
総合評価
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powered by ブクログいやあ、これは面白いですね。楽しく読みました。大事なことを平易な言葉で書く才能って素晴らしいです。クールな口調がまたよいです。最近、クールに文章書ける人と、取り乱して党派性むき出しな文章しか書けない人に二分化されてきてません?
1投稿日: 2012.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
論理的思考に関する本。著者はカリスマブロガーちきりん氏。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/ 思考/アウトプットのためのツール(ロジックツリー,マトリクス等)や心構え(ゼロベース思考,MECE等)を分かりやすく指南してくれている。 他の思考法本との違いは、時事ネタをモチーフに、著者独自の視点で分析しているところ。これがかなり極論だが、風刺的、且つ、的を射ており面白い。例えば、下記のような記述については一部共感できる。 【少子化対策】 ・日本の出生数推移グラフを分析 ⇒ [分析結果] 今後、出生率が上がっても親世代の減少は止められない。 ⇒ [主張] 海外からの「移民受け入れ」を進めるべき! 【国の経済/財政政策】 ・税制/福祉など個別の政策議論をしていたら、何をしようとしても既得権益保有者からの反対に会う。 ⇒ [主張] 「国全体として目指すべき目標の姿」をまず決める(ものづくり立国/福祉立国/観光立国など)。個別政策は、その目標を実現できるかどうか、というシンプルな判断基準で採用/不採用を決めるようにすべき! また、下記のような視点は斬新であり、自分もこんな視点で物事を見る訓練をしようと思った。 【省庁のネーミング】 ・他の省庁と比べ消費者庁だけネーミング方法がそろっていない、という点に着目。 (外務省・財務省・厚生労働省など=機能/分野別、消費者庁=分野横断的に誰の利益を追求する組織かを表している) ⇒ ネーミング方法が異なる理由や、自分なりの省庁のネーミングや分類を考えてみる。 【日米英TV局の震災・テロ報道姿勢の違い】 ・英国BBCは、事件の背後関係の分析 ・米国CNNは、現場の生の声 ・日本NHKは、日本人の安否 をそれぞれ真っ先に報道する傾向がある、という点に着目。 ⇒ 国民性の違いについて考察してみる。 ⇒ 考察した結果を、自分のアタマの中の「知識の棚」に整理する。 ⇒ 「知識の棚」の不足部分(まだ手に入っていない知識)を意識してアンテナを張っておく。
0投稿日: 2012.02.01
powered by ブクログブログやツイッターでおなじみの”ちきりん”さんの本を、じっくり読もうと購入。予想を裏切らない面白さでしたが、実際はブログの方が切れ味はいいかなーとも思ったりしました。 若い読者の思考の参考書としては便利かも
0投稿日: 2012.01.31
powered by ブクログ考えてるようで空回りしてるなと思ったら読む本。 知識ではなく”考え方”をシンプルで体系的に整理してくれる。 高校生くらいのときに読みたかった。
0投稿日: 2012.01.30
powered by ブクログなんとなくそれが大事だろうなと思いながら日常なかなかできないことがシンプルな言葉でまとめてあった。 他、印象に残ったところ ・レベル感をずらす→交渉でわざと使うことも ・自分なりのフィルターを用意する ・思考の棚を用意する→情報感度を高める 一方 あらゆる可能性を洗い出すというところで、 洗い出す際の具体的な軸の例を知識としりたい。 自分の頭で考えるところなのかな。
0投稿日: 2012.01.30
powered by ブクログ「考えるための方法論」を解説した本。 「自分で考える」とはどういうことか、を非常に分かりやすく説いて如何に普段は頭を動かしてないかを理解させてから、各章にて考えるためのツールを実例をもとに紹介していく。 先に読んだ人間から「ただのケーススタディ集」と聞いていたが、とんでもない。私のような暗記得意型人間にとっては非常に有益な本だった。 考えるための具体的な方法論を、具体的に目の前で使って見せてくれるのである。それも10個も。 中には本当にすぐに実践に移せそうなシンプルさで、しかも効果のほどが強烈に感じられるものもあり(個人的には3章の分解図、5章の判断基準の二つがお気に入り。良い資料を作ろう!と思うとついつい複雑に複雑にしがちなのだが、このようなシンプルな考え方のほうが遥かに意味をもった情報に仕上がる。) 心構え的なところもあり、そのへんはすぐに実践に移しても当然壁にぶち当たってしまうのだが、自分で考えて壁にぶち当たることが頭の訓練なのだから、まずは使ってみようという姿勢が大事なんだと思う。 もはや定型化・学問化して、妙に格式ばったロジカルシンキングの本を読むよりは遥かに実践向きだと思った。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ「考えている」と自分で思っていることは、実は考えていなくて、実際には、「作業」であったり、「知っていることに当てはめるだけ」だと、改めて気づかされる本。 仕事だと、大体の案件を、知っていることのパターンを当てはめて処理してしまうが、多くの人はそれを「考えている」と思ってしまっている、と。 「分析」「情報収集」そのものは「作業」であり、「結論を出す」というのが考えるということだ、と。 「自分の日々の仕事はパターン化の連続だ」と反省させられます。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ2 by 2 Matrix や思考の棚など、思考に関する具体的なメソッドと、何故そのメソッドが重要なのかがつらつらと書かれています。 今までの自分独自の思考から脱却し、体系化されたメソッドを新たに習得することが出来たので良かったです。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ話題のブロガー、ちきりんが書いた、物事の考え方を分かりやすく丁寧に書いた本。 「自分の頭で考える」こととはどういうことかが、豊富な事例とともに書かれている。 世の中に思考法について書かれた本は多いけど、ここまで実践的に書かれた本は、この本が初めてかもしれない。「知識と思考は分けて考えること」「情報は比較して考えること」「思考の棚を作ること」など、今から使える思考法が書かれています。 自分がいかに思考停止状態にあったかを気付かせてくれた一冊。 これからの時代を生き抜くために、是非とも読んでおきたい一冊です!
