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真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ
真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ
大沼紀子、山中ヒコ/ポプラ社
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総合評価

658件)
3.8
128
250
193
12
3
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    人の中で生きていくってやっぱり素敵と思わせられました。おいしいパンが食べたくなります。 今日は素敵な一時とメニューにはのらない脇役だけどすごくおいしかったパン、読み終えるのにぴったりな一日でした。

    0
    投稿日: 2011.10.10
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    登場人物たちの抱える境遇や不満、悩みが読み始めはなんだか重く感じたけど、読んでいくうちに人情味のある温かさに包まれた。 それとパンが食べたくなる物語。

    0
    投稿日: 2011.10.07
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    パンが食べたくなる。近くにこんなパン屋さんあったら通っちゃうな。 パンは誰にでも平等。平和に見えてるとこにも戦争がある。軽めに読めるなかにもちょっと考えるフリーズがある。こうゆうの、好きです。

    0
    投稿日: 2011.10.02
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    パンは平等、どこでも食べれるし、一人でも美味しい。 うん、パン食べたくなります。 託卵という喩えのバランス感覚がよいし。 ただ、いいんだけど、ちょっと物足りなかった。

    1
    投稿日: 2011.09.29
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    突如、赤の他人の家で暮らす事になってしまった女子高生の主人公、希実。そんな彼女を迎えたのはブーランジェリークレバヤシを営む、のほほんとした暮林陽介と口は悪いけど、面倒見の良い柳弘の二人でした。 他人に頼らず心を閉じることを決めて今まで生きてきた希実が周りの個性あふれる人達と触れ合うことで少しづつ変化し、周りの人達も変化していく。 人は一人だけど独りじゃないンだ、と気づかせてくれる作品です(。-_-。) あれこれ、書いてますが何よりもコレを読んだ後はパンがムショウに食べたくなります(笑)

    0
    投稿日: 2011.09.29
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    重すぎず軽すぎず、ちょうどいいぐらいの小説でした! ドラマやアニメにできそう。この人のほかの本も読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2011.09.29
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    パン屋に集まる人達の、少しの謎と心温まる話し。なんとなくいいかな♪その後もありそう~ 2011.9.28

    0
    投稿日: 2011.09.29
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    スタバでの暇つぶしに読破。 「今人気があります!」って書いてあったので、たまたま手にとってみたところ、意外と読みやすかった。 パン、おいしそうだなぁ…と思った。 真夜中だけ、かぁ。 個人的には「のぞみ」のくだりが好きだった。

    0
    投稿日: 2011.09.29
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    王様のブランチの紹介を見て気になったので。 すらすら読めました〜。 自分じゃどうにもできない環境や過去を持ったそれぞれのキャラクターたち。 ほろ苦いけど、胸が詰まるけど、みんな、人生を歩んでる。 「歪んだからって、一生同じように歪み続けるとは限らんし。世の中には、直線の人間のほうがすくなかったりもするでな」 「何よりまあ、歪んだ部分が誰かとうまくはまることもあるし」 こんなパン屋さんがあったら是非行きたいです(´ω`)

    0
    投稿日: 2011.09.28
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    「ふんわふんわ」の「あまあま」な小説かと思ったが、そうでもなかった。 でも、時々「甘い」かな。 夢物語のような・・ でも、生き生きとしたキャラがお話をひっぱっていくので、読める。 冒頭(店の紹介の部分)の文章が、もっと読みやすいと、さらに読者が増えると思う。

    0
    投稿日: 2011.09.26
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    何か話題の本みたいだったので(← 何だか切ないような暖かいような気持ちになるお話でした。 もうちょっと長く読みたいと思わせてくれる本。 みんなしょうもない色々背負いながら生きてるけど こうやって支えたり分かち合ったり出来るから良いんだろうな人生。 すごく読みやすいし、周囲におすすめしたい本。 ドラマ化されてもおかしくないよなぁー。 あ、あと読んでる時は、とにかく美味しいパンが食べたくなるので要注意!!!!!! でも、それもひっくるめて秋に読んでいただきたい本かな。

