
総合評価
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powered by ブクログ都会の片隅に真夜中にだけ開く不思議なパン屋さんがあった。オーナーの暮林、パン職人の弘基、居候女子高生の希実は、可愛いお客様による焼きたてパン万引き事件に端を発した、失踪事件へと巻き込まれていく。 美味しいパンがたくさん出てくるよくある食べ物話かと思ったらこれも全然違った。出てくるパンはもちろん美味しそうなんだけど、登場人物たちのキャラがしっかり重くて、濃くて読み応えがあった。「ばら色タイムカプセル」がすごく好きだったから、ラノベ系にいっちゃったのかと残念がってたけど、そんなことなかった。まだまだ謎もみんなの今後も気になるので早急に続刊を借りてこよう。
0投稿日: 2016.07.16
powered by ブクログ真夜中だけに開くパン屋さんの物語。 オーナーの暮林は 開店前に妻を亡くしていた。パン職人の弘基は 口は悪いが 腕はいい。 そんな2人のパン屋に 女子高生が現れたのが 事の始まりだった…。 テレビ化もされました。
0投稿日: 2016.06.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
メディアワークス系かと思って読んだけれど・・・ 内容が濃い!! 人間性が表れる奥深く、そして切なく泣けるストリー!! 「パンは平等」という意味が分かる気がします。 親に捨てられた子、子を捨てる親、妻に先立たれた夫・・・ 妻の夢を追いパンをつくる。 一人で食べてもみんなで食べても「美味しいパン」。 色んな想いがあっても、皆が平等に美味しく食べて幸せになってほしい・・・ 紹介されて読みましたが、感動した!!
0投稿日: 2016.05.31
powered by ブクログ午前4時の共犯者を読んだ後に再読。 初めて読んだ時より、心に響きました。 胸の奥に灯りが点るような、心がちょっぴり暖かくなります。 「Boulangerie Kurebayashi」こんなパン屋さんがあったら行ってみたいな~と思わせてくれました。
2投稿日: 2016.05.30
powered by ブクログ美味しいパンと店主の人柄に集まってくる 訳ありの人たちのお話。 読みやすくて共感できる部分が多かった。 私もパン大好き。
2投稿日: 2016.05.06
powered by ブクログ第五弾を読み終えてから、改めて読み直しています。 やっぱり面白いです。 登場人物はみんな個性的だし、会ってみたくなります。 出てくるパンも美味しそうだし、匂いまで香ってきそうです。
0投稿日: 2016.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
癒えない傷を抱えるひとはやさしいひとなんだと思った。ひとりぼっちたちが不器用でも身を寄せあって息づくさまはいとおしくて切なくて苦しい。世界のうつくしさを思い出させてくれる。 Façonnage&Apprêtの冒頭、ニューハーフであるソフィアの語りが印象的。 『…親を泣かせている。なのに自分の人生をよしとするのは、違うとソフィアは思っている。少なくとも、アタシは、そう。もうずっと、後ろめたい。 だけどそこは、ちちんぷいぷい。魔法をかけて乗り切った。せめて自分は自分のことを、許して愛してあげなくちゃ。…』
0投稿日: 2016.04.10
powered by ブクログいわゆるキャラクター小説。 設定ありき、という感じなのですが、 とてもバランスがいい小説だと思いました。 重すぎず、軽すぎず。 各キャラクターにはそれぞれ背負うべき重荷が あるのだけれど、それで鬱々と落ち込む人は おらず、比較的みんなあっさりと前を向いている。 都合がいいといえばそうだけれど、 こちらも読んでいて暗くなるようなものが いいとはいえないので、これはいいと思います。 パンの製造工程と内容がリンクしているのも 洒落ている。 読後に考えこむこともなく「めでたしめでたし」で 本を閉じることができる。 何も残っていないようで心のなかにパンの香りの ようなふくふくとした空気感が残ります。 はじめから続編を想定していたような感じで 一部大団円からもれている箇所もあるのが 気になるくらいかな。 ちなみにあんパン、ジャムパンがあるような 昭和のパン屋ではなく、あくまでブランジェリー なのが、より本作の雰囲気を高めています。 ダイエットには不向きです笑
2投稿日: 2016.03.28
powered by ブクログ図書館行って「そういえば、ドラマやってたけど…こんなほんわか系だったかなぁー?」と思い、読んでみました。パンの香りにつられて、どんどん読めます! ただのほんわか話だけで終わらず、重ためテーマでバランスよく読めました。ほんわかだけもいいし、重ためテーマも嫌いじゃないけど、さくさく読むにはこれくらいが好きです。でも考えさせられるっていう本でした‼
2投稿日: 2016.03.04
powered by ブクログほのぼの系の小説かと思っていたら、意外にヘビーな内容だった ヒロイン? は母親に捨てられた高校生、転がり込んだ先のパン屋にはワケアリの男ふたり さらに、そこに迷子な小学生やニューハーフが加わっていくヒューマンドラマだった
2投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログ2度目。ドラマを見ていてどうだっけなーと思って読みました。希美ちゃんと弘基とクレさんがすごく好きです。皆やっぱりなんだかんだいって優しい人々だなあ。斑目さん、ソフィアさん、織絵ちゃん、こだまくんも、みんないい人たちばかり。
2投稿日: 2016.02.10
powered by ブクログタイトル通りに、真夜中に経営するパン屋さんに訪れる人々のお話。 美味しそうなパンの香りと共に、人々が持っている悩みをゆっくりと食べていきます。 タイトルの割に、けっこう重い内容ですが、 とても魅力的な人物と背景なのでぜひ読んでいただきたい一冊です。
0投稿日: 2016.02.05
powered by ブクログなかなか重たいテーマのわりに読みやすい文章であっという間に読み終わりました。 暮林オーナーが使う関西弁。 個人的に大好きです‼ 変な関西弁なのですが、ほんわかした気持ちになりました♪
0投稿日: 2016.01.31
powered by ブクログ珍しくミステリー以外で面白いと思える本でした。 ふわふわとした世界観と、深夜営業のパン屋を中心とした人間模様がとても魅力的。
0投稿日: 2015.12.29
powered by ブクログなんでこんなにもダメな親が出てくるのか、最初は「これは面白いのだろうか」と思いつつでしたが、冒頭のあまりに美味しそうなパンの描写にやられてしまったので、頑張って読み続けました。読み進めていくうちに、それぞれの複雑な背景が絡み合って読み応えのある展開に。ソフィアさんがいいキャラですね♪斑目さんも何だかオープンな変質者で笑えます。とにかく美味しいパンが食べたくなります。続きも借りてきているので年末年始はまよパンで迎えることになりそうです。
0投稿日: 2015.12.27
