと挽きながら事件を解決する安楽椅子探偵もの。 おいしい珈琲を飲みながら読みたい1冊だ、願わくばおいしいアップルパイも。 ビブリア古書堂シリーズと同じ系統かな。 どこか影のある麗しき女性店主と、純朴な青年主人公。古書が珈琲に、鎌倉が京都になったような雰囲気。 ミステリーとしては少し物足りない気もするが、本書は著者のデビュー作ということなので、今後どんな作品を書いてくれるのか楽しみ。
0投稿日: 2014.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日常の謎系の作品。キャラクターありきの感じや決め台詞的なものがちょっと残念です。それでも謎の部分は楽しめました。傘の取り違えの謎は他の小説を思い起こしましたが、答えは全然違ってました。
0投稿日: 2014.12.04
powered by ブクログ全体的に読みやすく、情景描写出来る内容でした。 主人公二人の言葉がちょっと小難しく、読み流してしまいました。二人のトラブルが、なんだか読んでいて気持ち悪い気分になり、読後も解決した感がありませんでした。
0投稿日: 2014.11.09
powered by ブクログ喫茶店のバリスタ、切間美星が、日常の謎を解き明かす推理小説。 喫茶店の客で、語り手のアオヤマがニクい演出をする。 美星の辛い過去を蒸し返さないために、彼がとった行動とは…? 最初から語り手の表現に振り回されているような、各章での小さなどんでん返しが面白い。 しかし最終章での事件の展開が早すぎて、前の章を読み返したりと、少しおいてけぼりをくらった印象。 全体的には読み応えがあって面白かった!
0投稿日: 2014.11.05
powered by ブクログラノベ風かと思いきや意外とかたい語り口やカチッとした独特の言い回しで、「京大作家さん」って感じ。 好きな感じです。 日常の謎が中心だけど、それだけじゃない辛い過去もあり、おもしろく読みました。 登場人物に変な人がけっこういて、だいたい主人公のバリスタ・美星さんも、23歳のおとなしそうな女性なのに、古臭いオヤジギャグ連発とか。 何か変やなって思ってたところ、まさかの叙述トリックが。 この本の失敗してるところは、ビブリア古書堂っぽい題名と表紙だと思う。 手に取る人は、ビブリア古書堂を連想するだろうし、それだとガッカリするんじゃないかな。 ベストセラーにあやからなくても、この本で勝負できたんじゃないかと思います。
0投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログラノベ風ラブロマンスにミステリー少々。 ミステリーというより、ラノベ読む気でないと物足りないと思いそう。
0投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログこういうの好きです。 「本格ミステリー」を求めてる方には物足りないでしょうが、私は「軽めの胸キュン恋愛小説 ~ミステリー風味~」として大変楽しませていただきました。 (「このミス」大賞シリーズをつかまえてこんなこと言っていいのかな? 作者さん及び選考委員のみなさん、すみません) シリーズもののようですので次に本屋さんに行ったら購入しようと思います。
0投稿日: 2014.10.26
powered by ブクログあまりこういった類のジャンルは読まないのだけれど、とても好きな方からおすすめされた後にわざわざ貸して頂いたので読破してみました。 一人悶々と謎について解き明かすなんて私には出来ないし、そのままほうほうと読んでしまうので私は普通に面白く読ませて頂きました。コーヒーが飲みたくなりますね。貸して頂いた方もコーヒーがお好きなのでそう言った話をしながら読み進めるのはなかなか面白かったです。美星さんの聡明が故の繊細なのだろうと後半を読み進めて行くうちに感じました。考えなくて良いことまでと言ったら言葉が悪いですが、普通の人が考えないような奥の奥まで考えるから人一倍傷つく……きっとそれが美星さんなのではないかと。個人的にミステリより勝手に精神分析しながら読むのが好きなので星は三つで(笑)第三章と第四章が個人的に好きですね。
0投稿日: 2014.10.20
powered by ブクログ途中で面白いかなと思ったけれど、 小難しい言葉だけでだらだら繰り広げられている ばかりでだんだん疲れてきた。
0投稿日: 2014.10.14
powered by ブクログビブリア古書堂のようなクオリティを求めていたため当初はかなり幻滅。大人の雰囲気であるはずの純喫茶でビンタはったり軽薄なやり取りばかり。にも拘らず不必要に古めかしい言葉遣いはリアリティーに欠け。只のラノベかと思いきや、後半、複雑なミスリードの仕掛けや伏線が多出し、目が離せなくなりました。文豪のような熟語会話にもやがて慣れます。再読必至です!