    1
    投稿日: 2011.09.26
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    作者のインタビューを見て、パンに惹かれて買いました。パンのおいしそうな描写よかった。パンが食べたくなって、読後パンを買いに行きました。後半のストリーは少し無理ポイ感じがしました。特に少年の母親。一人一人を取り上げて登場人物を増やしていく展開で進めばよかったのかなと思いました。文書は女性らしい丁寧は描写で、その点は気に入りました。

    0
    投稿日: 2011.09.25
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    あっと言う間に読めてしまった。身近なそこにある問題をからりと軽妙にかわすように解決していく。だから痛くなりすぎずに心に沁みてから通り過ぎる。それぞれがそれぞれに痛みを持っているけど、それでいいんだと思わせてくれる感じがする。人との関係の中でそれを受け入れずとも受け止めてくれる人がいるってことが大切なんだろう。そして、そこに美味しいパンがあればそれらの痛みも悩みも瑣末なものに感じるのかもしれない。美味しいパンは誰にでも平等に美味しいとな。

    0
    投稿日: 2011.09.22
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     ★5つは『ラノベ』として見た時の印象だ。  それ以上と並べるとややランクが落ちるのは否めないが、実に生き生きと非現実的な事を楽しげに優しく書いている。  きっと書き手は人に優しく出来る人間なのだろうと想像する。  暖かいパンを真夜中に食べる美味しさや、家に一人取り残される子供の心細さも分かってあげながら、社会の目を気にする常識人の客観性も忘れない。  ページ数を無駄に使っているわけでもなく、それでも長さを感じさせない。多分この作者の別の作品が文庫になったら、中身を確かめなくても買ってしまいそう。  自作の期待も込めて、★5つ。

    0
    投稿日: 2011.09.19
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    真夜中限定で営業しているパン屋さんの物語。のほほんとしたオーナーと、パン職人、居候の女子高生の3人と、パン屋にやってくるお客さんとの人間模様がメインの話ですが、ちょこちょこおいしそうなパンの描写が出てくるので、読んでいるあいだじゅうパンが恋しくなってました。おいしいパンを食べると、幸せな気分になる。これ、間違いない。

    0
    投稿日: 2011.09.15
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    実家に帰省した際、新聞の本の案内に書かれていた1冊。 真夜中に開いているパン屋さんって...って思って、読んでみました。 とっても読みやすいお話でした。

    0
    投稿日: 2011.09.14
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    通称「まよぱん」。なんだか、流行ってるみたいですね。 冒頭、色とりどりのパンの描写に、ああっ、と。おいしいものの前ではみな平等だということ、すっかり焼き付けられてしまいました。 イジメ、虐待、コミュニケーション不全、家庭の崩壊、国際紛争などなど、様々な現代病を背景に展開しますが、ストーリーに沈鬱さはなく、終止やわらかほっこりと。なぜなら、おいしいものの前ではみな平等ですから。 夜中にチェロキー、食べたくなりました。

    0
    投稿日: 2011.09.13
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    (11.09.12) 題名やレビューで気になり、図書館で注文してもらった初めての本。 作品の舞台はブランジェリークレバヤシというパン屋さん。 そのパン屋をやっているのは、経営者である白い服の暮林と、ブランジェで黒い服を着た弘基。 そこへ行く当てのなくなった一人の女子高生、希実が現れる、話は進んでいく。 小学生のこだま、その母親で逃走を繰り返す織絵、変態覗き魔の斑目、ニューハーフのソフィア。 更に暮林が事故で亡くしてしまった元妻であり、弘基にパン作りを教えた張本人である美和子の存在も、後半に連れて大きくなっていく。 場面ごとに新たな人物が登場し、その都度人称も変わるが、さまざまな目線からの文章があり、面白い。 文章もなめらかで、テーマ性、一貫性、再帰性もあって素晴らしい。 色々な要素の絡め方が非常に上手で、最後には核心へと繋がっていく。 心温まるストーリー。読んでよかった。

    1
    投稿日: 2011.09.13
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    タイトル通り、真夜中のパン屋さんが舞台の話。 登場人物がとても個性的で、綺麗なだけのお話ではなかったけれど、だからこそ、面白いな、と思いました。