0投稿日: 2012.01.28
powered by ブクログ20120120読了。 色々とありがたーい話はあったけど 印象に残ってて実践に結びついているのは1つ。 それは データを読んだ時には ・なぜそうなったのか ・それでどうなるか を考えること 記事やグラフなどの情報を見たときに さらーっと流して呼んでアタマに残らないことって多い。 ちゃんと背景を考えたり、影響を具体的に考えて 今後どのように世の中が変わるかってとこまで考えておくことで イメージも膨らむし、知識もアタマに入る。 その考え方の習慣がついただけでもこの本を読んで良かった。
0投稿日: 2012.01.27
powered by ブクログ今回は、いやにまじめに書いてるので面食らった。 最初からデータたっぷりで読み通せるのかと心配した。 結局、最後は流し読みになってしまった。 「知識」と「思考」は違う。 言われてみると知識が思考の邪魔をしているのに気づく。 思考の仕方を指南してくれる。 でも、正直言って本読んで知識をインプットしてるほうが楽でいいやと 個人的にはふて腐れる。
1投稿日: 2012.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日系ビジネスの今週の本のコーナーに載っていたので購入。分かりやすい文章、資料、グラフ等ですんなり読めました。思考と知識をしっかりと分別して「考える」という事をきちんと定義しないといけないなと思いました。すぐに試せそうな具体例も多く面白かった。
0投稿日: 2012.01.25
powered by ブクログ自分は今日一日でいったい何時間を『考える』ことに使っただろう?日々これを意識するだけで、考える力は大幅に伸びる 失敗は『正しい方法論の学びの機会』 一度じっくりと考えて、手に入っていない知識、それらが手に入れば言えるようになること、を考えておく
0投稿日: 2012.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思考は知識に騙される 知識は過去、思考は未来 知識とは過去の事実の積み重ね 思考とは未来に通用する論理の到達点 知識 他人の思考を頭のなかから取り出す行為 考える事、思考とは、インプットである情報をアウトプットである結論に変換するプロセス 人口が減るのが問題でなく、人口のバランスが崩れるのが問題 判断基準が多いと決められない 判断基準に優先順位をつける
0投稿日: 2012.01.22
powered by ブクログ前半部分は、トピックがとっつきやすく本書に引き込まれた。 (メモ) ・我々は、中途半端に知識をもっているせいで、考えることをせず思い込みで結論を出してしまいがちである。(例えば、コメントがニュース・専門家の受け売りになりがち。) →まさに、思考停止状態になりがち。 ・「日々の仕事で、調べ物(調査)をする時、ネット等からの情報を調べて纏めるだけでワークの多くを占めてしまいがち。それは単なる作業である。」 →これは、自分自身に言い聞かせたい言葉。 ・断片的な知識をいかにつなぎあわせて、それを意味のあるものに抽象化できるか。フレームワーク思考が大事であるとのこと。 フレームワークがあって、そこに情報をインプットしていくイメージ。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「考えて仕事をしなさい」「付加価値をつけなきゃ意味ない」と言われ、自分が社会人2年目にして、まだまだ仕事に対する向き合い方がなっていないこと、成果をあげられていないことを思い知らされ、なんとかしなきゃと思って購入。思い当たることが多々あり、買ってよかった、読んだ価値があったと強く思った。 頭にたたきこむために引用すると、 まとめ~「考える」って結局どうするの? ・いったん「知識」を分離すること! ・「意思決定のプロセス」を決めること! ・「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと! ・あらゆる可能性を探ること! ・縦と横に並べて比較してみること! ・判断基準の取捨選択をすること! ・レベルをごっちゃにしないこと! ・自分独自の「フィルター」を見つけること! ・データはトコトン追いかけること! ・視覚化で思考を深化させること! ・知識は「思考の棚」に整理すること! です。(P239) ただ、私にとって特に印象に残ったのは、以下の2点 ①「意思決定プロセスは情報収集をはじめる前に考えるべきことです。」ということ。 日々の買い物だって「○○の条件が××以上なら買う、そうでなければ買わない」など、明確な基準を持っていれば迷うこともないのに、そこを詰めずに買い物に行くから、時間を浪費する上に、結局何も買わずに終わったりする。 ②「自分自身のユニークなフィルターを見いだし、それで勝負していこう!」ということ。 情報は大量にある中、それが自分にとって必要か、大事かを考えるうえで、自分独自の選択基準を見つけることが大事になってくる。それは、就職や転職なキャリア形成の際にも役立つ。――今自分がちゃんと仕事をできているのか、そもそもこの仕事でよかったのか迷っている自分。ただ、やみくもに好きとか手堅いかとか、イメージではなく、しっかり選択基準を見つけなければと感じた。 本当に、今の私にベストヒットした1冊でした。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログ具体的な考え方の例が社会情勢など私が殆ど考えない内容なので殆ど読みとばしたけど、ひとつ解決したかった問題、決断できない訳、その解決策があったのでそれだけで充分満足。あとは序盤の考える、ということがどういうことかってのが分かりやすくて気持ちよかった。 考えることを考えてる今のタイミングで読めて満足。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログ2012.01.21 読了 これは良書。 自分の頭で考えるということについて考えさせられたし、今までいかに自分が考えてこなかったかということに気付かされた。 そして、ここがそういう系の本とは一線を画すところだと思うが、そういうことに気付かせてくれたけどそこ止まりではなく、自分の頭で考えるってこういうことなんだよ、と分かりやすく、丁寧に教えてくれる。今まではダメだったかもしれないけど、じゃあこれからはこうすればいいよね、というのが理解できたような気がする。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちきりんさんのセミナーに参加した時に購入したもの。サイン入り。内容は題名の通り、思考法の紹介。作者の図を使っての思考法が印象的。また、図から情報の読み取り方も勉強になった。知識(過去の情報)を棚卸して思考(未来の情報)に変換し保管する(必要なときには取り出す)いう考え方は一貫していた。実践してこそ意味がある本である。 以下、ポイント。 ・意志決定プロセスは情報収集の前に行い、必要な情報のみを把握。そして情報収集が効率的。 ・考えることはなにかを決めること。作業ではない。 ・「なぜ」「だからなんなの」 ・樹形図に選択肢の抽出(あらゆる可能性の抽出) ・思考の視覚化は言語化よりも難関。 ・縦(時系列)と横(他者比較)の視点 ・・決められないのは選択肢が多いのではなく、判断基準がないから(目標の明確化の必要性、判断基準の優先順位) ・・情報の価値は「その情報によってわかることの価値」。作業の前に作業のやる目的(作業によって得たい情報)を把握する必要性。作業の達成感だけでは無駄骨になる。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ブログでおなじみの著者。タイトル通り読みながら「考える」事について考えさせられる作品。 知識と思考は異なる。という始まりからプロ野球を題材に考え方の固定化や知識のカベについて、なるほどと思いながら引き寄せられていく。 思考のマトリックスやフィルタリングなど全般を通じて興味深く読み終えることが出来た。難しく書いてないところも良い。自分自身の考え方がシッカリし、かつ沿った作品だからであろう。 もう一度読みたいと思える良書と感じた。
0投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログ考えるって何か、知識を得ることと自分で考えることの違いや、考える方法をまとめた本。書かれている思考法とかはそんなに目新しいものではないと思うのですが、例を交えた解説の仕方が分かりやすく、楽しく読めてすっと身についてくる感じがしました。普段ー自分がいかに考えずにいるかを痛感。とはいえ、色々思ったことを常に頭の中から取り出せるようにしておくって結構難しいもので。日々精進であります。 「ゆるく考えよう」よりおもしろかったと個人的には思います。
1投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログ俗に言う頭の回転の早いは既に思考が済んでいる状態のこと。常に思考を重ねている人が相対的に見て頭の回転が早い人に見える、ということ。
0投稿日: 2012.01.18
powered by ブクログ良くも悪くも軽め。ネットから入って強く啓蒙していくという作戦は、そういう層に大変リーチしやすいので続けて貰いたい。
0投稿日: 2012.01.17
powered by ブクログ知識より思考。このごろ見なくなったかつまーのより納得感があるフレームワークの提示。 文章力か作者の立ち位置が自分より下に思えるからかもしれない。
0投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログ考える時間を見える化してみよう! 自分は一日で何時間「考えること」に費やしたのか? 考える時間を作れていないことに改めて気づけた。さて、これから考える時間を増やすためにどう工夫し、かいぜんしていこうか‥!?
