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犯人に告ぐ 上
犯人に告ぐ 上
雫井脩介/双葉社
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総合評価

218件)
3.8
44
90
72
5
0
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    そんなに評判なほど面白いか?? 記者会見で逆ギレするところが人間の本性が一番表れていて、一番よかったぞ。

    0
    投稿日: 2012.01.29
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    無差別幼児殺人事件とそれを「劇場型捜査」で迫っていくお話。 上巻では何も解決されませんが、出てくるエピソードがひとつひとつ胸に迫ってきます。 下巻まで一気読みです。

    0
    投稿日: 2012.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テレビで映画を先に見ていたのだが, 内容はほとんど覚えていなかった. ただ, テレビを使った劇場型捜査をするということはなんとなく覚えていた. 事件は6年前にさかのぼる. 男児が誘拐されて, 殺されるという事件が神奈川県でおき, 巻島はインタビューで大失態をみせてしまう. その後, 別の男子連続誘拐殺人が発生. 神奈川県上層部は地方に左遷して, そこで辣腕をふるう巻島をテレビに出させて 犯人の情報を得るという, 劇場型捜査に打ち出す... 6年たって, 巻島がどう思い, どう変化したのかが読んでいてひきこまれる. 味のある津田や私利私欲が見え隠れする植草などストーリーのセッティングがだんだんとわかってきて, おもしろくなっていく.

    0
    投稿日: 2011.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昔にあった誘拐事件で失敗した刑事をテレビに出演させ、公開の捜査を行う「劇場型捜査」。 下巻で、どのような駆け引きがあるのかがとても楽しみ。

    1
    投稿日: 2011.11.29
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    くーが風邪ひきさんなので、まとめて本を読むチャンス!と、上下巻ピック。 ちなみに上下巻でも上下分けてレビューなんて書いちゃうのは、無駄な完璧主義のB型のなせる技です。 で、ほぼ人生初、となりに人がいる状態で本を読んだからかなかなか話に入り込めず、半分くらいたったところでようやくでした。 主人公はたぶん巻島だろうけど、途中チロチロ他の人の心情が入るのが、どうも読みにくい。 にしても、マスコミの記者会見時のウザさの描写はピカイチ。こちらまでとてもイライラさせられる。テレビ越しに見てても、正にあの感じですね(笑) タイムリーな話題だと、キレずに上手くかわしてる枝野はすごいわ。(彼は元弁護士かで、弁はたつらしいけど) 質疑応答なんて、問題の本筋関係なし、言葉の揚げ足取りばっかりだもん。 と、思えば突然エリートボーイの恋愛話とか、上巻だけど?だから?話飛びまくって方向性が分からず、振り回された感じです。

    0
    投稿日: 2011.11.10
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    犯人VS警察。息をも吐かせぬ展開とはこの事。 グィグィと物語に引き込まれていきます。 いつの間にか、警察の意地に肩入れしている自分が居ました。

    0
    投稿日: 2011.10.31
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    警察物のミステリーはだいたい警察官の中に頭のよい人がいて解決していくというものです。 その中には必ず一般的にトリックと言われるようなものが存在します。 探偵役が警察官になっただけですね。 でも、この本は探偵役の頭のきれる警察官もトリックも存在しません。 詳細は↓で公開してます。 http://deepbluewill.blog122.fc2.com/blog-entry-198.html

    0
    投稿日: 2011.10.30
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    思った以上に面白みに欠ける出だしでした。 警察の操作がどのように行われ、 裏舞台ではどのようなことが行われているか 詳細が分かるのですが、 少々ダラダラと書きすぎかなと思いました。 犯人が誰なのかを推測するより 警察の内部事情や上下関係等のドロドロした部分が 次はどのような展開になるのかという方に 気が取られてしまうような書き方の作品です。 登場人物の心情も詳細に書かれており、 話が進んでいくというよりは、 主人公や登場人物の心の動きによって次章へとつなげていく。 今までにはあまりない構成だと思いました。 こんな情景が多いため、 本を読んでいるのに映画を見ているくらい 自分の中で映像をはっきりを作り出すことができる。 この点は非常に興味深く、作家の特徴ある文章の技だと思う。 ストーリーは過去からさかのぼって話が始まる形式。 特別抑揚があるわけでもなく、 犯人との接点もほとんどない内容で話が進んでいく。 「犯人に告ぐ」というタイトル通り、 警察から犯人に向けて告げているだけなので サスペンス系のドキドキすることに少々かけている。 まだ「上巻」しか読んでいないので 「下巻」での動きが少々楽しみでもある。 ミステリー小説、サスペンス等のジャンルが好きな方が読むと 好き嫌いがはっきり分かれそうな作品だと思いました。

    0
    投稿日: 2011.09.18
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    本の裏表紙を見て昔あった事件を題材にした作品かと思って読んでみたんですが、ちょっとイメージが違っていましたね。

    0
    投稿日: 2011.09.13
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    主人公が記者会見で逆切れするシーンがなんともおもしろかった(^0^) ようやく下巻に向けてTV報道が開始。 さて、どうなるんやろ?

