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宵山万華鏡
宵山万華鏡
森見登美彦/集英社
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総合評価

424件)
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    京都の祇園祭を舞台とした不思議な物語。 有頂天〜や夜は短し〜なども絡めつつ年に一度の大祭「祇園祭宵山」を不思議かつ不気味に描かれていました。 京都自体に神社仏閣やそれに倣う風習が多く、有頂天〜などで既に現実世界の京都でも目に見えないところでは常に奇妙キテレツなことが起こっている、という基盤ができていたので 祇園祭など格好の舞台でどのような物語になるのか?と読み進めていましたが、やはりそこはお祭り騒ぎを逆手に取って「あり得ない」現象が多々起こり実際には有り得ないので見ることはできませんが情景を想像するだけでワクワクしました。 これも阿呆の血のしからしむるところなのでしょうか? ただ、有頂天〜や夜は短し〜の阿呆な不思議感とは違う不気味な要素もあり新鮮でした。

    0
    投稿日: 2019.11.01
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    祭りという白昼夢の体験。 日本の祭りは変死意識状態へ誘う作用があるように思える。 日常空間である路地が祭り、或いは縁日と呼ばれる時、通りに屋台が並び、食べ物の匂いが立ち込め、囃子が聞こえ、普段の焦燥感に満ちた人たちは消え、雑踏はゆったりと金魚のように回遊する。 日常の世界がいつもと違って見える体験は、通常の知覚とは異なる知覚を生成するという意味において変性意識状態であり、或いはこれを白昼夢とも呼べるかもしれない。 この物語体験は、祭りにおいて体験する不思議な体験をなぞることができる。 しかしなぜ、日本の地域が祭りに関心を示さなくなったのかを考えると、単純に人がいなくなったから、ダサいからという理由だけではないだろう。 あまりにも普段の日常から現実感が損なわれたからではないかと思う事もある。 この物語で稀薄な現実感からさらに現実感を喪失させる体験ができた。 これは活字の読書でなければ味わえない体験だったと思う。

    3
    投稿日: 2019.10.29
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    現実、だったはずなのに。現実と異世界が合わせ鏡のようになって、宵山は楽しくもあり恐ろしくもあるハレの世界となる。気を緩めてはいけない。異世界はすぐそこにある。

    1
    投稿日: 2019.07.21
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    森見ワールド全開って感じですね。ちょっとゾゾゾっと来るお話やらなんやらで、短編集ですがつながっています。やっぱり京都はステキで妖しい場所なんだなぁと思いました。

    1
    投稿日: 2019.06.14
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    備忘録 祇園祭という独特な幻想空間をファンタジックに描き出した作者の愛を感じる作品でした。 宵山金魚、宵山劇場の二編はいつもの楽しい森見青春劇という感じでしたが、あとの四編は空恐ろしいような物悲しいような世界的にが協調されていて、森見作品の要素をバラバラに分解してそれぞれを楽しめる作品だと思います。

    0
    投稿日: 2019.04.14
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    ものすごく不思議な世界観だった。 まるで夢の中をぐるぐるぐるぐる回り続けているみたいな、こんな夢子供の頃よく見たなぁって思い出した。 そしてそれぞれの物語のつながりかたがいい味を出していて読み終わったあとまさにクルクルと回る万華鏡のような夢から覚めたような気持ちになった。

    0
    投稿日: 2019.02.28
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    これ、借りて読んでた。 まいった。欲しいけど余裕がない中では後回しにせざるを得ない。 面白かった記憶。 細かく覚えてないけど、この状態で、聖なる怠け者、に進んでよいですか?

    0
    投稿日: 2018.12.15
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    相変わらず京都の街並みが目に浮かんでくる情景描写が素晴らしい。 ちょっと怖くて、切なくて、素敵な連作短編集だった。 どの話も好きだが、宵山回廊と宵山迷宮が1番好きかな。 話を別の視点から見ると、こうも印象が変わるものなのかと改めて感じた。 もう逢えない人に会うために何度も同じ日を繰り返すのか、それとも日常を生きて行くのか? 私は断然後者だが、前者もある意味幸せだな、とは思う。 それにしても、森見登美彦の小説を読んでいると、毎回京都に行きたくなるから困る!

    0
    投稿日: 2018.11.09
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    森見作品ならではの、京都ならではの華やかさとクラシックな風情が文章から香りたち、読んでいてワクワクする。

    0
    投稿日: 2018.08.12
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    どこまでいっても祭りが続いているようで、まるでお祭りがどんどん増えて、街を呑みこんでしまったようだ…(本書より) 街を呑み込むと表現される祇園祭宵山の1日の不思議なお祭り騒ぎと、不思議な出来事の数々…。森見氏がファンタジー怪奇物語的な味付けをした祇園祭宵山、華やかかつ、少し恐ろしい…。

    0
    投稿日: 2018.08.11
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    舞台は宵山。祭の夜には、人々にちょっぴり不思議なことが起こる。阿呆は盛大に阿呆をする。人は祭に誘われ、時に感傷に囚われる。阿呆はやっぱり阿呆をする。 祇園祭を巡る6つの話が、想いが、それぞれ少しずつ交差する。幻想的な世界観と絶妙なクロスオーバー、2つ面で森見ワールドが全開です。

    0
    投稿日: 2018.07.22
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    四畳半シリーズとは違って、少しホラーな感じの短編。繰り返す宵山は少し寒気を感じるものの、人間臭い温かみも併せ持つ。 山鉾を見た人間としては、そこも気になるところではあるけれども、宵山の夜、京都の伝統と言われれば、現実と混同してしまいそうになる。 祭には大切な人と行かないほうがよさそう、そんな気持ちは理解できる。

