
総合評価
(667件)| 150 | ||
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに伊坂さん作品。映画化されるので急いで読んでみました。 スイスイ読める娯楽小説って感じ。伏線が回収し切れてない感じが否めなくて、クライマックスでパズルがガシガシとはまるような爽快さがなく残念ですが、父親4人っていう設定の面白さと、決して暗くならない家族たちが良かったー。どの父親も魅力的で、由紀夫が羨ましい… 雰囲気としては重力ピエロにも近い感じ。この家族たちにも、重力はないと思う(^ν^) 映画化するけど、濱田岳くんは出ないのだろうかー。殿様=濱田岳くんのイメージがある笑
0投稿日: 2014.05.13
powered by ブクログ父親が4人。その父親たちと主人公のやりとりが面白かった。 でも、なんか間延びというか…事件が起きるけど、いつもの伊坂作品みたいなパズルのピースが1つ1つくっついていくー!みたいなスリル感が少なかった気がする。
0投稿日: 2014.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊坂節炸裂のいい小説だった。面白くてどんどん読み進められた。 父親は皆個性的なキャラで飽きなかった。父親で好きな順 悟>葵>鷹=勲 伏線が多く、最後に回収する感じも伊坂っぽかった。第1期の最後の作品というのもうなずける。
0投稿日: 2014.05.10
powered by ブクログうん、評判はいまいちみたいだけど…まあ普通に伊坂さんワールド全快で軽くて私は割りと好き。 4人のお父さんも個性的で良いと思うけどやっぱり由紀夫くんが一番かな。 冷めてるようで正義感に溢れてる感じ大好きです! てか伊坂さんの本に出てくる登場人物はいつも素敵だ!改めて!
0投稿日: 2014.05.07
powered by ブクログおもしろいんだけど、何か印象に残ったかって言われるとちょい薄い。伊坂さんの作品なら他にもっと読んでほしいのがあるかなぁ。
0投稿日: 2014.05.06
powered by ブクログ父親が四人いる。 で、それぞれのキャラが立っている。 伊坂さんらしい世界観と人物造形で、 読んでいて楽しくなってくる。 「第一期」最後の作品というのもなるほどと思う。 ただ、それだけにラストが残念だった。 もう少しスッキリ感があればベストだったけど。
0投稿日: 2014.05.05
powered by ブクログ難しいことを考えず、エンタメとして面白く、また心に残るセリフも多い伊坂作品。 久々に読んでみたが、うーん…? キャラの立たせ方はさすがだが、あまりワクワクしないし、読後感もスカッとするような感じは薄い。 あまり心に残るようなセリフもなく、比喩を使った独特の表現などもやや回りくどく冗長に感じてしまった。 帯では伏線の巧妙さが語られていたが、これについてもさほどとは思わず。 ひまつぶしにはなるけれど…という感じ。 映画化されるようですが、映像になると化けるかもしれないですね。
0投稿日: 2014.05.04
powered by ブクログそれぞれのキャラクターは魅力的で、親子や家族のあり方を考えるという視点では素晴らしいのだが、小説としては…。 伏線はそれなりに回収されているが、だからどうなんだ、と思ってしまう。 なにしろ、最後の事件に必然性が無さすぎて、唐突感しか覚えない。 父親が四人いる理由や、家族になった訳など、理解できなかったり描写が足りなかったりで、そこも消化不良。
0投稿日: 2014.04.22
powered by ブクログ後半の後半からがものすごく面白い。 それまでは日常が綴られるばかりで正直ちょっと飽きることもあったのだけど、さすが。 いや、よく考えると日常ではないか…。 いろんなことが非日常すぎる。 でもそれをすんなりと受け入れて読めてしまうところが伊坂さんのすごいところだとも思う。 そして最初に戻る、みたいなのも伊坂さんらしくて好き。 とにかく愛情に溢れていて家族の大事さを感じることの出来るお話だと思います。 父親が全員、本当にカッコイイ!! 本来あるべき父親像だと思いました。 子供を守るためには身を挺す。 だからこそ信頼が生まれるし、尊敬もする。 ここずっと、それとはかけ離れた親子間の浅くて薄すぎる絆が多すぎて…。 何だか救われた気持ちになる温かいお話でした。
0投稿日: 2014.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み始めてしばらくは登場人物が多くて、把握するのに苦労しました。が、読み進めていくほどに登場人物全員がキャラ立ちしてて、楽しく読めました。 最後数十ページで全てのエピソードがつながる伊坂ワールド、最高でした。
0投稿日: 2014.04.19
powered by ブクログ伊坂作品として読むのは3作目。父親が4人いるという設定が奇抜でそれだけで面白そうだと思わせるが、それだけだった。全体の8割くらいは話が動かず退屈。伏線は貼っているがドンデン返しというほどのラストではない。
