Reader Store
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】
岡崎琢磨/宝島社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

798件)
3.2
69
218
295
111
33
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    喫茶店で美味しいコーヒーが飲みたくなる。 登場人物一人一人が魅力的。 ドヤ顔推理を毎回全否定される主人公が面白い。 かっこつけたいのに全部ぶち壊されてかわいそうだけど、それがいい。 続きが読みたいな、と思ったけれどすごくきれいにまとまっている感じがあった。 続編、もちろん即買い即読み。

    0
    投稿日: 2013.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このミス大賞シリーズは割とハズレがないので重宝しているけど、これは正直イマイチだった。 ここの謎解きはまぁともかくとして文章があまりうまくないのか読みづらく、話の展開もドタバタ感が強い。なにより主人公のアオヤマくんのキャラがぶれぶれなのがいただけない。 一応続巻も読むつもりだけどちょっと期待を裏切られた感じ。

    0
    投稿日: 2013.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京都在住経験もあるので、全体としては楽しめた。連作短編としてはよくできていると思うが、最初の数篇は、文章のぎこちなさに違和感を覚えた。なので、全編を通じた叙述トリックにも騙されなかった(終盤の個別のはだまされた)。 いずれ続編も読んでみようと思う。

    0
    投稿日: 2013.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    言いたい事は解説で語っている通りだと思う。キャラクターと設定がよい。ミステリ弱い。読みやすい。サブタイトル好き!個人的には7章のカードを読んだ主人公の語りが陳腐でガッカリだった。主人公もチャラい感じで感情移入できない。でも次巻買う。無理してミステリ詰め込むよりも前半みたいに緩い感じでもいいと思う。

    2
    投稿日: 2013.07.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1  これは非常に厳しい。言葉のチョイス、文の連ね方、筋の運び方といずれもぎこちなく、特に会話文でのやりとりは目に余る。会話をキャッチボールに例えることがよくあるが、それはお互いが取りやすい玉を投げ合っていてこそ。右や左にそれたり、ワンバウンドするようなボールの応酬では見ている方は“へたくそですね”と苦笑するしかない。にもかかわらず、キャッチボールしている当人同士は“普通にやってますけど何か問題でも?”みたいな顔をしている。実に滑稽である。取って付けたようなコーヒー蘊蓄も間が悪く、京都風情も物語と乖離しており、練り込みが足りないのではないかと思わせる。コーヒーに絡んだ登場人物名をいちいち説明するのも甚だ無粋である。 終盤に明かされる真相のために、序盤中盤であえて伏せておくことや、ヒントのために不自然さを見せておく必要があったとしても、表出しているのは意図的なものではなく、むしろ単に未熟さでしかない。そもそもその真相が“それがどうかしましたか”レベルな仕掛けで、盛り込む必要があったのかどうかも疑問である。各章で提示される謎も吸引力が弱く、真相も実にこじんまりとしていてキレもない。まあこれでも改稿して良くなったと言うのだからどうしようもない。 解説の北原曰くキャラクターの良さが売りらしいが、逆にキャラ造形には中途半端な甘さを感じる。地の文は主に語り手の一人称視点だが、この語り手の不安定さのせいで物語にすんなり入り込めない。地の文と語り手の発言が続いているときの蛇足感、つっこみの無粋さ、納得しかねる行動、と、独りよがりな人間性が端々からにじみ出ているにもかかわらず、優しい人ですねという設定はさすがに無理がある。何しろ“仕掛け”のせいで自分を語らない語り手にキャラもくそもない。女バリスタの言動も振幅が激しく、固まってない、定まってないという印象。そのくせ毎回決め台詞なんて吐くものだからひたすら寒い。仕事なんだから豆なんかしょっちゅう挽いてるだろうに。 少しぐらい良いところがないかと振り返ってみても、珍しく本当に何もない。残念。

    0
    投稿日: 2013.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    やってることはだいたいビブリア古書堂と同じ。 ただ文章が読みづらい。 でもコーヒーはおいしそうだった。

    0
    投稿日: 2013.07.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まああれですよね。作者の意図はわからないけど、出版社としては明らかにビブ○アの2匹目のドジョウ狙ってますよね。 狙い通りに結構売れてるみたいだし。 僕はビ○リア読んでないので比較は出来ないんですけど。

    0
    投稿日: 2013.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    完全に騙されたー(いい意味で) でも、日常系ミステリは好きだ 続編があるみたいだけど、どうやって続くんだろ? 機会があったら読んでみよう

    0
    投稿日: 2013.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリーというより恋愛小説のほうがしっくりくるかな・・ ビブリア同様、ボブカットのバリスタが可愛すぎるのは、汚いやり方だ。つい、男は読んでみたくなるのは必定。 とはいえ、最終章は読み応えがあり楽しめた。 サブタイトルの使い方も秀逸。次号も楽しみ♪

    0
    投稿日: 2013.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最初はつまらなかったけど5章あたりから面白くなった。 謎解きといっても浮気の真相とかストーカーの正体とかなのでミステリではなくラブストーリーとして読んだほうがしっくりくる。 つまらないと感じた主な原因は一人称の違和感や途中で文の書き方が変わったことによる読みにくさだったんだけど、それら全部叙述トリックの伏線だったので最終的には面白かったと言える。 主人公のキャラクター性がぼんやりしてるなーと思ったら終盤まで素性が隠されてたせいだったり、読み終わって読み返してナンボのところがあるので初めからのめり込むタイプの小説ではなかった。 日常の謎と恋愛話が好きな人にはいいかも。 2巻で主人公2人の関係がどうなっているのかは気になる。

    0
    投稿日: 2013.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京都にある珈琲店「タレーラン」を舞台にしたこの作品はご当地ミステリーと言われるらしい。 そして飲食物をテーマにした推理小説はグルメ・ミステリーというサブジャンルに入り、さらにこの作品はコーヒー・ミステリーでもあるらしい。 ミステリーもどんどん細分化していくのですね。 と、そんなところにちょっと驚きを感じたりして・・・ 珈琲店タレーランのバリスタである切間美星はコーヒーミルで豆を挽きながら推理する。 そして一言。「その謎、たいへんよく挽けました」

    0
    投稿日: 2013.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなのどうせビブリアの真似してるだけだろ! と思って読んだら、意外に面白かった★ 二人が離れ離れにならなくて本当に良かった●^ _ ^●

    2
    投稿日: 2013.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    82歳になる祖母が、「面白そうだから、読んでみて」と渡してくれたのがこの本。何でも、有隣堂で平積みされていたそうな。 主人公である切間美星の魅力が、少し伝わりにくかったのが残念だったが、いくつかの伏線がつながっていくところなどは没入して読めた。2も購入してあるので、楽しみに読みたいところ。

    0
    投稿日: 2013.07.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【収録作品】第一章 事件は二度目の来店で/第二章 ビタースウィート・ブラック/第三章 乳白色にハートを秘める/第四章 盤上チェイス/第五章 past, present, f*****?/第六章 Animals in the closed room/第七章 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を