    0
    投稿日: 2018.07.16
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    苦労して纏めた感じがして、感心!~姉と宵山迫るバレエ教室が終わった後、寄り道をしていた4年生の妹ははぐれ、ひらひら金魚みたいな赤い浴衣を着た少女達に誘われるまま、路地から路地へ連れ回されるが、宙に浮かびそうになる途中で姉が両脚にしがみついてきた。東京の会社に勤務する藤田は高校時代の友人・乙川に誘われて宵山の京都を訪れたが、又しても置き去りにされ、彷徨い歩いた末に宵山様の法に触れ、宵山様の罰を受けるために大坊主・舞妓と審査をされ、いよいよ金魚が飾られた屋根のない座敷で…。後輩の演劇集団を動かして悪戯を仕掛けたのは乙川だった。15年前に宵山ではぐれてそれきりになった従妹を叔父はまだ忘れられず、一緒にいた千鶴に色々喋る様子の画家が怪しい。万華鏡を手にしている叔父には、従妹の姿が見えるだけでなく、ずっと宵山に留まって衰弱しているようなのだ。同じ現象が出入りする画廊の柳にも起こった。宵山を見て寝たはずの起きしなは宵山の朝に戻っているのだ。この日に起きることが分かる。鞍馬で遭難した父が持っていたはずだという水晶玉を骨董屋の乙川が探している。画伯の姪まで宵山に絡め取られないためにはどうしたらいいのか。バレエ教室の後に寄り道をした姉は、鯉の風船に見とれている妹の手を離して脅かそうと思って、本当に見失ってしまった。大坊主や舞妓さんに連れられていった先の宵山様は彼女と同じくらいの少女。「みんなで一人、一人でみんな」と言い、喉が渇いたら、泡を飲み込めば良いというが、断固拒否して地上に戻り、浮かび上がる寸前の妹も地上に戻した~祇園祭って一大イベントなんだなぁ。森見君がこれを書いていたのはずいぶん悩んでいた頃じゃないか。夜は短し…の後であることは確か。京大祭のゲリラ演劇が出てきて、調達係を務めた学生が退団している。妄想と妄想を上手く繋ぎ合わせようとして苦労していたんじゃなかろうか。結果、巧く纏めたと思うよ。このように(図書館の本だから透明フィルムのカバーが)なっていると、きらきらしたホログラム風の印刷が台無しだぁ

    0
    投稿日: 2018.07.06
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    なんと壮大などっきりなんでしょうか、それを取り巻くストーリーも不思議で、愉快で、哀しくて、どきどきしました。電車でちょっとずつ読んでよい本。

    0
    投稿日: 2018.06.03
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    宵山の、幻想的なお話と、阿呆なお話のある短篇集です。それぞれの物語は、どこかで繋がっているところもありました。 『宵山姉妹』 楽しい宵山で姉とはぐれてしまった妹の、不気味で淋しい、不思議な体験でした。 『宵山金魚』 超金魚を育てた乙川と、友人藤田の、頭の天窓が開いているお話でした。 『宵山劇場』 阿呆を騙すために訳の分からないことをする阿呆たち。意味のないこと、だからこそ楽しかったです。 『宵山回廊』 十五年前の宵山の日に、姿を消した一人の少女がいました。赤い浴衣を着た金魚のような女の子たちのいる、宵山の、ちょっと怖いお話でした。 『宵山迷宮』 世界の外側にあるという水晶玉をめぐり、宵山を繰り返し続ける柳さん。とても不思議なことでした。 『宵山万華鏡』 『宵山姉妹』に出てきた姉の、不思議な体験でした。“宵山様は金魚のような赤い浴衣を着て(p244)”いました。

    0
    投稿日: 2018.04.21
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    必読!!! これぞ森見登美彦!今まで読んだ森見作品の中で、いちばんの完成度だと思った。なんでもいいんで、とにかく読んでください。

    0
    投稿日: 2018.03.03
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    森見節と少しホラー 宵山の祭を巡る群像劇。 半分はいつもの森見さんらしく、青春と不思議が交わった感じ。残りは少しホラーチックの、最近だと「夜行」のようなスタイル。 登場人物が少しずつ関係し合い、物語の裏側、関係が明かされていくのが非常に心地よかった。

    0
    投稿日: 2018.01.02
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    面白かったーー。 (面白かったしか、語彙がない自分にがっかり) 森見登美彦の文は読んでると酔ってしまうのだけど これはさらりと読めた。 (最後の一編は酔った。でも千代田線に乗ってたからかも) 京都行きたい。

    0
    投稿日: 2017.11.02
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    森見登美彦の描く京都地図が、自分の中でまた少し書き足された。この作者の作品を読むたびに、昔見た夢の世界と同じ世界の夢を見るような気持ちになる。この短編集では「夜は短し〜」に代表される明るい京都と、「夜行」に代表される暗い京都がリンクしているように感じた。森見登美彦の描く京都が、二枚の平面世界が重なって立体的になるように感じられた。 森見登美彦の作品群は単行本の垣根を超えて、一つの森見登美彦の京都を描いている。今回の様な群像劇も、「太陽の塔」の様な一冊で一つの作品であるものも、舞台は一つの京都であり、読めば読むほど架空の京都は拡大していく。自分が本作を読んでいる時は、内容よりもむしろ、この架空の京都がどこまで広がっていくのだろうという点に惹かれて読み進めていた。森見登美彦の作品群が全体で一つの大きな架空京都地図になるのなら、これからも全作品を読み進めなくてはならない。

    0
    投稿日: 2017.10.14
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    土地勘がわかるようになって、もっとおもしろかったです。次宵山行ったら金魚の女の子たち探したいです。笑

    0
    投稿日: 2017.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今宵は勿論この本で。 夢と現実が混在した森見ワールド! 同じ一夜の宵山で起こる出来事が、外から万華鏡で覗いたようにくるくる回る。 お得意のオモチロイ短編もあれば、ちょっぴりゾクッとする不思議な余韻の漂う短編もあり……それぞれが不思議な繋がりで連鎖していき、どんどん回っていく。 神秘的な異世界に迷い混んだ気持ちになるのは京都という土地柄なのか? 恐るべし京都、恐るべし祇園祭、恐るべし宵山。そして恐るべしモリミー! 宵山へお越しの際は、くれぐれも一人でほっつき歩いてはいけません。 華やかな赤い浴衣の女の子達にはご用心!

