Reader Store
和菓子のアン
和菓子のアン
坂木司/光文社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

1498件)
4.0
379
612
355
34
6
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでる時から和菓子が食べたくなって、デパ地下の和菓子屋さんデビューしました! デパ地下の和菓子屋さんでアルバイトを始めるぽっちゃり女子(笑)の一年間を綴るお話。季節毎の和菓子やそれにまつわる雑学、味の感想などを交えながら進むコージーミステリー

    0
    投稿日: 2013.04.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほのぼのしたお話。 和菓子屋の販売員として成長していくアンちゃんを応援したくなります。 また、和菓子を通して日本の文化や歴史はとても良いものだと実感できました。 とても読みやすく、サラサラっと読めましたし、登場キャラクターも個性豊かで面白かったです。 またミステリー要素も面白い。 サスペンスではないこのような小説も嫌いじゃないです。

    0
    投稿日: 2013.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    多分大勢の人が柳原可奈子のイメージで読むだろうな。 ミステリー的要素はそれほど必要ないけど、和菓子だけに限らず日本文化ってなぞかけやダジャレが溢れているので、そういうことを知るのも面白かった。店長にまつわる話はちょっと不意をつかれました。 そして・・予想通り和菓子が食べたくなる♪

    0
    投稿日: 2013.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高校を卒業したばかりの女の子が、地元のデパ地下の和菓子屋さんで働くお話。一緒に働く店員さんも面白い人ばかりでした。個人的には乙女な立花君が好きかな(*^^*) 読み終わったあとは大福が食べたくなりました(*´▽`*)

    0
    投稿日: 2013.04.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    杏子は高校を卒業したあと、周りの友だちはみんな専門学校や大学へ進学するのに、杏子は勉強もそれほど好きではなく、専門学校へ行くほどやりたいことも見つからず、進学せずにフリーターになった。 フリーターとして働く場所はデパ地下の和菓子屋さんのみつ屋さん。杏子はふっくらして容姿に自身がない女の子で自分に自身がないけど、みつ屋で働いて、接客を磨くことでだんだんキラキラした人になっていった! こんなに仕事に根をいれて頑張れたらいいな、デパートの人間関係も素敵だなと思った。すごく楽しく読めた!乙メンの立花さんもいい。藤田さんの書評を読んで坂木さんの他の作品も気になった。

    2
    投稿日: 2013.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     梅本杏子ふくふくぽっちゃり、食べることの大好きな女の子。高校を卒業するけれど、就職する気も進学する気にもなれず。  このままじゃニートになっちゃう! と決めたアルバイトはデパ地下の和菓子店「みつ屋」の販売。  そこで店長さん、菓子職人志望の立花さん、アルバイトの女子大生桜井さんと仕事をしていきながら、小さな謎を解いていく…………。  ハートウォーミングなお話。  たくさんの和菓子、特に季節物の上生菓子について詳しくなれそうな一冊です。  綺麗ですよね~~上生菓子!   偶然、先日お抹茶と頂いたので(お茶席ではなく、和風喫茶店で)なんとなく味を思い出したり。    内容的には、日常の小さな謎を解くお話なので食い足りないかな、と思いますが解りやすくて読みやすいです。とてもさらっとしてます。  ビブリアよりもっと小さい謎でした。    しかし、立花さんはちょっと~~! 主人公のアンちゃんがイケメンと解り合って、恋愛に発展、なんてのを最初期待したのに、あの設定は~~www (^◇^;)   

    1
    投稿日: 2013.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日常の中にある小さな謎、小さな幸せを題材にした小説。 ほっこり、のんびり。 心の休憩にぴったりの一冊。 朝でも夜でも、チョット疲れた日にも手にとりやすい。 それから、和菓子に込められたメッセージや謎かけも面白かった〜!

    0
    投稿日: 2013.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みながら和菓子が無性に食べたくなった!和菓子ってこんなに奥が深い、歴史ある食べ物だったんだ。アンちゃんもその他登場人物も素敵。柳原かなこを思いながら読んだのは私だけではないはず。続編に期待。

    1
    投稿日: 2013.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の和菓子屋さんが舞台のお話。読みだすと間違いなく和菓子が食べたくなります。登場人物のキャラクターも良く、描写も丁寧なので人物像がイメージでき知っている人のような気持ちになります。読んでいて楽しい作品。ちょっとした謎かけ風のミステリーも程よくスパイスになってて先を読む楽しみが生まれる作品。面白かったです。 ・・・・・ ・感想 坂木司さんの「和菓子のアン」は読み終わると和菓子が食べたくなります。 デパ地下の和菓子屋さんが舞台のお話です。 登場人物のキャラクターも良く、決して美人なタイプではないのですが愛嬌のある女性、アン(梅本杏子)が主人公です。 アンは高校卒業後、進路に迷いフリーターの道を選びます。 友達が大学やバイトの話で楽しそうにしているのを横目で見ながら、これからの自分の道を探っている感じです。 アンはデパ地下の和菓子屋さんをバイト先に選びます。 和菓子屋さんには日々、いろんなお客さんが訪れてきたり、デパ地下ならではの出来事が起こったりします。 そんなお仕事ミステリーを加えたほんわかとした小説です。 アンのバイト先の店長や同僚も楽しいキャラで嫌味がありません。 描写も丁寧なので人物像がイメージでき知っている人のような気持ちになります。 読んでいて楽しい作品です。 お菓子ミステリーですが、ほんのりとスパイスになっている程度のミステリーで、かえって先を読む楽しみが生まれます。 面白かったです。 ・作品紹介 デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり太めの十八歳。 プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。 謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは? 読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。

    2
    投稿日: 2013.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子の繊細さ、奥深さを少し知ることができて楽しかった。ただビブリア・・の様な謎解きやストーリーを持たせるよりは、和菓子らしいほっこりとしたエピソードでいいのになと思った。

    1
    投稿日: 2013.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子のように甘くて優しくて、少しだけほろ苦さもある日常ミステリー。和菓子の知識はなくても、さらっと読めて、和菓子って面白いんだなと気付かせてくれる。 主人公が勤めている和菓子屋さんがデパ地下のお店なので、そこで働く人たちや訪れるお客さんたちの人間模様も興味深かった。 普段ほとんど和菓子を買うことはないけれど、今度ぜひ和菓子を買ってみようと思った。その時には、美人店長とイケメン社員とふっくりとした女の子のいるお店で買いたいな。

    0
    投稿日: 2013.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んで、ほんわか。 心暖まるミステリーです。 私の悪い癖で、面白い作品だとすぐ配役を考えてしまいます。 アンちゃんは柳原可南子さん。椿店長は米倉さん、立花くんは三浦春馬。 おかしいでしょうか?