    0
    投稿日: 2013.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新機軸のミステリー。 人が死んだり、密室(ネタバレだけどもないわけではない)などは登場しない。 日常生活の些細な「おや?」を主人公のバリスタ美星さんが「よく挽けました」と謎解きをする。 トリック自体は軽いが、理詰めな叙述で語られる正解は小気味いい。 もともと自分がコーヒー好きであったので随所にコーヒーに関する蘊蓄があったり、謎がコーヒーにまつわるものだったりで個人的に好感度高いので星5つ。 まぁコーヒー屋以外でも面白いと思う。

    0
    投稿日: 2013.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    コーヒー好きにはなかなかたまらない小説♪ 最初、ほんとにこれ「このミス」の隠し玉なのかしら、、と不安になったけど、ちゃんとミステリーでした。なんか、、内容の割に技巧的な文章を使っててそこが微妙にアンバランスな気はしたけど、テンポのよい素敵な小説でした。

    0
    投稿日: 2013.07.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「ビブリア古書堂の事件手帖」の珈琲版といえなくもない。 「日常のミステリー」+「甘酸っぱい恋愛」に苦味が加わる風味。 好きですw お話は... 京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。 主人公のアオヤマは、偶然入ったこの店で、理想の珈琲と魅力的なバリスタ 切間美星と出逢った。 彼女は、店に持ち込まれる日常の謎を、コリコリコリと解き明かしていく...その先に彼女自身が背負った暗闇とともに... 第一章、第二章までは、日常の謎解きも場面の描き分けも拙さが残っていて、ビブリアに便乗しただけのものか...という失礼な感想が正直沸きあがった。 しかし後半の三章は、ミステリー要素もビターになり、いいセリフも飛び交う。そしてスイーツな要素も入っている。 いい感じ。 登場するキャラ設定は好き。 アオヤマのキャラもいい。 美星が成長する感じもいい。 登場する人物名がすべて珈琲豆がらみなのはおもしろいようでもあり、作品の品位を落としているようでもあり。 コミックにすると良いテイストになるんでしょうね。 「日常の謎」は北村薫ファンの私からすると、うーん...がんばれ!って感じ。 2巻もあるようだけど、どういうミステリー展開してるのか気になる。 「スイーツさ」は心地良い。 またつまみたくなる甘さ加減です。 はい、2巻もつまみます。 本書は「このミス」大賞選考の隠し球でした。 「このミス」大賞シリーズは、良い新人を発掘しつづけていて応援!

    9
    投稿日: 2013.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第10回「このミステリーがすごい!」大賞の編集部隠し玉(受賞は逃したが評価されて出版)。 うーむ。個人的にはちょっとイマイチな感じですかね、というのが正直な感想。一度、そういう感想になってしまうと悪いところばかり目についてしまうもので、ミステリ(物語としての仕掛け)が言葉遊びな感じでチープに見えたり、登場人物たちの言葉づかいも違和感を感じました。 ファンの方は、このレビューは読まないでください。気分を害すると思うので。 ミステリの部分は、読者をあっと言わせようとしているのは分かるんですが、話はあっちこっちに行くし読みにくかったのが残念です。正直、この直後に伊坂幸太郎氏の『ラッシュライフ』を読みまして、今はその状態でのレビュー執筆ということも手伝って、同じような物語トリックという部分では、大人と子供位の違いを感じてしまいました。(え、伊坂氏と比べちゃダメ?) あと、言葉づかいは、森見氏みたいな独特の世界観の中ならしっくりくるんでしょうが、どうもこの小説の世界観では違和感を感じるし・・・。 構成、キャラ立ち、文章力は高い、と評価されての隠し球のようですが、着想もビブリアのパチモンみたいな感じですし、文章もそれほど上手には思えなかったんですよね。あっと言わせるためにストーリーをいじくりすぎなんじゃないのかなあ。もっと、オーソドックスにじっくりミステリ要素を書き込んだ方が面白かったと思います。 酷評で、すいません。もちろん、いいところもたくさんあるんです。まず、軽い気持ちで楽しく読めますよね。個人的には京都の舞台設定も良くて街のイメージもつきますし。また、後半、話が大きく展開していくあたりからは、続きが気になり引き込まれました。要は荒削りで、ダイヤの原石な小説、ということなんでしょうか。 京都にゆかりのある作家さんなので応援はしたいのです。 続編が発売されたようですので、機会があれば、課題がどのように克服されているのか、楽しみに読んでみたいと思います。

    0
    投稿日: 2013.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    京都の珈琲店タレーランのバリスタ、切間美星の趣味は謎解き。 日常の謎を鮮やかに解決。 という帯に惹かれて購入しました。 まぁ、確かに謎解きもありますが、語り手になっているアオヤマくんの 思考回路がどうも私には合わないようで。 「んぐぁ」とか「ぬぬぬ」とか、意味不明の言葉を吐くのも受け付けられませんでした。 アオヤマくんの正体もたいしたことなかったし。 わざわざ隠すほどのこともないというか、最後に別の店のバリスタだったというオチ。 なんだかなぁ~って感じでした。 軽く読めるので、こういうの好きな人もいると思います。 いろいろと珈琲の説明があるのは、勉強になりました。

    0
    投稿日: 2013.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「このミステリーがすごい」の「隠し玉」として発表された本作、ですがむしろミステリーと言うよりはドラマ小説として読んだ方がしっくりきます。 それは取りも直さず、「謎解き」要素の弱さでもあるのですが、どうにも「日常ミステリー」作品がそれなりに読書ラインナップの中に入っているワシは、物足りなさを感じました。 例えばもっと、本書に通底する「珈琲」の要素が色濃いとまた違ったかもしれませんし、謎解き時の「決めぜりふ」も漫画とかだとそんなに違和感を感じないと思いますが文字で読むと違和感が先行します。 最初のとっかかり、構成の根本的な部分でつまずいてしまうと、面白みが半減して感じるものですが、本書も前半部分や、そもそもの物語全体を通じる根本的なドラマのキッカケがやや釈然としないなどがあり、そうした印象になっているのは否めません。 それでも、ドラマとしては面白い、そう思えるだけの魅力はありますし、ワシ自身が珈琲好きということもありまして、珈琲に関する蘊蓄、そのやり取りには特に楽しく読めました。 この「珈琲」と「ミステリー」が合致した時、より面白い作品として昇華されるのかな、なんて言ってしまうのもおこがましいですが、続刊があるようなので期待したいところです。

    1
    投稿日: 2013.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ガッツリミステリーではなく、ほんわかミステリー 読みやすかったです。 タイトルの「また会えたなら〜」の意味が分かって ちょっと切ない気持ちに・・ こんな純喫茶が近所にあったらいいなと思いながら読みました。 喫茶店やカフェって大変なんですね。 味を盗むためのスパイもあるんだなあ・・・ いちいち遠回しで詩のような語り口調の主人公にちょっとだけ苛つきました