    0
    投稿日: 2011.09.09
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    真夜中のパン屋で繰り広げられる様々な人間が関わりながら進められるストーリー。テンポよく最後まで楽しみながら読むことができた。それぞれ個性的であり、まじわることでより深みが増している。阪急電車を思い出させるよい作品であった。

    0
    投稿日: 2011.09.09
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    三軒茶屋のパン屋を中心にした、プロローグ+6個の短編、という雰囲気だけど、結局全部の話が最後に繋がっている。 イケメンのオトナ二人+女子高生がいるパン屋が舞台なので、もっとほんわかした甘ったるい話かとも思ったが(本当にそうなら苦手だったが)、途中は重めのネタもありちょっと意外だった。 マジキモイ、キモオタやニューハーフ、地雷除去の話とか。 キモオタ君の調査能力が突飛であり得ない感じで少しひいてします。 最後の最後でいい話になるのに、途中の展開がそんな感じでちょっとなぁ〜

    0
    投稿日: 2011.09.09
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    誰かは、誰かの支えだったり、救いだったり、最後のふんばりだったりするんだね。 ひとりじゃあないんだね。 たとえ、どんなにちっちゃなことでも、もしかしたら、誰かの役にたってるかもしれないんだね。 ここに居てもいいんだ。って思えることは、ほんとうに幸せだよね。 すこぉし、心をあっためてもらえる本でした。

    0
    投稿日: 2011.09.06
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    王様のブランチでやっていたので、試しに買ってみた。面白かった。最近読んだ小説の中では一番だ。様々な人の心をパン、笑顔、励まし、暖かく見守ることですこしずつほぐし、そして次の一歩に進ませていく。そんな場を気持ちよく描かれている。

    0
    投稿日: 2011.09.05
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    TUTAYAで紹介されているのを見てから気になっていた作品。 カテゴライズが難しかったが、やはり背景に「家族」がかかわってくるのでこのカテゴリに。 まだまだキャラクターの書き方とかが甘いなって思うところもあるし物足りなく感じる部分もあるけれど、短時間でほっこり感を味わえるいい作品。 希実ちゃんとこだまくんが幸せになれればいいな。 「子供のお腹をいっぱいにするのは、全大人の務めだから」

    0
    投稿日: 2011.09.04
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    真夜中の間だけ開くパン屋さん、そこに集まる人たちが、支えられたり支えたり。。。心温まるお話でした。「パンは平等なたべものなんだもの」印象に残る言葉です。そして、全ての工程において完璧なパンを、私も作ってみたいと思った。

    1
    投稿日: 2011.09.02
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    真夜中に開店しているパン屋さんに働く人やお客さんの物語 色んな人がいて 係わり合って生きてるんだと思い出させてくれる本

    0
    投稿日: 2011.09.01
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    「パン屋さん」というほんわかしたフレーズから想像できる通り、心温まるストーリー。……の部分もあるのだけれど、後半に進むほど意外すぎるほどにハードで厨二的展開が繰り広げられていい意味で裏切られた。 ページ上部の余白が狭く慣れるまで読み辛いのが1点減点。 内容は★5。

    1
    投稿日: 2011.08.26
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    タイトルに惹かれて読んだけど、肝心の真夜中のパン屋さんは物語の味付け程度の役割しか与えられてなくて残念な感じ。 お話自体も全体的に微妙だったし。

    0
    投稿日: 2011.08.23
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    誰も難なく生きているわけじゃない。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-751.html

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    投稿日: 2011.08.22
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    前半の希実ちゃんのエピソードはコミカルな感じで童話に出てきそうなパン屋さんも気に入ったのですが、ネグレクトはちょっと苦手な分野です…。 負のスパイラルを止められるのか、ハラハラしました。 好みでいえば、坂木司さんのハートウォーミングストーリーの方が良かったかな。 次作に期待します。

