
総合評価
(1498件)| 379 | ||
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powered by ブクログこの頃話題になっている本のようなので読んでみました。面白かったです。 ミステリーなのか?と解説を読んで知りました。まあ確かにミステリーだからと言って毎度殺人や重大事件が起こらなくても良い。反対に店員と客、と言う接点があるようでないような関係で和菓子に関する実に些細で個人的なミステリーと言う感じで良かったです。和菓子も確かに奥が深いですよね。良い餡子のお菓子は本当に上品で良いものだなあと先ごろ悟りました。
2投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログ食べることが大好きな私には、美味しそうな和菓子が出てくるというだけで心惹かれるものがあるのだけれど、この本は良かった。 癖のある登場人物たちがコミカルで、気軽にさらさらと読むのに丁度良い感じ。 私には謎解きというよりは、和菓子に対する知識だったり、言葉遊びなどが楽しくて仕方なかった。 続編が出たなら、是非読みたい。
0投稿日: 2013.01.20
powered by ブクログ店頭で見つけて表紙の和菓子がおいしそうでつられてつい買ってしまった一冊。 和菓子は季節ごとにバリエーションがあり、名前や材料に日本の季節感や日本人の細やかな心が織り込まれている。 デパートの和菓子売り場で、お客様との短いやり取りの中で、アルバイトのアンがお客様一人一人の心模様を紐解く様子は読んでいてとても興味深い。 私も茶道を習っていた頃、お菓子がとても楽しみだったのを思い出しました。 和菓子が食べたい・・・渋いお茶と共に・・・
2投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログ登場人物の魅力や和菓子の魅力にあふれていて楽しめました。デパ地下という舞台設定も良いですね。秘密基地みたいな入り口の描写や閉店後の様子など、身近なようでなかなか見られない部分が想像できて面白かったです。
0投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログ軽い少女漫画。ミステリーを期待するとちょっとちがう。柳原かなこあたりを主役にモデル系の男を脇役にTVドラマにすると、きっと面白い。
0投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログ丁寧な文体で落ち着いて読める。 登場人物が皆魅力的でいい人ばかりなので、終始温かな気持ちで読めました。 もう一度日常にもっと丁寧に目を向けてみようと思った。 とにかく和菓子が食べたくなる!
5投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特に読みたい本が無いまま書店内をうろうろし、平積みされていた本作を何の気無しに購入して読んだのですが、思いのほか楽しめました。 デパ地下の和菓子店を舞台に、個性的なキャラが慌ただしく動き回る…雰囲気的には何となく「真夜中のパン屋さん」に似た印象を受けました。本作は個性的なキャラが面白く、特にイケメンだけどオネェぽくて乙女チックな同僚や、洞察力にすぐれ、適切なサービスと店舗運営を行うけれど、株のことになると性格がガラリと変わる店長が個人的にツボでした。 そして何より和菓子の奥深さが素敵すぎ。季節や年中行事、風物などと密接に関わりがあることや、一つの小さな菓子にいろんなバックグラウンドストーリーがあること。そして和菓子の作り方や材料のウンチクなど、読んでいる最中はずっと感心し続けていました。 私は和菓子どころか間食すら全くしないので、読む前は本作の題材になっている“和菓子”はまったく興味がない世界でした。けれど読後は和菓子への興味が植え付けられてしまい、夕飯の材料を買いによったデパ地下で、何となく和菓子店の方へ自然と足が向かっていました…
2投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログひょんなことから、デパ地下の和菓子屋さんで働くことになった、主人公梅本杏子。 そのちょっと太目で、ほっぺがおもちのようなことから「アンちゃん」と呼ばれる! そう、洋菓子ではなく和菓子。馴染みの薄いこの和菓子。 これがまた奥の深いこと。 登場する和菓子屋の店員さんがみな個性的で、読んであったかくなるお話でした。 さあ、次回デパ地下に行ったら、ケーキではなく、季節の和菓子を買ってみよう!!
2投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
奥深い和菓子の世界とそれによって引き出される人の心。 ほっこりする日常ミステリー、それがこの作品。 高校卒業後、大学進学する気にもなれず、デパ地下の和菓子屋「みつ屋」で働き始めたちょっぴり太めの梅本杏子。頭が切れるけれどちょっぴり独特な椿店長や、実は乙女系な社員の立花さん、同い年でバイトの桜井さんなど個性あふれる「みつ屋」の面々と関わりながら、今日も和菓子の世界へいざなわれます。 日本人でよかったなーと和菓子の奥深さに心打たれました。歴史と人情味あふれる和菓子と人間模様が素敵なほっこりする作品でした。
2投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
坂木さんの小説読むの久しぶりだった。連作の短編なところが好きです。 和菓子について全然知識が無かったけど、季節によって変わるデザイン性&メッセージ性の強いものなんだなあということが分かった。しかしそれでミステリー書くなんてすごいなあと。読み終わって、デパ地下で和菓子買ってみようと思ったけど、なかなか敷居が高い気がして買えなかった(笑) 椿店長、かっこいいけど、買うものでそんな推理されたら怖い…
2投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログ「心に残った本」ランキング第一位の帯に惹かれて読んでみたものの……うーん、特に心に残ったりはしなかった。むしろ期待して読んだ分、がっかりさせられたので、ある意味心には残ったかも? 主人公のキャラクターが薄い。性格もあまり好きになれなかった。 表現があざといと感じる部分があったり、文章が軽すぎたり、途中からイライラしたりと、まあ単に自分の好みと合わなかったというだけかもしれない。
