
総合評価
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powered by ブクログ全てこの考えに傾倒してしまうのは少し恐ろしい気がしたが、日本人として読んでおくべき著書であると思う。 ベストセラーになるだけのことはある。
0投稿日: 2008.04.27
powered by ブクログたまたまテレビで最近のいじめ問題を取り上げていた番組で、インタビューに答えていた著者を見て、そのコメントにとても共感を覚えてすぐに本屋へ行って購入してきた。 昔私が育ったころの、日本人特有のつつましさ、謙虚さ、残っていた武士道精神・・ 今の日本人に欠けている精神だ。 慈しみや尊敬、・・ そういった心が今失われかけていると思う。 毎日のように起きているいじめ、虐待、殺人・・ どうしてこんな世の中になってしまったのだろう。 この本を読むと、日本人は本来素晴らしい感性をもっているとわかります。 大事なのは勉強ももちろんですが、一番は心、精神だと・・ 多くの人たちに読んでもらいたい本です。
0投稿日: 2008.04.24
powered by ブクログ藤原センセは同じ大学の同じ学部に六年もいたのに一度しか会ったことがありませんが、言ってることにはおおむね同意します
0投稿日: 2008.04.21
powered by ブクログ武士道を学ばしてくれる本. 資本主義,実力主義につっぱしるのもいいけど 日本の心を忘れないように って思わされる
0投稿日: 2008.04.18
powered by ブクログベストセラー小説。 非常に痛快な論理なのだが、どうも物事の一面だけしか捉えていないように感じる。 安部元首相の「美しい国、日本」というスローガンに似ている。 批判的な視線をもって読むのが重要。
0投稿日: 2008.04.12
powered by ブクログ4月11日読了。BOOK・OFFで105円で購入。かつて一度読んだのを・・・もう一度買って読んでみました。 「大人の見識」を読んだ後だけにすっきりした読後感。さすがに数学家(&新田次郎の息子)だけあって理論が明快。 「もののあはれ」「惻隠」「卑怯を憎む心」etc.これぞ日本人と思う言葉について分かりやすく語ってある。機会があればもう一度と思う名作。
0投稿日: 2008.04.11
powered by ブクログ松岡正剛氏はこの本はつまらない、内容が薄いと批判していたけど、自分は結構好き。 日本人としての自分を見つめなおさなきゃと奮い立たせてくれるから。
0投稿日: 2008.04.11
powered by ブクログ今更ながら読んでみた。 この人はけっこうイギリスが好きなのね。 難しい話をしつつも、ちょっと冗談も挟みつつで、堅苦しくなく読める。
0投稿日: 2008.04.11
powered by ブクログ日本人でよかったと思えたり、日本人である誇りというものについて考えらせられる本だった。ただ、所々論理の飛躍が見られるようなところもあった。最後の方に記述されている詩人のポール・ヴアレリーの発言「日本人は貧しい。しかし、高貴だ。世界でただひとつ、どうしても生き残って欲しい民族を挙げるとしたら、それは日本人だ」という部分が一番印象に残った。
0投稿日: 2008.04.10
powered by ブクログうんうん、と納得の行くことばかり。 わび、さび、もののあわれ。日本人が大事にすべきことが書いてある。 でも、文体がかなり欧米的で、断言形。 この強い口調に賛否両論が出るんでしょうかね? なんだろう、大事にしたいと思っていることであるのだけれども、 なんとなく優先順位を下げていたことばかりが載っている気がします。 いや、問題を提起して、話題に乗せること自体が功績とも言える。 読んでよかったです。
0投稿日: 2008.04.01
powered by ブクログ日本人の「武士道精神」「情緒」はすばらしい。 だから大切にして、もっと自信をもって、祖国・日本を愛しなさい。 ってところでしょうか。 数学者が筆者ということもあり、理系側の視野に偏っているような気もしますが、一応理系人間の端くれなので、言いたいことはよく分かりました。国語教育を重んじること、実用的とはいえない教養も身につけなさいという点にはとても賛同できました。 論理だけでなく、情緒も持ち合わせたバランスのよい人間になること。 一番難しいことですが、やっぱり理想的だと私は思います。
0投稿日: 2008.03.29
