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シャイロックの子供たち
シャイロックの子供たち
池井戸潤/文藝春秋
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総合評価

570件)
3.8
103
229
175
22
1
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    銀行は働くものを不幸にするのかな? ほんとに池井戸先生の描く銀行は伏魔殿も良いとこ。 本作でも、半沢直樹よろしくすっきり爽快カタルシスが得られると思っていたら。。。。 なかなか、難解なミステリー。ハッピーなのかバッドなのか、そのラストすらわからない。 ただ、愛する家族の事を考えたら不正や犯罪は絶対にしてはいけないよね。 よくこの本の宣伝文句に使われるカツカレー。 確かに泣けるわ。

    41
    投稿日: 2025.11.11
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    半沢直樹の原作で有名な池井戸潤だが、小説は初めて読んだ。読んでいるうちに自分も銀行で働いているかのように登場人物に感情移入し、物語に入り込む。銀行という特殊な場所の裏側も見ているようで、知見が広まった。しかしただのお仕事小説ではなく、しっかりと極上のミステリが組み込まれている。子供を持つ親の人間模様。家族のために働く様。様々な要素が混じり合って、フィクションであるのに生々しい極上のエンタメ。

    2
    投稿日: 2025.11.02
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    面白かった。 登場人物が多いのと、金融機関特有の専門用語に苦戦したけど、どんどんと繋がっていくあの感じがたまらなく好き。後半になってようやく先が見えてきた時の惹きつけられた感がすごかった、読み応えがあった。

    2
    投稿日: 2025.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私の読解力が無さすぎる結構難しかった あとモヤモヤするところがいっぱいあった まず、100万盗んだと疑われた愛理が可哀想なのと銀行って怖い! 個人的には1000万競馬に持ってくやつが一番ヤバイ

    1
    投稿日: 2025.10.30
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    池井戸作品、久しぶりによんだけど面白かった。 舞台が馴染みのある長原。そんなに人で賑あってるイメージのない一支店で、様々な人間模様が描かれてあり、また銀行員の内部事情がわかり引き込まれた。最後、真相が明らかにならず終わるのは読者に想像力をもたらす手法か。

    1
    投稿日: 2025.10.26
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    ワールドシリーズ進出のかかった試合で相手チームのスーパースター達を六回無失点10三振に抑え込み、自ら3本特大ホームランを打ち、地区最高のチームをたった一人で叩き潰す。 そんなヒーローに憧れるんですよ一度は。 会社の屋台骨を支える唯一無二の存在になりたいと思うんです。 しかし現実はそうは行かず、猛反対を押し切って進めた仕事が成功すれば横取りされ、身に覚えのない失敗の責任を押し付けられ、感性は擦り減りかつて『こんな人間にはなるまい』と軽蔑した人と同じことをやってる自分に気づきながらも抜け出せない。 それでもなお、自分と家族のために何度絶望しても立ち上がり働く姿を、僕はカッコいいと思いました。 この話の登場人物は全て、悪役ですらかっこいいのです。かっこよくて悲しい。自分の大切なものを守るために戦っている姿を読んで、ああ、自分はまだまだ頑張れるはずだと感じました。うちの会社のパワハラうんこ上司の藁人形に釘打ってる場合じゃないな。あのウンコマンだって守るべき家族がいるんだもんな。 いい話読みました。

    16
    投稿日: 2025.10.22
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    後半面白いという書き込みがあったのですが、ちょっとドロドロと副支店長とパワハラがきつくてリタイアしました。 内容は面白いんだけど、仕事でメンタルが弱ってる人にはあまりオススメできない。 胃が痛くなりました。

    0
    投稿日: 2025.10.09
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    久しぶりに池井戸潤さんの小説を読んだけれど、小説の世界に連れて行ってくれるスピードがとにかく早い。 通勤で読んでいますが、読み始めたら一気にその世界に連れていかれ、なんど乗り過ごしそうになったか。 ただ大きく感銘を受けたとか、印象に残るとか、そういうのはなかった。

    14
    投稿日: 2025.09.13
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    オーディブルにて。 銀行で起こる事件や不祥事の連作短編集。 他の作品では圧倒的な正義の主人公がいて不祥事や権力に立ち向かうが、この作品では不祥事を起こしてしまう方にピントが当てられている。 それもあってスカッとする感じではなく、少しモヤモヤが残るかな〜

    0
    投稿日: 2025.09.12
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    配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://opac.shigakukan.ac.jp/opac/volume/508358

    0
    投稿日: 2025.09.08
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    次女が就職活動で金融機関にも興味があると言っていたので、遥か昔読んだこの本とかが参考になるのではないか、と朧げな記憶でお勧めし、結果して僕だけ通読。 多分、次女は読んでない… 少なくとも、読み切ってはいない。 まぁそういうものだろう。 しかし。 何故か今年就職した長女が読んでいた。 曰く 「メガバンクが心から嫌いな人が書いた本ではないか」 「自分のいる会社を、ポジショントーク以外で、ホントにオススメ、という社会人はいなかった」 金融機関、社会、組織の中で繰り広げられる、理不尽な闘争。 乾き切った歯車が無限に繋がり、ときに欠け、割れる歯車。 どんな重要そうな歯車も、それがなくなったからとて、組織全体としてはなんら痛痒なく機能し続ける不思議、異様さ。 組織は歪む。 それは金融機関に限らない。 当初の理想を忘れ果て、我に利あり我に利ありと蹴落とし合う。 全ての組織で演じられる醜い群像劇。 歪みに乗じるもの、歪みに絡め取られ押しつぶされるもの。 ただ、この作品には、いくつかの類型が示されているので、あぁ、自分が嵌まり込んだ構造は、自分の特質は、こういうものの一類型だったのか。 と、少し俯瞰的に納得できる部分もあるかもしれない。 一旦、引込線に向かってしまえば、その行き先は決して本線ではない。車止めの袋小路だ。ぺんぺん草が生え、物音一つしない場末の操車場だ。そこに行き着くまで、俺は外野を転々とする白球を追いかけるビエロを演じる。その聴覚からやがて、わあっとわき返るスタンドの歓声も熱狂もため息も、すべて消え失せていくまで。(p201)

    0
    投稿日: 2025.08.18
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    短編小説の集まりだが、全て繋がってる。池井戸さんらしい銀行ミステリー。 最後は読者に任せてる感じも面白い!

