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天使の囀り
天使の囀り
貴志祐介/KADOKAWA
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総合評価

582件)
4.1
219
208
105
14
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怖い、とりあえず怖い。 日常に潜む些細な恐怖が、存分にあおられる。 というか、あったら嫌!! 人間の心の弱さ、誘惑に勝てない部分、 そこから広がる、現実に存在しうる恐怖。 もう二度と読みたくない・・良い意味で。 ラストもなかなか一品でした。 すっきり終わらないところが、また怖い。

    0
    投稿日: 2011.03.19
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    ホラーが多い貴志さんですが、この作品はそれほど怖くなかった。 すごい想像力、そして絶対イヤだ。 でも、どっかにいるんだろうな、人間に寄生するものも。

    0
    投稿日: 2011.03.14
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    グロい。 これまでの作品に比べると全然怖くなかった。 それにしても相変わらずの情報量は凄いの一言。 作品紹介からは、とてつもないオカルト臭がして、そういった意味で期待したんだけど、蓋を開けてみるとオチが説明漬けされた寄生虫だったこともあり、少し拍子抜け。 確かに貴志祐介は、これまで読んだ作品も含め、架空の物語にもクドイぐらいの理由漬けを施し、あたかもそれが架空のものでないように、現実の延長線上に起こりうる物語のようにすることで、現実味の溢れるホラーとして、作品を昇華させていたように思える。それが大きな魅力だったんだけど、今回に限ってはちょっと裏目にでたかも。

    0
    投稿日: 2011.03.11
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    文章のみでこれだけ読者に気味悪さ、気持ち悪さを伝えることができる小説の可能性、潜在能力を改めて感じさせされた作品。食欲なくなる。一つの小説を作り上げるためにかなりの量下調べ してるなといつも貴志さんの作品から感じる。様々な専門的知識プラス話のトリック、技術をもった作家さん。

    0
    投稿日: 2011.02.14
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    貴志祐介作品ではこれが一番好き。妙な不気味さに震える。風呂場のシーンの気持ち悪さが忘れられません。あなたは何に恐怖する?

    0
    投稿日: 2011.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    後半は半端ないくらい沈みました。そして読み終わってから更に沈みました・・・。 もう、浮かばれない!日本人はこういう浮かばれない物語の創作等に関しては、秀でていると思います。 どこまで殺すのかと思いきや、依田さんまで殺してしまうなんて・・・。わたし結構好きだったのに。。。 けれど、言葉巧みで面白かったです。 そして、この人の作品は、特に心理学+αで別の分野の詳細までもが描かれているから凄いと思います。なんだかんだ知識が広まる本ですw

    0
    投稿日: 2011.01.16
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    医学、宗教など、さまざまな方面のことをとことん調べて 自分なりに咀嚼して描いているサマはスゴイ。 その部分は、司馬遼太郎を彷彿させる。 グロさは感じなかった。深みのあるサスペンスだと思う。

    0
    投稿日: 2011.01.04
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    2010/11/22(~157)23(~382)29(~526) 人間の脳っていとも簡単にコントロールや制圧されてしまうものなのかなーって思うと恐怖を覚えました。 愛する人を突然理由もなしに自殺という形で失ってしまったらとてつもない悲しみで耐え切れないかもしれない。

    0
    投稿日: 2010.12.13
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    「天使の囀り」貴志祐介 バイオサイコホラー。黒。 読者の好みはさておくとして、一流の嗜好小説と言って良いんじゃないでしょうか。バックグラウンド、プロット、ストーリー、キャラクター、「できた小説」であることは間違いない。 ホスピス医の主人公を通して展開される恐怖の連鎖、その種明かしをストーリー中盤でしてしまっているにも関わらず、それでもなおヤマのインパクトに有り余るということは・・・ホント凄い。 正直言って、いざ(ひとつめの)クライマックスに到達するまでそういうホラーだとは思ってなかった。してやられた・・・。 いやぁ、オゾマシイ。 終わりが綺麗なことが心から救いです。こういうプロットの小説だけに。 鈴木光司さんと非常によく似ている印象を受けるのは自分だけでしょうか。 まだ2作しか読んでいないのでこれからどう印象が変わるか分かりませんが、鈴木光司さんは湿式、貴志祐介さんは乾式。和と洋。そういう対印象を感じます。 でもどっちも怖い!怖くて鳥肌立つ快感! オゾマシさで言ったら泰三さんがダントツですが・・・。 早く「黒い家」を借りられないか待ち遠しい。