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    投稿日: 2011.09.07
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     先に映画(CSの録画)を半分だけ見て、その後で本に切り替えたんだが、俳優さんがほんのイメージとあっているので驚いた(先に自身の脳に刷り込まれていたからかもしれないが)。  作品そのものはさすがにすばらしいのだが、3/4以降のエンディングはあまりにあっけない。真実味があるまとめ方ではあるんだが、あまりに・・・。多少好みが分かれる作品のように思う。私はというと、どちらかというと面白かったけれどスッキリした読後感はなかったな。

    0
    投稿日: 2011.09.04
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    劇場型捜査っていう発想と色んな部分での駆け引きが面白かった。 後味が好きだったなぁ。 あと小川の緊張感のなさが妙にツボでした。 植草を出し抜くとこは面白かったけど、あいつの行動にあんなにページ数割くくらいならもうちょっと犯人絡みに焦点当ててほしかった気もする。そこだけちょっと残念。

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    ミステリーという感じではないような このミスや文春ミステリーベストなど、いろいろミステリーのランキングでもちろん話題作。一気に読めてしまう作品で、おもしろい。しかし、ミステリーというよりは、ドラマなような感じだった。 劇場型犯罪と劇場型捜査という形がメインというよりも裏で展開される巻島警視の孤独な戦い、またその生き様を中心にそれぞれの刑事の立場での人間模様を描いている感じだった。 どんな驚きが待っているのか、というような感じで読むとちょっと期待はずれかもしれないが、作品としてはおもしろい。

    0
    投稿日: 2011.07.12
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    最初に読んだ時、メル・ギブソンの映画を思い出した。テレビの放映を使って犯人を挑発する話です。 そんなことできるか〜、と疑問を持ちながら読んでしまったので、あまりはまらなかった。

    0
    投稿日: 2011.07.03
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    主人公の過去から描いてるのが 現在の彼を表現するのに凄く良いと思います。 あと、上司の欲望が今後どうなるかは楽しみ。 下巻が凄く楽しみになる上巻でした。

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    投稿日: 2011.06.30
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    読んでいると夢中になります。 いろいろな人の思惑や過去が重なる様子は見ていて圧巻。 ミステリーが好きになれる一冊です。

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    投稿日: 2011.03.20
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    テレビという媒体を利用指定、捜査を行なうのは面白い発想だ。巻島のテレビ出演のやりとり、期待する。次が読みたくなる。面白いからだろう。劇場型捜査という名付けは面白いと思う。

    0
    投稿日: 2011.03.09
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    タイトルがいい。 このミステリーのおもしろさを グイッとつきつけてくる。 テレビ番組に出て 犯人に語りかけるという 類を見ない手法で 犯人を捕らえようとする。 この発想はかなり読み手に来る! しかも、上司が他のテレビ局の アナウンサーと大学の知り合いで 情報をリークする。 身内に敵がいるという設定も 緊迫感を煽る。 追うは神奈川県警の刑事、巻島史彦。 迷宮入り事件の犯人はバッドマン。 誘拐事件でしくじった巻島は 不遇をかこっていた。 行き詰まりをみせた 連続児童殺害事件。 巻島にテレビ出演して 犯人と対峙するという 白羽の矢が立った。 物語は6年前の誘拐事件から始まる。 犯人は巻島たち捜査陣を あちこち振り回す。 そして、犯人は 巻島の手をするりとすり抜けた。 記者会見。 記者たちの容赦ない苛烈な質問。 持病を持つ娘。 病院からと思える電話。 そして、記者会見の場で 暴言を吐いてしまう巻島。 巻島の失脚が決まった瞬間だった。 そして、テレビ出演の役回り。 失敗した男の復活をかけた 挑戦が始まる。 巻島に共感する自分がいる。 巻島に重ね合わせる自分がいる。 復活せよ、忸怩たる思いを抱える男たち。 テレビ出演からの 劇場型警察小説の楽しみ。 存分に味わってほしい。 上下2巻一気呵成であることを 保証する。 そして、ラスト。 いくつものもつれた紐がほどけ 巻島に拍手。 最上の読後感が訪れるはずだ。

    0
    投稿日: 2011.02.23
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    上下の長編だけれど、気になってどんどん読んでしまう作品。 個人的には犯人からの視点とかもうちょっと犯人に絡んだシーンも欲しかった。主人公側に焦点を当てることにこだわるとしたら、もっと主人公の心情が表れてもよかったと思う。どの人物の心情も中途半端な描写で、客観的に事件を見ているニュースの視聴者のような気分だった。

    0
    投稿日: 2011.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『火の粉』が面白かったので、この人の本、続けて読んでみようかな?と思いまして。 期待を裏切らず面白かったです。 先をどんどん読みたくなる本というのが、鬼マネの『面白い』の基準です。 これ、主人公の巻島刑事が、なんとも不思議キャラなので、映画化されたら誰がいいんだろう?って想像したりしたんですけど、すでに映像化されてて、しかも豊川悦司。 ハマり過ぎなんですけどー!って感じです。 映画化を考えさせるのも『面白い』の基準かも?と、改めて感じました。(この本の前が『ストロベリーナイト』でしたので。こちらは竹内結子でドラマ化決まりました。) 連続殺人事件の捜査が行き詰まり、史上初の劇場型捜査がスタートするってストーリー。 メディアを逆手に取って捜査に利用するってことになるんだろうけど、巻島がいいんですよ、とにかく。(笑) 頭のいい主人公は好きです。 断固たる決意って言うか、先を読んでるって言うのか、やっぱクールで冷静なキャラって、自分にないだけに憧れます。(ガアラとかカカシ先生とかさ。) 火の粉もこれも犯罪小説なんですけど、この人『クローズドノート』で恋愛小説も書いちゃってるんですよね。 あの、エリカ様の「別に。」発言のほうが有名になっちゃった映画ですけど。 今日『虚貌』と一緒にゲットしてきたので、読むの楽しみです。

    0
    投稿日: 2011.01.24
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    普通の警察ものとはちょっと違う。 警察内部の派閥争いが描かれていてなかなかおもしろかった。 映画で豊悦が演じたらしいが、そっちが見たくなった

