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天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)
天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)
小川一水/早川書房
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総合評価

82件)
4.3
32
30
8
2
0
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    ちびちびと読み進めていた本作。色々不穏な表現は散らしてあったので色々なことを想像しながら読んだが、さすがにここまでの終わり方は想像していなくて、あとがき読んで著者の思い通りの反応してしまったな、と笑った。さぁ俄然続きが楽しみになりました。

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    凄まじいスピードで上巻を読み終えてしまい、下巻に突入。 各地でいろんな人が様々な思惑で行動する様を見るの好き。群像劇!って感じがして。 いろいろなことが起きてたけど、凄まじいスピードで読んでしまったが故にあっさりした印象になってしまった。今度はもっとゆっくり読んでいこう

    4
    投稿日: 2025.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    待ちに待った下巻! 正直もっと書いて!という部分がいっぱい。 ・アクリラ帰還、に伴うカヨのナレ死 ・いつの間にかのキャスラン退場 ・カドムのイサリへの蛙化現象の経緯 などなど 読んでてキツかったのは、上巻であれだけイサリイサリ言ってたのに、イサリ喋り始めた途端、コレが蛙化現象か?というくらいカドムが冷めた態度で、読んでて最後までイライラした。コイツにタコハのにーちゃんはもったいなかった! それでも終盤怒涛の展開で次巻以降気になるし、マルフォイぐらにしか思ってなかったユレインが時行様ぐらいに見えて応援してしまう。 舞台は時間も場所も変わるみたいだけど、誰が再登場してくるのか楽しみにしてます。

    0
    投稿日: 2025.03.05
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    CL2025.1.2-2025.1.3 世界が終わったようなラスト。 全10巻の序章のような1巻上下だった。序章というには濃密な内容で、この世界が、この物語がどう動いてどう展開していくのか。先が気になる。

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんな終わり方ある!?これは序章に過ぎないんだろうけど、という1巻でした。 愛着覚えたキャラほとんど退場してしまい、これからどうなるのか…寧ろメニー・メニー・シープ、存続できるのか。 イサリと、クレヴ改めリリーがキーパーソンかなぁ。 地球からやってきてたふたりも気になります。あんなに簡単そうにハーブCまでこれるの? 2巻は1巻よりかなり前の地球から始まるそうで、この星とはしばしお別れですが、続きも楽しみです。

    2
    投稿日: 2023.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひたすらしんどい。ジョジョ2部でサンタナを倒した後に柱の男はあと3体いた!みたいな盛り上がりはない。

    0
    投稿日: 2023.09.02
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    壮大な物語の始まり。下巻 ここはどこなのか、イサリは人間?、また"海の一統"の設定がいい。 人間、改造人間、アンドロイド、異星人等、登場人物のキャラがいい。謎が大きく、でも話しは庶民中心に、いづれ国、星、宇宙、時間軸まで超越して進む、読書好きなら読むべき小説だと思う。SF好きなら迷わず読むべし。

    0
    投稿日: 2023.05.10
  • この先どうなるのやら

    混乱の中、多くの人が死んでいった。激しい政治闘争だと思っていたら、とんでもない方向に話が展開していった。この先どうなるのか想像もつかない。

    0
    投稿日: 2023.04.14
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    政争系の話は読めない本は本当に読めないが、これはそれ以外の要素が多分に加えられていて読み易い。そして読み進めるうちに世界が掴めてきて、最後の展開に続きを考えさせられる。流される読書。

    1
    投稿日: 2022.07.16
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    29世紀。地球人の植民星メニー・メニー・シープの港町セナーセーの医師カドムは、親友アクリラの依頼で急速に町に広がる疫病を調査することに。その結果、感染源は甲皮に覆われた謎の生物イサリであると判明する。カドムは凶暴なイサリとなんとか意思疎通できるようになるが、星の支配者である領主ユレインからイサリを引き渡すよう命じられてしまう。メニー・メニー・シープの民たちは現領主による厳しすぎる配電制限で生活が立ち行かなくなりつつあり、各地で反乱の種が芽吹いていた。反骨精神旺盛な《海の一統》アウレーリア家の嫡男であるアクリラとイサリを失ったカドムも、電力を独占しようとする領主の陰謀を阻止するために動き始める。〈天冥の標〉シリーズ第1作。 上下巻一気読み!面白かった〜。設定も登場人物もてんこ盛りのSF小説だけど、サービス精神にあふれていながら無駄を削ぎ落としたエンタメ特化の文体でリーダビリティが高い。「雄閣」と「雌宮」など、特殊用語のネーミングセンスも好き。 惑星規模のパンデミックを予見した作品としてコロナ禍中に話題となったのがきっかけで手に取ったシリーズだが、このI巻時点では疫病はイサリという謎の生物が登場するためのフックにとどまっている。メニー・メニー・シープはかつての入植船シェパード号に備わる発電炉のみに電力供給を頼っており、その全権を握る領主への反乱が物語の主軸だ。 それと同時に、メニー・メニー・シープという星自体に隠された巨大な秘密があるとちょくちょく示唆される。シリーズものなので解き明かされない謎も多いが、この巻でのクライマックスは「ユレインの目的は本当にシェパード号でこの星から逃げることなのか」という謎の真相。それが明かされたあとは突然ガラッと小説のジャンルが変わってしまうのが最高に楽しかった。『鉄血のオルフェンズ』みたいな絵面を思い浮かべながら読んでいたのに、いきなりギュスターヴ・ドレが描いた地獄絵図になる感じ。 キャラクターでは石工のリリーが好き。クレヴという名を棄て、リリーと名付けられ直して「怒りたい」という自分の気持ちに向き合う彼女には共感せずにいられない。遠い未来の遠い星の話だけど、民の描き方、社会のあり方などに「日本人が書いた小説」だということをビシバシ感じる物語だった。