powered by ブクログなかなか不思議な作品だと思います。なぜこの程度の内容で250万部も売れてしまったのか…まぁここで作者や世間を批判しても仕様がないのでしませんが、僕はこの本を読んで得る物は少ないと思います。書いている内容は一見して、立派なことを言っているようで、実は誰もが気付いてることばかりのような気がします。「論理だけでは国は回らない」とか「民主主義は果たしてよいものなのでしょうか」などと作品の中で述べられていますが、そんなことは聞かれるまでもないことです。論理だけで政治や国が回るなら始めから弁護士もいないし、ましてや裁判なんてものも必要ないです。民主主義にしても現状に存在する制度の中では最も人民にとってましなものであるのであって、完璧に良いなんてことはあり得ないこと。完璧なものなどあり得ないからこそ、人は話し合いや総合判断力というものを重視するんじゃないでしょうか。作者は極論を言いたがる性格なのではないか、という感想を僕は持ちました。それと本文中において日本を褒めすぎです。あまり褒められすぎるものなんか胡散臭く感じてしまうのは僕だけでしょうか。 本文中で述べられていることは確かにおもしろいことも言っていますが、ちょっと右に寄っている意見が多すぎます。鵜呑みにしてしまうと危険ですね。
0投稿日: 2008.03.25
powered by ブクログタイトルとは裏腹に非常に文章が読みやすい。 ユーモアと少しスケベな面も持ち合わせる方のようですが 言うことはズバっと言っています。
0投稿日: 2008.03.24
powered by ブクログ私は日本人であることに自信と誇りを 持ちまくっています。 そう!そうなんです!情緒、形なんてこの本では 言われている。理論や、分析やそんなものでは 片付かないもの。日本の美しさ。 武士道の大切さ。 最近「バカの壁」「国家の品格」 なんてものが堂々と新書の一位をということは そんな美しさを大好物な人がワンサカいるとうことではないでしょうか? またはそういうことに目を向けられる時代になってきているのではないでしょうか? この感覚がわかる日本人で幸せイッパイ≧▽≦☆
0投稿日: 2008.03.23
powered by ブクログ[2006.07] 記念すべき新書デビゥ作。 内容は偏った事言ってることも結構あるし、暴走してたりもするので自分で読んで見極めるのが大事かと思います。鵜呑みにするとちょっと危ないって事。まぁどんな本でもそうだろうけど。 英語力より、伝えようと思っている内容の方が大事、国語をしっかり身に付けなきゃダメ、って辺りはその通りだと思いました。アメリカ行く前に読んでよかった。
0投稿日: 2008.03.20
powered by ブクログ藤原正彦氏の200万部を超えるベストセラーとなった、言わずと知れた本です。まだ読んでないという方、ぜひ読んでみてください。良くも悪くも世界を見る目が変わります(!?)
0投稿日: 2008.03.16
powered by ブクログ2006年のベストセラー。後輩から借りて遅ればせながら読みました。 藤原さんが述べている国家論は『「論理」、いわゆるロジカルシンキングだけではだめでいずれは破綻してしまう。日本人が古来から持っている「自然に対する感受性」や「もののあわれ」といった「美しい情緒」が大事であり、それを育むために「武士道精神」の復活が重要である。そのような基本ができていなければ、たとえ英語ができても国際人にはなれないし、世界からも尊敬されない。』というものです。 昨日、テレビであった「白虎隊」ですが、本書の中で非論理的な教え、武士道精神の大切さの例えとして、会津藩の教えである「什の掟(じゅうのおきて)」について触れられています。「年長者のいうことに背いてはなりません。虚言を言うことはなりません。卑怯な振る舞いをしてはなりません。」など7か条からなっており、最後は「ならぬことはならぬものです」で締められています。このように「論理」だけでは説明できない重要なことが最近忘れられている。というのです。 論理思考が苦手で、英語もできないドメスティック人間の私としては、何か救われる思いがしますが、確かに共感できます。多少過激な表現がありますが、「日本人」として読んでおいた方がいい本だと思います。 次は新渡戸稲造の『武士道』でも読んでみようと思います。
0投稿日: 2008.03.15