    2
    投稿日: 2013.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    こ、これは面白い!タイトルもわかりやすいなぁ、和菓子をテーマにした青春日常ミステリーです。やりたいこと見つけれず、進路を決めないまま高校を卒業したポッチャリL嬢の梅本杏子は、「このままじゃニートだ!」と一念発起。デパ地下の和菓子屋で働きはじめた。外見では想像もつかないような個性的な店長・同僚と、歴史と遊び心に満ちた和菓子に囲まれ、お客さんの謎めいた言動の真相をさぐるミステリー的面白さと、青春小説の瑞々しさが同居、忙しくも心温まる日々に追われる通称アンちゃんの一年間。著者の他作品のリンクも・・・

    2
    投稿日: 2013.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終えたその足でデパ地下に向かい、 そこに並んでいる上生菓子を手にとっていました。 そのくらい和菓子が食べたくてたまらなくなる。 和菓子についてもっと知りたくてたまらなくなる。 日常ミステリものですが、ミステリ自体はとてもライトで、 それよりも登場人物の心の動きとか、 人生の機微なんかに目を向けたくなる作品です。 (変わり者が多いけど)いい人ばかりなので気持ちよく読めます。 そしてなにより和菓子についての薀蓄がたっぷり。 「菓子」というとどうしても「スイーツ」と呼ばれるような 洋菓子に目がいってしまいがちですが、 和菓子というものが日本に長く息づいているからには もちろんそれなりの理由があるわけで そのうちの少しを知ると、もっともっとと止まらなくなります。 季節の変化や侘び寂びを慈しむ文化、 美しい日本語の言葉遊びなど、とても興味深いです。 美味しい和菓子と、美味しい抹茶と一緒に、 ゆったりと味わいたい、そんな作品でした。

    8
    投稿日: 2013.04.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子屋さんで働きはじめた杏子=アンちゃんのお話。 椿店長、立花さん、桜井さんはじめ、 登場人物がとても個性的で面白い。 和菓子についての知識も得られるし。 初めて読む作家さんだけど、読みやすいし、 他の作品も読んでみようと思う。

    0
    投稿日: 2013.04.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子×日常的謎。 和菓子屋・みつ屋で働くことになったアンちゃん。そこへお客様が謎を連れてきたり、謎がお客様にくっついてきたりー。ホッとするような、ツーンとするような…。でも、そこまでの感動ものでもない。 犯人は和菓子です! 手強いのは、上生菓子。上生菓子って、「貴方に私の味が解るかしら?」っみたいにツンとしてますよね(大人の風貌がある)。 和菓子の世界は奥が深い。言葉遊び満載で、和菓子一つひとつに物語を持つ。それが魅力的に目に飛び込んでくるのがこの本。 お目にかかる機会が圧倒的に少ない上生菓子を想像するのは難しいが、美味しそうか、そうでないかくらいは伝わってくる。あぁ未開紅…食べてみたい…絶対美味しいよ。(←こんな風に) クッキー大大好きで餡子があまり好きじゃない私が、クッキー一筋できた私が、和菓子に心を奪われそうだ。大袈裟?腹減ってきたぁー。 和菓子の知識は豊富で、楽しいけど、一つひとつの話が軽くて物足りない感はあった。それ、よくあるわぁ〜ってな具合。もうちょい濃厚なミステリーが欲しかった。

    0
    投稿日: 2013.04.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全体的にのほほんとした日常系ストーリーで、まっすぐな主人公アンちゃんがかわいらしい。本当に和菓子のよう。ページを捲る指が止まらない、というような展開はないものの、端々に和菓子の奥深さと繊細さを感じる作品で、蘊蓄?に感心しながら読了。

    0
    投稿日: 2013.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりに坂木作品を手にとって読んでみた。期待以上に楽しい♪ 個人的にも和菓子は大好きなので、読みながら食べたい!って何度も思いました。登場人物みんなの名前に樹木が入っているのも楽しい仕掛け。学歴も無く、ぽっちゃり体系で容姿にも自信のない主人公アンちゃんこと、梅本杏子の考えって頼りないようで実は芯がしっかりしてるような。大福みたいにふわっとしてても中身が詰まってるのに似てるかな。笑)目的を設定して、それに突き進むタイプではなく、その場で自分のやっていること、課せられた仕事を一生懸命にやっているうちに周りに引き立てられていく、そんな生き方は『お蔭様』で支えられる日本の根底思想に繋がる気がしました。難しいことはとにかく、アンちゃんの周りには素敵な人たちが一杯、それぞれが魅力的。少々個性的ですが。和菓子の魅力や奥の深さ、そして謎解きに恋、と読んで爽やかな気分になる作品です。

    2
    投稿日: 2013.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    百貨店の和菓子屋さんでバイトをすることになった、ぽっちゃりめの梅本杏子。 バイト先の店長、椿店長は美人だけど、中身がおじさん。 店員の立花さんはかっこいいのに中身は乙女。 バイトの桜井さんは可愛い女子大生どけど、実は元ヤン。 という、濃いキャラクターの面々に囲まれて、和菓子を買いに来るお客様の謎を解く。 和菓子の意味がこんなに深いものだと初めて知った。 隠語や言葉遊びがたくさんある。 季節ならではの和菓子も多々。 今度、百貨店の和菓子屋さんに立ち寄ってみようかな。

    0
    投稿日: 2013.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の和菓子店で働く通称アンちゃんを主人公に、日常の謎をひもとく。和菓子の世界も素敵だし、デパ地下の特殊な世界も面白い。登場人物も魅力的。今後も楽しみな作品だ。

    1
    投稿日: 2013.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    疲れたときにフッと甘いものが欲しくなりませんか!本書は,デパ地下の和菓子店を舞台にした単なる小説ですが,季節感,乙女心,軽い推理,日本文化,温かい思いやり,・・・に触れることができます。思索の合間のお茶の時間として時に微笑みながらリフレッシュし終えて,難しい専門書・論文にChallengeして下さい。 *推薦者 (役員)J.C *所蔵情報 http://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00327968&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

    0
    投稿日: 2013.04.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の和菓子屋「みつ屋」に勤めるちょっと太目の18歳“アン”こと梅本杏子が職場で起こるちょっとした事件に奮闘しながら成長していく、ライトな青春ミステリー。 当然、和菓子が事件を解決する重要なアイテムなのだが、季節や歴史、生活に深く関わる和菓子の世界の奥深さも味わえる。