    0
    投稿日: 2013.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    所々に散りばめられた叙述トリックも、そこまでじゃないんだよな〜。軽くするか重くするか、も少し立ち位置がはっきりすれば。あと薀蓄はともかく、コーヒーと謎そのものがあんまり関係ない気がする。全体的にまぁまぁ、惜しい、ってところか。

    0
    投稿日: 2013.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙で買うかどうか悩んだ末、買わないと決めてから数ヶ月。続巻が出ていたのと、書店のフェアが重なって、ついつい手が伸びてしまった。。。 私にとってコーヒーを扱う物語としては、「おいコー」以外にはありえないわけなんですけど、まぁそれは置いといて。 読みやすかったです。なんか、京都を舞台にしているし、文章も森見さんに似ていませんか。そうでもないですか。 最終章読んでから、また最初から読み直すというのもありかもしれないですね、これは。いろいろと拾えるところがあるのかも。

    0
    投稿日: 2013.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんだか最近京都が舞台の作品を読むことが多い気がするのは気のせいだろうか。それはそれとして、ミステリとしてというよりも、ちょっと奥手な恋愛ドラマに謎を絡めてみましたという感じ。でも、謎を解く時に珈琲豆を挽くというのは結構好き。

    0
    投稿日: 2013.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    途中までは、それなりのミステリーと思って読みすすめていたところ、ラストへ向けての二転三転は鮮やか。登場人物も、それぞれ魅力的ではあるが、ところどころで出てくる元カノは最も強烈で個性的。なんだかんんだで、今後も出てきて欲しい。 ところで、珈琲店タレーランはどこにあるか?おおよその見当はついたので、いずれ探しに行こう。

    0
    投稿日: 2013.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    http://booklog.jp/edit/1/4884751973 珈琲好きにお薦めのコミック。

    0
    投稿日: 2013.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    めっちゃ面白かった! 久しぶりのグルメミステリ、しかも珈琲!終わり方も好きな感じで、どストライクでしたw

    0
    投稿日: 2013.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達にすすめられて 読んでみたけどはまった! 今のとこら2013年No.1。 何回も読んでる! バリスタ×怖すぎないミステリーで 好きな要素がつまってるから 余計夢中になれたのかも

    0
    投稿日: 2013.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これは、ミステリなのか??なんだか安っぽいなぁ・・・と。ところどころに散りばめられたしょーもないオヤジギャグ要素は個人的に好みではあるけど。京都が舞台なのも親近感は湧くけど。なかなかどーして。しかし続編が出ているという。はて、どうしたものか。

    0
    投稿日: 2013.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     「このミステリーがすごい」の大賞隠し玉なんだそうですよ。  なんで、こんなにレベル下がった??  って、裏みたら「さよならドビュッシー」があったので、へんに納得。うん、ドビュッシーの某役者の紹介コメントがあまりにひどくて衝撃だったもんなぁ。  で、京都の喫茶店を舞台にした日常ミステリーなんだが…。  「会話で説明するのは愚の骨頂」と、かつて文芸部の顧問に言われたことがあるが、その顧問が読んだら激怒するだろうなと思われるぐらいの説明がずらずらと。  思わず「説明オツ」って言いたくなったよ。    と、犯罪行為を容認してるようなところが許せない。  最初から、食い逃げしてるんだよね。そのあとも、やっぱり食い逃げしてるのがあるし、大人にたかる子供が出てくるし、京都って無法地帯なのかと思ったぐらいだ。  ま、ちょっとないぐらいひどかった。  ああ、はっきり言うよ。  ひどかった。  読んだのを後悔したよ。  やれやれ。

    0
    投稿日: 2013.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公と美星バリスタによる、のんびりミステリ。珈琲のついても少し触れられている。これと言って新しさはないが、ゆるいミステリが好きな方にはおすすめかと。

    0
    投稿日: 2013.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    謎めいた女性バリスタが絶品の珈琲を出す店タレーラン。京都小路の隠れ家的なこの店で持ち込まれる日常の謎を解明して行く彼女。序盤の軽妙な展開から舞台は徐々にシリアスな方向へ。登場するキャラクターが中々魅力的、読了後に美味いコーヒーが飲みたくなる作品だ。

    0
    投稿日: 2013.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2巻を先に読んだけど、アオヤマさん開業したんだっけ? 傘とりちがえ事件、思い込み恋愛事件、捨て猫事件、運命の出会い事件、どれも大したことないもの。 ストーカー事件は、"友人"の思い違いや、アオヤマさんの元彼女の暗躍もありおもしろい。口封じの写真ってどんなものか気になる。 結局、感じ方は人それぞれなので、良いことをしてあげたつもりでも恨まれることもある。

    0
    投稿日: 2013.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    サブタイトルと「ビブリア」シリーズを思わせる表紙のイラストが気になって手に取ってみた。 日常に潜む不可解な出来事を珈琲店「タレーラン」のバリスタ・美星さんが コーヒーミルをこりこりと回しながら考察し、「たいへんよく挽けました」と解き明かしていく。 私自身、話の隅々まで気を配りながら読めていないせいもあり、 作者のミスリードに安易に引っかかっていて 「えっ、そっち!?」 と思うこともしばしば。 また逆に、結末が読めてしまうこともあった。 けれど、殺人は起こらないし(少し人を傷つけるシーンはあるが)、 香ばしいコーヒーの匂いを思い浮かべながら読むのは楽しい。 さらに、京都にゆかりのある人にとっては、より一層楽しいのじゃないかな。 通りの名前や地下鉄の駅、繁華街の混雑の様子 懐かしい思い出や、今現在関わりのある人には、 いきいきとした街の姿が目に浮かぶことでしょう。 珈琲が出てくるシーンの描写は、コーヒー好きならたまらないかも。 実際にある街を匂わせながら特定しない本も多いけれど、 実在の固有名詞が出てくると、その街と登場人物が鮮やかに彩られて、いいなあと思う。

    12
    投稿日: 2013.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中盤までは主人公がどうも好きになれず、中弛みな感じで苦痛を覚えながら読み進めていたけど、後半は少し捻りがきいていたので、さくさくと読み終わりました。珈琲のウンチクや描写は良いけど、日常ミステリーとしてはちょっと弱い気がします。。。

    0
    投稿日: 2013.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    <解説>にあるとおり、ミステリ要素が弱い印象を持った。 ちいさな謎が多くちりばめられているが、どれも読者を相手にしたもので、最後まで著者から挑戦されているようだった。 こってりのミステリ小説が好きな方にはおすすめできない。 忘れてしまうような小さな発言をひっぱる謎解きは読むのに苦痛だった。 劇的な事件はないものの、個々のキャラクターがはっきりしていて、ドラマ化や、アニメ化されそうだ。そのあたり、『謎解きはディナーのあとで』に似ていると思う。バリスタやコーヒー薀蓄は新鮮だった。 続編もあるようだが、読む気にはならないなぁ。。 「今回も、たいへんよく挽けました。」