0投稿日: 2014.10.08
powered by ブクログバリスタが名探偵のミステリーです。 コーヒーのうんちくが多く、前半は少しテンポが悪いが、後半はとても楽しめました。 とりあえずコーヒーが飲みたくなる本です笑
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都にある珈琲店「タレーラン」の女性バリスタが日常の中で起こる謎を解き明かすミステリー作品。 ミステリー要素は軽めで、コーヒーについての薀蓄やキャラ同士の会話劇が主体。 作中の謎については大体の予測ができるくらいのレベルなので、難しい謎を扱う本格ミステリーを苦手とする人でも気軽に読めます。 最後の最後で叙述トリックにしてやられた感があり、結果的には楽しく読めました。 登場人物が現実感に乏しいキャラ設定になっていますが、自分はライトノベル慣れしているのであまり気になりませんでした。 逆にラノベを好まれない方は登場人物への違和感が生じるかもしれませんので、その点はご注意を。
0投稿日: 2014.09.22
powered by ブクログ京都が舞台の美星バリスタの推理が冴え渡る。日常の謎系。 コーヒーの薀蓄は勉強になりました。覚えてないけど。 最後の主人公の正体はよかったですが、キャラクターがどうも好きになれなかったです。
0投稿日: 2014.09.12
powered by ブクログ気になっていたので読む。 …微妙。 どいつもこいつもたちが悪い。最近某小説でもたちの悪過ぎる連中の本を読んでいた(シリーズ的に現在進行形)のだが、あそこまでぶっ飛んでるならともかくどいつも作為的に何か含みを持たせたりしているところがありすぎるのが腹たつレベル。 謎も…たいしておおと思うものがなかった。
0投稿日: 2014.09.11
powered by ブクログ最初、ビブリヤ古書堂みたいな表紙にいわゆるひとつのじゃけ買いしちゃいました。(笑) ストーリー的にもいわゆるライトノベルなので、ちょいとミステリーって感じですね~。 でも、コナコーヒーとか飲んでみたくなりました(笑) もしくは、こういう感じの隠れ家的珈琲店探したくなりますね~。
0投稿日: 2014.09.10
powered by ブクログ日常系のミステリなのか、ライトノベルなのか。大幅な加筆訂正があったとのことですが、ラノベとして突き進んだほうがよい作品になるのではないかと
0投稿日: 2014.09.06
powered by ブクログ「推理小説が好き」「コーヒーも好き」「”バリスタ”って言葉、何だか格好良いと思う」 上記3点のうちどれか一つでも当てはまった人、アナタにおすすめの本がございます。
0投稿日: 2014.08.31
powered by ブクログ女性バリスタが探偵となって、事件を解決していくという話である。 終盤にさしかかった所で、ある男からバリスタがお客に対する接し方が変わったきっかけを話していて、なぜそこまで詳しく知っているのか、気になってしまった。実は変わったきっかけになった要因の一つに男が関わっていて、そういうことだったんだと感じた。 バリスタとアオヤマとの関わりで、アオヤマの本名をバリスタが知っていたということといった展開も見せていた。 一つ一つの話がバラバラに見えて、最後にどんでん返しがあって繋がっていると感じた。 コーヒーに関しての雑学なども出ていて勉強になった。
0投稿日: 2014.08.30
powered by ブクログ途中までは普通に読んでいたのですが、途中から雲行きが怪しくなってきて、最終的な読後感はいまいちでした。主人公と美星のあの回りくどい話し方が気になる上に、最後のあの駆け足感。美星の過去は次に取っておいて、今回はどんでん返しだけで終わっていたらすっきりしたのに、残念。
0投稿日: 2014.08.28
powered by ブクログ読んでいると私も美星バリスタが淹れるタレーランのコーヒーが飲んでみたくなりました。今度はコーヒー片手に読んでみようかなと思います。現在3巻まで出ているようなので、早く続きが読みたいです!コーヒーについても色々と勉強になりました。
0投稿日: 2014.08.23
powered by ブクログ随所でビブリアの何番煎じな感はありますが、京都のカフェでコーヒー薀蓄ということで、おまけの4点。 日常の謎で、初めはかなり緩い雰囲気でしたが、意外と偏執的な恋愛感情が絡んできて物騒な展開になります。 ちょっと無理があるような気もしたけど、まぁまぁ雰囲気は悪くありません。 おいしいコーヒーが飲みたくなります。
3投稿日: 2014.08.15
powered by ブクログ個人的にはサクサク読み進めることが出来、軽快なテンポが心地よかったです。 日常ミステリーなので、少し物足りないと感じる人も多いかも。
0投稿日: 2014.08.12