0投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログ知識ではなく、「考える」とは何かを分かりやすく教えてくれる本です。「考える」とはの本質を突いていて、裁量を持っているビジネスパーソンであれば、読む価値は必ずあると思います。 目次 序 章 「知っている」と「考える」はまったく別モノ プロ野球の未来について考えてみよう 第1章 最初に考えるべき「決めるプロセス」 会議を重ねてもなにも決まらないのはなぜ? 第2章 「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと 合計特殊出生率が上がっても少子化は止まらないです 第3章 あらゆる可能性を検討しよう 日本にも格安生活圏が必要では? 第4章 縦と横に比べてみよう 戦後経済の縦横比較から見える日本が進むべき道 第5章 判断基準はシンプルが一番 婚活女子を見習おう! 第6章 レベルをそろえて考えよう 生活者目線で霞ヶ関の組織図を書いてみた 第7章 情報ではなく「フィルター」が大事 就活のための企業研究が無意味なワケ 第8章 データはトコトン追い詰めよう 自殺の動機トップが「健康問題」ってホント? 第9章 グラフの使い方が「思考の生産性」を左右する 階段グラフで電気料金の大幅削減に成功! 終 章 知識は「思考の棚」に整理しよう 世界の大事件、NHK、BBC、CNNはこんなに違ってた この本との出会いは、たまたま日経の朝刊で見かけたのが始まりでした。著者のちきりんは匿名ブロガーで、顔も非公開です。日経の本紹介欄はどちらかというとお堅い内容が多いなか、著者の名前だけでかなりのインパクトでした。 著書を読了した感想として、語り口はソフトだけど、中身は非常に高度だなと感じました。誰の考えでもない、自分自身のフィルターで物事を読み取って解釈する、これは簡単そうで難易度の高い方法です。あとでちきりんのブログをチェックしてみて、著者のスタンスがよりはっきりしました。 新聞やネットニュースで、世の中情報は溢れかえっています。その中で、価値のある文章というのは、そこでしか読むことができない内容になると思います。著書の考え方は、世の中を意外な観点で客観的に見つつ、それでいて正論な内容なので、読者のココロを捉えるのではないでしょうか。 過去のブログ記事を読んでいると、時間が経つのも忘れて夢中になってしまいました。著者は明確に自分のアタマで考えて、自分の言葉で主張しています。誰かの引用ではなく、しっかりと自分のフィルターを通しています。 自分を振り返ってみると、ニュースでこう言ってたからとか、本を読んでこう書いてあったからとか、そのような発言が多いなあと感じました。自分から発しても、それは他人の意見であって、自分の意見ではないのです。外から入ってくるインプットの情報を自分なりに解釈して、自分の意見としてアウトプットするかが大事になります。書評というのは、自分のアタマで考える適した訓練かもしれません。 自分のアタマで考えるにも、自分の中に様々なフィルターを用意して、いろんな角度から物事を見る必要があると思います。断片的な情報から読み取って、大きな像を作り上げる一種のパズルと言えると思います。 慣れてくると、ビジネスでもプライベートでもあまり考えずにルーチン的にこなしてしまいがちです。日頃から「考える」意識をして取り組んでみようと思いました。
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログちきりんヘビーファンとしては物足りない一冊。5年前に初めてちきりんブログを見たときの衝撃(感動)が、今、多くの人に共有されているんだと思う。ネットの世界からこういう人が出てくるのって、ちょっと前では想像も出来なかった。それにしてもちきりんには影響されたなぁ!!
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログ良書。それはもう良書。大枠は必要十分なロジカルシンキング系の指南書だが、ちきりんの文体が最高に効いている。面白いブログを書く人だな、と思って、投げ銭半分にポチッたのだが、本当に買って良かった。
0投稿日: 2012.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
そもそも自分は「自分のアタマで考え」ること自体の価値がないとさえ思っていた。ありとあらゆる問題に対して自分より優れた人が世界には存在する。ならば、その人の思考を持って自分の行動指針とすればいい、という考えによるものだ。仮に自分の答えを出したところで正解の保証がないどころか高確率で誤答なのだ。より正解確率の高い回答を探すほうが合理的なはずである。(もっともその考え自体は自分で考えたことだから自己矛盾してなくもない。)だから、こんなタイトルの本を出すちきりんさんは自分に対して相当強い自信を持っている人なのだろうというのが読み始めたときに思っていたことだった。 読み終わった今も思考の価値を疑う気持ちは変わらない。答えがない、自分で何かを決断しなければならない固有の状況に相まみえたとする。でもきっと過去に似たような状況を経験した他人が存在する。おそらくはそれを参考にすることを自分はまず考えるだろう。前例が見つからなかったらきっと立ち往生してしまう。いや、それ以前に決断しなきゃいけないような状況からは逃げる。(今の自分はまさにそんな感じだ。)公務員や大企業に向いているのかもしれない。 ただこんな自分に対する嫌悪感があるのも確かだ。だからこそ考える訓練をしないと考える力が落ちるという指摘がこの本で一番染みたところであった。知識を優先する志向は変わらないし、知識を入れること自体も好きだから、上に述べたような思考回路を捨て去ることはきっとできないと思う。ただ、それでは袋小路に入ってしまうこともある。そんなときのために思考の訓練をしておく必要性はあるかもしれない、そう思った。 個々のツールに関しては特に思うことは無し。偏見を持たない、なるべく多角的に考える、目的をはっきりさせる、他人ではなく自分内部に基準を作るとまぁそんなもんだろうなといったところ。一番心に残ったのは階段グラフの分かりやすさだった。どんなソフト使えばこういうきれいなグラフ作れるんだろう?(大事なのはソフトではなくデータを落としこむ能力である。)
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログ考えるプロセスについての指南書 1 知識と思考を分離する 知識:他者が考えた過去のもの 思考:自分が目の前の情報をもとに考えた結果 2 意思決定のプロセスを決める どうやって結論を出すのかを先につきつめる 考える、とは情報をもとに結論を出すこと 考える時間をきちんととる.見える化する. 3 なぜ?だから何?と問う なぜ?背景 だから何?未来 を考える 4 あらゆる可能性を考える 5 比較は縦・横で 縦:時系列 横:他者 プロセスに分解して比較すれば段取りも比較できる 6 判断基準を明確にする 判断基準が多すぎると何も決められない シンプルなオリジナルの判断基準をもつ 7 思考の構造を視覚化する 思考はまず言語化し、次に視覚化する 8 知識を思考の棚に蓄える 空いている棚:次に知りたい情報を意識する 仮説思考:こういう情報がくればこういうことが言えるということを あらかじめ考えておく
0投稿日: 2012.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
MECE、レベルの統一、Why so, So whatなど、 内容は昔からあるロジカルシンキングの手法だが、 コンサルタントでない一般の人が理解して使えるように 平易な言葉で、かつ身近な例を扱いながら説明されている。 小難しい本の、何倍もためになる。 受験生時代に血肉とした基礎的な参考書に出会った時と、同じ感覚があった。
0投稿日: 2012.01.11
