
総合評価
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powered by ブクログ話の流れとしては大変面白かった。物語の結末には驚いたし、良い感じにハラハラドキドキもさせられた。ただ舞台が京都で町の名前や駅の名前がたくさん出てきた。土地勘の無い私にとって結構混乱する場面も多々あり、読み進めるのが大変だった。 それと出てくる登場人物の女性たちの大半が結構強引で乱暴が多いし、主人公もヘタレだしで読んでいて焦ったいやら、理不尽と感じるやらだった。 主人公の被害者妄想がイライラした。
0投稿日: 2021.06.18
powered by ブクログ最後まで読み終わった感想としては、結構楽しめたなぁ。だけど、読んでる間はキャラクターやストーリーのちぐはぐ感についていけなくて、目が滑り気味。
0投稿日: 2021.06.03
powered by ブクログ高校生くらいの頃に読んで、とても面白かった記憶があったので再読。 バリスタ、切間美星が主人公アオヤマと共にミルでコーヒー豆を挽きながら様々な謎を解いていく物語。 このミス大賞候補だけあって、ラストはなるほどそうきたか、という感じです。 また、京都が舞台になっているため、その場所を知らないと想像しにくかったり分かりにくいことがしばしば。また言い回しが全体的にライトノベルを彷彿とさせる感じがして、若者向けかなぁと感じました。
0投稿日: 2021.05.20
powered by ブクログカフェもミステリーも好きだし、シリーズ化しているので、面白いのだろうと思い読んだが、合わなかった。 ミステリーとして裏をかかれたというのでなく、場面や時間が切り替わっていることが単に伝わってこないことが多く、あれ?となることが多発した。 ストーリーは面白い気がするのに、読みづらさで入ってこず残念。
3投稿日: 2021.05.14
powered by ブクログ再読。どうも言い回しというか、情景描写とかの文章が苦手。シリーズも6巻となっていたのと、コーヒー好きなのでまた、と思ったけど。
0投稿日: 2021.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
コーヒーに詳しくない私でも すごく 楽しめました。 最後に ええ そうなのと 意外な 展開に 最後まで 楽しめました。 残念なのは 京都の 地理が わからなかったので 面白さが 半減してしまったことです。 シリーズ化しているので その後も 読んでみたいと思います。
11投稿日: 2021.04.20
powered by ブクログおそらく若者が読者であろうこの作品。 アラフィフの私でも入っていけた。 京都の珈琲店が舞台のこのお話。 ミステリー小説というカテゴリーらしいが、それはあまり感じられなかった。 cafeとバリスタのかわいい女の子。 あればいいなぁという設定から繰り広げられる半年間。 日々の何気ない日常から、ちょっとした事や酷く傷つくような事件まで。 全体的にほっこりする感じであると思った。
0投稿日: 2021.04.15
powered by ブクログ優しそうな素敵な表紙とタイトルの割にバイオレンスだった。 やたらに登場人物たちが暴力的で、日常ミステリ珈琲風味だと思ったら、あちこちでビンタしたりされたりで驚いた。 そんなしょっちゅう日常で叩いたり殴ったりすることがあるか? せいぜい子供の頃の兄弟喧嘩くらいで、大人になって他人を殴るってそうないだろうに。 あと、京都を舞台としたご当地ミステリと謳いながら、肝心の京都要素は地名と路線名ばかりで殆どの人は京都弁を話さず、あれでは鎌倉でも下関でも大した違いはないのではないか。 名前ではなく、そこに住む人にその土地らしさが出るのではないのか。 一体、著者は京都に長く住んでいた人ではなく、一時的に住んだことのあるだけの人なのか?と思ったら福岡出身だった。 だったら博多でも舞台にすれば良かったのに。 あちらにもおしゃれなカフェも老舗の喫茶店もいくらでもあるのに。 最後まで読んでも舞台が京都でないといけない理由がひとつも見当たらなかった。 というか、京都に対する愛を感じなかった。 次の巻ではそういうところも強化されるのだろうか。
0投稿日: 2021.04.12
powered by ブクログだいぶ前に読み始めていたのものを、久しぶりに続きを読んだ。独立した謎解きの短編がならぶ。最初はあまりに地味なことを探偵小説にしているあたりがあまり好きになれなかったのだが、後半はなんとなくストーリーに引き込まれてきた。ライトノベルのような感じではあるが、悪くはない。
0投稿日: 2021.04.01
powered by ブクログ読み始めは「どんな本なんだろう…。」と思ってなかなか進まなかったけど、読み進めていくうちにおもしろくなって一気に読んでしまった!笑 最後は思いもしない展開だったけどすごく面白かった☺︎ コーヒーが更に好きになりそう♡ 早く続きが読みたいなー!
0投稿日: 2021.02.17
powered by ブクログ最後にこのような結末が待っているとは、、前半は少し、、であったが、思ったよりシリーズが楽しめそうである。
1投稿日: 2021.01.07
powered by ブクログバリスタが見抜いていた嘘に最後まで騙された。京都の地名でトリック言われても分からん。コーヒーの知識は面白かった。ギャグがおじさん臭い。登場人物のキャラが良かった。
0投稿日: 2021.01.01
powered by ブクログこのミス大賞 第10回の隠し玉 グルメ・ミステリー であり コーヒー・ミステリーであり ご当地ミステリーである (文庫本の解説参照) この作品を読み進めている途中までは 日常的なミステリーとコーヒーに関する やり取りで進んで終わるという結末を 想像していたのだが主軸の美星バリスタの過去の因縁 から始まりいろいろと後半は展開していき 大どんでん返しが待ち構えている あまりネタバレさせる気はないのだが この大どんでん返しは このミス大賞 第8回 大賞作品 中山七里 著 「さよならドビュッシー」 に似た感じを受けました ご当地ということで舞台は京都 京都といえば森見登美彦の作品に多く書かれているので ミステリーではないですが 京都にひかれた人は「四畳半神話大系」や「夜は短し歩けよ乙女」 をオススメします
0投稿日: 2020.12.01
powered by ブクログ謎解きというほどでもないけどまあ謎解きかな? 伏線がたくさんあって裏をかくような感じ。 感じ悪い人もちょいちょい出てくるけど、軽めに読めたので楽しめました。
0投稿日: 2020.11.18
powered by ブクログ設定もありきたりだし、内容も謎解きもこれと言って驚くこともなく、まあ娯楽本としては読みやすいので淡々と読み進めた。 しかし、最後の展開にビックリ❗ 東北新幹線の中で読んでいたが、どっぷりはまってしまい東京駅に到着したのも気付かず駅員に促されて降りる羽目に。 解説では最後の結末が安易に予想できる様なことを書いてあるが、僕には全く予想外の展開。 流石評判になっただけの事はあるかな。続編に興味が出てきた。
0投稿日: 2020.10.22
powered by ブクログ* 「その謎、たいへんよく挽けました」 * 好きなシリーズを再読。本だからこそ出来る事件が多々あり、伏線の回収が気持ちいい。 . 登場人物も珈琲にちなんだ名前で、手が込んでいる印象。味の表現や、珈琲の知識も多々あり、珈琲が飲みたくなる。 . 切間美星バリスタの人懐っこいように見えて、何故か踏み込ませてくれない様子と過去の出来事が、アオヤマの苦く甘い恋心を揺さぶっていき、次第にアオヤマを行動させていくという過程が謎解きと共に描かれていく。 . シリーズになっているのでアオヤマと美星の関係性の変化が楽しみ。 .