    0
    投稿日: 2010.12.02
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    誘拐事件で致命的な失敗を犯し、僻地に飛ばされていた主人公巻島が行き詰まった連続幼児殺人事件に投入される 一年近く進展がない捜査の打開策として、巻島がテレビ番組に出で公開捜査を行う事となった 、というストーリー 事件のシーンは緊迫感があり、巻島、 曽根、植草、本田とか個性的な人物が自身の理由で事件に関わっていく様がとてもおもしろい さて下巻でバッドマンはどう出てくるのだろうかー 11/16:読んでみたい本だった。久しぶりの警察小説楽しみです。

    0
    投稿日: 2010.11.17
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    可もなく不可もない。メインストーリーが犯人逮捕かというとそうではなく、主人公のメンタル的なことがメインのようだ。だからテレビに出演して犯人にメッセージを送るという「劇場型捜査」という派手な展開のはずが全体的に大きな盛り上がりは少なく、サブストーリーの方が面白く感じられたりさえする。でもまあ、読んで損とまでは行かない、それなりに面白い。 映画化。トヨエツ。ま、ぴったりではある。見ないけど。 で、あとがきを読んで驚いたのだが、この作者、「クローズド・ノート」の作者でもあるんだね。私はそんな甘〜い恋愛小説も映画も嫌いだが、こういう器用さって、石田衣良もそうだけど、小説家っていう仕事には必要なのかね?こう立て続けに2本も映画化ってことは儲けてんだろうな〜。見ないけど。 そうそう、「クローズド・ノート」ってあの「話題作」じゃないですか。例えば次の作品でエリカ様をおちょくるような小説でも書いたらどうだろう?仕事の巾がまた広がりますぜ、旦那。

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    投稿日: 2010.11.02
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    妹に薦められて読みました。めちゃくちゃ面白い! 劇場型捜査で犯人との駆け引きが面白い! その他警察内部の人間関係も面白い!

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    投稿日: 2010.10.25
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    感想は下巻にて。 --気になった言葉-- 本当に有能な人材は何かの責任をとらされたりはしない。(上P179)

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    投稿日: 2010.08.15
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    『このミステリーがすごい!』2005年8位 『本屋大賞』第2回2005年7位 『吉川英治文学新人賞』第26回(2005年)候補 『大藪春彦賞』第7回(2005年) 『週刊文春ミステリーベスト10』2004年1位 国内編 『火の粉』ほどの凄さは感じなかったが、上下巻を一気に読ませる軽やかさがある。 過去の捜査ミスのために後がなくなった刑事によるテレビを通して犯人に語りかける「劇場型捜査」という手法が面白い。現在進行形の事件を捜査しながらも、6年前の未解決誘拐事件を引きずっていく。 警察小説としても楽しめるが、マスコミの恐ろしさも伝わる内容になっている。 映画版(主演:豊川悦司)のほうも観てみたい作品。

    0
    投稿日: 2010.07.03
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    警察小説ですが、手にとってみると、第7回大藪晴彦賞受賞、2004年週刊文春ミステリーベストテン第1位した作品、そしてトヨエツが主演で10/27から映画化されるとのこと。作者はクローズドノートの作者でもある雫井脩介。今回の旅行の友にこの1冊を選びました。 誘拐事件にの操作に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視であったが、そのオープニングエピソードは秀逸としかいいようがない。 踊る大捜査線を髣髴させる神奈川県警と警視庁の縄張り争い、マスコミが牙を剥く迫力の記者会見、そこでは徐々に自分を失っていく巻島管理官。 大失態で地方に飛ばされていた巻島が、6年後に再び 起こった児童連続殺人事件の捜査のために捜査本部に 呼び寄せられる。行き詰まった捜査に対し画期的な方法 で犯人に対決するために。。。 それは、「劇場型犯罪」に対し「劇場型捜査」という、聞いた事のないシチュエーション。巻島はマスコミの 中に身をおき、想像を絶する設定で読者をぐいぐいと引っ張っていきます。 しかし「犯人に告ぐ!」と呼びかけても、 思うように捜査は進展しない。 報道の過熱化、視聴率争い、卑劣な裏切りと扇動、 マスコミ操作で巻島がまた危機に陥る。 あの時の二の舞になるのか? と、これだけでぐいぐいと引き込まれていきます。 また、様々な登場人物がしっかり描き分けられていて、 キャラがしっかり立っています。 とてもいい作品でした。 悲しいのは最後が少し尻すぼみでした。 作者が無理やり事件を収束していなかったか? ここが減点1で星4つで~す。 でもお勧め。 楽しめること間違いなしです。

    0
    投稿日: 2010.06.01
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    相当、おもしろかった!!! ここ数年で、一番のHITかも!!! この小説は映画化もされているので有名なのだけれど あえて、その時期に読むことはしなかった。 なので、内容もまったく知らない。 雫井脩介の小説は、何冊か読んだことがあって 「火の粉」なんかは、とても丁寧な人間描写、難しい題材を描いていたけれど どうも終わり方が納得いかなくて、残念だったり、 「ビターブラッド」にいたっては、 ええええーーーーーって展開。 どちらも共通して、正義があっけなく悪になってしまった雑さが残念でたまらなかった。 なので、お願い、それだけはやめてーと願いながら、読み始めた上巻。 引き付ける、引き付ける!!! 最初の幼児誘拐事件。 神奈川県警と警視庁との確執を描きながら 「ヤングマン」と呼ばれた、警視、巻島史彦の現場主義の出来る男の仕事っぷり ・・・な、はずが、見えない犯人を横目で捉えながらも取り逃がし 記者会見で報道陣を相手に失態をおかす。 時はたち、 6年。ええ、巻島は、いったい、どうしちゃったの???と思えるくらいに スムーズに話は違う角度から描かれている。 川崎では、立て続けに幼児誘拐、殺人事件が起きていて、 はじめの事件からは1年がすぎようとした頃に、 ふたたび本部長として戻ってきた曽根は、足柄署に配属されていた巻島を 呼び戻し、 この事件の指揮を一任する。 そして、その事件の解決方法を、マスコミを使って、「劇場型捜査」とし 巻島をメディアに出すことを提案するのだ。 前にもまして、存在感のある風貌になっていた巻島。 報道番組の特集に巻島が出ると、注目が集る。 さて、さて、犯人からの接触はあるのだろうか!!!! と、いうわけで、さっそく下巻へ!