powered by ブクログ何となく面白そうだったので。事件を解決するミステリーかと思ってたら連作の話。パン屋に謎がありそうだったが意外と早い段階でそこまで怪しくないことがわかる。変態のおっさんでさえいい奴でそこまで深刻になっていないのがいい。全体的に少女マンガチックではあるがパンの描写も交えてありなかなかオシャレでよい。
0投稿日: 2015.10.17
powered by ブクログこだま、の優しくて純粋な気持ちがよく伝わってきた。無理のある設定だけど、パンの香りは何故かホッとさせる気がします。
0投稿日: 2015.09.21
powered by ブクログ個性の際立った登場人物たちがいちいち魅力的。章ごとに各登場人物がキーパーソンとなって登場し複数の視点から語られていくけれど、時系列は交差せずに進んでいくので、登場人物が多くてもごちゃごちゃした印象はなかった。むしろ、章を追うごとにパン屋の仲間がどんどん増えていく楽しさを感じた。 タイトルだけを見ると温かくて優しい時間だけが流れていそうな印象を受けるのに、それぞれが抱えた心の闇が想像以上に濃くて深い。誰でも受け入れているように見えても、人生こんなものかと達観しているように見えても、無邪気に屈託なく笑っていても。 でも、そんな彼らが誰かを必死に想うからこそ、酷く温かくて、心がギュッてなるんだろう。
2投稿日: 2015.09.01
powered by ブクログ全員何かを抱えて生きている。 そんな人たちが不思議と、真夜中に開店するパン屋さんに集まって...? タイトルの可愛さとは裏腹に重い内容でした。 それでもしんどくなるような重さじゃないのが凄いです。 癖のあるキャラたちはどこか親近感がわきますね。
0投稿日: 2015.08.08
powered by ブクログそれにしても辛い過去を抱えた人たちお多く登場しますね。 だからこそ共鳴できるんでしょうけどね。 真夜中にのみ営業するパン屋さんといった独自性は、作品のタイトルに興味をそそる段階で発揮されているでしょうけど、作品の中では必然ではないですね。 真夜中に営業しているからこそ起こるエピソードがあるといいですね。 2作目も近く読みます。
0投稿日: 2015.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ブランジェリークレバヤシに集まる ひと癖ふた癖あるお客たちと、従業員とですごす毎日。 ちゃんとパン屋として、パンを焼いて売っていて おいしいパンはいつでもおいしくて。 それでも事件が巻き起こってしまうけれど どこかで救われるような気になる物語。
1投稿日: 2015.06.11
powered by ブクログほっこり温まる、でも切なさもたっぷりのすとーりー。 暮林さんと美和子さんのエピソードが切なすぎて… 心をもらったから、心の半分をあげる、 なんてことを言える関係ってステキだなと思う。
0投稿日: 2015.04.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で借りた本。 最初は、字が小さくて詰まってて、借りた事を後悔もしましたが、数ページ読んだら引き込まれました。 カッコウが託卵するように、わが子を預けまくって育てられた希実は、今度は腹違いの姉に預けられることになったが、ハハに指定された住所へ行ってみると、姉はずでに亡くなっており、その夫が知り合いと二人でパン屋さんを営んでいた。 姉の夫(クレバヤシ)の好意でパン屋の2階に済ませてもらえる事になる。
0投稿日: 2015.04.25
powered by ブクログ午前0時のレシピ ― http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=81011620 , http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=41090010 , http://www.poplarbeech.com/sp_pickup/mayopan/ , http://www.nhk.or.jp/drama/mayopan/index.html
0投稿日: 2015.04.18
powered by ブクログ2015.4.14 近所にほしいー。パン食べたいー。夜中ってのがまたいいんだよなー。みんな抱えて生きている。でも楽しんだもん勝ち。
0投稿日: 2015.04.15
powered by ブクログ長く本棚で待たせた一冊だった。 読み始めるとすーっと入っていけた。 希実を取り巻く個性的な面々がいいな。
0投稿日: 2015.03.20
powered by ブクログ優しいお話かと思ったら、前半部分でネグレクト、学校でのいじめが出てきて、重い話で気持ちが沈みそうになったが、暮林や美和子が言う「パンは平等な食べ物」という台詞により重石が解ける感じだった。後半部分でおネエや班目といった曲者だが仲間も増え、こだまと母との関係も少しずつ良くなり、母も看護師として復帰できたりと温かくなる話で良かった。仲間の存在が人をここまで動かすというのが伝わり、そこには人の暖かさがあり、加えて美味しいパンがあるからだと思う。読み終えて、焼き立てのパンが食べたい気分になる。続編も読みたい。
0投稿日: 2015.02.23
powered by ブクログ児童虐待や大切な人を失うことで苦しみながらも前へ歩み出そうとする人たちの話。 おいしいパンを食べたくなる。
0投稿日: 2015.02.22
powered by ブクログ「お腹すくよ」って 友人に言われつつ 借りて読んだら本当に すきました。 タイトル通りに 真夜中に読んだら 空腹感と戦いつつ 明日の瞼を心配せねば なりませぬ。 親子ってなんだろ、 理想の母親って・・・ 考えさせられ 泣かされた作品でした。
0投稿日: 2015.02.20
powered by ブクログ思ってるより面白かった。続編は読まないつもりだったけど、シリーズで読んでみよう。人の心の闇を明るく見せる感じ。
0投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログ不思議な物語だった。想定が「フツー」ではないことにびっくりしつつも、一気に読める本。思わずパンが食べたくなる(笑)
0投稿日: 2015.01.22
powered by ブクログドラマ化されている作品ですが、ドラマを見ないで読みました。 主人公の女の子が育った環境と、少しだけ重なる部分があり、このシリーズには必ず泣かされています。 しかし、それ以上にストーリーとパンの魅力に惹きつけられます。読み終わると無性にパンが食べたくなり、困っています(笑) こんなパン屋さんがあれば、常連客になっていることでしょう。
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
皆、何かを抱えながら、必死に生きている。そんな人々が偶然・必然的に集まってきてしまった真夜中のパン屋さん。皆、それなりの哲学をもって生きているのが、何だか不思議に微笑ましかった。 表紙の希実の顔のデッサンが崩れている(ように見える)のが、ちょっと…。
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログ職場の方からオススメされたのですが、文体が合わないのか、パンがあまり美味しそうに感じない。 先にドラマを見てしまったのが要因か?