    0
    投稿日: 2013.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    話題作だったので遅ればせながら読破。 和菓子の深ーい世界を垣間見るという面ではなかなか面白い作品です。 和菓子の分類や用語について。 和菓子の名称には駄洒落や言葉遊びがちりばめられていること。 日本人のゲン担ぎに和菓子が使われていること。 色の組み合わせに意味があること。。などなど知らない事がイッパイでした。 でも、読み物としては・・(^^;)。 まぁ、読みやすいですケドね。

    3
    投稿日: 2013.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子ってトコロがずっと気になってて、とうとう買ってしまった! 主人公のアンちゃんはじめ個性的な人物が沢山で楽しい♪テンポも良くてドンドン読み進めてしまいましたっ(≧∇≦) 和菓子ひとつひとつに込められた意味を知って、さらに和菓子が好きになりました♪ あー和菓子食べたいw そして、あとがきのに続編がとあったのですが?!一見ハンサムでツンな立花さんとアンちゃんがこれからどうなるのか?!ウググ楽しみですぅううっ

    0
    投稿日: 2013.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    めっちゃ和む!甘い物苦手ですが、和菓子食べたくなりました。眺めてるだけでも癒されますよね!アンちゃんのキャラも可愛くて、なにより!乙女のキャラがいい!そんなイケメンと仲良くなってみたいもんです(笑)和菓子の世界ももっと知りたくなっちゃいました!登場人物の物語も覗けて感動しました。ほっこりして泣けました。とりあえず、アンちゃんと乙女の今後の仲が気になります!(笑)

    2
    投稿日: 2013.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今まで手を出したことがない、 上生菓子(和菓子の一つです)を食べたくなる! 今すぐ買いに走りたい。 甘いものによわい方におすすめの本かも。

    0
    投稿日: 2013.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白い。 題材も面白いけど、登場人物がそれぞれキャラがたっててパッとイメージできるので楽しい。9時くらいのドラマにしたら面白そう。主役は柳原加奈子。

    0
    投稿日: 2013.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これはおもしろい! 間違いなくフジテレビあたりがドラマ化する。 主人公は18歳の、食べるの大好きな、 ちょっとポッチャリな女の子。 高校卒業後、デパ地下の和菓子屋、みつ屋でアルバイトを始める。 一つ一つの和菓子の由来、名前の由来 和菓子をめぐる、ちょっとしたミステリー (こういうのはあんまり好きでない) そして、みつ屋の変わった店員さんたち ほんわか、温かい、可愛いショートストーリー あまりにも和菓子を美味しそうに描くから、 一つ一つを大事に、丁寧に描くから、 思わず和菓子を買って食べた。 あ、また和菓子食べたくなってきた。

    5
    投稿日: 2013.04.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリー、と帯に書いてありますが、殺人事件が起こる訳でもなく、淡々と小さな不思議な出来事が謎解きされていきます。 デパ地下でアルバイトする杏子(アン)の日常は、穏やかでもあり賑やかでもあり不穏でもあり、小さな和菓子屋さんはいつも人の笑顔が溢れています。 個性的なスタッフも魅力的。女子力満載の立花君(♂)や男前な椿店長(♀)、元ヤンの桜井さん、立花君の「師匠」、常連客の杉山夫人などが作品を色鮮やかに染め上げます。 読み終えた人は多分、和菓子屋さんに行きたくなります。 そして、普段は団子や饅頭しか買わないけど、今日はちょっとその、上段に並べてある上生菓子を買ってみようかな・・・って気持ちになる事請け合いです(笑)

    2
    投稿日: 2013.04.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリーというか 和菓子うんちく話 和菓子限定 食いしん坊版 ほんわかします 日本人の生活に寄り添った和菓子の造詣を通して 日本人の感性って素敵だなって思わせてくれます。 主人公も前向きで親しみが持てます。 ああ 大福食べたい!

    0
    投稿日: 2013.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほんわかした感じで決してつまらないわけではないが…ミステリーとは少し違うのではって思ふ。和菓子食べたい。

    0
    投稿日: 2013.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の和菓子屋を舞台にして、お客との間に起きるちょっとしたミステリの数々。 デパートの裏側も垣間見えたりして、自分的にはノスタルジックな面もあったりして。 例えば、デパートのフロア長の部屋が、階段の真下の斜め天井の息苦しい三角形の部屋で、その一番奥の角度が一番狭まったあたりでパソコンをたたいているのがフロア長、だったり、店員の休憩室の様子(タバコの煙もうもうだったりテーブルに突っ伏して眠っている姿があったり)や隠語など、情景の描写が結構リアルだったりして。 和菓子のうんちくがそこここに盛られていて、うんちく好きの自分としては格好の本でした。

    0
    投稿日: 2013.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公のアンちゃんを始め、キャラクター全員に愛らしさがある! もう、可愛すぎる(笑) ケーキの方が好きだしあんまり和菓子に興味なかったけど、デパ地下の和菓子屋さん覗いてみようかなー

    0
    投稿日: 2013.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    勤め先の大先輩が貸してくださった、デパ地下を舞台にしたほのぼのストーリー♪和菓子店「みつ屋」で働き始めた主人公のぽっちゃり女の子に親しみが持ててイイ。ぞくぞく個性的なキャラクターが出てきて読み飽きることがなかった。なにより色んな和菓子用語が出てきて勉強になる!特に、花札に萩と猪が一緒に描かれてるくだり。「猪」の肉から連想される花の牡丹から牡丹餅に繋げて、イコールおはぎで「萩」。言葉遊びになってたのかー。それから洋菓子と和菓子の違い。ぜんぜん違うけど、じゃあ何が違うかパッと答えられない。「国の気候や湿度に合わせて国で採れる物を使い、この国の人びとの冠婚葬祭を彩る、それが和菓子」。・・・言われてみればまさにその通りだと、納得。明日、和菓子を買いに行こう♪

    2
    投稿日: 2013.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーは好んで読む方ではないのですが、親しみやすくとても面白かったです。 和菓子の奥深さにも感動です。 アンちゃん、ピッタリの職業をみつけましたね。 あとがき、解説までくまなく楽しめて、この作品にリンクされているという他の坂木作品も読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ふとした日常、あんちゃんのつぶやきは共感ポイント満載。その中で繰り広げられるミステリーはどれもほっこりする結末。 和菓子に詳しくない私は文字だけでは形や質感が想像しにくい部分もあったので画像を検索しつつ読み進めましたが、和菓子の奥深さに驚きつつ、存分に魅力を感じました。 いつの間にか和菓子が食べたくなっているそんな本です。

    2
    投稿日: 2013.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物も少ないし、舞台となる所もデパートの地下。 でも、出てくる人物の個性があって、面白い。 読み終わってしばらくは和菓子を食べていた自分・・・。

