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犯人に告ぐ 上
犯人に告ぐ 上
雫井脩介/双葉社
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総合評価

218件)
3.8
44
90
72
5
0
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    警察内部での手柄の取り合い、揚げ足取りをしようとするマスコミとの会見の激しさ、現場の緊張感が伝わってきてあっという間に上巻読了。植草課長が何かやらかさないか何となく不安…。劇場型捜査で巻島は犯人を逮捕できるのか。下巻へ。

    1
    投稿日: 2025.11.15
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    警察が主人公のサスペンスです。 警察内部のゴタゴタはほどほどで、犯人との駆け引きが手に汗握りました。 スカッとした読了感はありませんが、とてもリアリティーのある物語でした。

    0
    投稿日: 2025.08.21
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    連続児童殺人事件の報道番組を利用しした劇場型捜査のお話 詳細な感想は下巻でまとめて 以下、公式のあらすじ ---------------------- 闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった―史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。 ----------------------

    3
    投稿日: 2025.07.09
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    児童連続殺人事件。 一向に素性を見せない犯人。 警察はメディアの力を使った劇場型捜査に踏み切る。 被害者家族からすれば、 子供が帰ってくれば 犯人を捕まえてくれれば それが誰であろうとどうだっていい。 しかし、警察にとって世間の注目を一挙に集めるこの事件は手柄だ。 どこの誰が指揮を務め、会見をし、犯人を捕まえるか。 人々の目にどう映り、如何に心象をよくするか。 結局はそれが大事なのだ。 下手に被害者や被害者家族に感情移入しない事が適切な判断に繋がるのだとしても、淡白だと感じた。 警察内部事情なんて全く知らない被害者家族からしたら、苛立つのも無理はない。 リアルな事件もこうなのかな…

    1
    投稿日: 2025.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    刑事系の小説は初めてなので、新鮮で面白かった。 娘が緊急事態の中であの記者会見はあまりにタイミングが悪かったな。 メディアの恐ろしさを痛感したし、 視聴者側の視点がいかに極端で残酷なのかを思い知らされた。 今のところ犯人の影は一切見えていない。 こっからどうなっていくのか気になる。

    8
    投稿日: 2024.08.07
  • 「ワシ」か「わし」か

    警察小説にはデカとブン屋の絡みがつきものだけど、思わず引き込まれるようなやり取りがのっけからある。 捜査員に駆け寄り情報を取ろうとする番記者が、報道協定が敷かれているため隠語で、野球の試合になぞらえ捜査の進捗状況を聞き出していく。 「回は終盤で、リリーフが登場する頃合いだ」とかなんとか。 極めて自然で阿吽の呼吸といったさりげなさで、とても巧いなぁと感心させられた。 現役の捜査責任者がニュース番組に出演し、事態の打開を図っていく奇策もさることながら、その報道機関との打ち合わせ交渉の過程も丹念に描かれて興味深い。 報道の自主性を確保したい番組側の警戒心と、広く視聴者からの情報提供を呼びかける体裁を取りながら、その裏で犯人をおびき寄せる餌として利用したい警察側の思惑が交差して、ずいぶんと読ませ、下巻への期待感を高めているる。 主人公を苦しめる「ワシ」と呼ばれる犯人、てっきり「鷲」なのだろうと思っていたら、「一人称」とのことだそうで驚く。 それならカタカナではなく、かなで記すべきではないかと思うのだが、どうなんだろう。 「さぁ、やれや。わしを逃したらぁ、何遍でも狙うたるどぉ」は『仁義なき戦い』の広能昌三の有名な台詞だが、広島・岡山の方言は、もはやカタカナ表記の「ワシ」となるほどに異質な言葉になっているのだろうか。 「わしゃぁのう」や「おどれら」も、全国的には人口に膾炙してるのかと考えていたが、単にヤクザ映画を見過ぎただけで、一般的には「ワシャァノウ」や「オドレラ」といった、外国語的なニュアンスを帯びてしまっているのだろうか。

    0
    投稿日: 2024.07.05
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    誘拐犯とのやり取りの小説と思っていると、誘拐犯らしき容疑者を取り逃すなどあっさりと失敗し、しかも誘拐された少年は殺されてしまうところからようやく物語が始まる感じですね 6年後に発生している少年を狙った連続殺人事件により、巻島刑事が捲土重来で復活 新たに名補佐役など引き連れて今度はメディアを使って犯人確保に挑むところがワクワクします 心配なのが、上司となる植島のストーカー行動や、前回のチョンボ刑事などがまだいる事など 前回は一人で挑んで失敗したみたいな感じでしたが、今回は補佐がついているので、上手く犯人を誘き出して逮捕して欲しいと思ったまま下巻へ

    1
    投稿日: 2024.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い。映画キャストもぴったりだなと思う。 女子アナの気を引こうとしている人の話がうっとうしい。もっと短くて良くない?と思いながら下巻へ。

    1
    投稿日: 2024.02.14
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    Amazonオーディブルで聴いた。 主人公が記者会見で叩かれまくるところがストレスフルなのと、叱責セリフを本当に叱責調で読み上げられて嫌ぁぁな気持ちになって挫折しかけた。 女の気を引くために捜査情報を漏らす、バカすぎるキャリア警察官がキモいしムカつく〜。

    9
    投稿日: 2024.01.20
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    連続児童殺害事件に対して今までにない「劇場型捜査」が始まる。メルギブソンの「身代金」を思い出した。臨場感があって、展開も早いのでハマりやすかった。

    35
    投稿日: 2024.01.19
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    警察モノといえば犯人とのやりとりにハラハラさせられるものだけど、事件とは直接関係ない場面でこんなにハラハラさせられるなんて! マスコミや視聴者って勝手だな〜って読んでいてもどかしく思ったけれど、現実に起きていることと何も違わないんだろうなあ。 一市民としては大きな事件が起きたときマスコミが警察を批判しているとやっぱり少しそうなのかなと思ってしまうもん。