    1
    投稿日: 2022.05.04
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    上下巻読了。難解そうなイメージがあって敬遠してたけど、Amazonのサンプルを読んでみたら意外にラノベっぽい文章とキャラだったので、(それはそれで一抹の不安を覚えつつ)手を出してみた。 アニメの文字起こしみたいな軽い文体と、年代記のような固く淡々とした文体の絶妙なバランス、宇宙船・古代文明・謎の疫病・アンドロイド・改造人間・異星人etc...とてんこ盛りなSF要素、二転三転するストーリーのおかげで飽きずにグイグイ読めました。 結末は釈然としなかったけど、シリーズ全部読み切ればきっと感想も変わってくるのかな。 これが序章にすぎないなんて、あと15冊もあるなんて、贅沢すぎる。大事に読んでいこうと思う。

    5
    投稿日: 2021.10.11
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     これは10年かけても読むべき作品かもしれない。 #日本SF作家クラブ  2803年の植民星メニー・メニー・シープは植民「臨時」総督が代々統治するする世界。化石燃料はなく、移民船からの電力を主なエネルギー源としている。そして、現臨時総督は市中への電力供給の削減を推し進めている。  そんな中、謎の疫病が蔓延するのだが。疫病と聞くと、どうしても新型コロナウイルスを思い浮かべてしまう。だから読み始めたという面もあるが、本書での主題はこちらではないようだ(続巻ではいろいろあるようですが)。  臨時総督の「圧制」に対する革命運動が描かれることになるのだが、実は…という展開になり、最後は主だった登場人物が死んでしまい、生き残った者たちも…  これは2巻以降を読まずにはいられないだろう。

    18
    投稿日: 2021.05.01
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    西暦2803年、植民星メニー・メニー・シープでの動乱が描かれる。 とても気になるラスト。はやくシリーズすべて読まなければ。 登場人物の色や形がとても想像しやすくて好き。リリーは綺麗で根性ある。 戦闘の描写がリズミカル。読みやすい。

    0
    投稿日: 2020.12.13
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    予想外の終わり方。 この話の続きではなく、「全体の物語の一部」ていう構成が面白い。 最終巻まで読んだときに見える世界が楽しみ。

    0
    投稿日: 2020.11.19
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    ついに<海の一統(アンチョークス)>は<領主(レクター)>に反旗を翻した。 一方、植民地議員エランカやセアキ・カドムも<領主(レクター)>に対する反抗を決意する。 多大な犠牲を払い、ついに<領主(レクター)>を打ち倒した時、メニーメニーシープは誰も想像しなかった事態に陥る! 作者もあとがきで書いているとおり、衝撃のラスト。 一体どうなるのか気になって仕方ない。 また、上巻もそうだったが、過去にいろいろあっただろうことを想起させる記述が各所にある。 「続けるんだ。<海の一統(アンチョークス)>の伝説を。大いなるものにあらがい、星を踏み越えて飛んだ猛々しさを思いだせ。俺たち<恋人たち(ラヴァーズ>が憧れできなかった。果敢な反抗の姿を見せ続けろ!」 「いいや、もっと前だ。その姿を見て思い出した。  --<休息者(カルミアン)>よ」 「ダダーはそうなることを伏せていた。昔と変わらず、悪辣なやつだ」 いやー、過去の話が楽しみだ。 何があり、今につながるのか。 期待しかない。

    0
    投稿日: 2020.10.17
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    これは続きも読まねばなるまい…… 圧倒的なうねりと変革の果てに待つ『天冥の標』1巻の結末。餌をおあずけされたような気分になりつつも、まだ物語が続く楽しみも同時に味わっています。 植民星・メニー・メニー・シープの総督ユレイン三世の圧政に耐えかね、「海の一統」を始めとした市民たちはついに蜂起し、ユレイン三世の退任を要求する。それに対し軍部は兵士を派遣。メニー・メニー・シープは内戦状態に突入し…… 上巻は全体的に溜めの状態が続いている印象だったけど、下巻はとにかく動く、動く。登場人物たちが動き回り、各都市、各団体が結集していく一方で闘いは激しさを増していく。軍隊と市民たちの攻防戦が息つく暇も無く展開されていき、気がつけばあっという間にページ数が少なくなっていきました。 戦闘描写の迫力もそうなのだけど、合間合間に挟まれる群像劇も面白い。アンドロイドであるラゴスをめぐる二人の女性の描写と、それぞれの愛と欲。そしてラゴスの心中と思いは、設定を存分に活かして、種族を越えた愛であったり、人間の支配や愛を求める欲、アンドロイドの苦悩を表現します。 登場人物の魅力も物語を引っ張る。上巻から活躍する「海の一統」の若きリーダー、アクリラは上巻、そしてこの下巻と大きな挫折を体験しながらも、それでも前に進んでいく。女性議員のエランカは、正義に目覚め少しずつ同士を増やしながら、革命軍の政治的な部分において、徐々に中心人物となっていき、カドムも革命の使命を徐々に見出していく。そして、ここでも種族を越えた不思議な絆が生まれ…… 一方でユレインをはじめとした政府・軍部側の人間たちに、アンドロイド、メイスンと呼ばれる異星人たち。それぞれをピックアップしながら、物語は重層的に、そしてより大きなうねりをともなって展開されていく。 様々な思惑が入り乱れる人間たちに、アンドロイドの苦悩、異星人たちの自我の芽生えといったところまで、戦闘の描写の中に書き込まれていて、ただただ感嘆してしまいます。スピード感と迫力溢れる展開に、情報量もなかなかのものがあって、読んでいる間に、自分もメニー・メニー・シープをめぐる大きな渦に飲み込まれていくような感覚を覚えました。 そして、物語の最後に待つ壮絶なラスト。回収されていない伏線、多くの謎を残したまま、1巻は閉じられます。それでも満足度は高い。革命をめぐる物語のエンタメ度がそれだけ高くて、それ単体でも自分は十二分に満足できたからです。 地球から来たという二人組。物語中、終始謎めいた言動をとり続けたノルルスカイン。メニー・メニー・シープという星はそもそも何だったのか? を始め、よくよく考えると分からないことばかり。 しかしあとがきで著者の小川一水さんは『この話の終わりはすでに見えています。そのころにこの話は、たいしたものになっています』と豪語されています。こうなれば一読者としては、その自信を信頼し、『天冥の標』という物語の大きな流れに、身を任せるのみです。

