
総合評価
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powered by ブクログ書店員の先輩におすすめされた本でした。 ミステリはあまり読んだことがなかったけれど、次から次へと読み進めたくなるような内容でとても面白かったです。 和菓子についての歴史や豆知識などを知るにようになって、久しぶり和菓子を食べたくなりました。
2投稿日: 2023.07.10
powered by ブクログデパ地下は普段行かないので裏側を少し知れた気分になりました。話し口調なのが若干読みにくいところもありましたが親近感もわきました。 コンプレックスはありながらも主人公の頭の良さ、サッパリした性格と態度がみてて気持ちよく 私もそうなりたいなーと思いました。 職場の人とこんなにすぐに打ち解けられるのって 羨ましい〜職場仲間皆素敵なキャラでした。
4投稿日: 2023.07.03
powered by ブクログ和菓子めっちゃ食べたくなった。良い意味で夜に見るものじゃないね。 洋菓子もいいけど、和菓子も好き。それぞれいいところあるよね。
1投稿日: 2023.07.03
powered by ブクログ悪意というものが一切ない、ほのぼのした話だった。和菓子の世界や百貨店の食品売り場の裏側の世界は新鮮だった。
1投稿日: 2023.06.27
powered by ブクログ坂木さんの小説を読むのは「青空の卵」以来。 YouTubeチャンネル「ほんタメ」で、あかりんが紹介していて、気になり購入してみました。 日常の謎ミステリ×和菓子なんて、それだけで面白そうで。 読み終えて、単純だけれど、和菓子が食べたくなってしまう作品でした。 (地元の和菓子屋さんを早速ググってみたり) あんなに小さなお菓子達に、色々な物語が込められているなんて。 知識を持つと愉しみ方が広がるって素敵です。 ただ、立花さんを始め、登場人物についてのジェンダー表現が引っかかり(十年以上前の作品ということもあるのかな・・・)、加えて、相手に踏み込みすぎでは・・・とチラッと思ってしまうところもありました。 それでも、愉しみながらサクサクと読み進めることができました。 次回作も近いうちに読みたいと思います! (今度は美味しい和菓子もお供に)
1投稿日: 2023.06.26
powered by ブクログあんちゃんが可愛いらしかった。 ガリガリな女の子より、美味しいもの沢山食べてプニプニしてるぐらいの方が絶対可愛いと思う。 年頃の女の子に大福みたいってあかんけど、 確かに褒め言葉にもなるような気がしないでもない笑笑 自分の娘にもいつか読んで欲しい本かな〜。 機会があれば続編も読みたい!
2投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログわたしはこの本を読んで和菓子の世界にひきこまれ、毎月のように和菓子を買いに行っていた時期がありました。 その和菓子の持つ意味や季節感と、ストーリー展開が上手く絡んでいてあっという間に読めてしまいます。読み終わったらきっと和菓子を買いに行きたくなる、ちょっと知ったかぶりになりたくなるはず!
1投稿日: 2023.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
梅本杏子 十八歳。身長百五十センチ、体重五十七キログラム。小学校のあだ名は「コロちゃん」。高卒。進路が決まってなく、デパートの地下でアルバイト募集の張り紙と店長の対応の良さから『和菓子舗・みつ屋』でアルバイトを始める。 椿はるか 『和菓子舗・みつ屋』東京百貨店の女性店長。賭け事大好き、おかしな噂に首を突っ込むのはもっと好き。好物は牛丼とビール。可愛い女の子をバイトに入れるのが趣味。中身はただのおっさん。 桜井 みつ屋アルバイト。杏子と同い年で、ひと月前にアルバイトに入った。大学生。元ヤン。 フロア長 デパ地下フロアの責任者。 立花早太郎 みつ屋男性社員。職人希望だが接客も上手。杏子をアンと名づける。中身は女子。 五月 東京百貨店1階の化粧品コーナーを担当。椿店長は魔女と呼んでいる。立花は苦手。 楠田 デパ地下酒売り場担当の東京百貨店社員。フロア長よりも長くいる『お酒売り場の生き字引』とあだ名がついている。 桂沢 デパ地下洋菓子店「金の林檎」派遣社員。 松本三太 立花の師匠。私服がダサい。ヤクザのような見た目。
0投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログ和菓子屋さんに通った覚えがある笑 この本を読んでから和菓子の意味を調べて 暦のお菓子がこんなにあるんだなと。 日常ではあまり関わらないものだったなと
1投稿日: 2023.06.01
powered by ブクログ和菓子をしらなくても前作と同じ様に楽しく読めた。 アンちゃんの状況が自分と似ている部分があってちょっと苦しくなるけど、アンちゃんみたいに少しずつでも成長していこうって思えた。
3投稿日: 2023.05.10
powered by ブクログほっこりハートフル系だと思っていたら、意外とミステリー要素も強くて、楽しかった。ハラハラドキドキはあんまり無いけど、だからこそ良い意味で頭を空っぽにして読める本。ちゃんと人間模様や仕事内容はリアルだから入り込みやすい。
2投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表紙がとても美味しそうで可愛らしく、表紙買いしました! 大学に行くにも就職するにもやりたいこともないし、そんな就活?人生に悩むぽっちゃりしたかわいい大福みたいな女の子のおはなし。 このまま、のほほんと過ごしてもニートになっちゃう!そんな女の子が仕事先として選んだのはデパ地下の和菓子屋さん。 そこで働いてる個性的な仲間たちと一緒にお客さんの思いや悩みを解決していく、ほんのりミステリー要素もあって面白かったです。 ※ミステリーと言うよりは謎解き?のほうが表現として近いかも? 個人的には、和菓子屋さんで働いてるイケメンだけど乙女な立花さんと主人公のアンちゃんの何だかもどかしい関係も気になりつつ…次回作も読もうと思ってます(笑) 後、フォーミュンクッキーの元祖が日本の辻占ってのを初めて知りました。和菓子屋に売ってたら買ってみたいです
2投稿日: 2023.04.25
powered by ブクログ和菓子が食べたくなる、見たくなること必須。娘ははっきり言えない登場人物にモヤっとしたみたいだけどわたしは好き。定期的に食べ物がでてくる本を読みたくなるなぁ
2投稿日: 2023.04.25
powered by ブクログ和菓子がこんなに奥深い食べ物だとは思いませんでした。勉強になりました。 あと、杏ちゃんの体型だったりキャラクターにとっても親近感が湧きました。指が太かったり、福袋はサイズ的に無理だから買わないとか「一緒だ!」って思いました。