    10
    投稿日: 2024.01.16
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    未解決の連続児童殺害事件に対し、神奈川県警が前代未聞の劇場型捜査を導入する。テレビニュースに現役捜査官を出演させ、事件の情報提供を募り、あわよくば犯人と接触しようとする。出演する刑事は、過去に誘拐事件の捜査に失敗し被害児童を殺害され、さらに記者会見で糾弾され大失態を演じた、巻島史彦警視。前編終了。

    26
    投稿日: 2023.12.28
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    Audibleで視聴。巻島のかつての失態がメディアの生々しい姿と一緒に書かれており、記者に腹が立ったり、巻島の対応にハラハラしたりと、そんな冒頭から始まる。 そんな中で、児童連続誘拐の名前が付いてしまうほど、事件は大きくなってしまう。人前に出るというのは、なかなか厳しい現実を突きつけられるのだなと思わされた。 失態を犯し、6年後に帰ってきた巻島はなかなか硬派でダンディになっていた。ナレーターの演技も相まってちょっとやそっとの風じゃ倒れない頼もしい捜査官になっていた。 劇場型捜査という名前があるのは初めて知った。警察の縦社会や、裏の顔、様々な思惑が渦巻く中で巻島や信頼できる仲間と一緒に弱みをみせるどころか、真っ向からあの失態を犯した原因ともいえるメディアを使いこなし犯人をあぶりだしていく。 そんな巻島たちの姿がかっこよかった。 そして、それからのタイトル。かっこいい。

    4
    投稿日: 2023.11.07
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    解決の糸口が見えない連続児童殺人事件の指揮官に、かつての失態により閑職に追いやられた部下なし警視が任命され、ニュース番組を利用した公開捜査を始める。 一作の中に県警の内部的な話題や巻島の過去、おかしな動きをするいけすかない勘違いエリートの植草などを全部盛り込むから、一つ一つはしっかり描いてるのに少し進行が遅くてダレそうになる。 後半に如何に引き締めてくれるか期待します。

    1
    投稿日: 2023.08.15
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    捜査本部の硬派な雰囲気からはじまり、いい感じ〜と思っていた矢先に、TV出演あたりからおかしなことになってきた。 さらには大学時代の焼け木杭に火がつきはじめると、このミステリーは一体どこへ行くんだろうと逆にハラハラしながら読むことになった。 一度はどん底まで転落した巻島の、胆の座った態度には強く共感できるし、憧れる。津田と本田とのスクラムもかっこいい。「劇場型捜査だ」という言葉も新鮮に響く。 面白くなりそうな要素はたくさんある。 なのに、もうひとつハマりきらなかった。 リアリティ、の部分かなぁ。 犯人の動機や、その背景に期待。

    5
    投稿日: 2023.06.06
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    上下巻の刑事物なので、読むのに根気がいるかなと思いましたが、どんどん読み進められました。 劇場型捜査の今後の展開が気になります。合わせて、植草の恋の駆け引きもどうなるのか。この話にどう関係してくるのか。気になります。 他の人のレビューを読みたいけれど、下巻の内容も併せて買いてある方もいるのでガマンします。

    1
    投稿日: 2023.05.25
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    刑事の使命感と家族の危機、県警と警視庁の縄張り争い、本部と現場のズレ、誘拐犯による引回し、被害者家族の危機と捜査官の危機意識のズレ、マスコミの揚げ足取りのような追求、いくつものリスクが積み重なるように捜査は悲劇的に終わる。この刑事が連続小児殺人事件の操作が任されることになっていく前編。

    1
    投稿日: 2023.05.17
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    人の内面を書くのがうまく、普通の犯罪小説以上の面白さがある。過去の事件で失態をおかした巻島が、今回はどういった立ち回りで事件解決に導くのか、続く下巻が待ちきれない。

    2
    投稿日: 2023.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2006年(第2回)。7位。 6年前の誘拐事件。警察が絡んでいることに気づかれ、誘拐された男の子は殺されてしまった。その時にマスコミ対応したのが巻島。体の弱い長女が結婚&出産する時期と重なる。足柄へ左遷される。孫は生まれる。 川崎あたりで子供が連続して殺される事件が発生。犯人の目星が立たず、TV番組を使って捜査しようと思う本部長。出演者に巻島が抜擢される。特別捜査官。 今回は被害者遺族への配慮を忘れない。ちゃんと話して理解してもらおうとする。大事よねぇ。 一方課長の植草(本部長の甥)は、大学時代ほぼストーカーしてキスまでした女子アナを手に入れようと、TV番組企画使い、近づく。きもー。

    2
    投稿日: 2022.11.20
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    はじめての雫井脩介さん作品。 豊川悦司さん主演で映画化もされているみたい。 「劇場型捜査」という斬新なやり方で犯人逮捕に挑む過程や主人公:巻島が実直に犯人逮捕に取り組む姿が良かった。 上巻は、劇場型捜査が始まる前の地盤固め的な話がメインに感じられ、6年前の巻島の失態がどのようなものだったかも詳細に描かれている。曾根や植草といった残念な上司もいれば津田長のような人格者もいて、勉強になる。劇場型捜査を始めるにあたって事前に被害者遺族に誠意を伝えに行った津田長の姿がさすがで、巻島が信頼を寄せるのも納得した。 上巻の最後、上司:植草の行動が何やら怪しすぎる… 下巻で捜査に影響してくるのか、やめてほしいな。

    22
    投稿日: 2022.11.18
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    上巻は主人公の状況が辛いけど、どうか下巻の最後まで読んでください。 もう、ページをめくる手が止まらなくなりますよ。

    2
    投稿日: 2022.11.17
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    店頭で目にして映画化の決まった作品ということもあり、手にしてみました。 雫井さんのミステリーは好きなので、期待大。 その期待にきちんと応えてくれました。 過去と現在の男児誘拐事件を扱う巻島氏が事件解決の為、ニュース番組に出演し公開捜査を行う。 そこで犯人へメッセージを送り、事件解決を目指すという思いつきがちな設定ではありますが、巻島氏の心理描写が素晴らしい。 一気に読んでしまいました。

