
総合評価
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powered by ブクログシリーズ最新刊を読もうとしたら、ストーリーすっかり忘れているので再読。 和菓子の世界の奥深さと、人間の温かさを感じさせてもらいました。坂木さんの作品はほっこりささてくれたり、人って悪くないな、と思わせてくれるから好き。 でもこれは12年前に書かれているので、今の世ならあらゆるハラスメントに触れるんだろな。
2投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログあんちゃんがとっても素敵な女の子。あんちゃんの言動を読んでるだけで心が洗われるしほっとする。その上和菓子の描写がうまい!どちらかと言えば洋菓子派だけど和菓子を買いにデパートに出かけたくなる。とにかく疲れた時に読むと力が自然に抜ける本。
1投稿日: 2024.06.07
powered by ブクログ物語に登場する季節折々あらゆる和菓子をこんな感じだろうかと想像しながら読んだので、いま口が上生菓子を求めています。青梅、紫陽花、水無月の季節だな。
1投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログシリーズ最新作を読んだので、1作目を振り返りたくなった 進学も就職も決めかねて高校を卒業した、ふくよか体型のアンちゃんが、デパートに入っている和菓子屋さんでアルバイトを始める デパートの裏側をアンちゃんと一緒に学びつつ、様々な想いを抱えたお客様を相手にしながら、和菓子の世界、見立て・言葉の世界に引き込まれていく 同い年のアルバイト桜井さん曰く「必要以上に怖がらないし、呑み込みが早くて冷静」なアンちゃん、本人は気付いていないけど、周りを俯瞰して見ることができる人だ 自身のことを卑下もしないし開き直ったりもしない、ありのままを受け入れるって実はすごく難しいこと それをごく当たり前にやっていて、アンちゃんの素直な反応に引っ張られてあっという間に読み終わってしまう もちろん、中身がおっさんな椿店長も中身が超絶乙女なイケメン立花さんも元ヤン女子大生の桜井さんいるからこそなんだけどね
1投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログ魅力的な主人公、こんな娘みんな好きにならないワケがないわ〜 と、登場人物に魅せられて読んだ。漫画にもドラマにもアニメにも成れる軽く温かいお話でした。
2投稿日: 2024.05.28
powered by ブクログ個性的でみんな優しい職場の人たち,そして主人公のあんちゃんが本当に魅力的! 和菓子が食べたくなる! 特に上生菓子!
3投稿日: 2024.05.27
powered by ブクログほっこり、良かった〜! 和菓子よりも洋菓子に心惹かれがちだったけど、 この本読んで和菓子の奥深さの表層に触れた気分。 ヒロインも割とリアルかつ親近感ある等身大のぽっちゃり女子だし、出てくる人たちもキャラ濃くてコミカル!気楽に読めて、読んだ後気持ちが明るくなる感じ。 上生菓子が食べてみたくなって、デパ地下で買ってみたんだけど、見た目も美しいし和の心をそそられるし、ほっこり甘くて幸せだった。 続編も読むぞ。
3投稿日: 2024.05.20
powered by ブクログミステリーというよりのほほんと読んだ。脳が死んでいても楽しく読める。 「和菓子と洋菓子のどちらが好きか」と言われたら、洋菓子の方が好きだ。ケーキ、アイスクリーム、パフェの方が大福、饅頭、餅と比較すると魅力に感じる。 しかし洋菓子の方が圧倒的に食べたかと言われたらそうでもない。それは親が和菓子の方が買ってくるからだ。「持ち帰りやすい」「保存が楽」「価格が安い」などたくさんの理由が考えられる。 これは和菓子の良さの一角にしか過ぎない。日本で最古の和菓子屋は1000年以上も続いている。和菓子は歴史である。1000年前からそのままのモノもいれば、時代を変えて変化しているモノもある。(ex.抹茶ラテなど)この1000年間で「味」「保存」「柄」「文化」など積み重ねてきた。 和菓子は面白い。
1投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感想 軽快テンポで話が進み、主人公の人柄や感情に共感できることが多いのでサクサク読める。 季節ごとにお菓子があって色々工夫がされてるなんて知らなかった。読んでいると口が和菓子仕様になっていたw あらすじ 高校を卒業する梅本杏子ことアンちゃんは、ぽちゃり体型の平凡な女子。特にやりたいこともなく、何となく入ったデパ地下で消去法で和菓子屋でアルバイトすることにする。 そこには職人を目指すクールキャラの立花と、美人で接客上手だが、バックヤードでは株取引に燃える椿店長、可愛らしい女子大生と4人で働くことに。働くうちに実は、立花は乙女系男子、店長は中身はおっさん、女子大生は元ヤンであることが分かってくる。 アンは、気まぐれで始めたバイトだったが、和菓子の味やその持つ意味、物語を知り、魅力に見せられて勉強するようになる。
10投稿日: 2024.05.15
powered by ブクログ先の展開がなんとなく読めてしまったり、 もっていきたい方向にもっていこうとするのがちょっと無理やり感があったりして ちょこちょこ興ざめしてしまったけど、 まあまあおもしろかった。
1投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログほっこり日常系が読みたい時はピッタリの作品です!!和菓子のことも知らないことが多くて詳しくなりました。和菓子の描写が美味しそうで読みながらお腹がすいてしまいます! ミステリー系の小説を読んで頭が疲れた時に読みたくなる小説です。
4投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ何回も読んでる本だけど、ほっこりして、読むたびに和菓子の世界に引き込まれる。和菓子屋さんで買うのってお金持ちというか、格式高いイメージだけど、これを読むと生菓子が食べたくなる。名前含めてそんな意味が込められてるんだとか、管理方法含めて勉強になる。素敵な和菓子屋さんに出会ってみたい。謎も全然解き方分からないから、解けた時におおーっとなる。総合して面白い。
2投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログ登場人物みんなキャラが濃くて面白い。 読んでいるだけで和菓子に興味を持ち、食べてみたくなる。 人、お菓子のダブル主役で楽しいです。
8投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログなんて美味しそうな本! わかります、ついついお菓子を手にとってしまうその気持ち。 だから、ぷくぷくしてしまうんですよね。 それはさておき。 ミステリーの部分も面白かったです。 こんなお店で働きたい!
1投稿日: 2024.05.02
powered by ブクログ主人公のあんちゃんがとにかく可愛い。 作中で彼女の心の声が幾度となく描写されるが、善良で可愛らしい性格が爆発! 和菓子の描写もとっても美味しそうなんだけど、悲しいかな、わたしが生菓子を食べたことがなくて、想像がなかなか追いつかず……。 和菓子の歴史とちょっとした謎解きが組み合わさり、お客さまや同じお店の面々とのかかわり合いで物語が進んでいく。 続編も読んでみたいと思います!