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログ久しぶりに心に残る作品だった。和菓子って目で、舌で、頭で味わうものなんだなぁ。まさに小宇宙。無限大の可能性と奥行きをもっている。読めば読むほど味わい深い。
0投稿日: 2013.01.17
powered by ブクログ読んでる最中から和菓子屋に走りに行きたくなる!! 続編も近々出るということなので、もう今から楽しみヽ(*´з`*)ノ 椿店長の恋が気になります、続編ではもっと掘ってくれるのかな。 自分の知らない世界を覗けるのが読書の醍醐味ですよね♥ しかもこの著者の他作品を見てみると、色んな世界を舞台に描いているみたいで、気になります!やっぱり次はシンデレラティースかな。 本作品は漫画のようにスラスラ読めるところがまた気晴らしに読みたいときにもってこい。 もっともっと和菓子の魅力にはめりたくなったので、巻末にあげられていた参考文献にも目を通してみようと思います。
2投稿日: 2013.01.17
powered by ブクログまんがみたい。 さくさくと、和菓子にまつわるうんちくも楽しめて 暇つぶしに良い作品。 やなぎはらかなこで実写化しないかなー笑
0投稿日: 2013.01.17
powered by ブクログ最近、旦那が和菓子にハマっている。 そのきっかけが、この本。 キャッチコピー?にあるように… デパ地下を舞台にした、ほのぼのミステリー 面白かったです。 そして、和菓子が食べたくなりました。
0投稿日: 2013.01.17
powered by ブクログ“和”菓子の良さを改めて感じる、和菓子についてもっと知りたくなる作品でした。デパ地下が舞台なので光景が目に浮かぶようでした。ごく普通の女の子のアンちゃんが自然とみんなにとっての“和”となっているところになんだか元気をもらいました。ほんわかと心が温まるいい作品でした。
2投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ和菓子がついつい食べたくなる お話でした。デパ地下事情にも すこし詳しくなったかも(笑) 職場の人がみんな親切で良い人で いいなぁ(*´˘`*)♡
0投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログまず、なんといってもタイトルがいいですね、この本。 赤毛のアン好きとしては、見逃せません。 そして洋菓子とかパンとかを題材にした小説っていっぱいあるけど、 和菓子を取り上げたのって、私個人的には初めて読みました。 正直、和菓子に全然詳しくないので、出てくる和菓子が 一体どんな姿かたちをしていて、どんな味なのか全然ピンと きませんでしたが、読んでてだんだん、今すぐ自分もデパ地下に 走っていって和菓子を買いたくなりました。 「上生菓子」って、なんておいしそうな響きなんでしょう!! みつ屋に行って、アンちゃん、立花さん、椿店長、桜井さんから 和菓子の説明を聞きたい。 今気づいたけどみつ屋の店員さん、梅に橘、椿に桜と、 みんな植物の名前!(今頃か) 確かに、和菓子ってものすごい歴史のあるものとかも あるんだもんねぇ。 源氏物語の時代からあるものを、今でも食べられるってすごい。 普段はもっぱら洋菓子派の私ですが、和菓子にも目を向けようと いう気になりました。 緑茶と食べたらおいしいもんね、和菓子は……。 乙女の立花さんが好きでした。
7投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ艶々と輝く小豆をまとった鹿の子。 しっとり、ふくふくと炊きあげられた餡を包んだ大福や最中。 季節の移ろいを感じさせる上生菓子。 洋菓子の持つ煌びやかさも捨てがたいけれど、和菓子の奥ゆかしく優しい風情も好きだ。ケーキに比べ、少しヘルシーなのも乙女心にはありがたい。和菓子教室に通い出して三ヶ月、ういろう生地や求肥、蒸し羊羹、餡を焼いた桃山など…月毎に変わるレシピに楽しく奮闘している。 ヒロイン杏子ちゃん。食いしん坊、ちょっぴり太めだが可愛い花の18歳。進路が決まらず、デパートの和菓子店みつ屋で働くことにしたのだが… 個性的すぎるみつ屋の皆に囲まれ、最初はただ食いしん坊なだけの杏子がそれぞれの和菓子の由来などの知識を得て、お客様が抱える事情までも察するスーパー売り子になっていく。 長い歴史を経て現代にまで生き残った和菓子、美味しいだけじゃなくて歴史や文学の勉強にもなるなぁ。デパートの裏側や和菓子屋さんの専門用語にも詳しくなれるし。そう言えば桜餅が関西と関東で全然違うことを知ったとき(学生時代)は驚いたものです。 正座の辛さに耐えきれず断念したけど茶道も奥が深そうでいつか習いたいな。
15投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ友だちにすすめられて読みました。 出てくる和菓子ひとつひとつにあるエピソードがほんとうにロマンチックで、とても気に入りました。 こんな素敵なものを今までただもそもそと食べていたのがもったいなかったなぁなんて思っちゃうくらい(笑) 私も杏ちゃんと年がおなじくらいだし、甘いものにも目がない、ルックスもそこそこ、おまけに男性との接触がにがて(中・高女子校なんです)、と似通った点ばかりで共感、共感。 面白いなぁって思ったのはデパ地下の様子。お客さんには知られない裏事情が楽しくて、べつに働くわけでもないのにわくわくしちゃいました。 読み終わったあとにはふしぎなホクホク感がのこって、にんまり。 これからは新しい目線で和菓子が見れちゃうなぁ。
5投稿日: 2013.01.15
powered by ブクログ日常の謎&ほのぼの系ミステリ。 暖かいお話でした。みつ屋の皆さん最高です!立花さんの最後のセリフが印象的。 読んだ後、和菓子がすっごく食べたくなりました(笑) それから、アンちゃんのお母さんは「切れない糸」(創元社)のパートのおばちゃんトリオの一人なんだっけ?確かに、いた気がする
0投稿日: 2013.01.15
powered by ブクログ漫画読んでるみたい。情景が事細かなんよね。ただ、話が回りくど過ぎてわけわかんなくなったり。でも同じ百貨店勤務としては親近感沸いた!