    0
    投稿日: 2017.08.18
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    「宵山姉妹」の書き出しから重々しい雰囲気を感じた。著者の作品は明るさに満ちているかに見えて、時にその照度が作り出す陰を表現しているようだ。思い浮かべたのは『きつねのはなし』。古都京都が持つ奥深い陰。物語はパラレルワールドのような展開を見せ、一つ一つの話が伏線を拾うように繋がって、ほっとするラストへ。読メお気に入りさんの感想に「7月に是非読みたかった本」とあり、急ぎ読了できて良かった。 この感想をアップしようとしたらネットが繋がらなくなった(;'∀')まさか宵山様の仕業……?

    0
    投稿日: 2017.08.12
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    京都の宵山を舞台に 不思議だったり、ちょっと怖かったり バカバカしかったりの連作短編集。 キラキラのお祭りを万華鏡でくるくる見てる 不思議感覚 他の作品の人もちょっと出てきたりして 嬉しくなります

    1
    投稿日: 2017.07.27
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    宵山の日の不思議な物語。森見さん独特の幻想の世界です。連作短編集で主人公が入れ替わるんだけど、最後まで乙川さんは謎めいた人でした。『きつねのはなし』を読んで2作目ですが森見ワールドに魅せられてしまいました。

    0
    投稿日: 2017.07.04
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    最近、宵山の話づくしですごく気になっているくせに謎のままどんどん読んでしまっている。京都の祭りだってことはわかるけれど。しかし調べてしまうとなんか幻想が壊れそうでもったいない気がするのも確か。宵山、行ってみたい。でもこんな不思議体験などできず、イチ観客で人ごみに酔い、疲れ果てるだけなら行かない方がいいかなとも。アイドルは永遠にアイドルのままがいいように。さて話の中では壮大な冗談を命掛けで仕掛ける側の話と、まんまとひっかかってしまう人のいい男の話が面白かった。まず騙される側から始まったのがなんともオツだね。

    0
    投稿日: 2017.06.22
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    京都の祇園祭を舞台に宵山に翻弄される人々を描いた怪奇物語。宵山様を作り出した乙川、本当に存在した宵山様。連作短編小説になっており、気付けば宵山の謎に引き込まれていました。

    0
    投稿日: 2017.03.24
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    図書館で。 なんだろう。こういう京都特有の雰囲気を書けるのってやっぱり京都に住んでいる人だからなのかなぁと思ったり。変な都だなぁ。そこが良いのかもしれないけど。 ちょっと、やっぱりお姉ちゃん酷いね(笑) うん、そこは反省しないとイカンよね。

    0
    投稿日: 2017.03.23
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    ちょっと怖いような、ミステリーのような要素も含んだ素敵なファンタジーだった。 同時進行で読んでいる太陽の塔と、前に読んだ夜は短し歩けよ乙女に共通する人物がいて嬉しかった。 読んでいて京都へ行きたくなった。

    0
    投稿日: 2017.03.17
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    森見さんワールド全開でした。不思議世界でした。 お祭りって楽しいはずなのに、そうでない雰囲気満載で。 頭の中がついていかなくて、描写してある世界観を想像できていないような気もしましたが、一気に読みました。 一度読んだあとで、もう一度読むといいような感じでした。

    1
    投稿日: 2017.01.07
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    これほど面白い小説は久々でした。 幻想的なお祭りの雰囲気が漂い、楽しげだけどちょっと怖い。 そんな子どもの頃を思い出します。 中盤のお話、藤田君と乙川君のお話は終始楽しげでワクワクしました。 お二人はいいお友達ですね。 あまりに素晴らしい小説すぎて、素晴らしい、面白いしか言葉が出てこない作品でした。

    0
    投稿日: 2016.12.08
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    作者の描く京都の幻想的な世界は、不思議なリアリティがある。本作は「宵山」を舞台に、少しずつ重なる短編がその世界を造っている。 祇園祭に行くと、街全体がお祭りの場となり、別の世界に迷い込んだような感覚になる。ビールを飲みながら歩くと、酔いが回って、その錯覚がすすむ。自分には、宵山というより「酔い山」です(笑)

    0
    投稿日: 2016.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    祇園祭の宵山で起きる不思議な出来事と、それに巻き込まれた人々を描いた連作短編集です。 作者の作品で三人称の話は初めて読みましたが、外からの目線という意味付けと、祭りの賑やかでありながらもしっとりとした雰囲気がよく伝わってきました。 非日常が日常を侵食する怖さがある一方で、作者らしいどたばたな話もあり、そちらの作風が好きな人間も満足できると思います。 話の大部分は実際の祇園祭とは何の関係もない作者の想像力の産物であり、登場人物から読者まで無理矢理に巻き込んできますが、それが人々を惹きつける祭りの魔力と重なって、 何となく納得させられてしまうところが、苦笑いするしかないような不思議な物語でした。

    0
    投稿日: 2016.10.08
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    これはね、脳内映像作成班に莫大な賃金を弾んでる読書富豪が読むやつ。 うちだってそれなりの待遇で雇ってると思ってたけど、これ読み始めたら、一人抜け二人抜け、みんな昼飯行ってしまった。

    0
    投稿日: 2016.09.15
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    幻想小説と、いつもの阿呆なモリミー節が交差する、モリミーならではの幻想阿呆短篇集。 阿呆部分がきちんと幻想部分にはめ込まれているのがさすが! 宵山も祇園祭も行ったことがないけど、宵山には行ってみたくなった。

    0
    投稿日: 2016.09.07
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    著者のあとがきがとても印象的。 なるほど、実体験が反映されている部分があるのだな、と。 連作短編ではあるが、各編の並べてある順番にも、 それはキチンと意味づけがなされている。 したがって、順番に読んだほうがよい。