0投稿日: 2014.12.26
powered by ブクログ真夜中にだけ開くパン屋、ブランジェリークレバヤシ。オーナーなのにパンが作れない暮林陽介と、とてつもなく美しい顔立ちの柳弘基のふたりの前に、半年前に亡くなった暮林の妻、美和子の妹だという希実がやってくる。 希実をはじめ、クレバヤシにやってくる人間は何かしらを抱えていて、これが結構ヘビーな問題だったりするんですが、あんまり重々しく感じるどころか最後にはほっこりするのはすごいと思う。 結局、なぜ希実が美和子の妹と名乗りをあげたのか分からずじまいだったので、続刊を読みたい。
2投稿日: 2014.10.15
powered by ブクログそれぞれ過去に色々な悩みを抱えているんだけど、さっぱり付き合ってるところが好き。本当は美和子の妹じゃないってところが気になるから、続きも買おうかな~。また1人イケメンにであった。 こだま、ソフィア、斑目とかいろんなサブキャラがいるのもいい。
0投稿日: 2014.10.09
powered by ブクログ想像したのと違ってたけど、すごく引き込まれてしまいました。 ネグレストやいじめとか家庭不和とか、結構重たいことを抱えてるのに、フワリと漂うパンの香りに、ふっと心が軽くなるお客さん達… パンって『全ての人に平等な食べ物』なんだ、というフレーズが印象的です。 パンのように軽やかな文章で、和める作品だと思います。
6投稿日: 2014.10.08
powered by ブクログひっかかりそうな所も何とかクリアして読み終えたらほっこりだけが残った、よかった。美味しいパンが食べたいなぁ。 あと夜に開店しているパン屋とおじさんと女子高生って美味しい組み合わせだと思う。
0投稿日: 2014.10.05
powered by ブクログドラマになったのを数回見たけど、やっぱり原作の方がいいな。 後味も悪くないし、良かった。 焼きたてのパンが食べたくなった^^
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ初めは文章が取っ付きにくかったけれど、内容は良かった。 法律や正義から見ると、断罪せざるを得ない人たち。 でもこの本では、暖かな解決を迎えられる。 いくら暮林が良い人でも、虐待する親やストーカーが、素直な反応をするのは非リアルだから、虐待やストーカーの被害に遭った人には受け付けないかも知れない。 でも、救いのある内容なところが良かったと思う。
0投稿日: 2014.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学校から帰ってきた希美を店で迎え、朝にはお昼ごはんのパンを持たせてあげることができる。それができるから真夜中に開くパン屋なのかなぁと思うのは少しご都合主義か。結末はどのように動き出すのか気になります。
2投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログパンが食べたくなった。すごく読みやすくてすぐ読めた。まぁありえない話だけどこーゆーパン屋さんがあったらステキだなって思った。のぞみやこだまみたいな母親はいると思うけど、近くにいないからあまり共感はしなかった。
0投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログ名前の通り真夜中にやっているパン屋さんに家や学校に居場所がない女子高生のほかにいろいろなキャラ(あえて言わない)なお客さんがきて真夜中の大騒動に巻き込まれる話。このキャラたちはいろいろな過去を持っていて そして失っているものをもっていたりしているけど、だからといってそれを他人のせいにしないで踏ん張っていこうとしているのがよかったし。みんな、居場所を求めているから自然と真夜中のパン屋さんに集まるのかなって思ったりした。 2014.8.18(1回目)
0投稿日: 2014.08.19
powered by ブクログ親子関係とか人とのつながりとか、そういうのめっちゃ弱いので、バス移動中にも関わらず涙してしまった… キャラクターそれぞれよかった。
0投稿日: 2014.08.14
powered by ブクログ表紙からしてほのぼの系かなと想像してたけど、重い話しだった。でも、サラッと読めました。暮林さんの話しが1番よかったなあ。
0投稿日: 2014.08.07
powered by ブクログライトノベル用のいかにも~な設定や お約束的ノリだったら途中で止めよ。と 思っていたら意外にちゃんと読めた。 シリアスな文芸書でこの話を展開してたら重過ぎて 深刻になりそうなテーマを含んでる。 この本だからいい。次も読んでみよ。
0投稿日: 2014.07.17
powered by ブクログもっと ミステリーぽいかと思っていましたが、人間模様描写が 強かったですね。続編も 読んでみようかな!?