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログ和菓子、深い。 上生菓子なんて自分のために買ったことないけど、今度なにかのご褒美を自分にしたくなったら買ってみよう。 (最近まったく洋菓子への興味を失いつつある。年のせいなのか?)
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログ和菓子の奥深さに感嘆しつつそこから紡ぎ出される日常のミステリー。何より和菓子が食べたくなる。ミステリーといってもほのぼの。かるーく読めるもののちょっと物足りないかな。
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログ酒饅頭と煎茶をかたわらに読みたい。 ほかほか軽い読み心地。 読んでいて、上生菓子を食べたくなる。
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログ内容にホッコリし、あるある、と何度も頷いてしまっている自分に気付いてまたホッコリしてしまった。和菓子の奥の深さを感じられる作品 「人が死なないミステリー」って読んでて疲れることがないからいい
2投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログ坂木さんらしい感じが出ていて、すごく面白かったです(^ω^) 登場人物が個性的で読んでる間にやけまくりでしたw
2投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログ2012年12月読了 アンちゃんはもちろん、皆それぞれいいキャラしてます。和菓子って奥深いんですね。むしょうに上生菓子が食べたくなる本です。 アンちゃんと立花さんのその後が気になるので、続編を熱望します!!
0投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読メで評判が良さそうだったので、ポチッと。確かに帯には2011年読メ心に残った本1位の文字が。 和菓子に絡んだ日常ほんわかミステリー?読後感があったかくて良い感じの本でした。 甘党には、しかも和菓子派としては堪らなく面白いテーマの本でした。和菓子万歳! 上生菓子が食べたくなりますね(笑)ときどきコンビニでお団子とか買いますけど、生菓子は久しく食べてないなあ・・・なかなか良いお店を知らないし。デパ地下に行ってみるかあ。中央線沿線でどこか良いお店があったら教えてほしいです。ああ、上生菓子食べたい。 あ、関係ないけど、太宰府のできたて梅ヶ枝餅うまかったなあ。寒い外で食べるあったかいお餅とアンコという組み合わせが堪りません。う、思わずヨダレが。 お菓子にこんなに謂れというか、歴史というか背景があるとは知りませんでした。季節ごとのお菓子というのも、小さい時に何気には見ていたけど、こうしてちゃんと説明されるとフムフムですね。未開紅もGoogleでみたら、見たことある気がするもんなあ。でも食べてはいないな、あんな文中にあったような食感は知らないもん。 季節感ってのは四季を有する日本ならでは、なんだろうなあ。 あと、デパ地下のちょっとした内情というかウラ話的なところも面白かったです。なかなか他の職場の雰囲気とか実情って知らないですからね。 見立てやメッセージに満ちている和菓子の世界。見立てと掛詞、言葉あそびが良い。こういうものを読むと日本語ってすごいなー、きれいだなーと思う訳ですよ。和菓子の隠語もなかなか。イメージと言葉あそびと意訳。連想ゲームですよね。おはぎの七変化にもビックリ。途中から「それは言われないとわからない」レベルまで深化していきますが(笑)。言葉遊びが楽しかったなー。ま、言葉遊びといえば、京極夏彦さんに西尾維新さんって感じなんですけどね、私としては。 松風の由来から、松だけで寂しい→待つだけで寂しい・・・もう電車で読んでいて涙ボロボロ。気丈に振る舞いながらも、その言葉の裏を汲み取って、というのが心にズガンときました。今でも思い出したら涙が・・・桜井さんの雄叫びの気持ちがよくわかる。 千切から契の掛詞もなんかこう感動したというか感心したなあ。こんな謎掛け面白い。でしかも「解かれなくてもいい謎」という椿店長の言葉にも重みを感じたし、返しの結千切ってのも粋ですねえ。 でも、ちょいとミステリーに無理を感じなくもないかな。落とし文の社内内部告発はちょっとスケール感が?? 続編あったらなあ、と思ったら、文庫版解説では「続き」があると。いや、これはまだまだ続編読みたいですよ。もっと和菓子の秘密・歴史を知りたいし。椿店長の過去話も見てみたいような。立花さんに桜井さんもいい味出しているしね。 坂木司さんはこれが初読み。解説では他にも職業モノを書かれているとか。興味はあるけど、やっぱこのアンコシリーズがじぶん的には一番な気がするなあ。 あとがきの水羊羹のちっちゃいスプーン(笑)。あーわかるわかる、なんて感じで、最後までクスリッな感じでした。 アンちゃんは森三中の真ん中のちっちゃい人のイメージ(笑)
20投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログ推理とかミステリーものがあんまり好きじゃないけど、これはほのぼの系で和菓子の知識や良さなどが知ることかできて面白かったです。登場人物にも読み進めていくうちに親近感が湧いたし、登場人物からいろんなことを学べてためになりました^^
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ和菓子ミステリー。出てくるお菓子が美味しそうで、想像してるだけでお腹が空いてくる。和菓子の奥深いトリビアを知りつつ、ほっこり幸せになれるストーリー♪
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ和菓子が苦手なのだけど、読んでたら奥が深く、日本の文化なんだなーって思ったら食べたくなりました。 一つ一つの意味をちゃんと理解しながら。 素敵な謎解きってあるんですね。 面白かったです。
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログおねえちゃんからおすすめされて借りた本。 奥が深い和菓子だからこそ 複雑な調味料加えなくても わかりやすいミステリーに仕上がるんだろうなと。 たしかに登場人物が個性的なところはあるけど ミステリアスキャラもいないし、 語り手は主人公でツッコミもあるし、 むしろほんわかした。 さっと読めた。
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ和菓子を題材にしたちょとミステリアスな気分になる。 和菓子と職菓子人の奥深い関係をうまく関連させている。 なごみやかで面白い1冊でした。 自分は アンちゃん派です!(^^)!