    0
    投稿日: 2016.08.30
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    情景描写にとさせられることが何度もあり、読み応えのある作品。 どんどん先を知りたいけれど、元に戻ってもう一度読み返したくもなる。 不思議な感覚で、時間をかけて読みました。

    1
    投稿日: 2016.08.28
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    短編集なので読みやすそうということで購入。 レトロな雰囲気が良かったです。 とりあえず京都に行きたくなりました。 (2013/07/20)

    0
    投稿日: 2016.08.20
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    毎年夏になると読み返す本。色鮮やかにクルクルと展開していくこの本自体が万華鏡の様である。読み進めるにつれて夢中になり、私までもが宵山に迷い込んでいるような気分を味わえる。お祭りが生む非日常感はあるはずのないものを見せたり、ずっと魅力的に思わせたりする

    1
    投稿日: 2016.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宵山万華鏡 あまりイメージのなかった宵山での祭りですが、光輝く神秘的なものとなった。 微妙に繋がりのある短編集で、ハチャメチャな楽しさ有り、少しの怖さ有り、神秘的なストーリーも有りと、面白いと感じられる話が何個かはありそうです。

    1
    投稿日: 2016.07.27
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    現実の世界と宵山様がいる別の世界とリンクしてその境界が曖昧でクルクルと万華鏡のように変化し、幻想的な世界を醸し出しているのが魅力的。あとがきで著者自ら祭りの神秘性について語られていますが、確かに祭りというのは異世界とまでは言わなくても、この世と別の世界とが何かの拍子に繋がってしまうような非日常の感覚がありますね。幼かった頃、人混みで迷子になるんじゃないかと思った怖さ、それを上回る祭りから得られる高揚感、そんな感覚を久しぶりに味わいました。恐るべし宵山、恐るべしモリミー!

    2
    投稿日: 2016.07.19
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    お祭りは怖いし楽しいし怖いよね、という話。宵山行きたくなりますが、あとがきにも書かれている通り、いざ行くとなかなか疲れそうだし大変そうなんだよな。 京都の地理も分からないし、宵山のことも全然知らない上になぜか寒い時期に読み始めてしまったので、なかなか読み進められなくて途中何度も投げ出しそうに…というか、投げ出していたのですが、最後まで読んで良かったです。面白かった。連作ということで、前の話と絶妙に繋がっていて、その伏線を覚えている方が絶対に楽しいので、わたしのように途中で投げ出さず読み切ることをおすすめします。 2話目 宵山金魚、3話目 宵山劇場は、夜は短し〜みたいなノリで、わりとテンション高く楽しめる。 でもそんなことより私は宵山迷宮が大好きで、したがって宵山回廊も大好きで、もうほんとに投げ出さずに読んで良かった…。森見先生ってあんまり私には合わないのかなと思っていたんだけど、これは好きでした。 読むなら是非暑い季節に。

    0
    投稿日: 2016.07.16
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    現実のどっきりをこんなに気合入れて仕掛けてくれたら嬉しいかも、と思ったけど、それだけじゃなかった。 妖しい世界と宵山は繋がっている。 迷い込んだら絶対出られない。まさに万華鏡です。

    1
    投稿日: 2016.07.15
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    祇園祭が近づくと読みたくなる。 達磨や雛人形、金魚、祇園祭と直接関係はないけれど、祇園祭で探してみたくなる。 今年も後1ヵ月程で、祇園祭。 浮き足立った雰囲気と、祇園囃子が大好きです。

    0
    投稿日: 2016.06.04
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    祇園祭宵山が舞台。 祭りの雑踏の中で現実世界と妖しい世界が交錯します。 ちょっと恐いけど面白い。 祇園祭に行ってみたくなりました!

    0
    投稿日: 2016.05.01
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    離れ離れになる姉妹、騙される大学生、騙す骨董屋の者、宵山を繰り返す男…。とにかくいろんな話があります。そしてどれも面白い。金魚鉾、見てみたいなー笑 祇園祭に行ったときのことが懐かしくなる作品です。どれも好きだけどやっぱり連続してあった宵山金魚と宵山劇場が一番好きだったなー。騙される側と騙す側と。そして、最初から最後までいろんな形で話が繋がっていくのがまた良い。キャラ的に言うと小長井(だったかな?)が振り回されながらも願いを聞き入れてしまうというのが良かったです。

    0
    投稿日: 2016.02.11
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    都市のダイナミズムを背景に、それぞれの生き方が交錯していることが面白かった。 街の良さは、人がたくさんいて、一人一人のパワーが集結して物凄いパワーが都市に溢れていることだと思う。 嘘のような本当のような、不思議な話。ぶっ飛んだ設定が散りばめられたお話は万華鏡のように見えているものが形を変えて、現実の私と繋いでくれた。

    0
    投稿日: 2016.01.10
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    学生時代を過ごした京都での、祇園祭を思い出しました。人ごみにもまれていると、そこが異世界へと繋がっていると言われても不思議はないのかも。曖昧な学生時代の記憶と小説の内容が溶け込みあっています。

    0
    投稿日: 2015.12.30
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    実は読んだことなかった「宵山万華鏡」、先日日本の名短編にこの中の「宵山姉妹」が入ったらしいので読むことに。 例の如く京都が舞台で、今回は宵山が舞台装置にある。穿ってみれば、お祭りに異郷を重ねているといえ、モチーフにはイザナミイザナギ神話があることは分かりやすい。 レンズに魅入られるというのは江戸川乱歩を彷彿とさせ、そういえば独特の幻想的な描写には乱歩が意識されてるのかとも思われた。「押絵と旅する男」などは、もしかしたらこの作品に強く影響しているのかもしれない。 何故金魚なのか邪推を巡らすと、赤い着物のふりふりや、祭りの雰囲気が水のように町を包むとあったり、夏に金魚の取り合わせで、要因は枚挙にいとまがない。 個人的には何をやりたいのかがイマイチ分からず、また解釈によっては根本的に辻褄が合わなかったりと好きになれなかった、残念。