    0
    投稿日: 2013.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京都の小路の奥にある、隠れ家的な喫茶店タレーランでは、童顔のバリスタがエスプレッソを用意して待っている。 コーヒー好きの主人公は、ひょんなきっかけでタレーランを知り、通い詰めるようになるのだが、交流を深めて行くタレーランのバリスタには、コーヒーを淹れる以外のちょっとした特技があった。 バリスタの美星を探偵に据え、日常の謎を詰めた連作短編集。最終章には、驚きの事実が読者を待っている。 まあ、途中までは苦痛だった。 作風がどうにも私好みでないのだ。美星が鬱陶しい男を退散させたあとに、コーヒーが好きならもっと勉強すべきとか、主人公が薀蓄を美味しんぼばりに脳内で語るところだとかが、どうにも鼻についてしまう。主人公のアドレスの謎もやや牽強付会だし、半分くらいはミステリが単純に感じた。 だが、投げ出さずに最後まで読んで良かったと思う。最後が面白かった。 イノダコーヒに行きたいなあ。

    0
    投稿日: 2013.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キャラノベなのであまり期待してなかったけど、 面白いじゃないか!! どんでん返しにはびっくりですが(笑)

    0
    投稿日: 2013.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    つまらなくて読み続けられない。小賢しさと賢さを取り違えた内容。男の言うことを揚足を取るように反論し、それを頭が切れると思い込む男。そんなだらだらした内容がずっと続く。読みすすめば面白くなるのかと2話まで読み終わったがダメだ、やはり。結末の読めてしまう展開。さすがにこれ以上読めない。明日bookoff行き。10円くらいにはなるだろう。

    1
    投稿日: 2013.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日常系ミステリーは結構好きで それなりに読んできたけど この本も評価されているだけあって 満足できる作品でした。 ただ、それはヒロインと脇役の魅力が寄与する部分が大きく 前半展開される日常の謎もそんなに説得力や魅力があるとは 言いづらいし、後半の展開もちょっと読後感が悪くなったというか やな奴、やな話の比率が高まって前半の微笑ましさから ギャップありすぎな感もある。 珈琲好きなのでその分点数が甘く部分もあると思うけど 良作であることは間違いないと思います。

    0
    投稿日: 2013.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙のホワンとしたイメージと違って、 かなり立ち止まって頭を使う事が多い内容だった。 最後になるにつれて、何度も前の部分に戻ったり、 本当だったらもう1回読み直したいくらい。 バリスタ美星は、そんなにいろんな事を把握してしまうのか、 ちょっと怖いくらいに。

    0
    投稿日: 2013.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    喫茶店×珈琲×ミステリー。そして何より作者さんが福岡のご出身ということもあり惹かれて手に取ったのが始まりでした。主人公たちの会話のテンポに親近感を持てる作品だと思います。

    0
    投稿日: 2013.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京都が舞台で、知ってる人はニヤッとできる部分が多い。ただ、森見登美彦氏の書き方に似ている。軽妙洒脱な文章もさらに似ている。 珈琲のうんちくが随所に絡んでくるので、カフェ好きにも良い。 テンポよく読み進められるし、進むにつれて「おぉっとー」という意外性もある。 急カーブしていく感じがいいか悪いかは人によるところ。

    0
    投稿日: 2013.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり…。これが軽妙な会話?、珈琲薀蓄もこだわりだけでは、他の作家の日常の謎作品のまねをした素人さんそれだけの作品。表紙とタイトルで購入者を騙すのはうまいかも?購入検討者要注意!次巻予約はキャンセル。

    2
    投稿日: 2013.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人が死なないミステリー。副題が誰の言葉かわかったとき、ほっこりした気分になります。コーヒーミルを買いたくなります。

    0
    投稿日: 2013.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    軽い! でもほのぼの!そんな感じがする切間美星と青山大和のバリスタ同士の話であった。まあ、深みはないがまあ軽く読める。謎解きはディナーの後でと同じ系統の推理もの。まあ普通か。

    0
    投稿日: 2013.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    珈琲が飲みたいと思って、なんとなく手にしてしまい……… 初めの三章ぐらいは、変なこじつけ、駄洒落、ありがちな恋模様 でも、中盤から人の心の難しさ……… 考えさせられる、内容になってきて つい油断しました(/o\) 最後にわかる真実と思いきや くるくる展開して、気がついたら 続編も買ってしまいました

    0
    投稿日: 2013.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半は普通の日常ミステリといった感じだったのですが後半に入って一気に空気が変わりましたね。ううむ、やられた。終始主人公が滑稽でしたがそのおかげで美里バリスタが魅力的にうつって、そんな対比も読んでて面白かったです。しかしこんなにもたくさんの種明かしがあった後に2巻はどういった展開になるのか・・今から気になります。

    0
    投稿日: 2013.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    食べ物系のミステリーに惹かれますね。 私はコーヒーより紅茶派ですが、バリスタという職業が日本に根付いてきているのを感じると、ちょっとにんまりします。 ところで、紅茶のマイスターはなんなんだろう? ミステリー仕立てのこの話は、探偵役本人が活躍するというより、どちらかといえば安楽椅子探偵系? 話を聞いて解決するタイプかと。 なので大掛かりな事件などではなく、日常の解き明かしという感じです。 ミステリーファンにはこの話がどう受け取られているのかよくわかりませんが、私は結構好きですね。 正直、あまり殺伐としないミステリーなので・・・とおもっていたらちょっと殺伐とした。でも殺人はないから! コーヒーまずくなるしね、殺人は。 京都が舞台ですが、京都って本当にいろいろなものがあるんだねぇと思ってしまう。

    0
    投稿日: 2013.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    う~ん、どうだろう…、どうなんだろう。半ばまでは正直、つまらなかったなぁ。最近のラノベの推理物によくある設定だった。珈琲のうんちくと珈琲店と京都の町の風景にはそそられるものがあったが、ヒロインも主人公もまたその周りもうんちく合戦でちょっと煩いなぁと。後半に入って、ヒロインの過去の傷に触る辺りから、話のテンポもよくなり、読むのが楽しくなってきたかな。推理に珈琲の豆をひくというのも文だとなんだか違和感があるが、これを画としてとらえるならばアリだな。でも、1巻で脱落。

    0
    投稿日: 2013.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    くせのあるキャラや会話に序盤はあまり気乗りしなかったけど満足!! 素敵なお話でした(*^^*) 最初はちょっとイラっとするキャラたちやったけど大好きです。

    0
    投稿日: 2013.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    期待した程ではなかったかな。たまに誰の言葉なのか分からなくなる事があり、少し戻っては読み返したりした。とりあえず二巻目も読もうとは思う。

    0
    投稿日: 2013.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙や帯を見て読みたくなりました。京都を舞台にミステリーな事が起こり喫茶店のバリスタが聡明で身近な事件の謎を解くという、設定。色々な伏線を引いておいた結果は最後に解る。新人にしてはなかなか凝った作品。しかし、設定内容は別の作者のモノに似通った感じがした。

    2
    投稿日: 2013.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とっても読みやすいミステリー! わかりやすいとか先が読めるとかじゃなく、勘ぐらせずに最後にススっと正しい答えみせられた気分です。

    0
    投稿日: 2013.06.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前から本屋で表紙を見て、読んでみたいと思っていた本。京都の喫茶店を舞台にしたミステリー。最後の最後にどんでん返し的な話もあり、なるほど~と意表を突かれたが、それぞれの章ごとが、いろいろ話がごちゃごちゃしているのと、謎解きのところが文章が分かりにくいので、読み終わった後、大枠のストーリーしか残らなかったのは残念でした。

    0
    投稿日: 2013.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    書店のコーナーでは注目作品だったようですが・・・ ストーリーの展開から喫茶、珈琲の知識なども含め、どうしても中途半端な感じに思えてしまうのはやはり「ビブリア古書堂・・・」をイメージしてしまうからでしょうか? 言葉の言い回しも含めちょっと食指に合わないかな?