    0
    投稿日: 2010.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怖いと言うより気持ち悪いなあと。実際こういう寄生虫が体の中を駆け巡るのが想像できて嫌でした。生命倫理な問題も抱えているところがまた考えさせられます。「黒い家」で感じた薄気味悪さはやや減。

    0
    投稿日: 2010.12.11
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    「恐怖」の存在意義を問う作品。 ホラーミステリーとしても、もちろん一級品だが、 人間の究極の心理が、読者の心を揺さぶるだろう。 私にとっての貴志祐介ベスト作品。

    0
    投稿日: 2010.12.08
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    未知の病原菌が題材のサイコホラー。 かなり非現実的なうえ、多少の医学用語も入ってるので、 この手の話が苦手な人には取っつきが悪いかもしれませんが、 読めばハマる傑作ホラー。 怖いしグロいけど、最後はホロッと泣かせてくれます。 貴志さんの作品は、細部まで練り込まれた緻密なものが多く、 筆は遅いけど納得できます。

    0
    投稿日: 2010.11.26
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    2010.11.21読了。 青の炎から貴志祐介にハマっていろいろ読んでいるけど、これが一番怖かったかも。この本を書く知識量はすごいと思うけど。 どうしても気持ち悪かった。特に後半。大浴場は恐くてしょーがなかった。

    1
    投稿日: 2010.11.22
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    出版直後にタイトルに惹かれていたのを、数年後に古本屋で購入。 筋書きとしてはよくあるバイオホラーもの。ラストもお約束な感じで安心して読める。 何故かこの人の本はどれも何度も読み返してしまう。 人の弱さが招く悲劇を、むしろ愛おしんでいるような書きくちが好きです。

    0
    投稿日: 2010.10.03
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    グロイ系ホラーとのお勧め。 ウイルスとか医療系の専門分野のホラー。 アマゾンに探検に入った婚約者のeメールから始まる。 このメールは、ストーリーとどんな関係が? 先が気になる話の流れ。 難しいけど、薄気味悪さは大。 期待してた血生臭さは少なかったな~ '10.09.28読書完了

    0
    投稿日: 2010.09.28
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    数年ぶりに本棚から引っ張り出して読み返してみると、やっぱり怖かった。。。 貴志祐介さんの小説は、スプラッター的な怖さでも、お化け的な怖さでもなく、現実的な怖さがある。 もっと言えば、怖いというより、「本当にこんなことがあるかもしれない」とついつい思わされてしまうような不気味な感じ。 この【天使の囀り】もそのひとつ。 ある女性医師が主人公で、ある日突然自殺した恋人の死の原因を探っていくというのが本筋。 その周りでも、数人のひとが謎の自殺を遂げていく。 共通点は、皆、何かしらの事柄に強い強迫観念を持っていることと、死の直前に、『天使の囀りが聞こえる・・・』といっていること。 女性医師は、やがて身の毛もよだつ事態に遭遇する。そして、そこで驚愕の事実を知る。 これを初めて読んだとき、正直、布団で寝るのがしばらく怖くなりました。 何で布団かは、読んでのお楽しみ(^-^)

    0
    投稿日: 2010.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い。けど怖い。怖いけど面白い。専門的な分野の解説が多く、自分の知らなかったことがたくさんあったので学べた。10年ぐらい前に書かれたものだけれど、そのころからネットばかりしている若者っていたんだな、とか思った。 ※ネタバレ 線虫の話と信一が蜘蛛を捕まえてくる所が最強にぞっとした。虫の気持ち悪さは無理だ…。 セミナーハウスで参加者を見つけるまでがドキドキした。静かなのが逆に怖い。結局早苗まで感染してしまうのかと思ったけど、最後までまともで良かった。ただ、依田教授まで感染してしまったのがショックだった。 川とか生き物とか、アマゾンに関する描写や情報には興味があったけど、アマゾンにだけは何としても行きたくないと思った。カミナワ族の民話が怖い怖い。(20100904)

    0
    投稿日: 2010.09.05
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    描写が細かく且つ分かりやすい。だから気持ち悪いシーンは本当に気持ち悪い。なのに面白いし先が気になるからページを捲る手は止まらない! 読後、しばらく、再読は勘弁してください……って感じなのに読後何か切なさややりきれなさが残るから、単に「グロテスクなミステリー」と言い切れないのが貴志さんのすごいところ。 (早苗と信一((もうひとりの主人公、といってもいいフリーター))が出会うところが気持ち悪さとやりきれなさが混ざり合う究極どころ) だけど、しばらくは再読は勘弁してください。