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    読み始めは、短編集かと思った 事件がポツリポツリと起きて、回収され、解決されたかとおもいきや、どんでん返しされ あー、これは面白いわ

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    銀行の大変さをこの本で知った1人の働き手として、働く目的を身失わなず守らない人は破滅し 守る人は立ち続ける、池井戸さんの本は一生懸命に生きる池井戸さんの優しさが心にしみる、中小企業個人商店と言った地味な場所である、最後は上司も逮捕され、働くと言う事は組織中で避けることのできない事で有り、色々あるけどもう少し「頑張ろう」と言う気持ちになる。

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    短編集かとおもいきや、最終的に戻ってくる話。青山美智子さん形式。ってどっちが先か知らんけどww 半沢シリーズの後に読むと、全くもって地味だけど、地味さゆえになんか怖さが引き立ってる感。。 結局誰が悪者(犯人?)だったの?帯にカツカレーに泣け。って書いてあるところ見ると滝野氏。。。でも、失踪したとされる西木さんも、なんか灰色なのよね。。。 ドラマと映画同時映像化!って時に買ったんだけど、それも今は昔。どっちも、見れてないしwww

    0
    投稿日: 2025.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説自体、久しぶりに読んだ。 小説っておもしろいなぁ、と改めて感じた。 小説、マンガ、アニメ、ドラマ、映画と色々見るが、小説が一番おもしろく感じる。 絵も音もないのに不思議。それだから逆にいいのか。もっとも能動的に世界観に入れるから。 ただ小説ってなんで小難しい言葉ばかり使うのか? 相好を崩す、踵を返す、とか。 どうしてもその言葉である必要はないと思うんだけど。普段でも基本使う言葉でもないし。いわば小説の中でしか見ない小説言葉。 語彙力をある程度鍛えられるのはいいけど、過剰じゃない?と思うことがある。もう自己満足の世界のような。サナカの漢字を全て書けるような。もちろん自分の語彙力の少なさの問題もあるが、さすがにその言葉は、、、と。 分からない単語が出てくると、読み飛ばす、もしくは小説の世界観に入っていたところ現実世界に戻り調べる必要がある。デメリットでしかない。 さて、内容は。 短編小説が繋がる形をとっている。阪急電車のような。この作りの作品は個人的に好みかもしれない。 全て同じ銀行内の短編だが、それぞれの短編の主人公が異なるため、その銀行の一人一人の理解が進み、世界観にどっぷり浸かれる。 特に印象深いのは次長。老害そのもの。頭が硬い、考えが古い、根性論、失敗は部下のせい、罵詈雑言、成功は自分の手柄、出世ばかり気にして、、、。いい意味で最低過ぎる、笑。こいつがいるおかげでおもしろい。 それにしても問題あり過ぎの支店でしょ。暴力事件、鬱による精神崩壊、現金横領、ガバナンス不全、隠蔽取引、癒着、殺人関与。まあ小説だからね、これはこれでおもしろい。 そんな支店トップ九条は胃がキリキリだと思うが、支店長にまで上り詰めただけはある。競馬に注ぎ込んだ弱みを握り、したたかに立ち回る。若手の頃に掴んだ弱みを、しらばっくれておいて、ここぞという時のカードに使う。この人が主人公の短編は、しびれた。メインの内容に劣らず、見どころだった。 メインの内容は、最後の数ページまで脳みそをグルグルかき回される。結局黒幕はプーさんのようなあの男が。コナンのアガサ博士、スラダンの安西先生のような気のいいおじさん雰囲気をかもしながら、実は仕事はめちゃくちゃ優秀という。実は器用に立ち回っていたと想像できる。犯人となった滝野、実は利用されていたってことだよね。 カツカレーに泣け。とあるが、私は泣けなかったな。まあ感動シーンではあるが、自業自得でしょ、という気持ちが強く。誰でも弱いところはあって、一瞬の隙を突かれて、魔が刺して、ということはある。いつ自分がなってしまうか、という気持ちもある。 でもそれでやってしまったのは自分なのだから、当然の報い。ドライに見てしまった。友達が同じことになったら、手を差し伸べるが、後悔に感動したり、涙を流したりはしないな。 全体的に、小難しい銀行用語、システムもあるが丁寧に説明されるので、そういうことなのか、と納得がいく。特に個人の銀行取引履歴から、個人の人となりまで浮かび上がってくるのはゾッとした。あと情弱に売り込む、その方が成果が上がる。普通は持続可能ではないが、転勤が定期的にあって客が変わるなら、持続可能だと思った。 世知辛い世の中だね。

    0
    投稿日: 2025.06.07
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    同じ銀行支店で章ごとにクローズアップされる職員が違って、初めは狭い範囲しかわからないことが最後には全体がわかるというストーリー。途中まで、連作短編集か?と思ったけれど、立派な長編でした。面白い。

    0
    投稿日: 2025.04.26
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    読み始めてなんか読んだことあるぞと思いつつ、ラストスパートの勢いとモヤっと感を残すラスト。やはり面白かった。

    0
    投稿日: 2025.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お仕事系の話としても、ミステリーとしても非常に面白い。ミステリーの部分は完全に理解できてないところもある気がするのでもう一度読みたい。登場人物が多いから把握するのは大変だけど、それぞれにしっかりキャラクターがあって、葛藤もあって、面白い。

    0
    投稿日: 2025.04.01
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    ドロドロの極み こんな職場では働きたくない。 締めくくりがまた読者に想像させる系というか、はっきりさせない感じでモヤモヤ残る。

    0
    投稿日: 2025.03.27
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    やっぱり池井戸潤の小説は面白い! 短編集なのでチビチビ読み出したが、長編ミステリーに変わろうとする頃にはもう待ってられない。最後までの一気読みに。そうかそう言うことなのかと また初めから読み出したいぐらいだった。 東京第一銀行長尾支店に働く様々な年齢や職種の行員達の姿を描く短編集として幕を開ける。 読み進めるうちに 銀行の現場の仕事を学び、支店の人間関係の中に入り込んでしまう。 著者は元銀行員。金融/銀行を知り尽くしているのだろう。一人一人の人生のリアルさに最後まで惹きつけられた。

    0
    投稿日: 2025.03.21
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    タイトルにある“シャイロック”とは、シェイクスピアの戯曲『ヴェニスの商人』に登場する強欲な高利貸しで、登場する銀行員たちの姿と重ねられています。 原作本読んで、数年前のWOWOWドラマも見たが、やはり映画は池井戸潤の作品らしい仕上がりでした。(細かいネタバレはできませんが小説の後半に明かされる真実が、映画では最初から平行したストーリーで描かれるという手法でした) いやいや銀行って、ホントに独特な世界。人が壊れていくのも実際にあるんだろうなあ。我が社は現在は某銀行グループなんですけどね。 杉本哲太が演じるパワハラ上司の演技は、実際にいたら嫌だろうなあ…オススメです。