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ大福のような体をコンプレックスに持つ杏子が、メンツの濃い和菓子屋で働き始める。和菓子の知識の豊富な椿店長と、やって来る客のミステリを解いていく話。 和菓子の由来や逸話は面白かったが、完全にビブリアと同じ展開。
0投稿日: 2013.01.11
powered by ブクログデパ地下の和菓子屋で働くことになった女の子が主人公の話。ちょっとした謎解きあり、和菓子のトリビアありで軽くさくっと読める。
0投稿日: 2013.01.11
powered by ブクログおもしろかった。 ミスマープルのような洞察力だけの推理って最近のはやりなのかなあ。 ビブリアもそうだし。 二十年位前に殺人事件が出てこない推理小説をさがした時は「空飛ぶ馬」くらいしかみつけられなかったけれど、近頃は百花繚乱の感があります。 うれしいけど。
2投稿日: 2013.01.10
powered by ブクログ私の中では、湊かなえさんの「告白」以来の大ヒット本です! 「告白」とは、全く別物のミステリーですが、こんな読み終わりに爽やかな気持ちになれるミステリーがあるんですね~☆ そして、登場人物も愛嬌のある魅力的な人ばかりで♪ 和菓子がこんなに奥深い物語を持っているなんて、驚きましたし~ 益々~和菓子が好きになりました(*^^*) 坂木 司さんのほのぼのミステリー♪ 他の作品も読んでみたくなりました。 新年早々~ 素敵な本に出会えました☆☆☆☆☆
0投稿日: 2013.01.10
powered by ブクログ2013.1読了 人が死なないミステリー。ほんわか。 もともと和菓子が好きだけど、読んだ後和菓子が食べたくなる。和菓子の勉強がしたくなる。一つ一つの和菓子の由来から、四季にあわせた日本の文化ていいなあと思わせる。
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり太めの十八歳。内職で株にはまっている椿店長や、黙っていればカッコイイのに乙女な立花君、元ヤンの桜井さんという個性豊かな人達に囲まれる日々の中、和菓子の奥深い魅力に目覚めていきます。謎めいたお客様達の言動に秘められた意外な真相とは? 和菓子の奥深さ、愛すべきキャラクター達に笑ったり、ホロリとしたりと本当に面白かったです。これはぜひぜひ続編を出して欲しいな~。読み終わったあとには和菓子が食べたくなりました。
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログ和菓子に興味を持つきっかけになりそうな一冊。日常ミステリーは普段あまり読まないこともあり、興味深く読めた。 (少なくともこの中では)下手に恋愛云々まで踏み込まずに終わったのが個人的には嬉しい。 和菓子に関する薀蓄がとても面白かったので、そういった専門書も子オン後読んでみようと思う。
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログ和菓子食べたい!!! そんな気持ちになる一冊。 デパ地下和菓子やさんで働くぽっちゃり系女の子アンちゃんと個性豊かで魅力的な登場人物の織りなす日常の謎系ミステリー。好き。
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログ2013年最初の一冊がこの本で良かった! アンちゃんの素直なところとか、声に出さないツッコミとか、すごく好感持てて、ほほえましかったー。 和菓子屋さんの面々も、個性的で読んでて全然飽きない。 ほんわかしたムードながらも、和菓子の歴史とか、言葉遊びを学べて、なにより和菓子を今すぐ買いに走りたくなる! その日の夢に和菓子が出てきちゃうほど気に入った一冊です。
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログこの間読んだワーキングホリデーが面白かったので、ちょっと気になってた和菓子のアンも期待して読んでみました。 坂木司さんはよく日常ミステリーとか人が死なないミステリーとか言われてますけど、これはまさにそんな感じでした。 和菓子に関する謎解きは読んでてすごく楽しかったです。 私は和菓子はそんなに食べないんで予備知識は全くなかったんですけど、全然難しくなく、言葉遊びみたいでした。 和菓子の名前の由来とか、歴史とか、もっと知りたいなと思いました。 あと、和菓子が食べたくなります。 普段は和菓子は全然食べないんですが、上生菓子とかたべてみたいです。 最後の辻占の行方が特に好きです。 あんな分かりにくいメッセージもないと思いますけど(笑) ああいう素敵な店員さんがいる美味しそうな和菓子屋さんに巡り会いたいですね。
2投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログ和菓子うんちく小説ミステリ風味。ライトノベルっぽくさらっと読めます。 ふくふくの主人公、アンちゃんがかわいい!登場人物みんなキャラがたっていて、特に乙女男子の立花さんが好きです。 和菓子のうんちくエピソードはちょっとこじつけが感じられてとってつけたようですが、その魅力は十分伝わってきました。とにかく描写がおいしそう。デパ地下の隠語や楽屋裏ネタも楽しいです。 続編があったらぜひ読みたい。
2投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログデパ地下の和菓子屋さんを舞台にしたミステリ。 ミステリといってもちょっとした謎をとく感じで気軽に読める。 内容もほんわかしていて好みだった。 出てくる和菓子が美味しそうで、読み終わった後は和菓子を買いにいってしまった。
3投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログ和菓子の事をまったく知らないからこそ楽しんで読めた。和菓子の世界って奥深い。言葉遊び的なのが茶目っ気あって素敵。
0投稿日: 2013.01.07
powered by ブクログ★3.5 坂木さんの本は本当にほっこりする。 現実にはなかなかないな、こんな風に働けたらなと思うけれど、 実は自分が気付いてないだけで、一つ一つ切り取った日常には、こんな風にささやかな幸せを感じられることが沢山あるんだろうなと思う。 和菓子の物語、言葉遊びがとても素敵で面白い。 きっとどんなに美味しい和菓子を食べることがあっても、この本を読まなければ和菓子の名前に興味なんか持たなかっただろうな、と思うとやっぱり本ってすごい。 これを機に、和菓子を求めて滅多に行くことのないデパ地下に足を運んでみたい。
0投稿日: 2013.01.06
powered by ブクログ私は和菓子が苦手です。でも、表紙もかわいいし、ずっと気になっていたので思い切って購入。 ぽっちゃり体型なため、高校ではお笑い役でいって、いろんなものを諦めていて、恋愛とかイベント(クリスマス等)を他人事にしちゃって、どこか冷めちゃってる主人公ですが、コンプレックスがある分、自分に鈍感だなぁと思います。 辻占の行方での、杏ちゃんのおみくじ、客のミステリーのことかと思いがちですが、杏ちゃん自身のことだよねぇ。 ”待ち人・来るがわかりにくし” 勘繰り過ぎだろかーー?