    1
    投稿日: 2010.09.04
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    相変わらず凄まじい専門用語量。知識量凄いな。ちゃんとしたその筋の人が読んだらアレなのかもしれないけど…… あとあのエロゲの主題歌は何故だか爆笑した。ゲーム内のセリフも。貴志祐介はエロゲ好きだねえ。 ゴキブリが鳴き声出すようになったら発狂する自信がある。

    0
    投稿日: 2010.08.29
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    民俗学や生物学など話の中心になるものから、ちょっとした手がかりに至るまで様々な情報が一冊に詰め込まれているのですが、それらがすべて無理なくストーリーに組み込まれてかなりの読み応えがあります。 作中の恐怖に魅せられる人々の描写や終盤の気持ち悪さは貴志さんらしくかなり怖い…特に十一章や十六章は受け付けられない人も多そうな怖さや気持ち悪さ… そういうのに耐性があって、読み応えがある本を読みたい方には是非読んでみてほしいです! 1999年版このミステリーがすごい!5位

    0
    投稿日: 2010.08.20
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    映画のホラーはグロテスクで苦手だけれど、小説のホラーは嫌いじゃない。大学生のとき寮で捨てられていたこの本を救出。前半は面白かったのだけど、後半が…。寄生虫は宿主を殺すことは基本的にしないことを作者は知っているのかなと疑問。

    0
    投稿日: 2010.06.30
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    「恐怖」の正体を照らし出していく光のような描写。しかし光と闇の中間にある微妙なコントラストまで存在感を持たせているところはさすがです。 「トキソプラズマ」のように脳内に入り込み生物の行動をコントロールしてしまう寄生虫は確かに実在しているという事実。 ホスピス精神医療、神話、宗教、蛇信仰、法医学を緻密に盛り込み、海外から入り込むウィルスや害虫対策にある盲点をコントラストとして練り込んだ一冊だと思います。 あり得ない話、と一言ではかたずけられないような気がしてきますね。深みのあるどっしりとした闇を見事に表現しています。 グロテスクな部分はありますが、苦手な私にも嫌な感じはしませんでした。

    0
    投稿日: 2010.06.14
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    日常で、時折してはいけないことをしたくなる衝動にかられたりしませんか。読み終わった後、あなたにも天使の囀りが聴こえるかも知れません。

    0
    投稿日: 2010.06.01
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    初めての貴志祐介さん。 ウイルスパニック的な作品で、現実にありそうな生々しさが怖かった。 グロテスクだし。 引きずり込まれる面白さ。 クセになりそう。

    0
    投稿日: 2010.05.19
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    なんか気持ち悪いとこあるけど、面白い。発想がユニークで、ストーリー展開はしっかりしている。虫が弱い人はつらいかも。

    0
    投稿日: 2010.05.09
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    犯人(人じゃないけど)は、それかよ! 超自然現象的な、説明つかない何かを想像してたもんで、 肩すかし食らった気分。 んでも読ませる。面白い面白い。

    0
    投稿日: 2010.04.14
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    今まで読んだ小説、観た映画のなかで一番こわかった。 でも大好き。なんでだろう。この本の内容も含め、 人間って究極的には全員マゾなのだろうか。

    0
    投稿日: 2010.04.11
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    アマゾン調査に同行したが故に、恐怖であることが快楽に変わる現象に呪わ れてしまったある男作家。 その恋人である精神科医の早苗が、呪いの源である線虫を見つけ出す というはなし。 ストーリー自体はグロテスク極まりないが、まとまり方は綺麗。 メドゥーサの持つ二面性をこのように持っていくとは素晴らしいと感じた。

    0
    投稿日: 2010.03.25
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    エグい。 展開に予想がつかない怖さと、無駄に細かい描写が特徴的。いやー気持ち悪い… 内容が深く入ってこない…

    0
    投稿日: 2010.03.19
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    小説が面白すぎるとついつい、飛ばし読みをして後ろから読んでしまうのですが、巻末の謝辞を読んで意地でも最初から順番に読みました。 ホラーというよりはSF風? 専門的な用語や知識が出てくるのですが、お話のなかにうまく溶け込んでいてすらすら頭に入ってくる。 こういう書き方ができるなんて、本当に頭のいい人かつエンターテイナーなんだろうなと思います。 中盤で「天使の囀り」の正体が明かされますが、それがわかったとき今まで漠然と描写されていた「囀り」がそれの「蠢き」に代わる瞬間。 心底ぞっとしました。 民話や高梨の遺作なども読んでて後味が悪くてなんだか不気味(褒め言葉)。 神話のモチーフや夢の話など、すべてに意味があり終盤きれいに収束していくので、すっきりします。 ラストの早苗の決断は、これまであんな目にあったのに唐突でそこに至る心理描写もなくて最初なんだか意味がわからなかったのですが、作者はこれが一番書きたかったのかなあと思うと納得。 ただの絶望に終わらない、きれいな終わり方で好き。 そしてこの作品唯一の欠点は、読み終わってから食欲がなくなること。