    10
    投稿日: 2020.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    それぞれの野望や思惑がメニーメニーシープに大きな変化をもたらし、予想だにしないことが起こる。。これも誰かの思惑なのかな?って感じのところで終わりましたね。ノルルスカインや地球からきた奴らが何を知っていたのか、気になります。次の巻がとても楽しみです。

    0
    投稿日: 2020.10.05
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    話の大まかな流れは、圧政君主と革命群の戦いの続きといった感じだが、物語が進む中で複数の疑問が浮かびあがる。 今後の展開次第でどう解明されていくのか 楽しみである。

    0
    投稿日: 2020.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何という終わり方なのか。 上巻のはじめはラノベ的な雰囲気があってちょっと敬遠していたが、読み始めるとページターナーだった。 物語がぐんぐん進んでいくけれど、どこかおかしいと不穏な雰囲気。 結局何だったのか。それは2巻以降にあるのでしょうか。 キャラが個性的。結局、あの2人組は?

    0
    投稿日: 2020.05.11
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    太公望のような話だなと思っていたら、急展開。 しかし伏線はしっかり張られていたので、唐突な感じではないけど、予想よりずっと救いのない展開 これで序盤みたいだから先はどうなることかますます気になる

    0
    投稿日: 2020.01.23
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    長編小説の第一章完結。フェロシアン、ダダー、メイスンの正体、ユレインは何を隠しているのか、ある程度の謎が開示された。 先は長い。

    1
    投稿日: 2020.01.13
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    いやぁ、これは読ませる。臨時総督ユレインから、ついに植民地の指揮権を奪還したアクリラ、カドムらは、どうやらパンドラの箱を開いてしまった様だ。読者が想定しているであろう展開から、また一捻りした方向に進むので「え、、、ウソ、、、」ってなる。ラバーズやカルミアン/メイスン、フェロシアンらの関係も明かされつつあり、それらが植民地の謎と渾然一体となり、物語の先を追わずにいられなくなる。植民地はなぜ闇に閉ざされてしまったのか、フェロシアンに襲われた首都オリゲネスとカドムたちはどうなったのか。このままの勢いで2巻へ。

    0
    投稿日: 2019.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ちょ、おぃ!?」思ってしまった。世界設定に偽りありとは思っていたが、これほど死ぬとはね・・・。そして伏線だけの巻だとは。

    1
    投稿日: 2019.08.28
  • こりゃあとんでもないのに出会ってしまった!

    ハードで謎でしっかりと構成されていながら紡がれる物語 地球からはるか離れた植民地 宇宙旅行をしていた当時の技術はかろうじて発電機として機能しているらしい そこで繰り広げられる圧政と市民の戦い。 のはずが、まさかの! 読み続けます

    0
    投稿日: 2019.03.28
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    始まりの終わり完了。 ただ、壮大な物語になりそうなので、メニーメニーシープの陥落は、転換点でしかないのだろうな、と感じます。 ラストで語られたかつて存在した六つの勢力。 「医師団(リエゾン・ドクター)」「宇宙軍(リカバラー)」「恋人(プロステイテュート)」「亡霊(ダダー)」「石工(メイスン)」「議会(スカウト)」。それらが抵抗した「救世軍(プラクティス)」。 プラクティスの呼び名がとにかく気になる。羊飼いが「咀嚼者(フェロシアン)」であるイサリをそう呼んでいた。 咀嚼者の異端であろうイサリを、人間と敵対する存在に救世軍と呼び名がつく理由は? 覚醒したリリーたち「休息者(カルミアン)」はどういう存在なのか? 続きが気になるばかりです。早く第二巻を、というわけで早速読み進めることにします。 一気読みの醍醐味。 咀嚼者のビジュアルイメージはゼルダのゾーラ族。凶悪ミファー。

    0
    投稿日: 2019.02.03
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    63:全10巻のシリーズということで、完結するのか、打ち切られないかと手を出すのをためらっていましたが、かなり評判がよく、刊行ペースも早いので思い切りました。思い切ってよかったです!(笑) 「海の一統」たちの電気代謝体質やコイルガンなどをはじめとするガジェットがものすごく魅力的で、それに負けないほど登場人物たちも厚みがあって豊かです。容赦のなさは相変わらずですが、こ、こんな終わり方ってーーー! と叫ばずにはいられないラストには一言申し上げたいです(笑)。「早く続きが読みたい!」

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    一つの時代の闘いが終わって とんでもない展開が… なぜこんなことが起きたのか? 謎と伏線だらけ ここから どうやって終わりに持っていくのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2018.07.24
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    「日本の『ハイペリオン』だからぜひ!」と目利きの後輩たちに勧められて読み始めたが、外見描写もなくうじゃうじゃ出てく流キャラ、すごいスピードで進む話。うわわ、これは読書力のすべてを投じても太刀打ちできるか…?と必死で100ページ読んで、「あ、これ下巻」と気づいたわけです。 あらためて上巻から読み直したら…すごいなあ! わかりやすいしw ああ、このキャラが「シュライク」っぽいのね、そして、続巻にはアイネイアという人物が出るのねと、あくまでハイペリオン類似点に萌えつつ、いや、これは素晴らしくスケールのでっけえオリジナル世界に没入させてもらえる傑作。 人の死に方と言ったらイデオン並みだが、間にいろいろ挟みつつ全巻読破するぞ!