0投稿日: 2013.01.06
powered by ブクログ間違いなしで5つ星★ こんなに和菓子って、奥が深く、物語がつまっているんだ!!自分も和菓子屋さんに行って話が聞きたい! そしてまた、登場人物がなんとも魅力的。ぜひドラマ化してもらいたい!! (でも主人公のアンちゃんの適役はいるかな?)
0投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログ楽しかったです。 かわいいあんちゃん。立花さん、椿店長、桜井さん、師匠。うん。 登場人物みんな好きです
0投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログ2013年一冊目の読了本。とっても当たりでお気に入りの一冊になりました。 もう…なんて可愛くって、おいしそうなんだろう! 白くてふくふくのほっぺを持つ18歳、梅本杏子こと「アンちゃん」がデパ地下の和菓子屋「みつ屋」でアルバイトを始めることから広がる物語。 キャラ立ち抜群のみつ屋の面々に、たくさんの「謎」を持った和菓子とお客様、 たくさんの出会いに磨かれて、愛嬌たっぷりのアンちゃんはぐんぐん成長していきます。 心があったかくなって、何より腹ペコになる一冊です。 次の帰省には和菓子を買って帰ろうかなぁ…♪
5投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログデパ地下の和菓子屋で働く十八歳の女の子が主人公の青春お仕事小説。 職場で経験する日常の謎を通して彼女が成長してゆく物語としても楽しめるし、表と裏の顔が違いすぎる個性的な仲間たちも魅力的。和菓子やデパートの蘊蓄も面白い。今まで和菓子といえばアンコというイメージしかなかったが、歴史や遊び心があって奥が深いのには驚いた。 ほっこりした気持ちになって、和菓子を買いに走りたくなる作品である。
2投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログデパ地下の和菓子店「みつ屋」で働きはじめた梅本杏子(通称アンちゃん)はちょっぴり太めの18才。見た目が上品なのに中身はおっさんの椿店長、職人志望のイケメンなのに中身は乙女な立花さん、可愛い女子大生なのに元ヤン桜井さん。個性派揃いの「みつ屋」で杏子は和菓子の奥深い魅力に見出だされていく。おはぎひとつとっても物語あり、涙あり、驚きあり。「和菓子はアンがなくっちゃはじまらないんだから」ー読みやすくて面白かったです。
0投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログ自分は、餡子がすきだ。アイスやスナック菓子を自分から購入することはないが 饅頭やよもぎ団子は自ら購入し、酒のつまみにしてしまう。 読んだあと、自分、餡子好きなんだなぁと改めて認識。 が、和菓子をただ好きで終わらせていたことが残念でしょうがない。 こんなに素晴らしき文化あることに気付いていなかった・・・ う~む今週末は、図書館で和菓子の勉強だな。
2投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログライトなミステリ小説。このジャンルの中でも、特にライトな感じがする。ただ、その分読みやすく、一人称である「アンコちゃん」が非常にチャーミングな感じで、一気に読んでしまった。自分もでぶなので、共感するところが多々あった。読後感もすっきり、ぜひシリーズ化してほしい。 今まで、菓子と言ったら「洋菓子」であって、和菓子なんてのは「地味でしかない」というイメージがあった。しかし、本書を読んで、和菓子というもののイメージが変わった。「和菓子」のひとつひとつには、見立てやメッセージが含まれていて、物語がある。人生の様々な局面に立ち会うことも知った。節句、悲しみ、喜びの席。「和菓子」を学ぶことで、日本の奥ゆかしい風情・歴史まで学び取れる。奥が深い。 これからデパ地下を通る時は、和菓子屋の前を通ってみたい。上生菓子も、節目ごとに食べてみたくなった。
0投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログデパ地下の和菓子店を舞台にした連作短編。 ”日常の謎”とお仕事小説のミックスが堪能できます。 和菓子の魅力とそこに託された日本ならではの季節感や情緒、物語。 こんな風に描かれたら和菓子派になっちゃいそう。 杏子ちゃんを始め登場人物も親近感を持って応援しちゃいます。
0投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログ畠中恵とか好きなひとにはいいかも。ミステリと宣伝文句にはあるけど、それを期待して読むと微妙かも。ただしお仕事小説として見れば普通に楽しい。和菓子を食べてみたくなる本。