    1
    投稿日: 2025.03.07
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    「シャイロックの子供たち」は池井戸潤が得意な銀行を舞台にした作品。舞台はお約束の東京第一銀行。 いつものように分かりやすい憎まれ役が登場し、勧善懲悪のストーリーになっているが半沢直樹などと違うのは殺人事件まで起きてしまうところは少し残念。まあ初期の作品だから仕方ないか。 タイトルにある「シャイロック」はブクログメンバーなら当然ご存じだと思うが、シェイクスピアの名作「ヴェニスの商人」に出てくる強欲な金貸し。 池井戸潤は半沢直樹などの銀行を舞台にした作品で常にバンカー(銀行員)のあるべき姿を問うていて、本作中で私利私欲に走るバンカーをシャイロックに見立てているのだと思う。 それにしても銀行の舞台裏とはこういうものなのか。ドラマなどであれば多少誇張しているのかとも思うが、元銀行員の作者が描く舞台裏はリアリティがある。銀行に限らず多くの人間が在籍する企業は大なり小なり同じかという気もするが...。

    29
    投稿日: 2025.02.28
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    含みのある終わり方! 短編集かな?という始まり方からの話の広がりがすごい! 出世ってなんなんだろう? 誰かを貶めた結果なの?

    1
    投稿日: 2025.02.16
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    銀行というあまり馴染みのない企業の怖さを感じることができる。一般企業にもありそうな話しで、シンプルに面白かった。

    1
    投稿日: 2025.01.29
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    舞台は東京第一銀行長原支店 年齢職種役職は様々な行員たちの日々を描く短編集 1 副支店長の古川 なんとしても業績を上げ、支店長になりたい。 モラハラが過ぎてついには部下に対しての暴力事件を起こす。 2 頑張れども業績の伸びない友野 妻には「まだ転勤しないの?」 と言われる。 銀行では転勤=昇格らしい 3 100万円が紛失し、疑われる北川 仕事も気配りも出来る素敵な女性。 亡き父に変わり一家を支えている。 4 業務課の課長代理、遠藤 鳴かず飛ばすの業績低迷。 もう一人の課長代理でエースの滝野と比べられ、古川にひどく叱責されてばかり。 ついには精神を病む。 うーん。 面白いけど、ちょっと物足りないな。 第十話まであるけど、ずっと行員たちの日常を描いた短編集なのかな? ところが… 5 人事部の坂井 を読み始めると…なんと! これまでの話と繫がってきた! もう俄然面白くなる!! 短編集じゃなくて長編ミステリーだったの!? 全体のテーマは家族。 登場人物たちにはそれぞれ大切な家族が描かれており、つい涙が溢れてしまう。 しかし読み終えてもなお、行方の気になる登場人物が一人いる。 すごくモヤモヤするけど、想像の余地を残してくれたということか。

    67
    投稿日: 2025.01.19
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    「現金が足りないんです」。銀行の支店で起こった現金紛失事件。捜索の結果、当日の日付の入った札束の帯封が女子行員のショルダーバッグの中から発見され、疑いがかかる。女子行員は盗ったことを否定し、ミスを隠したい銀行は支店長らが金を出し合って補填をすることに。そのうち、別の男性行員が失踪――。 東京第一銀行長原支店――中小企業や町工場がひしめき合う場所に立地し、それらの顧客を主な取引先とする銀行を舞台に、〝たたき上げ〟の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績……事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤を描く。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作群像劇。

    0
    投稿日: 2025.01.01
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    通帳の記録、現金出納記録、あらゆる銀行業務の範囲内の調査などなど、金融のロジックで謎を解いていくフィナンシャル・ミステリ。 世界を「カネの流れ」で捉え直す。 同時にお仕事小説。働くことの目的を失わず、働く者として誇りを失わないこと。それを守らなかった者は破滅し、それを守る者は立ちつづける。 ある銀行のいち支店で働く、あらゆる人の目線からの短編たち。それぞれいろんなプライドや野心や優しさや問題を抱えながら働いている。 まさかのミステリーどんでんでめっちゃおもしろかった。悪者と疑ったり違ったりやっぱりそうだったり、与えられる情報が、見る視点で捉え方が変わってくるので難しい、おもしろい。

    0
    投稿日: 2024.12.30
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    池井戸潤の長篇作品『シャイロックの子供たち』を読みました。 池井戸潤の作品は、昨年の10月に読んだ『七つの会議』以来ですね。 ------ その日、銀行は戦場に変わる……。 ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。 女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪……!? たたき上げの誇り、家族への思い……事件の裏に透ける行員たちの葛藤。 著者の池井戸さんが「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、原点にして最高峰とも言える傑作ミステリ。 ------ 2003年(平成15年)から2004年(平成16年)に金融・営業専門誌『近代セールス』に連載された6話に書き下ろし4話を加え、2006年(平成18年)に刊行……2022年(令和4年)にテレビドラマ化、2023年(令和5年)に映画化された作品です。  ■第一話 歯車じゃない  ■第二話 傷心家族  ■第三話 みにくいアヒルの子  ■第四話 シーソーゲーム  ■第五話 人体模型  ■第六話 キンセラの季節  ■第七話 銀行レース  ■第八話 下町蜃気楼  ■第九話 ヒーローの食卓  ■第十話 晴子の夏  ■解説 霜月蒼 銀行の支店――そこは、社会の縮図である……傑作ミステリー! 「現金が足りないんです」……銀行の支店で起こった現金紛失事件、、、 捜索の結果、当日の日付の入った札束の帯封が女子行員のショルダーバッグの中から発見され、疑いがかかる……女子行員は盗ったことを否定し、ミスを隠したい銀行は支店長らが金を出し合って補填をすることになったが、そのうち、別の男性行員が失踪、、、 東京第一銀行長原支店……中小企業や町工場がひしめき合う場所に立地し、それらの顧客を主な取引先とする銀行を舞台に、"たたき上げ"の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績。 事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤を描く……銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作群像劇。 出世のため、家族のために奮闘する行員たち……現金紛失事件をきっかけに、支店内に不穏な空気が立ち込め、そして一人の男が失踪、、、 叩きあげの副支店長、社内恋愛中のOL、冴えない係長と各話の主人公は変わっていき、泣かされたり、身につまされたりしながら読み進めていくのですが、本部の人間が語り手となる『第五話 人体模型』から物語は転換……長原支店で密かに進行する、ある犯罪が浮かび上がってくるという、二層構造が仕込まれたミステリを愉しめましたね。 犯罪の動機やトリックに銀行ならではのロジックが活かされているところや、銀行員と家族との関係をしっかり描いてあるところに池井戸潤作品らしさを感じました、、、 意外な事実が浮かび上がってくる終盤の展開も印象的でしたね……実際はどうだったのかなー 気になるところですね。 以下、主な登場人物です。 東京第一銀行・長原支店 古川一夫(ふるかわ かずお)  副支店長。自身の出世のため、部下にパワハラを働く。 西木雅博(にしき まさひろ)  営業課・課長代理。部下からの信頼が厚い行員。 北川愛理(きたがわ あいり)  女性行員。現金紛失事件で犯人として疑われる。 滝野真(たきの まこと)  常に成績トップの業務課のエース行員。