    1
    投稿日: 2010.02.17
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    恐怖するのが『黒い家』ならこちらは描写がエグイ。 アドベンチャーではじまりミステリーを経由してホラーで最後には... 全体的にはSF的なイメージもあるかもしれません。 ジャンルを超える作品を生み出す貴志さんらしい一冊かもしれません。

    0
    投稿日: 2010.02.14
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    ******引用******  涅槃(ニルヴァーナ)とは、吹き消すという意味だね。お誕生日おめでとう!哀れなケーキの全身に打ち込まれてヤマアラシのように突き立ったロウソクの炎が、小さな気流にゆらいで消える。象徴的に自らの命の火を吹き消す、この喜び。射精寸前のように脊柱を這い上がる戦慄。ようやくここまで来たんだね。思えば長い道のりだったね。こうして、一歩一歩確実に、死に近づいているんだね。えもいわれぬ安堵を感じるだろう?お誕生日おめでとう! ――作中作 『Sine Die』 高梨光宏 p.154

    0
    投稿日: 2010.02.10
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    インターネットで人を集めている、 謎の自己啓発セミナー、 そのセミナーの最後に食べさせられる、正体不明の肉! すっごくおもしろいです。 ぞくぞくします。

    0
    投稿日: 2010.01.10
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    北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。 恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催の アマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。 さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を 遂げていることがわかった。 アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した 「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? この小説は本の表紙にあるようなキレイな天使の絵や 「天使の囀り」という題名とは、裏腹に恐ろしい内容だった。 この原作は、恐ろしい程の怖さとグロさを持っている。 それを表現する文章力のすごさには本当に脱帽だ。

    0
    投稿日: 2009.12.20
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    著者三作目のホラー小説。 美しいタイトルとは裏腹に、内容は強い不快感を伴います。純粋な恐怖と言う意味では黒い家よりは劣るでしょう。しかし黒い家以上の(そしてクリムゾンの迷宮とは、また違う意味で)生理的嫌悪感を味わえる事は間違いありません。物語終盤でのセミナーハウスの描写はまさしく怖気が走りました。 内容としては寄生虫物。詳細はあえて書きませんが、カタツムリに寄生するロイコクロリディウムを想像すると、どういう話かわかるかもしれません。 著者の小説は、物語に必要な調査がしっかりしているため、読んでいてとても安心出来ます。ホラーやミステリーによくある「実は怨霊や妄想がオチでした」みたいな話がないので、納得のいく起承転結がつくのは大きなプラスポイント。

    0
    投稿日: 2009.12.03
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    友達に借りた本。 分厚すぎてなかなか読む気になれなかった。 飛ばした部分は多いと思うけど、とても面白かった。 そして貴志さんにハマる。

    0
    投稿日: 2009.11.06
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    前半はオカルト??と思いきや 後半になるにつれて謎が解けていきます。 最終的には、リアルな話で怖かったです。 このようなジャンルの本は普段あまり読まないのですが、 真実が気になり、一気に読み終わりました。

    0
    投稿日: 2009.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これ大好き!! 描写がおぞましい!! 特に蜘蛛の部屋とお風呂んとこ。 初めて貴志祐介さんの作品よんだんだけど、一発でふぁんになった! 主人公さんは不幸だね。どれだけ傷つけばいいのかな。 2017.4.7.↓ 久しぶりに読んだ。 大浴場の場面の後、マンションの場面からは記憶が曖昧だったっからびっくりした。 蜷川教授の、人の悩みを消して楽しく生きようみたいな考えは、素晴らしいことだと思う。 ただ、感染したら最終的にどうなるかっていう結果を提示したうえで了解をとるべきだったよね、、そもそも教授も知らなかったわけだけど。 早苗には知った上での自分の意思があったよね、その形がよかったなー。 患者に感染させたのは、いい使い方をしたんじゃないのかと。 だから蜷川教授の考えも、方向性は間違ってないとちょっと思った。 あー、ただの脳線虫の企みかぁ、すっかり忘れてた。増やすための。じゃあ、そもそもわたしの考えが間違いだ。