2投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ和菓子屋さんでアルバイトすることになった私(杏子)の日常が等身大かつ魅力的に描かれている。 ミステリー小説に分類されていることも多いが、むしろ和菓子の「うんちく」の紹介の方がメインで、それを日常の謎にからめて楽しませてくれる、という感じ。ストーリーは決して刺激的ではないが、登場人物が個性を主張しつつも調和していて、まさに、和菓子のような味わい。ほっこりしたい時の読み物としておすすめだ。 和菓子の世界はとても深そうだが、とりあえず、言葉遊びが好き、ということはわかった。そういえば、本書のタイトルの「アン」も「餡」に掛かっていると同時に「赤毛のアン」も連想させる。ちなみに本書のシリーズは「アンと青春」「アンと愛情」と続くのだが、これは、もちろん「赤毛のアン」の2作目「アンの青春」、3作目「アンの愛情」に掛けてあるのだろう ※関係ないが「赤毛のアン」シリーズの邦題は原題とまったく違う。
2投稿日: 2023.04.22
powered by ブクログタイトルにあんこ好きの長男の食いつきがすごかった(笑) ちょうどこの本を読んでいるときに、デパートに行くことがあって、なんか嬉しくなってしまった。 かなりキャラが立っている、こんなお店で私も働いてみたい。 和菓子と俳句が似ているという立花さんの話、教養ってそういうものだよなーと。芸術もそうだよね、知識がなくても楽しめるけど、知識があるとその楽しさがもっと広がる。 私も、そういう世界の広がりを感じたいな・・・と思う今日このごろ。
4投稿日: 2023.04.18
powered by ブクログ高校卒業してデパ地下の和菓子屋さんでバイト始めたアンちゃんの日常。 和菓子の世界って奥が深いんですね。 特に上生菓子って五感をフル稼働して食べてみたい。 Kの存在とAのVサインに って最初のページに書いてあったのが気になってるんのですが、後書きにも登場してるしなんだろうかな、2人の母に感謝とか謎だ。 アンちゃんとイケメン乙女心の立花くんの関係も気になるw ライトな読み物選んでみたのですがすぐに寝落ちしてしまいなかなか読了できませんでしたw
29投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログ18歳の女の子目線だからあえてそうしているのか、文章がとても軽い。テレビドラマを見ているような感覚。 2012年初版の作品という事もあり、文体が軽いだけに古さも感じてしまった。 和菓子の描写は大変興味深いが、18歳のアルバイト店員さんで、こんな知識と造詣はちょっと無理ないかな、と感じずにはいられないのは、私が天邪鬼だからかも。
2投稿日: 2023.04.10
powered by ブクログ和菓子が食べたくなるという感想が多かったので、私はどうかなー?と思っていたけれど、私もちゃんと食べたくなりました。笑 作者さんが美味しいものの表現が上手なんだと思う。 お母さんが作ったフレンチトーストもとても美味しそうです。笑 主人公のニート目前な設定を読んで、最初はこの子のことを好きになれないかもしれないと思いました。 でも、そんなことありませんでした。 主人公アンちゃんは、素朴でなかなか真面目なとっても良い子です。 和菓子の逸話や歴史が奥深くて、かと思えば、ただの駄洒落で。笑 あんこ大好きな私ですが、自分が食べるもののお菓子くらいは、今度から調べて学んで食べたいなと思いました。 より一層おいしくなりそうです。
2投稿日: 2023.03.28
powered by ブクログ和菓子か洋菓子かと言われたら完全に洋菓子派だったけど、和菓子の裏にあるストーリーや歴史、駄洒落的な遊び心を知って、美味しい和菓子買いに行きたいと思った。 大福みたいなぽっちゃり目のアンちゃんが主人公っていうのもなんだか親しみが持てて、かなり好きな小説だった!
1投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログ和菓子のアン 坂本 司 東京百貨店デパ地下の和菓子屋みつやで 奮闘するちょい太めの女の子梅本杏子。 きょうこをあんこと読んでアン。 心の中で思ってることが等身大でクスッと笑えてかわいい。椿店長、細身のイケメンで乙女な立花さん、元ヤンの桜井さん、登場人物も魅力的で生き生きしてる。みんなお花の名前なんだな。シリーズ全読破しよう。
1投稿日: 2023.03.20
powered by ブクログ読むのが遅かった。この本が話題になった十数年前に読んでおけばよかった。「お年を召した男性に『薔薇』は可愛すぎる」という記述や立花さんの「乙女」を強調するところとか、多様性の時代には気になってしまう。前なら気にならなかっただろうに。時代は変わってきているんだなぁ。それ以外はほんわかミステリで楽しめた。
2投稿日: 2023.03.01
powered by ブクログデパ地下のありふれた光景で繰り広げられるあんちゃんの奮闘。大きな謎もなければ大事件が起こるわけでもないけど、テンポが良いのと、あんちゃんの普通ぽさが心地よくスラスラ読めます。師匠が出てくるあたりから、和菓子の奥深さも加わりちょっと楽しくなります。みつ屋の和菓子は美味しそうですし、それを美味しいそうに売るというあんちゃんの才能がとても輝いてます。大好き度❤️
1投稿日: 2023.03.01
powered by ブクログ和菓子店でアルバイトしている、アンちゃんこと梅本杏子ちゃんの成長物語と、 和菓子店の店員さんやお客様との交流、そして和菓子に関するちょっとした日常の謎が描かれてる。 アンちゃんをはじめとした、和菓子店「みつ屋」の面々の個性が濃ゆい(笑) でも、こんなお店があったら常連になりたいなって感じの、程よい距離感がよい。 坂木司先生のあふれる和菓子愛が止まらない、和菓子のうんちくも面白い。 読み終わったあと、みたらし団子買って帰りました(笑)
1投稿日: 2023.02.28
powered by ブクログお茶を始めて興味の沸いた和菓子。 いろんな人のドラマがあるんだなあと改めてしみじみ。 のんびり読める本だった。
2投稿日: 2023.02.27
powered by ブクログ和菓子屋さんで「この生菓子はどんな意味があるんですか?」って今度から聞いてみようと思った。和菓子食べたい。
1投稿日: 2023.02.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初読。日常系の小さな謎解き、季節の和菓子、デパ地下のお仕事、という組み合わせが面白かった。ほんわかする一作。
1投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログ主人公のアンちゃんと一緒に和菓子について学びながら読んでるうちにウンチクが増えていく。出てくるお菓子全部食べたくなる!