    1
    投稿日: 2018.06.29
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    謎が謎を呼んで、てんこ盛りな1巻。10巻構成と最初から謳われているし、ちゃんとプロットの練られた壮大なシリーズの予感がしてワクワクしますよ!容赦ないストーリーがとても好み。

    0
    投稿日: 2017.12.01
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    面白すぎて一気読み。 あとがきに書かれている通りとはいえ、1巻からこんなにやりたい放題やってしまって、今後どうなるんだ…。

    0
    投稿日: 2017.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと待て。全力で続いとるやんけ。一応シリーズものだけど、話としては1つ1つ決着つくのかと思ってたよ!なにこれかなりの部分まで「やったぜ大成功!」って喜んでたら最後の最後にとてつもない敵が現れてメインキャラの大半が散りましたけど?! でも、まだまだ回収されてないドロテアの話とか「休息者」ってなによとかラゴスどうなったとか諸々が気になります。続きを読む!!

    0
    投稿日: 2017.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

     上巻からさらに謎が深まって終わった。。。ちょっとまてぃといいたいところだが、長篇SFなのでここは我慢。ここからどう収拾をつけるのか、終わり方的には過去話を挟んでどうしてこうなったかってのを描いてくれそうではある。  主人公の二人がまさか死ぬとは思わなかった。どうやって続くのかと思ったら過去話にとんでいくのか、もしかしてこの二人の出番がこれっきりかもしれないと思うと少しさびしいし、物足りなさも感じてしまう。物足りないといえば、カドムとアクリラの再会や、エランカがラバーズに迎えられるとき、フェオと別れた後の描写などにも物足りなさを感じた。長篇ということでここも我慢しなければならないのか...次巻以降を読み進めてからこれらの描写の意味合いが分かったり、自分の感じ方が変わったりするのかもしれない。  エランカの心情がいまいち理解できなかった。突拍子もないというか、都合がよすぎるというか、もともとそういった性格(ある種みだらといえる性格、少なくとも議員として勤めていたエランカが聞いたらそう思うであろう性格)を有していたというなら、それを暗示させる表現や描写をもっと入れてほしかった。ただラゴスに惹かれているということくらいしか分からない。  「転」がハッとするほどではなかった。特にレクターを降伏させた後の展開をもっと魅せてほしかった。驚きはあったが、逆に言えばそれだけ。ただ突然得体の知れない化け物たちが現れて人々を惨殺していく。ここも先を読んだ後で読み返してみたら色々と分かっていて面白いのかもしれないが、もしそう考えて書いたのなら、先を読んでくれることを当てにしすぎだと思う。1巻を読んで終わってしまった人も多いんじゃないかな、自分はそうならないけど。  特に気になった点として、性別にこだわりがあるのかなと。アクリラが性別あいまいの筆頭なのはいわずもがな、ラバーズもアンドロイドという点では性別すら人為的に与えられたものであるし、性別のないロボットたち、かと思えばカドムの気を引こうとする性別のはっきりした異形の怪物。わたしははじめエランカが男性だと思っていたが、そうではないことに気づいてから(女性だと述べられている箇所を読んでから)読み終えてみて、性別というか「性」について筆者は思うことがあるのかなと、のちのちのキーワードにもなっているのかなと考えるに至ったのである。  題名の意味がまだ分からないが、まぁこれに関しては長篇なのに最初の1巻で分かっても寂しいだけなのでいろいろと想像して楽しんでおく。なんにせよ先を想像するには困らない分の情報は与えられたので、これまでえらそうに色々と述べてきたが、結局のところ続きが楽しみだという結論に落ち着くのである。

    0
    投稿日: 2016.03.27
  • 続きを読まずにはいられない

    ちょっと予想外の進展。とにかく話を広げまくって,序章が終わったのか?これからどうなる? とにかく,続きを読まずにはいられなくなります。

    1
    投稿日: 2016.01.30
  • 序章

    小川氏の著作は「コロロギ岳……」一冊しか読んでなく、ただ長い本が好きで試しに良く知らないまま購入。 世界観や人物の取り巻く状況を丁寧に描写していく「嵐の前の静けさ」の様な展開に、正直読み進めるのに時間を要しましたけど。しかし読み終える頃には、ただただ驚き、物語の奥行に興奮しました。 著者に対して固定観念があったのかもしれません。良い意味で裏切られ、当たりです。 もう次を読んでますが、かなり楽しませてもらえそうです。

    1
    投稿日: 2015.09.23
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    09/13/2015 読了。 図書館から。 早く続き借りてこなきゃ。 ユレイン生き残るとは…。 アリクラもカドムもいなくなって、 エランカが次、主かなぁ…。

    0
    投稿日: 2015.09.14
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    上巻から来た流れで纏まっていくのかと思いきや、下巻で一気に風呂敷が広がっていく。 今のところよく分からない、としか言えない。 シリーズを読み進めるに連れて、また色々分かっていくのだろうか。