powered by ブクログちきりんという元証券会社勤務のカリスマブロガーの書いた思考の技術に関する書籍。 「自分のアタマで考えよう」というタイトル通り、知識の受け売りではない自分自身で考えるための手法が書かれている。 知識と思考は違うということが最初に書かれている。確かにその通りだが、自分を振り返ると知識をもとに発言していることなども、ついつい考えていると勘違いしてしまっているように感じる。如何に自分の頭で考えることが少ないかを思いしらされた。 知識を思考の棚に整理するという考え方はとても興味深かった。手元に置いて、意識しておきたい内容が多く含まれていた。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・知識と思考を分けて考えることが大事!情報は豊富な時代だからこそ、これらをしっかり区別しよう。 ・物事を決定する際には基準を絞って決めよう。 ・思考の本棚を充実させよう。 年明け早々、ためになる本を読めました。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ今読んでいる、『スターリン 上下』が日本の論点2冊分ぐらいの厚さがあって、なかなかよみおわならないので、前にちきりんの最近の本の感想。 自分は、知識をためるのは好きだが、考えるのは苦手というか、苦手かもしれないと思ったので、素直に読んだ。 最後に、ちきりんんが、高校時代に数学の解法を全部暗記していたとかいてあって(p240)、自分もそうしていたので、親近感をもった。当時はなんでもすぐ暗記できた、幸せな時代だった。 ちきりんさん、かなり証券会社などで分析手法で鍛えられているようだが、よくある思考法の本よりは簡単だし、わかりやすい。 (1)自分自身の選択基準を見つけること、それが何であるかを考えること、それこそが自分でかんがえることなのです。(p169) 正直いって、役所は、今の既存秩序が守られるか、関係業界団体の利益が守られるかが大事な視点なので、自分のように「国民のためになるのか」という視点で考えているだけで、相当うきあがります。 「あと職員の健康につながるのか」ぐらいかな。 これをいいつづけるだけで、相当変人扱いされます。 (2)それでも公務員バッシングが長きにわたって続くのは、国民の中に「政府が国民の方を向いていない」という根深い不信があるのでしょう。(pp149) これも痛い。これだけ、バッシングが続くと職員の士気も落ちるが、それが、そもそもの組織体質にあるとなると、根本から直さなければならない。 でも、この点も無理だとなげださないで、一歩一歩進めていくというスタンスも大事かと思う。 (3)詳しくなるほど、その分野での新しいアイディアに否定的になるという傾向が見られたら、知識が思考を邪魔していることを疑った方がいいでしょう。(p19) これも注意したい。 なんか、反省の連続になってしまった。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ思考と知識の差 なぜ?だからなんなの?と問うこと 後はまぁ無くてもいい 例題が具体的過ぎて読み飛ばすページが多い
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ考える時間を増やせば考える力は身につく。 自分の考えか、知識の吸収か、勉強の種類を意識することが重要ってことですね。 頭のよしあしなんて他人との比較でしかないですが、やらないよりはマシでしょうね。 まあ、頭のよしあし自体もツール以上でも以下でもなく、何を目指すかによりますが。
1投稿日: 2012.01.08
powered by ブクログとてつもなく分かりやすい! 「知識は過去、思考は未来」 刺さった言葉。 古書を読み、先人の知恵を拝借する前に、 自分で考えて見る事を私は放棄していた。 この脳みそは何のためにあるのか、 この耳、目、嗅覚、感覚、それらを自分で働かせねば。 答えがあっても、それは私の答えとは限らないのだから。 ちきりん、ありがとう。
0投稿日: 2012.01.08
powered by ブクログこれは良書。 知識は思考の棚に整理しよう 情報でらなくフィルターが大事判断基準はシンプルが一番 非常にわかりやすい言葉で表現されていてGOOD
0投稿日: 2012.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これまでいかに「自分で考えて無かったこと」を気づかせてくれた一冊。 人の考えや情報は知識であり、自分の思考とは異なる。自分の知っている情報をアウトプットするだけで、自分で考えたように勘違いしていることが多かった。 知識と思考をはっきり分けることが重要。既知の知識にこだわると自分の思考の邪魔をする。
0投稿日: 2012.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本を読んでいかに自分が普段から考えていないのか、再認識しました。 もう、最初のプロ野球の事例からツボでした。知識と思考は違うのですね。 そして、意思決定のプロセスをまず決めてから、情報を収集、加工しなければ闇雲に情報を集めるだけで、「結局何がしたいの?」という状況になってしまうという言葉は、今の自分の仕事で直面している課題であり、グさっときました。 頭の回転を早くするために、思考の棚を作ることはこれからの習慣にします。
0投稿日: 2012.01.07
powered by ブクログ物事の考え方、分析方法について、わかりやすく解説されている一冊。 読みやすい構成、わかりやすい説明で、頭がすっきりしました。 「意思決定のプロセス」を持つことの重要性は、確かに意外と見落とされがちだな、と思いました。 私自身も、情報の波にのまれて迷子になることが多々あるので、これからは意識して使っていこうと思いました。 この本で紹介されている思考法を活用して、自分の仕事の分析も進めていこうと思います。
1投稿日: 2012.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カバーのデザインから、軽い感じの本だと思って読み始めましたが、 得るところの多い、中身の濃い1冊でした。 プロ野球ファンの年齢別構成比の変化や 少子化問題に対するデータを使って、 そこから読み取れることを考える練習から、 グラフの本当の使い方や得た知識の整理方法まで、 非常に幅広いジャンルの材料が使われています。 そして、本当の意味で「自分のアタマで考える」 とはどういうことなのかを「自分のアタマで学ぶ」 ことができます。 ・「知っている」と「考える」はまったく別モノ ・データはトコトン追いつめよう ・知識は「思考の棚」に整理しよう など、考える作業をするときに、 心に留めておきたいアドバイス満載でした。 カバーの軽さにだまされてはいけない 1冊です! これから社会人という若い方に特にオススメですね。
0投稿日: 2012.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは面白い。 そんなことわかってると思いながら読んでいくと、途中で自分の考えの浅さを指摘されるような深くまでの考察が入ってくる。 もちろん、女史の考えが正解とは限らないが、自分できちんと考えてなんらかの答えを出すことは重要で、女史が10段階で7~8を言っているとすると、私は3~4ぐらいしか考えていないと気づかされる。 言われたことだけをやっている人や考えが固定化している人が自分の生き方や仕事を振り返るきっかけになる本…かもしれない。
0投稿日: 2012.01.06
powered by ブクログ考えが足りないとよく言われるし、自分でも認識があるので読んでみた本。 結論としては、自分も先人の答えや知識をすぐに求めてしまい、あたかもそれを自分の意見であるかの様に言う癖があるので、先ずは稚拙でもいいから自分で考えた後に答え合わせをする様にしたいと思います。 思考を図や表にすると視覚的にも分かりやすくなるとの事で、意識したいと思いました。 思考力をつけたい人、これからまだまだ頑張りたい人にオススメの一冊です。
0投稿日: 2012.01.06