3投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログ和菓子にまつわるお仕事ミステリーの連作短編集。 主人公のあんちゃんが、ついつい応援したくなるキャラクターで、人間味溢れるいい味を出しています。 お仕事小説ならではの和菓子やデパ地下の知らないことも一緒に学べて、読んでいると暖かな気持ちになれる一冊です。
9投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログ和菓子屋さんで働く女の子の話 和菓子を通して、お客様の人生に 寄り添うシーンが多く心が温まる話が多かった 和菓子ひとつに物語があり、 想いが込められることを初めて知り こんな想いが込められる お菓子を食べてみたいと感じた 目標がやりがいのない主人公が和菓子の世界に のめりこみ、どんどん仕事に意欲的になり 没頭する様子にとても励まされた こんな仕事に熱中してみたいと思った でも途中にある読み手に問いかける感じはあんまり好きじゃない
1投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログ表題と装丁がとっても気に入って少し前に買っておいた一冊です。 梅本杏子(ウメモトキョウコ)ちゃんことアンコちゃんのキャラクターがとっても良いのですよね! 細身ではない少しポッチャリした体型とモチモチのほっぺと二の腕(笑) それに食べることが大好きなところと知らないことを学ぶ姿勢がまた良いのです。 読者もアンちゃんと一緒に和菓子の勉強が出来るのも良いところですね! 和菓子は知れば知るほど深いなぁと思うのと、読み進めるほどに和菓子が食べたくなります(笑) とっても楽しく読めたので、次の作品も早速購入して読み始めています♪
0投稿日: 2023.02.04
powered by ブクログ誰も死なない優しいミステリー小説。 ついつい続きが気になり夢中で読んでました 和菓子屋のお客さんは何故か変な方ばかり。10個中1つだけ違う生菓子を注文するお客さん、チンピラの格好で「半殺しになってるといいな」「こんなの和菓子が泣いちまうぜ」と言い捨てるお客さん。 和菓子屋「みつ屋」で働くアンちゃんは、そんな少し変わった謎を次々と解決していきます。そのカギになるのが和菓子。和菓子の由来だったり歴史が謎を解くヒントになってるんです。知らないお話がたくさん聞けて大変勉強にもなりました。 読了後、気づけばデパートで和菓子コーナーばかり見てました。アンちゃんの力恐るべし。
23投稿日: 2023.02.02
powered by ブクログこれは良い平和ミステリ。最初主人公の会話がどうもおっさんぽく脳内再生されてたんだけど、物語を重ねて行くとそれも気にならなくなり和菓子ならではの連想と謎解き、和菓子を通り越して日本の文化のミステリで凄く良かった。そして、和菓子が食べたい。
2投稿日: 2023.01.24
powered by ブクログミステリーにジャンル分けされてはいたけど、ほっこりとした優しいお話。 和菓子について、説明っぽくなく、話の中で魅力を伝えてくれるのも好印象だった。
0投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログ短編ということ、文章の明快さからとても読みやすかった。 年齢は違えどぽっちゃりつながりで、うんうん、よくわかる、と頷きながら読み共感しながらプチ推理を楽しめた。 続編ポチリました。
1投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログ数年ぶりに再読。 ポテチを食べる手が止まらないのと同じように、ページをめくる手が止まらない。 (本作は和菓子がテーマなのだけれども笑) 個性豊かなキャラと和菓子に和まされる作品。 和菓子ってほんとにいろんな意味が込められてるんだなぁと新鮮な視点で食べ物を捉えることができる。 駄洒落、韻、四季など日本特有の趣を込めて作られる和菓子が食べたくなった。 余談ではあるが、「であいもん」ってアニメも和菓子のアニメでこれも面白い笑
4投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログ蜂蜜のような一冊です。和菓子にまつわるアンのバイト生活が面白くて、思わず和菓子を食べたくなっちゃいました。
0投稿日: 2022.12.17
powered by ブクログ百貨店の和菓子屋さんを舞台にした、謎解き&お仕事ストーリー。 主人公のアンちゃんは少し太っているコトを気にしながらも、お菓子への愛がとまらないのが可愛いです。 そして何よりも、和菓子の魅力が沢山詰まったお話でした! 上生菓子の名前や職人さん達の込められた想い…。 何だかとても浪漫があって素敵で、立花さんが乙女になるのもよく分かりました笑。 確かに、和菓子屋さんに入った時の高揚感は、洋菓子を買う時とは全然違うなと感じていました。 その理由が、椿店長の言葉で納得。 和菓子と洋菓子の違いは、日本の歴史に沿っている事。 気候や湿度に合わせて、冠婚葬祭に寄り添っているお菓子だという事。 伝統的なものだから、和菓子屋さんに入ると背筋がしゃんとする感じがするのか。 アンちゃんのように、和菓子にもっと詳しくなりたいなと思いました。
6投稿日: 2022.12.13
powered by ブクログ坂木司さんの「和菓子のアン」シリーズ三作目。 百貨店のデパ地下にある和菓子屋さん「みつ屋」でアルバイトをする少しだけぽっちゃりさんな女の子、アンちゃんが主役の連作短編集。 ジャンルとしては一応日常の謎もの、になるのでしょうか。 ものすごく小さな、それこそみつ屋を訪れたお客さんがぽろりと零しただけのほんの少し気になる一言が、もう読むだけで食べたくなるような美味しそうな和菓子と共に軽やかに解き明かされます。 みつ屋で一緒に働く店長さんや社員で‘’乙女‘’の立花さん(♂)、元ヤンアルバイトの桜井さんもみんないい人。 でも優しいばっかりじゃなく、アンちゃんが何かを間違えたときにはしっかり指導もして導いてくれる。こんな恵まれた職場なっかなかないよ〜!と思いつつ、アンちゃんがすごく良い子なので納得できてしまう。 こんな子いたらそりゃ愛でずにはいられまい。 それにしても和菓子、特に上生菓子の世界って奥が深いんだなぁとしみじみ。 それこそすべてのお菓子に季節や歴史や意味が込められているし、なんと源氏物語の中に出てくるお菓子が現代でも食べることもできるとか。これってすごいことですよね! そしてアンちゃんと立花さんの関係や、あとみつ屋の人間関係にも少し変化が訪れそうなところで終わっちゃった〜 こちらも続きが楽しみなシリーズです。しかし正直シリーズものの手を広げすぎて全く消化が追いついておりません!