    1
    投稿日: 2011.08.20
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    帰省で帰った実家の新聞に結構大きく広告が出ていたのがこの本。「まよパン」って何、ってな感じで、これも博多駅の本屋さんで買って帰る。 都会の片隅に真夜中にだけ開くパン屋さん。オーナーの暮林とパン職人の弘基が切り盛りする店に、訳ありの女子高生・希実が押しかけ居候になったところで、3人が出会う変わったお客さんとプチ事件の数々…、って塩梅のお話し。 ハートウォーミングで結構いい話なんだけど、暮林と弘基のキャラとか、男2人+女という編成とか、ネグレクトやらオカマやら、おいしいパンによる癒しとか、私にはいまイチ、今まで見てきたものを超えてグッと来るものがなかったです。

    1
    投稿日: 2011.08.19
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    真夜中のパン屋さんに、突然やってきた女子高生、希美。 突然いなくなった母親の手紙によると、そのパン屋さんに腹違いの姉がいると言う…。 しかし、そこにいるのは、姉の夫であるオーナーと、パン職人だけ。 希美は、そのパン屋で居候することになります。 そして、そのパン屋さんにやってくるお客さんたちとともに、いろんな事件が勃発します。 パンの柔らかさ、温かさ、香りが優しくほっこりさせてくれます。 しかも、オーナーも、職人もめっちゃイケメン 登場人物それぞれが、哀しみや怒りや辛さを抱えていますが、そっと柔らかいパンを口にして、癒されていきます。 近所にそんなパン屋さんがあったら、真夜中だって入り浸っちゃいますね!

    1
    投稿日: 2011.08.19
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    本屋で平積みになっていた。買う予定になかったのに魅かれた一冊。 愛された美和子さん。おしゃべりしてみたい人だなあ。おもいがけない出会いやなにげない一言が救いとなる。

    0
    投稿日: 2011.08.16
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    最初は苦手意識があった文体だけど、読み進めていくうちに物語の世界に引き込まれていた。 こういう作品嫌いじゃない。でも、人によっては好き嫌いがはっきり分かれるかもしれない!?

    0
    投稿日: 2011.08.16
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    とてもよかった。 ミステリーとしても読みやくよかったし 気持ちがほんわかする。 続編があるなら読みたい!

    1
    投稿日: 2011.08.15
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    真夜中のパン屋さんを探したくなりました。パンは平等なんだ。繰り返されるそのフレーズが頭からなかなか消えそうにありません。

    0
    投稿日: 2011.08.15
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    悪くなかったかな。ちょっと軽いけど、楽しんで読んだ一冊。もしシリーズ化されて、また新作がでたら買うか?って聞かれるとちょっと迷うけど、たぶん(文庫ならば)買うかもなー、っていうくらいには好きだった。 個人的に食べることが大好きなので、食べ物が絡む小説はなんでも読みたくなってしまう。 この作品に関して言えば、チャプタータイトルや装丁まわりにやたら「パン」を絡ませて凝っているわりに、物語の中枢に「パン」は実はほとんど無関係な気がしなくもないのが、ちょっと残念。 出てくる人物たちがそこそこ魅力的なので読み進む、という意味では、ドラマ化や舞台化に向いてるのかも?(そこまで壮大な作品でもないけど…ほのぼの系ならアリかも)  あまり現実感のない登場人物たちだしね。

    0
    投稿日: 2011.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

     おうさまのブランチで紹介されていたので、積み本だったのを片付けた。途中がよかった。文体が柔らかくて読みやすい。続編であの人とあの人が恋におちる展開に期待。まあ落ちないかもしれないけど。多分『謎解きはディナーの後で』好きな人は楽しめるんじゃないかな。キャラクターがたっていた。