0投稿日: 2014.04.18
powered by ブクログ面白い設定。 またそれを裏切らないね。 この登場人物それぞれがキャラが立ってるところが本当にすごい。 またどの登場人物も魅力的で。 ラストの畳み掛けもすごいけど、伏線の回収が素晴らしいよね。本編とは関係ない伏線も織り交ぜてて。本編とは関係ないというか、いくつものストーリーが1冊の中に詰まってるという方が正しいのかもしれないが。 あと、単純に父と子の物語としても良いよね。父を大切にしたくなる。
0投稿日: 2014.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公・由紀夫には、 四人の父親がいます。 そんな由紀夫の周りで、さまざまな出来事(面倒事)が起き、由紀夫はそれに巻き込まれます。 由紀夫は思春期真っ只中の少し大人びた風な少年なので、つい父につれない態度を取ってしまうこともあります。 しかし、四人の父からの教えは由紀夫の体にしっかりとしみこんでいます。 由紀夫と四人の家族の絆を感じずにはいられないお話です。
0投稿日: 2014.04.13
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本の読み終わりのタイミングが微妙に予測できず、また会社の積読より1冊。 小学校の頃好きだった本を思い出した。 父子家庭のおうちにお父さん(確か教授)の助手の女性が交代で家事を手伝いに来るというお話で、潔癖症で食べてる傍からお皿を片付けちゃう女性だったり、ロック好きの人だったり、大好きで何度も読んだけどタイトルも作者も覚えていないんだな。 お母さんがたくさんとかそういうタイトルだったような。 この本のお父さんは常時4人。それぞれ全く違ったタイプ。 お父さん達と妙にクールな由紀夫君が好きで期待が大きいかったんだけど、全体的にダラーっとしていてあれれ?と思っている間にいきなりクライマックスに駆け上がり終了した。 富田林さんの密輸?とか詐欺とか、赤羽さんの情報漏れとか、心中事件とかスッキリ解決してないし。 せっかくAチームばりのお父さん達なのに活躍がいまひとつで残念。 新聞小説だからなのかなあ。 最後の彼女と由紀夫君の会話は微笑ましくてほっこりした。 久々の伊坂さんだからか文章に馴染むのに時間がかかった。会話のテンポにのりきれないというか。 気になる言葉や台詞ってついついメモしてしまうけど、きっと伊坂さんもメモってるんだろうなあ。と感じる箇所がところどころある。気のせい?
2投稿日: 2014.04.11
powered by ブクログおもしろかったです。 4人の父親がいかに息子を大事にしているかということ、息子が照れながらも父親達を尊敬し頼りにしている様子が描かれていました そしてさすが伊坂ワールド! 読みながら全てが繋がっていくおもしろさに「え!」とか「なるほど」とリアクションしながら一気に読み切ってしまえるおもしろさでした。 映画も見に行く気満々です。
0投稿日: 2014.04.09
powered by ブクログこの度映画化されるという事で二年ぶりに再読。 面白かったよー!!こういう伊坂さん大好き。 最後はほろりとした。
0投稿日: 2014.04.06
powered by ブクログ単純に設定のおもしろさ、この家族のカタチの素敵さ・カジュアルさに憧れを持ちました。伊坂作品はいつも家族の在り方・友人同士の関係性がすきで、読んでいます。 ただ、他の作品に比べて前半が短調・後半の終わり方があっけなかったなと。砂漠・重力ピエロを越える作品にトライしたいと思います。
0投稿日: 2014.04.02
powered by ブクログ父親の4人とも格好よかったです この人の描く家族はあったかくて素敵です でも最後は無理やり感が出てて、しっくりこなかったです 前半の進みが遅いのに対して、後半の進みが速いので違和感を感じました
0投稿日: 2014.03.30
powered by ブクログ父親が4人!?ギャンブラー、大学教授、元ホスト、体育教師とその職業も性格もバラバラ。息子である由紀夫は、うんざりしつつも口をきかないなんてことはない。 友達関係?にも近い距離感がいいですね。 イケメンで成績優秀、スポーツ万能、女性の扱いにも慣れており、ギャンブルもできる……、そんな父親たちのいいとこどりなんて羨ましい!でも、いざ父親が4人もいたらやはり嫌でしょうね。 本書は、多感な中高生の男子に特に読んでいただきたい作品です。 「なんでタバコを吸ってんだ?」
0投稿日: 2014.03.24
powered by ブクログ面白かったです。 登場人物のキャラが立ってる上に愛すべき人達が多いので、漂う雰囲気がほのぼのとしているように感じました。 もう100ページ分くらい先を読みたい気にはさせられますが、4人のお父さん方のやり切った感をもって良しとしようかと思います。 一緒に麻雀したら勝っても負けても楽しいだろうなぁ。
0投稿日: 2014.03.23