powered by ブクログ「自分のアタマで考える」とは、具体的にどういう事を指すのか、どうすればいいのか、どんなコツがあるのか、という事が、それぞれ分かりやすく馴染みやすい具体例とともに語られています。 「はじめに」にも語られていますが、「考えろ、考えろって言うけど、これ以上どう考えればいいのよ!?」と思った事がある方にとっては、宝石のような「思考の技術」が詰まっている本です。しかも、すごく読みやすいです。 個人的に良かったのは【序章:「知っている」と「考える」はまったく別モノ】【1:最初に考えるべき「決めるプロセス」】【5:判断基準はシンプルが一番】【7:情報ではなく「フィルター」が大事】です。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログブログで有名なちきりんさんの本。 身近な社会問題を題材に、ちきりん流の思考の流れを順番に示し、その過程で、「知識」と「思考」の違い、各種フレームワークを用いた情報の扱い方を極めて自然に、分かりやすく説明している。 世のフレームワーク本はいわばレファレンス的で、具体的な利用シーンの描写がされているものは少ないが、本書ではそれが惜しげもなく描かれている。 また、最終章の「知識は思考の棚に整理しよう」という提案はとても頭が整理された。 具体的には、モノゴトを見る際に、「情報」と「そこから言える事」を常に意識することで、自然とアンテナが高くなり、さらには、追加で得られた情報によって、「そこから言える事」の確度が高まったり、新たな仮説を導きだせるようになるという内容。 この癖を身につけることで様々なモノゴトに対し理解が加速し、推定=思考が可能になるが、自然にできるようになるためには経験がモノを言うと感じた。意識したい。
0投稿日: 2012.01.04
powered by ブクログこんなに大事なことをこんなに(おそろしく)簡単にまとめた本に出会ったのは初めて。早々と今年最大の衝撃。 ”自分の頭で考えること、それは「知識と思考をはっきりと区別する」ことからはじまります。”
1投稿日: 2012.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
仕事には、「成長、運営、支援、再生」の4つの内容があることに納得した。 「成長」型の企業の中でも、運営や支援の仕事があって、どこに自分が向いているのかは何かしら経験しないと分からないんだろうなぁと思いました。 もっかい読む。
0投稿日: 2012.01.04
powered by ブクログ小難しいことは一切書いてなく、読みやすいのがまず良かった。 内容も、ふだん見落としがちなところや、実践したいと思えるところが多くて読んだかいがあったかと思う。具体的には、以下のようなこと。「思考と知識を、意識的にちゃんと切り離す」「情報を集める前に、意思決定プロセスや仮説を立てておく」「判断基準は取捨選択してシンプルにする」「思考のレベルのずれに気を付ける」「知識は思考の棚に格納する」
0投稿日: 2012.01.03
powered by ブクログ「考え方」というとっても曖昧なまま生きてきたことが、さーっとすっきりする。すごくわかりやすくてとっつきやすくていい感じ。
0投稿日: 2012.01.03
powered by ブクログ流し読み。知識は思考を騙すことがある。なぜ? と、だから何? を考える。思考をフレームワークに当てはめる。などなど。
0投稿日: 2012.01.03
powered by ブクログ「解法を考える力」の大事さ 答えがないビジネスの世界で、 自分なりの答えを導きだすために重要なこと 知識でもなく、解法を知ることでもない。 辞典でもノウハウ本にも書いていない思考方法が 書いてありヒントになりました。
0投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012年1冊目。 【使えそうなもの】 ・譲れない判断基準を2つにしぼる(2×2マトリクス) ・縦横の比較(歴史的な推移・同時代のcounter partnerとの比較) ・思考の棚卸(本やネットを調べる前に、どんな情報が手に入れば何が言えるかを整理)
0投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログ●バイアスがかかっていなければ、ある情報から楽観悲観両方のことが読み取れるはず。 ●新しい情報に触れたとき、過去の知識ではなく、目の前の情報から考えることができるかどうか。それが考えることができる人とできない人の分岐点。 ●知識は過去の事実の積み重ね。思考とは未来に通用する論理の到達点。知識は過去において他人がその人の頭で考えた結果 ●答えを目にしてもそれに引きずられずに自分で考えることができなければ、私たちは道の世界にむけて新たな思考を開いて行くことができない。 ●自分の頭で考えることは、知識と思考をはっきりと区別することから始まる ●意思決定のプロセスは超具体的に、そうすることで圧倒的に効率よく結論を出すことができる。(洋服、買い出し)→こうなったらこうすると決めていないとダメ。 ●考えること、思考とは、インプット情報をアウトプットである結論に変換するプロセス。結論をだしたというのが考えたということ。 ●働いた時間のうち、情報収集、分析(加工&グラフ化)、思考、結論の伝達の時間に分ける。考える時間を見える化して増やす。じぶんは今日一日で何時間を考えることに使っただろうと日々意識するだけで、考える力は大幅に伸びる。→会社で意識! ●情報、特に数字のデータを見たら、なぜ?(背景をかんがえる)と、だからなんなの?(そのデータをどう解釈判断し、対応すべきか、と一歩先をかんがえる)を考える。 ●かんがえる力をつけるためには、ひとつの情報にたいして十分な時間をかけてトコトン考えることが大事。 ●あらゆる可能性を見つけるための分解図 ●歴史に名を残すリーダーは自らの利益より社会や公共の利益を優先して生きた人達。 ●縦(時系列)と横(自他)で比較する ●日本は今後どういった国を目指すか、明確にすべき ●判断基準を絞ることで本質が浮かび上がる ●レベルを揃えて考える ●何かを選択するには、フィルターをみつけることが重要 ●じぶんの考えを言語化し視覚化することで検証することにより、思考を踏めることができる ●知識を思考の棚に格納(知識を洞察につなげることができる仕組みをつくる)⇨考えること→情報感度を高めることができる。→そこに情報が入るとなにが言えるかと考えておく。→頭の回転が早い人とみえるが、思考自体がすでに完了していたと言える。 →情報の価値をはんだんすることで、情報収集の価値を見極める ●自分の頭でかんがえると最初は泣きたくなるくらい幼稚な考えしか浮かばない。でもぐっとこらえて自分で考える。
0投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログ自分の思考や方法論はあれど、それを定型化や文書化したことは無かった。 と言うか難しいだろう。矛盾もあれば、漏れも出そう。 そんな自分の一助になる本だな。 新しい発見も有り二回読んだ。
0投稿日: 2012.01.01
powered by ブクログ著者は、元外資系会社の出身で、「Chikirinの日記」というブログで有名なブロガ(?)だ。 「自分のアタマで考える」ということがどういうことなのかを改めて考えさせる。 基本的な内容は、コンサルティングファームのロジックとしてよく知られていることになる。 例えば、第2章の「なぜ?」「だからなんなの?」と問うことはロジカルシンキングのWhy So, So Whatだし、第3章の「あらゆる可能性を探ること」はMECEだ。時系列で整理すること、判断基準の設定すること、情報をフィルタリングすること、データの背景を追うこと、などもコンサル的思考法だ。 ただそれらは「考えること」をするためのツールの紹介であり、本当に重要なメッセージは「知っていることは考えることとは違う」ということだ。知っていることが考えることの妨げにさえなることもある。ドラッカーが「マーケティングとセールスは違う。逆のものですらある」と言うのと似ている。違うことなのだ。もちろん、「作業と考えることも違う」。ああ、最近は作業に時間を使うことが多いと自省。自分も、まわりも。 本を読むことと考えることも違う。読書と思考はどちらかというと対極にある行為の場合ですらある。自分でも本を読むことで、その内容が身に付いたように錯覚をし、考えることをしてこなかったことも多かったようにも思う。最近では本で読んだことが身に付くどころか知識としても記憶に残っていないことも多い。 ネットでツイートしたりシェアをしたりするのも同じことで、それは「自分のアタマで考える」ということではない。最近ではずいぶんとネット上で時間を費やしているが、時間のつかい方には気をつかわないといけない。 ニコラス・カーの『ネットバカ』でも、ネットが人の考えにいかに影響を与えるのかについて書かれていた。それでも今後一層ネットに依存した生活になることは明らかなので、一層大切なことになるだろう。 著者が言うように、知識は過去で、思考は未来、なのだ。 「「詳しくなればなるほど、その分野での新しいアイデアに否定的になる」傾向が見られたら、「知識が思考を邪魔している」ことを疑ってみた方よい」のだ。(P.19) 自分への戒めでもあるな。結構、簡単なことではないよ。