    0
    投稿日: 2015.08.07
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    予想を大きく裏切る展開に驚く!しかも悪い方向に!《領主》が何かを隠しているのは感じていたけど、まさかこんな?この秘密を他の首脳部と共有して、対策は取れなかったものか。序章であるこのⅠの上下巻でほぼ皆殺しですか?キビシ~~ッ><。暗黒の時代の始まり…。

    0
    投稿日: 2015.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想。 「ちょ、おいィ!?」 はい、その一言です。笑 シリーズ本なのである程度予想はしていたんですが、結果的に予想外な形になりました(^_^;) 謎が沢山残っているので続きが早く読みたいです。 あと、やはり小川一水さんの文章は読みやすくて、SF初心者の僕でもサラサラ読めるので良いですね(^O^)

    0
    投稿日: 2015.01.07
  • 広げに広がる物語

    「ちょ、おいィ!?」言いました。 壮絶な展開に加えてまだまだバラ巻きまくり。次だ!次!

    0
    投稿日: 2014.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ガチガチの戦争ものになった 途中から明らかに敵側の思惑というか真意が見え隠れしてきて、主人公サイドの行動に素直に感情移入できなかったから、カタルシス的な読後感はなかった あったのはただただ謎、謎だけである なので、この間だけではいかんとも評価しにくいが、それが収束するであろう期待や想像する楽しみがある 焦らすなぁ…

    0
    投稿日: 2014.08.19
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    めまぐるしく、いろんなことが起こり、いろんな人(?)が現れ、そしてばったばったと死んでゆく。 えー!どうなっちゃうの?

    0
    投稿日: 2014.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    確かにえーって終わり方。いいキャラがでてくるけど、ちょっとこの終わり方はって感じやけど、まだ第1巻。これからどうなるんやら。

    0
    投稿日: 2014.03.22
  • 続きが楽しみ

    あらすじで面白そうと思って、読み始めたら上下巻一気読みでした。 いろんな謎が満載で、住人の一人として、いっしょに解明していく様な感じがいいですね。 ほんと、続きが気になる! このシリーズ終わってないみたいだし、長いなと思ったんですが、逆にたっぷり楽しめそうですね。

    1
    投稿日: 2014.03.08
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    ーーー西暦2803年、植民星メニー・メニー・シープは入植300周年を迎えようとしていた。しかし臨時総督のユレイン三世は、地中深くに眠る植民船シェパード号の発電炉不調を理由に、植民地全域に配電制限などの弾圧を加えつつあった…小川一水が満を持して放つ全10巻の新シリーズ開幕篇。 暫定最も好きな作家の小川一水。 その人の「できること全部」やっちゃうシリーズの第一章。 なんという骨太SF 頭の中の想像力エンジンがトップギアを維持したまま、2日半で2冊約800ページを走り切ってしまった。 謎が解かれて事実となり、事実が化けて謎になる。 10章まであるのに最初からワクワクが止まらない。 「そうだ。われわれは《休息者》。実りを待つ者」

    0
    投稿日: 2014.01.15
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    こいつは死なないだろこいつは死なないだろと思った人物が惜しげもなく死んでいくのでさあ今正に一大スペースオペラ序章の幕が上がったぞ! という高揚感よりもあまりの呆気なさに虚無感しか残らなかったというか……これ完結巻まで読んでもすっきりしなかったら恨むぞ(←読むんだ。)

    0
    投稿日: 2013.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでいて心よい先を想像してワクワクする小説だったけど、これで終わらせる気だったら怒って投げてる。続刊があると聞いていて(物語としては違うけど)良かった。Ⅱ以降は場所がまた変わって違うらしいけど楽しみ。 本当に下巻の終わり2/3はこのページ数で終わるのかと終わらせられるのかとハラハラしながら読む小説だった。案の定この間で語りきろうとするなら文字数は足りなくて打ち切り漫画のような話の収束させ方だった。全部の望みは当事者にとっては訳の分からない何の予感もしないままに奪い取られ彼らは革命者ではなく聞き分けのない市民、それも重大な間違いを犯した破滅者になってしまった。唯一望みの有りそうな彼らは逃げてしまうし、今まで大きな特異点だった彼は死んでしまう。 その後を担うはずだった彼女は志でしか生きることはできなくなるしそれを支える家族も家も愛する人も権力も軍的力すら無い。 この先は泥沼だ、望みがあるとすればあの意味の分からない他の星から来たという胡散臭い彼らだろうか。休息者も恋人たちも海賊も軍人もレクターもダダーもなにもフェロシアンに対処しきれない。この世界はそうなるのだろうか、どうするのだろうか。ドロテア、まだ見ぬ地、何がどう絡むのだろうか。 迎えた結末としては彼らにとっては現時点で悲惨なものであった。 バッドエンドでデッドエンド、それに引換え得たものすら無い。 ストーリー通りに進み、その中で特異点としては何があったのだろう。 この先この物語がどのようにつながっていくのかは分からないが彼らは相当特殊な構成でその星に存在し、少ない物資や電力の中で生き抜居てきた。そしてそれを壊したのは彼ら自身である。 しかたのないことであり、革命者は事態を終わらせたい権力者に操られたようにも見えたが権力者、領主たる彼は相当な頑張りをして自分の責務を全うしようとし、さらにはそれに耐え切れず自分の用意した舞台で周りに何もなくなった時にそれを投げ出したのだった。 そういえば人間以外は人間に運ばれることでしか星星をわたらないのだろうか。

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    投稿日: 2013.11.28
  • 全10巻予定の期待のSFシリーズ