powered by ブクログ久しぶりの伊坂作品。 読みやすいテンポと展開が心地良い。 どの人物もキャラが立っている。 御都合主義的な展開が目立つのは伏線回収があるからかなぁ。 最後に多恵子が狼狽えたのはなぜ? 最後がモヤモヤする。
0投稿日: 2014.03.23
powered by ブクログ久しぶりの伊坂幸太郎作品。 高校生の息子に4人の父親!?とんでもない設定にまずは驚かされたのだけれど、導入部分が少しまどろっこしく感じ、ようやく本題の事件にたどり着くまで長く感じてしまった。 けれど事件の仕掛けはさすが?あり得ない絡み具合で、結構満足出来ました。
0投稿日: 2014.03.17
powered by ブクログゆるい家族で楽しそうだなーて思ったけどまあ、現実日本ではあり得ないよね^_^; 物語もうまく繋がりはするけど、たまにのゴリ押し感はある。皆個性的過ぎて読んでて、疲れる^_^;
0投稿日: 2014.03.07
powered by ブクログ伊坂幸太郎らしくちょっとコメディタッチっぽさはありつつも、登場人物を描くのが本当に巧いなぁと感心する。 主人公の高校生由紀夫には父親が4人いて、普通に皆一つ屋根の下でちゃんと父親をしているという突飛な設定。(母親はもちろん1人で、生物学的には4人の誰かが父親なのかもしれないが、そこは誰も追及せず4人全員が父親になろうとしている。) ストーリーは、それぞれの父親が別々の長所を発揮し、かつチームワークで、事件に巻き込まれた愛する由紀夫を助けるというもの。 話のテンポもいいし、とても設定も内容も面白かったが、子を持つ父親、父親像というものに何か訴えかけられ、少し胸が熱くなるものがあった。 毎夕、麻雀できるってのはいいなぁ(笑)
0投稿日: 2014.03.05
powered by ブクログ4人の父親と、息子のお話。 それぞれ個性の強い父親たちだけど、息子に対する愛情はとても深い。 伏線が回収されて行く中で、ひとつだけ解決してない問題ありませんか…?と気になりました。 映画化のキャストは、うーーーん…違うなぁという印象。 本だけで終わりかな。
0投稿日: 2014.03.04
powered by ブクログ突飛な設定ながら、四人の父親の個性的な魅力に引き込まれる。勿論、息子も魅力的です。長編ながら飽きのこない展開で面白かった。
0投稿日: 2014.02.27
powered by ブクログ個性的なパパたちはじめ、登場人物が魅力的。 時々グサッとくるような名言がいっぱいあってある意味社会勉強になった。
0投稿日: 2014.02.17
powered by ブクログキャラの立った4人の父親たちとその小生意気な息子。 軽妙洒脱な会話劇が楽しく、無関係のように思えたそれぞれのエピソードが伏線となって、終盤の事件解決に向け、ぴたりぴたりとハマっていく。 爽快です。 これぞ『伊坂幸太郎』な小説です。 彼の作品は難しいテーマのあるものよりも軽快なエンタメの方が面白いですね。
0投稿日: 2014.02.11
powered by ブクログ多恵子がウザいので、とりあえず、積読。 カーチャンが帰ったら、五人のメンズに構ってもらえる時間は終了だね〜、とか思った。 結局、世の中は男と女しか存在してないのだな。
0投稿日: 2014.02.09
powered by ブクログわたしにとって伊坂幸太郎氏の小説は、いわいる重い名作を読んだ後の「箸休め」的役割がある。マンガを読むのとで全く同じである。なので必要ではある。 ちょくちょく格言たまは自己啓発に出てきそうな「名言」ぽいものを登場人物に言わせる傾向があるが、作者本人の言葉だとすれば、伊坂幸太郎はとても素晴らしい人格者だと思う。
0投稿日: 2014.02.08
powered by ブクログ個性的な四人のお父さん こんな個性がわかれてるのもすごい ともよさんがすごすぎる!もっとともよさんのエピソード欲しかったなあ 悲しさが四倍かあってセリフにじーんときた 由紀夫はこれからお父さんたちにたくさん影響もらっていきていくんだなあ
0投稿日: 2014.01.31
powered by ブクログ面白かった。 やっぱり伊坂作品はユーモアがあって面白い! 数年後、この世にいるか? 死んで、いない。 こういう言葉の綾みたいなのをいっつも考えてるんだろうな~ 映画化されたら見てみよう。 ストーリー 一人息子に四人の父親!? 由紀夫を守る四銃士は、ギャンブル好きに女好き、博学卓識、スポーツ万能。個性溢れる父×4に囲まれて、高校生が遭遇するは、事件、事件、事件――。知事選挙、不登校の野球部員、盗まれた鞄と心中の遺体。多声的な会話、思想、行動が一つの像を結ぶとき、思いもよらぬ物語が、あなたの眼前に姿を現す。伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ400%の長篇小説。
0投稿日: 2014.01.29
powered by ブクログおもしろかったです!あれもこれも伏線だったのか!って感動しました。(伊坂さんの小説に言えることではありますが..)個性豊かな4人のお父さん達が素敵ですね~。ラストは一気に読んでしまいました(*´∀`)映画楽しみです!