37投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログ仕事を通して日々葛藤していくアンちゃんの姿に、エールを送りたくなる。少しお仕事系小説が苦手なんだけど、すごく面白かった!!
8投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログ和菓子の魅力が本から伝わった。 1年間の物語かと思っていたら3月までなかった。 良い職場に出会えてよかったと思った。 読みやすかった。
1投稿日: 2022.11.21
powered by ブクログ高校卒業後の進路や、やりたいことがない主人公。 このままじゃニートになっちゃうよ!と焦り訪れたのが百貨店の食品フロア。バイトをすることになった、みつ屋での和菓子の知識と訪れるお客様を絡めたちょっとしたミステリー。読んでいると思わず和菓子が食べたくなります。 一年に一度のデートと辻占の行方の話が個人的に好きでした。読む時はハンカチ必須です。
5投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログ『和菓子好き』ってだけで手に取った本でしたが、アンちゃんはじめ、登場人物のキャラクターがそれぞれに個性的で魅力的。こんな恵まれた環境無いよ~とフィクション感につっこみを入れつつ、和菓子に関する物語とか奥深さに見いるものがありました。 登場してくる和菓子たちは誘惑が凄まじい
0投稿日: 2022.11.09
powered by ブクログアンちゃんを始め登場人物がすごく魅力的な方ばかりで、ほっこりニコニコで読み進められる素敵な本でした。 5.6周はしていますが、毎度すごく新鮮な気持ちになれる。元々和菓子が好きだったこともあり手に取った本でしたが、再読の度に和菓子の奥深さに触れられて、読み終わると和菓子と一緒にあれこれ考えたくなる、まさに美味しいお仕事ミステリーでした。
0投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログ和菓子のこと、あんまり考えたことなかったけど、俳句みたいな、日本の古き良き文化を表現してるお菓子なんだってことがわかりました。 ほのぼのとしたストーリーや登場人物もよかった。
0投稿日: 2022.10.25
powered by ブクログおもしろかった。自分が知らないけれど、身近にあるデパ地下の和菓子屋さん。そこで働く杏子と椿店長、立花さん、桜井さん、それぞれ個性が際立っていておもしろい。和菓子に関する知識もたくさん含まれていて、和菓子が食べたくなる。ミステリーといっても人の生死にかかわるような重い話ではないから、さらさらと読める。続編もあるみたいだから、読んでみたいと思った。
0投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログ和菓子が食べたくなる一冊。 練り切りや大福の表現が、視覚的にも味覚的にも素敵で、たまらない。デパ地下の和菓子屋さんにふらっと立ち寄って、ショーケースを眺めたくなる。 和菓子の世界の奥深さにも触れられてよかった。見立て・由来の物語性など、日本古来のものにまつわる面白さをミステリーの鍵として扱っていたのが面白い。個性的なキャラクターと、ゆるっとした雰囲気が魅力的な作品だった。 同じシリーズが何冊かあるようなので、また和菓子の世界にどっぷりつかりたい。甘い和菓子を片手に!
12投稿日: 2022.10.21
powered by ブクログミステリー要素というか解決もの、和菓子の知識も楽しい。そんなわけで面白くて読みたいよみたいって熱量の上がる本だった。 和菓子、食べたくなるよね
0投稿日: 2022.09.20
powered by ブクログありきたりですみません。案の定、おいしい和菓子が食べたくなり、すかさず大福を食べちゃいました。 和菓子、特に上生菓子の奥深さに驚きました。職人さんが、ひとつひとつ丹精込めて作られる芸術作品。それぞれの名前に歴史と洒落があり、身近に花鳥風月を味わえる。 和菓子屋さんって若い頃は縁遠かったけど、近頃はだいぶあんこにはまってきてました。また違った楽しみを持ってお店に行けそう。 アンちゃんはじめ優しい人ばかりの物語。愛情を持って売っている人って素敵だし、その人から買えるって、なんかうれしいですよね。
22投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログアンちゃんはぽっちゃりを気にして自己肯定感低めだけど、真面目で素直で賢くてとてもかわいらしい女の子。一緒に働く人たちも個性的でプロフェッショナルな素敵な人たち。和菓子のうんちくからの謎解き、デパートの裏側、知らなかったことがいっぱいであっという間に読み終えた。 デパ地下にはワクワクがいっぱい!美味しいものは人を幸せな気分にさせる。すぐにデパ地下に行ってあれこれ悩みながら美味しいおやつを買いに行きたい気持ちになった。 アンちゃんのこれからの成長も楽しみ。
3投稿日: 2022.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んだら必ず和菓子を買いに走りたくなる本、と聞いていたけれど、まさにその通り。 今まであまり意識したことはなかったけど、和菓子というとおばあちゃん家で出される羊羹とか、お饅頭とか、地味なイメージばかりで、ふわふわしたスポンジ、たっぷりの生クリームが入った洋菓子にばかり惹かれていた。 デパ地下でお土産を選ぶときも、和菓子のコーナーは横目に、洋菓子のコーナーにばかり足を運んでいた。 この本を読んで、和菓子(特に上生菓子)の季節ごとの可愛らしい形、昔ながらに伝わるストーリー、色んな食感や風味に惹かれて、思わず初めて和菓子のコーナーへ。 ホテルジューシーを読んだときも思ったけど、この作者はいろんな食べ物を、知らない人にもわかりやすく、とっても美味しそうに描くなと思う。 新しい世界への橋渡しとなったので、とっても感謝してる。
1投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログ和菓子の知識しらなかったけど、読み進めていくうちに理解していく。 和菓子のこともっと知りたいし、主人公のあんちゃんがこれからどうなっていくか気になる!