    1
    投稿日: 2022.11.02
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    ★5 未読者に告ぐ! 今すぐ読みなさいっ 前代未聞の公開捜査が鬼熱!警察小説の傑作 #犯人に告ぐ ■あらすじ 主人公であるキャリア官僚の刑事は、自身のひとつのミスから、警察の失態すべてを背負わさせた。第一線から退かされた彼だったが、路頭に迷いつつある大きな事件のために再び捜査本部に呼び戻される。行き詰っている捜査を打開すべく、今までにない新たな捜査手法を打診されるのだった。 ■レビュー なんてスケールがでかい警察小説なんだっ まさに映画でみたくなる作品ですね。すでにあるようですが、主人公はトヨエツですか~ かっこいいもんなぁ~、すばらしい。 名作とは聞いてましたが、下馬評通り最高でしたね。 なんといっても本作はエンターテイメント性がスゴイ。 序盤からフルマックスでスピード感抜群、いきなり手に汗を握るシーンから始まり、最高の胸クソ展開へ。これは読む手が止まらないですよ、続きが気になる気になる。 官僚体質、管轄争い、手柄争い、マスゴミの横暴など、ものの見事に警察小説です。人も背景もキッチリ描けていて、有り体に言えば間違いなく面白くなる展開ですね。 しかし本作の読みどころはこれだけじゃ終わらない。 劇場型捜査の舞台が幕開けになるのですが、これがまぁよくプロットが練られているんですよ。 いわゆる公開捜査になるんですが、こんなのは見たことがない。 現実にはありえないんでしょうが、背景や設定の作りこみがしっかりしているので、妙にリアルなんですよね… たぶん登場人物がイキイキと描かれているから、臨場感の伝わり方が違うんでしょう。 登場人物と言えば、ヒール役の刑事がイイ味だしてますね~ これこれ、やっぱり警察といえども人間だよねってことがにじみ出てるよ。 この刑事の暗躍がチラ見えしてきたところで上巻終了。って、続きが気になるよ! ということで、レビューの続きも下巻にて。 https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4575511560

    65
    投稿日: 2022.10.22
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    劇場型犯罪捜査面白い!! 上巻はほぼ導入だったので早く下巻が読みたい〜 割と馴染みのある地名も出てきて嬉しくなった

    3
    投稿日: 2022.09.28
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    子供を狙った凶悪犯を追う警察の様子が緊迫感充満で描かれています。先が気になりどんどん読み進んでいきます。 物語は6年前の事件から始まり、てっきりこの事件の捜査について進むのかと思いきや、突然6年の年月が経ち別の事件の捜査へと話題が変わっていました。どちらも男児を狙った事件なので、一連の事件かと思い暫く読んでしまいます。 主人公刑事にも同じ年頃の男の子の孫がいるので、この先も物語の展開がとても気になります。 更に物語冒頭6年前の事件も未解決のまま次の事件捜査に入り、こちらはこのままなのか?と上巻を読み終えた自伝ではスッキリしない感が残っています。

    1
    投稿日: 2022.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ■あらすじ 闇に身を潜め続ける犯人。 川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰りを見せ、 ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。 白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった。 ■感想、レビュー 駅前の書店で「火の粉」という本を見つけ、 とても気になって検索したら、 この本が出てきて、思わず購入。 森博嗣さんの本を読んだ後だったからか、 感情的でぐいぐいスピード感もって あっという間に読み切りました。 電車待ちの時間にページをめくる手が止まらず。笑 誘拐事件や、連続児童殺害事件…犯人を捕まえることが目的なのに、あっちからこっちから足を引っ張ったり、とにかく内部の駆け引きが、とても邪魔。笑 でもそれも、盛り上げてくれてるのかと思いますが。 植草が邪魔すぎます…苦笑 あああ、余計な事しないで! 巻島さんの邪魔しないで!! と叫びたくなりながら、ページをめくってました。笑 どこかに犯人がいる。 それなのに掴み切れない、捕まえられない。 犯人は警察の誘いに乗ってくるのか。 加熱するニュースと、遺族の心情と、犯人の気配。 一日で読み切り、すぐに下巻を購入しました。

    7
    投稿日: 2022.03.19
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    下巻への期待が高まるが、植草の恋愛事情のくだりは、下巻へのページ稼ぎかと思ってしまうほど蛇足に感じた。 こんなに長々と書かなくても・・・。

    2
    投稿日: 2021.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに一気読みの警察小説 巻島の娘が亡くならなくて本当に良かったが、、、 曾根は一癖アリ、植草も公私混同。。どうなることやら。 下巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2021.10.03
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    映画は豊川悦司さんが主演でした。原作を読んでから見ました。上下巻で少し長いですが、最後の方のセリフは心が震える感じで、読後感は良かったです。映画も楽しかったです。立ち読みで、そのセリフ一節はいつも読んでしまいます。

    0
    投稿日: 2021.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった 植草と未央子の件が下巻でどう絡んでくるのか気になる(植草の動機はしょうもない) 6年前のプッツン事件もどう絡んでくるのか

    0
    投稿日: 2021.07.23
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    とりあえず前半。まだ犯人像が掴めないのと、犯人からのアプローチの少なさにモヤモヤ。続編で「劇場」が繰り広げられる??

    0
    投稿日: 2020.12.05
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    警察も家庭をもつ人だからね、自分の娘が心配で理性を失うこともある。 でも今回の巻島さんは6年前とは違う!必ず犯人捕まえる!はず… 下巻が楽しみです。

    0
    投稿日: 2020.12.02
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    雫井作品のファンでありながら、今作を今更ながら初読みした。 映画化されて何年も経つし間違いない作品のはずだから。 特に今作は実写化を意識して描かれたエンターテインメント小説だ。 そのままドラマの脚本に使えそう。 登場人物がそれぞれ個性的で、描き方も面白い。 推理小説のような深みはなく、 サラサラと読んでも分かりやすい。

    0
    投稿日: 2020.11.04
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     数年前の子供の誘拐事件で犯人を取り逃がしてしまった刑事が、今度は少年の連続殺人の解決に向けて頑張る、ただ捜査は行き詰ってしまっていたので、ニュース番組で情報を募るという戦略に出る、という設定。捜査現場やテレビ局での問題や争いが描かれる。サスペンス小説中でも、とくに警察小説と言える気がする。警察の内部でのことをが大きな部分を占めているあたりは、「震度0」にも雰囲気は似ているが、それほど複雑ではないので割と読みやすい。