9投稿日: 2024.04.26
powered by ブクログこれはすごく好きなやつだった! 和菓子もどれも美味しそう! 実際にどんなやつなのか見てみたい。 それに、和菓子を絡めたちょっとした日常の謎も面白かった! 立花さんのギャップがすごいw
11投稿日: 2024.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024.04.23 まさに和菓子を扱ったほのぼのミステリーでした。 本格ミステリ好きからすると全然物足りなさを感じてしまうかもだけど、愛嬌のあるアンちゃんを始め、登場人物それぞれの魅力もさることながら、和菓子の奥深さやそれに付随する日本の伝統、古典文学など予想していた以上に和菓子からの広がりを見せる作品だった。 和菓子はそこまで好きじゃなかったのに、最寄りの和菓子やさんをネットで検索してしまうくらい、文章だけで魅了されて食べたくなった。 なかなか身近で目にすることもないので、文字からカタチや模様を想像するのが難しかったのも、より一層、実際見て食べてみたい!と意欲を掻き立てる要因となっていたのかも。 源氏物語の時代にあった和菓子を現代でも食べることができるって、すごいことだなって。源氏物語の「葵」に出てくるとされる亥の子餅、食べてみたい。 アンちゃん目線で進んでいくストーリーで、心の中のちょっとしたツッコミや文体が今読むと少し古臭いかなと思ってしまうがそれも含めてアンちゃんの魅力かなぁと思った。 アンちゃんを女優さんの富田望生さん、店長を天海祐希さん、立花さんをりゅうちぇるで勝手に脳内でイメージして読んだ。 最後の「辻占の行方」で、 解かれないほうが、彼のことをずっと考えていられるでしょ? という店長さんの一言にはじーんときた。
2投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログ皆さん書かれてる通り、和菓子が食べたくなりますね! これもミステリーなのか〜という感じの、デパ地下の和菓子屋さんを舞台にした日常系ミステリー 某神様2人が主人公な漫画で、「日本の願掛けってギャグだよね」みたいなこと言われてたシーンを思い出しました ギャグだけどなるほど昔の人は頭いいなって思ったり、言霊ってこともあるんだろうな〜と感心したり 日本の文化って素敵だな、と改めて感じました 面白かったので続編も読んでみようと思うけど、出来ればアンちゃんと立花くんは恋仲なんて安易な関係にはなってほしくないかな 今のままのお互いを肯定できてる関係が1番良い関係な気がする
1投稿日: 2024.04.20
powered by ブクログ高校を卒業した梅本杏子、アンちゃん。勉強したくはないし、いきなり就職と言われてもピンとこなくてデパ地下の和菓子屋さんでアルバイトを始める。 アンちゃんは、大福とかお団子の似合うふっくらとした女の子。ついつい、ほっぺたを触りたくなっちゃう。 洋菓子に比べて、地味な和菓子であるが、和菓子には、日本の文化特有のウンチクがあり、実に奥深い。 おはぎの名称の七変化、おはぎ、ぼた餅、月知らず、北窓、着き知らず、夜舟、隣知らず。実に面白い。
7投稿日: 2024.04.18
powered by ブクログ和菓子屋に足を運びたくなる小説。美味しいだけでは無い和菓子の奥深さを感じることが出来た。 個性たっぷりな登場人物も良かった。テンポがよくて読みやすいと私は感じた。
1投稿日: 2024.04.04
powered by ブクログ高校を卒業したばかりの女の子が和菓子屋のバイトを通して様々な大人や社会を知っていく。さくさく読みやすい作品。上生菓子を今度買ってみたくなった。
2投稿日: 2024.04.01
powered by ブクログ思わず和菓子が食べたくなる小説でした 作中で知らないお菓子が出てくるごとに、ネットで検索しながら読んでいたのでいつもよりゆっくり読み進めました 和菓子の歴史や文化など作中に散りばめられているので、読んでいるだけで勉強になります 和菓子って、私たちの身近にあるお菓子だけどすごく奥が深いものなんだな〜 意外と冷静なところがある主人公のアンちゃんをはじめ、イケメンなのに心は乙女の立花さん、いつも頼りになるけど賭け事が好きな椿店長、元ヤンな明るい桜井さんなど、とにかく出てくる登場人物がみんな個性的かつ魅力的でした! 師匠のアグリーセーターはホントどこで買ってるんだ…?! ほんのり和菓子にまつわるミステリーな作品で、早く続きを読みたい気持ちにさせてくれる一冊 アンちゃんの次の話も楽しみだな〜
4投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログ和菓子って奥が深い!w 見事に作者の思惑に(?)ハマってしまった感じですw 和菓子食べたくなってきたなぁ〜(≧∀≦) 和菓子じゃなくても、色々学びたくなるっていう、好奇心や知識欲を刺激される、こんな仕事がしたいよなぁ〜、と、読んでてワクワクしました。 続きも楽しみです!
23投稿日: 2024.03.27
powered by ブクログほっこり系かと思いきや、お仕事ミステリで、一気に読み終わった。登場人物も皆、魅力的。そして和菓子の知識が随所に練り込まれていて、大変興味深かった。初めて知った話なんだけれど、日本で育っているからなのか、なんとなく連想できて覚えやすい、日常に身近な知識?洒落?が、和菓子の世界にはあるんだなぁと楽しい気持ちになった。今年の七夕は、百貨店に和菓子を買いに行こうと思った。 あと百貨店で短期バイトをしたことがあって、バックヤードの風景を思い出してクスッとしました。
8投稿日: 2024.03.22
powered by ブクログ『赤毛のアン』ファンとしては、以前からなんとなく気になるタイトルではあった。 また、和菓子大好きとしても、髪の毛を引っ張られる思いであった。 読み始めたら、学生時代にバイトをしていたデパートのバッグヤードを思い出してしまい、最高に楽しめた。 当時から出口付近にはセールの食べ物が並んでいたなぁ。 主人公含め登場人物は個性的ではあるが、クレバーだし、気持ちの良い人ばかりなのが良い。 デパ地下で起こる謎をお菓子とともに解いていくのも、ほのぼのしていて楽しい。 和菓子については多少は知ってはいたが、知らないお菓子もあり、食べたくなったし、いろいろ勉強になった。 赤毛のアンをなぞらえた続編が出ているようなので、読むのが楽しみである。 2024/03/20 23:03
4投稿日: 2024.03.21
powered by ブクログそれぞれの登場人物に個性があって読み応えがあって面白かった。和菓子の知識も得られたのも良かった。曲者のお客さんが来て、それに対しての対処法も見ものだった。 続編が楽しみだ
1投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
デパ-ト地下商品街(デパ地下) の「和菓子補・みつ屋」のアルバイタ-、ふくよかな梅本杏子(愛称:アンちゃん)を中心に、まろやかな舌触りと爽やかなミステリ-の風味を包みこんだ、ユーモアとペーソスに溢れた5篇の連作短編集。 ・・・“菓子が泣く” “腹切り“ “辻占” など、聞き慣れない「和菓子専門用語」による濃い味付けで、物語の奥行きが更に愉しめる、美味しい和菓子のお店です。「はい、いらっしゃいませ。今日はいかがいたしましょう」・・・。
9投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ和菓子か洋菓子か。洋菓子には華やかさ 和菓子には情緒豊かな感性を感じた。 洋菓子もなのだろうけど、和菓子の中にとてつもなく奥深さがある事をこの作品から教えてもらった。絶賛和菓子にハマり中のこの頃にピッタリの作品だった。 登場人物の個性溢れるキャラクターも惹かれる。元ヤン 乙女男子 ギャンブル好き店長 大福のような主人公 ドタバタ劇になりそうでありながら癒され 励まされ幸福感を満たしてくれる。ストレスの多い毎日にホッと一息入れさせてくれた。坂木さん最高‼︎
22投稿日: 2024.03.14
powered by ブクログ明るく前向きになれるお話。アンちゃんは自分を卑下することもあるけど基本明るくて前向きなので、みんなに可愛がられるのもよくわかる!かわいがってくれる人たちも全員魅力的。 読んでいる間はずっと和菓子が食べたかった〜 和菓子の知識は全然ありませんが、和菓子にすごく興味が出て、色々知りたくなりました。