    2
    投稿日: 2013.04.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子って茶道がありきの古典の本歌取りというイメージがあったので堅苦しさを感じてたけど、そのほとんどがダジャレとわかり、ムショーに和菓子が食べたくなった一冊。

    0
    投稿日: 2013.04.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読むとおなかがすくミステリーです。 読み終わって、あぁ終わっちゃったんだととても残念に思いました。

    0
    投稿日: 2013.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の和菓子でバイトをする女の子の話。 和菓子を絡めた坂木司の日常ミステリ。 ほっこりと暖かくなる話ばかりです。 和菓子を買いに走りたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ちょっぴり蘊蓄、ちょっぴり謎解き。穏やかに楽しい本。 続編希望です。もっと読みたいなぁ(*^_^*)

    0
    投稿日: 2013.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中和菓子がどうしても食べたくなるほど魅力的に書かれています。 普通な素直な高卒の女の子。普通の日常のなかにすぅ~と現れるミステリー。ドキドキはしないが少し感覚を尖らせれば自分の身の回りにあるのかなと思えるような出来事。とても気に入りました。 茶道の経験も少しだけあるので和菓子に季節感や物語があるのは知っていましたが、これから勉強して自然に生活に取り入れたくなりました。 今はショートケーキより大福が魅力的♪

    0
    投稿日: 2013.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日常の謎が豊作で嬉しいクラスタ。 フクフクな主人公と一癖ある同僚(上司含む) とのハッピー百貨店ライフ! 日常の謎系ミステリも増えたけどさ、こういう話って、ホームズ役のすごさもさりとて、ワトソン役の魅力も大きいよね? フクフクしてかわいい主人公(=ワトソン)アンちゃんはちゃんと作中で言われてるのね、その魅力を。よく気がつく、ちゃんと調べてる、人の気持ちを大事にしてる。ミステリはどうしても人の痛みに踏み込まなきゃいけない、だからよけいに人の傷を思いやれる主人公が愛しくなるのかもしれないな。 『和菓子のアン』は、誰も不幸にならないミステリ。人を笑顔にさせるスイーツそのまま、もつれた糸をほどけば心をみつめて微笑み交わしあえる物語。 …たぶんね。微笑み交わしたその先は、きっとまた別の話。 とはいえ、とても面白い話でした。ああ続編読みたいなあ。

    1
    投稿日: 2013.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    坂木司さんの日常の謎系ミステリ デパ地下の和菓子屋さんを舞台に、お店に訪れた不思議なお客様や他の店舗で発生したちょっとした謎を解く物語。和菓子にまつわる様々なトリビアが物語に色を添えます。 日常の謎系ミステリは登場人物の魅力がひとつの鍵となると思います。この物語ではしっかりとして骨のある女性陣とキュートな男性陣がストーリーの中で活躍していて、思わずデパ地下で働いてみたいなと思うほど。主人公のアンちゃんは小説では珍しい「ぽっちゃり系」女子で気立てがよい下町の娘なイメージ。そこに乙女系男子や探偵役の親父美女など個性的なキャラクターがからみ合って暖かい世界を生み出しています。 この小説を読むと和菓子がなんと私たちの文化に浸透した存在だったのかということに気付かされます。お客様をもてなすときから普段のおやつとしてまで、常に私達の生活の隣に和菓子はありました。それぞれの和菓子にはその名前に言い伝えがあり、職人さんの思いが込められている。そうした和菓子のあり方を改めて認識させてくれた坂木先生の和菓子への愛も読みどころかと思います。 続編の執筆もされているようなので今後にも期待して待ちたいと思います。

    0
    投稿日: 2013.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やりたいことがわからず、進路を決めないまま高校を卒業した梅本杏子は、「このままじゃニートだ!」と一念発起。 デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの18歳。 プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めて行く。 謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは... 読めば読む程和菓子屋さんに走りたくなるかも。 「日常の謎」ミステリーを題材にしたお仕事ミステリー小説でした。 舞台は、デパ地下の和菓子屋「みつ屋」、そこで働く人々と、「みつ屋」のお客様の謎をめぐるストーリー。 登場人物は比較的少ないのですが... 兎に角、登場するキャラクターが個性的で、主人公もほんわかした雰囲気が自然に伝わってきます。 さらに日ごろ、全くと言って良いほど縁の無い和菓子を巡った話にぐいぐい惹かれてしまいました。 解説にも書かれていますが、読み終わると和菓子を買ってみたくなります(笑) ただ、難点を言えば謎解きが少しこじんまりまとまってしまっている点かな~っと感じました(^_^;) でも和菓子の専門的な知識や、働いてみないと分からないようなデパ地下の裏事情的な部分も色々と知れて、楽しめて勉強になる作品だと思います。 上記の通りこの著者は初体験だったのですが、登場人物のつながりがや、キャラの描写などがしっかりしていてあっという間に読む事が出来ました。 ほんわかとした内容になっている為『少し普段の生活に疲れている方』にオススメなのかもしれません。 今後迷える主人公あんこちゃんを始めとする彼らがどの様にして成長を遂げるかとても気になるところ。 刊行の予定があるのなら、続編も是非読んでみたいです♩

    0
    投稿日: 2013.03.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読後感、ほっこり和みました。とても魅力的な登場人物で、いつまでも読んでいたくなるような。。。 和菓子でミステリーって?と思ったけど、知的好奇心をくすぐる本でした!続きが読みたいなぁ。 私は洋菓子派だけど、今度デパ地下に行ったら和菓子屋さんのショーケースを覗いてみるぞ~♪

    0
    投稿日: 2013.03.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終えて まず最初にしたことは、近所の和菓子屋さんに 走りました(^3^)/ アンちゃんのやさしい感にまわりのひとが ほっこりする 読んでる私もほっこりする(^-^)b 謎解きやうんちくも楽しかったです♪ 私が好きなのは、師匠!!アニメ化してくれたら、あのセーターが… 店長の彼氏の話しはちょっと気になりますね。

    0
    投稿日: 2013.03.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こういうのも、ミステリっていうのかな? ジャンルは何とも分けがたいけど、 とっても面白かったな〜。 和菓子の、特に生菓子について、 自分がほとんど知らなかったことばかりで、 いろんな背景や、駄洒落があったりして 面白かった。 今までお団子とか、道明寺、草餅とかしか 手に取らなかったけど、今度お店に行ったら 生菓子も買って、よく見て味わってみたいなー。 お話に出てくる人たちも、ちょっぴり一癖、二癖あるけど 悪い人はぜんぜんいなくて、読後感がとってもいい!