    0
    投稿日: 2020.09.09
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    しずくいの本も初めて読んだな。 最近「クローズドノート」とか「犯人に告ぐ」とか、どんどん映画化されるのね。 ただねぇ・・・・、2時間ドラマの脚本みたい。 特にお奨めしない。 「犯人に告ぐ」の帯に豊川悦司の映画の写真が1枚載っているんだが、この主人公と豊川悦司はドンピシャなキャストだと思った。 http://www.hannin.jp/

    0
    投稿日: 2020.04.16
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    植草の終わり方が気になるところ 下巻では ワシの事件についても 書かれているのかなー 事件の末が気になる

    0
    投稿日: 2020.01.26
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    「犯人に告ぐ 上」 シリーズものとは知らず、漸くその第1弾を読了。 六年前の誘拐殺害事件の犯人[ワシ]を取り逃がした失態。及びメディアに切れた責任を取らされた巻島警視が、嘗ての上司の思惑により、捜査が行き詰まっている連続児童殺害事件に引き戻される。そして巻島は再びメディアに対峙する。 劇場型捜査とは、メディアに敢えて出て、犯人を誘き出すため、持ち得る切り札を上手く使いながら、徐々に犯人の尻尾を掴む捜査なのだが、それには、警察内部の邪な狙いが隠されていた。これがある種の驚きであり、滑稽で、若干しらける。 それは、一応巻島の上司である植草のしょうもない失恋からの逆転勝ちを目指した、しょうもない下心である。しょうもなさ過ぎて、緊張感も薄れる。お前は学生か。明らかに邪魔キャラであり、巻島の境遇とは真逆の位置にある。メディアも現実と同じく鬱陶しい為、イライラも募る中の植草。全く、邪魔だ。 そんな邪魔要素を潰してくれるのが、左遷された巻島を支えていた津田長なのだが、ある種彼が第二の主役になってくれることを祈るしかない。

    5
    投稿日: 2019.11.30
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    骨太の警察小説。 主人公が世間の評判に惑わされることなく、自らの信念を貫く姿勢はすごい。 かといって孤高の刑事というわけではなく、家族や数名の同僚が彼の心の支えとなっている。その支えなしには、ここまではやれなかったろう。過去の事件が彼に与えたダメージは大きく、決して消えることはない。 終盤、犯人へメッセージを送るくだりは圧巻!! 読むべし。

    0
    投稿日: 2019.11.23
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    2004年の小説とは思えないほど、新鮮味を感じる。初めての劇場型捜査という体験からでもあるし、犯罪捜査の一方で恋愛要素が絡んでいることも大きく影響している。今、上巻を読み終えたばかりで、これを書いているが下巻が非常に楽しみ。

    2
    投稿日: 2019.10.24
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    やっと 捜査がはじまる? なんだかここまでが長かった…なかなか動かない捜査に気持ちが入りきらなかった。 下巻に期待です! 「こいつはね [チョンボ小川]って言って使えない野郎なんですよ」「なんだそれ?リングネームか?」(笑)

    0
    投稿日: 2019.05.26
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    入りとしては面白い。対ワシにおける捜査および会見はお粗末さも良いところというのを上手く描写していてこういう引き込み方もあるんだなと思った。バットマン編はまだ始まったばかりで下巻に期待。植草は俗物で嫌い。

    4
    投稿日: 2019.04.30
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    前から読みたいと思っていたが、ひょんな事から入手して読んでみた。とても面白かった。登場人物の造形が良くて、とても生き生きとしている。かなり異例な展開でありながら、不自然な感じがしない。主人公その他の思い通りにならないことも多いため、読者も主人公の感情を追体験できるので、満足度は高い。久しぶりに睡眠時間を削ってしまった。これは面白い。

    0
    投稿日: 2019.01.23
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    犯人が誰かを推理して楽しむ小説ではなく、誘拐犯人を追う刑事の心の機微と成長を楽しむミステリー。最初は職業として誘拐事件に取り組む主人公の刑事に怒りすら感じたが(だからこそ失敗し失脚するのだが)、最後は自らをテレビの前にさらし者にして犯人を追う。その覚悟と最初の事件被害者に対する深い懺悔の思いに涙が出た。

    2
    投稿日: 2018.11.12
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    よく考えるとありえない設定なのに、なぜかすごくリアリティがある。主人公はじめ登場人物の人間くささ(特に男たち)、組織というものがしっかり描かれているからかも。 ミステリーとしては特にラストやや拍子抜けの感があったが、とても面白く読んだ。

    0
    投稿日: 2018.10.18
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    上巻のみの評価としては、面白いです。巻島のキャラクターもよくわかりますし、植草、津田、小川などサブキャラクターの今後も気になります。何より劇場型捜査の結末も楽しみです。地元川崎が舞台であり、執筆にあたり現地取材もたくさんされたのだろうと感じさせる細かい設定、描写があったことも個人的に好感。

    0
    投稿日: 2018.09.13
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    ★2008年12月18日 103冊目読了 『犯人に告ぐ(上)』雫井脩介著 評価B+ 誘拐事件をキーに警察内部での手柄争いや責任の見にくい押しつけなど小市民が知らない内部事情が描かれ、まだ登場してこない誘拐、殺害犯に不気味さが残る前編です。

    0
    投稿日: 2018.09.02
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    上巻は舞台が整う所で締められているが、物語が静かに胎動していく様子は面白い。一度大失態を犯した巻島警視の腹の座り具合は主人公然としているし、映画版が豊川悦司氏というのは充分頷ける。そんな巻島の補佐役である津田巡査部長の人情派なキャラクターが素晴らしく、今後〔ワシ〕事件において欠落していたピースを彼が担ってくれる頼もしさを感じる。植草の不穏な動きやストーカーが如き執着はどこか唐突な印象を残すものの、下巻では物語を掻き回してくれるのだろう。「火の粉」でも感じた様に、細かさと粗さのアンバランスさは若干気になる。