powered by ブクログ欧米発で現在世界を席巻している「論理」は必要ではあるが それだけでは世界は崩壊してしまう。 「論理」の出発点を選択する能力が必要である。その能力とは「情緒」である。 日本人は情緒に関して非常に優れた資質を持つ民族である。 その情緒は武士道精神に基づくものである。 武士道精神を取り戻そう。 っていう話がメインだったかな。 論理を構築する出発点を選択する能力ってのは確かに必要だとは思いますがね。 それが情緒なのかどうかはまずそもそもよくわからない。 どうもねー、単なる日本人(それも過去の)礼賛にしか聞こえないんですが。 日本人は「もののあはれ」を感じる能力に昔から長けており 金銭的価値より精神的価値を重視する事ができる人種である。とか。 文学と数学は昔から世界一であり、昔からノーベル賞が存在したら100人は受賞しているでしょう、とか。 自由・平等といった価値ではなく、情緒という、それらより上位にある概念を世界にアピールしなさい、と。 そうする事によって戦争や教育はなくなりますよ、と。 そういった情緒ある、品格ある国家になる事によって世界から尊敬される国になりますよ、と。 うーん、よくわからないな。。。 もっとしっかり読み込むとわかるようになるんでしょうか。
0投稿日: 2008.03.15
powered by ブクログこの本は数学者の方が日本の品格について論じたものである。 なので歴史に関して「?」と思うとこもある。しかし、なるほどと思うとこもある。 家の庭にある曲がった松を日本人は美しいと思う。この松が直線に伸びていたらおそらくそうは思わない。 これは別に誰かに教えられたわけではないし、おそらく日本人としての無意識下の伝統として生まれながらにして持っている感性だと思う。 この美しさは外人には分かるまい。 また、「日本人は、日本人のように思い、考え、行動して初めて国際社会の場で価値を持つ」には、なるほど、別に外国人に合わすことが国際交流ではないのだと。 日本人としての感性、考えをぶつけることが国際交流なのだと思った。 「グローバリズムは世界をアメリカ化、画一化している」時代だからこそ、日本人としての考えをもつことが大切だと思った。
0投稿日: 2008.03.12
powered by ブクログメガヒットだったのがわかるような気がします。あくまで気がしてるだけ。 当り前のことをわかりやすく書いてあるけど、当たり前のことが実行できてないなぁ。と痛感しました(:_;)
0投稿日: 2008.03.08
powered by ブクログちょっと前によんだ本☆ゼミのOBのかたのオススメ 根本について疑問を投げかける 彼の『卑怯』に関する考えは共感。
0投稿日: 2008.03.03
powered by ブクログ読書感想文のために読んだ本。 めちゃめちゃ右寄り… 武士道精神は素晴らしいと思います。 ただそれが現代にも通じてるのかどうか。 なんかこう、読んでる途中でむかついてくるのはなぜでしょうか。。
0投稿日: 2008.03.02
powered by ブクログ理論よりも情緒。 武士道の素晴らしさ 日本の美しさ 国への誇り やっぱりベストセラーなだけあって 文章に人を引きつける魅力があるなと思った。 自身でもふれてるように確かにおおげさな部分もおおいかもしれないけど、それでも読んで凄くためになったと思える一冊だった。
0投稿日: 2008.02.15
powered by ブクログ国家の品格です 日本人の失われた心などを学びます でも個人的には二回目読もうとは思いません 一度読むべきだとは思います
0投稿日: 2008.02.03
powered by ブクログ文章が面白い。 考えも面白い。 ちょっと極端かな、って思える節もあるけど、それくらいの潔さが気持ちいい。
0投稿日: 2008.01.29
powered by ブクログ言わずと知れたベストセラー。論理と合理性の限界を訴え、情緒や武士道精神の必要性を説いている。日本人であることに自信と誇りをちょっぴり持てそうな気がしてくる。でも、この本をパクって美しい国を作ろうとした安部元首相は撃沈。
0投稿日: 2008.01.29
powered by ブクログ自分が保守派だと自覚しました。 どんな意見を持つにしろ若い人はみんな一度読むべきだと思いました。
0投稿日: 2008.01.28