    0
    投稿日: 2013.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ライトなミステリだけど、近年読んだ同系統のノリの本(ビブリアとか謎解きは・・・とか)の中ではキャラが断トツでよかった。本屋大賞ノミネートされても良さそうと思った。

    0
    投稿日: 2013.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近の流行なのでしょうかね、 本職が探偵業でなく 他の職業なのに 事件・謎をスルスル解いていく推理モノ。 推理×〇〇と言った感じですが 全然嫌いではないです。 人間模様も面白い感じに広がりますしね。 本屋で続編を発見したので 次が読みたいですね。

    0
    投稿日: 2013.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大学時代の友人が書いたというので読んでみた。伊坂幸太郎みたいだなと思った。わたしは少々苦手だけど、よくできてるんだろうな。ミステリー要素がライトなのがそれはそれでウケるように思われる。軽妙な会話をたのしむ本なのだと思う。

    0
    投稿日: 2013.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「ビブリア古書堂の事件手帖」を彷彿させる題ですが, あの出来を期待しない方がいいです.「事件簿」と付い ていますが前半は生ぬるい日常で事件らしい事件は ありません. 後半に唐突に事件が起きますが,解説によると加筆し たとのことで,ちぐはぐな印象です.いっそ下手に加筆 せず事件簿ではなく「日常」ぐらいで良かったんでは. 後半のミステリ部分の評価が高いようですが,私は 前半も嫌いではないです.

    0
    投稿日: 2013.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文体が回りくどくてちょっと読みづらかった・・・。 ですがストーリーはよかったです。 登場人物がいいですね。2も読みたいです。

    0
    投稿日: 2013.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    珈琲に縁のあるネーミングが面白い。言葉遊びが巧いね(^O^)珈琲あんまり詳しくないから蘊蓄も勉強になりました(笑)キャラ設定が非常にユニークで飽きさせないなぁ。短編みたいな作りで進んでいくから読みやすい。珈琲が美味しく飲める一冊。続編希望(笑)

    2
    投稿日: 2013.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2013.5.27読了 読み通すのがしんどかった(ーー;) リアリティのない会話 へんちくりんな地の文 まるで共感できない登場人物たち 中途半端な珈琲の薀蓄 彼らのその後に全然興味がわかない とりあえずこんなもんミステリー叢書で出さないでほしい

    0
    投稿日: 2013.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ビブリアの二番煎じかと思っていたけどなかなか楽しめた。最後のどんでん返しも含めて物語としても上手く出来ていたと思う。続編も購入決定。

    0
    投稿日: 2013.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    +++ 京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり―。軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。 +++ タイトルを一見、あの作品にそっくり、という印象が先に立ち、読み始めても、舞台が古書店から珈琲店に変わっただけで、設定もキャラクターも似通っているのでどうしても比べてしまう。ミスリードを狙ったことが見るからに判る書き方が散見されるのも、いささか興ざめでなくはない。ここぞというところだけにすればもっと効果的なのでは、とちらりと思う。似ているとは言え、設定や謎解きの過程自体は嫌いではないので、シリーズ二作目に期待したい一冊である。

    0
    投稿日: 2013.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほぼラノベ。 だったので、油断してましたが、最後の「数十」頁でやられました。 おそらくジャンル的には「ミステリー」になってます。 ちまちまさりげない日常の謎解決で突っ切るのかと思いきや、ストーカーに、更なる主人公の・・・(ネタバレなので割愛) どうも「京都」しかも北白川を周辺の某大学を題材にされると森見登美彦さん影響か、「またこの周辺の地域題材か」と思う一方、(故郷がその辺であることもあり)確かに「書く」場所はこの辺しか表せないだろうなあ、と納得せざるを得ない部分もあり。 大事件を追う訳ではなく(いや、ストーカー関連部分は何気に大事件なのですが)、「身近な日常」或いは「身近な人の事件」の解決を目指すという、(多分ジャンル的には「ミステリー」)に好感を持ちました。 まだ2巻は読んでいませんが、このシリーズではこのスタイルを貫いて頂きたいです。

    0
    投稿日: 2013.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙とタイトルの可愛らしい感じに惹かれて購入 解説部分にあったミステリ要素の改善というのは最後の部分だろうか。 中盤まではミステリというよりは珈琲店ラブコメといった感じ。それはそれで良かったのですが、「このミス」大賞隠し玉の帯にも注目して買ったので少し落胆。 しかし、最後のドンデン返しとハッピーエンドは良かったですb こういうライトなミステリー物は全く読んでこなかったのでこういうものなのかなといった感想。ちょっと物足りないかも・・・。美星ちゃんが可愛いですね。超かわいい あと、ずっと疑問に思っていた、主人公が何故電話番号とメールアドレスしか書かなかったのかというすごい不自然な点も、一応伏線として回収されて良かったです

    0
    投稿日: 2013.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    舞台設定が古本屋がカフェに変わっただけで後はビブリア古書堂シリーズと似通っています。 作者が同じかしら?と思いきやそうではないんですね。 (同じ作者なら、こんなに似通った設定にするわけないか。) ビブリアより読み進めやすかったけれど、二番煎じ感がしちゃってどうも・・・。 謎解きも悪くないし、恋愛色もある。 ライトノベルズだし、普段あまり本を読まない人のとっかかり本としてはいいかも。 【京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり―。軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。 】

    0
    投稿日: 2013.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     表紙がアニメティックな話題のミステリー小説『珈琲店タレーランの事件簿』 面白そうという感が当たったかと思われたが、 読み進める内に、 予想が外れたぁぁぁぁ めちゃくちゃ面白くて良作だぁぁぁ~ 予想していた数百倍素敵な作品で作者さんだぁぁぁ! と、 いきつけの喫茶店で一人感極まっていました。 超・ギザおすすめです♪