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    投稿日: 2010.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第7回大藪春彦賞受賞。1年以上捜査をしても、犯人の糸口すら見えない連続児童殺害事件を追う。テレビを通して、犯人を誘い出そうとするが、はたして犯人の反応はいかに、下巻は怒涛の展開を期待させる。他局の女性キャスターを知り合いにもつ植草が、なにやら画策してヘマをしでかしそうな予感がする。また巻島の孫が誘拐されることで、ストーリ展開がより面白くなりそうな・・・はたしてそのような展開になるのだろうか。

    0
    投稿日: 2010.05.07
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    ラスト泣いてしまった。というのも臨場感がありすぎる!読みはじめの説明の多さに負けそうになりますが、読めば読むほどどっぷりはまる!途中はすっかり登場人物に対していかってしまっていた。感情移入させてくれる文章のうまさにやられました。

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    投稿日: 2010.05.02
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    文庫本と映画 両方ともはずれじゃなかった 数少ない作品のひとつだと思います。 でも当然、文庫本>映画でした。

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    投稿日: 2010.04.26
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    劇場型捜査という斬新な手法よりも、刑事と被害者や家族との交流がメインの話でしたし、実際それらの関係がよかったです。不覚にも涙しそうになった。 帯とか解説とかでネタバレしているのが非常にもったいない作品。

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    投稿日: 2010.04.19
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    雫井さんの作品、すっごく久しぶり! …そして読んだのはこれで2作品。笑 初めて読んだ彼の作品が「クローズドノート」だった私にとって、 彼がミステリー作家さんだという情報が後付されたので 読む機会を掴めなかったのですが、、、 最近はちょっとずつ、他のジャンルにも挑戦! 私にとって新しいジャンルなので、 読み出しはかなり遅いですが、はまってくるとドンドン読めてしまう。 ※ちなみにこれは相方さんからレンタルデス。 連続児童殺人事件を追う警視官、 巧みに見え隠れをする犯人、 私たちの情報源でもあるマスコミ。 この3つの立場、それぞれの人物の心情や人間性の駆け引きに ドキドキさせられます。 私自身の知識が少ない為、設定に対する違和感は特になく、 情景描写よりも、人物の心情や人間性に触れるほうが読んでいて楽しい。 こういう作品は、ある分野に対する知識や専門性の深さによって 作品自体の面白みが変わってくるのかな。と感じました。 下巻でどんな展開になるのか、、、

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    投稿日: 2010.04.15
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    一気に読めた。上巻よりも物語のテンポが良く、読み心地は良かったです。登場人物も皆魅力あるキャラクターで、続編が希望したいです。警察小説として、今まで読んだ中でも非常に完成度が高いものでした。

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    投稿日: 2010.03.04
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    お風呂ん中でゆっくりと読み続けたー 最近はラジオばっかだったから放置だったけどある一線越えたら止まらないー! 映画化されたみたいで主人公の巻島がトヨエツなんだけど もおトヨエツでしかない笑 読む前は、雫井さん=クローズド・ノートだったから最初びっくりしたけど、 クローズド・ノートが異例な感じだったみたいですね! 早く下巻が読みたいんだけど、実家に帰らないとないとゆうもどかしさ! (20090310)

    0
    投稿日: 2010.02.04
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    川崎市でおきた連続児童殺人じけんは行き詰まりを見せ、神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技をする。史上初の劇的捜査を描いた話。

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    投稿日: 2010.02.01
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    こんな長髪の刑事さんっているのかしら?いたら、やたら目立ちそう。「火の粉」に続いて2冊目の雫井さん、なかなか読ませますね。津田長さんがいい味だしてます。下巻が楽しみ。

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    投稿日: 2010.01.27
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    映画の番宣が面白そうだったので、読んでみた。この作者のものはクローズド・ノートしか読んだ事がなく、こういったテイストのものを読むのはこれが初めてだ。 以降ネタバレ含む。 誘拐事件でなくとも、自分が深刻な状況を抱えて平和な光景にまざっていることへの違和感は、誰しも一度くらいは抱いたことがあるだろう。共感のできる記述だ。 時間に遅れて犯人を逆撫でするのでは、という気持ちはわかりすぎるほどわかるので、この点は被害者の両親の気持ちがよくわかった。新宿にしろ横浜にしろ、多少の土地勘があるので読んでいても臨場感がある。 巻島さんがパンやカップ麺ではなく、目に付いたスライスチーズを食べるところがリアルに感じた。 彼のマスコミの前での失態は、いくら娘のことがあったからと言ってもちょっとやりすぎではないかと感じた。いくらなんでももう少し自制心が働くのではないか。 川崎も多少知っている場所なので、やはり読んでいて位置関係など色々なことを想像して読んでしまった。川崎男児連続殺人事件に事件がうつって、巻島が劇場型捜査のために呼び戻されるというのは面白かった。 ただ、個人的に植草が気に食わない。あまりに私情で動きすぎている。実際にここまで私情で動いてしまう者が警察にいるなら、かなり恐ろしい現実だ。下巻で彼の私情がどう事件の展開に絡んで行くのだろうか。