0投稿日: 2014.01.26
powered by ブクログラストは間の抜けた物足りなさを感じた。もっと母親と生意気な中学生にもストーリーを持たせて欲しかったし、富田林の件もこじ付け感が満載。最後が気になって楽しみながら読み進められた分、少し残念。
0投稿日: 2014.01.24
powered by ブクログ陽気なギャング~とか、その辺に似た雰囲気。 お父さんが魅力的で肝心なときにちゃんとかっこいい! 最近の作品もいいけど、やっぱりこういう伊坂ワールド好きだなあと再認識。
0投稿日: 2014.01.22
powered by ブクログ2014.1.21 【経緯】 映画化が決まって観る前に読みたくて 【感想】 【共感】 【引用】 【不可解】
0投稿日: 2014.01.22
powered by ブクログ映画のキャストを知った状態で読みはじめたため、先入観を持って読みはじめてしまった。父親たちがとても魅力的だったが、主人公は所謂なんでも出来てしまう好青年というよくある設定で残念だった。 前半は話の展開がスローペースだが、後半は逆にスピーディで楽しめた。もう少し推理小説のような内容を期待していたが、それよりもエンターテイメント的な要素が多かった。
0投稿日: 2014.01.21
powered by ブクログ楽しく読めた。映画化するそうで、キャスト見たけれど、父親4人は自分が思い描いていた人物像からかけ離れており、がっかりだった。 主人公の淡々とした性格があくの強い周りのキャラと我々の緩衝材になっており、破天荒な人物にいらいらすることなく読めた。(思ったことだいたい主人公が言ってくれる、態度で表してくれるので)
0投稿日: 2014.01.21
powered by ブクログ久々の伊坂作品。『ゴールデンスランバー』からの作品を二期とするなら、これは一期の最後の作品とのこと。 個性的な登場人物に、奇抜な設定、終盤の怒涛の伏線回収と伊坂ワールド全開! 序盤の主人公は、勉強ができて、スポーツもできて、女性にももてる。しかし、それはあくまで「守られた中での強さ」であり、大人の世界では何もできないことを痛感する。 そんな時に四人の父親たちが現れるのだ!なんと頼もしいことか!
2投稿日: 2014.01.19
powered by ブクログこんなお父さんたちが4人もいたら、ちょっと鬱陶しいけど絶対に退屈はしないだろうな。でも何よりすごいのはお母さんのしたたかさなんじゃないかと思う。 主人公の「俺ってそんなに嫌な奴だったのか」には笑った。
0投稿日: 2014.01.16
powered by ブクログ1人の息子と、4人の父親の話。 母親が四股をしていた時に生まれた由紀夫を、自分の子供だと言い張る4人の男たち。物語中、母親は常に不在で、いやに大人びた由紀夫と、こどもみたいな父親が、仲良く共同生活をしている。 由紀夫の意思とは関係なく、事件に巻き込まれていってしまうのだが、ハラハラせずたんたんと読み進めた。4人の、子を溺愛する父親達が必ず助けてくれるという安心感があった。 そこここに散りばめられた、大人に守られて子供は生きているといった表現に、社会人になった今だからわかるよなぁと思いながら読んだ。子を思う親の気持ちに胸があったかくなった作品でした。
0投稿日: 2014.01.13
powered by ブクログギャンブル好き、女好き、体育会系、知的。個性豊かな4人の父親との暮らし。 家族の形に正解なんてない。
0投稿日: 2014.01.13
powered by ブクログ今年2冊目 春に上映されるようだ。 前半は我慢が必要だが後半は怒涛の伏線回収 時間があったらまた読みたいということで★4
0投稿日: 2014.01.11
powered by ブクログ別に読みにくいとかじゃないですがどちらかというと『マリアビートル』とか『グラスホッパー』の方が好きなので(個人的 あんなに自分のことに対して味方してくれる父親がいっぱいいていいなぁと思います、もしかしたら妻に怒られるのが怖いからかもしれませんが(笑
0投稿日: 2014.01.06
powered by ブクログ俺には四人の父親がいる!って、 またまた奇想天外の設定。 個性豊かな四人の父親が 由紀夫を救出するシーンに感動した! 特に、クイズ番組で父親の一人の悟が 由紀夫にメッセージを伝えるシーンは、 ポロリときた!