    0
    投稿日: 2011.08.13
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    都会の片隅に真夜中にだけ開く不思議なパン屋さんがあった。オーナーの暮林、パン職人の弘基、居候女子高生の希実は、可愛いお客様による焼きたてパン万引事件に端を発した、失綜騒動へと巻き込まれていく…。期待の新鋭が描く、ほろ苦さと甘酸っぱさに心が満ちる物語(「BOOK」データベースより) 舞台はパン屋というよりこじゃれたブーランジェリー。 お店に並べられる商品がどれも美味しそう~。 パリッ、サクッと音がするクロワッサン、食べた~い!! お話の設定は、ささだあすかさんの漫画『三日月パン』みたいだなぁ(ちなみに今回の表紙イラストは漫画家の山中ヒコさん。この人の漫画も面白いです)。 あちらはほのぼのでしたが、こちらはほんのり謎解きミステリ。 お話は面白かったのですが、ラストがやや尻すぼみ? 続編が書けるような内容だったので、もしかしたら二巻目が出るかもしれませんね。

    0
    投稿日: 2011.08.05
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    真夜中にだけ開くパン屋さんに集まってくるワケありな人々とのちょっぴり悲しくとっても温かい物語。 物語の中心となるネグレクト少年こだまのいじらしさとけなげさにぐっとくる。くるけど、これは児童相談所に届けなきゃいけないんじゃないのか?と余計な心配をしてしまった。 中高生の夏休み読書にオススメ。

    0
    投稿日: 2011.08.04
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    笑顔が武器のオーナーと美貌の天才ブランジェが経営する午後11時から営業を始めるパン屋。彼らの元に転がり込んだ、家のない女子高生。そして、その店にやってくる風変わりな人々。 一見よくある設定なのに、思いもよらない展開を見せる。誰もがみんな、何かが欠けていて、淋しさや辛さを感じている。いくらキャリアを重ねても、いくら親に愛されたいと願っても、その想いは叶えられない。そんな人々をできたてのパンが救い、縁もゆかりもない他人をつないでいく。もしかしたらパンは世界を救い、全人類を幸せにするんじゃないか。最初に登場したこんなセリフも、もしかしたらあながち間違ってないかもしれない、などと思った次第。

    0
    投稿日: 2011.07.31
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    短編の連作。それぞれの章に出てきた人物が関わり合ってラストを迎えるという展開は好き。 困った大人と困ってる大人に翻弄される子どもはかわいそうだけど、この子たちは強くてたくましいなあと思った。 パンが美味しそう。

    0
    投稿日: 2011.07.29
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    実際に、真夜中に読んでしまうとパンが食べたくなって太るという悪循環と戦いながら読んだ1冊。少女漫画を読んでいるような気分になります。きっと誰かが、漫画を描いてくれると信じている。とっても読みやすい内容でした。物語の中で起きた問題が、あまり解決しないままに終わってしまったので…これは、続編が出るんだろうな~と思っているのですが、実際はどうなのでしょうか?(笑)

    0
    投稿日: 2011.07.28
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    おなかすくー。こんなパン屋さんが近くにあったら絶対太るっ。 ほのぼの系かしらと思ってたけど、がっちり地に足着いてて色々深刻。その一方で暗くはならないのは登場人物がそれぞれのかたちで愛情を持ってるからかなぁ。

    0
    投稿日: 2011.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めて読む作家さん。 テーマの割には、テンポも早くちょっと綺麗すぎる気が否めませんが、現実は厳しいですから。フィクションの世界ぐらい、綺麗に終わっといてくれ、と願う私にはこれぐらいが丁度いい感じ。 にしても、なぜ黒いコックコートにしたんだろう? そこに伏線はあるのかが、個人的に、一番気になります。 

    0
    投稿日: 2011.07.20
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    行きつけの本屋さんでサイン本と書かれているのをみて購入。なかなか面白かったけれど、希実ちゃんの謎が謎のまま…続編希望!

    0
    投稿日: 2011.07.14
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    あれ?もしやこれもラノベ? いろいろあるけれど、ラノベであっさり気分なんでしょ。酷暑だしw パン焼きには「わかる~!」というたまらない話も入っていますが、 あくまでパン屋さん周辺のおはなし。 題名買いです(笑)

    0
    投稿日: 2011.07.14
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    テンポよく読めました。ミステリー以外にこんなにスラスラ読める小説は久々で。内容も人間模様が色々でおもしろかったな。色々腑に落ちないとこもあるんで続きが読みたいなあ