1投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ金沢旅行の際に、読み始めました。 どちらかと言うと、洋菓子の方が好きです。でも、和菓子もわかる大人になりたいと思ってたところの、この本と、金沢旅行。 和菓子用語はわからないので、検索しながら。奥が深いですね。 和菓子は食べたくなります。
2投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほのぼのとしたストーリー。先日読んだ原田マハさんがアートミステリーなら、こちらは和菓子ミステリー。主人公のアンちゃんが高校卒業後にデパ地下の和菓子店で働き始め、日常に起こる店員や客の謎を解決していく。 和菓子の世界を知らなかったので洋菓子との比較や季節折々の素材、見た目など興味が湧いた。小説ゆえの想像力を掻き立てる多彩な表現があって、その都度和菓子をネットで検索しました。アンちゃんの食に対する探究心や感性、推理力は若いのに鋭くていい感じ。 作る過程や和菓子そのものをストーリーを遮る(読むのを一時的に手を止めてネットで検索する為)事なく読みたいので映像化がいいなと思いました。シリーズ化してるようなので、落ち着いた時間帯のほのぼの系昼ドラはどうだろう笑。
71投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ和菓子の方が美味しいと感じる年頃になりました。多くのブク友さんのレビューで読みたくなりました。 デパ地下の喧騒を魅力的に描写、もう行ってみたくなる。 和菓子には物語があり、歴史が古くお茶席での逸話とか魅力的。和菓子は俳句と似ていて短い言葉でできた詩の中から無限の広がりを感じるできるという。 「おいしくて可愛いものには国境がない」という立花さん、「この国の気候や湿度に合わせこの国で採れる物を使い、この国の人びとの冠婚葬祭を彩るのが和菓子の役目」という椿店長との交流で成長していくアンさんの様子に応援したくなる。世界平和と家族の健康を願うところも健気。『辻占の行方』が一番切なくて涙を誘った。次のシリーズも予約します。
35投稿日: 2024.02.16
powered by ブクログコージーミステリー 主人公の成長、和菓子の由来や意味を知れて面白かった 昔から家に何かしら和菓子があったから好きだけど特に深く考えず食べてたからこれを機に味わおうと思う スッと読める感覚だったしこのシリーズは追いかけていきたいなと 好きなフレーズ引用 松風の音ばかりで浦がさびしい これ以上ないってほど内股で正直頼りがいがあるようには見えない あんたは私のフィアンセか 謎は解かれたがっていない場合もあるんだ 和菓子の意味を知り隠された意味について考えるのは楽しい
17投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログ日常のほんのりな謎がおもしろく、和菓子がほんとうにおいしそうだった。 メインメンバーもよく。 ほっこりした。
1投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どちらかと言えば和菓子よりも洋菓子に手が伸びがちな私ですがあらすじを読んで気になり、読み始めてみました。 ちょっとした和菓子の豆知識を知ることが出来るだけでなく、食べたことも見たこともない美味しそうなお菓子の描写。わ〜、、、ずるい〜、、、デパ地下で和菓子をじっくり選んでお買い物したくなりました! 平穏でほのぼのとした日常が描かれていることが多いですが、ちょっとしたミステリー要素もありで、色々と思考を巡らせることができて良かったです。 (専門的な和菓子用語などを用いていることが多いので、私は全然推理できませんでしたが...笑) これはもうシリーズで4作目まで出ていたと思うので、また続編の方もチェックする予定です!
1投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログミステリに恋愛要素が含まれていて面白かった! 主人公が勤める和菓子屋でおこる様々な謎を通して、和菓子の名前の由来や背景など知ることができ凄く勉強になった。 また、様々な魅力的なキャラクターがいきいきと描かれており読んでいて楽しかった! 立花さんとアンちゃんの今後の行方も気になる…!
2投稿日: 2024.02.11
powered by ブクログ面白かった!!どのキャラも憎めなくて良い。和菓子に興味を持った。続きがあるなら読みたい。この作者の別の作品も読んでみたい。
0投稿日: 2024.02.08
powered by ブクログ#和菓子のアン #坂木司 10/4/20出版 https://amzn.to/3HRxw6Z ●なぜ気になったか 3作目『アンと愛情』も読まないうちに4作目『アンと幸福』が出版されてしまった。両作品とも読みたいので、その前に1作目と2作目を読まないと面白さ半減だろうから読まなければ ●読了感想 4作目まで出版されていることを知ったうえでなので、どうしても「この先アンちゃんはどう成長していくのだろう?」と思いながら読んでしまう。そんな期待ができる読み方は滅多にないのでそれが楽しい #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き
5投稿日: 2024.02.08
powered by ブクログ謎だけでなく食に興味ある人オススメのシリーズ。内容は謎と和菓子。 和菓子屋のみつ屋に訪れるお客様が様々な謎?を持ち込み主人公アンは上司である美人だけど親父が住んでいる椿店長の助言を受けつつ謎を解いていくストーリー。 個性的なキャラクター(みつ屋同僚やデパートの先輩)が登場しメインの謎だけではなくちょっとしたサブの謎も同時進行していたり。 1話目の同タイトル「和菓子のアン」ではお客様の度重なる奇妙な注文。 月1の三種の季節の菓子、兜・おとし文・薔薇にまつ2わる話。 最初のオーダーは兜とおとし文を同数。 次のオーダーは兜とおとし文を1つ。 最後のオーダーは1つ少ない翌月の季節の菓子水無月。 ちなみに五月中旬から六月にかけての話。 兜は男子の節句。おとし文は手紙ないし☓☓の文章と解釈されてます。薔薇はまんま植物の薔薇ですが。 和菓子には謎解きのヒント?となっています 「一年に一度のデート」第二話目。 個人的にはコレ、オススメ。 タイトル=七夕。二人の女性のお客様のお話。新旧?の対比。 ある若い女性が何故建物内を上下移動して和菓子を購入することになったのか? ヒントは旧暦。 もうひとりの高齢の女性の独特なファッションと毎回季節の和菓子+松風を注文する理由は何故? ちなみに7月から8月の話。 「萩と牡丹」第三話。 みつ屋に現れた見た目がいかつい残念な中年松本三太とは一体何者か? 主人公アンを悩ませた松本の「半殺し」その他単語の意味とは? 松本様が望んだ注文の品は一体何だったのか? ちなみにこれは10月の話。 「甘露屋」第四話。 3話目までずっと早番をしていたアン。 急遽アルバイト仲間の桜井さんと早番と遅番が入れ替わりに。 早番にはない遅番の仕事を教わりつつ仕事をこなしていく。 みつ屋の他多数の専門店がデパ地下にあり、そこで酒店の楠田さんや金の林檎(ケーキ屋)の桂沢さんと知り合う。 長年勤めている楠田さんは毎夜毎夜大量の商品を社員割を利用し購入していく。 何故購入するのか? 購入されたものはどうなるのか? 桂沢さんの店で購入したケーキが美味しくなかったのは何故? 桂沢さんの兄とは? ちな、12月の話。 「辻占の行方」最終話。 正月の菓子として販売された菓子に2件のトラブルが。 1つは中のおみくじの中身が白紙。 もう1つの中身はイラスト?のくじ。 半ネタバレですが中のイラストは家紋。それは暗号です。 メインの話は休日の青空骨董市でアンが購入した菓子型の半分。 羽子板に似た菓子型の古い台座。型風。 先日職場で立花さんが型柑を披露したのがきっかけ。 その菓子型には店長椿の過去の〜。 そこからは興味持たれた方は自分で読んで下さい。 1月の話です。
6投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログAmazon Unlimitedで読了。和菓子屋で働く主人公が和菓子に関係する軽いミステリーを同僚や上司と協力して解いていく内容。心穏やかに読み進めることができました。和菓子の歴史や名称の意味、日本の慣習との結びつきなど、知らないことばかりで和菓子に興味がもてました。