    0
    投稿日: 2015.11.30
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    変人が跳梁し、妖どもが跋扈する、魔境の夜。 祇園祭を舞台にした連作短編集です。森見節のホラ話と普通の語りのホラー、違うテイストのお話が交錯します。 やはり森見節がないと寂しいなぁ。ホラー風味も悪くはないけど。森見登美彦の何が好きかというと、詭弁で阿呆でくだらないところだから。

    0
    投稿日: 2015.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    祇園宵山をモチーフにした森見富美彦らしい不思議小説。 6つの短編が収められていますが、読み進めると、すべての話は関連していて、そして最初が最後につながり謎が明かされます(でも、いくらかの不思議や謎は残ったまま話は終わる)。森見らしい「おバカ」が森見らしい「不思議」にサンドイッチされています。不思議世界に引き込まれ一気読みでした。技ありの一冊です。

    0
    投稿日: 2015.09.09
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    京都のクソ暑さと尋常でない人混みにたじろいでしまい、宵山も山鉾巡行も行っていません。代わりといっては何ですが、本書で気分を味わうことにしました。途中から連作と気づき、綺麗な円で閉じて欲しいと思ったら、何と最後は視点を変え冒頭のシーンが始まるではありませんか!思わず、心の内で喝采しました。

    0
    投稿日: 2015.07.29
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    ファンタジー的な色合いが濃い作品って少し苦手意識があるんですけれど、お祭りの雰囲気が楽しい作品でした。 京都に行きたくなるね

    0
    投稿日: 2015.07.12
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    宵山姉妹、洲崎バレエ教室、蟷螂山、手を離しては駄目だよ。宵山金魚、超金魚、乙川、奥州斎川孫太郎虫、騙す私が悪いのか。宵山劇場、小長井、山田川。宵山回廊、千鶴、叔父、万華鏡。宵山迷宮、柳画廊、私も不思議な目に遭いました。宵山万華鏡、なーる。

    0
    投稿日: 2015.05.23
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    だいぶ森美ワールドにはまりつつあるこの頃。 でも、この作品は、『夜は短し…』や『恋文の技術』よりずっと落ち着いた雰囲気でよかった。 宵山の日をめぐり、さまざまな人物が主役を務める短編が、少しずつつながっていて、少しずつ違う角度で同じできことが語られている。 ああ、それが「万華鏡」ってことなのね、と納得。 すごい構想力だと思う。 風船や、鯉、金魚といったモチーフは、他の作品にもあったけれど、何か特別な意味があるんだろうか?

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    投稿日: 2015.03.26
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    初めて太陽の塔を読んだとき、なんだこの面白い文体はと思いつつ最後らへんの幻想加減があんまり好きではなかったが、あれからこの方の本を何冊も読んで好きになっていき、この本に至っては心地良くなった。いつもの森見さんっぽい宵山金魚、宵山劇場が、刺激をくれつつその他の短編とも何故か調和していい感じにおさまっているのではないだろうか。

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    投稿日: 2015.02.03
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    なかなか幻想的。 すごく鮮やかな世界が広がっているんだろうという想像をしながら読んだ。 京都に行きたくなる。 宵山には行ったことがないが、学生の頃妹と歩いた京都の思い出が蘇る。 ただ、『鴨川ホルモー』を先に読んでいたため、この時に宵山協定が……とか思って笑えてしまった。

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    投稿日: 2014.11.26
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    これを読むと物凄く祇園祭が待ち遠しくなります。 全体的にかわいらしいイメージですが、ところどころにちょっとしたホラーのような、切ない要素があります。 森見さん独特の世界観で、頭の中がファンタジーな想像でいっぱいになります。 現実の世界の話のなかにひょこっとファンタジーが混ざってきているような話がお好きな方はきっと好きだと思いました。

    0
    投稿日: 2014.11.14
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    後書きを読んで「そういえば私も宵山しか行かないなあ」と思った。幻想と現実の境界をゆらゆらする情景描写がものすごくきれい。まさに万華鏡。京都の祭りはそういうところがあるなあ

    0
    投稿日: 2014.10.13
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    摩訶不思議な世界へようこそ! 京都の宵山をめぐる不思議~なお話。 まさに万華鏡の中に迷い込んだかのような錯覚が…。 金魚の赤。 浴衣の赤。 苺飴の赤。 …そして、万華鏡の色・色・色…。 赤をポイントとして様々に変化する色彩が頭の中に渦巻く。 これは現実? それとも幻想?

    0
    投稿日: 2014.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「聖なる怠け者の冒険」のあとがきでリンクしてます。と書いてあり、夏のフェアでやっと買えた本。 オムニバスだけど、微妙につながってて・・・ 何回も読むうちに「あっ、ここ繋がってるー」って新しい発見が次々に見つかるのが面白かった。 ただ、「森見ワールド炸裂!!」っていう割には、腐れ大学生出てこなかったなぁ~ 一部「夜は短し歩けよ乙女」につながってる話もあり、読んだことある身としてはニヤニヤものでした。

    0
    投稿日: 2014.08.15
  • 夏に相応しい一冊。

    祇園祭の宵山を舞台に、同じ一日を、それぞれの主人公の視点から描いた短篇集。 バレエ教室に通う姉妹の神隠し、繰り返される一日、宵山様、超金魚! 全てのストーリーが少しずつ重なり、繋がっていく。そして其処彼処にひっそりと開いている異世界への扉。現実と幻想とが入り混じって、万華鏡のタイトルの如く、とても不思議な色合いを感じる作品。