    0
    投稿日: 2018.06.20
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    闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だったー史上初の劇場型捜査が幕を開ける。

    0
    投稿日: 2018.06.16
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    ➖犯人に告ぐ、今夜は震えて眠れ➖ 巻島捜査官はニュース番組の出演を繰り返す劇場型公開捜査で連続男子殺害事件の解決を図ろうとする。 警察小説の64がそうであるように、犯人を追い詰める流れとは別に警察内部のパワーゲームが繰り広げられ、それが我々民間の企業にも当てはまるようで真に迫る。 作中でクライマックスが何度も連続して手が止まらなくなった。

    0
    投稿日: 2018.06.09
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    整ったスピード感と言えばよいだろうか、端折りすぎず、冗長にならず、絶妙なラインを攻めているとうな気がする。

    0
    投稿日: 2018.05.30
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    今の所は可もなく不可もなし。 キャラクター小説で終わらないことだけを祈りつつ〜 ささ、下巻へ。

    0
    投稿日: 2018.05.24
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    面白かった!! 劇場型犯罪には劇場型捜査を! その設定、ストーリ展開にドキドキしながら楽しめました。 上巻では、 主人公巻島の6年前の誘拐事件の大失態と、マスコミを使った劇場型捜査への経緯が語られていきます。 誘拐事件のなかのスピード感、臨場感、警察内部の権力抗争、そしてマスコミ対応。 このマスコミ対応や巻島の家族構成が伏線になっていくんだろうなって思いながら、劇場型捜査へ。 川崎で発生している連続児童殺害事件の捜査が行き詰ったところで、6年前の誘拐事件で大失態を犯して閑職に飛ばされていた巻島が呼び戻されます。 その目的は、テレビのニュース番組を使った公開捜査。 事件を振り返るとともに、犯人像をTVから直接語り、犯人に何らかのアクションをとらせて、シッポをつかむ作戦。 そんなのうまくいくの?っていうはさておき、面白い展開です。 さらに、警察内部の人間が、スケベ根性出して他のTV局の女子アナに情報を流そうという不審な動きも含まれて、その先どうなる? ってドキドキしながら下巻に続きます。

    2
    投稿日: 2018.04.22
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    主役はなかなかいい人間臭いキャラ。最後はどうやって犯人にたどりつくのかとおもったら、やっぱ警察の組織力はすごい。終わり方もまずまず納得のスッキリ感。

    0
    投稿日: 2018.04.17
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    テンポも良くあっという間に読み終わった。 主人公や周辺人物のキャラクターがとても暖かく表現されていてよかった。

    0
    投稿日: 2018.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価は3. 内容(BOOKデーターベース) 闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった―史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。

    0
    投稿日: 2017.12.08
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    前半は、巻島の失態や植草の気持ち悪い執着、先の見えない捜査などのシーンで少し鬱々とするが、これがあってこそ、読み終わって爽快感がある。

    0
    投稿日: 2017.05.23
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    神奈川県警の警視・巻島史彦は、誘拐犯をあと一歩まで追い詰めながら逃してしまいます。その後、誘拐された子どもの遺体と、警察の捜査を嘲弄する文書が発見されました。陣頭指揮をとる刑事部長の曾根要介に命じられて記者会見に臨んだ巻島は、被害者を死に至らしめたことに対する厳しい追及を受けることになりました。保身を図る曾根は、巻島を足柄署の平警視に飛ばし、6年の月日が流れます。 その後、曾根は北海道県警に転任した後、6年前の事件以降不祥事が続く神奈川県警にふたたび舞い戻ってきます。その頃、川崎市で男児連続刺殺事件が起こっていました。曾根は犯人を追いつめるため、「ニュースナイトアイズ」というテレビ番組を通じて捜査状況を視聴者に伝えるとともに、犯人からのメッセージを待つ「劇場型捜査」をおこなうことを決めます。そして、テレビに出演する刑事として白羽の矢が立てられたのが、6年前の事件で失態を演じた巻島でした。 上巻はほぼ、物語の舞台を整えるような内容になっているような印象です。これがどのような結末にまとめられていくのか気になるところです。

    0
    投稿日: 2017.03.31
  • 続きが楽しみ!下巻も一気読みします

    雫井氏の作品を読むのは初めてです。 臨場感溢れる描写に、あっという間に読んでしまいました。 誘拐事件の見せ場、身代金の受け渡しからストーリーは始まり、 その後の展開も新鮮な感じがしました。 10年以上前の作品であるにもかかわらず、です。 コールドケースをテレビで特集して、視聴者情報を集める番組って、 昔は日本にあった気がするけど、今はないのかしら。。。

    10
    投稿日: 2017.02.21
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    視聴率や購買数の上昇を目当てに、好き勝手に事件を扱うメディア。 被害者家族の怒りは、どこへ向けばいいのか。 警察官でありながら、身内さえも騙して証拠らしきものを捏造する上司。 進展のないまま二転三転する捜査。絞り込めない犯人像。 解決の糸口になってのは、何気ない本当に些細なひと言だった。 事件解決のヒントに注目出来るか出来ないか。 それが捜査のセンスというものだろう。 いつも何故か重大な場面を引き当ててしまう若手刑事のキャラもよかった。 所轄から巻島が連れてきた老刑事のあたたかさもいい。 最後まで読み応えのある作品だった。

    0
    投稿日: 2017.02.21
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    著者の作品は「クローズド・ノート」「つばさものがたり」だけしか読んでいませんでした。 同じ人が書いたなんて思えないほどの印象の違いに衝撃を受けました。 そして文句なしに面白いのです。 下巻での展開が楽しみです。

    0
    投稿日: 2016.10.08
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    連続児童殺害事件の犯人検挙に難航した神奈川県警が荒技として警官がテレビを利用して直接犯人をおびき出すというストーリーです。 主人公の警官である巻島が6年前に同じような児童誘拐事件でミスで児童を殺害されてしまい、その後のマスコミ対応を含め大失態を犯し、閑職に追いやられていたもの、その後、さまざまな挫折の中から這い上がってきて、再び難事件の指揮者として返ってくるまでのエピソード集が上巻でした! 下巻ではいよいよ巻島と犯人との対決がスピーディーに展開されると思われ楽しみです!