6投稿日: 2024.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
梅本杏子、ちょっとぽっちゃりで、近所の人たちには子供の頃から「コロちゃん」と呼ばれていることにちょっぴりコンプレックスを持つ18歳。 高校を卒業するも、進学するでもなく、就職するでもなく、将来を見据えることが出来ないでいた。 このままではいけないと一念発起。アルバイトからでも働き始めようと、職探しを始め、デパートの地下に軒を連ねる和菓子店「みつ屋」を見付けた。 面接もあっけなく通過し、晴れてみつ屋の一員になった。「アンちゃん」と呼ばれるようになった杏子は、キレ者だけどオッサン的な美人店長、イケメンだけど心が乙女な職人を目指す社員、カワイイけど元ヤンな同僚など個性的な面々に囲まれて、バイトライフを送る。 曲のある客たちや、周囲の人々のふとした疑問を、和菓子の歴史や文化、その他様々な視点から解決していく。 ◇◆-------------------------------◆◇ 凄惨で血なまぐさい事件は、一切起きません。日常の中の和菓子の世界で起きる様々なミステリーを、椿店長やイケメン乙女の立花君とともに、推理していきます。 常に和菓子を軸にして推理していくスタイルは、これまでのミステリーでは出会ったことが無いタイプで、とても斬新。解決の切っ掛けは、和菓子の歴史であったり、文化的背景であったり、和菓子界の事情であったりと、これまでには見ることが出来ない世界であって、それはそれは新鮮でありました。 和菓子の世界をもっと知りたいと思わせてくれる一冊ながら、かじるなんてレベルでは到底無理。恐らく一筋縄ではいかない「沼」のような世界なんだろうなと、踏み止まりました(笑) 殺人を扱わない謎解きですが、深い和菓子の造詣と、豊かな言葉遊びの世界から、極上のミステリーに仕上がっております。 倉知淳先生の「猫丸先輩シリーズ」に近いですね。 ほのぼのしながらも、和菓子の世界を根拠とする推理から解決の流れは、一読の価値があると思います。 〇 和菓子のあん デパ地下の和菓子店「みつ屋」でバイトを始めた杏子。和菓子を通して、様々な人間模様を垣間見ていく。 10個のお買い上げの内、一つだけ違う商品「おとし文」を買うОL。 おとし文、、、公然には言えないことを、文にしたためそっと落としておくもの。彼女が一つだけおとし文を買っていった真意とは。 〇 一年に一度のデート いつも同じような色合いでコーディネートし現れる常連さん。 8月13日も、同じようにやって来た。一年に一度だけの来客があるとのことで、いくつかのお菓子と共に、大好きな「松風」をオーダー。だが、その注文に椿店長は、待ったをかけた。 〇 萩とボタン 「おい姉ちゃん」 杏子に声を掛けたのは、短髪にサングラス、竜虎の柄の出で立ちは、その筋の人と思わせる男だった。「腹切り」と物騒な言葉を言い、「鹿の子」を買って去っていった。 再び現れた男は、「おはぎ」を買い、今度は「半殺し」と言い残していった。 脅える杏子の運命やいかに。 〇 甘露家 同じフロアに勤務する洋菓子店の女性店員は、毎日大量のお土産を持って帰る。 その姿を見て声を掛けた杏子に対し、「兄です」と、家族への贈り物であることを告げて、そそくさと逃げるように去って行った。 その話を聞いた椿店長は、眉を顰め、ある重大な秘密があることを確信した。 〇 辻占の行方 おみくじが入ったお菓子「辻占」。みつ屋が販売した辻占のおみくじは、全て白紙だった!? 1枚だけ、謎の絵柄が書かれた占いが入っていた。 謎の絵柄の真意を求めて、杏子が奔走する。
1投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログ『和菓子のアン』は、デパ地下の和菓子店で働く18歳の梅本杏子(通称アンちゃん)を主人公にした、ほのぼのとしたミステリー小説です。アンちゃんは、ぽっちゃり目の体型と無気力な性格で将来に悩んでいた高校卒業生でしたが、偶然入ったデパ地下の和菓子屋でアルバイトを始めることになります。そこで、個性的な店長や同僚たちと出会い、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていきます。一方で、謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相など、デパ地下でのお仕事事情にも直面していきます。 この小説の最大の魅力は、和菓子にまつわる知識やエピソードが満載されていることです。和菓子は日本人の文化や歴史を反映しており、季節や行事に合わせて変化する美しい芸術品でもあるんですよね。作者は、和菓子の由来や製法、見た目や味わい、贈り物としての意味やメッセージなどを細かく説明してくれます。それだけではなく、和菓子を通じて人間関係や心理状態を探るミステリー要素も盛り込まれています。私は、アンちゃんと一緒に和菓子の謎を解き明かしながら、感動したり笑ったりしながら、いつの間にか和菓子の魅力にも引き込まれてしまいました。 『和菓子のアン』は、和菓子を通じて日本の文化や歴史を学び、人間関係や心理状態を探ることができる小説です。和菓子に興味がない人でも、この小説を読めば和菓子の虜になるかもしれません。読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリーです。
5投稿日: 2024.01.22
powered by ブクログアンは和菓子には大事!! 素敵な職場だな。 和菓子って奥が深くて面白い! そして何より食べたくなる作品でした♪
1投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログ読むと安心する小説。 温かい人間関係って良いなあって思った。 和菓子の奥深さに驚き、興味が湧いた。 和菓子が食べたいなぁ。
1投稿日: 2024.01.20
powered by ブクログ学歴も手に職もない主人公のアンちゃんが働き始めたアルバイト先、デパ地下の和菓子店「みつ屋」を舞台に和菓子にまつわる日常の謎を解き明かしていくお仕事小説第一弾。 見かけは上品なのに中身はおっさんの女店長、心が乙女のイケメン社員、元ヤンの女子大生アルバイト店員など個性的な仲間との掛け合いも面白い。 和菓子を通して歴史や文化にも触れられて、日本の良さも改めて実感。 テンポの良い文体なのですごく読みやすい。再読必至。 【次に読みたい】 ・アンと青春/坂木司 ・若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話/小湊悠貴
1投稿日: 2024.01.20
powered by ブクログ坂木司さんのお仕事系日常の謎小説。 デパ地下の和菓子屋でアルバイトすることになったアンちゃん。和菓子初心者のあんちゃんが、店長達や先輩、そしてお客様から、その奥深さを学んでいく。 和菓子にまつわるミステリーというよりウンチクが楽しく語られる。 俳句もそうだけど、和菓子の季節感は、重要。 蕎麦と同じで年齢と共に和菓子派になる不思議。 あんは小豆で血液サラサラ系だからね。 デパ地下社会もすこーし読める。 私もデパ地下でアルバイトするなら和菓子屋ですね。お茶も美味しくいれられたら、尚よろし。
88投稿日: 2024.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。 昔読んだ時は、ジェンダー観が合わないなぁということが気になってあまり入ってこなかった。 今回も同じことはやや気になったが、それよりも和菓子の描写が丁寧で想像すると美味しそうで、楽しく読めた。 デパ地下の裏側を覗ける感じもうれしい。 和菓子は高くて普段手を出せないイメージだけど、由来を調べたり季節のものを味わいながら食べたりするのは良さそうだなと思った。
1投稿日: 2024.01.15
powered by ブクログ大福、おはぎ、どら焼き、羊羹…… 和菓子が食べたくなる!!! ちょっとした謎解きがとても気になりますが、読みやすくて面白い。 和菓子の知識も豊富に描かれていて、とても勉強になる。18歳のアンちゃん、立派に働いて尊敬しちゃいます。 とってもゆったり流れてしまう時間が感じられる作品でした。ほっこり感抜群!!!