powered by ブクログ著者の藤原雅彦氏は今現在の日本の西欧化、つまり、合理主義だとか論理主義などが日本を支配されている状況を危惧していて、論理はもちろん大切なのだがそれ以上に日本人が本来持っている情緒だとか形だとか言うものがそれ以上に大切であることを主張してる。 藤原氏は情緒だとか形というものは、弱いものを助けたり、大勢で一人をいじめたりすることは卑怯とするといった本来日本人が武士道精神といったものを基礎として持っているもの。それが戦後のアメリカ化とともに失われつつあり、現在の財界でも村上F、ほりえもんなどを代表として、弱いもは吸収される、格差は広がって当然といった武士道精神にまったくそぐわない考えがもてはやされるようになってしまいました。 なぜここまで日本は欧米の合理主義社会に侵されてしまったのか。藤原氏は、いくつか理由を挙げているが、主に、産業革命が残念な事ながらイギリスでおこってしまい、合理主義に基づき欧米が発展してしまったこと。また単に、論理というものは聞こえがよい、カッコイイからだといっている。論理的に筋が通っているとなにか聞こえがよく、説得力がある。たとえ何か違和感を感じていても筋が通っていると納得してしまうのです。 しかし論理というものは当然の事ながら欠陥がある。論理とはAならばBならばCならば・・・・・・・Zである、という「ならば」という部分が論理である。しかし「Aならば」という論理の出発点のAは常に仮説であって、その仮説は人の情緒であったり、形を基に立てられるです。数学のように公理がない社会現象のすべての論理の出発点はその人の持っている宗教観や哲学なのです。 今の日本に必要なものは、教育でこの日本人の本来持っている情緒・形を育てること。そのために国語をしっかり教え、自分から本にてをのばすことを促すことです。そうすることが日本人の品格、誇りを生み出すと藤原氏は結論付けている。 しばらく西欧に暮らして欧米人は日本人に比べて物凄い論理的であることがわかる。 西欧人の論理は聞こえはよく、説得力があります。論理がない人は無視され、頭の弱い人とみなされることが一般的。しかし論理主義において何か違和感を覚えることが多々ある。それは大抵論理の出発点である、AならばB・・Zの『A』が妥当ではないのだ。出発点が間違った論理はそれが完璧であればあるほど間違っているということは藤原氏も指摘している。この本、僕がアメリカ、そしてオランダに来て以来ずっともっていた西欧の合理主義に対する違和感に対して答えをもたらしてくれるとともに、どうすれば日本人としての誇り、品格を備えられるかということついての疑問にたいし、答えを見つける筋道を示してくれたように感じられた。今自分がしなくてはいけないことは、日本人が本来持っている情緒・形を学び、それを出発点として論理を組み立てていく論理的思考を学ぶこと。そのために、もっともっと本を読んで情緒を育て、そしてそこから出発する論理的思考を磨くことだ。
0投稿日: 2008.01.20
powered by ブクログはじめは批判的な気持ちで読んでいましたが、一理あります。 この方は第二言語学習については何も学んではいないと思うので、その学習効果に触れるのはいかがなものか、とは思いながらも、「国語力」という観点ではすばらしい解釈をお持ちだな、と思いました。 「国語力は語彙力」と感じました。 作者は「若き数学者のアメリカ」という本にもあるように、留学を経験し、自身も異文化の差や言語の差に悩んだ経験があるようで、本作と上記の小説を合わせて読むことで、なんとなく彼に共感してしまいました。
0投稿日: 2008.01.15
powered by ブクログ日本人の一番の長所である感性について、これまでの歴史を語ったりしながら、見事に分析されて論理的に語られている。 今後の日本のあり方がしっかりと詰まっている。 資本主義、マsコミ、武士道、愛について、文学と芸術の大切さ、アメリカの正義についての疑問など興味深く読むことができた。 日本人であることに誇りを持つようになった。
0投稿日: 2008.01.14
powered by ブクログ今更ながらに読んだ本。あれだけ売れたのだからよほど日本人の心に訴えかけるものがあるのだろう。と思っていたものの・・・。偏りすぎだし、強引な印象を全体的にぬぐえなかった。著者の考えはいきすぎではないか?ただ、それでも所々に考えさせることはあり、十分に問題提起させるものではあった。それにしても、「ダメなものはダメ」・・・強引だわ。しかし、その考え方には共感。 ただ、なぜあんなに爆発的に売れたのかは最後までわからなかった。
0投稿日: 2008.01.08
powered by ブクログ2007年の、わたし的ナンバーワン書籍。いつも頭の中でモヤモヤ考えていたことを、一気にスッキリさせてくれた本。もうね、この書いてる人、ものすごい独断と偏見に満ちてると思うの。言ってること、ものすごい偏ってると思うの。でも、わたしはこの人の意見にまるまる賛成です。手放しで賛成です。もう、偏っててもいい。
0投稿日: 2008.01.08
powered by ブクログ2006/05/04 「大勢で一人をやっつけることは文句なしに卑怯である」.「愛国心」とう言葉について深く考えました.