1投稿日: 2012.01.01
powered by ブクログ自分の尊敬するアタマの良い上司の頭の中が少しわかった感じ。 どうやって考えるか、どう情報を整理して準備するかがとても大事なことが良くわかります。 もっと自分の頭で考えないと・・・。
0投稿日: 2011.12.31
powered by ブクログ今年読んだ本の中で一番の本。「考える」ということを改めて考えさせてくれる本。学生から社会人まですべての人に通じる内容であり、即効性もある。困ったときの視点探しのヒントにもなるので傍に置いておきたい本のひとつ。
0投稿日: 2011.12.31
powered by ブクログhttp://ameblo.jp/rukakobuta/entry-11119068537.html
0投稿日: 2011.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・「知っている」と「考える」はまったく別モノ →プロ野球の未来について考えてみよう - 「知識」は過去!「思考」は未来! ・最初に考えるべき「決めるプロセス」 →会議を重ねてもなにも決まらないのはなぜ? - 情報ではなく「意思決定のプロセス」が重要 ・「なぜ?「だからなんなの?」と問うこと →合計特殊出生率が上がっても少子化は止まらないです ・あらゆる可能性を検討しよう →日本にも格安生活圏が必要では? - 構成要素に分解し、あらゆる組み合わせを考えよう ・縦と横に比べてみよう →戦後経済の比較から見える日本が進むべき道 ・判断基準はシンプルが一番 →婚活女子を見習おう! - 判断基準は「目標の姿」から導かれる - 判断基準を絞ることで、本質が浮かび上がる ・レベルをそろえて考えよう →生活者目線で霞が関の組織図を書いてみた - アフリカって一つの国? ・情報ではなく「フィルター」が大事 →就活のための企業研究が無意味なワケ - 「企業の情報」より「自分のフィルター」を探そう ・データはトコトン追い詰めよう →自殺の動機トップが「健康問題」ってホント? - 「要約」だけをみる危険 ・グラフの使い方が「思考の生産性」を左右する →階段グラフで電気料金の大幅削減に成功! - 円グラフと棒グラフの使い分け - 思考の生産性をグッと高める階段グラフ - マイナスも視覚化できる ・知識は「思考の棚」に整理しよう →世界の大事件、NHK、BBC、CNNはこんなに違ってた - 圧倒的に分析的なBBC - 情報感度も高める「思考の棚」 知識をそのままの形で頭の中に保存するのではなく、必ず「思考の棚」をつくり、その中に格納するということです。単純に「知識を保存する」=「記憶する」のではなく、知識を洞察につなげることのできるしくみとして「思考の棚」をつくる- これこそが「考える」ということなのです。p237
0投稿日: 2011.12.30
powered by ブクログ2011/12/29ブックオフにて購入。 2012/01/07読了。 知識と思考を分けて考えること。知識を思考の棚にしまうこと。
0投稿日: 2011.12.29
powered by ブクログ「思考」と「知識」は別モノ。「思考」は「知識」にだまされる、知識は思考の棚の中に整理すること。空いている棚に入るべき、まだ手に入っていない知識を常に意識すること。それらの知識が手に入れば言えるようになることを、事前に考えておくこと。 自分なりの思考の経路をつくる。
0投稿日: 2011.12.29
powered by ブクログ数学の問題は解法を暗記していた、という筆者のエピソードに、「正に自分だ!」と思って読んだ本。 「自分の頭で考える」ことは、非効率だけどすばらしく楽しい、という言葉は印象的。 今まで面倒で、すぐに答えを求めてしまう自分にぴったりの本だった。 情報をインプットするときに、それをもとに自分の考えも「思考の棚」に入れて、新しい情報が入った時にすぐに反応できるようにする、という思考法を 身につけたいと思う。
0投稿日: 2011.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思考とは何か、についてわかりやすく、具体的な例と共に書かれております。 情報過多の現代においては、個人としてのアウトプットが最も価値を持ちます。選別した情報を活用し、自分の頭で考えるとはどういうことなのか、価値を生み出す思考術について理解を深めることができました。 本書を読んですぐに自分について振り返った時、自分の頭で考えた事ではなく、知識を振りかざしているだけであった、と痛感する節が数多くありました。
0投稿日: 2011.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・意思決定プロセスを具体的に決める→単なる情報収集・分析に終わらないために ・結論を出すことを意識する ・「考えていた」時間を計測してみる。 ・「なぜ?」と「だからなんなの?」 (・格安生活圏構想) ・漏れなくダブりなく、「これでOK」と確信できるまで要素を出し続ける ロジックツリー ・「自、他」の比較、「時間軸」の比較 ・プロセス比較 ・判断基準が多いと決められない→判断基準に優先順位をつける ・2×2マトリクス→大事な判断基準は何なのか ・レベルをそろえて議論をおこなう→あえてずらされている場合がある ・専門家の意見に触れる前に、生のデータをもとに自分で考える。 ・データは細かいところまで検討していく。 ・グラフをうまく用いる。棒グラフ、階段グラフ等。 (・「仕事は人生においてとても大事だ」の意味) ・思考の棚に整理する。
0投稿日: 2011.12.24
powered by ブクログ考えることを説明した本。 こういう本は今まで無かったとちきりんが言ってるけど、そこまで革新的な本ではない気がする。 要するに、世の中の全てを論理的、批判的に思考しろということなんじゃないだろうか。 そんじゃーね!
0投稿日: 2011.12.23
powered by ブクログたしかに「知識」と「思考」をごっちゃにしたり、「作業」を「思考」と勘違いしてることはあるなぁと思った。例として載っているテーマも身近でわかりやすい。
0投稿日: 2011.12.23
powered by ブクログ"おちゃらけ社会派"のブロガーによる「思考の技術」に関する本。小難しいフレームワークの解説ではなく、普段の生活で得られる情報(知識)を検証し、自分自身の言葉で語る為の、考え方が書かれている。
0投稿日: 2011.12.21
powered by ブクログこの本は・・・・やばい! 「詰め込み」を実施してきた私にとって「ドキッ」とさせられる内容でした。 すぐに結論を求めるのではなく、「考える」「分析する」。 当たり前のようでできていない。 特にこの本の「さいごに」で書かれてる内容は しみじみと自分に伝わりました。 ・「なぜ」と問う ・あらゆる可能性を探る ・判断基準を絞る ・自分独自の「フィルター」を持つ ・思考の視覚化 うーむ。 何度も読もう! ちなみに、就職活動にも役立ちそうなポイントもあります☆ 良い本だ~!!