0投稿日: 2020.09.07
powered by ブクログバリスタの過去にあった出来事が明かされるところは読んでて面白かったです。 ラストも、え?そーゆーこと?と驚きの展開で、後半にいくにつれて読むペースもあがり楽しく読み終えました。
1投稿日: 2020.08.28
powered by ブクログ読み始め、なかなか読み進まず 途中から面白くなりテンポ良く読み進める。 最後はドンデン返しで、読み始めに思った感想よりも良き感想が残った。
0投稿日: 2020.08.13
powered by ブクログほのぼのとした謎解きかと思いきや…。 終盤で急展開。 でも最後は彼女の手のひらに転がされた感が微笑ましい作品でした。
5投稿日: 2020.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都の片隅にある年季の入った木造平家の純喫茶「タレーラン」。 恋人と喧嘩をしたアオヤマくんが出会った理想の珈琲と、バリスタの美星さん。 傘が消えた謎、女子大生の恋人の浮気、牛乳を欲しがる小学生、先回りする元恋人。 周りで起きた小さなミステリが、ラストに向けてだんだんと不穏な空気に。 アオヤマくんの元恋人、ふつうに怖い。 どこか切ない余韻の小さなミステリが最後にグサリとささって、ほんわかと着地した。 まだまだ続くんだ。 2人のこれからも気になるけど、ここで終わってもイイかなという気も。
3投稿日: 2020.07.07
powered by ブクログ本書は推理小説ですが、殺人鬼が出てくるわけでもなく、刑事事件に発展することもありません。そのため、ライトに読める一冊になっています。 本書の最大の魅力は「日常」にあるかと思います。登場人物は一癖も二癖もあるようなキャラクターでは無く、程良い個性を持つ人たちばかりです。また、舞台も京都の小さな喫茶店です。巻き起こる事件も彼氏の浮気問題や、サプライズの種明かしなど、明日自分のこと身に起こっても不思議で無いものばかりでした。日常に潜んだ謎を日常をヒントに解き明かしていくため、無意識のうちに自分であれこれ推理してしまいました。 そんな日常の中にもハラハラドキドキの展開もあるので、小説としての展開力にも満足できました。
21投稿日: 2020.05.31
powered by ブクログ主人公の青山さんと切間美星バリスタのおいしいコーヒー屋タレーランで起きる事件簿。 最初は、ビブリアとかみたいに毎回謎を解くだけかなと思ったら、ストーカーに襲われる的なスリリングな展開も起きて、恋愛もからんでおもしろい。 アクロイド殺しみたいな小説ならではの、文章で騙すトリックに何回か騙された。 映像化しちゃうと伝わらない。 主人公が別な店のバリスタとは。 入院したのも美星さんかと思った。 美星さん、鋭いしかわいい。 コーヒー好きだし、おいしそう。 京都の街中の描写(通りから見えるとか)は、文章だけでイメージするのは無理。
0投稿日: 2020.04.13
powered by ブクログ大好きな珈琲店が舞台ということで楽しみにして読んでみたけど 正直よくわからなかった。 最後の方は全く意味がわからず、結局2人の関係は続いていくのね、と続編があるので納得した感じ。 BOOKOFFで2巻まで買ったので読んでみようか⁇とも思っているけど、うーん、どうしよう⁇
2投稿日: 2020.01.26
powered by ブクログ何か手頃でライトなミステリー系の本をと探していたところ、確かそれなりに話題になった本だったという記憶があり、読んでみましたが、とてもおもろしい作品でした。表紙カバーイラストの美星さんはちょっとぼ~っとしている風ですが、本作の中での印象とはちょっと違うように感じます(もっとしゃきっとしているのでは、と)。シリーズ化されているようなので早速続きも読んでみます。
0投稿日: 2020.01.10
powered by ブクログこのミス大賞 2012隠しだま 何気なく入った小路の奥にある珈琲店で、探し求めていた味に衝撃的に出逢ったアオヤマ。 京都の繁華街に近い狭い路地の奥にあるコーヒー店のバリスタは切間美星。実に頭のいい聡明な女性だった。 二人が解く事件は、日常茶飯のささやかなもので、事件と呼ぶようなものではないが、鮮やかなバリスタの推理で解決するところは面白い。 二人とも何か過去の有りそうな雰囲気が次第に濃くなってくるが、なかなか話がそこまで進んでいかない。 傘の取替えや、小学生の子猫を拾ったことや、美星のストーカーが絡んで話は進んでいく。 アオヤマと切間美星の珈琲の薀蓄で半分、最初は読み慣れないためか、内容もさほど起伏が無くて進まない。 文体も落ち着いた形だが少し前時代風で硬い。文学的ともいえるかもしれないが。ラノベというには少し距離がある。 珈琲好きには、苦さも甘さもよくわかる、プロの言う複雑な深さには届かないにしても、知識は、香りとともに広がって面白い。ちょっと一休みして飲みたくなる。 表紙や珈琲の薀蓄につられ、登場人物のキャラに惹かれて手を出したが、前半の会話にさすがと思わせるテンポのいい部分はあるけれど、どうも読みにくい。 そこを我慢すれば、後半は面白い展開になる。 まず捻ってある、そこにまた捻って、ひねりが効き過ぎて目が回りそうになる。 そういう遊びが目新しくて、いろいろ言いたいことを飲み込んでしまいそう。 題名にもひねりがある。最後まで読んでみて、はぁはぁそうなのかとにやりとする。 話題のこの本を買ったまま積んであったのでやっと読了して一安心。ヾ(〃^∇^)ノ
0投稿日: 2019.12.29
powered by ブクログテンポがよくないかな。全体的な読んでいく感じのリズムがバラバラというか。あと描写がくどいので、一気に読めないので文字を読むのに疲れてしまった。 最後に怒涛のミステリー感が出てくるけど、なんていうか若い子のカッコつけた青春劇みたいで斜に構えて読んでしまった。 人物像も結局掴めなかったし、カフェ店主と主人公のただの洞察力のすごさの発表会みたいでどういう気持ちで読んだらいいのかわからなかった。
0投稿日: 2019.12.252巻からは良くなるのか?