0投稿日: 2014.01.06
powered by ブクログこのミスで好評価だったので、苦手な伊坂幸太郎作品だけど挑戦。 男子高校生とその父親が事件に巻き込まれるという話しだけれど、この父親と言うのが4人居てそれぞれ性格が違うのです。母一人+父4人+息子という設定は面白いのだけれど、事件に巻き込まれるまでに3/4くらい読み進めないといけなくて、そこまでの日常生活の話を読むのが辛い。そしてやっぱり口語調の文章なので、読み難くて苦手です。
0投稿日: 2014.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々に伊坂作品。 最近文庫になったので、読んでみた。 読んだ瞬間、最近の作品だろうと思い、自分としては、「バイバイブラックバード」以降の第1世代の流れをくむ作品と思った。 「あとがき」で、伊坂自身が「ゴールデンスランバー」を第2世代の最初と位置づけ、これは、その前に書いた作品とあり、納得。 自分は「ゴールデンスランバー」までを第1世代と考えているが、この作品も第1世代の作品でまちがいないだろう。 全体的な話は、他の方に譲るとして、 なんといっても、自分が受験時代(大学じゃないけど)、何度も涙した、ナイキ(創業者フィルナイトの思いのこもった)マイケルジョーダンのCM「failure(失敗)」のワンフレーズに、再び、涙した。(なかなかこのフレーズ、今は聞かないのが残念。) ネタバレになるかも知れないが、あえて、引用させていただく。 「俺は何度も何度も失敗した。打ちのめされた。だから、俺は成功する。」 (本文は、最後のフレーズは。「それが、俺の成功した理由だ」となっているが、このCMを見ている時からの自分流にアレンジ) 2013年~2014年にかけて、この本を読めてよかったかなと。 2014年もこの思いを胸に頑張ろう、「だから」といえれるように。
0投稿日: 2014.01.05
powered by ブクログ設定が奇想天外。伊坂作品は根底に父親がテーマにあるように思うのだけれど、この作品はモロで、4人もいるw。それぞれが名言を吐き、それがまたおもしろい。
0投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログ現実味はほとんどないのに、登場人物に魅せられ、伏線の回収にわくわく・・・まさに伊坂ワールド全開! 4人の父親たちがそれぞれに個性的で、多恵子じゃなくてもこの家に通いたくなってしまいそう。
0投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログ著者の本は初めて読んだがとても面白かった。 最初は設定がぶっ飛んでると思ったけど、読み進めるうちに4人も父がいてこんなに見守っていてもらえてすごく幸せなんだろうなと羨ましくなった。
0投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログ由紀夫には父親が四人いる。そんな由紀夫の周りでは、カバンのすり替え、同級生の不登校、チンピラからの因縁など、色々の事が起こる。無関係に思えどうにもなりそうもない事が、最後に一つに繋がりすべてが解決される。 2014/1/5
0投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログ父親が4人もいる男子高校生の由紀夫。それぞれ個性のある4人に振り回されながらも冷静さを保つ由紀夫に、とんでもない事件が…。 すごい伊坂らしさ出てるんだけど、途中間延びし過ぎてしまった感がある。でも、最後は止まらず読み切ってしまうんだな。
0投稿日: 2014.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母が四股をかけていたおかげ(?)で、個性的な4人の父親を持つ由紀夫。 身の回りで起こる不自然な出来事。 不登校の同級生宅を訪れた彼自身もそこで監禁される事になり…。息子のピンチに父親達が救出に動き出す! 伊坂作品は面白いと聞いていたので、期待しすぎたかな。 ちょっと話が長いから、何度か脱落しそうになった。最後にいろんな出来事が繋がるところは「おぉ」と思ったけど…う~ん。 正直今回はイマイチだった。悔しいから他の作品も手を出してみよう。
0投稿日: 2013.12.23
powered by ブクログ四人の父親がいる主人公由紀夫。ギャンブル好きの鷹、体育会系で教師の勲、読書が好きで頭の切れる悟、顔立ちがよく、人たらしの葵。
0投稿日: 2013.12.22
powered by ブクログ父親が4人もいるという、なんかすごい設定なのに、4人の父達のキャラクターとか、主人公の由紀夫くんの飄々とした感じで、すんなり受け入れてしまった。 4人の父は全然違うのに、由紀夫くんとお母さんを大切に思ってるところはおんなじで、その一途さが可愛くって、この奇妙な家族の形を"アリ"にしてるんだろうなぁ。 大きな仕掛けで大ドンデン返し!という感じはなかったけど、小さなネタがそれぞれ繋がっていく感じは心地よかった。
0投稿日: 2013.12.21
powered by ブクログ個性の異なる4人の父親と共に暮らす高校生のハチャメチャな日常(笑)「おいおい」と読みながらツッコミたくなるようなキャラクターたちが魅力的な作品。事件の犯人の動機とかイマイチ納得できないとことかあるけど、最後はホッとできます。
0投稿日: 2013.12.19
powered by ブクログんーーーー!!!!惜しい!!!!話の設定がよかっただけに、ラストものたりない。と思ってしまった。いつももっとドミノ倒し的に話がつながってくのになぁ。でも設定はおもしろかったなぁ。
0投稿日: 2013.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々の伊坂本。久々の伊坂節。 散りばめといて一気に収集する感じ好きだわ~ 4人のお父さんの個性もいい感じ。 多恵子もいい感じ。 鱒二は微妙。 やっぱ、どんなに楽しい時間で変わらず愛おしい人々でも、いずれは年をとっていくんだよね。