    0
    投稿日: 2009.07.15
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    『黒い家』と甲乙つけ難いくらい怖くて、面白かった。 扱う恐怖の題材は違うけども、これはこれで背筋の凍る怖さでした。

    0
    投稿日: 2009.07.15
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    恐れていたことが快楽へとなる、その原因である天使があんなものとは・・・。 結末へのスピード感、第4段階のおぞましさとが何とも言えません。 神話の話が普通にタメになったりしました。

    0
    投稿日: 2009.07.06
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    『ISOLA』が第3回日本ホラー小説大賞の佳作で『黒い家』が第4回の大賞を獲得したのはご存知の通り。『パラサイトイブ』以降、叙情よりも客観的描写を論文のように積み重ねる理系ホラーが流行した。こちらはその流れを汲んで一見客観的描写の積み重ねで物語に惹き込むのが巧みなんだけど、最終的には、気づかぬウチに心理的な部分、叙情的な部分の怖さに誘導されてたりする。理系ブームをふんでのアウフヘーベンってわけで、今の世代のホラーの完成されたスタンダードだと思います。 最初に読むべきはやはり『黒い家』。 そしてこの作家の原石的部分に興味を持ったなら『ISOLA』を。 そしてそれらを読んでも、なお新鮮さと驚きをもって読めるのが本作。 作者が作家として一回り大きくなったのが実感できるキャッチーさと構成の妙。 っていうかかなりキてます。

    0
    投稿日: 2009.06.22
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    貴志 祐介さんの作品の中でもクオリティがとても高い作品です 精神、神話、ミステリー これが好きな方には是非触れて欲しいです 貴方の大切な人が 突然、可思議な死を迎えました。 しかし、もっとも死を恐れていた相手が何故自殺をしたのか・・・・ やがて奇妙な自殺は広がってゆく 「人間の精神」が人間に感染しているのではないだろうか 結末は。

    0
    投稿日: 2009.06.21
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    きゃー! あなたは死んだらどうなるとおもう? 人間にうまれかわる? そんなわけないです! 虫です! 虫が一番おおいんだもん! 虫は苦手ですか? 私もにがて! にがてなので、虫でサイコで超こわいホラーでした。 はじめて小説なのに ページめくるのがこわくてこわくてびくびくしました! すごく面白いです。 おぬぬぬめ☆

    0
    投稿日: 2009.06.13
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    作者の作る世界観ありきな小説って身構えてしまうというか、没頭して読む!という姿勢が取れないんですが、この人の書くものには引きこまれますわあ〜

    0
    投稿日: 2009.05.24
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    前半のミステリータッチに反して、後半のホラー。 怖いんですけど、読後食べれないものも増えると思う。 麺類とかマーガリンとか・・・

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    投稿日: 2009.04.11
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    スプラッター系のホラーはいくらでも ザクザク斬り刻んでも全く読んでて大丈夫 なんですが、この手のホラー(?)は結構シンドいですね。 身体の中をまさに何かが這い回るような 気持ち悪さ満点です。恐いッス。 もちろんかなり無理のあるストーリーながらも 恐怖と闘いながらも、面白く読みました。 線虫の実態の箇所はまさに、昼ごはんを食べながら 読む! というアクロバットな読書でした(笑)。 しっかりと結末までハラハラ読ませる展開もサスガでしょう。 しかしサルを食べるって...凄いですね。

    0
    投稿日: 2009.03.30
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    平成12.12.10 初版 800 北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?前人未到の恐怖が、あなたを襲う。

    0
    投稿日: 2009.03.01
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    貴志祐介の作品はミステリー、ホラー、サスペンスの合いの子のような作品が多いですが、今作はミステリーの要素が強めの作品です。と言ってもゾワゾワ、ゾクゾクするのはある意味では全作品中ナンバー1かもしれません。その意味では非常にサスペンス的なのですが、一見、無関係なことが1つに集約されていく複線の巧妙さや、読者に真相の推理を可能なだけのヒントを与えてくれている点が良作ミステリーの条件を満たしている、という点で非常に精度の高いミステリーと言えるでしょう。 また作者の表現能力が抜群に活かされた作品でも有り、まるで登場人物に成り代わったような感覚を感じながら読み進めることができる。ただしある意味ではそれがこの作品の足枷にもなっている。なぜなら本作ではゾッとさせられることが多い貴志作品においてもとりわけ鳥肌の立つ描写があるからである。あまりに気持ちが悪いため生理的に受け付けない、という読者もいるのではないだろうか