    0
    投稿日: 2024.12.23
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    半沢直樹シリーズやハヤブサ消防団など映像化された作品は沢山観てきたが、実は池井戸潤さんの作品を読むのは本作が初めて。 銀行が題材なのであまり自分の好みにハマらないかと思い込んでいたが、予想外にすごく面白かった。 章ごとに視点が変わっていき、段々と事件の真相に近づいていくという構成。主役が毎回変わるので最初は短編集かと勘違いするほど、1つ1つの章の話の完成度が高い。本筋の事件と関係ない行員達の悩みや葛藤なども面白かった。

    1
    投稿日: 2024.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後はページをめくる手が止まらず。 池井戸潤らしさ満点の銀行ミステリー。エピソード毎に語り手が変わる短編スタイルですが最後は繋がります。 登場人物が多くて、全体像をなんとなくでも掴むまでに時間がかかりました。2巡目読み直してちゃんと人物を把握したい。 ちゃんと仕事できる人がちゃんと評価されてほしい。けどみんな貪欲な金貸しシャイロックだったみたい。

    0
    投稿日: 2024.12.12
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     本作品は、最近観た同名映画の原作です。ただ、映画化にあたってはオリジナルストーリーに改変されているとのこと。  確かに、主な登場人物やいくつかのエピソードは重なっていて “全くの別物” とは言えないまでも、かなりテイストは異なっていましたね。

    1
    投稿日: 2024.10.18
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    銀行員たちの短編集と聞いていたので、同じ銀行にいる人たち一人一人に焦点が当たり、後半はその物語同士が交差していくのは非常に読み応えがありました。 恥ずかしながら池井戸潤さんの小説は初めてだったのですが、経済小説とミステリーの融合は魅力です。

    5
    投稿日: 2024.10.06
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    池井戸潤でいろんな視点から進んでいく物語は新鮮だった。どうしても半沢直樹の世界観がチラついてしまうが面白かった

    1
    投稿日: 2024.09.29
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    王道銀行もの。 最初の目線の古川副支店長が、あ、悪者だったのね。とびっくり。さらに短編集かと思いきやちゃんと話がつながってて、あの百万円はどうした?と思ってたらちゃんと伏線回収されたし。 途中過去になったり、誰のことかわからないように書かれた部分もあったりで自分の理解力のせいだけどこんがらがったけど。 銀行で出世するって大変なのはリアルなのかわからないけど、自分はこんな仕事できないなぁ、とか考えてしまった。

    0
    投稿日: 2024.09.13
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    一章ごとに視点を変えながらストーリーが進行していくので、飽きずにあっという間に読むことができました。軸となる事件もさることながら、1人1人の人生や背景にもぐんぐん引き込まれます。池井戸さんの作品を読むたび、銀行で働いてみたいと思っちゃいます。

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    主人公がはっきりしなくても充分面白いのは、さすが池井戸潤。 誰が誰だったか時々わからなくなり、読み返すのもしばしばあったのは、私の記憶力の問題か。

    1
    投稿日: 2024.08.31
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    半沢直樹ドラマが話題になったあとに一度読み、今年になってあらためて読み返しましたが、あらためて面白さにのめり込み、また一気に読み返してしまいました。 登場人物が非常に多いのですが、その一人ひとりのドラマがしっかりと語られ、また読むほどに新たな事実もわかり、ドキドキしながら読み切りました。

    1
    投稿日: 2024.08.02
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    銀行マンとお金のお話。 仕事で大金扱ってたら麻痺するし、きっと魔が刺すよね〜短編集のようで、全て繋がった銀行の大なり小なり金!金!金!銀行って大変 最後は女か虎か?結局どうなった?

    26
    投稿日: 2024.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    銀行のある支店を舞台とした、短編集かと思い読み始めて、そこに描かれる傲慢な悪や義憤などにいちいち完結していたらいつの間にか短編集は形を変え、大きなひとつの事件となってゆく。予定外の一気読み。 家族愛を掲げてゆく章もあったけれど事件の色付けにしかならないし、謎もスッキリ解明された訳では無い。 大銀行の中のひとつの支店の中でおきる大小の出来事が藤蔓のように絡まりほどけない。 金融関係の専門的知識がわからない私にとってはそれを教えてくれる有り難い内容だったにも関わらず、事件の全容に思いを馳せ、モヤモヤが残る読書タイムとなったけれど、 『半沢直樹シリーズ』とも違うテイストでこの本もずっと心に残る一冊となった。 ちょっと前、ドラマかあったけれど観ていなかった。残念なのか、観なくてよかったのか…。

    8
    投稿日: 2024.07.29
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    池井戸さんの作品を読むといつも銀行に就職しなくて良かったと思ってしまう。もちろんやりがいもあるんだろうけど 令和になり出世だけが全てではない風潮があるけど、やっぱり自分は出世したいし、父親としての矜持を持っていたいなと思う。古臭いステレオタイプな考え方かもしれないが、人間はやはり比較し続けることで社会性を保っている気もする。

    5
    投稿日: 2024.07.28
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    銀行の支店で繰り広げられる人間ドラマ。 切望の昇進・上司からの重圧・家族からの期待など、それぞれ想いを抱えながら良くも悪くも人間らしく生きている様子が描かれている。 短編集のような長編小説で、とても読みやすく面白かった。

    2
    投稿日: 2024.07.23
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    少々読み進んで、あれ?短編集だったの?などと思ってさらに読み進めると終盤また話が集まり始めて慌ててちょっと読み返したりして…といった感じで、突然濃い味のサスペンスになって、どんでん返しにびっくりでした。 とゆーわけで、安定して面白かったです。 金融機関のヤクザっぷりもすごいよね。

    2
    投稿日: 2024.07.05
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    映画を観てから、原作を読んだ。作品としてとても良い構成がされており良作と思うが、映画と原作があまりにも異なり、『あら、原作はこうだったの?』の印象が大半を占め、そこばかりが頭にこびりついたままとなった。

    2
    投稿日: 2024.07.02
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    ちょっとしたことで人生が変わってしまう。良いことも悪い方向に行くときも、小さなきっかけなんでしょうね。 銀行って熾烈な職場の様ですが、いえいえ そんな雰囲気ではなかったですよ。私が感じなかっただけかな?