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログテレビドラマがあったみたいですが、それを知らずに小説から読みました。希実の生い立ちとか学校生活が重くて、読み進むのが苦しいほどでした。 それでも、パン屋のオーナーの暮林、職人さんの弘基がのほほんとしてるところがあり、それほど深刻にならずに済んだ気もします。
0投稿日: 2014.06.20
powered by ブクログ今更読了。ドラマも見ずに、表紙もこんな感じだから読まなかったもの。表紙とは裏腹に結構重たいテーマ。妻を事故で失った元海外勤務サラリーマンと、妻を追いかけてた男と二人で始めた真夜中のパン屋さんを舞台に、母親が帰ってこない女子高生、ずっと母親を待つ小学生、変態、オネエそれぞれを主人公にした連作集。個人的に最近パンを食べる機会が格段に増えているので、「パンは一人で食べても美味しいけど、二人で食べても美味しい。」その言葉が沁みるように分かる。そう思いながら、妻と娘とパンを食べる今日この頃。
0投稿日: 2014.05.31
powered by ブクログNHKでやってたドラマを先に見てました。 ドラマはドラマでよかったと思うけど、小説の方がよかったです。 弘基が特に、小説の方が全然よかった(笑) 殆どがドラマで見たエピソードだったけど、小説読んで理解した部分もあって、読んでよかったなと思う。 登場人物がみんな好感持てる。斑目さんも、多分サビ猫と思われる猫と暮らしてるとこがいい。 んだけど、織絵ちゃんだけはやっぱり小説でも合わなかった。 夫が買って積んであった本なので、続きを夫が買うようなら読みます。
0投稿日: 2014.05.29
powered by ブクログ美味しいパンは、人を幸せにしてくれる。 すごく優しい気持ちになれる本。 みんないろんな問題があるけど、 誰かと誰かが関わる事で何かが変わるのかもしれない。
0投稿日: 2014.05.23
powered by ブクログ2013.11.15.読了。前職を辞める際に送別として頂いたんですが、何故かくれたのが2巻と3巻。どうせなら1巻から読みたいからずっと手をつけてなかったけれど、やーっと図書館で借りてきて読了。最近電車内睡眠グセがついてしまい時間はかかったけど、読みやすい。深夜のみ営業している珍しいパン屋さんで起こる事件?の数々を描いた作品。観てないけどドラマ化もされてました。飲んだあとにパン食べたい、とはなかなか思わないけど、パン屋さんてやっぱり夜早い時間には終わってしまってなかなか行けないから、翌日の朝食のパンを夜に買えるとかを考えると、深夜営業のパン屋さんていいなー。
0投稿日: 2014.05.11
powered by ブクログ14/05/07読了 人物造形が上手いのだと思う。実在しそうな人物を少し誇張させた設定にして、それぞれのキャラクターが特徴的で何かしら好意を持ってしまう。主要人物がみんな明るいと言えない過去を持っているのに、湿っぽさひがみっぽさは薄め。 ストーリーも、ものがたりではあるけれどリアルさもある。 全編通して楽しく読めた。パンはどこでも食べられる、誰にでも平等にうまいだけ、は至言だわ。 職を失うということは、収入源を失くすことであり居場所を失くすことであり、尊厳を失くすことでもあるのだろう 世界はおそらく、変わらないだろう。それでも何もしないよりは、確かにいい
0投稿日: 2014.05.07
powered by ブクログドラマ化もしていたし、話題にもなっていたので、読んでみた。真夜中の~っていう設定も面白そうだったので。 でも、面白いのは後半だけかな。 それぞれのキャラの目線で書いてるのはいいんだけど、続編ありきだったからか、結局希実が何者なのかが分からずに、モヤッとしたままなのがなぁ。
0投稿日: 2014.05.06
powered by ブクログNHKドラマをみてから原作を読みました。 早い展開、魅力的な登場人物たち、そして脚本としても見せ方を考えてる構成と、とても面白かった。 ドラマとは設定を変えているところもあり、 二度楽しめてる感じ。 森絵都の「風に舞い上がるビニールシート」を彷彿させる。
2投稿日: 2014.04.08
powered by ブクログドラマ化もされた原作のシリーズ第1弾。 23時から29時まで営業する都会のパン屋さんを舞台にした連作短編集。 少年の万引きに端を発した事件は、思いがけない結末を迎える。 コメディタッチかと思いきや、思いの外シリアスな内容。 それでも登場人物達が魅力的で決して暗い内容と感じない。 一気に読了に至った。 夜の営業という特徴を今一つ活かし切れていない点だけ残念。
0投稿日: 2014.04.06
powered by ブクログ有川浩の作品を読んでいるような気分になりました。 表紙から受ける先入観のせいでしょうか。どことなく漫画っぽい。 つまらなくもなかったけど、特別面白くもなく…。 テーマを広げすぎのように思えた。 でも、こんなパン屋さんが近所にあればいいのになぁと思った。 なかなかおいしいパン屋さんって、めぐり逢えないんだよねぇ…。
0投稿日: 2014.03.11
powered by ブクログ人を笑顔にする、真夜中のパン屋さん。 本当にあったらいいなぁ。 パン作りの知識も書いてあり、焼きたてのパンの香りがしそうな一冊。
2投稿日: 2014.03.02
powered by ブクログ「ばら色タイムカプセル」もタイトルに反して重たかったので、覚悟はしていた… けれどそれ以上に重い…ネグレクトという虐待の残酷さ。ひたすらに親の愛を求める子の健気さが読んでいて辛い。 「窓際のトットちゃん」を読み終えてすぐにこちらを読んだのだが、子供にとって親にかけられた言葉や愛情は、良くも悪くもその子の中にずっと残るのだと思う。否定され、疎まれて育てば自信を持てないまま。愛され、満たされて育てば自分を誇れるように。 「誰も知らない」みたいな展開にならなくて良かった。パンが食べたくなりました。
9投稿日: 2014.02.28
powered by ブクログ司書さんに勧められて借りてきました。どうやら短編のようです。 主人公?の女の子のヤサぐれ感に読むスピードが落ちます; でもカッコウのくだりが終われば読みやすい短編で面白です。
0投稿日: 2014.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2014/2/25 もっとほんわかだけの本かと思ってた。 つらいこと悲しいことをほんわかで上手に包んで私にも食べられるようにしてくれてる本だった。 だって悲しいだけの本、嫌だもの。 虐待とかネグレクトを描きながらこれだけほんわかした気持で本を閉じれるのはありがたい。 久しぶりにパンを焼きたくなった。 ド下手な私でも生地への愛情ってよくわかる。 パンの生地はめちゃくちゃかわいいよ!