    0
    投稿日: 2008.11.26
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    大好きです。 もちろんフィクションですが科学をとりいれているところから信憑性がつき現実味がましています。 それが尚恐さを増しているのですが・・・。

    0
    投稿日: 2008.11.11
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    貴志さんの本は情景描写がすごく、文字だけなのにグロさや登場人物の感情の動きなどが伝わってくる。 貴志祐介さんが書いたホラーの中ではこの天使の囀りが一番のオススメ。 内容も面白いし、ページ数も多いため、読み応えあり。

    0
    投稿日: 2008.11.04
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    怖い、気持ち悪い、そしてうまい。登場人物それぞれの設定のうまさにうならされる。厚生省に対する批判も辛辣。

    0
    投稿日: 2008.08.06
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    H20.7 読了 主人公の彼は,死恐怖症であった。 しかし,ある探検から帰ってきてから,だんだんと死に魅入られるように… そして,探検に同行した人が次々と奇妙な死に方をする。 彼らは死の間際に「天使の囀りが聞こえる」と口にする。

    0
    投稿日: 2008.07.23
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    サイコホラーかバイオホラー?と思っていたら、おぞましいストーリーで・・ 序盤の過程部分では多少我慢したけれど、中盤から釘付け状態で気付いたらのめり込んでしまった。 グロテスクな描写は、想像しながら読んでると映像で観るよりはるかに恐ろしい(-_-;)

    0
    投稿日: 2008.06.15
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    ちょうどSO2にはまっている時期に出逢いました。敵キャラの天使の名を持つ十賢者が好きで、タイトルの「天使」部分に惹かれて手に取りました。初めのメールのやり取りのところでいったん離れたのですが、後から気になって一気に読みました。あの場面は想像だけでおなかいっぱいです・・

    0
    投稿日: 2008.05.16
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    アマゾンに行っていた恋人高梨からのメールから物語が始まります。そのメールは現地での様子がいろいろつづられ、最後に身を寄せていたカミナワ族に「穢れている・・」と態度が豹変されたところで終わっていました。 主人公早苗は何があったのか不安なところに高梨が帰国します。どこかが違うと感じるもものわからないまま時が過ぎ、本の題名にあるように天使が囀(さえず)る音を聞くようになった後、不可解な方法で自殺をしてしまいます。 新聞でアマゾンに同行していた仲間が不可解な方法で自殺をした事件を知り、不審を抱き始めます。 ホラー小説ということで、ただ単にえぐかったり怖がらせるだけ怖がらせて尻切れトンボみたいなのはいやだなと思っていたのですが、説得力ある文章で実際に起こりえそうな恐怖をじわじわと感じました。 でも最後の早苗らしい行動で少しだけ和らいだような気がします。(考え方によってはそれはそれでかなり怖い行動ですが) 一気に読ませる本ですが、読んだあとの何にも残らなかったので星三つかな。

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    投稿日: 2008.03.31
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    人間がくしゃみをするのはなぜか? と言う理由を紐解くことが恐怖を誘うことにつながるとは、貴志祐介はやはり天才です。

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    投稿日: 2008.02.20
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    貴志作品。 クリムゾンを最初にみたせいかあまりインパクトが自分になかった。 なので星4つ。お話はとても面白いです!

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    投稿日: 2008.01.21
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    「十三番目の人格(ペルソナ)」や「黒い家」で日本ホラー大賞を賑わせた作家、貴志祐介のホラー長編です。「ペルソナ」では多重人格者の、「黒い家」では金に目が眩んだ主婦の、「リアリズムを重視した女性の狂気」が主軸として描かれていました。しかし本作品は一転、ややファンタジーよりです。でもどの作品よりも「現実の日常生活への影響大」です・・。 南米アマゾンの調査から帰国した男性が漏らす、「天使の囀りが聴こえる」という言葉。そして変貌していく人格。アマゾンの奥地で何があったのか。そして「天使の囀り」とは何を意味するのか−。真相を究明していく男性の恋人の視点と平行し、好奇心から巻き込まれてしまうヲタクちゃん。この二人の運命が一本の線につながり、やがて真相へと近づいていくのです。この著者の知識と好奇心には感嘆します。飛躍した展開すらも決して説明過多にはならず、ご都合主義に終わらせない構成力がこの物語と、著者の魅力なのでしょう。 そういえば、「人格の変貌」という点ではこれまでの作品と共通しています。原因はそれぞれ異なりますが・・。