0投稿日: 2011.12.19
powered by ブクログいつもながらちきりん氏の物事を捉える切り口の斬新さにははっとさせられます。「知っている」と「考える」、「知識」と「思考」は別のモノとして、考える為の起点を提示しその方向性を示唆している。ある意味考える為のフレームワークとも言える一冊だ。 これを二つに分けて考えてみた、ひとつは問題やデータへの分析的な視点、もうひとつは判断(選択)するロジック(判断基準)だ。 前者は背景、過去から未来への時系列、他者との比較、分類する事とその階層であり、後者はそのロジックを目的に向けての明確にすること、更には新なロジックを創造することの重要性だ。 更に、最終章では、知識が不足している場合は仮説を立てて整理し、知識は思考の棚に整理することと説明する。 ○○について検討しようと言って集まると、知識(情報)だけの持ち寄りって多い気がします。良くて分析的な視点まで、判断基準の話はタブーのような扱いが多いですね。何故なんだろう、はい、自分の頭で考えてみます。 そんじゃーねw
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログいつも注目しているブロガー「ちきりん」さんの新著。1冊目よりもずっと面白くて、読んで絶対損はないと思うのでおススメです!「知識にだまされないための思考の技術」というサブタイトルがすべてを言い表していて絶妙。 「知識」を溜め込むことは教えても、その知識を「思考の棚」に縦に並べたり横に並べたりして「分析」する技術のトレーニングは、残念ながら日本の教育ではすっぽりと抜け落ちていると思うので(余談ですが、小学校の授業参観などに行っても、もったいない!と思うことがよくあります。みんなで記者になって街探検に出かけよう!という授業があっても、発表のスタイルは「班のみんなで書いた原稿を、みんなで声を揃えて読み上げる」というもの。目は原稿に落とされたまんま。子どもたちに感じたことを自由にディスカッションさせるのは、ファシリテーター役の教師の力量を必要とすることだし簡単ではないと思うけど、でもそのチャレンジをまったくやらないなんて…と思うのです 閑話休題) 自分の思考にブレイクスルーを求める人、世論で言われていることをなんとなく自分の主張のように語ってしまいがちな人(そうです、私のような人です)はぜひ。
0投稿日: 2011.12.17
powered by ブクログちきりん「自分のアタマで考えよう」読んだ。野球界の未来は明るいのか暗いのか。考え方によっては両方にもとれるし、双方の理由が思いつくのがベスト。「思考」は「知識」にだまされる。思考は視覚化すること、深い思考のためのグラフなど、ゆるーいわりには面白い本だった。 階段グラフでの視覚化は参考になった
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログ『自分のアタマで考える』という行為がどんなものであるか、またいままで考えることを意識していなかった自分に気づいた。
0投稿日: 2011.12.14
powered by ブクログ社会人としての過程でなんとなく会得していく「ものの考え方」について、最新例を交えながら明解に文章化されている。高2の息子にあげよう。
0投稿日: 2011.12.14
powered by ブクログ思考について考えさせられる本。 「知識」に騙されず、どうやって自分で考えるのか。 実践するのはなかなか難しいが、実践することで人間としての深みを増すことができるのではないだろうか。
0投稿日: 2011.12.14
powered by ブクログ正直言って文章はあんまり頭に残ってないのだけど、事例を説明するためのグラフや表のわかり易さが素晴らしく、そこだけ見てたような気がします。ああ、こうやってまとめるといいんだ、って事例集として使えそうです。邪道な使い方だと思うけど。 いろんな角度からフラットに漏れのないように考えるってのは難しいんだよなあ。自分の武器とするためには実践を数多く積むしかないか。この本にはその時に使えるツールが詰まってます。
0投稿日: 2011.12.13
powered by ブクログ北千住の駅ナカの本屋で衝動買いした本。知識と思考が違うっていうのがなるほどなと思った。なるほどなと思うところがある反面、本当にそうか?と「考える」とこも多々ありましたけどね。
0投稿日: 2011.12.12
powered by ブクログ再読の価値が非常にある。柔らかい文章で読みやすいが、よくよく考えれば波頭氏の「思考・論理・分析」と同内容。考えることとは何かはおおよそ理解出来てきたので、今の自分に必要なのはトレーニング(素振り)を繰り返すことだ。
0投稿日: 2011.12.12
powered by ブクログ人とのコミュニケーションは主観と主観のぶつかり合いが多い中で、どう整理してコミュニケーションを円滑に進めるか指南してくれる良書。社会人経験が長い人には当たり前のことが書かれているが、あらためて考えさせられることが多かった。
0投稿日: 2011.12.12
powered by ブクログ人気ブロガー、ちきりんさんの新著です。 タイトルにある「自分のアタマで考える」は、当たり前のようでいてなかなか実践できていないことです。新聞などマスメディアの情報を鵜呑みにしたり、自分の意見に合う情報だけを選択的に信用したり、自分で考えているつもりでいても実はそうではないというパターンは少なくありません。 ただ、自分のアタマで考えるとはどういうことなのか、人によって解釈が違うと思います。作者がどのように考えているのか、著書の中でどのように主張しているのかも気になりましたので、その視点でも読んでみました。 著者のいう「考える」ことの中で、自分にできていないこと、そして自分にとって最も耳の痛い指摘であったのは、考えるとは「結論を出す」こと。その結論が正しいかどうかはさておき、結論を出せていないのなら考えていないのだという主張は納得できるものでした。 自分も結論を出せるところまで考えが至っていないことも多く、まだまだ成長の余地があるようです。 常識や世間の空気、マスメディアの主張といった、正しいとされていることに対して正面から挑戦し、やっぱり違うんじゃないの、と自分の主張を持つことも大事です。自分は毎朝通勤の途中で日経新聞を読み、気になった記事へのコメントをツイートしています。新聞も人間が作っているものであり、決して絶対的な正ではない(もちろん、全てが誤っているわけでもない)ので、記事や主張に対してツッコミを入れるつもりで読んでいることと、つながってきているのかなと思います。 前半は考え方のツールとして、MECE(漏れなく、重なりなく)やWhy-so/So-what(なぜそうなるのか、そうなればどうなるのか)などの方法論を提示し、考えるにあたって必要なことを示しています。このあたりのことは企画のやり方の書籍などでは必ずといっていいほどよく紹介されていますが、もっとわかりやすくかみ砕いて説明されているように思いました。 後半は少子化や自殺者数増加といった現在の日本における社会問題を取り上げ、メディアや有識者の意見ではない、自分の考えでどのような結論を出すかのワークとなっています。ちきりんさん自身の見解も出ていますが、それに乗っかったり批判したりするだけでは、冒頭に書いたとおり考えているとはいえず、やはり自分なりの答えが必要な部分でしょう。 「考える」というのは、実は非常に難しい行為ではないかと感じます。というのも、世間が自分なりの結論を出すことをよしとしない風潮にあり、空気を読むべきだとか、間違いは認めない(責任を取らせる)だとか、考えること自体がリスクとなっていますし、リスクと責任を避けるために考えないほうがよい、ということになってしまっています。 誤りを非難するよりも、必要な情報を集めて自分なりの結論を出したことと、そのプロセスに対して高い評価がなされる社会になってほしいですね。
1投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログ月間100万PVという非常に人気のブログ(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/)の執筆者であることが非常に納得できる要点が整理された読みやすい一冊でした。 「知る」と「考える」の違いを本当にわかっている人はとても少ないと思いますし、自分もよく混同してしまいます。 本書では著者オリジナルのわかりやすい言葉で身近な事例から国などの少し大きな事例などを扱いながら思考プロセスについて説明がされています。 個人的に印象に残ったのは、「頭の回転が速い人」は思考の瞬発力が高いのではなく、常に得た知識を思考の棚(仮説)に入れて置くことで、次に新しい知識を得た時に該当する棚に入れてあげることで準備していた結論と結びつけるから頭の回転が速く見えるという主旨で書かれた部分です。「頭の回転が速い」のではなく「思考がすでに終了していた」という訳だそうです。 長年、「頭の回転が速い人」には自分はなれないのだという思いがあったのですが、本書を読むことで、思考の棚を数多く持つことがなるための手段ということを理解できました。 「知識」と「思考」を切り分け、「知識」を「思考」にどう活用していくのかについてのヒントが書かれた良書でした。
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログ・「知識」と「思考」をはっきりと分け、「知識」を「思考」にどう活用するか、ということを学ばないと、「知識を蓄えるだけ、覚えるだけ」になってしまう。そうすると、「考える力」はどんどん衰退する。 ・一日のうち、「考える」時間というのは思っている以上に少ない。意識しないと、「考える」時間は作ることができない。 それでも、30分でも1時間でも長く「考える」時間を確保するようにしなければならない。今日30分考えたなら、明日は1時間は考える(!?)とにかく考える時間を倍にする。 ・「考える」ときには、グラフや表を使うとよい。視覚的にわかりやすいのと、グラフ化することで新たな発見がある。 ・また、あらゆる角度から検証すること。徹底的に考えてみること。