    全10巻予定のSFシリーズの初巻です。この1巻はこれからどうなる?と言うところで終わり、次巻以降は、時間を遡り、1巻の状況に至るまでが語られます。

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    投稿日: 2013.10.22
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    物語が一段落ついたと思ったら、突き落とされた。 予想もつかない衝撃の結末が、主人公と読者を襲う。 激しく続きが気になるが、明かされるのは当分先だろうなあ……。

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    投稿日: 2013.10.04
  • 期待を込めて星5つ

    何となく読み始めて一気に読了。 続きが気になる。

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    投稿日: 2013.09.24
  • 小川一水が満を持して放つ全10巻の新シリーズ開幕篇

    これでもかというぐらいの設定が詰まった作品。物語の展開は速いが、設定が詰まっているのでこの巻では明らかにならない謎がてんこ盛り。登場人物もどんどん増えていくのであるが、どんどん死んでいくので感情移入の暇がなく、主な登場人物のみに絞って読んでいたが、最後は、ほとんど誰もいなくなるという状況。またどんでん返しが1つ用意されているので、読者は「え!」という驚いた状態で次巻を待つ羽目に。。。ほんと久しぶりに期待できる大河SFシリーズに出会った予感。期待を裏切らないでね。

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    投稿日: 2013.09.24
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    上下巻合わせて5時間ほどで読了。 10巻以上出るって聞いてたしもう6巻まで出てるし面白いの分かってるので全部出るまで買うの我慢しようと思ってたけど読む本がことごとく見つからなかったので購入。 小川一水の長編SF作品。 西暦2803年、住めなくなってしまった地球から飛び出し、植民星メニーメニーシープへ辿り着いた人々は入植から300年が経過していた。軍の圧政に耐えかねた市民たちが政府を相手に蜂起するというのが1巻でのお話。 少しずつ伏線や謎が解き明かされて行くという事で、1巻の段階では正直なところ分からないことだらけでお話は終わります。 人間、アンチョークス、メイスン、ラバーズ、そしてフェロシアンなどの様々な人種が政府に向けて牙を剥き、立ち向かいます。 その途中で起こる様々な出来事は謎を含みつつ話を進めますが、卵の殻を剥がすように少しずつ明らかになっていきます。ユレインの台詞の真意、ラバーズの記憶、メイスンとフェロシアンの目的・・・それはきっとこれから先のお話で描かれることでしょう。 読み始めちゃったので怒濤の勢いで続きを買って読みあさっています。

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    投稿日: 2013.06.23
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    これ単体でSFファンタジーとしてじゅうぶんなポテンシャルを持っているのに、最後の最後であれだけ壮大に話を膨らませられたら、びっくりしないわけがない。超期待のシリーズ。

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    投稿日: 2013.06.03
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    領主が抱えていた謎が暴かれるが、その先にさらに謎がある。 結局謎だらけ。 10巻のうちの未だ1巻目だから、これからまだまだ先があるということだろう。

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    投稿日: 2013.03.17
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    ラノベ的な文章が性に合わないものの、つまらないとは言わない。が。重厚さには欠け、テーマもまだわからぬうちに主人公クラス全滅。これで10まであるのだと言う。続きを読むか読まぬか悩むところだが。読まないだろうな。

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    投稿日: 2013.03.02
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    上巻を読み終えて下巻も一気に読みましたが、予想外の展開で、あの人もあの人も死んでしまって、あの人はすぐにあきらめてしまうし、これがシリーズの初巻で、今後どう展開するんだというパニック小説の最終章のような展開にビックリ。この上下巻の事件がどう物語に絡んでくるのか、次の巻は現代の話のようなので楽しみすぎます。これはもう、SF好きの人は読まないと後悔するレベルですね。

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    投稿日: 2012.08.31
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    上下に分かれた第一巻を読み終えた。 とても面白い。先が気になりすぎてそわそわする。 冒険活劇要素もあり、映画化しないかなと思っている。 「主人公=正義」目線の世界ではなく、読者の視点と重なってしまいやすい主人公とは相容れない人々や圧力があり、主人公にとっては難航する進展。 その相容れない人々の抱える事情も読めば引き込ませる設定があり、よい。 SFなのである意味何でもありなのだが、妄想掻き立てる美味しい設定が多々。 なので先を考えるのが楽しいし、早く読みたくなった。 第一巻は序章という感じで、主人公クラスが殆んど全滅を思わされ、今後どうなってしまうのかお先真っ暗、謎多数のまま終了。 第二巻は直接この話の続きという感じではないようなので、これから全10巻で全部整えられていくんだろう。楽しみです。 キャスランとイサリとユレインとノルルスカインとラゴスのビジュアルが見たい。

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    投稿日: 2012.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上下まとめて。数ヶ月前にジャケ買いしていたが、最近やっと読んだ。 うん、おもしろい。ラストにびっくり。次巻以降は時代や舞台がどんどん変わっていく感じの展開なのかな。事前知識が全くないのでどきどきです。 2022.9 合本版で再読。「ジャイアント・アーク」まで読んだ後、挫折していたが、kindle50%オフで再挑戦。 Ⅰのオチは覚えていたのでとりあえずサクサク読んだ。

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    投稿日: 2012.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「電気」を独占する少年領主。 永年従順だった人々は立ち上がり革命を起こす。 人々は現れ惜しげも無く死んでいく。 「終わり」が「始まり」のプロローグ。 謎は配置された。 その謎を解く旅に誘う1巻。 表紙も硬派なSFイラストで好き。