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    投稿日: 2007.12.29
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    寄生された人間の行動 宇宙人?違うよ ウアカリにつく寄生虫が彼らの恐怖をコントロールし、自ら死を選択させるように… 人間の恐怖をもコントロールし増殖する恐怖

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    投稿日: 2007.12.23
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    とにかく気持ち悪い。 読後しばらく経っても思い出しては 身震いする。 表紙をみるだけで気持ち悪くなる。 気持ち悪いの好きな人にだけお勧め。 面白いけど、 気が小さい私は読まないほうがよかった。

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    投稿日: 2007.12.18
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    ホラー強化モードにつき久しぶりに貴志氏のお話。この話を楽しむには一定以上の想像力が必要なのだけれど、それによって描かれる情景のグロテスクさや恐怖が、またそれを描けるという快感に摩り替わりそうで怖い。相変わらず一気に読ませる作品を書いてくれました。面白かったです。

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    投稿日: 2007.11.24
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    ホラーです。アマゾン調査隊が原住民達の タブーとされている呪われた土地に入ってしまった事が 謎の死の原因ではないかと・・・・・・。 天使の囀りが聞こえた人達のいくつかの自殺の状況を想像すると、 もう!もう!恐ろしいの一言。 さらに後半はもっと想像させられます。 また私達の生活の中 目で見る事はないが、 実際に『存在』する物を題材にしているだけに また違った怖さがあると思う。

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    投稿日: 2007.10.10
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    とても怖くて気持ち悪いのに先が気になって仕方ない...そんな本です。 この本を初めて読んだのは中学生の頃ですが、何年たっても私の中で一番の本です。

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    投稿日: 2007.08.28
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    わたしの中での「天才・貴志祐介」の地位を不動のものにした一作。最初に与えられた恐怖の正体がわかった後、更にそれを上回る恐怖が生まれ、最後の最後に臨界点に達するその構成がまさに絶品。そしてなんと言っても、その恐怖の『正体』がハンパじゃない。この内容の物語のタイトルが『天使の囀り』とは更に心憎い。わたしにとっては非の打ち所のないホラーでした(職業上、という面もある)。光の中で暗部を見せる貴志ワールドらしいラストシーンが、これはまたあまりにも切ない。ちなみに、これを読みながらのお食事はオススメしません(やってしまった自分に愕然)。

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    投稿日: 2007.08.04
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    貴志祐介さんがすごい好きなので。ちょっとグロいけど読み応えあって私は好きです。黒い家よりいいと思う。

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    投稿日: 2007.07.26
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    ここからリアルタイムです。あれ、表紙イメージないのか……表紙は好きなんですけど。貴志作品未読既刊ラスト一冊だったのですが、う、噂通り……GW明けの五月病患者が読むものじゃなかった……これで何か内容があればまだ救いがあったのですが(私に)、ただ気持ち悪くて残酷だけの話だったような気がするなぁ。こうなったらなんかもう世界終わったんじゃない?みたいな疑問もスルーされていたような……私がちゃんと読んでなかったのかもしれないですけど。こういうグロは苦手ですあれ、これって映画化したんですよね……?ぎゃー

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    投稿日: 2007.05.14
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    面白すぎます!! 専門用語もあるんですけど、わかりやすく説明があるので、読みやすいです。 結末が恐過ぎです

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    投稿日: 2007.05.14
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    「こんな死に方だけはいやだ」というのは人それぞれあると思うけど、わざわざそういう死に方を選んで死ぬという謎の事件の真相は? 気持ち悪くて怖くて面白いです。読みふけります。

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    投稿日: 2007.02.16
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     HIV患者が集まるホスピスで働く精神科医・北島早苗。彼女にはアマゾンに取材に行った恋人・高梨光宏がいた。医者である早苗は、高梨が「死恐怖症(タナトフォビア)」であったことに気づいていたのだが、アマゾンから帰ってきた彼からは、その気配が消えているばかりではなく、死に対して異常な興味をもつようになっていた。  怖いしグロいし、早苗が次々悲劇にみまわれてしまう様はやっぱりホラーだな・・・というのはあるが、それだけじゃなくてストーリーがすごくしっかりしていて、怖いし気持ち悪いんだけど、真相が気になってページをめくらずにはいられない。途中までは星4つのつもりだったが、最後に主人公によって違う恐怖とせつなさを味あわされ・・・。ラストが良い。