2投稿日: 2014.02.25
powered by ブクログちょっと心ほどける物語 登場人物は皆思わず暗くなるような過去を背負っており、だからか関係性や経緯がファンタジーでも、どっこいどっこいな調度よさ その過去もあっさりさっぱりパンで解決!というストーリーでなく、ただパンが繋いだ縁が少しずつ組み合わさって光の方へ進んでいくという感じで好き ドラマ化で話題になったけど、ドラマを見ずに読んでもおもしろい ただドラマの方がやっぱりイメージは格好いい(笑) 脚本家さんらしく読んでいても登場人物はありありと思い浮かべられるのがらしいなぁと思う
0投稿日: 2014.02.17
powered by ブクログ気にはなっていたんだけど結局ドラマ先に観て購入。 クレさん、滝沢くんのイメージだったので関西弁のおじさんになっていて馴染んでいくのに苦労しました。 大体の筋はドラマで知っていたので新鮮さはあまりありませんでしたが、それでも最後まですんなりと読み進められ、現在2巻読んでます。 全体的にドラマよりも細かく描写されているけれど、特にのぞみちゃんについてはより陰の部分が濃く描写されており、深みがあったと思います。
0投稿日: 2014.02.03
powered by ブクログなぜ「真夜中」にパン屋をやっているのか。いろいろな客が来て、事件にまきこまれたりして、主人公たちはどのような反応をするのか見どころだと思う。
0投稿日: 2014.01.23
powered by ブクログ都会の片隅に、真夜中にだけ開く、不思議なパン屋があった。オーナーの暮林、パン職人の弘基、居候の希実の三人のもとには、個性豊かな客たちが訪れ、やがてその出会いが、不思議な縁となって繋がっていく。 人間関係って、本当に難しい。親子でさえ、互いの心を真に理解できるとはかぎらない。ちょっと癖があるけど、どこか暖かみのある人たちが、お互いの「欠けた部分」を補いながら、どうにか心を保って生きている。それがすごくいい。
0投稿日: 2014.01.22
powered by ブクログ日々戦っている人たちに捧げたい本。心を守るために作った鎧を溶かしてくれる、こんなパン屋さんに会いたいです。
2投稿日: 2014.01.17
powered by ブクログサクッと読み終わりました。 ビブリアに比べると地の文が多いので読むペースは遅かったですが、まぁまぁ面白かったので惹き込まれて夜遅くまで起きて読んでました。 残念ながら、パンが食べたくなる衝動には駆られませんでした。(笑
0投稿日: 2014.01.15
powered by ブクログはじめの1-2話くらいは、また主人公かわいそ系の話か? とちょっとうんざりしましたが、 パン屋に来る客たちの背負っている設定、 そこから出てくる心情には、確かにあたたかいものがあり、 かわいそうだから一緒にないてくれ!っていう 押し付けじゃなくて、 しっかり耐えて生きているっていう姿勢が描かれていて、 じーんときちゃいました。 まだ一冊目で、これからどうシリーズが展開されているのか わかりませんが、かなり期待を抱かせる仕上がりになっています。 TV放送もされたそうですが… とりあえず、原作の世界に浸りたいと思えるだけの サブキャラクターたちの濃さ、設定の妙が光る作品です。 皆に幸せになってほしい…でも特にソフィアさん! 面白いと評判は嘘じゃない作品です。
0投稿日: 2014.01.11
powered by ブクログ午後23時から午前29時までの真夜中だけ開店する不思議なパン屋さんを舞台に、おっとりとしたオーナーの暮林、パン職人の弘基と、そこへ転がり込んできた女子高生の希実が織りなす、ちょっとほろ苦いお話。一見スマートに見えるパン屋の男性二人の関係もまだまだ波乱含みで、登場人物は一癖も二癖もある、覗き魔の斑目、オカマのソフィア、そしてこだまと織江ちゃん。世の中、思うようにならないことが多いけど、悪いことばかりでも無いと、周りの人次第でそう思えるかもしれない。とにかくこだま君が健気過ぎる。続きも読んでみよう。
0投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログドラマを見て、おもしろそうだなと思って読み始めました。 ふだんなら、先にドラマを見てから本を読むと 見たシーンが繰り返しになってしまい退屈になるのですが、 今回は、ドラマでは語られていないエピソードが 本の中にいくつも出てくるので楽しく読めました。 読んでいたからこそ、登場人物がなぜこんな風に言うのかが 理解できたので、このタイミングで(同時期に)読んで よかった!と思います。 それぞれの人物を深く描いてあるので 最後の方では泣けました。。 ドラマの俳優さんと原作では イメージが違いすぎるのですが、 どちらもそれぞれにいい味出してるなと思います。
2投稿日: 2013.12.26
powered by ブクログ家庭に事情を持つヒロインの女子高生は夜中にしか営業していないパン屋で徐々に心がほぐされていく。 1巻目はヒロインのいじめ問題と仲間の登場がメイン。 一人一人個性が強いが、キャラクターが飽和していないため読みやすい。
0投稿日: 2013.12.24
powered by ブクログ表紙のイメージで、勝手に、パン屋さんを舞台にしたマンガみたいな かる~い話かな~、なんて思って読み始めたら、結構重い内容だったり・・・。 と言っても、その割にはさらっと読めるところもいいです。 真夜中にしかオープンしていないパン屋さんに集まってくる ちょっと変わった人たち。 彼らのその後も知りたいので、続きも読んでみたいと思います。
2投稿日: 2013.12.21