0投稿日: 2022.08.20
powered by ブクログ読んだことはないけれど見かけたことはあるな位な気持ちで手にした本。主人公が18歳で高校を卒業して和菓子屋さんでアルバイトを始める話になんだかあまり期待をせずに読み進めたら一気に読めてしまう面白さだった。感想は読めて良かった。 18歳の彼女をとおして知らなかった和菓子の世界と手厳しい社会。本を読んで18歳なんてとうに通り越した自分も一緒に社会人とはを学べる。 厳しいけれども良い職場で働けている主人公を応援したくなる気持ちと確かにこれは和菓子屋さんに走りたくなる本です。
11投稿日: 2022.08.15
powered by ブクログ高卒のぽっちゃり女子がバイトするデパ地下の和菓子店『みつ屋』。そこで繰り広げられるお話。ちょっとミステリー。何より和菓子が美味しそう。
12投稿日: 2022.08.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『和菓子のアン』 坂木司 (光文社文庫) 主人公は梅本杏子18歳、通称アンちゃん。 高校は卒業したものの就職も進学もせず、だからといって特にやりたいこともない。 ちょっとぽっちゃりめの体型がコンプレックスで、ブティックや雑貨屋さんなどのおしゃれなお店や、ラブリーな制服のケーキ屋さんなんかを候補からはずしていった結果、彼女がアルバイトに選んだのは、百貨店の地下食品フロアにある「みつ屋」という和菓子屋さんだった。 見た目は仕事のできるかっこいい女性だけれど中身はおっさんな椿店長、長身イケメンなのに心の中には乙女が住んでいる社員の立花早太郎、元ヤンの女子大生、バイトの桜井さん。 そんな個性的すぎる面々に囲まれて、アンちゃんは店員として日々成長していく。 さて、この物語は日常の謎ミステリーだ。 5編の短編の一作に一つ、謎が仕込まれている。 お客さんから持ち込まれるちょっと不思議な出来事は、気が付かなければそれなりに何事もなく通り過ぎてしまうような小さなことだが、みつ屋の人々のアンテナに引っかかるとたちまちミステリーになってしまうのだ。 発端はほんの小さな入口。 けれども一歩踏み込むやいなや、和菓子の世界の想像以上の奥深さに驚かされる。 「味ったってほとんどはあんこでしょ」 これは作中の誰かのセリフだが、実をいうと私の和菓子のイメージもそれだった。 しかし、餡のなかにも色々な種類のものがあったり、練り切り一つとっても関東と関西で作り方が違ったり、梅や苺や柚子や柿など季節の果物もちゃんと使われていたり。 チョコレートやチーズなど洋風のものを、伝統の垣根にとらわれることなく使う柔軟さも目からウロコだ。 お菓子の中身や味の描写が、何と言うかもういちいち美味しそうで、今すぐにでも和菓子屋さんに走りたくなる。 一つ一つのお菓子の背景に歴史があり物語があり、ひと月ごとの細かな季節の移ろいをお菓子にする技術と、それを愛でる心。そして遊び心たっぷりのネーミング。 和菓子の蘊蓄は、ずっと読んでいたいくらい本当に楽しかった。 対して謎解きの部分には、ちょっと引っかかるところがあった。 謎じたいはいいのだけれど、他人の事情に異常に踏み込み過ぎているような気がして、少々嫌な気分になった。 自分が接客の仕事をしているせいもあるのかな。 例えば、お盆の話のところで、杉山様というお客さんが「松風」というお菓子を買おうとしたとき、椿店長がそれを止める。 「差し出がましいことですが、今日は『松風』を買われる必要はないのではないでしょうか」 私は正直このシーンでかなり引いた。 服装が不祝儀の色の組み合わせだったことなどから、杉山様は喪に服しているのだと椿店長は推理する。 さらに、「松風」の語源を辿っていくと、「まつばかりで、さびしい」という意味になるという。 椿店長は、大切な人を亡くして寂しがってばかりいる杉山様に、前向きになってほしくて手を差し伸べた。 のだそうだ。 いやいや。 それはアカン。 やりすぎ。 自分がお客さんだったら嫌だ。 一話目の、会社の内情を推理するやつも、あんまり気持ちのいいものではなかった。 でも、和菓子の話は本当によかったのよ。 五月の「おとし文」、六月の「水無月」、夏の「星合(ほしあい)」や「鵲(かささぎ)」、秋の「光琳菊」や「跳ね月」、冬の「柚子香」「初霜」、年が明けて「早梅」「福寿草」「風花」。 立花くんの師匠が作った「未開紅(みかいこう)」は、開く前の梅のつぼみを表しているのだそうだ。 美しい名前を持つ和菓子たち。 本だから味は想像するしかないけれど、実際にあったら見てみたい。 “食べたい”と思う前に“見たい”と思えるってすごい。 これは和菓子ならではじゃないかな。 洋菓子よりも自由で、職人の心意気がストレートに投影される。 まるで芸術作品だ。 そしてやっぱり、読み終えたあとは和菓子が食べたくなる。 そんな一冊なのでした。
0投稿日: 2022.08.09
powered by ブクログ坂木さんらしい、作品同士のリンクを楽しみつつ、また、杏ちゃんにほっこりさせられるお話。美味しい和菓子を食べたくなります!