    0
    投稿日: 2016.09.11
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    広告を見かけて。 うーん、いまひとつ。 最初に事件と家庭の事情にはさまれたとはいえ、 切れてしまった主人公に感情移入ができないせいか、 昔の恋人に未練たらたらのエリートが気に食わないのか、 よくわからないが。 (下巻に続く)

    0
    投稿日: 2016.05.22
  • 一度読んでみてほしい

    上下巻に別れていて少し長いが、一度是非読んで見てほしい。面白くていっきに読んでしまった。テレビ出演というあり得ない感じなのに、引き込まれていくおもしろさがある。

    0
    投稿日: 2016.01.03
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    2005年の「このミス」や本屋大賞入賞作。ドラマチックだが洗練されていて、警察小説にありがちな、内部のドロドロとした足の引っ張り合いもライトに描かれている。 エンターテイメント性は素晴らしく、次々とストーリーが展開し、読者を飽きさせない。クセがない。 子どもの誘拐事件の捜査で重大なミスを犯してしまった上にマスコミに対して失敗してしまった主人公の警察官が、数年後の連続誘拐殺人事件の捜査官になり、今度はマスコミを巧く利用しながら犯人に直接メッセージを送り、探し出そうとする。 個人的には、警察小説は読みすぎてしまったので、これといった新鮮さはなかったが、面白かった。もし自分が犯人だったら、そうするかな?というところはあったが。

    0
    投稿日: 2015.12.20
  • 今夜は震えて眠れ!

    一気読みしました、素直に面白い。扱っている題材は重いものですが、劇場型捜査というTVを使っての捜査という設定や警察内部、マスコミ、被害者家族など癖のある人物が多数登場し、それをうまくまとめてエンターテイメントにしている。当初これだけ盛り沢山な話の為、主人公巻島の掘り下げ方が浅くなるのではと不安でしたが、時折、津田という部下に見せる心情の吐露やラストシーンで見せた彼の態度や台詞に過去の事件の影や責任を背負って生きてきた人間の苦しみ、悲しみが表現されていて感情移入しまくり。 また犯人は別にして警察内部にも敵がいるというのは燃える設定。しかも嫌なやつほど盛り上がる。とにかく最初から最後までほとんど中弛みなしで話が疾走するので読むのをやめられません。年末に読むものがないのなら是非!かなりのお勧めです。映画化もされているらしく豊川悦司主演なのでこれも観たいですね。 最後のTV出演時の巻島が犯人に言い放つ「今夜は震えて眠れ」が圧巻でカッコイイ!

    5
    投稿日: 2015.12.08
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    雫井さんの本は、「火の粉」を読んだことがあり、大変面白かったので本も期待して読んだ。 かなり濃い目の警察小説。 横山秀夫さんの本ほどには硬くないが、出て来る刑事たちが渋くて、人情系。 上下巻あったので短い話ではないのだが、ラストが近づくにつれ終わるのが名残惜しいような気持ちになってしまった。 あれこれ難しく考えさせられる事もなく、純粋にエンターテインメント小説として楽しめた。

    0
    投稿日: 2015.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最近ハマってる雫井さんのミステリーやっぱり面白かった 未央子と植草の自分の事しか考えていないやりとりにムカついた~苦笑 そしてそれを凝らしめる展開が無かったのがちょっと残念だったけど笑 劇場型捜査面白かった 【ワシ】と【バッドマン】両方の事件がどうなるのか 気になって一気読みしちゃいましたこちらも映画化されているんですね~ 雫井さんの作品って結構映像化されてるもの多いんですね!!

    0
    投稿日: 2015.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誘拐事件から6年後の巻島が妙に泰然自若としたキャラクターになっていて、その変化?についていけない部分もあったんだけど、あれよあれよという間に読み進んで3日で読了。 そして、最後はボロ泣きしてしまった。 サスペンス要素は正直少ない。 誘拐殺人や連続殺人を扱った刑事もので、犯人側の視点が全く描かれないというのは珍しいんじゃないだろうか。だから、これをミステリ小説と呼んでいいのかなという気もする。どちらかというと、それぞれが背負ってしまった業と、ささやかな救いと希望の物語なのかなと。

    0
    投稿日: 2015.06.01
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    「劇場型捜査」 まさに本を読みながらテレビドラマを見ている感じで面白いっす。 上巻でバッドマンへのセットアップ完了! そのまま下巻のクライマックスに行ってきまーすw

    0
    投稿日: 2015.05.30
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    再読。やはりこれ以上ないほどに展開がスリリングかつリアルで、ページを繰る手が止まらない。再読だからこその、スリルだけではないこの小説の良さにも度々気付かされた。特に6年前と比べた巻島の人間的な変化や逆に変わっていない部分がさりげない心理描写や発言から絶妙に描き出されているのがすごい。また、人の道から外れた者の成れの果てとしての「トメさん」のシーン、津田さんの言葉が印象的だった。クライマックスの展開や結末をもうほとんど覚えていないので、下巻を開くのが待ち遠しい。

    0
    投稿日: 2015.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「劇場型捜査」という所謂マスメディアを通して犯人を捕まえるというストーリーです。6年前の事件と現代の事件。 なかなか面白く読みました。 主人公である巻島が映画化された豊川悦司と重ねつつ読んだので、私の中では、かなりのイケメンデカになりました。 上下二冊の小説でしたが、思い切りスピーディーに読みました。 巻島を取り巻く刑事達の影がちょっと混乱しつつ、影の薄さもあったけど、それはそれで、いいのかなと思います。

    0
    投稿日: 2015.05.04
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    最初からドキドキ感あり! 派閥争いや中間管理職の悲哀みたいな そんな実に共感できることもありで なかなか面白い展開です。 映画は見ていないが トヨエツと巻島、かぶりますね。 もうそのイメージで読んでいる(笑)