powered by ブクログテレビでドラマを見たのを機に、借りて読む。 若干ドラマとは違う雰囲気でちょっと面食らったが、いい感じは出してると思う。やはり最初にテレビのイメージが強いから暮林の大阪弁にも違和感を感じてしまうし、この本だけでテレビの内容は済んでるみたい。 第2巻をどうしようかと、悩む。
0投稿日: 2013.12.19
powered by ブクログ古本屋で見つけてなんとなく立ち読みしたら想像以上に面白くてシリーズを一気買いしました。 幼い頃から親戚の家や母親の友達の家に転々と預けられ育った望。今度の預けられ先は自分の姉だと言う、女の人のいるパン屋さん。しかしその姉はすでに亡くなっていて、パン屋に努める二人の男と生活をすることに…。 主人公である望は、育った環境のせいかどこか卑屈な感じ。でも、根は優しくとてもいい子なのです。口で悪く言いつつその子のことを思って泣いちゃったり。 最初の頃はぎこちなかった3人の関係が、まるで家族のように変わっていくのもまた読んでいて心温まります。
2投稿日: 2013.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと気にはなりつつ、最近流行りの手の表紙に二の足を踏んでいた作品。 ほのぼの系のお話かと思いきやそうでもない。 見た目で偏見持っててご免なさい、という一言です。 真夜中に開店するパン屋さんを舞台に様々な人間模様が交錯する。 人が成長していく家庭環境は様々で、この作品の登場人物達も悲しく辛い、そして苦い過去を持っています。 歪んだ愛や純粋で救いを求めるような愛、様々な愛の形が雪融けのようにじんわりと解きほぐされていく。 最後はちょっとじんとしました。 三作目まで購入してあるので、続けて読みたいと思います。
0投稿日: 2013.12.19
powered by ブクログlittle bit funny Ohsaka accent (゜゜;)\(--;). 「あなた/俺達には、何が足らんの?」「そもそも、人の思いは乱暴で、身勝手なものだ」
0投稿日: 2013.12.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今さっき読み終わりました。本屋でみかけて「あれ・・・?」ってなって、イラストがなんと山中ヒコさんだったので買っちゃいました(手へぺ路)ジャケ買いw今ちょうどドラマもやっているのでそれも一緒に見てます。パンが美味しそう・・・登場人物もなかなか個性的で面白い。弘樹うるせえ・・・暮さん大丈夫か・・・希実ちゃんは・・・可愛い(真顔)なぜ暮さん大丈夫かっていうと、最後の話でなかなかに過去の清算ができていないからです。いつも穏やか、にこにこ、空気何それおいしい?の暮さんにも暗ーい部分があって・・・希実ちゃんにどうにかしてほしいものです。でも、こだまと美和子さんのパンのくだりには、もうちょい暮さんの心情が描かれると思いましたがなかったですね。そこもうチョイ知りたかった!後ヒコさんの挿絵が見たい!w弘樹の悪虫のような出で立ちも見たい!ドラマでは変なパーカー来てますよね。確かに毒虫のような模様だ・・・w 次巻は美味しいパンかってお茶しながらユックリ読も~
0投稿日: 2013.11.27
powered by ブクログテーマは重たいですが、暮林さんをはじめとする登場人物に救われます。 はじめは変な人たちと思っていましたが、人間関係が徐々に明らかになるにつれて、人間味があふれてくる感じでした。 これからの展開が楽しみ。
0投稿日: 2013.11.26
powered by ブクログ言葉は冷たいけど実は世話好き と ほんわかしていつもへらへらしてるのに実は重たい過去を背負っている人 そこに突然 一緒に生活することになった 人を信じられない女子高生 と、 わかりやすい設定だけど 内容は結構面白かったです。 他のキャラが またいいんですわ。 続きが 気になる気になる。 2011
0投稿日: 2013.11.20
powered by ブクログテレビでやっていたので読んでみました! それぞれの人物が自分たちにもリアルにありそうな人間としての欠陥を持っていて、そしてお互いに補うように絡み合うところが惹きつけられます。 暮林さんと弘基の間、また暮林さんと希実、希実と弘基の間が今後どうなるのか気になります。 あと班目さんは変態だけど好感が持てます
0投稿日: 2013.11.19
powered by ブクログ帯文(表紙):"期待の新鋭が描く、ほろ苦さと甘酸っぱさに心が満ちる物語。" contents:Open、Fraisage―材料を混ぜ合わせる、Pétrissage & Pointage―生地捏ね&第一次発酵、Division & Détente―分割&ベンチタイム、Façonnage & Apprêt―成形&第二次発酵、Coupe―クープ、Cuisson avec buée―焼成
0投稿日: 2013.11.18
powered by ブクログ第1巻を読破。 親が見ていたドラマでおもしろそうと思い、ぽちってみました。 あんまりメディアに取り上げられてなかったのもきっかけかも。 ビブリア〜とか、図書館〜とか、大々的にメディアに取り上げられると、見向きもしなくなっちゃう天の邪鬼な私です(;^-^) 実は、ちょっと前に文庫売り場で見かけてはいたんですが、一度も買ったことのないレーベルだったため、そのままスルー。 読んで、もっと早くに買ってればよかったー! と思いました。 深夜23時から翌朝5時まで営業しているパン屋さん。 そんな営業時間で大丈夫か? と問いたくなるパン屋さんですね。 笑 私みたいな日中働いているタイプだと縁はないかも……。 でも夜遅くまで働いてて、その帰り道に寄って、とかだといいかもなあ。 朝ごぱんするにしても、そこのパン屋さんで買ったならば、まだ柔らかかったりするんだろうし。 ああ、それはいい……いいかも……。 と思いました。 