    1
    投稿日: 2024.06.28
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    銀行員の過酷な出世競争やノルマをリアルに描写したミステリー仕立ての小説。大田区の銀行支店を舞台に起こる不可解な事件。 あまりにリアルな描写に読んでいて息苦しさを覚える。一流銀行マンの実は生き馬の目を抜く過酷な競争。 筆者の作品、どちらかというと勧善懲悪、ロマンのある世界観だとばかり思っていたので、本書には良い意味で衝撃だった。

    1
    投稿日: 2024.06.27
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    ちょっと事件や登場人物が多すぎて筋から外れているものが散見される。本筋は最後のオチがボヤッとしてイマイチ。

    1
    投稿日: 2024.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    銀行員について描かれた小説は初めて読んだ。銀行に就職と聞けば、凄い!エリートっぽい!という感想しか浮かばなかったが、今回この本を読んでどれだけ銀行員が心身ともにハードな仕事をしているのか分かった。また、今でもこんなに厳しい目標やノルマがある会社がたくさん存在していると思うと、そりゃストレスで自殺する人も絶えないわけだと思ってしまった。自分の命、家族との時間が1番大切なのに‥と読んでいる側は思ってしまうが、必死に働いている側はそうはなれないのかなと思う。 そして、この小説ではミステリー要素も十分楽しめた。最後がちょっとモヤっとして終わったけど‥ 特にミステリー小説を読むと本当に思うのが、人って分からないなぁってこと。その人がどんな考えを持っているのか、本当に幸せなのか、幸運の持ち主なのか、悩みがないのか等。人には本人にしか分からない何かが必ず潜んでいるんだよなぁと改めて実感した。

    2
    投稿日: 2024.06.23
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    池井戸先生の作品は、リアルな人物像で職業の良いところも、そうでないことも教えてくれる。 とある銀行の支店を舞台に、色んな人が活躍したり人生を踏み外したりの人間模様を、誰もがそうなる可能性と警鐘を感じながら読み切りました。

    2
    投稿日: 2024.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったけど、章によって主人公が変わり登場人物がとにかく多くて把握するのが大変でした。 かなりネタバレですが、、、 ストーリー全体のキーマンは西木と滝野です。

    1
    投稿日: 2024.05.21
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    初めての池井戸潤の小説を読了、惹き込まれた。組織への忠誠心が強かった時代のちょっと昔話的な組織像・人物像だけれども、非常に面白かった! どいつもこいつも闇が深い。。むしろ金融業界という闇の深さか…。登場人物が多くて、誰だったっけ…、と若干混乱したけど、無問題。 最後の余白で、またさらなる闇へと連れ込まれる…。

    5
    投稿日: 2024.05.20
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    池井戸さんのお話はハズレがないです。途中まで「連作短編」と思わせて、実は長編という構成の妙も詰まっておりました。

    15
    投稿日: 2024.05.16
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    昨年出張の際に飛行機の中で何気なく映画を観て面白かったので、改めて本を手に取って読んでみた。 色々なバンカーにスポットが当たる短編集かと思いきや、それぞれが実は一つの大きな事件の伏線になっている、という展開。 自分はバンカーではないけど、会社に所属していふサラリーマンとして、切なくなる、というか重くなる話しもありつつ、全体的に楽しんで読めた。 個人的には賛否両論ありそうだけど、映画のほうが好きかな。

    1
    投稿日: 2024.05.14
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    子どもの日に読了。子どもが活躍する話でなく、 社会の荒波に揉まれた大人の世界でのお話。 主役は東京第一銀行の長原支店で働く銀行員たち。 全10章すべて、異なる人物の視点で進行する。 物語序盤は、理不尽なノルマに直面しながらも、 己の出世のため、家族のために働く労働者たちの 短編集かと思っていたら、ある事件をキッカケに、段々とミステリーになっていくという面白さ。 個人的にも、初の池井戸潤作品。 登場人物が多く個性的で、まるで自分もその職場にいるような感覚になりながら、夢中で読めました。 遠藤さんの話が、哀しくも笑っちゃいました。 映画も観ましたが、原作と色々異なっていながら、原作よりも救いがあるような最後で良かったです。

    15
    投稿日: 2024.05.05
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    動画で見た 銀行内で起こる不正 その不正、自分1人が起こしたものだと思っていたら実は組織の上からはめられていたという事実 それを暴こうと動き出す西本 だが、その西本をもシャイロックの1人となってしまう 連鎖が起こる人の弱さを思う

    0
    投稿日: 2024.05.02
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    私自身が銀行で勤めていたので、全ての登場人物の現状が起こり得ることであってハッとさせられました。 ミステリーとしても楽しめたし、家族をもっと大切にしたいなと思える1冊でした。

    1
    投稿日: 2024.04.26
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    あまりハマらなかった、というか難しすぎた。 登場人物の仕事面と家庭面が詳しく描写されてて人物としてはわかりやすいけど、人物が多いのと話数も多く、誰が誰だか覚えられなかった。後半は各話のつながりが見えてくるけど、前の話がどんな話だったかうろ覚えで本質の面白さには気づけなかったという印象。読むのも時間がかかった。

    1
    投稿日: 2024.04.25
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    いくつかの短編が一本のミステリになっていました。最後まで気が抜けないストーリーです。 会社員の顔と、家庭の顔、その違いに切なくなります。

    1
    投稿日: 2024.04.13
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    ドラマと映画を見て、1番印象に残ってる西木の結末が違っていたので、答え合わせのために読んだ。 それにしても、登場人物のなんと多いことよ。 記憶力があまり良い方でない私は、ドラマと映画を思い出しながら辛うじて「あ、あの人のことか」と理解できたが、そうでなかったら頭こんがらがってたな。 章ごとに主人公が変わるから、西木(ドラマや映画では主役っぽい)とどう関わってくるのか考えたりもしたが、最終的には一人一人の背景を知るのが面白かった。 肝心の答え合わせは……ドラマの方が7割型原作通りっていう印象だったな。どちらも面白かったけど。