0投稿日: 2008.01.02
powered by ブクログ最も重要なことは、論理では説明できないのだという、ものすごく大切なことに気付かせてくれる本です。あちこちで、論理的ではあるけれど、明らかにおかしい論調を耳にします。それについて上手く論駁することはできないけど、とにかくおかしい。この事態はどう説明すれば良いのだろうと思っていたら、藤原さんがそれを数学的に明確に教えてくれたような気がします。最悪なのは、「情緒がなくて論理的な人」だと、私も激しく同意します。 藤原さんには、まさに情緒を感じます。(顔にもそれが現われています。)この人はまさに、ものの哀れとか、人の痛みとかを分かる人なのだと思います。ユーモアのある文章にも好感を持ちます。 いじめに対して、「卑怯」を教えよ、という。大賛成です。いじめている側の子ども達が正しくて、いじめられている側が根性がひん曲がっている場合であっても、「大勢でひとりをやっつけることは文句なしに卑怯である。」ここには論理もクソもない。とにかく卑怯だと私も思う。スクールカウンセラーなんぞ置くより、これを教えるべきだ。 ただ、四つの愛に順番をつけている点についてだけは賛成しかねる。まず「家族愛」次に「郷土愛」それから「祖国愛」と固まったあとで「人類愛」であり、「順番を間違えてはいけません。」と仰る。そうは言っても、鬼のような親も実在するし、村八分にされている人もいるだろうし、祖国から迫害されている思想家もいるだろうしなあ。
0投稿日: 2007.12.03
powered by ブクログ西洋近代のもたらした経済や自由、平等といった考え方を疑ってそもそも日本の西洋化が正しく行われていたのかについて論じている本です。
0投稿日: 2007.11.28
powered by ブクログ日本的な価値観とは何か? 世界で通用する日本人というのは日本のことを良く知っている人という内容の章は大変勉強になりました。 自分が留学する前に読んでいれば、なお面白い留学生活が過ごせたと思います。
0投稿日: 2007.11.22
powered by ブクログ数学者なのに理論よりも大切なものがあるって言い切るのは意外だった。「日本人が世界を救う」とか思わず笑っちゃうようなことを断言する人。たまにえっ?って思うけど、読んでから自分が日本人であることを誇りに思えるかもって思えた。惻隠、武士道精神と、謙虚さをもつもんね。(っていう作者に謙虚さが足りないんじゃないかって思ったけど)伝統を重んじる大切さ、金銭ばかりに価値を感じる愚かさ、崩壊しかけている世界について学べましたとさ。
0投稿日: 2007.11.18
powered by ブクログ論理的に考えて解決することには限界がある。 筆者の論拠とは違いますが、僕も社会人になって論理の限界を感じていました。 論理的に正しいことを主張すること、そのために論理的な思考に磨きをかけること。 学生時代はそのことに躍起になっていましたが、それは周囲が聞く耳を持ってくれる良い人たちだったから、それを貫けたんでしょう。 また、自分ではロジカルだから通じてる…と感じてたことももっと他の要素で人は納得していたのかもしれません。 社会人になって思ったのは、自分の主張に聞く耳を持ってもらう技術がいるな、ということ。 本書では、情緒と形という論理とは別の力をもつ考え方がしるされてます。また、これは論理の出発点を選ぶセンス磨くツールでもあります。 僕は情緒と形という文化から学べという筆者の主張に全面賛成ではありませんが、 論理以外の面も非常に重要であるという肌感に、一つの理由がついた感じでなんだかほっとしたのでした。
0投稿日: 2007.11.18
powered by ブクログひとつ物事を考えるのに、出発点が違うと途中の論理が正しくても結論は違う。出発点をつくるのは個々、それをつくるものは情緒。平等といって機会を同じくしてもその前の経過の経済力が違えば結局平等にはならない。「惻隠(そくいん)」弱者、敗者、虐げられた者への思いやり。新渡戸稲造の「武士道」を読んでみたくなった。考え方のひとつとして気づくことがあった。'07.11.12
0投稿日: 2007.11.17
powered by ブクログ論理とはベクトルのようなものであり、座標軸にはなり得ない。これを数学者が書いてるということがすごい。
0投稿日: 2007.11.14
powered by ブクログ国家の品格 最近、ベストセラーを読むという習慣がついてきた。いわゆるミーちゃん、ハーちゃん。 できれば話題に上る前に読んでおきたいと思う。 理論的思考の破綻についてながながと書いている。 理論的にものごとを考えても、理論のスタートポイントは人間の感情のさじ加減できまるから、理論的ではないといってる。 まあそりゃそうだよなって感じだけどさ。 ナショナリズムと愛国心は違うってわかるようなわからないような難しい線引きだと思いませんか。