    2
    投稿日: 2015.04.17
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    面白くなってくるまで少し時間がかかったけど 巻島が復帰して劇場版捜査を始めたあたりから 一気に読み進めることができました。 なかなか、どきどきしながら読めた

    0
    投稿日: 2014.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    雫井は永松紹介で読んだやつですかね。畳み方が少し弱いなーとも思ったのですが、見せ場の描写はかなりぞくっとします。本書では無論あそこがヤマです。かなり絵になるはずなのに実写は残念でした…。なお、クローズドノートとかも読んだんですが、あれは号泣です。ストーリーはありがちなれど、あとがきで泣いてしまいました。

    0
    投稿日: 2014.07.14
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    読んだかな?と思って、ブクログ見たら登録されていなかったので、読んだら再読でした。レビューは下巻で。

    0
    投稿日: 2014.06.30
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    5/11-5/21 下巻への助走。ところどころ盛り上がりもあり楽しい部分もあったが、何かペースが遅く感じた。 植草の彼女への気持ちがあれだけ書かれているなら、下巻では植草の挫折が描かれているようで、それはそれで楽しみ。

    0
    投稿日: 2014.05.21
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    刑事モノ好き。 マスコミ関連も好き。 この2つが絡む本はとくに好き。 事件の残す後遺症って怖い。 盛り上がり始めたとこで下巻に突入。

    0
    投稿日: 2014.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 面白い!と言っても上巻はまだまだ序盤と言ったところで、動きがあるのは下巻なのかな?楽しみ―。

    0
    投稿日: 2014.05.10
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    下巻も読んで全体の感想。ドキドキするような展開が多く、書き方もうまい。がメインストリートよりサブストーリーの方がメインになってしまっているようで少し残念。劇場型捜査って効果あるのか?など腑に落ちない部分も多い。これは映画の方がおもしろいのかもしれない(見てませんけど・・・)

    0
    投稿日: 2014.05.10
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    劇場型犯罪が起きたが犯人の尻尾すら掴めていない。 そこで警察はこれまでの捜査方針を変え、劇場型捜査を行う事にした。その白羽の矢に立ったのが、過去にマスコミに潰された捜査官だった。 マスコミに対しては切れては駄目なんだな。 世論と正論を楯に徹底的に相手を潰しにかかる。 マスコミに限らず集団というものは怖い。

    0
    投稿日: 2014.02.08
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    劇場型犯罪に、劇場型捜査。 犯罪は、あっても捜査は、ないよなぁ。 でも、なれば小説。序盤はオモシロく。 さて、下巻はどうなるか? 下巻に次ぐ。

    0
    投稿日: 2014.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    6年前に誘拐事件で、誘拐された子供が殺されてしまったうえ、犯人を取り逃がし、更に記者会見で逆ギレして大失態を演じた神奈川県警の巻島警視が、連続児童殺害事件の担当となる。 事件に行き詰った捜査本部は、現役捜査官として巻島をテレビ出演させ、捜査の手がかりを得ようとする。 上巻は、ワクワクドキドキしながら読めた。下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2013.10.31
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    映画化もしたからか題名が強く印象に残っていた本をついに読み始めた。上巻はスラスラ読めるけどさほど面白味がなく、、、下巻に期待。

    0
    投稿日: 2013.10.02
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    ドキドキする。 始めの方の、あぁ悪い方に動いているという感覚、焦燥感 家族の一大事での記者会見 縁側で庭を見つめる元犯罪者のエピソード 、それによって視界が広がる感覚 主人公の感覚を感じれたり、理解しやすいく丁寧に表現されていて、ドキドキしながらあっという間に読み終わりました♪ 下巻も早く読みたいです。

    2
    投稿日: 2013.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    *上下巻同じ内容のレビュー。 劇場型犯罪VS劇場型捜査! 豊川悦司さん主演の映画『犯人に告ぐ』、原作本を読みました。 2005年本屋大賞ノミネート作品(結果は残念ながら7位)。 第7回大藪春彦賞受賞。 映画化をきっかけに読んでみた。 もう頭の中はトヨエツ。 完全に主人公はトヨエツの姿で読んでいました。 けっこうしっくりきました。 メディアの力って、すごい、と感心すると同時に、恐ろしいものでもあると思わせられます。 6年前、被害者家族に対して負った罪を拭おうとも取り返そうともせず、ただただ前へ進む巻島は冷徹であると同時に、熱い刑事でありました。 「犯人に告ぐ」-そう言ってテレビを通し、姿は見えない犯人へと呼びかける巻島。 巻島の過去を知った上で劇場へと引っ張り込んだ上司の曽根や私的感情を捜査に持ち込む植草。 そういった黒いキャラクタの描き方も丁寧でした。 そのためか、巻島の味方側の人間、本田や津田長の温かみがぐっと効いていました。 べたべたした馴れ合いではなく、頼もしく主人公を支える脇役たちに、ほろりとさせられてしまった。 テレビ局側の人間もなかなか細かく、描かれていました。 犯人については…姿が見えない、という状態なので、起こした事件の概要でイメージしていくしかない感じでしょうか。 メイン=犯人、ではないですね、この小説では。 ラスト。 ラストになって、巻島の感情的な、誰に見せたこともない、一面を漸く見ることができたような気がします。

    2
    投稿日: 2013.09.17
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    「犯罪小説家」からさかのぼって再読。びっくりするほど読んだ記憶が残っていないので、非常に新鮮な気持ちで読んだ。 巻島の大失態が詳細に描写されているので、読んでいて息苦しくなってくる。でも、切れてしまう気持ちもすごくよくわかる。記者会見などにおけるマスコミの質問は、テレビを見ている私ですらイライラムカムカするので、当事者となったらどれだけ嫌な気分になることか。 犯罪を扱っているし、謎の犯人も出てくるのだが、全体の雰囲気がいわゆる「推理小説」という感じがしない。謎解きよりも、心理描写の方に重点が置かれているからかもしれない。 前に読んだときも思ったのだが「ワシ」というのは、一人称の「ワシ」なのか、猛禽類の「ワシ」なのか、どっちなのだろう。巻島の言い方だと人称代名詞のようだが、声明文の中では鳥の話も出てきたりするので、「鷲」のような気もする。一人称としての「ワシ」だとするなら、人物像が合致しないような気がして、なんとも落ち着かない。 バッドマンの登場で、いよいよ本筋である「劇場型捜査」が始まる。 植草の危うさが少しずつ顔を出し始める。