    1
    投稿日: 2024.04.10
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    映画を見てからおよそ1年、本屋で原作を見かけ、一気に読み終えました。 映画とは違うと聞いていたので、どう展開していくのかわからず、楽しめました。 他の池井戸作品も読んでみたいと思います。

    0
    投稿日: 2024.04.05
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    銀行員に限らず、サラリーマンには「会社で働く顔」と「家での顔(父親の顔)」の2つがある。 道を踏み外していく銀行員の話には、胸に苦々しく迫るものがあったが、家族や子供のために出世したいという気持ちには、少し同情を覚えるものもあった。 私は働き始めて1年目だが、きっとどこかで甘い誘惑に出会うこともあると思う。その時はこの小説の彼らを思い出して、大切な人に恥じない決断をしようと心に決めた。

    0
    投稿日: 2024.04.05
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    初池井戸潤作品 連作と気付かずに読み進めて途中で気づく笑 パワハラ描写がけっこうキツいので時代を感じる 銀行員ヤバい人ばっかりの中で女性は悪し様に書かれてはいないけど、それだけ扱いが軽いんだろうなと読めてしまった 最後はなるほどね、とニヤリ

    2
    投稿日: 2024.03.29
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    Amazonオーディブルで聴いた。 映画は見てない。 理不尽上司に詰められる、みたいなの、文字で読むのは平気でも、音で聴くとしんどいな〜。 池井戸潤、最後が尻切れで終わること多い? もう少し最後しっかり描き切ってほしい。 「七つの会議」的な、そのうちひとつの流れになる連作短編集。 池井戸潤を読んでると、自分がもし銀行員だったら、給与口座は自行でやむを得ないとしても、絶対に他行に口座を作って、そちらをメインで使うと思う。 何かあるとすぐに自行の人間に口座を見られるの嫌じゃん。

    6
    投稿日: 2024.03.23
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    今のご時世ならパワハラでアウトな銀行の1支店で起きた現金紛失事件。毎話登場人物が変わっていく短編なんだけど、話が進むに連れてだんだん繋がっていき、夢中で読んだ。 ラストである人物の印象がガラッとひっくり返る衝撃に騙された。

    3
    投稿日: 2024.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シャイロックとは、シェークスピア「ベニスの商人」に出てくるユダヤ人の高利貸しのことらしい。 最初は「支店銀行のオムニバス形式のお話なのかなぁ、面白いけど、池井戸潤作品にしては少し退屈かも…。映画になるようなお話かな?」と思いながら読んでいましたが、5話目くらいから、あれ、あれ、あれ?っと、みるみる惹き込まれていきました。 最後は「んんっ?!そーきたか!!」とまんまと驚かされました(^_^;) 半沢直樹や下町ロケット的なスッキリ感を求める人にはおすすめできないけど、これはこれで面白かった。

    5
    投稿日: 2024.02.18
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    東京第一銀行長原支店でのできごとを視点を変えた短編という形で進んでいく。 なので、あとがきにも書かれているが… 人間模様がリアルで、物語が進むうちに自分もそこで働く一員のような感覚。ドキドキ・ハラハラ! さすが、池井戸潤さん! とても楽しめました♪ 第一話 歯車じゃない 第二話 傷心家族 第三話 みにくいアヒルの子 第四話 シーソーゲーム 第五話 人体模型 第六話 キンセラの季節 第七話 銀行レース 第八話 下町蜃気楼 第九話 ヒーローの食卓 第十話 晴子の夏

    4
    投稿日: 2024.02.11
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    池井戸潤、安定の銀行ミステリーです。構成としては、色んな人間の視点を通じて事件を読みといていく、池井戸潤らしい手法で書かれています。 半沢直樹シリーズと違う点は、誰かの不正の責任を押し付けられることではなく、行内で100万円が紛失するという、非常に些細な事件が起きることから物語がスタートしていること。もちろん100万円ははした金ではないし、行内では大騒動となるわけですが、やはり巨額の不正融資に比べると、随分ささやかな騒動だな……という印象を受けます。視点である北川愛理のキャラクターも相俟って、非常に地味な事件で、義憤に駆られて大立ち回りを演じるいつもの銀行員はどこへ……とさえ思ってしまうかもしれません。 そう考えると、本作の特徴を一言で表すならば"クレッシェンドが利いている"物語だと思います。途中、不穏なメゾフォルテを挟みながらも、最後の最後にフォルティッシモが待ち構え、ただそれをピアノで畳む、そんなストーリーでした。 銀行の体質に翻弄されて狂わされた人々は、まさしくシャイロックの子供たちというに相応しいのかもしれませんね。

    3
    投稿日: 2024.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めての池井戸作品。 読書にあまり慣れていないせいもあり、登場人物が覚えられず、何度もページを振り返りながら読了。 なんだオムニバスかと思っていたらすべて繋がっていて、最後の方になるにつれ結末が気になって読み進めていた。 全体を通して面白い作品だったが、結末のところもう少しハッキリ事件の解説を書いて頂きたかった。自分の想像力が足りないのもあると思うが。

    3
    投稿日: 2024.01.29
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    実写化を観るために原作読む 得意の銀行もの、行内のモラハラと不正の数々がやけにリアル過ぎて銀行員の印象も悪くなる←単純

    4
    投稿日: 2024.01.28
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    池井戸さんお得意の銀行ドロドロもの。短編の連作で始まりますが、途中で繋がってきます。モラハラ、不正のオンパレードでやや引いてしまうものの、謎が気になって止まらなくなりました。最後は正義が勝つ展開にならず、むしろ正義と思っていた人に深い裏があり何とも言えない後味に。それでも面白かったです。大好き度❤️❤️

    12
    投稿日: 2024.01.19
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    1日の終わりに本を読むことが多いので、寝落ちしながら少しずつ読むスタイルでは、なかなか登場人物が覚えられなかったので、寝る前以外にも読むようにしました。 人それぞれのストーリーに胸が熱くなったり、苦しくなったり、最後にはほぉっそうくるのね、と楽しめました。 知らなかったシャイロックの意味も調べました。 いつか映画が無料配信になったら(ケチなワタシ)、 映画見て、もう一回小説読んでの違いを楽しみたいと思います。 楽な仕事なんて一つもないけれど、実際の銀行もあんなに苦しいものなのか知りたい。