大幅に改訂してこれだと大賞になれないのは当然かも。 だましたいのは分かるけど、主要人物以外の台詞でミスリードさせるなら、せめて一般的な言葉遣いにするべきだし、出来ないなら別の方法を考えるべきだと思う。 読み直しても「実はこっちでした」に結びつかない。 ほとんどは途中で分かってしまう謎だし、分からなかったものは強引な謎だし。 視点の変わり方がヘタだし何かだまそうとしているのが見え見えだった。 全体としてはそこそこ楽しめたしデビュー作と言うことでおまけの3。
0投稿日: 2019.11.28
powered by ブクログ【内容】 読む前に思ってた雰囲気と異なりかなり軽め、というか、ギャグ系カフェミステリってとこ。謎も軽め。渋さはあまりない。基本的に(今のところ)死人は出ないもよう。 【感想】 セリフまわしの大仰というか他人行儀なとこがなんとなくおもしろい。キャラを楽しめばいいのだろうと思う。最近のミステリによくある読者の思い込みを利用するような部分もあり、その辺は好き好きかも。ともあれ続編を読む気にはなった。 ▼タレーランに関する簡単なメモ 【アオヤマ】語り手。理想のコーヒーをタレーランに見た。ブルマン。 【切間美星/きりま・みほし】タレーランのバリスタ。バリスタと名乗りたいのでエスプレッソマシンを導入した。アオヤマの理想のコーヒーを淹れてくれる。見た目は高校生だが初登場時点で23歳。謎解きするときコーヒー豆をひく。キリマンジャロ。 【健斗】10歳くらいの小学生。父親がアメリカ人で見た目は外国人だが中身は純日本人。 【小須田リカ】アオヤマの母がたの親戚。コスタリカ。 【胡内波和】美星のことをよく知っているみたいなエリートっぽい眼鏡の青年。コナコーヒー? 【戸部奈美子】虎谷真実の友人。 【虎谷真実】アオヤマが2年ほど付き合った元カノ。通称マミー。柔道愛好会に入ってる。極端な性格でこの作品のギャグ担当?続編あるなら今後の登場も期待。トラジャコーヒー? 【水山晶子】美星の友人。大学生。クリスタルマウンテン。 【藻川又次】タレーランのオーナー兼調理担当。アップルパイは絶品。ナポリタンもおすすめ。しゃべらなければ渋い。老人だがナンパが生きがい。モカマタリ。 【ロックオン・カフェ】アオヤマがよくいる喫茶店。同志社大学の近くと思われるがモデルがあるのかどうかは不明。ロックオンやから鹿苑寺(金閣寺)近くで立命館大学かと最初は思ったのだけど。まあ、同大も遠くはなさそうやしどっちかやろうけど、京都在住ではないのでその辺の感覚はよくはわからない。 【コーヒー豆の種類】種類としてはアラビカ、ロブスタ、リベリカの3種類。今はアラビカ種が一般的らしい。銘柄としてはイルガチェフェ(エチオピア)、キューバ、キリマンジャロ(タンザニア)、グァテマラ、ケニア、コスタリカ、コナ(ハワイ)、コロンビア、サントス(ブラジル)、ジャワコーヒー(インドネシア)、トラジャ(インドネシア)、パプアニューギニア、ブラジル、ブルーマウンテン(ジャマイカ)、ベネズエラ、マンデリン(インドネシア)、メキシコ、モカイスマイリ、モカシダモ(エチオピア)、モカハラー(エチオピア)、モカハラーズ(イエメン)、モカマタリ(イエメン)など調べたのを並べただけですが。個人的にはモカ系はちょっと苦手で、苦味が強い系が好みかなあ。
0投稿日: 2019.10.21
powered by ブクログ少し物語の流れが悪いかな。。。と感じてしまう。お話自体はそこそこ面白いです。ただ、本を読み慣れていない人には厳しいかも
0投稿日: 2019.09.13
powered by ブクログ「第一章 事件は二度目の来店で」 雨上がりに手に取った傘は。 彼女が持って言った理由は凡そ彼女の予測通りなのだろうが、周りの友人達は彼女が取り違えた事に気付かなかったのだろうか。 元彼女はきっと自分に都合の良い部分だけを話、あれだけ振り回したにも関わらず彼の方が悪い様に印象づけたのだろうな。 「第二章 ビタースウィート・ブラック」 浮気調査の末に掴んだ事実。 文化の違いによってここまで大きな勘違いが生まれるなんて誰も予測出来なかったろうが、もし知っていて行動に移したのであれば彼は最低な人になるだろうな。 彼女には酷な話だったろうが、下手にあのまま相手の家に乗り込み問題を起こす前に真実を告げる事が出来て良かったのかもしれないな。 「第三章 乳白色にハートを秘める」 彼が隠していた本当の目的は。 子供だと自分で出来る事に限界があるうえに、自宅で飼えない状況だと世話をする事すら許されないかもしれないと誰にも言えなくなってしまったのだろうな。 いくらクラスに馴染めていない転校生だったとしても、虐めていい理由にはならないし尚且つ相手の弱点であろうと動物を痛める行為は良くないだろう。 「第四章 盤上チェイス」 再び目の前に現れた人物は。 しばらく時間が経ちやっと整理がついであろうタイミングで現れるなんて、普通はしないだろうし彼にとっては虎馬レベルの出来事だったろうな。 気付いたら付き合っている事になっており、尚且つ彼女の我儘な態度に振り回されても傍に居続けた彼は凄い優しい人なのだろうな。 「第五章 past,present,f*****?」 彼女が彼の誕生日に送った品は。 彼の話しぶりからてっきり彼女の手伝いをしていたのは彼なのかと思っていたが、彼女からネタバレを聞いてゾッとしたと同時に嫌な予感しかしなくなったな。 助けたという人物に当たるよう語っていたが、彼女に表立って会う事が出来ずそれでもその素性を追い続ける者というと彼しかいないからな。 「第六章 Animals in the closed room」 ズタズタに引き裂かれたぬいぐるみ。 あんな事があった後だからこそ過剰に反応してしまうのは仕方の無い事だろうが、逆を言えばそれぐらい警戒心を持たなければならない相手だったのだろうな。 無事に犯人が分かり安心したせいもあるかもしれないが何故彼は危険が有る可能性の中、彼女を一人で帰路につかせてしまったのかと思ってしまうな。 「第七章 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」 彼が彼女の店に通い続けていた理由。 色々な勘違いから生まれた話であり、それを利用して再び彼女を絶望に陥れてしまう危険性のある計画など本当は実行したくなかったろうな。 味の違いも分からなければ何故あんな事までして守ったのかすらも理解できないであろう彼女は、ただただ彼に執着しているだけな気がするな。
0投稿日: 2019.09.11
powered by ブクログ今まで読んだ中で好きなミステリーらしい小説だった。 アメリカに行った少女の勘違い。デートに誘われただけで、付き合うをイコールするなんて、正直バカしかないだろう。 コーヒーが大好き少年の元カノ正直にうざいストーカーみたいになっていないか? 誕生日のシーンがとても良かった。
0投稿日: 2019.08.15
powered by ブクログこのミス隠し球だそうです。ビブリアと比べる方が多いと聞いていましたが私はそれはほとんど感じませんでした。コーヒー好きなのもあって、コーヒーに関する薀蓄は楽しかったですし、純喫茶の雰囲気も楽しめました。残念ながら、私はどのキャラにも思い入れができなかったので、最初から最後まで冷めた目で読んでしまいました。かなり加筆修正をしているとのことですが、ミステリとしては、これからの成長を期待したいと思います。京都の方はご当地ものとして楽しめるのかもしれません。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ岡崎琢磨さんの好感度抜群のデビュー作「珈琲店タレーランの事件簿」第1弾です。推理にはやや不自然さがありながらも作風はコミカルとセンチメンタルが程よくブレンドされた味わいでしたね。人物名も珈琲豆になぞらえる凝り様で、語り手の青山(ブルーマウンテン)、ヒロインのバリスタ切間(キリマンジャロ)、オーナー藻川老人(モカ)、ストーカー男の胡内(コナ)といった具合です。他にシャムの仔猫シャルルも愛らしくて心癒されますね。切間さんがコリコリコリと珈琲豆を挽きながら推理した後の「たいへんよく挽けました」の決め台詞が最高でしたね。 切間さんが語り手の青山の迷推理に対し「全然違うと思います」と駄目出しするパターンも愉快で青山の「んぐぁ」の台詞も笑えて、女たらし老人・藻川の京女ことばも微苦笑を誘われますね。唯一、著者が焦って間違われたのかなと思えるのが、301頁からの病院の場面で、これは読み手に切間が入院しているのだと錯覚させる為の意図だったと思いますが、それならば青山がどうして自分の入院している病室に花束を持って向かおうとしていたのか?の理由と説明が全く為されていません。でもまあ最後が悲しみで終わらずに希望が漂っていて良かったですね。
0投稿日: 2019.05.31
powered by ブクログコーヒーが飲みたくなる、ミステリー小説でした。探偵は、キリマンジャロをもじったのか、切間美星。バリスタです。スケベなおじさんと珈琲店を経営しています。そこに、客としてやってきた僕が、この物語の主人公。短編形式で、色んな事件をクリアーしていきます。 バリスタの推理力は、金田一か、もしくは、ポアロかというほどの頭脳。難題をいとも簡単に解決していきます。気がつくと、この珈琲店の住人のようになっていて、彼らの巻き込まれる事件に夢中になっていました。面白かったです。 http://kafuka.doorblog.jp/archives/17716050.html
4投稿日: 2019.05.19
powered by ブクログジャケ買い。 珈琲もミステリーも好きだけど、微妙な感じ。 続き物みたいけど 最初の2話で もういいかな?って思ってしまうほど、薄く感じました。 ミステリーなのか恋愛モノなのか 珈琲は、どこいった!?