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    投稿日: 2012.05.12
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    天冥の標1上下巻読んで。 植民星メニーメニーシープで、電力制限を始めとする政府の弾圧に対し、虐げられた住民たちの不満が爆発する。様々な立場や種族のキャラクター達が入り乱れる群像劇。最後の破滅的な展開に驚く。信じていた世界の姿が徐々に崩れていき、真の歴史と世界の姿がおぼろげに顔を出してくるところで一巻終了。 一巻だけでも、十分に壮大なスケールのSF冒険小説として完成しているのに、それが大きな謎を提示するシリーズ全体の序章となっているとは。 続巻では一巻に繋がる歴史も語られるようですね。一巻のラストからどんな物語に発展するのか楽しみです。

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    投稿日: 2012.03.20
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    初小川一水。 なにこの面白い本。 そして久々に未完の、シリーズ継続中の小説に当たり、ワクワクしている。

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    投稿日: 2012.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

     上巻で胎動していた反乱の動きが具現化し、いよいよラスト、というところで意外な結末が待ち受けています。(もっとも、そうでなけりゃここで話が終わっちまいますが)  上巻の所でも書いた通りこのI巻で使われた物事は大半は説明されずに終わりまで突っ走ってしまうので、読み終わっても大きな謎を残してII巻への期待感を高めるような仕掛けとなっています。一方でこれ単体でもSFとして十分に楽しめる内容のもすごいですよね。  ともあれ、あとがきにもあったようにまさに「小川一水のできること全て」ともいえるようなこの作品、10巻でどう収拾を付けるのかが今から楽しみでなりません。

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    投稿日: 2011.09.23
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    ちょっ!?おいぃぃぃっ!!? 凄いシリーズだわ。 気になる伏線残しつつも、単体で物語がきちんと完結した。

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    投稿日: 2011.07.11
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    石工のクレヴと、ラバーズの出会いが鮮烈。 議員のエランカが、政治活動を通して、現体制を打破しようと奮闘します。 そして、それぞれのドラマが絡み合う中、たくさんの伏線とともに衝撃のラストへ! カドムやイサリ、アクリラの運命と共に、 ユレイン三世の行く末も見逃せない、手に汗握るラストです。 そして、二巻へ続く!!

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    投稿日: 2011.06.20
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    ライトノベルタッチの植民惑星SFと思いきや…なかなか奥が深くなってきましたぞ。いろんなアイデアがてんこ盛りで、背景に大きな謎をはらんだまま共学の展開で終わる第一弾。続きが気になる今日この頃です。

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    投稿日: 2011.06.18
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    後半からの追い上げがすごい。あれよあれよという間に事態が引っくり返って、息を呑んでいるうちに終わってしまった感じです。まんまと作者の意図にのせられました。びっくりしたよ! どうしてこの様な結末を呼び起こしてしまったのか。それを遡っていくのが楽しみです。

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    投稿日: 2011.04.20
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    小川一水「天冥の標Ⅰ」の下巻を読了。遠未来の植民星における、独裁者に対する市民革命のお話...と思ったらラストで大変なことにw シリーズ1巻目ならではですね。独立した物語としても楽しめるけれど、それだとラストが納得いかないかw 以下、小川一水氏に対する個人的な感想。 私が小川一水氏の長編で最初に読んだのが「第六大陸」で、正直あまり合わなかった。ロケットを飛ばして月に施設を作るという設定が、緻密な取材によってリアリティーを持っていた。そこが評価されての星雲賞だったのだろうけれど、純粋に物語だけとると、あまり面白く感じなかったのよね。 一方で、科学的なリアリティーを重視する作品ではない中世ファンタジー「風の邦、星の渚」は普通に楽しめた。科学的な設定を詰めすぎないで、のびのびと物語を描いた作品のほうが私の好みなんだろう。そして、小川氏はのびのび書かせると、実は長編の物語を作るのが物凄いうまい作家だったんである。 「天冥の標」は全10巻のシリーズになるが、ⅡとⅠの途中まで読んでいる時点での感想は、長編の物語を作るのがうまい!ということ。ⅠもⅡもずいぶんと雰囲気の異なる作品なのに、どちらもエンタメ精神たっぷりで読み進めるのが楽しいのだ。しかも裏には大きな設定があるわけで、もうワクワクである。 つまり何が言いたいかというと、短編集「老ヴォールの惑星」から入った私は、小川一水氏の長編作家としての実力を舐めていたということ。時間SFの傑作「時砂の王」を読んでなお、長編作家としての実力を疑っていたところがあった。なんともお恥ずかしい話。。。

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    投稿日: 2011.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでて楽しくてにやにやする。 同時に、不吉で不穏で、これやらないほうが、知らないほうが、そっちに行かないほうがいいんじゃないのか、てはらはらして、・・・それにしたってああなるとは思わなかった。 だましだましやってきた世界がばらばらっと崩れて本当のところがちらちら見えてくる、のは怖い。面白い。 しかも、別に誰かが仕組んだ、というより、もともとそうだったのがわかっただけ、というのが。 その「もともと」がこれから明かされていくのが楽しみで。 上巻ですでに石工大好きだったので大活躍が嬉しい。 最後の最後の一文でものすごいテンションが上がったので翌日次の「救世群」買いに行った。

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    投稿日: 2011.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    遠未来、謎多き不自由な外惑星での市民革命からビックリな結末に向けての疾走。 途中まで、不自由な暮らしと政府の理不尽に反抗する開拓惑星の市民革命が、成功したとたんに一気にひっくり返って、 全10巻という長大な作品のプロローグという事を思い出させられる。 エンディングにはまさにビックリさせられる。ただ、ビックリさせられるだけで、これがあとに続かないのであれば憤慨するようなものだが、続くのがわかっていると、後が楽しみになる。 相変わらず構成力が凄いので、10冊分でいかんなく発揮されたときにどうなるかが楽しみです。