    1
    投稿日: 2024.01.18
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    読み終わった時には「おお〜、そうきた!」と驚きと満足感があったのですが、読み終わってしばらくたった現在、あらすじが思い出せません… 設定やストーリーなど詳細を覚えてないのは私の記憶力がポンコツなだけでして、銀行を舞台に別々の人物の目線で語られる、出世や銀行内のごたごたをからめたショートストーリーが何篇か…読んでる間は本当に「おお…」と思いながら読んでいて、すごい、面白い、と一気に読んだんです。別々の話なのかと思いきや、それらが最後にひとつの解決できれいにまとまる!という手腕はとても鮮やかで、声が出ましたもん。 なのになんでこんなに印象が薄いんだ? これではまるで、読んでない人の感想なので、また後日再読したほうがよさそう。 幸い、細かい内容を覚えてないので新たな気持ちで読めそうだしね。

    1
    投稿日: 2024.01.04
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    都銀のとある支店の行員のストーリーを短編仕立てで進んでいく。銀行の熾烈な出世競争に行員の横領事件が絡み面白かった。

    1
    投稿日: 2023.12.23
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    シャイロックってどういう意味なんだろう?最後まで読んできになった。シェークスピアの戯曲『ヴェニスの商人』のユダヤ人高利貸しシャイロックの意思を継ぐ者たち、という意味で「銀行員」のことを指している。だそうだ。短編は銀行の厳しさ、その家庭を取り上げており、殺人に繋がるのは最後の方で、登場人物も多い。映画化されているので、関係図も先に知ることができたが、主要な人がどれなのか?わからなかった。映画も見てみたい。映画ならもっと殺人にクローズアップされていると思うから。池井戸潤はやはり昔銀行員だったようだ。今の人間社会での生き方にあったサスペンスだと思う。読みやすさで言うと、登場人物がたくさんいて話が飛んでしまうので、それほど読みやすいとは言えないが、銀行という仕事、職場がわかり良かったと思う

    2
    投稿日: 2023.12.21
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    章ごとに人物が変わるので、あまり感情移入ができなかった。しかも最初に出てくる人が最悪で。 ぇ、この人のストーリーなの?イヤだ。と思ってしまった。 銀行員さんの見る目が変わった。組織って中に入らないと見えないことが多い。 誰も救われなかったような… でも面白かった。

    1
    投稿日: 2023.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった★ 友人に薦める★ 銀行が舞台★ スラスラ読めた★ また読みたい☆ 銀行系好き。 主人公変わる系も好き。 結局のところ 銀行からなくなったお金を穴埋めしていく話。

    2
    投稿日: 2023.12.19
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    期待した通りの池井戸ワールドでした。 短編集かと思わせて、実はそれぞれが関連する一つの長編ミステリになっているのが面白い。 私自身、バブル期に銀行に入ったので、小説中の色々な場面で当時自分が勤務してた職場の風景を舞台に物語を進めてしまい、つい当時あんなことあったなあ、なんて思い出に頭が横道に外れてしまったり…。 意外な展開もあり、楽しめました。

    3
    投稿日: 2023.12.14
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    後半、ちょっと難しかった。 第三話の、みにくいアヒルの子が好き(〃^ー^〃) 第二話 傷心家族 「心のゆとりもなければ、経済的なゆとりもない」 大丈夫じゃないのに「大丈夫」と言っちゃうこと、できないのに「できる」と言っちゃうことがあかんのやと思った。でも、結果良かった!ひたむきに自分のため家族のために頑張ったはる姿勢が報われたんやな☆ 第六話 キンセラの季節 「人生には様々な岐路がある。だが、それに気づくのはいつも後からだ」 「全てを自然に、あるがままに受け入れ、自分がすべきことをやり通す。結果はあくまでついてくるものだ。最初から評価を考えて仕事はしない」 第八話 下町蜃気楼 「出世とか昇格とか、そんなものとは無縁の人間たちほど、魅力的で温かい」 第九話 ヒーローの食卓 「負け犬は最初から負け犬なのではなく、負け犬だと思ったときから負け犬になる」 第十話 晴子の夏 「会えないのと会わないのは違うわ」

    2
    投稿日: 2023.12.10
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    短編集型だが、東京第一銀行長原支店を舞台として、一つの事件が進行していく。 基本的には出世や金に欲をだす銀行員たちの絶望感に満ちたストーリー。 人々は強欲のなかで、事件に巻き込まれ、破滅の道を辿っていく。 ミステリー感もあり、非常に面白く読めた。 が、最後は爽快というより謎を残した結末になっていて、ややモヤッとした感触が残った。

    2
    投稿日: 2023.12.10
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    私には話の展開が少々早すぎた。いつものわくわく感はもちろんあるが、最後は突然終わった感じのする作品であった。

    2
    投稿日: 2023.11.12
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    池井戸潤ファンには堪らない作品だと思います。 中盤位からもう止まりませんでした。最後まで一気読みです。 どうしようもない銀行でのイザコザ。組織に揉まれて現実に飲まれていく。考え方は誰しもが同じではない。見てくれだけでは人はわからない。色んな見方ができる小説でした。 映画ではどのように表現されたのか、まだ観てないので楽しみです。

    79
    投稿日: 2023.11.05
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    池井戸潤さんの作品として初めて読みました。半沢直樹のドラマを見たことがあり同じ原作者であるということは知っていましたが、まだ小説を読み慣れていない私には少し難しく感じました。銀行についての知識も半沢直樹を見ていたので何とか理解できたレベルで、後半に展開されていく謎を考える余力が足りませんでした。しかしその程度にしか読み取れていない中でも時折心揺さぶられるシーンがあったことから、小説に読み慣れていたらもっとのめり込んで面白かったんだろうなといった布石は感じることができました。また別の作品で池井戸潤さんの作品にトライしたいと思いました。

    2
    投稿日: 2023.11.04
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    メガバンクの支店にまつわるお話。短編で構成されてるけど1本の流れとして読めます。ドラマ、映画と見たうえで原作を読みました。映像作品では省かれていたキャラクターの内面やバックグラウンドが見えてよかったです。個人的にはドラマ版の結末が一番好きですが、原作や映画の謎の残る終わり方も好き。

    2
    投稿日: 2023.11.04
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    池井戸潤氏の作品、ほぼ読んできたけど、一番面白い。 誰か結末について、お酒でも飲みながら話せる人がいれば良いなぁ。

    2
    投稿日: 2023.10.29
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    池井戸潤ということで、少し期待しすぎたかもしれない。短編が少しだけ重なる進み方だけれど、どれも少ししんどい話かな。 求めたものと違ったという点で評価は低め。

    2
    投稿日: 2023.10.22
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    舞台は同じで主人公が変わるオムニバス形式みたいな章立てで読み進められたけど中途半端というか消化不良 池井戸潤でこんな作品もあるんだ