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    投稿日: 2010.01.26
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    読後感は満足! でも一概に警察ものを読むと、必ず内部での足のひっぱりあいとか やる気のない官僚体質とか、イライラー!!っとするのはどうしてだ。 小説だからの誇張なのか、もしくは現実はもっと酷いのか。 警察への尊敬とか無くなるよねえ、本当なら。。。 まあ現実でも「はぁ!?」と思うような事件が起きているので 小説だけのことでは無いのかもしれませんが。 悲しい結果もあるけれど、最後への筋のつけかたに救いがあって安堵。

    0
    投稿日: 2010.01.15
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    ラストシーンがちょっと弱いかな、という気がしないでもなかったが、それを差っ引いたとしてもいやはや素晴らしい完成度。 まずツカミが抜群に上手い。 プロローグ扱いではあるんだけど、それだけ独立した小編として見ても充分成立するような臨場感、緊迫感。 一気に本編に引き込まれた。 警察の内部事情や放送局の裏側などもとてもよく取材されていると思わされたのでリアリティも損なわないし、本筋である連続小児殺人事件の周囲にはそういった組織内の複雑な人間関係や色恋の思惑といった枝葉を散りばめているにも拘わらず、それぞれのキャラクターがしっかり描かれていることもあって、まったく冗長に感じさせることなく終始圧倒的な吸引力を以て突っ走る。 若干ハードボイルドっぽい巻島と曾根のやりとりなんかも、筋自体に魅力があるので白けることなく、素直にかっこいいなあ、なんて思えたり。 文学として成り立っているかと問われればもちろんすぐに首肯することはできないが、現代を代表するエンターテインメント小説としてはすこぶる高品質な作品であることは間違いない。

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    投稿日: 2009.12.23
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    12月16日~20日 終始緊張感があって、常にこの先どうなるのかが気になった。 上巻は、いよいよ劇場型捜査が始まったところで終わった。下巻を読まずにはいられない期待感がある。 下巻次第とはいえ、最初に6年前の事件や主人公の上司の話が長々入るのは必要なのだろうか。

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    投稿日: 2009.12.17
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    いまさら読んだ小説 説明と描写がまわりくどいが、後半はまず盛り上がる 特に下巻は一気読みがお勧め

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    投稿日: 2009.11.03
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    雫井脩介に初めて出会ったのがこの本でした。 映像化されたから、タイトルは私も知っていた。 ミステリー好きな私に横からびんたを食らわせた一冊です。 殺人→謎解き ではないストーリー展開もあるんだなぁと(笑)

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    投稿日: 2009.10.24
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    【ネタバレあり】 ん~、期待していただけに期待外れにガックリでした。 バッドマンは以外にあっさり逮捕されるし、ワシにしても容疑者はいつの間にかこの世を去ってしまっている。つまり、犯人逮捕劇はこの作品では本筋ではなく、恐らく、「劇場型捜査」という一種画期的な捜査法にこの作品の真髄を見出さなければならないのだと思う。 しかしである。私自身は、この劇場型捜査に対して何の興味も沸かなかったのである。なぜか?それは、ワシの捜査の頃からそうであったように、バッドマンに対する劇場型捜査には一切のスピード感が感じられないからである。つまり、展開が遅いのである。 結果的には、この捜査手法が功を奏したのかどうかは定かではないが、犯人が手紙を落としたことにより 捜査は一気に進展を見せる。この捜査手法は果たして成果があったのかどうか検証されないが、私的には作品の構成としても帰結されないまま終わった感が強い。 一向に進まない劇場型捜査の中で唯一盛り込まれる展開要素として、身内の手柄より元恋人との関係を優先させるがための情報リーク、そして、その摘発が挙げられるが、これにしても、特段、驚くようなことではなかったし、第一、ここまでリークして捜査を混乱させる刑事が本当にいるのかとの現実的な疑問が頭をもたげてしまう。つまり、物語の構成としてちょっと無理があると思うのである。 そして、「クローズド・ノート」や「火の粉」で卓越していた女性心理描写が、男が主人公になると、一転、なりをひそめるのである。主人公、巻島の心理描写はそれなりに描かれているものの、今ひとつ、心に響くのに乏しかったというのが正直なところだ。感情移入もできなかったし。 それなりに評判の高い作品であることは承知していたものの、自分に合うもの、合わないものはあるものですな。 今回は、非常に辛口です。 雫井脩介:3作品目 読書期間:2009.7.9~7.19

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    投稿日: 2009.10.17
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    雫井作品は、最初~中盤はぐいぐい惹きつけられるのに、いつも最後にイラッと来る。そしていつも主人公が好きになれない。 しかしこの話の主人公の巻島は良かった。最後のメッセージはかっこよかったけれども、あの時点では犯人浮かびあがっていなかった訳で…ローラー作戦にそんなに勝算があったかなあ。 巻島が犯人を捕まえることを第一に考えているのに、物語が犯人探しにあまり重きを置いていない。そこになんとなく違和感。 でもまあ、面白かった。せっかくいいキャラ揃ってるんだから、巻島・津田・村瀬・小川とかががんばって犯人を捕まえる、普通の警察小説が読みたい。

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    投稿日: 2009.10.16
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    2009/7/7 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2009/9/19〜9/25 第7回大藪春彦賞、週間文春ミステリーベスト10のベスト1に輝くなど、評価の高い作品。前から読みたいと思っていたが、ようやく順番が回ってきた。  子供の誘拐事件で指揮をとった神奈川県警の巻島は、犯人を逃がした上で記者会見で大失態を演じてしまう。数年後、再び子供を狙った連続誘拐殺人事件が起こるが捜査は行き詰まる。そこで閑職に左遷されていた巻島が呼び出され、テレビでの公開捜査をさせられることに。犯人は果たしてどうでるのか?  噂に違わず面白いが、ちょっと公開捜査に至るまでが強引な気がする。下巻に期待。