0投稿日: 2013.12.16
powered by ブクログほのぼのとした気分になれる作品だが、これまで読んできたものに比べるとインパクトが少なめだった。映像化に向いていそうだと思っていたら、やはり映画化されるとのこと。楽しみである。
0投稿日: 2013.12.11
powered by ブクログずっーと、面白くないなと思っていたら後半終わる手前でようやく面白くなった。 印象的な部分は「人生で有意義なことの大半は、無駄に見えるんだって、知らないの?」のとこ。
0投稿日: 2013.11.29
powered by ブクログなんて家族だ……と思いきや、息子を影で支える4人の父親が何とも勇ましかった。敬遠していた父親に会いたくなるお話。
0投稿日: 2013.11.26
powered by ブクログ僕が注目している現役作家の一人、伊坂幸太郎。 その文庫新刊が書店に平積みされていたので、さっそく読んでみました。 主人公は、男子高校生。 下校途中、同級生の女子に、「家を見させて」と言われて困惑する主人公。 無理やりついて来られた家で待っていたのは・・・「4人の父親」。 この小説は、「4人の父親を持つ男子高校生」が騒動に巻き込まれ、4人の父親のバックアップを受けながら対処していく、という物語です。 奇抜な設定を用いるというのは、この作家さんのお得意芸ですね。 細かな部分で無茶を感じさせつつも、実際にこんな家庭がありそうな気にさせてくれます。 そして父親以外にも、不登校の同級生、トラブルメーカーの中学の同級生などなど、味わいのあるキャラクターが登場し、ストーリーに彩りを感じさせてくれます。 あとがきによると、新聞連載から文庫化までに、時間がかかった作品とのこと。 この作家さんの比較的初期の風合いを、思い出しながら読みました。 複数のエピソードにまんべんなく伏線を忍び込ませて、クライマックスでどかんと、結びつける。 小説の楽しさを味わわせてくれる作品でした。
0投稿日: 2013.11.22
powered by ブクログ登場人物それぞれが個性的だったが、父親が4人もいるのに4人でようやく一人分、かつどの一人も欠けては一家のバランスが崩れてしまうというところが憎めない父親たちだった。
0投稿日: 2013.11.19
powered by ブクログ読み終わった。飄々と前半が進んで後半でシリアスになりまた飄々となるのは相変わらず面白い。 途中で出てくる「情報量で人の優劣は決まらない。それよりもっと大事なのは勘のほうじゃないかな」ってセリフが印象に残ったりランナウェイ・プリズナーも出てきて楽しかったりで良い時間を過ごした。
0投稿日: 2013.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
濃いキャラクターのオンパレードといい、会話の多さと良い、話の持っていき方といい、ひたすら伊坂さんらしい一作。台詞一つ一つがクスッと笑えるので読んでいて楽しいけど、ラスト、怒涛のごとく続く伏線回収が後付臭いものが多くてちょっと肩すかし。 地の文は三人称なんだけど、視点自体は由紀夫君そのものなので、何だか違和感もあったり。
0投稿日: 2013.11.16
powered by ブクログ個性あふれる4人の父親のいいところどりをした子が主人公。映像化のキャストに不安を覚えるが、本のほうは何度も読みたくなる。こういうのをエンターテイメントというのだろう。
0投稿日: 2013.11.09
powered by ブクログ父親が4人という設定自体が面白い。また4人ともが超個性的でよく一緒に居られるなあと思うほど。自分にあてはめてみると、いろんな意味で疲れると思う反面、人よりいろんなことを教えてもらえる部分では楽しいのかもと感じた。
0投稿日: 2013.11.02
powered by ブクログ心が温かくなり、気が楽になる言葉は4人の父親から発せられていた。人数が多い分、楽しみも悲しみも倍なのだと。こんな父親達なら良い大人に育つよね。
0投稿日: 2013.11.01
powered by ブクログ四人の個性豊かな父親をもつ主人公。 さまざな事件にまきこまれながらも、 父親達に揉まれながら、かわしていく、 コメディー。 典型的な伊坂作品である。
0投稿日: 2013.10.31
powered by ブクログ伏線が淡々と繋がっていった感じ。 由紀夫が淡々としているせいか、個性的な親が揃っていても、大きな展開が感じられず、なかなか入り込めなかった。もっと伏線に凝ってほしかった。
0投稿日: 2013.10.28
powered by ブクログ父親が四人。はじめはこの四人の中から父親を探すのかなと思ったがそうではなく同居している。由紀夫は四人を父親と認め、バカにしているようだが尊敬している。そんな父子関係が素敵だった。ホッケーのマスクをかぶって助ける時はまるで四人のヒーローであった。お話が進むにつれて様々な問題が繋がってきてどんどん引き込まれて言った。最後に出てきた母のキャラクターもあっけなくて面白かった。
0投稿日: 2013.10.28
powered by ブクログうん。…うん。よかった。 少しだけ現実から離れた日常が好きですね。 親父4人が中が良いのが素敵でした。
0投稿日: 2013.10.28
powered by ブクログ父親が4人いるという突飛な設定。高校生の由紀夫が、大小さまざまな事件や出来事に巻き込まれていく話です。不登校のクラスメイトや、チンピラ騒動に巻き込まれた旧友、富田林さんなる闇社会のボス、一般人には関係なさそうな知事選・・・。細かい設定がすべて最後謎が解ける爽快感はたまりません。 なにより父親4人が素敵です。4人の父親のタイプが違えども、妻と息子への愛は合致。よくわからない結束力がなんともおもしろかったです。 ぶつ切りで読んだせいでだいぶ時間がかかってしまって・・・。
0投稿日: 2013.10.27
powered by ブクログ表紙から伊坂作品第一期を彷彿させられて手に取った。実際に書かれたのも第二期と言われるゴールデンスランバーよりも前の作品。父親が4人いるという普通では考えられない設定。登場人物のキャラの濃さに序盤から楽しめた。4人の父親がそれぞれ活躍するのも見どころ。このタイプの伊坂作品が好きだと改めて感じた。