さて―― 自分の母親を「かっこう」と呼び、そんな自分を「かっこうの娘」と言っている希実。 彼女は幼いころから他所のお宅に預けられて育ったらしく。 そんなん普通じゃないの? って思っていたが、半日とかではなく10日とかもあるらしい。 さすがの私も経験ないわwww>1日とかならあったけど。 かっこうな母ってすごいな……。 そんな彼女の新しい“巣”が、真夜中に営業しているパン屋さんで。 腹違いの妹という触れ込みでお世話になるも、あてにしていた女性は半年前に亡くなっていて―― というのが始まりかな? ドラマ第1話を見ていたので、第1章の流れはなんとなくわかっていましたからね。 っていうか、かっこうな母、すごいな。 どんな話術を使って腹違いの妹話を作り上げ、それを見知らぬ人に「娘をしばらく預かってて」レベルまで持っていったのか……。 希実ハハ、恐るべし(;゜д゜) やはりラスボスは希実ハハなんだろうか。 苦笑 ストーリーはちょいっと重め。 でもずーん……と落ちてしまうほどでもなく。 それはきっと登場人物たちの会話や思いやりが、落ちてしまいそうな気分を引き上げてくれるからでしょうね。 すごくおもしろかったです。 シリーズ化しているようなので、既刊分全部買おうと思いました。 最初の方で希実が、暮林さんや弘基を「おめでたい人たち」って言っていたけれど、それは偏見で。 まあ、彼らが身の上話をまったくしていないから、希実が知らないのはあたり前なんですけどね(;^-^) 暮林さんも弘基も平穏無事な人生、とはない模様。 というか、再読していて気づきました。 暮林さんの世界規模に広がる言葉って―― そういうことかー、やられた。 本当におもしろかったです。 次も買ってこなくちゃ!
0投稿日: 2013.11.12
powered by ブクログ午後11時から午前5時に営業しているパン屋さんという設定にも惹かれましたが、登場人物の個性的なキャラもまた読んでいておもしろいです。 熊本学園大学:(とまと飴)
0投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログ私はパン作りが趣味でもあり、話題作だったので期待しすぎたみたい。 堅い文体で、物語の世界入る以前に白けてしまった。 キャラクターはやたら設定が重く、彼らを和ませているらしいパンの描写はほぼないようなもので、まとまりというか説得力が感じられなかったな。 3章で途中でギブアップです。
0投稿日: 2013.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白いんだけど、漫画っぽいというか映像化向きな感じ。 どうでもいいけど、白い粉を扱うパン職人が黒い作業着ってどうなんだろう。 フランスでは主流? とにかく登場人物がそれぞれ楽しくて読むのも楽しい。 ただいかにも「決め」な台詞がやたらとでてくるのがちょっとうるさいかな。もう少しそこはかとなさがあってもいいかなって。 「完璧さが必要とされる仕事には、おのずとそれをこなす人間の人格が表れる。だからブランジェには、高潔な魂が必要とされるんだ。惜しみない愛と、果てしない誠意、限りない情熱と、真の優しさ、それを持つ者だけが最高のブランジェとなり得る」「迷い迷い捏ねてんじゃねーよ。おっかなびっくりやってたら、それがそのまんま味に出るんだからな。お前はもっと生地を信じろ!信じて触れ!」 「まあ、いっか。変態のかっこいいとこなんて、めったに見られるもんじゃないし。」 なんで真夜中に営業?とか、クレさんに実は子供が?的、弘基さんの発言とか「ビブリア」のような思わせぶりな謎が残ったまま終了。 希実ちゃんのカッコウ母もそのままだし、先は長いのかな。 子供に労働はいいけど夜は寝かせたほうがいいよ。
3投稿日: 2013.10.22
powered by ブクログ可でもなく、不可でもないかんじ 真夜中に開いてるパン屋ってことでアンティークを思い出したけど、ヒューマンドラマ的にはあっちの方が上かなあ ただ、大人は恋愛子供は家族でそれぞれ愛情がらみの問題を持ってて、なんか分かりやすいっちゃーわかりやすいので中高生にはこっちのほうが共感できそうな気がする ポプラだしね。層と合ってる気がするよ。
0投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログズッシリと重たい話が多いけど、かなりほっこりするお話でした。キャラがかなり個性的で面白い。弘基・こだまがお気に入りだけど、やっぱり一番はソフィアさん。これからも、全力で応援していきます。
0投稿日: 2013.10.18
powered by ブクログ図書館の順番待ちを諦めて買ってしまおうかと思った矢先に回ってきた!連作短編集。こだまが可愛い。登場人物たちの境遇はハードなのになぜか心暖まる作品だった。美和子さんの「パンは平等」という言葉が素敵。女子高生を夜中に配達行かせるのはどうだかと思ったけど。続編が出そうな予感。2011/488
0投稿日: 2013.10.16
powered by ブクログドラマで見た後ですが、読了。 ってまた、地上波でやるのかなこのドラマ。 とりあげている内容それぞれはいがいと重いのに、ついついよみすすめたくなりました笑 これを読むとおいしいパンを探したくなります笑
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログドラマになったりする前から気になっていて、勝手に「ほっこり」するお話なのだと思っていたのだけど。意外と、そうでもなかった。 どちらかというと、ピリピリ。ヒリヒリ?な感じ。 一冊のまとまりは良くて、読みやすい。まぁ、好き。でも、☆4つにするほどではなくて。3つにしたけど、3.5…かな。 文章運びがちょっと独特というか。2人の掛け合いになると、一気に連ねちゃうのね。ちょっと、読んだことないタイプ。 だけど描写が丁寧だと思った。 登場人物は個性的。良くできた人間は出てこない。 でも、こんなパン屋さんがあったら行ってみたい。 積ん読している間に、シリーズはもう4冊目がでているので、忘れないうちに2冊目を読みたい。