0投稿日: 2019.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都の珈琲店、タレーランに訪れた22歳の青年と23歳のバリスタの女性の話。店に訪れる人に纏わる謎について。 叙述トリック?になるのかな。最後にどんでん返し。
0投稿日: 2019.05.06
powered by ブクログ京都に詳しかったらもっと楽しかったかも。 後半になって「このミス」だった所以がわかった。 完全に騙された(笑)
0投稿日: 2019.04.06
powered by ブクログ「このミス〜」シリーズということだが、「この無茶はすごい」と感じた。大幅改稿もされたようだが筆力にも相当な疑問符がつくように思います。つまり良くない
0投稿日: 2019.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
基本的に日常ミステリーだが、謎も面白く、サスペンス要素もあって唸らされた 伏線の張り方もうまかった 叙述トリック的な演出を最後にぶちこんできたのは意外だった キャラの関係性もバリスタとアオヤマのイチャイチャ感が出ていてほっこりする コーヒーのうんちくが随所に盛り込まれているが、必ずしも事件の謎そのものに関係しているわけではない 秘められた過去がコーヒー絡みかと思っていたのでそこは拍子抜け もちろん、バリスタが過去を乗り越えて新しく関係を結び直す展開は感動的でよいと思う。
0投稿日: 2019.02.16
powered by ブクログ岡崎琢磨さん、初めて読みました。京都の地形が分からないので、知っている人にはもっと面白いんだろうなぁ感じました。1話ずつ気になるところが増えて、最後はびっくり。とりあえず2巻も買いました。
0投稿日: 2019.02.10
powered by ブクログ喫茶店に入り浸ってる人がそこで起こる日常の謎を解くというミステリ 昔そんなのを考えてたら そんな設定がこの本だった ただ私が漠然と考えていた心地よさみたいなのとはちょっと違う感じだった コリコリとかあれなのかな キャラをうりにしているのかな
0投稿日: 2019.02.09
powered by ブクログ終始穏やかな雰囲気が流れてます。 本格的なミステリー小説が得意じゃない方にもオススメです。 字は少し小さめな印象。
0投稿日: 2019.02.08
powered by ブクログアオヤマと真実のSMな恋人関係、アオヤマと美星のクールな関係があって、いろいろな珍事件が起きるわけだけどそもそもアオヤマはどういう女性観をもっているのか不思議だ。聡明な美星はなぜアオヤマを優しい人と思ったのやら理解に苦しむ。オイラとしては、その程度の事件は真偽を確かめなくたっていいのでは?ということを真剣に追求するところが面白かったなぁ。だからといって、何かが心に残るというわけでもないんだけどそこがまたいい。タレーランという狭いなかでの出来事だからいいのかな、身近なことのような気がしてくるし。珈琲を飲みながら美星の「その謎、よく挽けました」話を聞くのは確かに楽しそうだ。一言一言を丁寧に読まないとまんまとひっかけられてしまうのでちょっと気を張って読んだよ。だから続編は読まないと思うなぁ。
0投稿日: 2018.12.08
powered by ブクログ「このミステリーがすごい」の大賞は獲得できなかったけれど「隠し玉」として大いなる期待を受けて出版されたそうです。 書店で目にした時に装丁の雰囲気とパラパラと斜め読みした感じが「ビブリア古書堂の事件手帖」によく似た雰囲気だったので「バッタもんかな」と勝手読みして今までスルーしてきた作品。 読んでみるとその文体は格調高いというべきか、それともやたらと婉曲な表現を使う小難しいセリフが散りばめられる、ミステリーを読むにはちょっとまどろっこしいかなと思ってしまう。 しかし謎解きに当たっては、著者にコロリと騙される。 騙されるというのは人聞きの悪いと著者はいうかもしれない。 読者がストーリーを勝手読みして自分から罠にはまっているだけだと。 こういう騙され方、好きです。
2投稿日: 2018.11.17
powered by ブクログ京都の隠れ家的カフェ・タレーランの美女バリスタの事件簿。 プロローグ 第一章 事件は二度目の来店で 第二章 ビタースウィート・ブラック 第三章 乳白色にハートを秘める 第四章 盤上チェイス 第六章 Animals in the closed room 第七章 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を エピローグ 京都の路地奥にある喫茶タレーラン。 そこでバリスタとして働く切間美星は頭脳明晰で、彼女に恋する青山によって持ち込まれる問題を解決していく。 次第に二人の仲は近づいていくが、美星の暗い過去が二人の間に影を差す。 珈琲の香り漂う京都で、恋愛とミステリーが織りなすご当地ミステリー。 最後にはちょっとしたどんでん返しもあります。 タイトルに事件とあるけど、そんな大したことではないのがちょっと残念。 今後の作品が期待される作家さんだと思います。
1投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログ登場人物のキャラクター設定がいい。各人物の色がきちんと出ており、現実にいそうだが、実際にはいなさそうな、そんな舞台が楽しい。作品では、日常のミステリーを解決する話を中心に、人情物に近くてホロリとしてしまうものなど、各々のイベントに飽きがこない。加えて、恋愛要素もあり、心の橫をくすぐられたような甘い感じもある。コーヒーと読書はお友達であるが、コーヒーとミステリーの相性もよい。タレーランのような喫茶店が実在すれば通いたい。時には読書をする空間として、時には謎解きをする空間として楽しみたい。
2投稿日: 2018.11.05
powered by ブクログビブリア古書堂シリーズや真夜中のパン屋さんシリーズのような日常ミステリ。 最初は描写や台詞回しなどがくどく、読みにくかったが、後半はだんだん慣れてきた。 完全に二匹目、三匹目のドジョウを狙った作品だけど、暇潰し程度にはなります。 デビュー作らしいので愛嬌ということで★★つけときますw
0投稿日: 2018.10.29
powered by ブクログ喫茶店のバリスタが日常に起こるいろいろな出来事を謎解いていく。 長年追い求めた理想の珈琲に出会った青年、その店のバリスタが徐々に心を開き、日常のなぞ解きを していく。 秘められた過去に話が近づくにつれ・・
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログゆったりした時間の流れにたゆたうように、ゆったり読めた。 劇的な事件の展開はなかったけど、思い合う心があって楽しく読めた。
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ人に借りたので読んだけど… 書き方というかキャラクターというか全体的に苦手だった。うーん…全然先が気にならなかったのに全部読んだ自分を褒めたい
0投稿日: 2018.08.26
powered by ブクログ小説だから…と抑え込み読み進めた違和感がスッキリ(^w^)とても読み返したくなります。コーヒーや京都に詳しくなくて途中手が止まりそうになっても必ず最後まで読んでみてください〜!