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    投稿日: 2009.09.27
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    テンポのよさが最高、続きが気になり、どんどん読めちゃう♪ 記念すべき本を読むようになってから最初に読んだ作品。

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    投稿日: 2009.05.23
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    描写に緻密さが欲しい。 ストーリーは面白いけど、、 映画向き。 最後があれじゃあ、すっきりしません。

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    投稿日: 2009.05.21
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    テレビを利用した捜査・・今後おそらく実際に起こるような気がする。 主人公役の豊川悦司がハマリ役ですな。

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    投稿日: 2009.04.14
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    主人公の巻島が魅力的です。 残念だったのは”ワシ”の事件がうやむやになってしまったこと。 疾走感があり、テレビというメディアを一つの主題に据えながらも本でしか表現することの出来ない迫力があったと思います。 ちなみに、映画は微妙でした。

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    投稿日: 2009.04.06
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    巻島警視が格好良かった。 最期の犯人への言葉は、本当に格好良かった。 ただ、そこにいたるまでの周囲との関係とかがすごく切ない。 植草には本気でムカついた(笑) あと、最後に「自分も背負う」という巻島警視の言葉が泣けた。 作品的にもクヲリティ高いし、勢いもあって面白かった。

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    投稿日: 2009.03.19
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    冒頭、あああ、なんでこんな展開に!!!とモヤモヤした。本題に入ってから、余計に感情移入してしまう。植草の存在がいい具合にイラつく(笑

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    投稿日: 2009.03.07
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    この作品の映画のDVDを借りたので、 映画を見る前に読んでおこうと思い読みました。 上巻は初めがなかなか話に入り込んでいけず、 途中で止めては最初から読み直すことを何度が 繰り返しました。 気分が入り込んでいくようになってからは スラスラと読み進めていけました。

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    投稿日: 2009.03.05
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    読み始めると先が気になって落ち着かない。 もう仕事なんてしてらんない!先を読ませろー状態。 久々にハマった一冊。一気に読めてしまう。

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    投稿日: 2009.02.12
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    「生きるのを許されている道は細くて狭いんじゃないですかな」 というある巡査部長の言葉がすうっと胸に入り込んだ

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    投稿日: 2009.02.03
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    映画化もされて話題になったもの。重すぎず軽すぎず、すっきりとして読みやすい。 劇場型捜査が始まったばかりのところで終了です。続きが気になる〜。

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    投稿日: 2009.02.02
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    スピーディなストーリー展開が面白くて、一気に読んだ。 映画は見たことないけど、主人公に豊川悦司はイメージとぴったりかも。

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    投稿日: 2009.01.26
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    警察小説といえば横山秀夫氏を超えるものはないだろうとタカをくくっていたが、この作品はそんな私にはある意味、衝撃的。警察組織内部の熱さ・ドロドロさをなまめかしく書かれているのはもちろん、主人公やその上司、部下ほかのキャラクターがすごくいい味。前半の「ワシ」の起こす事件ではスピード感抜群でドキドキしながら読ませてくれるし、その結果もこれからの伏線としては「印象深い」などというレベルではない。数年の時間を経て、各種の再会があった上で、マスコミにやられた主人公がマスコミを使った公開捜査を行う展開なんて、もう引き込まれずにはいられない。「津田」「植草」といった新しいキーマンもでてきて、下巻はどうなっちゃうんだ?? 期待度◎上巻で既に☆5つですが。。。

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    投稿日: 2009.01.22
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    卑劣極まりない犯人。何の罪も無い児童を襲った連続殺人事件の捜査は行き詰まり、県警は6年前の児童誘拐事件の記者会見で大失態を演じた巻島警視を捜査官とする。下巻での展開に凄く興味があります。事件がどう解決するのだろうか。

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    投稿日: 2009.01.13
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    久々の★5つ。\"己の尻尾を噛んだ哀れなドブネズミ\"。WEBで一文レビューしました。 http://www.first-priority.yi.org/~siza/blog/2008/12/post_93.html

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    投稿日: 2009.01.12
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    川崎市で起きた連続自動自動殺害事件。行き詰まりをみせる捜査に対して、現状打開のため、神奈川県警は過去に大失態を犯した刑事を、テレビニュースに出演させるという作戦に踏み切る。今、劇場型捜査の幕が切って落とされる。

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    投稿日: 2008.12.23
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    第七回大藪春彦賞受賞作。 川崎市で起きた連続児童殺害事件。 捜査の行き詰まりを見せた神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に出た。 劇場型犯罪に劇場型捜査を! 過去の失態を挽回するか? 巻島史彦警視の挑戦が始まる!!