    2
    投稿日: 2013.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本を読んでいて、改めて痛感しました。 ああ、私ってやっぱり、「地図の読めない女」の典型! 空間把握能力を、おかあさんのおなかの中に置き忘れてきたんだわ! せっかく憧れの地、京都が舞台の物語なのに 次々に出てくる通りやお店の配置がうまくイメージできなくて、主人公のアオヤマに 「ああっ!そこでさらに電車に乗らないで。。。なおさらわからなくなるー!」 なんて、心の中で必死に呼びかける始末。 京都に土地勘のある方や、方向感覚がまともな方は、 アオヤマと元カノの追いかけっこを思う存分楽しめるんだろうなぁ、とため息です。 京都の街にひっそりと建つ、隠れ家的な珈琲店タレーラン。 主人公のアオヤマが、ふと寄り道をしたその店で 幼いころから夢見ていた珈琲に巡り会うところから物語は始まります。 しかも夢の珈琲を淹れてくれたのが、渋いロマンスグレーのマスターとかじゃなくて もしかして自分より年下?!と思えるような美少女だったりするんだもの、 驚きも喜びもひとしおでしょう。 美少女(実は少女という歳でもなかったのだけれど)バリスタの美星は 終盤近くまで、なんだかオトモダチになりにくいキャラクターだなぁ、という印象でした。 身内と話すときの口調と、お客と話すときの口調との隔たりが 接客業だから、では済まされないくらい大きすぎて 一見さんはともかく、常連さんにはもうちょっと打ち解けてあげてよ、と思ったりして。 その違和感が最後の事件にちゃんと結びつくとは、さすがの展開。 でも、他のシリーズものほど続きが気にならないのは やっぱり私が、珈琲を飲むと夜眠れなくなる、ダメなオトナだからなのかな? エスプレッソにはたっぷりお砂糖を入れて飲むものだと知って ほぉほぉ、いいこと聞いちゃった♪ とほくほくしていたのに、ゲンキンな読者ですよね。

    22
    投稿日: 2013.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京都の喫茶店タレーランを舞台に、 バリスタの美星とその客青山とが、色々な謎を解明していく連作短編小説。 二人の中は、そして隠された真実は? 楽しめることは楽しめるが、謎は簡単なものが多く、 読者としては一本道をただ歩かされている感じがする。 内容は極めてビブリアに近いので、 ビブリアを楽しめた方であれば、安心して気軽に手軽に楽しめる作品。

    0
    投稿日: 2013.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ビブリアっぽいと思って読んでたら、最終的には全然違かった。 違和感満載なのに、そうそうそこ変だと思ったのに、結局スルーして気付けない自分が悲しい。

    0
    投稿日: 2013.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「氷菓」とか好きな人には面白いかも! グルメミステリー!!コーヒー飲みたくなるね!処女作としてはまずまずじゃないでしょうか?wキャラが魅力的で読みやすい!!

    0
    投稿日: 2013.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本を読む時、 いつもは紅茶を飲むけど、 この本に限っては コーヒーを飲みたくなります。 ブラックで。 切間美星さんの淹れるコーヒーは さぞかしあの謎解きのように 洗練された味わいなのでしょう…

    0
    投稿日: 2013.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近こういう雰囲気の本よく見る気がする。 ビブリアとか。 喫茶店に舞い込む謎をバリスタが解いていく話。 読みやすかった。

    0
    投稿日: 2013.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どこかで読んだことのあるような展開とか、キャラクターとか、ストーリー。 落ち着いて読める一方、残念ながらあまり入り込めなかった。 5年前なら面白かったのかも。

    0
    投稿日: 2013.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京大は理系の大学かと思いきや、 作家も多いですね。 またもや舞台は京都かー。 ビブリアと似ていることは否めません。 あと主人公たちの台詞回しがわざとらしくてちょっと鼻につくなー。 でも、話全体としては最後まで楽しめました。

    0
    投稿日: 2013.05.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ビブリアとか計算ノートとか、ライトミステリーものは食傷気味だなぁ… などと、読まず嫌いをしていた自分は大馬鹿者である じゃあその二作と今作の違いは…? たぶんラブコメ要素かな キャラクターが魅力的で、ミステリーに無理がない さらに叙述トリックも唐突に放り込んできてメリハリもある コーヒーに最近少しだけ興味を持ってきたおいらには挟まれている小冊子も嬉しい♪ ラストの種明かしがおしゃんてぃ 紹介してくれた仏子の緑王子に感謝を 続編に期待を

    0
    投稿日: 2013.05.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京都の小路の一角に店を構える珈琲店「タレーラン」。 偶然に導かれて主人公は理想の珈琲と出会い、店に持ち込まれる日常の謎を店のバリスタと共に解き明かしていく。 「このミス」の隠し玉として発行された本作。 ただし、ミステリーと呼べるものにはほど遠い。 会話が楽しいという意見もあると思うけど、ラノベに慣れてしまった自分にとって特に面白いとも思わなかった。 ☆3の評価だったけど、あとがきで書かれている考え方がちょっと不満だったので1つ評価を下げました。

    0
    投稿日: 2013.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・物語の展開のさせ方が秀逸 →今はやりの日常ミステリー短編かと思いきや、中~後半の展開に騙された。 ・ミステリーだけでなく、登場人物も魅力的。 ・それほど難しいミステリーではないため、あまりミステリーになじみがない読者でもすんなり読めそう。

    0
    投稿日: 2013.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    珈琲店のバリスタが謎を解く。なかなか面白いアイデアである。最後には主人公に関する大きなネタばらしが待っている。随所に散りばめられたコーヒーにまつわる薀蓄も良い。 ただ、読んでまず最初に思ったのは、「ビブリア古書堂の事件手帖」に似た雰囲気だな、ということ。謎解きが終わった後で、平然と「ま、最初から分かってましたけどね」みたいな澄ました態度を取るところが気に入らない。僕自身、「ビブリア」があまり好きではないせいもあり、嫌な共通点だと思った。これで☆-1。 次に、主人公と、彼の彼女である虎谷真実とのバカップルぶりがウザい。これだけで☆-1。 それから、文章の言い回しがどうもわざとらしくて馴染めない。表現の節々に、読者受けの良さを狙って書いているような思惑を感じる。回りくどいし、読みづらかった。☆-1。

    0
    投稿日: 2013.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    雰囲気がとても素敵で、コーヒーと京都に関するあれこれは読んでいてうきうきしてきた。 さらりと読める感じ。 美星さんが特にかわいい。

    0
    投稿日: 2013.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ビブリアっぽいなぁ~と思いつつ、 なかなか手を出してなかった本。 舞台は京都の雰囲気ある喫茶店「タレーラン」 そしてお店には…、美人で驚異的な謎解き力のあるバリスタさんが。 うーん、やはりビブリアっぽい(笑) 話の中心となる「僕」は理想の珈琲を求めている中、 偶然出会ったのが「タレーラン」。 それぞれの日常の中の出来事と 美人バリスタそして「僕」を取り巻く背景をベースに 話が続いていく形式。 途中までは想像の範囲内で話は進んでいったが、 最後の最後に隠し玉があったのが良かったとは思うが、 全体的な膨らみとミステリとしての深さが もう少しあった方がより良かったかなぁ。