0投稿日: 2018.06.12
powered by ブクログあくまでフィクションですよ、と言い聞かせるかのような登場人物の名称やセリフの言い回し。だがそのセリフや主人公の一人称ナレーションのテンポが抜群に良い。文章に淀みがなく、読んでいて気持ちがいい。だからってサラサラ読んでいるとすぐ騙される。さて、続きはどうだろう。楽しみだ。
2投稿日: 2018.05.30
powered by ブクログ京都の裏路地にある、美少女がバリスタを務める喫茶店に迷い込んだ主人公。その後数々のちょっとした事件を、コーヒーを挽きつつ解決していく。 アニメ絵表紙で敬遠していたのだけど、「このミス大賞」って、海堂尊のあれと同じだから、ライトノベルではないかと思い、手にとってみた。 万城目または森見フォロワーなのか、京都となんかを組み合わせるのが流行っているのかしらないが、森見登美彦のノリを、もう少し常識的マンガ的、悪く言えば平坦にしたような話で、アンソロジーになっている。 前半は、シャーロック・ホームズのように、入ってきた人の外見だけからあっという間にプロファイリングするような爽快感は無きにしもあらずだったのだけど、前半の途中ですでに息切れ。 後半は色恋事というか、ゴタゴタした話で、それはそれで良いのではないかと思う。 しかし、流行りなのかこの人の特徴なのか奇をてらっているのかわからないが、「〇〇と思った」からの行動が、その前文の書かれていることと一致しない傾向か強く、最初は許容していたのに、後半では理解する気も無くなって、だらだらと読み飛ばしてしまう。 また、終盤にはどの視点で描いているのかも曖昧になり、視点と時系列の収拾がついていないという状況はいかがなものか。 本屋には2、3と続きが売られているが、まあ、もう読まないかな。高校生くらい向け。同系統だと森見のほうが面白い。
0投稿日: 2018.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都の喫茶店を訪れ、そこのバリスタ女子と出会うことから物語が始まる。彼らを取り巻く日常的な謎を題材に、土地柄や雰囲気に似合わないロジカルな会話が繰り広げられる。ミステリー特有の裏の裏の裏…を読む感じがとても楽しい。京都のコーヒー店で読んだら最高やろなぁ。
0投稿日: 2018.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
珈琲店を中心にした日常ミステリー。京都が舞台のようなので、地元の人なら楽しめる部分もあるのかもしれない。ライトノベル風の文体には途惑ったがそのうち慣れた。 残念ながらあまり合わなかった。ミステリーは謎が解ける所が一番楽しさを感じるところだと思うのだが、その謎が絡まった糸のまま回答として見せられているような印象を受けた。多分道中で多少ほどけて最後に一本になってないと、私には理解できんのだろうな。 あとは、出会って間もない主人公にあれだけ自分語りをしたヒロインが、実は対人恐怖症でしたという辺りもまぁちょっと。
1投稿日: 2018.01.27
powered by ブクログコージー・ミステリーもたまにはいいかなって思い購入。しかし、こんなにどっぷりとはまるとは思わなかった。シリアスな展開で緊張感の多いミステリーばかり読んでいたが、こういったライトで肩の力を抜きながら読めるミステリーもたまにはいい。 作者の岡崎琢磨のデビュー作。このミスの隠し玉として晴れ晴れしいスタートを切った。本作に登場する喫茶店その名も「タレーラン」。店名はシャルル・モーリス・ド・タレーラン=ペリゴールが残した「良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い」という格言からきている。 タレーランのバリスタとして働く切間美星がその聡明な頭脳で日常の謎を解決していく。血みどろな殺人事件やダイイングメッセージのような難解な暗号を解くといったハードな謎解きとは一線を画し、ひっそりとした謎なのがいい。短編からなっているが、最後の章で怒涛の仕掛けが待ち構えている。 本作はシリーズ物で現在までに5つほど発表されているみたいだ。ぜひともすべて読破したいと思った。 蛇足であるが、同じような作風にビブリア古書堂もあるんだけど、あれはゴーリキのイメージがついちゃっているため見送りした。
0投稿日: 2018.01.26
powered by ブクログ文章はあまり好みではなかったが楽しめた。 5章や7章が良かった。 読んでいて「理由はわからんけど(特に考える気もないが)なんか違和感あるなぁ」と思ってたらなるほど色々と仕掛けられてたのね。 個人的な好みとしてはエピローグ無しならもっと評価できた。 さすがにそこで終わらせるのは無理があった(商業的に)と思うけども。 続編はもう1冊くらい試しに読んでみるかな。
0投稿日: 2017.12.21
powered by ブクログ「純喫茶タレーラン」を舞台に、コーヒーにまつわる薀蓄を織り交ぜながら、「日常の謎」をバリスタである切間美星が解決する短編集。ライトノベル風の軽い文章で、謎の内容もいたって軽い。読み進めていくと、美星の抱えている精神的な問題が明らかになっていき、後半になるとミスリードで読者を惑わす短編が続き、最終話では大きな秘密が明らかとなる連作短編集。「全然違うと思います」と「その謎、たいへんよく挽けました」が、美星の決めゼリフ。 「事件は二度目の来訪で」 物語の記述者である青山が「純喫茶タレーラン」を見つけ、バリスタの美星、その叔父藻川と出会うイントロの話。青山の傘が持ち去られ、赤の傘が残された謎。 「ビタースィート・ブラック」 青山が、親せきの小須田リカに恋人の浮気調査を依頼される話。ブラックコーヒーが飲めない男の部屋に飲みかけのブラックコーヒーがあった謎、恋人の真意を巡る謎。 「乳白色にハートを秘める」 青山が偶然知り合った少年との出来事を美星に語る話。美星は真相に気づき、突然駆け出していき、青山がその後を追う。語り口が二段階で工夫されている。 「盤上チェイス」 青山が元カノに出会って、逃げ出し、タレーランに駆け込むと、5分後に元カノがやってきた謎。京都の地名がいくつも出てくるが、地図が添付されていないので、状況がわかりにくい。真相は肩透かし。 「past,present,f*****?」 青山の雑貨店での体験が語られ、青山が欲しいと思ったが取り逃した商品を美星が直後にプレゼントした謎。美星の過去が初めて明らかとなる。最後に意外な人物が登場し、人物の役割が入れ替わる。 「Animals in closed room」 《幻の猿珈琲》を試飲するために、青山の自宅を訪問することになった美星。ペーパーフィルターを購入するために留守にしていた間に現れたプレゼントの謎。プレゼントが引き裂かれていた謎。タイトルをよく見ると、……。 「また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」 美星の過去の問題と関わりのある胡内波和の視点で物語は始まり、バリスタがアクシデントに遭う話。読者の勘違い、犯人の勘違いなど、ミスリードの連続。ある人物に関する秘密が明らかになる。青山は、美星との決別を決心する。
1投稿日: 2017.12.11
powered by ブクログ「このミス隠し玉」と謳ってますが、ミステリーと云う感じはあまりしないかな。 ちょっと極端だけど、ラブコメみたいで楽しめました。ただ、アオヤマとバリスタ、お互い一目惚れだよな。
0投稿日: 2017.12.06