0投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログ3時間の新幹線の中で読みました。ちょっとした時間で読むにはぴったりだと思います。 デパ地下の和菓子屋さんが舞台のミステリー 和菓子屋唯一の男性従業員がとてもステキです。続編があるとのことですが、読みたい気持ち半分、このままにしておきたい気持ち半分。 初めての坂木作品。雰囲気がとても好きです。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログ久しぶりに一気読みした作品。 あんこが好きじゃなくて和菓子はあまり食べないし和菓子屋さんに行くことはないけど、今度一度のぞいてみたくなった。 和菓子の名前がどれも綺麗でその背景にあるストーリーをもっと知りたくなった。 385ページが好き。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校を卒業して大学に行くほど勉強したいこともなく、なんとなくプーになっちゃった杏子ちゃんことアンちゃん。さすがにバイト先を探さないと…ってことで百貨店の和菓子屋さんにバイトすることに。クレバーな素敵な女性なのに、中身はおっさんの椿さん、見た目ものすごイケメンなのに中身は乙女の立花さん、先輩バイトのかわいらしいけど元ヤンの桜井さんという個性的メンバーに囲まれて、けれど和菓子の面白さを知っていく…ってお話。 舞台が老舗の和菓子屋じゃなくて、百貨店に出店している和菓子屋ってところがミソかな。お客さんの行動から、その背景を当てたり、想像したりするミステリ要素もなかなか楽しい。アンちゃんのキャラクターもなかなか。いい子だしとても賢い子なんだけど、心の中には毒もあって、人間臭さがあっていい。何よりも、和菓子の世界の奥の深いこと!これを読んだら和菓子が食べたくてしかたなくなる。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログアンちゃんが、パン屋に勤めてる友人にそっくりなので… この本をプレゼントする事にしました♪ 次は、和菓子の歴史やトリビアが載ってる図鑑を買いたいな。
0投稿日: 2013.01.02
powered by ブクログ年末年始の旅行中読ませて頂きました! 面白くてスラスラと読めちゃいました!キャラクターがみんな個性的!そして、頭に浮かぶ美味しそうな和菓子…オススメな一冊です! また、和菓子の奥深さ…恥ずかしながら初めてしりました!早速季節の和菓子を買いに行ってみようかな…
0投稿日: 2013.01.02
powered by ブクログ2012年12月31日読了。 和菓子の解説がわかりやすいし、美味しそうで読んでいて楽しかった。 読み終わった後ほんわかしました。 続編出たら読みたい。
0投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログ私にとってははじめての「和菓子小説」であった。愛くるしい主人公を中心としたデパ地下の話は心温まったが、一方で変化に乏しく、私としては物足りない小説であった。随所に和菓子の奥深さが述べられていて、それはとても興味深かった。和菓子の知識が深い人はなお楽しく読むことができそうである。一見、映画化・ドラマ化されそうな話ではあるが、主人公に適した芸能人は見当たらず、ちょっと難しいかもしれない。
0投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログ和菓子ミステリーです。 私の好きなジャンルです。 料理とか書店とか、人が死なないミステリーは読んでて楽しい。 そして、椿店長も立花さんも桜井さんも、みつ屋の面々がすごくいい! 面白かったです。あー。和菓子食べたい。 生菓子ですね。
0投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログ単行本の時に一目惚れして以来、ずっと文庫本を待っていました。 相変わらずふにふにしているアンちゃん、個性あふれる同僚たち、ちょこっとした事件を持ち寄ってくるお客様。 登場人物がみんな坂木先生の愛に満ちていて読んでいてにこにこしてしまいます。 和菓子の知識が全くなかったのですが、季節のお菓子の説明や専門用語も分かりやすく説明してくださっていたのですらすらと読むことができました。 お菓子はただおいしいだけではなく、そのひとつひとつに歴史や逸話があるということでそのことについても調べてみたくなりました。 そしてそして、アンちゃんと立花さんの関係の行方をとても気になっていたのですが続編が始まっているということです。 和菓子のアンの続きの単行本化を楽しみにしています。
2投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログ文庫化につき再読。 お仕事小説。今度は和菓子屋さん! 未知の世界を垣間見れるのが楽しい! ⇒単行本時レビュー http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-688.html
0投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログ軽い。でも、まあ面白い。主人公の造形がいい。デパ地下の和菓子屋という舞台設定が面白い。今年の〆の読書としては如何かと思うけど、和菓子らしくないサッパリとした読了感。まあ最近の流行りかな?マジュウ喰いてぇ!