0投稿日: 2007.11.10
powered by ブクログこれはぜひとも日本人ならば読んでみたらどうかと思う本です。 作者本人が言うように、多少極端な意見もあるものの、日本人がいかに素晴らしい民族であるか、にもかかわらずいかに愛国心が無いかが改めて感じられる本です。 この本に書かれている意見が正しいとかそういうことではなく、ただ知っておいて何の損もないのなら、知っておいたらいいじゃないかということばかり書かれています。 日本人は、欧米に対してじゃなく、もっと自分たちの歴史や自分たちの在り様に興味を持ったらいいのに。
0投稿日: 2007.11.05
powered by ブクログ現代社会の抱える問題点の抉り出しは素晴らしい。でもそれに対する解決策が・・・。まぁそれを提示したというところは評価できるんだろうけどね。あと門外漢なんだからジョン・ロックの批評とかはしない方がよかったと思う。
0投稿日: 2007.10.23
powered by ブクログ論理を徹底することは破綻を生む。現代の日本人に必要なものは「情緒」と「形」である。効率ばかり追いかけることに違和感を感じていたせいか、この本に書かれていることには素直に共感できた。日本の文化や国民性を、胸を張って外国人に説明できるようになりたいと思う。
0投稿日: 2007.10.09
powered by ブクログ今更ですが。すごいしっくり来た。今読みたかった本でした。この本を全て無条件に受け入れるのではないけれど、最近私が考えてた、今常識としてまかり通ってることが本当に正しいのか、無条件に常識を受け入れていいのか、という疑問にヒントを与えてくれている。何度か繰り返し読みたい。
0投稿日: 2007.10.07
powered by ブクログ論理の限界と感性・品格の重要性を論理的に説明しているところが面白いですね。自身でも指摘していますが、論理の根本に論理がないと言っているように品格の重要性の根本に論理はなくそこが論理の限界であると文章を通じても伝えているような感じがして面白かったです。
0投稿日: 2007.10.07
powered by ブクログBelizeに来て日本を再考し、日本の技術、細やかさを誇りに思うようになったけど、この本を読んで、さらに日本人であることに誇りを持てる気がした。でもBelize人は祖国愛だけは、底抜けに強いなぁ。 4.OCT.07
0投稿日: 2007.10.07
powered by ブクログ賛否両論のある本ですが、私には面白かったです。海外を見てきたら、こういうことを書きたくなるだろうなあというのが、よく分かる。 数学者(理系)らしい考えとして ?論理の限界 ?最も重要なことは論理で説明できない ?論理には出発点が必要 ?論理は長くなりえない そこで、情緒、惻隠の情、卑怯を教える、跪く心などの大切さを説く著者。 「大岡さばき」や「遠山の金さん」が頭に浮かびましたね。法(論理)が全てじゃない、弱いものを強いもの(公儀)が助けるという構図。資本主義じゃなく、社会主義でもなく、確かにそれが理想だ。 真のエリートの条件 一、文学、哲学、歴史、芸術、科学といった、何の役にも立たないような教養をたっぷり身につけていること。そうした教養を背景として、庶民とは比較にもならないような圧倒的な大局観や総合判断力を持っていること。 二、「いざ」となれば国家、国民のために喜んで命を捨てる気概があること。 これも面白い。 ところで、最後まで読み終わって、作者紹介を読んで初めて、著者が新田次郎の息子だと知りました。それで、この人の主張の効力は何割増しかに輝きましたね。じゃあ、「父に武士道をみっちりしこまれた」というその父が新田次郎だったんだ!「武田信玄」などを書いた新田次郎なら、武士道精神もあるに違いない、そしてその息子も。
0投稿日: 2007.10.05
powered by ブクログ日本が昔から持っている精神性 本物のエリートとは武士道精神を心得ているはずだ 混沌とした社会に一美容師として 一社会人として 見直さなければいけない
0投稿日: 2007.10.03
powered by ブクログ日本はやっぱり世界の中で異常な国でいてほしいと、読んで思いました。武士道精神はとても大切だと思うけど、武士道至上ではなく、江戸時代には町人もいたのだから、武士道を茶化す文化があった事も記して欲しかったです。
0投稿日: 2007.09.10