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    投稿日: 2008.10.17
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    話題作だったし好きな作者だしで読み始めましたが期待通りに面白いです。主人公視点でみているからどういう事情かわかるけど、第三者からみたら完全にダメな警察だよなぁ。劇場型捜査は成功するのでしょうか。巻原さんにはがんばってほしいです。植草がなんかしでかしそうで不安。

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    投稿日: 2008.10.11
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    犯人とのかけひき、女とのかけひき、 そんなあたりに注目かな。 流れるような展開も面白い。 クローズドノートとはまた違った一面。

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    投稿日: 2008.10.10
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    シリアスな題材ながらあまり深く掘り下げないで物語のテンポを生み出しつつ、人物描写も浅すぎず、深すぎずといった感じ。良い意味での中庸をわきまえた文章のおかげで読み疲れない。が、気がついてみると実際は大して話は進んでおらず、上巻は下巻へのプロローグといった感じか。

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    投稿日: 2008.10.06
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    おもしろい。 独特のの迫力があるのがいいですね。 ひたすら足を引っ張り続ける奴などキャラクターも読んでて面白いものが多いと感じました。

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    投稿日: 2008.09.14
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    劇場型捜査に至るまでのさまざまな伏線の事件がここで繰り広げられる。 個々の啓示の特徴の非常に面白い。 伏線に落ちがない。かなり練られたストーリー展開だと思う。

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    投稿日: 2008.09.13
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    旅行にいくときに肩がこらずに読める本がほしければ、この一冊を。 適度なスリル、適度な刑事ドラマ、適度な展開。 えー! そんなアッサリ主人公警視庁に戻ってくるんだ!! とか、 えー! 一回の管理職が、そんな理由で本当に動くのかな! とか、 いろいろあるけど、こういう本はあったほうがいいんだ。

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    投稿日: 2008.09.12
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    犯人が誰かというより、刑事やマスコミなどの動向が主体。 色々な出来事が織り込まれ、盛り上がりつつ下巻へ…

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    投稿日: 2008.09.11
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    主人公巻島を脳内で豊川悦史に変換しながら読んでいます。 クールで超然としていてかなりかっこいいです。

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    投稿日: 2008.09.07
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    映画が残念だったことがわかりました。(豊川氏は好きなのですが。)‘犯人に告ぐ’と言ってはいますが、実際、巻島にとって一番の問題の敵は、影でチョロチョロと女におぼれる上司ってのは、なんだか俗世界って感じで好きです。

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    投稿日: 2008.08.25
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    過去の誘拐事件でメディアの前で失態を演じた捜査官が,遅々と して進まない事件の捜査の巻き返しに抜擢された. その巻き返しの方法は,メディアを通じて犯人をあぶりだすとい うものだった.抜擢した上司など様々な思いがある中で捜査が進 んでいく.テンポがいいので,どんどん読み進めてしまう. 2008.08.06(Wed)読了

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    投稿日: 2008.08.20
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    とても臨場感があり、ストーリーもとても面白かった。 映画を主演した豊川悦司のイメージを持ちながら読み進めましたが、 まさに主役の巻島のキャラクターに適任だなと感じた。 映画の方も是非見てみたい。 2008/09追記 残念ながら映画版は面白くなかった。

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    投稿日: 2008.08.10
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    上巻の約3分の2はプロローグ的な話です。 この経験が主人公にとって一種のトラウマとなり、彼のそれからの人生に大きな影響を与えます。 こんな経験したらきっと誰だってトラウマになるね。。。

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    投稿日: 2008.07.14
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    おもしろい! ひさびさ東野圭吾以外の おもしろいミステリー小説を見つけた 映画化もされているみたいだが 圧倒的に本でしょう

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    投稿日: 2008.06.24
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    珍しいことだが、映画化した脚本の方が、この作品のテーマが持つおもしろさを効率よく表現しているように感じた。

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    投稿日: 2008.06.21
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    リーダビリティは高いものの、展開が遅くて緊迫感に欠けるような。まだ犯人に何も告げてないし。 下巻に期待。

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    投稿日: 2008.05.24
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    警察もの。テンポもよく臨場感があって非常に面白い。設定もうまいなぁと感じさせられますね。個人的に警察小説は好きですが、特にこういうトーンの作品はいい。映画かもされているようですが、巻島が豊川悦司…。はまっているようなちょっと違うような。感想は下巻で。

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    投稿日: 2008.05.01
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    闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった―史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。

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    投稿日: 2008.04.21
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    川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついてに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗し、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった〜あらすじより〜 6年前の事件がほぼ内容の半分を占め、やっとこれから現在の児童殺害事件へと動き出したばかり。ワシにとりつかれた巻島警視はバットマンに対抗できるのか?いざ、下巻へ。08.3.28読了

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    投稿日: 2008.03.30
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    劇場型犯罪VS劇場型捜査 バッドマンVSヤングマン 幼児誘拐殺人は卑劣な犯罪で、 許すことは出来ないと思った。 巻島は捜査官の代表としてTVで有名人になった。 しかし、華やかさのあるプラスイメージの反面、 終盤で巻島が桜川に刺される場面にあるように 警察への逆恨みといったマイナスメージまで 請け負っているのも事実だ。 職務を全うするために闘った彼に拍手を送りたい。

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    投稿日: 2008.03.28
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    第7回大藪春彦賞受賞作。 映画化作品。 連続児童殺人事件。 姿の見えない犯人に対し,警察はテレビ局と手を組んだ。 史上初の劇場型捜査が始まる。 その最初のテレビ出演までを描いている。 主人公の警視は,以前の児童誘拐事件の責任を取らされ, マスコミに罵倒された苦い経験を持つ。 驚きはないが,リーダビリティに優れた文章で,引き込まれる。 また,劇場型犯罪に対する劇場型捜査という設定は面白い。

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    投稿日: 2008.03.27
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    とある事件での失態のために、出世の道を外れた刑事が、劇場型捜査を武器に、再び犯人に挑む。 2007年に映画化。 感想は下巻にて!