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログ各社会問題のトピックスについて、かなりシンプルな論理にのっとって書かれています。 「考える」とはどういうことなのか? 基本的な論理思考の過程(各パターン)がわかりやすくまとめられています。 上記の基本を忘れずに思考を深めていけば、自分の周囲で起きている出来事を自分なりに考え結論をだし、納得して生きていけるのではないかと思います。(大きな流れに流されるのはいいですが、小さな流れでは自分なりに納得して生きたいものです。) 思考が煩雑になりがちなので、基本を忘れた場合に振り返るのにも役に立ちそうです。
0投稿日: 2011.12.09
powered by ブクログちきりん さんのブログとは かなり違う内容。 読んで損しないです。 ただし。、ブログとは違い 文章が読みにくい。 もう 2,3回読み返そうと思います。
0投稿日: 2011.12.09
powered by ブクログ本書の言い方を真似れば、「知っている」ことと「活用できている・実行できている」こととの間には大きな隔たりがあるわけで、 知識として知っていたとしても、そのとおりに日頃生活できているかというとそういうわけでもないし、、、というところをコンパクトにしかも読み易くまとめている。 語弊のある言い方になるが、「知っている」とも思える内容(もちろん全てではないが)を綺麗にまとめ、気付きを与えてくれる良書。定期的に読み返して自省・自戒とするのも良いかも。 最近良く思うのだが、知識としては割と皆さん知っているようなことを、改めて読み易く・わかり易く纏め、本として上梓するというのは、結構大変なことだと思う。 そういう意味で、著者はいわゆる「頭の良い人」なのだろうなぁと推察する。 ロジカル・シンキングand/orクリティカル・シンキングの第1歩としても良いだろうし、日常生活で触れる情報に掛かっているバイアスに気づいていない諸氏にもお勧めできる。
0投稿日: 2011.12.08
powered by ブクログ「考える」というのがどういうことか、非常に読み易くまとめられている。特に今、学生の方や社会人になりたての方におすすめ。若いうちからこういう思考法を学んでおくのは重要。読むだけでなく、やることが重要なんですけどねw それにしても、最近周りの頭のいい人たちと話していると、自分の思考の浅さにすっかり意気消沈する場面が多かったので、そういう意味でも自分を見つめ直すいい機会になりました。 本書の中に「頭の回転が速い」っていうのはどういうこと、という指摘もありましたね。みなさんどう思います? もちろん、すげー面白いって本ではないですが、まったくもって読むのが辛い本ではないので、本当におすすめです(2011.12.08読了)
0投稿日: 2011.12.08
powered by ブクログ「自分の頭で考えよう」ということは、 自分としての価値判断の基準を持とう!ということだと思う。 (受動的にでも)入ってきた知識を「頭の中で整理」くらいはしていたつもりだけれど、「まだ手に入っていない知識を意識する」ということは、目から鱗。 「何がわかっていないのか」を知り、それを取りに行くということは、「受け身」ではできないこと。 それをしようとした瞬間に、スイッチが受動から能動に切り替わることになる。
0投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログ読み終わったあと、すごく爽やかな気分になれた! マトリクス図は、仕事では使うけどこんなに些細な?判断をしなきゃいけない時にも使えるって、新鮮だった。 みんな読んだらいいと思います。
0投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちきりん( @InsideCHIKIRIN )著。 「なぜ?」「だからなんなの?」 「健康で文化的な最低限の生活を営むための生活費」が高すぎる 比較の基本は「縦と横」 「ゲームのルールを変える」 考えることをクセつけましょー!
0投稿日: 2011.12.04
powered by ブクログ具体的な思考プロセスの手法を学ぶ事が出来、為になりました。なかなか他人に教えてもらえない事ですので読んで良かったです。
0投稿日: 2011.12.04
powered by ブクログamazonから到着後1時間半で読了。後でもう一回読みなおす。コンサルティングの入門教科書になりそう。 @satochan819 は、もし読んでいなければ一読をお勧め。
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログいわゆる目ウロコ本。通り一編になってしまう内容をこれだけわかりやすく書いているのが凄い。今後読まれ継がれだろう一冊にちがいない。
0投稿日: 2011.12.02
powered by ブクログ●内容 ・元外資系マネジャーの「ちきりん」さんによる、新時代の「知識人」論 ・「いかに考えるか」について、豊富な具体例を挙げながらあるべき姿を示す。 ・知識は「思考の棚」に整理しよう ●感想 ・昭和の知識人論との違い。現代では「知識」はすぐに得られるので、「思考」に重点を置くべきとする。 ・論旨がデラスマート。著者の脳内の「思考の棚」がしっかりしてる。 ・「知識」と「思考」の違いについての指摘が見事。"知識とは「過去の事実の積み重ね」、思考とは「未来に通用する論理の到達点」” ●これやってみよう ・考える時間を「見える化」する。 ・働いた時間を4分類。 1、情報収集 2、分析(加工、グラフ化) 3、思考! 4、結論の伝達 ・読書中に、その話題が気になったらグラフ化 ●引用 (知識と思考) ・「知っている」と「考える」は全く別モノ ・知識による思い込み ・最初からひとつの意見だけが頭に浮かんでくるとしたら、その思考には、目の前の情報以外の何かが影響を与えている。 (思考とは何か) ・情報と結論をつなぐのが「思考」。「情報を集める」「グラフ化する」「話し合うこと」は考えることとはちがう。 ・「私は考えた」というのは、「私はあるインプットをもとに、なんらかの結論を出した。ある考えに至った」ということ。 (無駄な知識、情報収集) ・情報が重要はどうかは、「今、求められている意思決定プロセスに必要かどうか」によって決まる。 ・「どんな情報があの意思決定に必要で、どんな情報は不要なので」という基準が明確になっていないと、いくらでも情報収集を続けられてしまう。
0投稿日: 2011.12.02
powered by ブクログちきんりんさんのブログが好きでいつも見ています。おちゃらけてるように見えて絶対この人賢いんだろうなーって思って著書を読んだらやっぱり賢かった。なんというか思考がスマート。そんなちきりんさんの思考の種がいくつも垣間見れます。 どれも実社会に応用したくなるけどグラフ編と意思決定のプロセス編が特におすすめです。
0投稿日: 2011.12.01
powered by ブクログ借りももの知識やすでにある情報を整理するだけ、ではなく、 そこからさらに自分で考える、ということを大事にしようという趣旨。 あまり意識していなかったが、 確かに、情報の収集、整理に追われて、 考えるということを怠っている面があるなと反省。 自分がどの程度考える作業をしているかを把握して、 考える時間を増やしていきたいと思う。
0投稿日: 2011.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ふだんビジネス書など読まないのだが、「ちきりんさん」のブログの愛読者でもあるので、手に取ってみました。「今まで自分は考えていたのか」と思うぐらい、軽いカルチャーショックを受けました。確かに、知識と思考は違い、知識を集めただけで考えた気になっていた自分に気付きます。とにかくフラットから物を考えること、基準を決め、整理して考える大切さ。タイトル通り、「考える」方法を惜しげもなく、披露してくれています。「考える、ってこういうことなのか」と、意外と発見につながるのではないでしょうか。
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログ有名ブロガーの啓発本。 とてもわかりやすく、丁寧に書かれている。 情報がどれだけふえようと、ただそれだけでは価値として弱く、思考するということによりその情報が何をいいたいのかまで分析するとより知識という偏見に繋がりやすいフィルターを外し的確に物事を把握できるといった内容。 著者の言う「思考の棚」をどう保管しているのかがもっと知りたいところ。
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログ情報では無く、それを自分のフィルターで加工して自分のアタマで考えること。 普段考えたことを思考の棚に入れておくことで必要な情報が集まった時にすぐに自分の意見が活性化する。 この二点を意識することが出来るようになるだけで十分な価値がある。
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログ具体的なデータを使いながら、「考える」という抽象的なことを11のルールに落とし込んだ一冊。自分でも意識しない「知識」と「思考」の違いを明確にしてくれる。
0投稿日: 2011.11.29
powered by ブクログ読了。「知識」と「思考」の違いについて理解しました。今まで「思考」だったと思っていたことが、実は「知識」が多くを占めていたとは。。これからは惑わされずに考えていきたいです。
0投稿日: 2011.11.27