0投稿日: 2022.08.05
powered by ブクログ和菓子が地味だという印象は知識が無いからなのかもと思った。本文に書かれた菓子は、名前や由来など、意味を知ると美しく華やか。大福やどら焼きなどは大好きだけど、上生菓子なんかは縁遠いもの。でも機会があればチャレンジしてみたい。軽い感じで読みやすい。 乙女な立花君が良いキャラ。
0投稿日: 2022.07.18
powered by ブクログ和菓子って全部あんこの味だし、地味だしあんまり興味ないなーって思っているそこのあなた。 この本を読むと和菓子に対する見方が180度変わります。 日本の風土に合うように作られ、時代を超えて食べられる和菓子の魅力に気付けます。そして食べたくなります。 個性豊かなキャラクターが織りなす物語もあたたかくてとてもおもしろいです。 ちょっとほっこりおいしい小説が読みたい方にぴったりの作品です。
1投稿日: 2022.07.14
powered by ブクログデパ地下の和菓子屋さんミステリー。何気なく手に取った本ですが、いい方向に裏切られました。面白い! 和菓子や個性的なキャラに作家さんの愛があふれています。読んでいると生上菓子が食べたくなってきます。
0投稿日: 2022.07.13
powered by ブクログデパ地下和菓子屋さんの日常ミステリー系 和菓子の名前や形などの由来、デパートのあるある(?)などなど 読みやすく良い知識を教えてももらえました。 和菓子屋さんに行きたくなった!
0投稿日: 2022.07.02
powered by ブクログタイトルと表紙で勝手に少し難しいかなと思ってたらすごい読みやすかった。 起こる出来事も事件とまではいかないものだからデパ地下和菓子屋さんの日常っていう感じ。登場人物も多くないから覚えやすいし、みんな愛しい。 今度百貨店のデパ地下に行くときはいつもと違う視点で楽しめそう。
0投稿日: 2022.06.23
powered by ブクログ和菓子が鍵になる身近なミステリー。主人公が可愛らしいし周りの人達も優しくいい人で文章も読みやすくおもしろかった。続編も読んでみたくなった。
0投稿日: 2022.06.10
powered by ブクログ和菓子屋さんの日常だけかと思いきや、謎解きも含まれていて面白い。上生菓子が食べたくなるし、素敵な和菓子が並ぶショーケースを覗きに行きたくなった。
1投稿日: 2022.05.28
powered by ブクログこの本読むと、和菓子が食べたくなります。しかも、その辺にあるやつじゃなくて、とびっきり美味しいヤツ。
0投稿日: 2022.05.25
powered by ブクログ華やかとは言いがたい和菓子の伝統と文化を知って、その奥深さを知る。 おはぎの七変化には思わず「へえ~」と口に出していた。 一話読むごとに和菓子の知識が増えていく。 おまけにデパ地下の内情まで知れるお仕事ミステリー。 和菓子の説明を読んでいると、今すぐ買いに行きたくなる。
1投稿日: 2022.05.25
powered by ブクログ面白かった! 在庫管理の得意なデパ地下和菓子店の店長、 SDGsだ!こういうさり気ない描写の読み物が欲しかったところなので嬉しい。 アンちゃんの容姿を肯定したままお話が続くのもとても良い。
1投稿日: 2022.05.21
powered by ブクログデパ地下の和菓子屋さんで働き始めたアンちゃんの成長ものがたり。 ちょっと個性的ないい人達に囲まれ、和菓子に詳しくなっていく。ほっこりほのぼの。 ホリデーシリーズと同じ土地なので、そこも楽しめた。
0投稿日: 2022.05.21
powered by ブクログ何気なく食べている和菓子には色んな物語があると知り、興味がいてきた。アンちゃんも良いキャラをしている。お仕事ミステリーも好きなので、続編も読んでみようと思う。
1投稿日: 2022.05.20
powered by ブクログ読みながら、和菓子が食べたくなって、和菓子屋さんへ!そして、読み終わってから鹿の子を食べました。小豆と餡子の優しさに癒されました。 鹿の子、食べたことなかったけど、この小説で出てきて、食べてみたいと思って初めて食べました。 和菓子の魅力と美味しさを教えてくれました! 続編も図書館で借りてきたので読みます!
1投稿日: 2022.05.18
powered by ブクログ想像してたストーリーと全然違った!デパ地下の和菓子屋さんを舞台にした日常の謎ミステリー。学歴もなく特にやりたいこともないアンちゃんが、和菓子屋で働きながらクセのある店長や同僚たちと一緒に出会う謎を解いていく。桜井さんの彼氏らしき人にも何かありそうだから、続編を読みたい。
1投稿日: 2022.05.10
powered by ブクログ和菓子屋さんに行きたくなる本でした。 季節ごとの和菓子を楽しめるような人になれたら素敵だなと思います。
0投稿日: 2022.05.09
powered by ブクログ主人公のアンちゃんがどこか自分と似ていて、共感できることがたくさんありました。他の人物達も皆個性的で楽しかった‼ 今まで和菓子はあまり好きじゃなかったけど、この作品を読んで、みつ屋のような和菓子屋さんを見つけたくなりました。
0投稿日: 2022.05.08
powered by ブクログ物語としてはもちろん、和菓子についてやデパートの裏事情・業界用語なども垣間見られて面白かった。何より読んでいてほっこりするし、デパ地下に行きたくなる。
0投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログ* さて、私の中にはどんな人が住んでいることやら。 * デパ地下の和菓子店で働き始めた杏子は、ちょっぴり太めの18歳。個性的な面々に囲まれ、仕事をし、謎めいたお客さんたちの言動の真相を明かしていく。 . 周りのみんな個性的で、和菓子を愛していて、なんせ優しい。店長の名探偵ぶりが凄い。アンちゃんをみてると仕事を頑張ろうと思える。シリーズものなのでまた続きを読みたい。 .