    1
    投稿日: 2023.10.16
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    最初、銀行を舞台にした短編集と思ってた。 名探偵は出てこない。でもミステリー。 表題の意味も考えたりしてしまう。

    2
    投稿日: 2023.10.03
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    最初の辺りはクライムノベル?という感じだったが現金紛失、ある人物の失踪辺りから様子が一変し... そのような中でも銀行内の厳しさに揉まれたり各々の信条の元の働き方、色々な思惑が絡み合っている 個人的おすすめは第二話「傷心家族」 仕事が思い通りにいかず段々と追い詰められていくが、そんな中でも家族に当たらずむしろ家族のために頑張らねばという気持ちからのラストは本当に良かった

    1
    投稿日: 2023.09.29
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    東京第一銀行長原支店の行員たち一人ひとりにスポットが当てられ、様々な角度から話が展開されていくが、こんなにもミステリー要素が強い作品だとは思わず驚いた。 結局真相は何だったのか、西木はどうなったのかハッキリせず、モヤモヤ。 ほとんどの登場人物が銀行という組織に翻弄され、自身の希望は通らず、挫折していく描写が多く、楽しく読むには不向き。

    8
    投稿日: 2023.09.11
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    自分の人生は自分で切り拓く。仲間は常に仲間であるとは限らないし、本当の仲間以外は都合の悪いときは去り、都合のいいときだけ集う。

    2
    投稿日: 2023.09.11
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    序盤は著者の初期の作品だからこんなもんかなと思って読んでいたが後半から終盤にかけて全てが繋がっていき面白かった。

    3
    投稿日: 2023.09.07
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    はじめの段階から引き込まれる設定で2日で読み終えてしまいました。 人と人との関わり方が絶妙に描かれている作品です!

    3
    投稿日: 2023.08.27
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    オーディブルで シャイロック、つまり、ああそっか、銀行の仕事って金貸しか。 と冒頭のナレーションで思う。

    1
    投稿日: 2023.08.25
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    銀行員たるもの…これがリアルな現実なのか? 警察、病院、政治家…この類のリアルな小説を読む度「これがこの世界のリアルな現実なの?」といつも思ってしまう。 出世!利益!要は金、地位、名声! それらが渦巻いている! 本書ももれなく! うんざりするような事ばかり…その連続なのに何故か池井戸さん、…読者に読ませてしまうんですね! 半沢直樹の時のように「倍返し!」とスカッとする場面は何もなく、ただただ銀行の汚れた渦(決してそんな事ばかりではないでしょう。確実に社会の一端を担っている大切な企業です)に巻き込まれていくだけの内容なのに先が気になって気になって読む手がなかなか止まらず! やはり池井戸さん、面白いです! が、最後が気になってしょうがない^^; 結局真実は?笑 これも池井戸さんの術中にハマってるって事でしょうか?

    8
    投稿日: 2023.08.13
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    映画観に行きたかったけど。。行けなかったので本を購入⭐︎人昔前の銀行なのかな?私は銀行員ではないからよく分からないけど。。融資を契約する時に担当者だけで行くのかな?私の取引してる銀行は必ず融資が決まる前も決まってからも担当プラス上司がきてたけど。。担当のノルマの重さ、責任の重さが凄かった。 西木さんのその後が謎な感じで気になる!西木さん目線で別冊書いて欲しい‼︎

    12
    投稿日: 2023.08.13
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    一つの物語の中にも人それぞれいろんな人生があった。みんな色んなことに悩んで生きてる。守りたいものの為に犯してしまう間違え。。それはとても切ない。

    4
    投稿日: 2023.08.04
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    2023-2 東京第一銀行のとある支店で紛失した100万円。 金銭面の事情から疑いのかかる女性、前ぶれなく失踪した男性…犯人は一体誰? 銀行員たちの人間関係や葛藤を描いた群像劇。 書店にて、映画の告知とともに置かれていた今作。阿部サダヲさんが主演かあ、池井戸さん原作の映画面白いもんな…と何となく手に取って積読してたのをようやく読了。 一章ごとに視点が変わるけれども、少しずつ話が繋がっていくのが面白い。話が繋がった瞬間が気持ちいいし、競馬のあの話は特にそういうことだったのかとちょっと鳥肌ものだった。 ただ、どの話も人間関係だとか、家庭環境だとか考えると凄く苦しくて、やるせなくて、じわっと滲むものがあった。どんなに真っ白な花でも、上司が真っ黒だと言えばそれは黒になってしまう。 学生が読むのと、社会人が読むのとはまた違う感想になると思うし、昭和世代と平成世代ではまた受け取り方もちがうかもしれないなーと思った。私は個人的に若手職員に感情移入してしまったというか、自分と重ねて読んでた部分があった。 最後の最後まで結末が読めない、とても楽しめた1冊でした。

    5
    投稿日: 2023.07.29
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    章ごとに主人公が変わるので、銀行の組織に疎く、用語に悪戦苦闘する私でもすいすいと読みやすかった。 ただ最後の最後で結局どうなったのー!?とモヤっと感も少々。 映画版も見てみたい!

    2
    投稿日: 2023.07.29
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    東京第1銀行長原支店を舞台に章ごとに主人公が変わり、それが1つのストーリーになっていく。 フィクションとはいえ銀行の裏側をえぐるような表現がいつも興味深く、今作品もパワハラ上司や結果を出そうと藻掻く銀行員達の悲哀がしっかり表現されている。 100万円損失事件が最後は非常に謎めいた感じで終わっており本当の結末はどこにあるんだろうと考えさせられる。中々巧妙な終わり方である。 しかしこの終わり方は嫌いではない

    2
    投稿日: 2023.07.22
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    今の銀行は知らんけど、  出世!  出世!  出世! やな。 もう少し、地に足付けて、物事進めていけんのかね… 毎月毎月、ノルマがあるのは分かるけど、その為には、どんな手段も辞さない… 銀行やから違うけど、今話題のクルマ傷つけて、修理代多く保険屋さんに請求するのと同じような感じ。 で、満たされるんかな…モノはともかく、ココロは? あんまり、物欲ないし、出世欲もないから虚しいとしか思えんけどな。 そこまでして、一生懸命働いて、何をしたいのか。でも、何かと言われると良い役職に付いて、お金も!ってなるんやろな。 時間なくて使えん気もするけど、それに目が眩んで…御用!やもんな… 池井戸さんにしては、スッキリした終わり方やなく、ヤツの裏の顔は分かったけど、どこや!どこ行ってん! え〜! で終わってしまった…

    64
    投稿日: 2023.07.19