    2
    投稿日: 2014.08.12
  • 夏になると読み返す本

    森見さんだなぁという、本です。でも、森実さん初心者でもわりと読みやすいと思います。 ジャンルはなんでしょう?ミステリーでもないし、怪奇奇談というほどでもない。でも、なんでか何度も読み直すことが多い摩訶不思議系ジャンルでしょうか? 京都が大好きで毎年何回か行きますが、夏場の京都に行く際には携帯していることが多い一冊です♫特に宵山祭りは、あのうんざりとする人ごみの向こうに、こんな不思議な世界が広がっているかもしれないと思うと汗を流しながらもわくわくします。

    1
    投稿日: 2014.08.05
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    8/3 森見登美彦。 宵山という祭、非日常をテーマにしたシリーズものの短編集。 祭の楽しさ、おかしさと恐ろしさの両面を扱った作品が収録されている。前者は夜は短し、歩けよ乙女に近いものを感じ、後者は狐の話ににた世界感。

    0
    投稿日: 2014.08.03
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    世界観に引き込まれる。 その章その章での語り手や中心人物の気持ちで読める為、一つ一つの話で印象が全然違う。

    0
    投稿日: 2014.07.19
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    森見氏お得意の「京都を舞台にした 夢ともうつつともつかない不思議世界」のお話。 「宵山の日の京都市内」を舞台に、 各編ごとに登場人物が交錯しながら主人公が入れ替わる。 これまたお得意の「お笑いファンタジー」もあれば、 珍しく「ファンタジーの舞台裏をバラす」作品もある。 かと思うと、もの悲しい余韻を残して終わるものも。 夢かうつつか、真面目か不真面目か、お笑いか恐怖か、 全ての事柄や登場人物が複雑に絡み合いながら進むも、 結局は「宵山の日」だけが舞台となっている。 そして、象徴的にそここに登場する赤い金魚。 時に金魚すくいの水槽の中に、時には風船として、 はたまた赤い浴衣姿の女の子の集団が 「まるで金魚のように」人混みをすり抜ける様として、 繰り返し「赤い金魚」が描かれる。 短編それぞれに違う色合いを見せつつも、 これはきっと京都が舞台だから成立するんだろうな、 と思わせる奇妙な「根っこが同じ感」をも内包する。 とにかく、本作の魅力を言葉で説明するのは無理だ(^ ^; 少なくとも私には(^ ^; ご興味のある方は、読んでみてとしか言いようがない(^ ^;

    1
    投稿日: 2014.07.15
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    京都の宵山にまつわる不思議なお話をまとめた短編集。 正直思って居たよりはるかに面白かった。 四畳半神話体系などのように軽快な青春のお話もあれば、きつねのはなしの様な少し不穏な感じのあるお話もあるバラエティに飛んだ一冊だと思う。 とりあえず「宵山劇場」はとっても面白かった。

    0
    投稿日: 2014.06.29
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    森見登美彦の本を初めて読んだ。 言葉の使い方がとてもきれいで驚いた。 初めてだったので短編集のこちらの作品から読んだが、宵山の怪しい雰囲気にすぐにのみこまれてしまった。赤い浴衣を着た少女たち、髭もじゃの丸坊主、巨大な金魚、そして宵山様...物語がつながり、展開していく中でわたしの脳内でも、宵山が何度も繰り返されるのだ。 なんとも上手い。 祭りに赴いたらこの不思議な空間をふと思い出しそうだ。その時は、時を超えて迷子にならぬよう気をつけておかないと、ね。

    1
    投稿日: 2014.06.17
  • 超金魚!

    とてもとてもな金魚です 連作集で舞台は京都の宵山祭り この作者特有の摩訶不思議さを醸し出しつつも終盤に向けての静かな盛り上がりは少し意外な感じもしつつとりあえず面白かったです 大きな動きのある話はありませんがそれぞれの短編が程よい長さで、またそれぞれのお話が絡んでいたりするので最初ボーっと読んでるとこの作品の旨味を見過ごしてしまうかもしれません 中盤から一気に終盤へ盛り上げます 気軽に読んでみて下さい

    4
    投稿日: 2014.06.05
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    京都の祇園祭、宵山を舞台に繰り広げられる短編連載の物語。 それぞれの物語が、宵山の世界で摩訶不思議な世界へと誘う。けれども、不思議な赤い浴衣姿の女の子と金魚で連鎖的に話は繋がっていく。 万華鏡を見ているようなファンタジー。

    0
    投稿日: 2014.06.03
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    人間の原始的な恐怖とは未知だと思う。のだから、腐れ大学生に失笑したり毛玉にほんわかしたりするのもいいが、わたしはこのひとのホラーがすきだ。いつもの森見節を交えた、パルプ・フィクションのような軽妙な連綿さと、分かりそうで分からない、遠くから迫り来るような薄気味悪さがたまらない。箸休めのようなこのひとのホラーが、実は真骨頂では?なんて疑ってしまうこの頃。

    0
    投稿日: 2014.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    祇園祭宵山を舞台とした話。 背筋がゾワッとするミステリー調かと思えば、「やりすぎ!」とツッコミたくなるギャグ調になり、最後には唸ってしまいそうな素晴らしいオチになる。タイトル通り、正に万華鏡のようにクルクルと変わっていく。 結末まで一気に読ませてしまうのは、さすがです。じっとり蒸し暑い7月に、ビール片手に読み返したいな。

    1
    投稿日: 2014.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宵山。筆者の祭りに対するミステリアスな部分を楽しめた。 関西付近に数年住んでたけど、祇園祭には一度も行ってなかたんだよなあ・・・もったいない。

    1
    投稿日: 2014.05.03
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    祇園祭の宵山を舞台にした物語である。 様々な登場人物から見た同時刻の宵山が描かれており、群衆劇のスタイルをしており、読み終わって初めて物語の全貌が見えてくる。 感想としては、現実と非現実が交錯しており読んでいて不思議な感覚に陥った。また、森見登美彦の作品でよく見られる他作品の登場人物が他の作品でも関わっているというのが、この一冊の中に収められているのも魅力的な点である。