0投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログ父親が4人いる男子高校生の物語。伏線の回収仕方がテンポ良く、面白かった。殿様が呼び出されていた訳がぼんやり見えてくるところ、大きなインパクトはないのにきちんと印象に残る、言い回しが良かった。
0投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログ四人のパパのもとで暮らす男子高校生のお話。 いやたのしかった。最後らへんはさらっと読めた。 相変わらずの爽快感と終わり方のきもちよさ。 寂しさ四倍か、は胸が締め付けられた。
0投稿日: 2013.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「血の繋がらない家族の絆」とか、「『遺伝』とは生物としてのデータを受け継ぐことだけではない」みたいなテーマは伊坂幸太郎の作品の中では度々扱われているけど、これが一番胃にもたれず読めるかなーと思う。 「小説は事実より奇なり」と思わざるを得ないぶっ飛んだキャラクターの軽妙な言動が爽快である。暴力教師のくだりは笑えた。多分これが大嫌いな人もいるだろうが、自分は好き。 また、無関係の出来事が一つにつながっていくのも醍醐味だろう。 ただ、主人公がなんでもできる超人というのがちょっと感情移入を損なった。おそらく自分が無能な人間だからでしょう。 (たけい)
0投稿日: 2013.10.25
powered by ブクログこれは面白い!設定があり得ないけど、こんないろんなタイプの父親が4人も居る生活してみたいなぁ。父親の熱さと、主人公のスカした性格の対比に味がありました。
0投稿日: 2013.10.24
powered by ブクログ父親4人のキャラがたっていておもしろかった。終わり方から、少し変わった一家のちょっとした事件を描いた作品だったんだなと思った。環境は特殊だけれど 子供に手を焼く姿は、ふつうの親だったなと感じる。
0投稿日: 2013.10.23
powered by ブクログ終始わくわくしながら読みました。お父さんカッコいい…!! 後半からの展開が素敵で素敵で…。電車で読んでたんですがニヤニヤしてなかったか心配。笑。 伊坂先生ほんとうに好き。
2投稿日: 2013.10.23
powered by ブクログ450頁を過ぎたあたりからの高揚感。 読みながら「楽しい」と「どきどき」と「ソワソワ」と「面白くなってきた」が一気に押し寄せてきた本は久しぶりだ。 来た来た来た!っと鼓動が高鳴るこの感じ。 いいですねえ、伊坂ワールド。 伏線の回収が実に秀逸。 個性豊かな4人の父親。 ちょっぴり面倒くさいけど憎めない同級生。 おいしいところで出てくる魅力的な母親。 父親たちの息子への溢れんばかりの愛情がとても愛おしい。 なるほど、ただ人数が多いだけじゃない、か。
0投稿日: 2013.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4人の父親に出来のいい高校生の息子。出てこない魅力的な母親。軽妙な会話と怒涛の伏線回収。これがいいんだよな。しばらくなんだか暗くてすっきりしない作品が続いたから、単純に嬉しかった。「死神」も続編が出たとのことなので、文庫化が待ち遠しい。直木賞はまだかな。 4人の父親、キャラ分けしてあることになってはいるが、存在感が薄い人もいる。4人のせめぎ合いはあまりなく、ひとつの塊としての父親たちという感じ。仲が良すぎて個性がぶつからないのは良し悪しか。
0投稿日: 2013.10.21
powered by ブクログそれぞれの父親の教訓。最後を楽しみにしてたのに、案外あっさり終わったのがちょっと残念。でも面白かった。
0投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログ個性的な父親が四人、一緒に生活したら楽しそうですね。 思わず父親がもう2、3人欲しくなってしまいました。 後味すっきり、家族愛にじんわりな一冊です。
0投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログ読み終わった後、思わず父親が5人もいることを羨ましいと思ってしまった。 実際はそんなはずないのに。 でも、そんな風に自分のことを心から愛してくれる人が5人もいるなんて、素敵だと思う。
0投稿日: 2013.10.17
powered by ブクログやっぱり伊坂幸太郎は少しニガテ。 読むのに時間かかっちゃったな… 父親達のキャラやテンポは良かったけど、色々な出来事が起きてスリリングな展開まで行ったのに、最後無理やりな終わり方な気がして残念だった。
0投稿日: 2013.10.16
powered by ブクログ4人の個性豊かな父親を持つ、男子高校生のちょっと変わった日常を描く。 わたしもこの家に一緒に住みたい
0投稿日: 2013.10.15
powered by ブクログ帯文:"父親が4人もいるの?" "あれも伏線これも伏線の伊坂マジック" "軽妙な会話。悪魔的な箴言。息子を守る四人囃子。これぞ、伊坂エンタテインメント!"
0投稿日: 2013.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母親1人に父親4人!? 大学教授、 中学講師、 色男、 ギャンブラー という異色の父親に囲まれて過ごす、主人公。 しかし、誰が本当の父親かは分からない。 どれだけ魅力的な母親なのかと思ったら、 母親自体は全然出てこないし、 血がつながっていないのに、全員の魅力を取り込んだような主人公。 家族って、「血」よりも「絆」なんだなー、と実感。 ただ、伊坂作品によくある軽妙な雰囲気はあるのですが、 物語の収束のスピード感がイマイチ。 でも、電車の中でニヤっとしてしまうような文体は相変わらず!