powered by ブクログ「視覚が信じられないときにまぶたをこするものだとすれば、味覚が信じられないときには舌をこすればいいのだろうか」(P.8)――ミステリーの重みに関してはやや物足りなさを覚えるものの、毎度毎度裏を返してくる手法だとか、キーワードの散らし方がとても丁寧で、最後まで楽しく読めた。何より、作者は言葉の使い方が上手。形容表現にしても、人物たちのやりとりにしても、言葉遊びが巧みだなとただただ感心。静かな喫茶店のテーブルで、美味しい珈琲を飲みながら読めたら幸せだろうな。
0投稿日: 2017.11.23
powered by ブクログやはりこういった作品はヒロインの魅力が必要不可欠じゃないかと思う。 言い換えれば作者の人物造形の才覚が如実に表れる部分ではないだろうか。 性格・話し方・所作・外見など生き生きと表現し、読者の関心をとらえて離さない様なキャラクターでないといけない。 この本のヒロインである切間美星は、ちょっとキャラクターとしてあまり生きていないような気がした。 話の内容ももう少し余り面白いとは感じなかった。 あともう少しコーヒーの関連の知識が書かれててよかった気がする。 最後の方のどんでん返し的な部分は結構面白かった。
0投稿日: 2017.11.05
powered by ブクログよく目にする表紙で“最近”の本という印象。偶々図書館にあったので借りてきてしまいました。 ビブリア古書堂風な感じかなぁと思って読みましたが、その通りでした(笑)。解説にもありましたが謎解きの部分は今一つですが、キャラクターやこじゃれた会話は結構好ましく思いました。シリーズものらしいので次作以降が楽しみです。 珈琲の香りが漂ってくるようで喫茶店で読みたい本かもしれませんね^^
0投稿日: 2017.09.21
powered by ブクログ2017.9.16 穏やかな謎解きと思いきや、途中から思いがけず心かき乱されるミステリーに。ざわざわして一気読みしたくなる。
0投稿日: 2017.09.18
powered by ブクログとにかく美星ちゃんが可愛いのと、青山のキャラも良い。この青山が巻を重ねるごとにどんどん良い味を出す。また日常の謎っていうのが自分のツボすぎてこの作品がドストライク。すきだなあ。
0投稿日: 2017.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり----。軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。 【感想】
0投稿日: 2017.08.01
powered by ブクログ身近な小謎解きミステリが心地よい。 京都のまちが舞台になっているのも親近感があって嬉しい。 珈琲がほどよいアロマになっているのもいいのだが、登場人物の名前は少し無理やり過ぎない? アオヤマさんについては、しっかりミスリードされていました。 それから、 ハンドミルすると頭冴えますよね。 朝にハンドミルして珈琲を点てたいのですが、時間が・・・・
0投稿日: 2017.07.14
powered by ブクログあぁ〜こんな喫茶店に出会いたい! 美味しいコーヒーが飲みたい! 読みながらコーヒーが飲みたい! 本格ミステリーで疲れた時のコーヒーブレイクにオススメの一冊です!
2投稿日: 2017.06.11
powered by ブクログ世界観がしっかりしている。 ミステリーとしては物足りなさを感じるが、純粋に面白い。 設定の中心に珈琲が据えてあるところも珍しい。
0投稿日: 2017.05.20
powered by ブクログキャラ造形がアピールポイントの割にキャラの個性が物凄く薄い。ヒロインも主人公も人形のようで、心情が全く分からない淡々とし過ぎた文章が続くので、盛り上がる筈のラストの展開になっても感情移入が全く出来なかった。抑えた表現でリアルに寄せてるのかと思ったら逆に漫画みたいな演出とか謎の決め台詞とか出てくるので、どっちに寄せたいのか分からなくなる。ミステリとして魅力的な謎があるかというとそういう訳でもない。とはいえ京都の地名がいっぱい出てくるのは楽しいし、肩の力を抜いてミステリっぽい気分を味わうのには良い一冊。
0投稿日: 2017.05.19
powered by ブクログ明るい謎解き話という感じです。シリーズ化されてますが、次も読みたいとはあまり思いませんでした。軽く読みたいって人にはいいかもしれない。
0投稿日: 2017.05.18
powered by ブクログ純喫茶タレーランのバリスタ切間美星は ある日訪れた男性アオヤマに様々な謎を頼まれ 解決していく。 このミステリーがすごい!の大賞隠し玉(すごいネーミング!)作品。 読む時にも やはりコーヒーとお供を一緒に。 サクっと読める。 また最後には こう来たか!と思わせる展開にも。
0投稿日: 2017.04.14
powered by ブクログ心の中にある門。 それを開けて欲しいと願う人もいれば、絶対に開けて欲しくない、触って欲しくない人だっている。 誰に対しても開くことが出来る門なら、ほんの少し後押ししてあげるだけで開くことが出来るだろう。 一歩踏み出す勇気がないだけなのだから。 でも、門の存在自体を特別なものだと考えている人だっているかもしれない。 特別な人だから門を開いた。 特別な人だから門を叩いて自分を外に連れ出してくれた。 そんなふうに思い込んでしまう人がいないとは限らない。 「僕」のキャラクターが好きだ。 騙すつもりはなくても、いつの間にか言い出せなくなっていて、本当のことを伝えることが出来なくなってしまう。 優柔不断で、案外人を信じやすくて、 考えすぎてしまって失敗するタイプ。 優しいところもあるのに、自分の中には壁をしっかり作っている。 心配している気持ちや思いやる気持ちはあっても、ストレートに口にすることに抵抗を感じてしまう。 どこにでもいそうな、そんなキャラクターはとても身近だ。 美星につきまとう男の影。 美星のことが好きだとか、幸せを祈っているとか、まったくかけ離れたところに男の行動の原因はあるのだろう。 歪んだプライド。歪んだ優越感。歪んだ支配欲。 実際に起きたいろいろな事件を考えると、何が原因で歪んでいくのはわからないけれど、どこかで知らず知らずのうちに道を外れてしまうことがあるのかもしれない。 目で見ることは出来ないけれど、感じることは出来る。 優しさや思いやりを大切にしたい。 謎が解ければそれで良いわけではない。 波瀾にとんでいても、優しい謎解きがやっぱり好きだ。 珈琲店を舞台にしているけれど、その特性があまり活かせていないのが惜しい。 せっかく「珈琲」というキーアイテムがあるのだから、物語をそこに絡めてほしかった。
1投稿日: 2017.04.05
powered by ブクログ確か12年の暮れに出張先で平積みになってた文庫本を買った 流行りのライトミステリーで…とか これは叙述トリックがしたかったんだろうけど、珈琲店の爺さんの口調が意味もなく変わってたり、主人公の名前が不自然に出てこなかったり、 作者の拙さとそれを補おうとするためか露骨にミスリードさせようとする不自然な演出が鼻につきすぎてダメだった あざといとかじゃなくてもう無理 少なくとも無理のない内容と展開でああ騙されたとは思わなかった え、その書き方で伏線張ってるっていうのずるくね、っていうのばかり …違うな…隠せてないよ、不自然じゃん、なんかあるのはわかるけどそんなの違うキャラなんだから初めて読んだときにわかるわけねえだろ、みたいな 探偵役のヒロインも豆を挽くときの決め台詞とかなぜか主人公に惹かれるところとかダメだった ミステリーファンなら謎が良ければ評価するのかもしれないが、こっちはただ乱読の結果つきあたっただけなので、読みにくいと思ったり、ストーリーやキャラ設定に無理があると思ったら謎解き部分がどうであれ評価を下げざるを得ない 推してるみたいだし表紙がいいから売れるんだろうなとは思ってたが、続編が出てミステリーファンからの評価も高いと聞いてびっくり 上手くなったのだろうか メディア展開すると聞いてまたびっくり それでも表紙カットの絵師さんすごいなとしか思わない 続きは買ってない