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    投稿日: 2010.12.14
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    全 10 巻の予定のシリーズの第 1 巻(上・下)。 現在、第 3 巻まで発表されている。 率直な感想は「面白い」。 アニメチックな展開の様な気もするが、 面白いものは面白い。 SF 的ガジェット、設定がこれでもかと登場する。 今後どれだけ大風呂敷が拡がって行くのやら。 第 1 巻結末は放りっぱなしで、 第 2 巻をひたすら読みたくなる。 全 10 巻完結までが楽しみなシリーズだ。

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    投稿日: 2010.10.29
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    凄いなー。上下に分かれているとはいえ、これでまだ1巻でしょう。 一つの星と国家と、人民の反抗と革命と滅亡をきっちりと描ききってるんだから。 キャラも立ってるし、よく動くし。 ところで、アクリラを助けるメイドロボ(失われた技術なので修理不可)カヨの声が、脳内で『銀魂』のタマに変換されて困った。

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    投稿日: 2010.10.09
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    この巻から読んでると、その後の巻で明らかになる人物名や単語の意味が分かって来ることによるセンスオブワンダーが得られたかも。 残念ながら、2巻目3巻目を読み終わってから読んじゃたので、ある程度背景が分かっての読書になった。けどあー、このラスト、早く続編を。

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    投稿日: 2010.08.29
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    はやくココまでの歴史を総浚えして、どういう事なのかを知りたい。 んで、この先の物語で希望の光が差す事も期待。 --2010.07.14--(再読)

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    投稿日: 2010.07.14
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    これから物語がどう続いていくのか気になる終わりではあるけれど面白かった! ただ、メインだと思っていた三人がいなくなってしまって、次の展開は読みたいような読みたくないような、です。これだけで終わっておきたい気持ちもある。

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    投稿日: 2010.07.02
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    「ちょ、おい?」不覚にも作者の目論見通り心の中で叫んでしまった。まあ、何かあるとは思ったが、後半の話で意外な展開になったことが面白い。続きを読みたくなる作品だと思う。

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    投稿日: 2010.06.15
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    だめだ・・・。 どうしても頭の中に映像が浮かばない。 内容は恐ろしいものが出てきて食べられてしまう・・・。と好みの話なんだけど、漫画だったらよかったな。

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    投稿日: 2010.06.10
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    これだけ読んでいて不安になる作品も珍しい。とりあえず反乱編終了。最後の怒涛の展開が非道い。いったいこの作品は、裏に何を隠しているというんだ。ムチャクチャ先が気になるぞ。

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    投稿日: 2010.05.05
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    「ちょ、おいィ!?」。著者の思惑通りに言わせて戴きます。2巻「救世群」を先に読んでいたので最終ページに「そこでそれが出てくるかよ!」まさしく「ちょ、おいィ!?」です。順番に読んだ人も2巻の最後で「そこで出てくるのか!」と思ったことでしょう。まったく着地点の見えない物語。10巻で終わるのだろうか?物語の主軸は「伝える事」なのかな?

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    投稿日: 2010.04.27
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    あっとびっくり、下巻で話は超展開。上巻の伏線はものみごとに回収され、「えっ」という展開のママ話はつづくわけです。とはいえ、下巻で張られた伏線はほっとかれたままなわけで、いろいろと想像してしまいます。とはいえ、わたしのようなオールドSFファンが好みそうなガジェットから勝手に想像していた展開とは違う展開になっているので、これは一筋縄ではないかも。期待が膨らみます。ええ、わたしは、「おいおい」って言ってしまいましたよ。 主人公クラスもあっさり死んでしまうので、ストーリー「だけ」に期待ができます。 とはいえ、10巻は長いナー。刊行ペース早めてくれー。 と思わせる感じでした。 6.欠けゆく夏 7.混迷と彷徨 8.臨界の一撃 9.史乗の底より

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    投稿日: 2010.03.21
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    全然どこにいくのかわからないほどめまぐるしい展開。 上巻ラストだけでもがつんときたけど下巻はそれ以上でした。 ありえないくらいに登場人物が死んでいくのでほんとそれでいいの?これからどうするの? 全10巻らしいけどほんとどうなるんだろう。 わくわくするというのとは違って気になります・・・。

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    投稿日: 2009.10.29
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    おろろろろっ?と思っているうちにたどり着いた下巻は おいおいおいおい?と思っているうちに終わってしまっ…。 え、これ、2巻はどうなるんでしょう。 早く!続き!続きを! もやもやしてたまらない~ 上巻でいろんな種族の登場人物が出てきて 対立関係があっち行ったりこっち行ったりでわたわたして、 やっとこ整理がついてきたころにこの展開って! 突っ込みつつどんどこ読めました。 でももやもやする!(笑)

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    投稿日: 2009.10.23
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    あらすじを書いていてあと8巻出ると言うことに恐ろしさを覚える(笑) 物語の始まりはいつもの小川節で、あーいつもの佳作的出来かと思いながら読んでると 下巻の途中からどうにも止まらない話の坂道急展開 なんていうか、ドラゴンボールを10巻くらい飛ばした感じで話が進む 面白いし続きも気になるが、10巻まで持つんだろうか 著者の代表作になるか、途中で放置されるか… 固唾を呑んで見守りたい。

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    投稿日: 2009.10.22
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    植民地の革命をめぐる話が驚きの展開に。今回これだけ驚いたので次巻で100年ぐらい時代が飛んでても驚かないぞ、たぶん…

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    投稿日: 2009.09.22