    0
    投稿日: 2014.04.30
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    主人公が違う6つの短編。すべて京都祇園祭の宵山に起こった出来事。 どこまでが本当で、どこまでが妄想で、何が真実で、どことどこが繋がっているのか、わかったような、わからないような、不思議な浮遊感。1つ1つの物語が、それぞれに鮮やかで、でも切なくて、この世界観に酔って読んでいました。 森見さんの京都での不思議な出来事をずっと読んでいたい。 この作品は、何度読んでも面白いんじゃないかと思う。なので、またしばらくしたら読み直してみよう。

    0
    投稿日: 2014.04.28
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    すべての話が少しずつ繋がっていく連作短編集。こういうの大好き。 しかもこれ、最後のお話を読むと多少「!?」となるようにできてますね、すごい。 一話ごとに雰囲気と文体が違っていて、やるなぁと思いました。 京都行きたい。

    0
    投稿日: 2014.04.18
  • このままでは宵山が神秘的で摩訶不思議なお祭りに……!

    つくづく不思議な魅力を持った作品を紡ぐ方と感心しきり。 氏の作品に科学的根拠を追うのはとうに諦めましたが、さりとて百鬼夜行を望む類のものでもない。 その微妙な曖昧さの中に心を委ねると、当たり前の風景の片隅に当たり前でない何かが潜んでいる気になるのが不思議な所。 本作は祇園祭の宵山を舞台に重なる人間模様が描かれたものですが、京都に全く縁のない自分の白紙に近い宵山に神秘的なイメージが重ね塗りされ、現実と幻想の狭間に在る様な不思議なお祭りが定着してしまったのが可笑しくもあり困った所。 これは一度宵山を見ねばなりません。

    4
    投稿日: 2014.04.06
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    「宵山万華鏡」とはなんとも似つかわしい表題である。少しずつ回す度、穴から覗く宵山の京都の世界は変わっていく。夕空に灯る赤い提灯、建ち並ぶ露店、風船の中でゆらめく金魚。時に妖しく、時に愉快で、魅惑的。見知った図形を見つけたような他作品との再会。一見不規則でバラバラのようで、じつは根は一つ。きっと何度読んでも、同じ景色は見えないのだろう。なーる。

    0
    投稿日: 2014.04.01
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    読めば読むほど,謎が解けていくようで実は謎が深まっているような,とても不思議なお話でした。何度も既視感を覚え,そのたびにちょっと前のページを読み返してみたり。だからまるで自分も宵山を繰り返しているような感覚になって面白かった!! 不気味で恐ろしいのに,幻想的で少し切ない。そんな森見マジック全開のお話でした。

    0
    投稿日: 2014.03.12
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    京都の宵山というお祭りを中心に綴られる色とりどりの物語。ちょっと不気味だったり、コントだったり、青春だったり、ファンダジーだったりと正しく万華鏡のような小説でした。

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    投稿日: 2014.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恐るべし京都、恐るべし祇園、恐るべし宵山w 祇園祭宵山を中心としたストーリー。「きつねのはなし」に近い不思議物語だけど、一編だけ夜は短し。偽祇園祭とか祇園祭司令部とか森見節炸裂。意味のないことに意義を見出して斜め下45度に全力を尽くす話は楽しいw

    0
    投稿日: 2014.02.12
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    不思議で不気味な宵山の夜。 読み進めて行くたびに繋がっていくお話。 森見さんは本当にすごいと思った一冊。

    0
    投稿日: 2014.02.12
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    読後は若干の不完全燃焼を感じるが、独特の世界観は健在。 京都の宵山をベースにファンタジックな短篇が繰り広げられる。他の作品のように人を食った感じを求めると物足りないが、これはこれでステキなお話。

    0
    投稿日: 2014.02.08
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    宵山、行ったことないので読んでいても全部頭の中の想像だけれど、幻想的で賑やかで、ふっと気を抜くと紛れて戻って来れなくなるような…そんな話。 全部繋がっているのかな?と思ったけどちょっとねじれているような感じ。

    0
    投稿日: 2014.02.07
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    不思議で鮮やかな森見さんワールド満載の短編集、だけど一冊で「宵山万華鏡」は完成します。 ただ、夏に読めばよかったかなと思ったかな…。祇園祭が近くなったら、もう一度読みたい。 個人的には、宵山劇場が1番好きだ。 こういう甘酸っぱい学生の話が、 森見さんは上手だと思います。 ああ、関西に住んでるのに。 祇園祭行ったことないの。 一回行って見たいなぁ。こんなの読んでしまったら憧ればかりが募るよ。

    0
    投稿日: 2014.02.05
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    不思議な世界を覗き込んだら、もうそこから引き返せないし戻れない。 あとはどんどん奥に進むだけ、、でも知ろうとすると引き戻される。 そんな気分にさせてくれるお話し。。

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    投稿日: 2014.02.02
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    再読。 宵山を舞台にしたくだらない陰謀に全力を尽くす裏方の苦労と、別の視点で見た幻想的な雰囲気のギャップが面白い。 心構えができていたので、最初に読んだ時より腑に落ちた感じがする。

    0
    投稿日: 2014.01.25
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    読み始めは、うーん…なんだか…と思いましたが、読み終わると、しっくりくる…というか、あっ、やられた、という感じに。 6編の短編から成る、京都の祇園祭の宵山に集う、様々な人の様々な体験。 >バレエ教室の帰りに、宵山に寄り道し、不思議な赤い浴衣の女の子達と出会う姉妹の話。 >高校時代にふとしたきっかけで友人になった男が、自分を大掛かりないたずらで嵌める話。 >その、大掛かりないたずらを仕組むために雇われた、大学生達の青春の話。 >画伯の叔父は言う、宵山の日に行方不明になった娘は宵山にとらわれ、またわたしも毎日宵山の日がやってきて、抜け出せないという話。 >画廊に働く男は、骨董屋から「父上の遺品を売ってくれ」と迫られた宵山の日を繰り返す話。 >そして再び、バレエ教室の帰りに、宵山に寄り道し、不思議な赤い浴衣の女の子達と出会う姉妹の話。 最後の話を6割くらい読んだあとに、あれ?となって、8,9割読んだところで、あ、騙されたやられた、となりました。悔しい。笑 若干ホラーな要素が含まれます。