    2
    投稿日: 2013.03.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の和菓子屋さんを舞台にした、日常ほのぼの系ミステリー。友人が貸してくれなかったら、知りえなかった一冊。面白く読めました。ミステリーはほとんど読まない&頭を使うという固定概念があるのですが、これはさらさらと読める。不幸なエピソードもないし、嫌な人も出てこないし、お菓子の多幸感と優しさそのものを文章にしたかのような味わい。加えて、慶弔事や四季にまつわる和菓子のエピソードや知識が詳しく書かれていて、非常にためになりました。どれもこれも、日本人として知っておきたいことばかり。餡が苦手なので、和菓子自体あまり食べないけれど、今度機会を作って食べてみようかなー。

    6
    投稿日: 2013.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    個性が強いキャラクターがいっぱいいるのに、それがぶつかっていなく、むしろ互いに際立てているように感じてとてもよかった。 読書後、和菓子の奥深さに魅了されている自分がいて、やられたと思った。

    0
    投稿日: 2013.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ふんわり、ほわほわする本。 アンちゃんの鋭さと成長に、読み手は飽きない。 読後は、和菓子が食べたくなる。

    0
    投稿日: 2013.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    http://ameblo.jp/toshichan-seal/entry-11476269408.html

    0
    投稿日: 2013.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    彼女のお仕事シリーズのいいところは、主人公の職業が特殊じゃないところだ。 フライアテンダントだったり、芸能マネージャーや、本の編集者とかじゃなくて、クリーニング屋さんだったり、歯医者さんで事務したり、とか、特殊技能ではない。読者にもちょこちょこいそうだし、少なくとも日常的に接する職業だ。 もちろん、全然知らない仕事にほえーすげー、と思うのも楽しいが、クリーニング屋さんがああいうことするのはそういうわけか、と納得しながら読むのは別の楽しみがある。 (今回は、え? その符牒言っちゃっていいの!?みたいなネタもありましたが) 今回の本はあちこちの本屋さんに平積みしていたので、なぜかなと思ったのですが、なるほど『和菓子』ですか。 食、が絡む小説は昔から人気がある。お菓子ならなおさら。 パティシエなどは多いが、「和菓子の販売員」。しかも、「デパートでのバイトさん」が主人公として、仕事にまい進する話を物語として成り立たせたのはすばらしい。 いわゆるささやかな日常話を、超絶観察能力を持っている探偵役がさらっと解決するというパターンなのだが、この本が支持されているのはそこだけではないと思う。 どんなふつうの仕事だって、ドラマはある。 ということだ。 事件に関係ないようなトラブルは降って湧いてくるし、嫌なお客さんに対して誠実に対応しなければならない。 ぽっちゃりを気にしていない風でも、やっぱりときどき気になるし。 そんな当たり前の物語を、要所要所に組み込んでいることで、より親しみやすく面白い話にしていると思う。 坂木司は正直、これはやってるなー、売れているなーという要素をつっこんでくる。 生活不適応能力者の天才君と彼を守る相棒、とか、下町人情ものとか、食に絡んだ物語とか、イケメンだけど変人だとか。 ここまでやられると、普通鼻につくのだが、主人公の職の微妙さやそこをきちんと書く誠実さがわりと好き。 あくが少ないというのは個性がない、の裏返しになってしまうという危険はあるけれど、着実な今の作風を守ってほしい。

    0
    投稿日: 2013.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の和菓子屋さんが舞台のほんわか推理もの。 和菓子の奥深いところに感心しつつ、読んでる途中でめっちゃ上等の生菓子が食べたくなる本です。 登場人物も個性派でかわいらしいところがあっていいですね〜 ぜひ続編が読みたい‼

    2
    投稿日: 2013.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公のアンちゃん(18歳)の一人称で語られるデパ地下の和菓子屋を舞台にした日常系ミステリ。主軸はミステリだが、和菓子の蘊蓄をメインにデパートの裏側や人間ドラマもさらりと描く。ライトで若々しく、大変読みやすい作品。登場人物がキャラ立ち抜群なのでシリーズとして読みたい。

    0
    投稿日: 2013.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の裏側。和菓子を買う人の謎、売る人の謎。 和菓子の名前の語源。 たくさんの謎が詰まっているのに、胸焼けもせずさわやかな読後感。 アンちゃん、立花くん、桜井さん、店長、師匠。 個性的な面々も楽しくてあっという間に読めてしまい 逆に終わってしまうのが惜しいほどでした。 日常には喜ばしいことばかりではなくほろ苦いことも あり、だから人は喜びを見いだして生きていこうとする。 アンちゃんと友達になりたいと思いました。

    2
    投稿日: 2013.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の和菓子屋を舞台にしたほんわかミステリー。作中に登場するおいしそうな和菓子とそれにまつわるほのぼのしたお話にお腹いっぱいです。

    0
    投稿日: 2013.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子って奥が深いんだなぁって初めて知りました。意味も色々あるみたいだし。頭使わないで読めてなんか癒された。

    0
    投稿日: 2013.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    坂木司さんは、この本が初めて手にした本。登場人物に、印象の悪い人が居ない。 主人公の杏子ちゃんは、デパ地下の和菓子のお店で働いていて、そこで巡り合う和菓子をめぐっての、日常ミステリー。 和菓子のおとし文を一つだけ、の意味とか、面白かった。 和菓子の意匠は、季節や歴史を反映しているからこそだね。 読むと、おいしいお茶と和菓子が欲しくなる。

    2
    投稿日: 2013.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    あったかい話が読みたい!と思って積読本の中から手に取ったのがこれ。笑 和菓子の店でアルバイトする女の子の視点から、和菓子やそれを巡るお客さんとのちょっとした謎を解決していく話。和菓子とかあんまり興味なかったけど、その1つ1つに意味があることを知って興味が湧いた。源氏と関わりあるものもあるなんてね。 いやなんか正直なとこ、予想以上に面白かったです。

    2
    投稿日: 2013.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キャラが可愛い。 ストーリーも可愛い。 和菓子のミステリーって新しいですね。 甘い物が苦手なので全く関心がなかったのですが、こんなに奥が深いものだとは! ほのぼのミステリーはあまり好きではないですが、これは抵抗なく読めました。

    0
    投稿日: 2013.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高校を卒業したばかりの梅本杏子。 将来の展望はなく、ひとまず仕事を探してデパ地下の和菓子屋さんでバイトをすることに。 そこにくるお客様と和菓子に秘められた思いや歴史。 ステキな人々ばかりのお話。 毒々しい本ばかり読んでいた者にとっては癒しの一冊でした。 和菓子って奥深い。 そこに秘められたものはダジャレだったりもするのだけれど。 ひょっとしたら日本ってスゴくイケてるのかもと思えるお話でした。 容姿にまったく自信のないアンちゃん。 その和菓子屋さんにはイケメンの立花さんもいるのだけれど、すんげ乙女www ガツガツしてないカンジがとても爽やかでよかったです。 幸せになれる一冊。 思わずデパ地下の和菓子屋さんへ走りたくなることうけあいです。