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    投稿日: 2007.02.12
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    前作の『黒い家』同様、現実として起こりうる恐怖であり、結果的に、根源は人間の行為そのもにが恐怖するという天では一致しているが、“恐怖”の種類が異なる。単純に恐いのではなく、それに加えて本書は、どちらかというと気持ち悪いという要素が加わるだろう。登場人物も多く、それぞれの心理描写は見事であり、非の付け所がない力作ともいえる。最後の最後、哀しい結末がまた、ホラーとして呼び塩的なエッセンスを醸している。

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    投稿日: 2006.11.08
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    最高だった。 高校時代、学校の図書館で偶然目に入り、表紙の綺麗さと裏のあらすじの不気味さのギャップに引かれて読んでみた。 最初から一気に引き込まれ、最後までドキドキが持続。 半分ほど読んだ所から残りページ数が減ってゆくのが悲しくて悲しくて(涙) グロくて怖くて切なくて。 ホントよかった。うん。

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    投稿日: 2006.10.16
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    グロい。気持ち悪い。嫌いなはずのものが大好きになるっていう描写で、蜘蛛をペットにする場面があるんだけど、絶叫しそうに。好きなタイプの本。

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    投稿日: 2006.08.14
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    虫と猿のお話し。怖いってかおぞましい。リアルでこんなの身近にいたら・・・って考えたら不安になるよ。おもしろいんだけど、ちょっと説明文が長過ぎる気もするんでそんなの苦手な人にはあんまり薦められないかも。

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    投稿日: 2006.03.16
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    天使の囀りが聞こえると 何かが起きてしまう。 というか起こしてしまう?。 いろんな要素が詰め込まれたいい作品。

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    投稿日: 2006.01.19
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    何年かぶりに再読。鳥肌が立つおぞましいストーリー。最後は映像を見ているかのようにハラハラしました。2005/12/9

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    投稿日: 2005.12.12
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    面白いです。 読み始めのメールのやりとりは、面白くなかったけど、途中からは止まりません( ̄ー ̄) 読んでるとグロいところとかあって、『気持ち悪〜』と言いつつ止まらないって感じです(笑)

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    投稿日: 2005.12.01
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    タイトルと今までの著者のイメージから想像できなかった内容。かなり気持ち悪く<私が想像過多?>予想しなかった気持ち悪さ。でも先が気になって仕方なくて読んだ。面白いけど、体調がいいときじゃないと読めないかも。

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    投稿日: 2005.11.24
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    名前につられて購入しました。 内容的にはがしがし読めたんですけど、 読んだ当時には専門用語とか横文字とかがなかなかつらいもので・・・ それでも読めたのは文の巧さでしょうか。 見つけたときはかなり斬新な印象うけました、あまり本読まなかったころで・・・!

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    投稿日: 2004.11.23
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    ダムの中にいれてたらどうなってたか・食べ物の工場で働いて中にいれたらどうなっていたか・・・ なんかそういうどうしょもないところまでは入っていってない感じがしたけど、知識というか物語的な面白さはすごかった

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    投稿日: 2004.10.21
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    厚い本だったので時間かかるだろうなぁと思ってたけど、 思ってたよりもさくさくっと読めた。 内容としては、いろんな意味で「うわぁ^^;」な描写が結構多いです。 寄生虫とか虫が嫌いな人はきついかもしれないですが、 面白かったです。

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    投稿日: 2004.10.12
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    これは面白いですよ〜〜 貴志祐介は「黒い家」や「青い炎」が映画化されてますけど、一番面白いのはこれなのに〜〜〜といつも歯がゆい思いです。 民俗学的な描写ありーの、生物学的な描写ありーの、貴志祐介はいったい引き出しをいくつ持ってるんでしょうか?

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    投稿日: 2004.10.11
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    もし輪廻転生が存在するとしたら、数から言って、ほとんどの魂は線虫に生まれ変わるに違いない。そして、光のない地下の世界で、いつ果てるともなく蠢き続ける・・。(p.285) 「かつて人間は、脆弱な肉体という弱点を毛皮の鎧をまとい、鉄製の武器を身につけることによってカバーした。現在、我々に残された最大のウィークポイントは、心だ。我々は地球上で唯一、自分がいつか死ぬのだということを強烈に意識させられている生き物であり、常に、どうすればよりよく生きられるのか、幸せになれるのかという、答えの出ない疑問に苦しんできた。だが、その心の隙間をウアカリ線虫という鎧で覆ってしまえば、我々無敵の存在になれる。」(p.413)

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    投稿日: 2000.12.01