powered by ブクログいや、食ってけないだろ? 喫茶店は厳しいぜ。 ましてこんなに客いない店、 土地持ちでもアウトだろ。 最近多い、スナック菓子系。
0投稿日: 2014.08.08
powered by ブクログ量産型栞子・・・完成していたのね。 コーヒー好きの急所を突いてくる作品。コーヒー薀蓄をもっと下さい(・∀・ )っ/凵⌒☆ タレーランさんの名言がかっこいい。英語にするともっとかっこいい。フランス語が分かればもっともっとかっこいいはずだ。 "Coffee should be black as the devil, hot as hell, pure as an angel and sweet as love." – Talleyrand
0投稿日: 2014.08.07
powered by ブクログこのミス大賞最終候補作。 京都にある珈琲店タレーランの女性バリスタが日常の謎を解き明かす連作短編集。中盤からは彼女自身の過去も浮き彫りになってくる。 珈琲ミステリかつ京都ご当地ミステリで、ビブリア古書堂に似た雰囲気。ミステリとしては軽めで、まったりとして読みやすい。
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログアオヤマの口調が最後まで慣れなかった。最初はよくある人の死なないミステリだな〜と思って読んでいたけど、最後の謎解きは面白かった。叙述トリックにまんまとひっかかった。
0投稿日: 2014.07.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
珈琲店が舞台で、しかもミステリーだということに興味を持ちこの本を手に取りました。 この作品は「このミステリーがすごい!」大賞の最終選考まで進んだ作品。最終選考委員には、終盤の展開が容易に読めてしまうと評価され(解説より。)、出版するには加筆が必要だと判断されたようですが、私にとっては、加筆の結果なのか、クライマックスはむしろ驚きの連続でした。 主人公とタレーランのバリスタの珈琲をいとおしむ様子にも心惹かれました。
0投稿日: 2014.07.18
powered by ブクログ軽い感じで読み進められた。 何も考えずに読めるので、疲れてるときにいいかも。 これみよがしなセリフや地の文。これにつきる。 次巻に期待。
0投稿日: 2014.07.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
確かにキャラはすごく個性的で、珈琲の知識も盛り込まれていておもしろい。 でも、もう書いてあったけど、ミステリー要素が薄いんだよなあ。いたずらがバレる、程度。 キャラの濃さはいいところだけど、そればかりでラノベっぽい。 ひまつぶしには十分だけど、新刊をおっかけたりするほどではないなぁ。
0投稿日: 2014.07.02
powered by ブクログ1話に1つの謎と、全体を通しての物語。それぞれ個性的なキャラで楽しい。叙述トリック風?ミステリとしてどうかはよく分からない。美味しいコーヒーが飲みたくなる。 2014/6/27
0投稿日: 2014.06.27
powered by ブクログ会話の言い回しとテンポが非常に良く、楽しんで読めた。 京都とコーヒーを取り上げたグルメ・ミステリーであるが、作中の手がかりだけで展開を予想することは少し難しいため、立ち止まらずに読み進められた。 主人公とバリスタの会話を楽しみに、京都の街並みにも思いをめぐらせて生きたい。
0投稿日: 2014.06.26
powered by ブクログ美味しいコーヒーが飲みたくなる本。 第4章は京都の土地鑑がないから全く分からなかった。 後半、1か所だけ節の数字がローマ数字だったのは何故だろうか。 バリスタのキメ台詞は何だか恥ずかしくなる。 最後の展開にはビックリした。
1投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログ気になってた本。とくにジャケット。見た目の印象はビブリアですけど、こちらはタイトル通り珈琲の蘊蓄が書かれてます。珈琲は詳しくないけど珈琲好きなあには読んでて楽しかった~。事件簿といいつつあまり事件は起きてなく和やかに読めました☆
0投稿日: 2014.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このミス大賞が好きなことや、人からの勧めもあり読んでみた作品。はじめは柔らかく謎を解く感じだったので、面白さがまろやかでしたが、最後のあたりは完全に騙されました。しかし、すっきり!という感じではなかったので評価は4としました。続編にはさらなる期待をしています。 美味しいコーヒーが飲みたくなりました。このお店、現実にあったらいいのにな。京都も大好きな街なので、素敵なカフェを見つけたいです。
0投稿日: 2014.06.12