    0
    投稿日: 2014.01.23
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    宵山の日の現実と夢の世界が、まさに万華鏡のように組み合わさって輝いています。同様に宵山を舞台にした「聖なる怠け者の冒険」も先日読んだばかりで、また一歩、宵山の世界に足を踏み込んでしまいました。これは一度、ホンモノの宵山にも行ってみないとなあ。 読む前に、「ちょっとホラー」の要素があるとは聞いていました。ところが、いざ読んでみると、冒頭で登場するのがバレエ教室に通う幼い姉妹。妹の不安感が影を落としているし幻想的なところはあるものの、可愛らしくほのぼのとした世界です。その後の偽宵山のくだりでは「夜は短し歩けよ乙女」にも通じる青春的な展開。なんだ怖いことないではないかと肩の力を抜いていたら、気がついたらオソロシゲなお話に迷い込んでいました。優しい顔をして、油断も隙も無い。なかなかもって凄い物語に圧倒されました。 読了後も、宵山に一度行ってみたいと思う気持ちは変わりません。ただ、ずっと宵山に囚われ続けるというのも難儀な話です。宵山に憧れつつ、近所のお祭りで満足する、あるいは、宵山に向かいつつ方向音痴という天賦の才を発揮して辿り着かない……そのぐらいの方が幸せなのかもしれませんね。それで、宵のだ。

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    投稿日: 2014.01.12
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    薦められて初めて森見登美彦の作品をよんだ。宵山祭を舞台にした連作短編集。 現実と幻想が入り混じり、不思議な 世界がひろがっていく。 確かに祭りって、異世界と通じているような…楽しいんだけど、どこか怖い感じがする。 同じ町なのに違う場所みたいで。 だからこの作品の世界にすんなり入れたし、ワクワクしながら読めた。 他の作品もよんでみたい

    0
    投稿日: 2014.01.04
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    「乙女」以来の森見作品でしたが、やはり、文体が好きになれず。回廊、迷宮が全然頭に入ってこなかった〜。ファンタジーだめかな。 でも、乙川みたいな人がいたら楽しいかもなあと思いました。巻き込まれたくはないけども。山田川の過酷な課題がないとエンジンが起動しない小長井の気持ち、なんとなくわかるなあ。今、腑抜けた生活をしているから。 2014年は自分を追い込もう!

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    投稿日: 2014.01.04
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    タイトルのとおり、万華鏡のようにきらびやかで カラフルな世界観。 ファンタジーな世界が目の前に浮かぶようでした。 こんな宵山に行ってみたい!

    0
    投稿日: 2014.01.04
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    祇園祭の宵山を舞台にした短編集。不思議でどこか怖い話があったけど、やっぱり森見さんはコミカルなやつが一番面白いかな。

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    投稿日: 2014.01.03
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    森見作品-京都=何も残らないんじゃないかって思わされるくらい京都に特化(?)した作品。森見作品に欠かせない要素が京都なら、その京都の魅力を十二分に味わえる作品だった。宵山の一夜を様々な個性あるキャラクターの視点から描いていて、笑いあり、涙あり、謎あり、怪談ありを見事に一つのエンタメ作品として成立させている。 はっきり言うと森見作品でこれが一番好きです。

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    投稿日: 2013.12.17
  • この作者お得意の世界です

    この作者のお得意の舞台,世界です.どれか一冊読んでみて面白いと思えば,どれも楽しめるでしょう.マンネリといえばマンネリですが,気楽に楽しめる作品です.

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    投稿日: 2013.12.14
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    祇園祭の宵山の日を舞台にした連作集です。 不思議で、幻想的で、ちょっと怖くて、でも微笑ましくもある。 物語のキーワードは「ひらひらした赤い浴衣の娘さん」 可愛くてついて行っちゃいそうです♪

    0
    投稿日: 2013.11.17
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    ミステリアスでちょっと不思議な物語。現実にある場所が登場しつつもファンタジックなところは森見作品らしい。宵山に行ってみたくなった。

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    投稿日: 2013.10.23
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    京都祇園祭、宵山を舞台に描かれる短編小説。四畳半~のような森見さんだなーと感じる話あり、ちょっと初めて読むようなミステリアスな話ありで、薄い本でありながら濃い内容でした。

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    投稿日: 2013.10.14
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    幻想と現実とが見事に調和された森見ワールドを堪能できました。連作短編集という形をとっているため、ノスタルジックなもの、笑えるもの、切ないものなど一篇一篇がそれぞれ違った味わいがあるのに、すべてが合わさった時にさらに絶妙な味がかもし出されてくるところが素晴らしい。 森見作品にはいつも「そうだ、京都へ行こう」と思わされるのですが、今回もまた思わされました。特に祇園祭の宵山にはぜひ行ってみたくなりました。 実際に行くかどうかは別として・・・。

    0
    投稿日: 2013.10.09
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    森見さんの本は正直苦手だったけたど、この宵山万華鏡はのめり込むように読んでしまった。 1話読み切りなのに、それぞれに人が交差する。借りっぱなしで途中で挫折した、恋せよ乙女もう一度読みなおしてみようかな(笑)

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    投稿日: 2013.10.06
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    祭りのキラキラした華やかさ、 馬鹿馬鹿しいことに怖ろしく真面目に取り組む情けなくも愛おしい学生たち、 日常のすぐそばに奇妙な世界への入り口がぽっかりと開いているような緩やかな恐怖… 森見登美彦さんが描くエッセンス、すべてがぎゅっと凝縮されているかのよう。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-142.html

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    投稿日: 2013.09.30