0投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログ可愛らしい主人公が自分の体型を卑下する描写が少々多いのでは?感はあるけれど、和菓子が持つ歴史をうまくストーリーに入れこんでいて、和菓子自体に興味が出てくる本。 本から興味が広がるっていいですよね。読み終えて、早速練り切りを買いに行きました。
0投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログアンちゃんがすごくかわいらしい。 おもしろかったー。 ブックオフで100円で買った『和菓子のアン』を読み終えました。 和菓子について、あまりよく知らなかったけど、日本の歴史や言葉遊びにも繋がってて、本当におもしろかった。 おすすめです。
0投稿日: 2022.04.15
powered by ブクログ“読めば和菓子屋さんに走りたくなる” まさにそんな小説! 物語はアンちゃんこと、梅本杏子がデパートの和菓子屋さんでアルバイトを始めるところから展開していきます。 同じ和菓子屋さんの店頭で働くのは、 美人で仕事もできるけれど実は強烈キャラな一面もある椿店長、 和菓子職人を目指しクールで完璧な接客をするが、乙女な内面を持ち合わせる立花さん、 同じアルバイト仲間で、一癖あるお客さまの接客もなんなくこなす元ヤン桜井さん。 ミステリーというよりは、 ちょっとした謎解きみたいなショートストーリーがいくつか盛り込まれていて とってもライトに読めました。 和菓子の歴史や背景にも触れられていて、 とにかく色々な和菓子が登場するもんだから、 デパ地下に走りたくなりました(笑) 私も新卒の時に百貨店で販売をしていたので、 バックヤードの様子なども個人的には懐かしく読めたのでした♪
2投稿日: 2022.04.14
powered by ブクログ和菓子について、知らない事ばかりでしたが、勉強になり、楽しく読めました。 とりあえず、和菓子を買いに行こう。
0投稿日: 2022.03.25
powered by ブクログ読み終えるのが惜しいと思える本に、久しぶりに出会えました。 上生菓子は見た目こそ好きだけど、甘くてもったりしてるから好んでは食べなかったのですが、読み終えてからはもう、食べたくて仕方がないです…。 上生菓子についてはしっかりと掘り下げられていて興味深いですが、お仕事ミステリーというわりにミステリー要素は薄味で、また主人公は卑屈っぽくて好きになれず、文章も軽すぎてライトノベルのようでした。 それでもこの本のおかげで和菓子に興味を持てたし、もっと知りたいとも思えました。 次のシリーズも読んでみたいです。
2投稿日: 2022.03.19
powered by ブクログ和菓子にはストーリーがあるんだ、 と興味を持たせてくれた。 私も全部あんこの味でしょと思う人たちでしたが、 今週末はデパ地下に上生菓子を買いに行こう、 と思ってしまった。
2投稿日: 2022.03.16
powered by ブクログ美味しいもの、食べることが大好きなふくふくな女の子、杏子がデパ地下で働きながら出会う小さなエピソード集。 デパ地下バイト時代のことを思い出せて楽しかった! あと、すごく和菓子が食べたくなった笑 まさか和菓子×謎ときものとは思わなかったけど、語り手が杏子だからか軽快に読めた。 中身が乙女なイケメン和菓子職人が出てくると安心した笑 名前聞いた事あるなーって思ってたらコミカライズもしていて、いつか読んでみたいなーと思った 2022.03.15
2投稿日: 2022.03.15
powered by ブクログレビューめちゃくちゃ高くて近くの図書館もよく貸出中になってるから、読むの楽しみにしてた和菓子のアン!! 鶏小説集読んでから坂木司にハマり、「坂木司といえば和菓子のアンみたいなイメージあるから、坂木司作品をいくつか履修してから読むことにしよう」と決めていた和菓子のアン!!! 期待を裏切らず めちゃくちゃおもしろかったですね~~~!!!!! もちろん和菓子を買ってから読み始めたよ! でもどんどん色んな和菓子を食べたくなる~~好きですね~~文章がうまい~~!!! 立花さんのことが好きすぎるんだけど、私の中で立花さんは梅津瑞樹くんですね!脳内で彼を想像しながら読んだ! なんかこう、おもしろい波がずーーーーーーっと続く感じなんだよな。 楽しいね。すごいな坂木司。
1投稿日: 2022.03.14
powered by ブクログ季節毎にお菓子が出てきて、 ネットで調べながら読み進めてました。 和菓子は見た目も名前も綺麗でしかもそれぞれに意味や願いなども込められていて、ホントに素敵。 なかなか上生菓子を置いている店舗は少ないですけど、今度寄ったら買ってみたいと思います。
11投稿日: 2022.03.10
powered by ブクログ読み始めてすぐに思った! あっ、これ大好きなやつだ! 『金曜日の本屋さん』を読み始めた時と同じ気持ち。 登場人物1人1人が魅力的でなんとも愛おしい‼︎ 高校卒業してデパ地下の和菓子屋『みつ屋』で働く18歳の女の子のお話。 5話からなり、各話ごとに季節の和菓子と謎ときが出てくる。 和菓子のなんとも美味しそうな描写に何度 もよだれがぁ。 そして、登場人物の魅力にはまっていくのと同時進行で和菓子の魅力にどんどんはまっていく。 読んでいて、こんなに幸せな気持ちになる本があるなんて…ほぉっとため息。 ありがとうって、ぎゅっとしたくなる本。 この本は先月の自分のお誕生日にブク友のやすこちんにお願いして選んでもらった本。 嬉しくて大切に読むぞってワクワクしながらひらいたら…こんな素敵な気持ちになるなんて…やすこぉ、ありがとう!大好き(^^)
34投稿日: 2022.03.08
powered by ブクログ高校卒業後、デパ地下の和菓子店「みつ屋」でアルバイトを始めたアンちゃんが働く中で成長していき、お店で出会う人たちの謎を解いていくほっこりミステリー。 四季折々の和菓子に込められた意味や物語がとても興味深く、読後はきっと込められた意味などを知りながら和菓子が食べたくなります。
1投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログ文庫本だけどスラスラ読めたのは、内容が面白いからだと思う。和菓子は奥が深いと知ったし、何よりストーリーが素敵。主人公のアンちゃんの成長と日常の謎。丁寧に描かれていてとても良かった! 和菓子の世界は見立てや言葉遊びに満ちている。 和菓子に込められた意味を知った上で、ぜひ食べてみたいと思う。 その後の続編2冊も図書館で予約したから、今から読むのがとても楽しみ!