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログ個性的なキャラクターやコーヒーに関する造詣だけでも面白いが、ただの日常系ミステリとは一線を画す終盤の展開は圧巻。
0投稿日: 2017.03.22
powered by ブクログ昔から京都好きだった自分としては、京都を遺憾なく表現しているように思う。ダダ漏れな京都というよりかは、ちょっと外から京都をみている感がでているこの作品は、親近感が持てるから、好みなのかも知れない。しばらく読書から離れていたタイミングでこの本を手に取ったことで、また読書に向かうきっかけとなった。なんか「青春」ではくくれない「もどかしさ」がいいんだろうなぁ。あとミステリーとしてもほどよい謎感がちょうどよいように思った。
0投稿日: 2017.03.12
powered by ブクログこのミス大賞をとっている事と、食べもの小説が好きな為購入してみた。好きな文体ではなかったので、読み進めるのに苦戦した。しばらく読んでも面白さを感じなかったが、最後にすごいどんでん返しが待っているかもと思い読み切った。しかし、最後まで読んでも評価は変わらなかった。 店主が謎解きする短編が好きであれば、タルトタタンの夢をお勧めする。
0投稿日: 2017.03.05
powered by ブクログ【軽いネタバレ有】なんでかわからないけど、どうしても主人公とか本の文章の雰囲気がいまいち好きになれなかった…。とはいえ、引き込まれたし、最後は寒気がしたから、2巻を読もうかと。でも名前のトリックがちょっとどうかと思う
0投稿日: 2017.02.25
powered by ブクログ前から気になっていたシリーズでやっと読めました。 京都にコーヒーと私の好きなものが詰まっていたからとても楽しめました。 ただ隣の府在住とはいえ京都には出身でも住んでもいない場所なので地理のことを書かれるとちょっとだけ混乱しちゃいました笑 でもそこはgoogle先生に聞けば一発です★ 前半はとてもライトで謎と呼べるかもわからないくらいでしたが話が進む事に深刻に。 何重にも騙されちゃいました。 まさか主人公にまで謎があったなんて! どうやって終わるんだろう。 どんな続きのある終わり方になるんだろうとワクワクドキドキしながら読めました。 でも真実はワガママすぎ( ´−ω−` ) ぜひ次も読みたいです。
0投稿日: 2017.02.19
powered by ブクログ私の好きが詰まった作品だった。京都も珈琲も好き。読んでいて、どこか違和感があったが、それが最終章で解けてすっきり。大掛かりなトリックではないが、ちゃんと伏線があって良かったです。
0投稿日: 2017.02.04
powered by ブクログ読んでいると…なんだかコーヒーが飲みたくなってしまうタイトルでした笑 最後まで読みましたが、ちょっとミステリーとしては物足りない感じもしました。 でもでも!美星バリスタとアオヤマさんの関係にやきもきしてしまう(*^^*)
0投稿日: 2017.01.27
powered by ブクログああ……面白いのだが、文体がちょっと苦手だ……残念……でもシリーズ進んだら読みやすくなってるかもしれないし……。
0投稿日: 2017.01.20
powered by ブクログコーヒーのようにほろ苦く、そして甘さもある作品 ミステリー部分が予想しやすいところはあったけど、登場人物のキャラがよく立っていてとても読みやすく、温かさがあってとても良かった
0投稿日: 2017.01.19
powered by ブクログ面白い! 初めて読んだコーヒーミステリー。 京都のコーヒー店を舞台にしたお話。日常の中に潜むミステリーといったところでしょうか。派手さはありませんが、一つ一つがウィットにとんでいて面白い。 語り手の青野大和とコーヒー店のバリスタ 切間美星との謎解きと恋の行方が秀逸でした。
3投稿日: 2017.01.07
powered by ブクログちょっとわかりにくかったなぁ。 おぉ!そうきたか! より、うーん、あぁ、視点が変わったのね、的な。 続き流行って図書館にあれば借りようかな 2016.12.22
0投稿日: 2016.12.22
powered by ブクログ後半に、文章の書き方で読者をだます感じのトリックが使われていますが、 このパターンで「すごい!」と興奮する本を読んだことがあるので、読みにくさも相まって消化不良な感じがありました。 おじちゃんとシャルルが可愛らしいので星三つです笑
0投稿日: 2016.12.18
powered by ブクログ面白かったです。 最後の章が特にあっと思う展開でした。 切間美星と主人公の青山との微妙な距離感がむず痒くなるようで、何とももどかしい気分でした。 次回作に期待します!
0投稿日: 2016.11.30
powered by ブクログ決して面白くなかった訳ではないのですが、どうしても某小説の二番煎じに思えてしまい……。まあ、似た雰囲気を感じて購入した、ということもあるのですが。 (2012/11/1)
0投稿日: 2016.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
連作短編集だが、長編的な要素の強い一冊。 各短編で日常的な事件を解決していくのだが、二人の主人公タレーランのバリスタ切間美星、タレーランに通うアオヤマ青年を軸とする物語、美星バリスタの過去、心に傷をつけた事件に対し未だ終わっていないことに対しアオヤマ青年が挑んでいく物語が終盤に連続して描かれている。 前半の事件解決は序章のような感じで、終盤へのすべて布石にしか思えないような展開がある。 <ネタバレ> 美星バリスタに想いを寄せる男がふられたことに対し仕返しをし、それが美星バリスタにトラウマとなりアオヤマ青年との恋を邪魔をする。 フラれた男は美星の身近に現れたアオヤマに対し敵対心を抱きアオヤマに対し攻撃に出る。 アオヤマは事件を知られると美星がまた傷つくと考え、美星を守るために別れを決意する。 オアヤマの素性が他店で働くバリスタで本名もアオヤマではなく、青野大和であることも明らかになり、アオヤマ自身も騙していたわけではないのだが、それを逆手にとり美星に嫌われる作戦に出、美星の前から姿を消し美星を守ろうとするのだが、美星はその全てを知っていた。 そして再会が果たされt。 続編も購入済みなので早くつづきが読みたいと思える一冊である。 ただ、文章が分かりにくく、たぶんミステリー的というか叙述トリック的なところがあるので、このような文章になるのだろうが、サクサク読めないのが星5つに出来ない理由になった。
0投稿日: 2016.11.19
powered by ブクログ随分前に読了していましたが5巻が出るということで改めて登録。 グルメミステリーと出会った作品です。 美星さんが可愛いです!