33投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログ和菓子がめちゃくちゃ苦手なのに、読み終えた瞬間からおはぎが食べたい口になってる不思議。 あと、今の職場辞めて「みつ屋」であの仲間たちと一緒に働きたい。
1投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログデパ地下の和菓子屋さんで、ゆる〜い謎解き。投資好きの店長、イケメンだが心は乙女の立花さん、そして元ヤンの桜井さんなど、個性的な面々とのやり取りも面白い! そして、なんと言っても、和菓子の魅力に引き込まれる!活字だから、自分の頭で想像するしかない!季節に合わせた日本らしいお菓子の数々、今度買いに行ってみようっと!
1投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ今度は義父が貸してくれたシリーズ! 最初は主人公ネガティブすぎるし、小さな謎解きがあんまりささらなくて、読むの辞めようかと思ってしまった。ところが、読み進めていくうちに主人公の成長、周りの人達のキャラの良さ、謎解きも楽しくなって最後まで読んで良かったとなりました。 特にあんちゃん、ネガティブすぎやしないかと思ってたけど、素直で美味しいものが大好きでだんだんと可愛く思えてきました。 あとキャラの中では、立花さんが大好き!友達になりたい!あんちゃんとの関係も気になるところ。 和菓子って奥深いんだなってことを知るきっかけになった作品でした。大福とかどら焼きだけじゃなくて、上生菓子ってものも食べてみたくなりました。 シリーズいっぱいお借りしたので、のんびり読んでみよーっと。
29投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログ主人公の女の子がとても素直で可愛いです。 とても読みやすく、いっきに読んでしまいました。 和菓子は大福やどら焼きくらいしか食べたことなかったけど、色んな和菓子を食べてみたくなりました。 和菓子って、奥深い!
1投稿日: 2023.12.30
powered by ブクログ坂木さんの本は青空の卵以来ぶりに読んだ。 ほんわかミステリーも好きだけど、食べ物の描写に関しては本当にお腹が空くので困る…。 読んでる途中で和菓子が猛烈に食べたくなり、スーパーで買ってしまった。 元々茶道を少し嗜んでいたので、それなり知識はもっていたつもりだったが、新しく学ぶことばっかりだった。 かなり勉強されたのだろう。 難しい知識も然ることながらそれをミステリーとして面白く仕上げていて心も暖まる物語だった! お店のみんなとの掛け合いや、お客様の謎解き、アンさんの今後も楽しみ。
28投稿日: 2023.12.30
powered by ブクログ友人からオススメされ読んでみた。 贈答品の買い物以外で和菓子屋さんに立ち寄ったことないなぁなんて思い読み始めたら、なんて素敵な本なんだ...!和菓子の世界、面白すぎる。 冬至は柚子湯に入るなど、季節に応じた行事を当たり前に行ってきたのに、上生菓子に注目したことはなかった。季節を繊細に表現できるのは日本ならではでこんなに身近にあったのに! アンちゃんと店長たちの掛け合い・謎解きが可愛くてあっという間に読んじゃった。あと和菓子にほんの少し詳しくなった笑 これは明日上生菓子買いに行くしかないでしょ...お茶飲みながら続編を読むのだ...
3投稿日: 2023.12.23
powered by ブクログ大福もどら焼きも団子も大好きですが、デパートで上生菓子を買うなんて、したことがない。 昔、子どもの高校の文化祭で、茶道部がお茶を振る舞ってくれていて、そこで抹茶と一緒に柿の形をしたお菓子が出てたのを思い出した。お茶を立ててくれている間に、お菓子の説明もしてくれた気がするけど、慣れない雰囲気と作法が気になって上の空でした。 この本での和菓子の説明が、季節のことや歴史のこと、言葉遊びに至るまで、全然知らなかった世界なので、とても興味深かった。もちろん、見た目と味も。想像しながら、ぜひ食べてみたくなった。 ほのぼのとしたミステリーでした。 アンちゃんが可愛い。立花さんも可愛い。 店長がかっこいい。桜井さんもかっこいい。 最後の辻占の言葉もほっこりした。 『あなたは誰かの幸福』
45投稿日: 2023.12.22
powered by ブクログほっこりミステリ。 私はあんこが苦手です。 どら焼きもあんこより皮の方が好き。 皮だけで売ってくれればいいのにと思ってしまう。 今川焼もクリームの方を選びます。 抹茶は大好きなんですけどね。 この本を読んでると和菓子が食べたくなりますね〜 言葉遊びも面白い。 上生菓子って綺麗で季節を表してて買いたくなるんですが… デパ地下の売り場の事もわかるお仕事小説でもありますね。 とっても楽しい時間でした。 次も早速読みたいと思います。 アンちゃんと立花さんの関係が面白い。
21投稿日: 2023.12.20
powered by ブクログあんこが食べられないので和菓子全般苦手なのだが、上生菓子の説明等見ている(読んでいる)だけでもうっとりしてしまう。そして何より10年程前に働いていたデパ地下勤務の描写が懐かしい!主みたいな社員さんいたなぁ。店通の残り物セールとか、あるあるがたくさん詰まってて本筋から脱線ばかりしてしまった。杏子のおっとりしているのに妙に冷静で洞察力のあるところや、立花さんの乙女キャラなども面白く、シリーズ追いかけても楽しめそう。辻占の話はちょっとまわりくどいし、椿店長の干渉も少しやり過ぎのような気もする。
2投稿日: 2023.12.17
powered by ブクログ率直に、主人公がポンコツで店長や社員の人から厳しく言われながらも頑張って成長する、みたいな自分にとって少し苦手なストーリーじゃなくてよかったと思った。 最近は暗いテーマの小説ばかり読んでいたせいか、終始ほのぼのした雰囲気で和めた。
2投稿日: 2023.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校を卒業したが、進学も就職もしなかった女の子が、百貨店に入ってる和菓子屋さんでアルバイトするお話。 仕事をこなしながら、お店に来るお客様のちょっとした謎を解くライトミステリー。 賭け事大好きな店長、イケメンなのに心は乙女な社員、元ヤン女子大生のアルバイトなど、個性豊かな従業員が登場して、掛け合いとかも面白かった。 時々ウルっとしてしまう、和菓子のように甘く、あたたかく、そして心に沁みるような作品。 「甘露家」というお話が特に面白いと感じたが、どれも素敵なお話だった。 続編を読むのも楽しみ。
3投稿日: 2023.12.11
powered by ブクログとても面白くてほっこりして読了。 また新しい世界を知る事ができました。 和菓子がこんなにも奥深くて繊細で、そして面白い物だとは知りませんでした。 文章を読みながらどんな味なのか、画像検索もしてさらにイメージ。の、繰り返し。 とても楽しく"和菓子のアン"の世界に入り込む事ができました。 アンちゃんはもちろん、仕事場のスタッフそれぞれの個性がとても良くて私もみつ屋で働いてみたくなりました! 5つの物語がありますが、私は「萩と牡丹」が1番好きでした。師匠のキャラ好きだなぁ(^^)
7投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログ和菓子のアンシリーズ。まさかの最新刊を買ってからシリーズ物だと気づき大急ぎで買った笑 もともと食には興味津々な方だけど、和菓子!!まだ未開拓な領域。アンちゃんと一緒に勉強した✨ 和菓子に込められた意味とか、裏話が面白くてずっと読んでたくなるほっこりミステリー!!もう続編が読みたい!!