    1
    投稿日: 2013.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    喫茶店タレーランに出入りする主人公の「僕」と探偵役の女性バリスタ美星の日常系ミステリー。 文書は少し足りないと思うこともあるけど素直に読み進めればきちんと驚かせてくれると思います。

    0
    投稿日: 2013.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ん〜 一話一話読みやすいし文章も上手いけど、 漫画チックで 少し軽薄に感じる主人公像は 人を選ぶかも。 まぁツッコミどころは多々あるけど 河原町三条、祇園祭、八坂神社、五山の送り火、出町柳、賀茂川、 実在する京都の名店イノダコーヒなど 京都を知る人なら嬉しくなる描写は大きな魅力だし、 珈琲は苦手な自分だけど(笑) カフェではなく喫茶店にこだわってる点で 楽しく読むことができました。 富小路通りと二条通りの交差点にある 「純喫茶タレーラン」。 偉大なる食通の政治家タレーランの名を冠した店名。 重厚な扉と赤レンガの道と 蔦が絡み合う魔女の棲み家のような佇まいの古びた喫茶店という設定が 雰囲気あって引き込まれます。 (異世界・京都が舞台だからこその リアリティがあります) 主人公である 22歳のコーヒー好きの青年、アオヤマ。 謎解きが趣味の 喫茶タレーランのバリスタ 切間美星(きりま・みほし)23歳。 (見た目は女子高生) 美星の大叔父で 絶品のアップルパイを作る タレーランのオーナー兼調理担当の 藻川又次(もかわ・またじ)。 (女好きで変な京都弁を使う) 美星の過去を知る青年、 胡内波和(こない・なみかず)。 そしてシャム猫のシャルル。 キャラが立った登場人物たちは ドラマ化したら 誰がいいやろって 思わず考えてしまいます(笑) アオヤマと美星に 毎回もたらされる日常の謎。 赤と緑の傘を 間違えて持っていったのはなぜか? ブラックコーヒーを飲めない男の浮気調査、 孤独な小学生が 大人に牛乳をねだる理由とは? そして美星が 謎を解く時のお決まりのポーズが 手回し式のハンドミルでコリコリコリコリ、 コーヒー豆を挽くのです(笑) (毎回の決めゼリフはちょっと恥ずかしい笑) そして容易には人を寄せ付けない 心に砦を持つ 美星バリスタの隠された秘密とは… (いやはや5章後半からの二転三転する怒涛の展開には騙されました汗) ゆったりと進む恋模様も絡めながら 謎を提示し サクサクと読ませる技量は新人らしからぬ出来映え。 晴れた日には レンタサイクルでも借りて 珈琲牛乳でも飲みながら(笑) 京の町をロケ地巡りしてみるかな〜(笑)

    17
    投稿日: 2013.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作品には、叙述トリックが多用されているのだが、叙述トリックというのは、読者をミスリードすることによって生じる錯誤を利用してあっと驚かせることを目的とし、そのためアンフェアではないという批判は過去にもいろいろあったことは否めない。 それ故、ミステリーの手法としては、評価の分かれやすいものであることは、重々承知しているのだが、これはないでしょう。 京都の隠れ家的な喫茶店でおいしいコーヒーを飲みながら、日々のなにげない出来事の謎を解きつつ、ヒロインの痛ましい過去を精算し、そして、ストーリー全般には叙述トリックを張り巡らしですか。 ひとつひとつに重みがないから、いっぱい詰め込みましたみたいなことになってしまっているとしか思えない。 作者に力が無いことはないと思えるから、もっと書きたいことを絞って、とことん掘り下げればよかったのに。なんだか、もったいない作品だった。

    2
    投稿日: 2013.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半と後半でだいぶ趣が違うが、なかなか登場してくる人が楽しい。後半はあまり深く考えずに読んでくと楽しい。

    0
    投稿日: 2013.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     1万円を崩そうと思って入ったJR駅構内のニューデイズで、目に留まって買った本。わりと読みやすかった記憶がある。その時は知らなかったが非常に売れている本と聞いた。売れたのは表紙イラストの影響が大きいだろうな、と思う。

    0
    投稿日: 2013.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京都の珈琲店を舞台に展開するライトなミステリ。 読みやすいですね。 恋人とケンカしてたまたま入った小路の一角のレトロな店。 そこでアオヤマは、追い求めていた理想のコーヒーと、魅力的な女性バリスタ切間美星に出会う。 美星の大叔父がオーナーで、美星は童顔で手伝いの学生のように見えたが、アオヤマよりも一つ年上。りっぱに店を仕切っていた。 客とは距離を置いているほうだが、謎解きの才能があり、喋りだせば駄洒落も飛び出し、コーヒーについての薀蓄も止まらない。 小さな謎を解きつつ、似た興味を持つ同士で、しだいに距離を縮めていくが‥? 大叔父の藻川又次は見た目の渋さと違ってお調子者の老人だが、手作りのアップルパイは絶品。 アオヤマの元カノ虎谷真美は柔道サークルの強者という変わった設定も。 遠縁にあたる小須田リカなど、登場人物の名前は皆コーヒーがらみ。 何だか変な名前になっちゃってる人もいるけど‥? ちょっとビブリア古書堂を連想させる設定。 特に彼女に過去の問題があるあたり。 それが終盤、意外な展開で面白くなったので、☆一つ増えました。 まあ日常の謎系はいろいろあっても~気晴らしに肩がこらなくて、いいかなぁ。 海外のコージーでも本屋や、紅茶やコーヒーがらみ、ありますから。 あの激動の時代を生き抜いた政治家タレーランがコーヒーについて語っていたとは知らなかったというか(たぶん知っていたかも)、すっかり忘れてました。そういえば、コーヒーが普及した時代の人ですね。

    14
    投稿日: 2013.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    二巻を登録したから、一巻も登録しておこう。 読み終わった後の、騙された感がひどい。後づけ設定をこれでもかと出された感じ。 追記、隠し玉というより、隠し球。

    1
    投稿日: 2013.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    話の中の人の移動なんか、京都人しか理解できないんやなかろうか。二条富小路なんて小説で見たのは初めて。政治家タレーランからとは。

    0
    投稿日: 2013.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    (このミステリーがすごい!)の隠し玉 確かに、キャラクターは際立っていました。 ミステリーとしてはどうかな?! でも、人が殺されないミステリーなので、少年少女文庫などにもいれやすいかも。 えぐい場面が全然ないのも少年少女に安心してすすめやすいかも。 珈琲のいい香りの中で、軽く読みましょうか。 藻川おじちゃんのアップルパイが食べたい!!