0投稿日: 2016.11.18
powered by ブクログちょとした謎をコーヒーをひきながら解決してしまうバリスタとひょんなことから客となったアオヤマさん。どっちが主人公だかわからないが。 皆さん書いているようにブビリアっぽい。蘊蓄が古書からコーヒーになった感じといえばいいのか。 京都の位置関係がいまいちわからないので、わかった方が楽しめるのかな。 結構壮大なミステリが仕掛けてあるようです。 本を読み終われば続きが気になります。
0投稿日: 2016.11.08
powered by ブクログ京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。 恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。 長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。 美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。
0投稿日: 2016.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
コーヒー好きやし、読み進めていけば面白そうなんだけど バリスタの説明じみた台詞は無駄に長く、 主人公の口調に「そんな言いまわし、フツーせぇへんやろ」と いちいち「え?」と躓いてしまう。まぁ、そもそも主人公の登場シーンや元カノとの関係から「え?」なワケだけども。 うーん。これもなんかの複線なんやろか。 せっかく借りたので、この1冊は最後まで読もうと思います。って、やっぱり無理でした。
0投稿日: 2016.11.02
powered by ブクログコーヒーを飲みながらまったりと読みました。 今年になってからよくコーヒーを飲むようになったので、本書に登場する珈琲蘊蓄も非常に楽しく読めました。 それから、最初に登場するタレーラン伯爵の言葉が素敵。 いわく、良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い。 珈琲好きの至極の言葉。 舞台は京都ですが、京都って古風な街並みで風情のあるイメージですが、お洒落なカフェも多そうで、ましてこんな風な隠れ家カフェが似合いそう。 一見さんはちょっと簡単に立ち寄れない感じですが、そこがまたいいですね。混みあわないお気に入りのカフェがあるって憧れます。 こちらは殺人事件などが起こるわけではなく、日常の謎に迫るミステリー。コーヒー豆を挽きながら、軽妙に謎を解いていて、テンポがよくて読みやすい。 重すぎなくて、本当にコーヒーを片手に読むのに最適ですね。 シリーズ化されそう、と思ったら、既に続編が結構出てるんですね!またぜひ読んでみたいと思います。
2投稿日: 2016.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
気のせいか、最近カフェ関係の本ばかり読んでいるような気もするけど・・・(笑。気のせいということに)。 さてこの本も、もうずいぶん前にフィーチャーされてたよね。 すでに「今更」感があるのかもしれへんけど、図書館でリクエストをかけてみました。 予想通りアッサリと回してもらえました。 いやいや面白かった!! すんごい面白くて、ゆっくりゆっくりと読んだ。 「ああ! あのページのあれが、伏線か!」 と、気付いたらまた読み返し・・・、を、繰り返す本なんて久しぶりやったんちゃうかな。 ひとつひとつの文章がちゃんと意味を持っていて、短くてアッサリしているのに読みごたえがある。 なんちゅうか、カカオのパーセントが濃いいチョコレートを食べたような気分(全然わからん)。 あとは、バリスタと語り手のアオヤマ氏との「演じすぎてちょっとコッ恥ずかしい」ような会話が、時々崩れるのもいい。 そのあたりの緩急がよかったな。 五章、六章なんてかなり息を詰めて読んだのに、あのオチはいただけないよなー(笑)!! オチが残念すぎたわ! エピローグが、いらんかった(笑)! そんなご都合主義なまとめ方にしたら、ここまで精密に組み立ててきた世界がみんなわやになっていくような気もするんやけど・・・。 これって、続編があるという前提のエピローグなんかな。 それか、このエピローグがつくところが緩急でいう緩なんかな。 もしそうやとしたら今後面白くなく感じるのかもしれへんけど、とりあえず続編もリクエストしました。 それなりにバリスタ同士の距離感も今後どうなるのかとか気になるし(とはいえ、恋愛色が濃くなると冷めると思う。笑)、続編は楽しみ。 そして私も珈琲が飲めたらなあと思った。 (2015.04.30)
0投稿日: 2016.09.10
powered by ブクログ3 登場人物や設定が魅力的。美星と大和の探り合いが過ぎる気もするが、謎が解けていく感じがなかなか面白い。
0投稿日: 2016.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都の中京区にあるという喫茶店「タレーラン」を舞台にした推理?小説。殺人等の惨劇ではなく、日常おこりそうな事件を取り扱っている。 序盤はラノベのような展開で少し戸惑った。また、状況説明がやや粗く、何度か読み返さないと分かりにくい記述もあるように感じた。一番の難点は叙述トリックが多用されている点。一方で、登場人物が個性的で印象に残りやすく魅力もある。また、後半からのシリアスな展開はスピード感があって楽しめた。 読後に気になったのは、美星バリスタの洞察力と推理力が何故鋭いのか、が記述されていない点。続編をお楽しみというところかな。
0投稿日: 2016.06.27
powered by ブクログストーカー怖いのです。心が冷える。他の話が吹っ飛んでしまうぐらい。目眩がして冷や汗が出る。 コーヒーの香りのように、ふんわりと、リラックスした関係を作れるといいですね。 もちろんそこに、苦味という緊張感もしっかり持って。
0投稿日: 2016.06.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館より。 満を持して借りてきたのだが、遅々として読み進まず。 珈琲もミステリも好きなんだが。 多分、土地勘がない(でも、舞台は京都。憧れはあるんだが)。主人公共々の言い回しが回りくどくて好きになれない(何だか騙し合ってる気がした)。これはラストに解決したからいいのか? とりあえず次巻も読んでみようと思う。
1投稿日: 2016.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
珈琲店タレーランのバリスタ・切間美星とコーヒー通の主人公がちょっとした謎を解いていく。 「栞子さんシリーズ」みたいな雰囲気で、どうせ付き合うんだろ?と思った。 美星は過去に男に傷付けられたことがあり、主人公が本当はロックオン・カフェのバリスタで、美星を守るために嘘を吐くシーンは悲しかった。 でも、協力してくれた彼女とも別れ、美星の前に現れ、美星は全てを見抜いていて、美星の方が上手だった。 美星と青野大和(通称アオヤマ)の関係は良いが、どうしても栞子さんシリーズが出てきてしまう。 コーヒーの豆知識などを記していたのは良かった。
1投稿日: 2016.05.19
powered by ブクログ表紙につられて購入。 後半の推理に「あれ?」っと思うところはあるが、全体的にはよい作品。 主人公みたいに、コーヒーを大人っぽく味わいたいが、未だに苦みの良さがわからない。 「違いがわかる男」になるのは難しい。 第二弾、絶賛読書中!
0投稿日: 2016.05.18