    0
    投稿日: 2013.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先生に、あんた見てるとこの小説の主人公みたいだねって言われたのがきっかけで読み始めました。 私こんなに可愛くて、賢くないんですけど(笑) アンちゃんをはじめとする登場人物たちみんなが、和菓子みたいにやさしくて、深みのあるキャラクターで、読めば読むほどはまっていきます。

    2
    投稿日: 2013.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大福は幸せだ!!! 和菓子屋さんの隅っこで杏ちゃんたちの日常をひょっこり微笑ましく見ている感じ。その隅っこで和菓子を買おうかどうしようか迷いつつ、私の心の謎も是非とも解き明かして頂きたい!と。

    0
    投稿日: 2013.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子屋や食品販売の裏話もわかってとてもおもしろい、子が丁度、和菓子屋てバイトしてるので、なんだか、親近感も感じる一冊。

    0
    投稿日: 2013.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほのぼの楽しめました♪ ちょっと推理に無理があっても、ほのぼの気分で許せます。 たまには、こういう本も良いですね。

    0
    投稿日: 2013.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ぽっちゃり系の女の子がデパ地下の和菓子店に勤めることになり、ちょこっとクセのある店長や同僚とともに、お客様の謎を解いていく…いや、解くのは主に店長で、その蘊蓄を彼女がほーーーっと聞いているのを読者も一緒に聞いている感じ。 和菓子の蘊蓄も興味深く、さらっと楽しく読めた。 けど、店長さんがほんの少しのヒントでさらさらっと謎を解くのがちょっと物足りない気も…。

    1
    投稿日: 2013.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読了後 しばらくデパ地下で和菓子コーナーをうろちょろしておりました。和菓子ってお土産にもいいなと思った次第。

    0
    投稿日: 2013.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    やりたい事が見つからずに高校を卒業した杏子が、デパ地下の和菓子店でアルバイトをする話。 来店するお客様が抱える悩みを解き明かす、ミステリー要素も少し入ってます。和菓子の知識を含んだ上での謎解きになっていて、読んでいて楽しいです。 読み終わった後は、すごく和菓子が食べたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子の奥深さに惹かれ、登場人物のユニークさに惹かれた。 和菓子は嫌いじゃないけれど、最近美しい上生菓子を見かける事が少なくなった。栗鹿の子が好きだったのを思い出した。

    0
    投稿日: 2013.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    立花くんが好きすぎる。 身近な謎を解いて包み込む『みつ屋』の和菓子を食べたい。きっとすごく温かくて美味しいんだろうな。 日本語って綺麗で素敵だなって改めて再確認。

    0
    投稿日: 2013.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子が食べたい! 『カラフルな寒天の角切りで包まれた中に、シンプルな白餡が  入った綺麗なお菓子。 ぷりぷりの寒天にからむ、液体と  化した餡』 読んでると甘いものが欲しくなる。

    0
    投稿日: 2013.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白くて一気読み。アンちゃん可愛いい〜♪ アンちゃんがみんなに好かれる理由が分かる…と言うか、友人にまさにこんな子がいて彼女を思い出します(雰囲気でね)。凄く周りに居る人を幸せにしてくれるのです。 また、和菓子って奥深いなぁと改めて感じたり。 確かにその云われだったり、言葉遊び的な深さはその成り立ち、つまり「和菓子」故であって、日本人として凄く誇らしいなあと。 作中、和菓子と洋菓子との差異の下りや、流行りのお菓子と美味しいと好まれるお菓子の下りは、凄くシンプルなテーマながら興味深くて、時折うんうん!と頷きながら読み終えました。 難しい話ではなくて、日常に点在する様々なミステリが、すぐそばの答えに繋がる新発見な感じを楽しんで欲しい、そんな作品です。

    2
    投稿日: 2013.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    自分も百貨店で働いた経験があるので、主人公のアンちゃんにすごく共感出来ました。 和菓子の味や見かけだけでなくそれにまつわる歴史やだじゃれ、そして和菓子を取り巻く人たちのストーリーに魅了されるお話でした。シリーズ化して欲しいです。

    0
    投稿日: 2013.03.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子屋を舞台にしたミステリー(?)が斬新(^_^) 読み終わると和菓子、しかも大福や饅頭ではなく、季節折々の上生菓子が食べたくなる!洋菓子と和菓子の違いも納得。

    0
    投稿日: 2013.03.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公のアンがなんともキュートで可愛らしい。 体型とか学歴とかほんの少しコンプレックスを抱えてはいるけど、持ち前の能天気さでなんとか踏ん張って生きている。そんな彼女の成長していく姿に胸がキュンとして、たまらなく愛おしさが溢れてくる。 幸せになることは他人の幸せを願うこと。おいしいお菓子を食べてほしいと願うように。そのことに気がついたアンはより一層可愛い女性になった。 食べることは生きることだ。 美味しいものを食べることは幸せに生きることと同じだ。 食べる人の健康を祈りながらごはんを作る人は、幸いをそそぐ尊き人だ。 「和菓子のアン」は幸せの甘い香りに包まれた物語だ。

    0
    投稿日: 2013.03.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパートの和菓子屋さんにバイト始める杏子の話。 和菓子の隠語やらなんやらで店長、社員とお客さんの謎を解いていく… アンコがすごい食べたくなる…

    0
    投稿日: 2013.03.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    加納明子の駒子シリーズが好きな人なら、絶対お勧め。 そしてダイエット中の人は読むべからず。食べたくなります。 読み終わった後、わたしは苺大福を買いに走りました。 (…作中には出てきませんが無性に食べたくなった) 個人的には、これは「日常系人が死なないミステリー」に分類されるジャンルの小説。 これは可愛い。 何が可愛いって、主人公が可愛い。 「とりあえず大学」というのは何か違う、という程度にはしっかりしていて、でも、何かしたい事があるわけではない、という程度にほわんとしている。 店長さん、バイトの先輩、和菓子職人の(残念な)イケメン、その師匠、ほぼ全員が「いい人」。 店長さんの婚約者エピソードが泣ける。

    0
    投稿日: 2013.03.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    じ…時間かかった! 和菓子食べたーい! アンちゃんが働いてるよぉな和菓子屋さんって百貨店とかにあるかなー。 見たことないけど。 今度真剣に探してみよう! 和菓子ミステリーって(笑) そんなバカな。的な話が多かったかなー。 なんか文章が軽くて読みやすくもあり、読む気がなくなったり。 登場人物は好きだけどなー。 なんだかなーとゆー感じ。

    0
    投稿日: 2013.03.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    元から和菓子好きですが、お菓子一つ一つに素敵な背景があったことを知ってますます和菓子好きになりました。 お話も読みやすく、ミステリー調になっているので読み進めるのが楽しかったです。 季節の上生菓子を和菓子屋さんで買って食べたくなった!