2投稿日: 2023.12.08
powered by ブクログ以前から気になっていたシリーズ 和菓子の話ってどうだろうと構えていたけど 思っていたより面白い。 季節ごとのお約束など 全く知らなかったので、 新鮮でした。 続編もポチッと。
13投稿日: 2023.12.07
powered by ブクログ楽しかった〜。 和菓子一つ一つの意味やお話がとても面白いし、私も勉強してみたいと思いました。 和菓子は苦手な方ですが、意味や逸話を知ると食べてみたくなります。
3投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログデパ地下の和菓子屋さんを舞台にしたほんわかミステリ ミステリーってよりはお客さんとの日常の謎って感じだった ほっこり優しい気持ちになりました。あと和菓子食べたくなった ついでに洋菓子のお話も読んでみたくなった 『巴里マカロンの謎』とかかな
2投稿日: 2023.11.21
powered by ブクログデパートの裏事情と和菓子の知識が満載な本。何か事件が起こるのかと思ったが、心が温かくなる事件でした。和菓子の味の表現が綺麗で食べたくなりました。ちょっと物足りない感あり。
2投稿日: 2023.11.18
powered by ブクログ読み始めてまず率直に思ったのは「ご、強引…っ!」 もう少し読み進めて思ったのは「へ、平和だ…っ!」 でも、なんかそれがいいんですよね。スーッと入って来る。 ちょうど重めの題材の小説と骨太なノンフィクションを続けて読んだところで手に取ったというのも良かったのかも知れないです。 あと、百貨店勤務経験者として、読んでてその辺りの描写に違和感がないのも良かったな。 続編もあるみたいなんで、たまには和菓子もいいよねって気分になったら読もうと思います。
1投稿日: 2023.11.15
powered by ブクログ和菓子のように口当たりの優しい小説で、とても読みやすかった。 軽快なミステリーを通して、和菓子の奥深さを学ぶことができた。 私の脳内辞書に、新たに「上生菓子」が追加された。画像検索すると思わずヨダレがでる。世の中にこんなに美しいお菓子があったとは!
1投稿日: 2023.11.15
powered by ブクログ和菓子店「みつや」で働き始めた梅本杏子ことアンちゃんの仕事を通じての成長ストーリー。 赤毛のアンのイメージで想像したが、彼氏いない、美人ではない、食欲旺盛な18歳が主人公。和菓子のうんちくは知らなかった。 日常の謎と主人公と回りの店長や先輩との関係性を絡めて話は進む。 職人の苦労話ではなくライトな小説です。2023年11月10日読了。
1投稿日: 2023.11.10
powered by ブクログ食べるの大好き、高校を卒業したばかりの大福みたいなふくよかアンちゃんのお仕事日誌的な本。 和菓子って本当に奥が深いなぁと思いながら読み進めると、そんな用語や意味があるのかと謎解き要素も楽しめます。 登場人物がみんな個性派で、正直盛り込みすぎかな?ってぐらいなのと、謎解きも後半になるにつれ少し無理矢理?うーん…と思うところが否めなかったですが。テンポよく読み進められたし、シリーズものの1巻として次作が読めるのが楽しみになる一冊です。
0投稿日: 2023.11.06
powered by ブクログ表紙が美味しそうで可愛らしい。色々な和菓子のお話がたっぷり入っているはず。と想像し、思わず手に取った本。 読後感が良く、元気がもらえる物語。 美味しそうなお菓子が沢山描かれていて、幸福感でいっぱいになった。登場人物のキャラクターが個性的で楽しい。さらに、人の温かさがじーんと心に響く。 主人公の杏子ちゃん。容姿にコンプレックスを持ちつつ、仕事に手ごたえを感じていた。頑張っている姿に抱きしめたくなるほど応援したくなった。 私自身、デパ地下で働いていた経験があるので本当に共感できることが多かった。懐かしさがこみ上げてきた。 和菓子には、日本の歴史が織り込まれていて、沢山の学びがあった。 これからは、和菓子を丁寧に味わいたい。と思わせてくれる物語だった。 シリーズ、全て読む予定。そのくらい面白く、ひきこまれる。
10投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログ続編を読もうと思ったら登場人物たちのことを忘れており、7-8年振りに再読。 やっぱりおもしろい。ほのぼのなんだけどちゃんとミステリで、和菓子を買いに走りたくなる1冊です。 主人公のあんちゃん始め、立花さん椿さん、みんなキャラが濃い! 坂木司さんは、ほんとに思春期の女の子の心の声を描くのがお上手だなと思います。 さぁ、みんなのことを思い出したところで、安心して続編を思う存分楽しんできます!