    0
    投稿日: 2013.08.30
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    映画にもなった作品。映画のCMイメージがいまひとつだったのですが、読んだ感想は思ったよりいいね!です。

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    投稿日: 2013.05.21
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    犯人との心理戦がたまらない。 主人公のキメの台詞が頭からしばらく離れない。 「犯人に告ぐ、今夜は震えて眠れ。」

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    投稿日: 2013.05.12
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    これは良質な警察小説。単発で終わるにゃ惜しいキャラ立ち感。 あと劇場型捜査ってそんな推し所ですかね?そう紹介されると 勿体無い気がするし、告ぐも告がぬもおもそろかったです。

    0
    投稿日: 2013.04.16
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    雫井さんとの出会いの作品。 文庫にて再読。 劇場型捜査という言葉に惹かれて読み、主人公の葛藤がリアルに描かれているところに引き込まれました。

    0
    投稿日: 2013.01.04
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    いや~、すごっかったわぁ。 上下巻の長編警察小説なんだけど、一気に読んじゃったわぁ。 ストーリーは、 川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった。 劇場型殺人に対抗するは劇場型捜査。果たして、事件は解決するか~!! って、もちろんハッピーエンドな終わり方になってるんだけど 分かってても読むのがやめられないのよ~。 警察小説っていまいち好みじゃないのよね。 ほら、警視とか刑事とか捜査一課長とか、そういう肩書き・役職があまりピンとこないから~。 でも読んでいくうちになんとなく分かっていくし、 たんなる警察小説じゃなくて、マスコミも絡ませちゃってるから面白いのかしら~? シーンの描写やスピード感。 まるで映画を観てるような感じでした~。 それに主人公の巻島。かなーり格好良いです。 佐藤浩市なんかにやらせたら良い感じになりそうよ。 ニヒルな巻島が最後に見せた涙。私もかなりウルウルってきちゃいましたっ。

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    投稿日: 2012.11.26
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    誘拐事件の捜査に失敗した警察。 更にその記者会見で失態をさらしてしまった巻島刑事。 そんな巻島が連続児童殺人事件の責任者として再び呼び戻される。 そこには上の策略のようなものが…今度は事件を解決に導くことができるのか? 下巻突入! 2012.8.28

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    投稿日: 2012.08.30
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    【劇場型捜査】の言葉に興味を引かれる。【劇場型犯罪】なら聞いたことがあるが。先ずは6年前の幼児誘拐事件が語られる。捜査は失敗に終り責任を負わされた主人公は田舎の所轄に左遷。上巻半ばで、迷宮入り寸前の連続殺人事件打開策として、主人公が本部に呼び戻され、ニュース番組を舞台とした前代未聞の公開捜査の幕が切って落とされる。第一事件の犯人「ワシ」、第二が「バッドマン」、主人公のニックネーム「ヤングマン」。私の美的感覚には合わないがこのネーミングに何か深い意味があるのだろうか?そして「ワシ」と「バッドマン」の関係は?

    0
    投稿日: 2012.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価は下巻終了時に。 上巻では主人公の現在に至るまでが丁寧に描写されている。 シリーズ化するなら、これくらい丁寧に描いた方が良いが、シリーズ化しないなら尻切れトンボにならなければ良いが・・・ せっかくだから、主人公以外の脇を固める人たちも、もう少し描けたらとは感じている。 下巻、次作以降か・・・

    0
    投稿日: 2012.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻の後半から面白かった。前半は伏線となるプロローグが長くて読みにくい。下巻になるとそれぞれの登場人物のキャラが立ってきて劇場型捜査という舞台で絶妙に思惑が絡まりあって面白い。 最後はもっと大きなどんでん返しがあったら面白かったと思うけどあんまり非現実的な展開だとつまらなくなってしまうので妥当なとこかな

    0
    投稿日: 2012.07.29
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    上巻すべてがプロローグという感じで続きがとても気になりました。 「ワシ」との対決は犯人とのやり取りがテンポよく描かれていて、あっという間に読み進めることができました。 「ワシ」に煮え湯を飲まされた主人公が、どのように変化し、「バッドマン」に行き着くのか。 また、いまだ尻尾をつかめていない「ワシ」はどうなるのか。 近年複雑になる犯罪に対して「劇場型捜査」が有効か。 下巻に期待します。

    0
    投稿日: 2012.06.03
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    6年前の事件のことをかなり細かく、そして淡々と書いてたから読むのに時間がかかった。けど6年後、「劇場型捜査」をするという台詞から一気に面白くなってきて最後まで読めた。盛り上がってきたところで上巻が終わったので下巻が楽しみです。

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    投稿日: 2012.05.12
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    主人公のキャラクター、話の展開、今のところかなり面白い。組織のアウトサイダーとして生きる刑事が向き合う事件。 一気に読み終えました。。

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    投稿日: 2012.05.10
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    劇場型ってそういうことか。 本の帯にもなっているけれど、映画化の際の主人公のイメージが強すぎて、良くも悪くもその人ありきで想像しながら読みました。

    0
    投稿日: 2012.02.22
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    映画になってましたが、まだ見てないです。豊川悦司が写ってる映画化の本の帯を見た記憶があって、主人公のイメージは最初から豊悦だったんですが、読んでいくとなんかちょっと違うかなぁ、と。 もうすこしなんというか強烈なキャラクターの主人公の豪快な破天荒なスカッとする話をイメージしていたんですが、わりと警察のリアルなところにこだわっていて、なかなか話が進まない。そもそも現役捜査官がテレビに出て犯人に語りかけるという、在り得ない設定なんだから、もうすこし現実からは離れてスピーディかつスリリングな展開を期待してました。 まぁ、期待していたものとは違いましたが、小説としてはそれなりに面白いです。

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    投稿日: 2012.02.12