    0
    投稿日: 2013.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでる途中なので箇条書き。 杉山様と椿店長とのやりとりが素敵。 その会話の中で展開される日本人の本来の奥ゆかしさを見習いたいなぁ、と感じさせられた。 (松風のお菓子におけるやりとり。) アンちゃんのほっぺた触りたい♪ 魔女にお化粧してもらいたい\(^o^)/ 読了(о´∀`о) 椿店長の行動、言動が最後の物語に繋がっており、最後の章はページをめくるスピードも早くなっていました。 坂木さんの他の作品ならびにアンちゃんと立花さんの今後の関係が気になります(*´ω`*)

    0
    投稿日: 2013.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まわりの人を幸せにできる存在感・・・ そんなものを身にまといたいものだ。 せめて,大切な人たちに ほっと一息つかせることのできる暖かみを 持ち続けていきたい。

    0
    投稿日: 2013.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子は好きだけど今まで深くは知らなかった。 1つのお菓子でもストーリーがあったり奥深いなぁってこの本に出会って思った。 登場人物も個性的で最後まで楽しく読め、読んだ後はホッコリした気分になりました。

    2
    投稿日: 2013.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ホッとしました。 美味しい和菓子が食べたくなりました。 和菓子と同じく、キャラクターたちもホッとする優しさと甘さに包まれていて 暖かい気持ちになりました。 スッと読めて、ぽっと暖かくなれる。 そんな本でした。

    1
    投稿日: 2013.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の和菓子屋さんで起こるちょっとした謎解き。季節を写す和菓子って見るのは好きだけど味はあんまり。。って感じだった私でさえ和菓子が食べたくなりました。和菓子って奥が深いんだなぁ。

    0
    投稿日: 2013.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私にとって和菓子といえば、茶道をしても好きなのは黄味時雨くらいなもので、たまに食べるのも京都のお土産。。。。綺麗だとは思うんだけど、甘いのがあまり得意な方ではないので、塩気のものにはしりがち。 でもこの本を読んで和菓子の奥深さに引き込まれた。 舞台がデパ地下だけど、普段「暇そう」な和菓子屋は多くて季節のものを見る程度で結構買うには敷居が高いように感じる。杏のお店のように知識のないモノにも入りやすさがあるとは、なかなか思えない気がする。 でも今、それを試しに無性に行きたい。 そして季節の上生菓子を幾つか購入してジックリと味わいたい。 デパートバイトをした経験上のアルアルも豊富で親しみやすかった。 表紙も素朴でなんかイイ。和菓子の導入書としておススメ。

    5
    投稿日: 2013.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほのぼのミステリー、という帯の通りでした。 和菓子の形、名前の成り立ち自体がすでに、現代の私たちにはミステリーだと感じました。 そして何より、和菓子のたべたくなる話しでした。練り切りとかの上生菓子は食べる機会がないので、今度デパ地下行ったら覗いてみよう♩ そして、この本を読んでる途中に、貰った「亥の子餅」にはテンション上がりました。立花さんの師匠が買ったのは「鹿の子」だったけど、何かちょっと本の中に近付けた感というか、何かたのしさが倍増した感じでした。 和菓子の名前の由来もとても面白く、アンちゃんが勉強したくなる気持ちに納得。 そして、「辻占の行方」のp370の “謎は解かれたがっていない場合もある” “解かれなくても意味はある” “…自分の存在が心に残れば、それが答えだ” がちょっとイイ解釈だなぁ〜と、勉強になりました。

    1
    投稿日: 2013.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子の魅力を素直に知ることができる。 何も知らない人目線で魅力を追っていく+ちょっとミステリー風なストーリー性というのは、魅力を伝える手段として良い方法かも。

    2
    投稿日: 2013.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジャンルはミステリーらしいですが、頭に思い浮かぶミステリーとは違い、どちらかというとのどかな謎かけストーリーかな。 キャラクターが個性があって、ラノベに近い感じです。 気楽に読めて可愛いお話でした。星は4つと迷って3つ。

    0
    投稿日: 2013.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     仕事柄、和菓子を扱っていることもありタイトルに惹かれて購入。  そしたら見事にハマって一気に読んでしまいました。ミステリーってこともあるんですけど、自分はこういう「普通の人が働いていて生活してて、その中で色々なことを感じていく」って話が大好きなんです。個人的に。    ミステリといっても事件も何もないけれど、和菓子を切り口に語られる人々の人生は様々で、時に笑い、時にホロリとさせられます。しかし、和菓子ってこんなに奥が深かったんだなぁ、と今更ながら実感。ぼた餅とおはぎの名前の由来とか当たり前すぎて考えたこともなかった。  舞台がデパートということもあって、デパート経験者はもちろん、小売経験者には共感するところがとってもたくさんあると思います。あの繁忙期のお祭り感覚。一気に来るお客さんにクレーマー…。  うんざりする経験もあるのですが、主人公の女の子の視点はそれらをひっくるめて楽しんでて、読んでて前向きになれます。自分も「そういう考え方もあるんだなぁ」と素直に感じました。    そんな主人公は学歴もなく特技もない。やりたいこともなく、体型も太めでコンプレックスだらけなのですが、暗さを感じることなく朗らかに生活しています。最後に彼女に向けられた言葉はこの小説の締めとしてバッチリで、いわゆる「自分の在り方」を見つけた彼女の成長物語だったんだ、という見方もできます。     主人公の脇を固める美人でスマートな女店長、和菓子職人志望のイケメンがまたとってもいいキャラしてます。これは前知識なしで読んでいて欲しいと思います。第一章にしてバレバレですが、この二人がいるからこそこの作品は成立しています。もちろん、もう一人のアルバイト桜井さんの存在も。  とにかく読む前と読んだ後では和菓子に対する見方と、日々の生活に対する見方が変わります。前者はガラっと、後者はほんのちょっと。  長く人々の生活に寄り添ってきた和菓子と、そんな和菓子にまつられたエピソードを持った人々が愛らしくなる、素敵な小説です。

    2
    投稿日: 2013.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『心に残ったランキング1位』ということで、図書館で借りた。 お茶といっしょに和菓子を食べたくなったが、それだけ。 心に残るほどでもないし、これでミステリーというから不思議です。