0投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログ軽いミステリ。日常の謎解き。 ほっこりして、しっとりして、お話自体が和菓子みたい。 それにしても和菓子が食べたくなる〜
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログデパ地下の和菓子店が舞台で、客の意外な真相を店長が推理するミステリーとなっている。和菓子の奥深い魅力が上手く紹介されている。
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログ美味しそうな表紙に惹かれて購入。 非常にライトな読み口でさーっと読めちゃいました。 じっくり読むタイプの話ではないということですね。笑 デパ地下にある和菓子屋さんを舞台に ちょっとしたミステリーを描いた本作。 出てくる和菓子が美味しそう~~。 歴史とかネーミングとか素敵ですねぇ。 ちょうど先日美味しい大福を食べて 和菓子の良さを再確認したところだったので、 今後は毎月和菓子買ってみようかな? 手始めに帰省土産をじっくり選んでみよう。 …思考がすっかり和菓子になってしまう、そんな作品でした。笑
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログ一気に読み終えちゃった。坂木作品らしい、あっさりしてて読みやすい、職業モノほのぼのミステリー。ちょっと物足りなかったけど、よかった。今回はデパ地下の和菓子屋さん。和菓子の描写が美味しそう。黄身餡のお菓子が食べたい。和菓子の名前の付け方も楽しくて奥が深いんだな。ごちそうさまでした。
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログ何となく帯に踊らされて買った作品。 ほのぼのする内容で、和菓子の知識が随所に。 個人的には人間模様がもっと深かったらな…って思います。 つまらないわけではない、でも残らない…というか。
0投稿日: 2012.12.28
powered by ブクログ読みやすい作品。 こちらもタイトルに惹かれて購入。 話の舞台となるデパ地下のとある和菓子屋さんの和菓子が興味深い。 説明を聞いていたら、買いたくなるような、魅力的な和菓子がズラリ。 和菓子の事が丁寧に描かれていて、売場に足を運びたくなるような面白さがありました。 主人公が若いので、全体的な印象は少し軽め。他の登場人物のキャラも特徴的なので、映像化しても面白そう。
2投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログ和菓子屋でアルバイトを始めた杏子ことアンちゃんとスタッフやお客様達との日々の出来事の話。 ほのぼのしていて、面白かった。
0投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログ2012/12/26読了。 和菓子食べたくなった!! 美味しくて面白かった。 ほっこりした気持ちになりたいときにいいと思う。
0投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログふっくらした庶民的な女の子、 デパ地下、 和菓子、 ときたら‥ほんわかできるあったかい物語かなぁと思い、読み始める。 ちょっと文章が軽すぎるかな、と気にはなるけれど、ほんわかあったかい気持ちに。 ちょうど最終章がお正月のお話だったので、年末年始にあったかいお茶を飲みながら読むのもいいかも。 ドラマでも楽しめそうな、ストーリーとキャラ設定でした。 気軽にほっと楽しめる一冊。
0投稿日: 2012.12.24
powered by ブクログ文庫化を心待ちにしてたこの作品! 期待を裏切らない内容に満足! 坂木作品の特徴である日常の謎にプラス、和菓子の奥深さそのものが私には謎そのものであって、でもお菓子大好きあんこ大好き(もちろん洋菓子も大好き)な私の興味と食欲をそそりまくるとても楽しい一冊でした。 和菓子を求めて出掛けたくなるよ~♪ 1人1人のキャラが独特で、主人公も勿論愛され要素バツグンで、全体において好感が持てます。
0投稿日: 2012.12.24
powered by ブクログほんわりしてて事件も事件らしくないし。筋立てはビブリアに似てるね。たしかに和菓子が食べたくなるうんちくだったなぁ。
0投稿日: 2012.12.24
powered by ブクログ全体的にほんわりと、それはもう、こし餡のようにやさしい読み心地のお話でした。あと、そのやさしさに包まれて薄まってる感はあるけど、登場人物が濃ゆい。モデルばりのイケメン和菓子職人なのに中身がアレな立花さんとか。好き。 アンちゃんのセルフ突っ込みとかも最初は慣れなかったけど、まわりの濃さで気にならなくなった。突っ込みの中身は、自分も体型的にはアンちゃんに近いんで気持ちは分かる(笑)。 やさしいだけのお話じゃなくて、大小さまざまな喪失感とか過去とか引きずってる登場人物がいとおしい。 和菓子とおなじく人にもそれぞれ歴史や物語があるんだなあって思った。 そういうのもひっくるめてみんな包んで、静かに丸めて形作ってお菓子にしました、みたいなお話。
0投稿日: 2012.12.23
powered by ブクログ美味しそうな和菓子の描写と日本の文化に酔える。謎解きのあとの真相(?)もほんのり心暖まるものばかりで、とても読みやすいキャラもの小説。 今度、月毎の上生菓子がある和菓子屋さんに行ってみます。 kindleで本を読むのに慣れてきました。紙の本だと必要な「ページをめくる作業」がないのが楽。それから、かさ張らないので旅のお供にぴったりです。
0投稿日: 2012.12.22
powered by ブクログ和菓子屋を舞台に日々起きる問題を解決していく。ミステリーというより謎解きというかんじ。読みやすく、和菓子の描写は思わず帰りにデパ地下によりたくなる。
0投稿日: 2012.12.22
powered by ブクログ若い世代は敷居が高い和菓子だけど、1個1個が素敵な物語を持っているのを知ってますか? 和菓子ミステリーという珍しい分野だ。殺人やトリックは登場しない。その代わり、和菓子にまつわるトリビアがちょっとした謎解きの形で盛り込まれている。 18歳のアンちゃんはデパ地下の一流店で働き始める。150センチ57キロ。Lサイズの服しか着られないのがコンプレックスだ。でもすごく前向きで、魅力的な女の子。ユニークな職場の同僚や、いろんな客との触れあいを通して、趣きにあふれた奥深い世界を知る。 ラノベ的なノリと、ミステリーの謎解きと、青春小説の美味しいとこを集めたような作品。繊細で、ほのかに甘いオムニバス数編。デパ地下の日常も見えるところが楽しい。和菓子を知らない読者のために挿絵や写真があると、いっそう味わい深い作品になると思う。 手土産を持っていくとき、今度は和菓子にしてみようかな。
0投稿日: 2012.12.22