0投稿日: 2022.03.04
powered by ブクログあんこちゃんの冷静さがすごく好きでした! 段々と主人公が和菓子の世界に浸ってハマっていくように読者である私も和菓子の楽しさにハマっていきました(*^^*) ケーキばっかりじゃなくて、たまには和菓子も食べたいなぁと思いました!
4投稿日: 2022.03.03
powered by ブクログ初読。坂木司さんは初めてだったけれど、読みやすくてぐいぐい読むことができました。主人公がいいキャラで、それもまたこの本の良さかな〜と感じます。 お仕事はもちろん、デパートを舞台にした色々なお客様(または、店員さん)の事情が読んでいて本当に面白く、接客の大変さも、そして面白さややりがいも感じる素敵な作品でした。 和菓子ひとつひとつの背景も、ちょっとしたトリビア的に知ることができ、面白かったです。 和菓子を食べたくなりました。
1投稿日: 2022.03.02
powered by ブクログほっこりお仕事小説。 ミステリー要素もあり、飽きずに読めた。 はじめてこの作者さんの本を読んだので、他も読んでみたくなった。
1投稿日: 2022.03.01
powered by ブクログ昔和菓子屋で働いていたこともあって、引き込まれてしまった。 だけど、私はただ売っていただけ。 こんなふうに勉強していたら、もっと楽しかっただろうな、と反省した。 人の気持ちを察したり、寄り添ってみたり、こんなふうに仕事ができたら、夢がある。 実際には難しいけれど。 ただ、素敵だと思う。 読み終えたあと、考えこんでしまった。
1投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログ和菓子食べたいー アンちゃんの話なんだけど、とても美味しそうに和菓子が書かれていてホントに想像出来る味。←私にわかってるのかは不明 笑 あんなに深い和菓子道があるとは知らなかった。いろんな和菓子の話を知りたいと思えた本でした。 和菓子を買って味わいながら食べたいと思ったー 笑
1投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログあんこはあまり得意ではないですが、何度も和菓子が食べたくなりました! 暖かい職場の中で、時には17歳とは思えない大人ぶりで、すくすく成長していく姿が頼もしかったです。 あんちゃんみたく仕事に向き合えたら素敵だなあと思いました。
1投稿日: 2022.02.25
powered by ブクログ人気のある作品で気になり、手に取ってみました。 馴染みやすい文章で読みやすかった。 アンちゃんの内心描写は共感できる場面が多く、 馴染みやすいキャラクターでした。 日常の謎の答えが和菓子の由来に基づいていたりと、豆知識として勉強になりました。 面白かったです。 シリーズ作として、続編もあるのでよんでみたい。
2投稿日: 2022.02.22
powered by ブクログ和菓子が食べたくなる本。 和菓子一つ一つに名前の意味があり、お客様はどういう理由でその和菓子を選んだのか。選ぶのか。一人一人の接客をしていきながら私も学んでいく。 私も接客業なので、学ぶ事が多かった。
1投稿日: 2022.02.14
powered by ブクログほっこりほのぼのとしたミステリーに出会えました。 主人公は、百貨店の『和菓子舗・みつ屋』で働く梅本杏子ちゃん。(通称アンちゃん) ちょっとぽっちゃり系だけど、素直でかわいい、まだ高校出たての18歳。 個性的な椿店長や、職人希望の立花さんや、先輩アルバイトの桜井さん、謎めいたお客さんたちに囲まれて、大奮闘の日々を送っています。 月ごとに変わる上生菓子のひとつひとつに、趣のある名前がついていて、どれもこれも美味しそう。 和菓子の歴史は、源氏物語の時代にまで遡るらしく、和菓子の知識が豊富に盛り込まれていてびっくりしました。 和菓子の魅力に今さらながら気づかされました。 四季折々に変化する百貨店の舞台裏も覗き見ることができて、楽しかったです。
36投稿日: 2022.02.12
powered by ブクログデパ地下の和菓子屋でバイトするアンちゃん。キャラがみんな可愛くて、和菓子もとても美味しそうで、癒されました。続編も早速読みます♪
3投稿日: 2022.02.12
powered by ブクログストーリー構成が面白い デパ地下の和菓子屋でミステリーってなんだ?って思ったけどなるほどな〜 出てくる人たちも優しくてなんかほっこりするいい職場 ただ、主人公のコンプレックスをコンプレックスたらしめてる作者の意図や書き方にちょっと嫌悪感と悲しい気持ちに。それから、文体は若っぽくて読みやすいけどなんとなく感覚が古くさい感じがしたり、言葉が上滑りして腑に落ちないとこがあるところに違和感があった。
3投稿日: 2022.02.03
powered by ブクログ和菓子にちなんだちょっとした謎解きが面白い! 読んでいると、和菓子についてのあれこれを知ることもできて楽しいです。 アンちゃんのような気持ち、私も若い頃に感じたなー、と思い出しました。
3投稿日: 2022.01.30
powered by ブクログこれを読むと和菓子を食べたくなるし、和菓子屋に行きたくなります! 和菓子の1つ1つの意味のおもしろさ、ある意味1こ1こがダジャレだったり推理小説でもある。和菓子だけで小説がおもしろくなるくらい意味深いんだなーと感心しました!
0投稿日: 2022.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これを読んで、今まで「地味でつまらない(大変失礼)」と思っていた和菓子の世界に興味が湧き、店に足を運び上生菓子を買って帰るまでになりました。 春夏秋冬、それぞれの物語をモチーフにした、シャレの効いた、可愛らしくておいしくて、色も形もとりどりな和菓子たち。 流行は「口溶けがよくてクリーミーな味わいが広がるお菓子」という話が出てきて、確かにそんな側面もあるなと思った。2020年代は、それに加えて「もちもち食感」が加わるだろうか。 これまで「抹茶は好き。あんこは別に。団子はお年寄りの食べ物」という考えの人生が長かったけど、そんなことなかった! 最近ケーキよりもむしろお餅が食べたいことが多い。捉え方次第で、味覚も変わるんだなとびっくり!
0投稿日: 2022.01.29