17投稿日: 2023.11.02
powered by ブクログ杏子ちゃんが和菓子屋での仕事を通じて いろんなお客さんと和菓子に出会っていく。 タルトタタンシリーズみたいな お客様の悩みや思いを和菓子にあてて 解決していくようなお話。 みんなが精一杯できる接客と 和菓子を提供している姿にほっこりする。 とてもとても和菓子が食べたくなる! マイナスなイメージがなく リラックスして読める一冊。
0投稿日: 2023.10.25
powered by ブクログ和菓子屋さんでアルバイトを始めた 女の子の話し 短編を進みながら主人公の杏子ちゃんと ひと癖もふた癖もある登場人物との関わりが深まる様子は安心して読める デパ地下の和菓子屋さんという身近でありながら あまり立ち寄らない場所が舞台と和菓子ならではの言葉遊びに感心し、和菓子の姿かたちの繊細な描写には彩りを浮かべ、満たされる1冊だった
36投稿日: 2023.10.23
powered by ブクログ3作目から読み始めたので、「その部分が3作目と繋がっていたのか!」とか、「乙女ってイケメン設定なんだ!」とか、設定として基本的な所に驚く。 しかしながら、展開が荒唐無稽というか、願望つめつめな感じで夢小説(公式)という感じ
1投稿日: 2023.10.16
powered by ブクログ再読。和菓子にまつわるほんわかミステリー。 またアンちゃんや立花さん、椿店長達に会えて嬉しい。和菓子を片手に読みたい一冊です。 デパ地下の和菓子屋、みつ屋の中で繰り広げられるちょっとした謎解きや物語。読んで最後はほっこり。続きも読んだことはありますが再読予定。
0投稿日: 2023.10.12
powered by ブクログ私は洋菓子も好きだけど和菓子が好き。何となく和菓子のことが知りたくて読み始めました。読み進めるうちに今まで美味しいと食べていた和菓子にストーリーがあって専門用語も散りばめられ、もっと深く知りたくなりました。 主人公のアンちゃんの周りは良い人ばかり。読んでいてとても癒されます。 次を読むのも楽しみ♪
1投稿日: 2023.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本に出てくる和菓子を食べてみたいと思った。 高校卒業後、進学も就職もしなかった杏子は百貨店の和菓子屋で働き始める。1年をおったストーリー 和菓子の知識を得たり、謎解きができる本。 題名 メインの和菓子。物語要約 ■和菓子のアン おとし文、兜。重役首切りの話 ■一年に一度のデート 星合(ほしあい)、鵲(かささぎ)、松風。未亡人の話 ■萩と牡丹。橘さんの師匠の話、作る人のうんちくがちりばめられている ■甘露家。有名な和菓子はあまり出す、デパ地下の隠語や生き字引社員、出来事がメイン ■辻占の行方 辻占(つじうら)。中の紙に事件、店長の過去が明らかになる。 辻占 お菓子の中に紙が入っており小さな占いが書いてある。ググってみたらとてもかわいらしいお菓子だった。フォーチュンクッキーの元になったらしい。 和菓子食べたくなった。
3投稿日: 2023.10.05
powered by ブクログ和菓子への興味を引き出してくれる、美味しい一冊です。デパ地下の雰囲気、日本人が大切にしてきた文化など、穏やかな物語の中にも抑揚があって面白い。読了後、図書館に赴き、和菓子の写真集を眺めました。
1投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログネットで見かけた、「おいしい小説」のおすすめみたいな記事で知った本。 和菓子とデパートをテーマにトリビアを織り交ぜながら、日常ミステリをつなげるシリーズ。 いくつも続刊も出ているようで、人気が伺える。 読み始めて、すぐ一人称の軽い語り口に和んだ。 あっという間に読み終えた。じわじわとクセになる読み味。 探偵役キャラが最初に喋ったとき、えっアナタが探偵役なんだ?とびっくりしてしまった。すみません。 デパートのあれこれが楽しい。 そしてもれなく、和菓子が食べたくなります。 主人公、別にそんなに体型で卑屈になる必要はないと思う。 しっかりした子だし、もっとポジティブに生きてほしい。
3投稿日: 2023.09.27
powered by ブクログ豆大福とか好きだから和菓子が好きとか言ってたけど、好きと言うには自分の知識が浅すぎではないかと感じたw。 色々あるんだなぁ、和菓子屋さんに行ってみたくなった。
0投稿日: 2023.09.27
powered by ブクログデパート和菓子屋で働く日常を描いた小説。 主人公が同世代だったので、感じる気持ち、将来に対する不安、周りの人の見方など共感する部分があった。 アンちゃんは自分自身のことをダメダメ人間だと思っているけど、職場の人と仲良く仕事ができるし、和菓子に関する知識もどんどん覚えることができている。 自分のダメな部分だけをみると落ち込んでばかりだけど、自分でも気づかない良い部分が人にはあるのかなと思った。
2投稿日: 2023.09.24
powered by ブクログ「日常の中の小さな謎」を解き明かすお話。 和菓子屋さんならではのアイテムや商品にからめた謎を、どういう事なんだろう?と一緒に謎解きできる楽しさがあった。 和菓子の味や食感はどちらかというと苦手だけど、そんな私ですらこの本を読んで、今度ちょっと和菓子屋さんで何か選びたくなっている。 アンちゃんを始め、みつ屋の店員さんたちにもまた会いたくて、続編を読めるのがもう既に今から楽しみだ。
13投稿日: 2023.09.23
powered by ブクログうんうん、大好きな世界。 早速次の第二弾を購入。 早く読みたい!アンちゃん、立花さん、店長さん… もう知り合いのような感覚。 みんな優しくて知的。 あと2冊も読めるのが今から楽しみ。 とってもおススメの書籍です!
2投稿日: 2023.09.20
powered by ブクログ初の坂木司さんの作品でした 「ミステリー」と言うほど、謎を追いかける訳でもないけれど、主人公のアンちゃんが凄くイイ! 和菓子屋でアルバイトを始めたアンちゃんを取り巻く店長や立花くん、それぞれ個性的だけど和菓子に対して、仕事に対しては真摯に向き合っている姿も素敵でした。 複雑難題な事件が起こったり、胸が張り裂けそうな恋愛がある訳ではないけれど、彼らのやりとりを見ていると心がほぐれ、ほっこりしました。 おやつに美味しい和菓子を食べたような、ホッとする一冊です 和菓子が食べたくなっちゃったなぁ〜
15投稿日: 2023.09.11
powered by ブクログ著者坂本司さんて女性かな?男性かな?って調べたら結構なおじいちゃんだった おじいちゃんが18歳の女子の心を描くの無理あるんじゃない?って思って読んでるけど全く違和感無いので驚いた(若干古さを感じたけれど...アンビリバボーとか言う18歳いないよねw) 和菓子はあまり馴染みがなかったけれど、古くから伝わる意味や歴史が面白くて上生菓子を買ってみたくなった
4投稿日: 2023.09.07
powered by ブクログ思ったよりうるうるしてしまって、 こういうほんわりな話を欲していたのかなと 思いました。 和菓子を買ってきました!