    1
    投稿日: 2013.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キャラがたっている安楽椅子探偵ものは結構売れる傾向があるようで、「謎解きはディナーのあとで」「ビブリア古書堂」シリーズに並ぶヒット作になるのか?ということで第2巻発売で平積みになっていたのを見て1巻を手にとってみた。 7章立ての短篇集だが5章で新登場した人物により、5章以降は全く違った展開になり、実質7章までその話で展開が引っ張られることに。 正直4章まではちょっと無理矢理と思える叙述トリックやミステリーネタとしてあまりにも微妙だったので途中で読むのを止めようと思ったけど、5章からは違う話になり、7章では1と3がローマ字になっている通り(まさかミスプリでは無いと思う…)少し大掛かりで面白かった。タイトルそういう意味だったんですね。 7章の仕掛けには、5,6章の展開が必要であり、5,6章の展開を読者に納得させるには、美星と青山の関係性を示す導入編が必要だったのはわかるんだけど、4章までと7章の落差が…もったいない。 最初の200頁は、ただ美人バリスタと彼女に想いを寄せる客との日常ミステリー短編で、それぞれのミステリーネタがいまいちだったので、なぜこれで2巻目が発売されたのか不思議だった。 でもやっぱり美星と青山の関係が気になる小説であって「このミス」ブランドで出すミステリーに分類するものではないかな それにしても、「今夜は私、つれづれです」なんて言われたら心わしづかみにされちゃうよ。このあたりのセリフのチョイスが憎い!

    0
    投稿日: 2013.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最近では一番好きです。短編ですが、伏線がきれいにはまっていて、心地良く、やられたという気持ちになれました。

    0
    投稿日: 2013.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「その謎たいへんよく挽けました」 これはギャグ?  結構雰囲気は出てるな~~と読み出したものの・・・・コーヒーにまつわる登場人物のネーミングやら、このきめ台詞やら、センスが悪い。というか、ちょっとこっぱずかしい。 謎ときというのも、このレベルではちょっと観察眼の鋭いひとどまりではないだろうか。

    0
    投稿日: 2013.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あまり名作と呼ばれるミステリーを読んだことが無いのでなんとも言えませんが、ライトノベルとしては結構面白かったです。 肩の力を抜いて気楽にサッと読めてしまえるところに面白さがあると思います。 この小説は短篇集でそれぞれの話にちょっとした謎があり、主人公であるバリスタの女性がそれを解決していくという構成。 謎も、別に人が死ぬとか大金が強奪されるとか大きなものではなく、日常生活の隙間に起こりうるちょっとした疑問を 推理という切り口で解き明かしていこうという話ですね。個人的にはこれくらい「ぬるい」話がとても心地良かったです。 ただ、惜しむらくは中途半端さです。ミステリー要素と恋愛要素がどちらも中途半端に描かれているため、 なんか読んでいても物足りなさを感じてしまいます。まぁ、焦らされていると思えば面白いのかもしれませんが。 この小説の好きなところは、京都という雰囲気とカフェという落ち着いた空気感なので、 この辺りをもっと上手く活用していただき、恋愛要素をもっと深く描いて欲しいと思っています。 個人的にはかなり期待している小説なので、今後の展開を応援したいと思います。

    0
    投稿日: 2013.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京都の喫茶店を舞台にしたミステリーです。コーヒーの知識が多く書かれており、好きな人には共感するところが多々あると思います。本当に美味しいコーヒーがどんな味なのか、一度だけでも飲んでみたいですね。 私にはミステリーとして色々と不足に感じました。トリックも推理も無理矢理な印象を受けてしまい、少し残念です。またキャラクターのみんなが謎だらけなので多少は素直でもいいかなと思いました。ですが、キャラクターの繋がりなどは良かったと思います。特に主人公二人の関係が気になり、読むペースを早めちゃいました。 あ、、、この本はコーヒー片手に読んでくださいね(笑)。

    0
    投稿日: 2013.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京都のとある珈琲店を舞台にキュートなバリスタの安楽椅子探偵が、日常の小さな謎を解いてく。  このミスの隠し玉として出版された本書は、なかなかに可愛らしい本でした。舞台である京都の描写も多く、少しでも土地勘のある方にはいいかも。 このミスと言うことで一応ミステリに分類しましたが、うーん、これはミステリ・・かなぁ。 かなり、かなりライトです。  続編も出ているので期待していた分肩透かし感が。 けれど、肩の凝らない物がいい時はこういうのもありなのかも。 オチは大体読めるのと、謎解きがちょっと面倒くさいのを我慢出来れば楽しめると思います。 7章が1番よかったかな。 うーん、けど、あえてミステリにしなくても、とは思いましたが。 蛇足ですが、本書は映像化しやすそうですね。蓮ドラとかになりそう。

    0
    投稿日: 2013.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あきらかに「ラノベ」でしかないものを、「このミス大賞」関連として出版しないでほしい。 たしかに「京都の隠れ家カフェ」「美人バリスタ探偵」「日常の謎と美味しいコーヒー」などの構成要素だけは売れセンだとは思いましたが、「このミステリーがすごい!」と銘打って、ミステリーとして全く凄くないっていうのはがっかり感もひとしおです。 『ビブリア』みたいな作品に憧れて、京大ミス研の同人誌に書きました! っていう以上のものではない(商業出版でお金取れるレベルじゃない)ですよね。 装丁が完全に『ビブリア』を想起させるようなものでありながら、内容が格段に落ちる劣化版というのは、売り方(戦略)もちょっとマイナスだと思います。出版社の姿勢として。 京都のご当地ミステリーって解説にありましたが、京都に土地勘のある読者にしか解けないようなクイズが、ミステリーとして面白いでしょうか。内輪受けなら同人誌でやってください。 また、せいぜい「クイズ」というレベル(しかもクイズとしても出来が悪い)のものを、登場人物にこねくりまわさせ、二転三転させて、「日常の謎」ふうに提示する昨今のコージーミステリーの低レベル化、もうやめたらどうでしょう。 こんなの「日常の謎」としてひとくくりにしたら、北村薫や若竹七海が泣きますよ。 解説には「謎解きの要素の薄さは出版時に改善された」「魅力あふれる登場人物」「充分な文章力」なんてことが書いてありましたが、悪い意味でため息が出るようです。 登場人物は既存のラノベキャラを寄せ集めたみたいだし、文体は変(文体に文章力がついていってない)だし、謎解きは前述の通りだし、解説者にまで怒りを覚えるほどでした。 せめてせめて、 「んぐぁ。」 コリコリコリコリ。 「大変よく挽けました。」 だけでもやめさせたほうが良かったと思いますよ、編集さん。 小中学生だけに買わせたいのなら、ティーンズレーベルから出してね。 まあ、この寒いサブタイトルを見て、「こりゃハズレだな」と判断できなかったこちらも痛恨のミスでした。

    6
    投稿日: 2013.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「ビブリア古書堂は、すでに人気があり有名だからなあ」と購入をためらっている方には、この珈琲店タレーランの事件簿をオススメする。バリスタの女性の主人公に対する態度が徐々に変わっていくにつれ、きっと読者はバリスタに対し好意が芽生えてくるのではないかと思う。少なくとも、私はそうであった。ただ、バリスタの決め台詞でちょっと冷める。

    0
    投稿日: 2013.04.19