    0
    投稿日: 2011.07.13
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    可もなく不可もなく。 全体的にマッタリとした感じ。ミステリー系を好んで読む私には良い箸休めになった。

    0
    投稿日: 2011.07.07
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    真夜中だけ開店する不思議なパン屋さん。オーナーの暮林、ブランジェ(パン職人)の弘基、訳あり居候女子高生の希実。そしてお店を訪れる個性豊かなお客様。少しずつ何かを抱えた人たちの、温かな交流の物語。 Twitterでの評判を見て購入。レーベルがピュアフルなのと、表紙のイラストで少し躊躇するものの、なかなかジーンとくる話だった。 「歪んだ部分が誰かとうまくはまることもあるし」 「歪んどるのも、悪いばっかりとは限らんよ」 この台詞は素敵ね。 (だからこそ脱字が多いのは残念) (それとも私が知らない方言か何かかしら)

    0
    投稿日: 2011.07.06
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    大沼さんの書き下ろし文庫というので、 楽しみに読んだのですが、期待以上に面白かった!  真夜中だけ営業している風変わりなパン屋さんを舞台に、 カッコウの雛のように あちこちの家(巣)で面倒を見てもらっている女子高生、変態の脚本家、優しいオカマなど、風変わりで少し傷ついていて、歪んだ人たちの優しくて温かい物語が展開していく。 一番の謎は明かされずに終わるので、続編が期待されるところ。 この方の作品は、本当にいいなぁ。

    0
    投稿日: 2011.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うっかり表紙買いしてしまったもの。初めて読む方だったのですが、読み出したら結構テンポがよくするする読み進めてしまった。 深夜営業のパン屋を経営する暮林と弘基の元に転がり込んだ希実。彼女たちが巻き込まれたとある騒動と美味しいパンのお話。 うーん、綺麗にまとまっているんですが、実は希実の問題が解決されてないし、美和子さんとお母さんの関係とか説明が欲しいなあと思ったよ。最後出てくるのかと思ったけど出てこない。すぐに解決される問題ではないのだろうけど、もう一つ上の段階も欲しかったな。でも概ね楽しく読めたので嫌いじゃない。

    1
    投稿日: 2011.07.02
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    話の内容は、意外と身近に起こっていることかもしれない。そんな中、暮林と弘基の経営するパン屋さんは、自分の中の目を背けている部分に気付かされる場所なのかなと... 取り敢えずパン屋さんに行きたくなった。

    0
    投稿日: 2011.06.29
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    作者が脚本家なせいか、ドラマやアニメの原作にそのままなりそう。オタクな私はつい配役とか考えながら読んでしまうほど。それだけ登場人物の描写やセリフが生きてた作品だったんだろう、と自分では思ってます。 「ほっこり」というより救われた気分になる、という方が近い。救われない部分を持ち合わせて集まってしまった人たちがみんな、最後に少しずつ満たされる。 ハッピーエンダーには堪えられない作品でした。

    0
    投稿日: 2011.06.25
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    何かしらの荷物(傷?)を持った人たちが何気に集まる、それこそ焼きたてのパンのように温かいお話。 どっぷりツボにはまる、という場面はなかったけど、そこここに小さな窪みがあって躓くといった感じ。 ただ、営業時間(舞台)を深夜に持ってきた意味が分らないのだけど、真っ暗なところにきつくなくぽっと灯るやさしい明るさに、泣きたくなるような、俗な言葉だと「癒」されるのって、やっぱりあるのかな。

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    投稿日: 2011.06.18
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    タイトルがいいなと思って購入。内容はネグレストであったり 予想より重かったし、結末にも不安が残るけれど良い話だった。 続編が出たら読みたい。

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    投稿日: 2011.06.17
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    表紙では絶対買わない本でした。Twitterで書店さんが強く推薦していたので、購入しました。パンの描写が凄く美味しそう。短編連作で、軽く読めるので、長編一気読みなどした後にもお薦めです。

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    投稿日: 2011.06.15
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    文章は説明的だけど、ファンタジックで優しいお話。中学生の女の子とかならすんごくハマって読めるかも。パンがおいしそう。

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    投稿日: 2011.06.13