powered by ブクログ最近多いお仕事ミステリ(っていうらしい)ですか。面白かったし、じんわり泣けました。お菓子も美味しそうだし。何より読みやすかったです。
0投稿日: 2012.12.21
powered by ブクログ和菓子がたべたくなる! 和菓子屋でバイトしたい! あっ・・・でも椿店長と立花くんがいてくれないと。
0投稿日: 2012.12.20
powered by ブクログ『和菓子のアン』。 すでに題名から言葉遊びが(笑)。 和菓子の名付けってとても奥深いんですね。ものすごい言葉遊びと語呂合わせの連続。 そして主人公のアンちゃんが働く和菓子屋「みつ屋」。ここの店員さんたちがとても面白い。 ストーリーも楽しいものからほろ苦いのまでいろいろと取りそろえられております。 何よりも読んだ後のほっこり感がたまりません。 ぜひぜひご賞味くださいませ、とお勧めしたい一冊です。
0投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログ和菓子にも四季折々の商品があり、風情があるものなんですね。今作品を読み、初めてその繊細な工夫とつくりを知りました。キャラクターの設定も個性が豊かで、ストーリーに心地よく彩りを加えています。 しかし、和菓子に全くの知識がない私にとって、お話の中の謎掛けは予想だにできず、謎解きにおいても気持ちよく頭に入りにくかった。 また、このストーリーは女性向き。男性には、少し消化不良に、あるいは重厚感に欠けている、と感じました。 読んでいるうちに、確かに和菓子が食べたくはなったのですが、垂涎ものの力作ではないですね。
0投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログあー面白かった。読み始めは少しノリが 軽すぎるかなと思ってしまいましたがテ ンポの良さや登場人物の魅力、和菓子の うんちくに一気に引き込まれた。お気に 入りの1冊です。
0投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログ和菓子の数だけ、物語があるのね。 そして和菓子を食べる人の数だけ、やっぱり物語があるのね。 生理的な欲求である「食べたい」より、もっと高次元な「おいしいものを食べたい」という欲求、そしてさらに「おいしいものを食べる喜びを誰かと分かち合いたい」という欲求をかきたてる本です。 その中心にある「食べ物」を、いかにして大切にするかをちゃんと意識させてくれるあたり、さすが坂木さんだなと思います。 続編があるとか。 切れそうなくらい断面の鋭い水羊羹が出てこないかなぁ。食べたいなぁ。
0投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログ日常系ミステリ?なのかな。単純に和菓子の知識の問題もあるのでミステリといってもいいものか… とはいえ、アンちゃんは大福みたいに可愛いし、出てくる登場人物も個性豊かで面白い。 後味の悪い話がないので、元気を出したいときにも読める。
0投稿日: 2012.12.17
powered by ブクログ読書メーター「心に残った本」ランキング1位という帯に惹かれて読んでみた。 残念ながら僕には全く響くことがなかった。なぜ、この本が1位なのか理解に苦しむ。 印象に残ったフレーズも、話の盛り上がりもなく終わっちゃった感じ。 和菓子屋の店員さんに共感するのは難しかった。
1投稿日: 2012.12.17
powered by ブクログ帯の通りで、久しぶりに通勤時間以外にも本を開いてしまった〜(*^◯^*) ほっこりしつつ、それぞれの個性的な登場人物がとても愛嬌があって好きです! 和菓子って面白いなあって思いました。食べたくなる。。。
0投稿日: 2012.12.16
powered by ブクログ文庫になるまで待ってようやく読み終わる。 推理モノは、やっぱり向いていないかもしれない・・・。 おもしろいかったけどね。「乙女」との関係も気にはなるし。
0投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログ面白い!可愛い!美味しそう! 和菓子も大好きだし、何よりも登場人物がみんな可愛い小説ってそれだけで嬉しくなる。 もちろんこの小説の魅力はそれだけじゃない。 帯に書いてある「ほのぼのミステリー」という言葉は真実だけど、ただほのぼのしているだけじゃない。 和菓子だって綺麗で美味しいだけじゃない。 外からは見えないところにたくさんの物語があって、だからこそ人も和菓子もとっても魅力的なんだ。 著者の坂木さんは優しい人に違いない。 続編があるとのことなのでそれを楽しみに待つ(もう出てる?)として、坂木さんの他の本も読みたいな。
17投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログ面白かった*\(^o^)/* 和菓子ミステリーって新鮮。 ビブリアやタレーラン的な感じで、サクサク読めた。映像化かな(^^;; アンちゃんは柳原可奈子だな(^^;;
0投稿日: 2012.12.10
powered by ブクログ最近ソフトミステリーともいえるようなものが多い… ミステリーはおまけで、登場人物の動向に引き寄せられる。 文字から和菓子のほわっとした甘さが感じられるお話だった。 大人から見ればアンちゃんはかわいい。でもお年頃の本人にしてみれば、ぷにょぷにょぽっちゃりはコンプレックスの要因にしちゃうんだね。自分の役回りを自覚しているというくだりにイマドキを感じる。その一方で、商店街のおじちゃんおばちゃんにかわいがられているところが微笑ましい。
0投稿日: 2012.12.09
powered by ブクログやはり日本文化は奥が深い。 お菓子の一つ一つに意味があり、遊びがある。 季節の移ろいに敏感に、それらを愛で、様々な形で表現し味わう。 それは先人たちから受け継がれてきた、日本人の心。 一口でなくなってしまいそうな和菓子の中に、そんな心と物語がある。 それを使った暗号解読のような言葉遊び。 ミステリー仕立てに進む物語。 登場人物が皆いい人なのも、気持ちが休まる。 とても面白く読み進められて、読後ほっこりする。 これから和菓子を買うときは、店員さんに説明してもらうのも楽しそうだ。
2投稿日: 2012.12.09
powered by ブクログ本屋でプッシュされてたので予備知識なしで購入。 話のテンポがものすごく良くって、スラスラよめたし、それでいて内容もしっかりあって面白かった。 和菓子って意識した事なかったけど、こんなに意味のもつ食べ物だったなんて・・・と目から鱗でした(笑) 主人公も可愛らしく、読んでても読み終わっても「ほっこり」しました♪
0投稿日: 2012.12.09
powered by ブクログ知識、というよりも教養があると、人生は楽しい。深みが出る。まるで姿を変え味を変える餡の存在のように。そんなほっこりとした、甘くてやわらかくて、そして優しいひとに、わたしはなりたい。
0投稿日: 2012.12.09