8投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログデパ地下をぶらぶらしていると 美味しそうな食べ物がたくさんあって ついつい買ってしまいます。 恥ずかしながら、おみやげなどの時ぐらいしか 和菓子屋さんに足を止めることもあまり したことがない私にとって、 とても新鮮な興味深いお話で 和菓子の奥深さや名前の由来 繋がりなどを主人公の杏ちゃんや仲間達が 愛をもって話す様子に すぐにでも和菓子を買いに行って 味わいたいなぁと思いました。 杏ちゃん達が毎日の 仕事に愛をもち、楽しそうに仕事している 姿はとても、元気をもらい 明日から私もがんばろーって思いました。
17投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログ坂木司『和菓子のアン』 2012年 光文社文庫 いつもの本屋さんを散策中に気になった本です。ちょうどシリーズ3作目が文庫化されたばかりで1作目から平積み展開されていました。 おもしろそう!と僕のアンテナにひっかかったので、シリーズ1作目からまとめて3作品を購入しました。こちらはそのシリーズ第1作目。 著者のあとがきの原稿をお借りすれば18歳の〝ふっくらとした女の子〟、アンちゃんが主人公で、デパ地下にある老舗和菓子屋を舞台とした物語。 もうね、アンちゃん最高!楽しいし、頭の回転はいいし、そしてかわいいよ。 店長や仕事仲間、お客さん、デパートで原楽他の方々とのやりとり、そしてミステリー感もあって楽しい本でした。みんないいキャラクターで魅力的だし。 デパート業界や和菓子業界の隠語の登場もわくわく感があって、それにどの和菓子も美味しそう! 我が家では上生菓子など和菓子もよく食べる方だけど、それぞれのお菓子の所以や意味合いなどを知るとさらに愛おしくも感じられました。 ただ間違いなく、明日は和菓子屋さんにお菓子を買いに行かずにはいられなくなりましたが。笑 #坂木司 #和菓子のアン #光文社文庫 #読了
0投稿日: 2023.09.01
powered by ブクログ特筆して何かがすごくいいってこともないけど、最後までサクッと読める作品だった。和菓子好きなので、和菓子の解説とかは結構おもしろかった。
1投稿日: 2023.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前読んだのに感想を書いてなかったので再読。 赤毛のアンも和菓子も好きな自分にうってつけとジャケ買いしたにしては面白かった。 和菓子にまつわる小さい謎を解きながら、主人公であるぽっちゃり系女子、アンちゃん、女子系男子の立花くん、おっさん上司の椿さん、元ヤンの桜井さん、あと立花くんの師匠とかがデパートの和菓子売場で生きていくお話。 謎めいた話やお客が多すぎだろうという気はするが、まあそれは物語なんだから仕方がない。 それにしてもキャラクターが全員気持ちよく(悪役の客などはもちろん除く)、立花くんが機嫌悪くてアンちゃんに八つ当たりしちゃったり、無意識に傷つけちゃったりすると「たちばなぁ〜!」という気分になるし、アンちゃんもアンちゃんで傷つきすぎやろ!和菓子か!もっと自信を持て!という世話焼き係の気持ちになってしまう。 そしてもちろん和菓子的知識も豊富で勉強になる。自分も和菓子好きなので若鮎とか出てきてアレかーとなるのが楽しい。
1投稿日: 2023.08.23
powered by ブクログずっと気になっていた作品。 面白い!!こういう謎解き作品も大好きです!! もともと和菓子が好きだったので手に取りましたが、謎解きとしてもお仕事小説としても楽しめました。 流されやすい私は「和菓子屋さんって良いなぁ」と働く憧れを持ちましたが、作者の坂木さんならどんなお仕事も魅力的に描くんだろうな、とも思いました。 主人公のアンちゃんが職場の人をお誘いする言葉。 遠慮しながら…という雰囲気が伝わってきて良かったです!! 恋愛系に偏るわけではなく、でも恋をすることも大切にしていてとても素敵でした。
1投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログ和菓子×日常の謎。なんで今まで読んでなかったのだろうというくらいの好物分野。キャラクターも魅力的だし、和菓子とデパートのお仕事についての知識も得られるという1粒でいくつも美味しい本でした。
2投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログ読みやすい本でした。 主人公のアンちゃんの察しがいい所や、勉強熱心なところ、コンプレックスがあって後ろ向きなところ、全てに親近感が湧きました。 謎もありましたがあっさり解決するので私には物足りなかったかなという印象です。
1投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログもう少しほんわかした話を想像してたけど、主人公が予想外に自堕落で口が悪くてびっくり。 登場人物が元ヤンだのとステレオタイプなところと、和菓子屋に来るお客さんがご都合主義なところ(店長がお客さんの素性を推理するのに都合が良い設定になってる)がわざとらしすぎた。 和菓子やデパート特有の話は面白いけど、上記のせいで後付け感が強かったかな。 でも、読了後に続きが気になるくらいには悪くなかった。気が向いたら続きを読むと思う。 --- 20230831追記 結局『アンと青春』『アンと愛情』まで読んでしまったw (書店で前面に出てたのでつい買ってしまった。) 10月に『アンと幸福』が出るらしいので、それも読むつもり。 メインの登場人物たちにあまり共感しないし、好きな性格の人もいないのに、なんとなく続きが気になって全部読んでしまうタイプの話だった。 ハッピーエンドに向かっているんだと安心して読めるからかもしれない。
3投稿日: 2023.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
p.107 (要するに、お祭りなんだな) お中元はお客さんだけでなく、売る側にとっても非日常の一大事。どうせやるなら楽しんでいこうという姿勢がこのデパートにはある。 p.123 ごってり飾ればいいってもんじゃないけど、飾る気すらないのは味気ないって話。 面白かったです。魅力的なキャラクターが揃い踏みです。いい意味で裏切られる、二面性があるような登場人物が多いです。見た目も味も変化する和菓子になぞらえているのでしょうか? 続編もあるみたいなので、今後の杏子の変化にも楽しんでいこうと思います。
1投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログ和菓子に詳しくない私でも想像しやすくて楽しかった! 師匠の話だけ、「ある人物の謎」じゃなくて「謎の人物」だったからちょっと読むスピードが落ちた……。 冷静で察しが良くて愛嬌のあって優しいアンちゃん、そりゃあ人気になる! 1番最初のおとし文の話の面白さに、既に心を掴まれていた。 どんなお菓子か上手に想像できなかったので、鹿の子などは検索しながら読んだ。 これもまた、自分の想像と比較できて楽しい! 立花さんの裏の面が、アンちゃんにとってはすごく優しい一面だと思って出会えて良かったね、と思った。 この2人これからどうなるんだろう……。 読んで良かった!
2投稿日: 2023.08.08
powered by ブクログ読み進めると和菓子に対する見方が変わりました。そして、古くから日本人の慣習と風土に寄り添う和菓子の魅力を再度認識することができ、無性に上生菓子が食べたくなりました!! ふくふくしたアンちゃんや、みつ屋のみんなにほっこりします。
3投稿日: 2023.08.07
powered by ブクログ短編集っぽい構成で読みやすかったです。 とにかく和菓子が沢山登場します。 そして、どれも美味しそう。 和菓子って日本のお菓子なのに、知らないことばかり。 これからは、和菓子を見る目が変わると思います。 和菓子にまつわる謎解きミステリは、ほっこりします。
1投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ主人公のアンちゃんが可愛いのと、出てくるキャラクターは個性的なのに嫌味な所が無くて暖かい感じがしました。 和菓子ひとつひとつには季節感だけでなく、名前の由来となった物語が背景にあることが多く、それを考えながら読み進められます。 和菓子と一緒に読んでみてほしい1冊です。
6投稿日: 2023.07.21
powered by ブクログ主人公の杏子は食べることが好きな18歳。高校を卒業後とくにやりたいこともない杏子はデパ地下の和菓子屋「みつ屋」でアルバイトを始める。様々なメッセージが込められた和菓子、和菓子界の隠語などからお客さんの目的や悩みを店長の椿はるかとみつ屋の個性豊かな店員たちが解き明かしていく。 和菓子が主役で日常の謎をテーマにしたほのぼのミステリー。
2投稿日: 2023.07.13