    0
    投稿日: 2013.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    空腹時のこの本を読んではならない。よだれがでるから。 季節の商品が待ち遠しくなる。無性に和菓子が食べたくなるのは私だけだろうか。 あんちゃんの、ほっぺたさわりたい。 一緒に働いているスタッフもいい味出している。乙女心のイケメンに、ケーキのおいしい店に連れて行ってほしいなぁ。

    0
    投稿日: 2013.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    デパ地下の和菓子屋さんで起こるかわいらしい事件達。ほのぼのしていて、疲れた時にちょっと甘いものが欲しくなった時に読むのがおすすめ。アンちゃんがふくふくしていて和み系。上生菓子が食べたくなったなあ。

    0
    投稿日: 2013.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高校を卒業して、 デパ地下の和菓子屋さんでアルバイトを始めた、 杏子ちゃん(愛称アンちゃん)の1年間を描いた小説です。 少々ぽっちゃりで食べることが大好き。 冷静で現実的だけど可愛らしいアンちゃんは、 是非お友達になってみたいタイプです。 勤めている「みつ屋」の店長、店員たちも とても個性的なキャラクターで、 偏見に惑わされずに自分の目と耳と心で 人ときちんと接する姿にはほっとさせられます。 特に店長が良かった! 非常に賢く、いろんなことを言い当てることができる 大人の女性であるけど、 内面はおっさんでギャンブル好き。 外にも聞こえる大声で、「うおっしゃあああ」とか「おうらっあ」って… 美味しそうな和菓子とちょっとした人間の謎。 この二つが合わさって、 なんともステキな物語の仕上がっています。 粉と材料を混ぜてオーブンでチーンと焼いたら 出来上がりのクッキーやケーキも大好きですが (もちろん手の込んだ素敵なお菓子ですよ。洋菓子も) ものすごーく手がかかる割に、 一口でぺろりの和菓子…そこがいいのかも!と 思えるようになりました。 その小さなカラダに悠久の時の流れを たたえているから奥深い味わいなのかも…。 それは、まるで、人生の機微であるかのように。 その分、若いお菓子には出せない美しい姿をしているのかも… 杏子ちゃんがこんなに可愛いって思うの私だけですか。 杏ちゃんが悩んだりする度、きりきりと心が痛みました。 実際の和菓子を手にとって、その魅力を感じたいです。 登場人物たちの名字に花や木の名前が入っているのも 温かい感じがして良かったです。 そして作中に出てくる和菓子が無性に食べたくなります♪ というか、みつ屋に行きたい! ナイスなキャラの立花さんともお友達になりたいな。 今度デパ地下の和菓子屋さんに足を運んでみよう。 何より終始ほっこり甘い香りがただよい、 ふわ~っと幸せ感につつまれます。 ちょっぴり甘酸っぱさも味わえるのはご愛嬌。 愛おしいキャラクターたちにまた会いたい。 それにしても登場する和菓子の魅力的なこと! とりわけ豊かな物語と花鳥風月を表現する 上生菓子の奥深い世界にうっとりしました。 日本人に生まれて良かった。

    2
    投稿日: 2013.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おすすめされて読んだ本。 文庫本の帯に「デパ地下を舞台にしたほのぼのミステリー」 とあったけれど、本当にその通りの物語。 和菓子屋「みつ屋」の従業員とその周囲や、訪れる客との間で 起きる物事、いわゆる日常のミステリなのだろうけれど、 その本筋の部分以上に、和菓子にまつわるエピソードがいい。 登場するたくさんの和菓子たち。 味の描写もこまやかで、食べたくなる。 そしてその和菓子に込められた・秘められた物語。 日本という風土の元に成り立ってきたことや、 言葉遊びに満ちていることなど、読んでいて楽しくなる。 和菓子が主役の物語。 季節毎のエピソードが連なってるという点では、 去年読んだ「しあわせのパン」と同じような構成。 季節にまつわる食べ物と、季節が巡ることで、 変化し、醸成されていく人間関係。 人と人との繋がりは、時間の積み重ねでもあるんだね。

    0
    投稿日: 2013.03.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の大福のくだりは告白じゃないの?!アンちゃんと立花くんの今後が気になる~。けど、「待ち人・来るがわかりにくし」の占い、きっと当たってるよね。あっさりほっこり系が好きな女性向け。 あー、和菓子が食べたい!白餡を練り切りで包んだ生菓子!

    0
    投稿日: 2013.03.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子についての知識がたくさん描かれていて、勉強になった。和菓子ってすごく季節感とか日本の細やかな心遣いがされてるんやなぁ。話自体は軽めでわかりやすい。女の人のほうが感情移入しやすいかな。

    0
    投稿日: 2013.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    和菓子の「派手ではないけれど奥深くて味わい深い」イメージが、そのまま作品のイメージに繋がる作品。先が気になりすぎて一気に読んでしまいました…二回目はもっとゆっくり味わって読みたいです。イケメン乙女とふくふくな女の子の恋(?)も行く末が気になる…!

    0
    投稿日: 2013.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    “ほのぼのミステリー”?帯にあったけど、ミステリーなのか??? ・・・は、ともかくとして、どんどん先を読みたくて、夕飯の買い物に行くのが遅れたのは事実。 アルバイトの女の子が頑張る話としては、『す・き・や・き』と共通するものを感じる。 外国人でなくても、日本の文化には詳しいとは限らないよね、な感想を書いた覚えがあるのですが、まさにそれ。 お茶の席に登場することも多い和菓子には、様々ないわれが有り、日本古来の年中行事と深く関わってくる。 就職するのも、大学に行くのもなんか違うなと感じた、主人公のアンちゃんが、デパ地下の和菓子店でのアルバイトを通して、仕事や接客や、日本古来の文化を学んでいく・・・過程で、お客様との関わりの中で生じるちょっとした事件・・・というかエピソードが描かれている。 様々なお客様と直接関わることができる接客業は、生の声が聞ける、という点において、お得なポジションだと思う。 生の声を聞いたあとは、お客様の立場に立って対応。 その延長なのか、お客さんのちょっとした会話の端から、恐るべき洞察力を持って、店長の椿さんは問題を解決し、売上にも結びつけていく。 立花くんがデレるタイミングが少々早く感じたけれど、なかなか先が楽しみ。 こんなお店で働いてみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2013.03.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    心もおなかも満たされる作品でし た。作品に登場する人々は皆あったかくて、特にみつ屋の人たち は、将来に不安を抱いていたアン ちゃんに自信を持たせてくれました。

    0
    投稿日: 2013.03.04