0投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログやっぱり伊坂幸太郎を読んでしまうと登場人物の発言一つ一つが心地よい。話の大筋とは関係ない何気ない一言に目を奪われる回数は数え切れないし、それが思わぬところでクライマックスに結びついていたりする。知事選やギャンブルのもっとドロドロしたところも欲しかったことは欲しかったが、話全体の雰囲気を暗くしてしまうことを考えるとちょうど良かったかな。
0投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログ伊坂幸太郎、久しぶりに読んだけど伊坂さんの文はテンポが良くて隙がない。四人の父親にぶっ飛んだ同級生たち、キャラが濃い登場人物が多いのに誰しもが存在感を持っていて、引き込まれる面白さだった。
0投稿日: 2013.10.12
powered by ブクログ巻き込まれ型主人公(しかし冷静) マイペースすぎる登場人物 突然金言が盛り込まれる これでもかというくらいの事件勃発 終盤の怒涛の伏線回収 ザ・伊坂!と呼べるほどの作品でした。ラッシュライフを感じます。 博識な大学教授、派手好きなギャンブラー、肉体派の中学教師、女好きで容姿端麗な居酒屋経営者…。物心つく前からそんな父たち4人に深く関与されて育ったお陰でそこそこ何でも出来てしまう高校生、由紀夫が主人公。 父が4人いるという設定がすでにぶっ飛んでいるものの、彼ら家族の中では至極当然の生活になっているようでその違和感はすぐに打ち消されていきます。4人の父たちがいい意味で対等なのがいいのかしら。 由紀夫の意思とは関係なく次から次へと発生する事件にとことんまで巻き込まれるうちにかなり物騒な展開になっていくわけですが、父たちの献身的な愛によって救い出されるシーン、現実的には色々あり得ないながらも、個人的にはかなり感動しました。 ちょっとした会話のちょっとした変化にも、父親だから気づけるのだと。 作中で父の一人が言う、世の中からいじめがなくならない理論についてはある種の衝撃を持って理解しました。いじめられる側、いじめる側。自分の子がなるならどちらがいいか?誰もがぶつかるであろう正論と親心の葛藤、ちょっと、考えさせられますね。 中盤のダラダラした感じがイライラするものの、やっぱり好きだわぁということで星4つ。
0投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログビジネス書や自己啓発本に疲れ、そんな時に友人から紹介された一冊。現実と離れすぎないストーリーや息子の大切さをそれぞれ現す父親たち、コミカルなシーンに笑えた。そして心温まった。 後半に待つ、緊張が走るあのシーンではページをめくる速度が思わず早まるほど読み入った。 時間がない、余裕がないと思っていた自分のはずが、隙間隙間を見つけついにはこのために時間を割き、一週間で読み切りました。(笑)
0投稿日: 2013.10.08
powered by ブクログミステリーと言っていいのか?ということで青春にカテゴリ。これもどうかとは思うけど。 中盤まではユニークな登場人物に引っ張られてなかなかの好感触だったんだけど、最後はどうも尻切れトンボっぽいというか無理やり大団円というかなんとなくスッキリしない。 伊坂先生の他の作品でも時々感じるこの感じ。 ということで消化不良の星3つで。
0投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログ4人のオヤジ達に守られる、1人息子の物語wwww 4人のオヤジが皆、嫁と息子を愛していて大変微笑ましい。 息子を、独りの人間として扱っているオヤジ達が素晴らしい。 あんなイケメンオヤジをトリコにした知代さん。一体何者!? 日常生活と紙一重の非日常生活。設定といい起こるエピソードといい、そんなことを考えさせられる物語でしたが、ホントは深くかんがえちゃあ、いけない。正真正銘の娯楽作品として爽快に楽しめます。
0投稿日: 2013.10.06
powered by ブクログいろんな種類のお父さんがいて羨ましい。 親は子供を一番に考えてやるからこそ、子供は元気なんだろうな。
0投稿日: 2013.09.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校生の主人公、由紀夫には父親が4人いる。その彼らと同級生を主軸に据えてのストーリー。 内容は書かないですけど、個人的にはなんか読後感がすっきりしないんですよね。モヤっとしたものが残ってて。うーん。読み込みが足りないのかなぁ。
0投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログめちゃくちゃ楽しめました。 設定的に地雷かと思ってたけど、本当に娯楽性の高い作品。 伊坂小説第一期の最終作、もとが新聞連載だけあって常にテンションは高く展開も早く、NHK朝ドラのようでした。 まさに井坂小説第一期の集大成。
0投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログ個性豊かなキャラクターの会話を読むだけでも楽しい 内容も面白く、読んで良かった 映画化はどうだろう 今まで映画の方が面白かったことがないので
0投稿日: 2013.09.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あえて言うなら陽気なギャング系か。 明るく楽しい伊坂作品。 シリーズ化もできそうな。 でも最後の伏線の回収が今ひとつ気持ちよくなかったなあ。
0投稿日: 2013.09.27