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    投稿日: 2008.03.02
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    半分が主人公の失敗談に費やされている事にげんなり…。 早く主題に入って欲しいと、正直苛々した。 文体としては読みやすい部類だと思う。

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    投稿日: 2008.02.21
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    駅構内で衝動買い。巻島が帰ってくるところはまるでBL小説の因縁の再会シーンのよう…。腐った視点で読んでもよし、サスペンス重視でもよし。楽しいです。

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    投稿日: 2008.02.20
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    《読んだ時期:2007年12月》 書店で山積みされていたので手に取った。テンポの良い展開で読みやすかったが、あっと驚くような展開ではなかった。 人の心情の描き方は良かった。

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    投稿日: 2008.02.02
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    「ワシ」に挑んで無様な醜態をさらした刑事が、今度は「バッドマン」に挑む! 下巻をとっとと読もう。 とにかく面白い。

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    投稿日: 2008.01.18
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    闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をTVニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった。史上初の劇場型捜査が幕を開ける。

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    投稿日: 2008.01.10
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    2008/1 神奈川県警を舞台としたとある誘拐事件。最初は何も変わらない事件だと思われていたが、いろいろな組織の論理から多くの人の人生を狂わすことに。 痛快ミステリーの上巻。

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    投稿日: 2008.01.07
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    おも、おも、おもしろかった(^^)!! 雫井氏のは、1作品くらいしか読んだことないけど、こういうタッチだったのか、と。 非常に悪質な連続男児殺傷事件が起こりました。 事件から1年、打開策を見出せない神奈川県警は、「劇場型捜査」を企てた。 主役は曰く付きのたたきあげ元・エリート警視。 その曰くとなった事件が序盤で語られて、本筋に入っていくんだけど、 序盤が見事に効いたね〜。 またまた、老練のベテラン刑事が脇を固めていたり、 敵は犯人だけじゃなかったり、仕掛けも小まめで退屈しません。 踊る大捜査線か、はたまたGメン75か(知らんって。見てないって。)ってくらい、 ドラマチックで飽きない展開、大変よろしゅう楽しませていただきました。

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    投稿日: 2008.01.06
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    第7回大藪春彦賞受賞作。  6年前の事件で[ワシ]という犯人を取り逃がし、誘拐された子供達を救えず、そして記者会見の場でも大失態を演じた巻島史彦。左遷された彼は今になって、神奈川県警に呼び戻される。今度の敵は[バッドマン]。またしても、犠牲者は子供、連続児童殺害事件である。巻島が呼び戻された理由・・・それは、現役捜査官をテレビに出演させ、劇場型捜査をすることで事件の解決をはかろうとする目論見からだった。  まずは6年前、[ワシ]との事件が中心に書かれ、そして今回の連続児童殺害事件へ。[ワシ]と[バッドマン]の事件がこれからどう繋がっていくのかがものすごく気になる。

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    投稿日: 2008.01.01
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    映画化と言う話題が出て初めて知りました。刑事がテレビでの劇場型捜査をするという話なんですが、それ自体は面白いと思いました。ただ、上巻ではそこに至るまでのエピソードがほとんどで、特に警察内の人間関係とか、ちょっと読むのに疲れてしまいました。しかも先に映画のキャスト知っちゃってたら、もう主人公がトヨエツにしか思えない…嫌いじゃないからいいけど。

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    投稿日: 2007.12.08
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    (文庫本 上・下2巻)犯罪捜査を丸ごとエンタテイメントにしてしまうストーリーがとても楽しめた。過去にマスコミの餌食となり十字架を背負った刑事が自らの存在意義をかけて新たな闘いに挑む!スピード感、リアリティとも文句なしでした。

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    投稿日: 2007.12.05
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    男児連続殺害事件に「劇場型捜査」で犯人に挑もうとする警察官の話。犯人を捕まえようとするのは当然警察。でも案外僕がこれまでに読んだミステリーで警察官目線のものって少ないので、目新しかったです。最後でようやく劇場型捜査が始まったとこで、下巻に期待大です。主人公、トヨエツのイメージにぴったり過ぎ!

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    投稿日: 2007.11.28
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    この本も前から気になっていた本であり、文庫本化されたのを機に購入した。 刑事物の小説といえば横山秀夫氏が有名であり、黒を基調としたカバーも横山秀夫氏の小説と勘違いさせる要素となっている。 雫井脩介氏の小説はこれが初めてなのだが、刑事小説として話を盛り上げながら何処までリアリティのあるものか興味深かった。 物語のテンポも良いししっかり人間像も書けているのでグイグイひきつけられる。 ただ、せめて上巻でタイトルにあるシーンを入れて終わって欲しかった。 タイトルと裏表紙で警察が打って出る方法が分かるゆえに、見所(?)となるシーンが上巻に入っていなかったことは少々残念である。(まぁ、下巻を読めばよいことだが)

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    投稿日: 2007.11.25
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    久しぶりに一気に読みきりたくなる作品。映画化が決まっており、主人公=トヨエツなど登場人物を想像しやすかったのも手伝ったか。

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    投稿日: 2007.11.24
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    神奈川県下で連続児童殺人事件が発生。特別捜査官・巻島史彦は夜のニュース番組に出演、公開捜査を敢行する。姿見えぬ犯人との対話で事件は解決できるのか? スリルあり感動ありの斬新警察小説!。2004年週刊文春ミステリーベストテン第1位、2005年大薮春彦賞受賞など、数々の賞に輝いた傑作小説が、映画公開に先駆けてついに文庫化。

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    投稿日: 2007.11.21
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    毎日、往復2時間も通勤していて 暇だから本でも買おうと思って買ったら おもしろくて、すぐに読んでしまいました。 久々におもしろいものと出会いました。

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    投稿日: 2007.11.16
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    19年11月 欅さんより 簡単な誘拐事件だったはずが、迷宮入りになってしまった。左遷されられた巻島が、捜査一課に戻って、劇場型捜査が始まる。

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    投稿日: 2007.11.12
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    のめりこんで読むことができました。ただし、登場人物の説明が不十分であったり、最後の最後が少々物足りなさを感じました。

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    投稿日: 2007.11.11