2投稿日: 2013.10.11
powered by ブクログ再読。 キャラというか、個性がしっかり設定され、かつ、丁寧に表現されている。 やさしいだけじゃない、せつないだけじゃない。いろんな人がいることを認めている感じがした。続きも読みなおそう。
0投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログ希美が今度預けられたのは、白いコック服の暮林と、黒いコック服の弘樹 が営むブランジェリークレバヤシ。 真夜中に営業するその店には、ちょっと癖のある人々が集まる。 予想と違う!興味なかったけど、次の巻を読みたくなりました。 暮林さんステキ!人の気持ちに鈍感な人があんな人生を選ぶことはない。と、思うけどね。 あと、読んでいると日中営業と思えてしまう(笑) あと、どうして深夜営業なんでしょ? 続きを見れば判明するんだろうか。
0投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログミステリかと思っていたらラノベ風味の小説でした。 深夜開業のパン屋さん。 製パン技術の話はあまりでてこなくて 食べるの好きな私としては残念 クープナイフの話が少し出てくるくらい バゲットのクープ(切れ目)は店の顔、258 男2人に、母親に見捨てられたツンツン女子高生。 いろいろ変わったひとたちが集まってくる 家族再生の物語
0投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログ夜中にオープンするパン屋を舞台にしたお話。 このパン屋と出会った事によって心癒された人達は、このお店を手伝うことになったり、常連客になったり、さまざまな輪が広がってゆく。 パン屋を営む二人にも色々事情があったりと、そういえばフツーの人は出てこない(笑) 女子高生と小さい男の子が出てくるのだが、二人とも親からネグレクトを受けていて、世の中にはこんな母親が少なくないのかな?と、ちょっとリアリティーがない部分も感じたので星3つ。
0投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログ都会の片隅に真夜中にだけ開くパン屋さんがある。オーナーの暮林とパン職人の弘基のもとに、高校生の希実が居候をすることに。さまざまな訳ありのお客様と関わって行くことに。 暮林の笑顔に隠された想いの裏に、亡くなった奥さんとの思い出や、その奥さんを突然亡くした時の無力さ。そう言った過去があったんですね。奥さんの置き土産の弘基との不思議な関係や、希実、こだまと言った赤の他人のはずなのに、パンを通じて繋がっていく奇跡が、泣けました。 大切な人をなくす前に、少しでもいっしょにいる努力をしたいと思えました。 パンは平等な食べ物であり、美味しいパンは平等にひとを幸せにしてくれると思う。
0投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログいや~泣かされました。母親の育児放棄など、重い話題がいくつか取り上げられ、登場人物も悩みや問題を抱えている人達ばかりですが、みんな温かい心を持っているんですよね。そして、その中心にあるのが暮林さんの心であるパン屋さん。美和子さんとの想い出話が最高に素敵でしたね。
0投稿日: 2013.08.31
powered by ブクログ真夜中にだけ営業するパン屋さん。風変わりな店員さんとパン屋さんに来店する事情持ちなお客さんとの交流を描いた物語。
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログ深夜に営業しているパン屋さんで、ちょっと変わった店員さんとお客さん達のちょっとした出来事のお話し よしながふみのマンガ「西洋骨董洋菓子店」に似ていると感じた 設定の割りに、扱ってる内容がネグレクトだったりと意外に重い 各章の終わり方も、完全なハッピーエンドというわけでもないし すべて納得いく結末ではないけど、なぜか読後感は悪くない 感動を無理やり押し付けるかのような大上段に構えた設定・展開ではないところが却って好感を持てるのかも? どこか欠けた人達のやり取りは、寂しさの中にも結局は相手を求めている部分が垣間見える 軽快なノリの中にもそんな感情が見え隠れするように感じられるところがよい 何で深夜営業のみなのかとか、他にも色々と疑問は残るけど、続編でそれがわかるのかな?
0投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログタイトルに興味を惹かれて購入しました。 いきなりネグレクトには拒否感が先立ち抵抗がありましたが、読み進めるうちに、この先はどうなるの?というワクワク感で止まらなくなり、解決編にあたる残り3分の1は一気に進みました。 深夜に営業するパン屋さんに集まる、一見、世間ずれした人たちの真っ当な行動とでも言いましょうか、 “あるある!”というより、“へぇ~”と感じていた方が多かったですね。 個人的には重いテーマを読んだ後のリセット、ヒマつぶしにお勧め。
0投稿日: 2013.08.19
powered by ブクログ真夜中だけ営業するパン屋がある。 そんなパン屋さんに行ってみたい。 タイトルを見た瞬間即購入。 登場人物一人一人がとても魅力的で、すごく読みやすい。 パン屋さんのパンが食べたくなる本。
0投稿日: 2013.08.06