powered by ブクログ数学者が書いているからか,論理的で簡潔な文章で読みやすい。 1時間もあれば読めてしまうので,日本人には読んでもらいたい。 これを読んでどう感じるか。その感性を大切にして欲しい。 個人的には,普段から考えていることで賛同できる内容だった。 常々,祖国に誇りを持ちたいと,教養を身に付けようと思っている。 「武士道の象徴は桜の花だ」という新渡戸の言葉を引用し, 日本人の美意識を再考した点など考えさせられる部分は多い。 しかし,愛国心と祖国愛を切り離し,愛国心を否定する点は疑問。 ナショナリスト批判への逃げ道だとは思うが…。
0投稿日: 2007.09.07
powered by ブクログ帯のコピーそのままです。 地元好きな自分としてはうなずける部分も多々。 皮肉が多く、すぱっと言ってしまうので極論だれども嫌ではありません。そういう考え方もあるのだなと思わせてくれました。
0投稿日: 2007.08.31
powered by ブクログ賛否両論あるけど私はためになった方だと思う。新渡戸稲造の『武士道』を読むきっかけになったし、国語についても考えるいい機会になった。日本の歴史に眠る美しい習慣や思想を思い出そう、というのは頷ける。それを復活しよう、という場合は反発があるかもしれないが。
0投稿日: 2007.08.15
powered by ブクログ理屈にうんざりしていたときに、この本に出会い共感。「論理」ばかりでは人間関係もうまくいかないんだよ!!感性をやっぱり大事にしたいと思いました。日本人だけがもつ「美的感覚」、日本人ならもっともっと身につけたい。日本人でよかった〜。日本人としてのアイデンティティを大事にしたい。
0投稿日: 2007.08.05
powered by ブクログ昨年の大ベストセラーということだったので、読みましたが・・・ 内容的には、 今の日本に必要なのは、 論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神 であり、「国家の品格」を取り戻すことである という、著者の藤原正彦氏の強い主張が述べられています。 個人的には、「ちょっと強引すぎない?」と思うことも多々ありましたが、「こういう考え方もあるのか?」と結構楽しめました。 これからの日本を考えるのに、藤原氏の主張も参考にしてみるのも面白いかも・・・
0投稿日: 2007.08.01
powered by ブクログもとは講演を書き起こしたもの。 面白いです。 かなり独断と偏見もありますが、いいんぢゃん?って感じです。 かるーく読ませておいて、あとで結構考えさせられるので、大好きな種類の本です。
0投稿日: 2007.07.31
powered by ブクログ就活時に「読んだ?」と突っ込まれた この本。 働き始めてからやっと読みました。 日本の古典をちゃんと読みたいと 思わせられた。
0投稿日: 2007.07.22
powered by ブクログ書いてある事はどれも"一般常識"として認知されている事柄ばかり。 それを美しい言葉の羅列に乗せて、上手く表現しているだけという印象を受けた。 ただ、しかし、確かに書かれている事柄をきちんと日本人が"再認識"すればこの国の国力は確実に向上するんだろうなと感じた。 一体、日本人てどんな民族で、どういう歩み方をすればいいんだろう、と少しでも日本人の在り方に疑問を持った人は、この本を読めばきっと啓発されることだろう。
0投稿日: 2007.07.20
powered by ブクログ読んでみた感想としては、これがどーしてそんなに売れるのかよくわからない、といったところ。 話の内容としては、半分ぐらいは納得して読むことができるが、残りの半分は頭をひねる。 というのも、考え方が偏りすぎているから。 でも、これぐらい偏ってる人って最近あんまり見ないからわりと新鮮だったかも。
0投稿日: 2007.07.19
powered by ブクログこの本を読んで、改めて両親に感謝している。とにかく、日本を飛び出したかった高校時代に「英語を学んで、それからどうするの?」。これは効いた。おかげで地理学に出会うことができ、それを通じてイギリスに来ることになったのだから、感謝してもしたりない。 でも、その実はいまだに「黙っていた方がいい、英語だけが話せる中身のない人間」だったりする。 最後の「品格ある国家の条件」は「品格ある個人の条件」でもあるように思える。 一人一人が、品格ある人になれば、日本の品格が上がるのではないだろうか? まずは、一人一人が外交官であり、日本のPRマンである、私たち在外日本人が品格のある人を目指したい。(2006.5.26)
0投稿日: 2007.07.15
powered by ブクログ(2006年2月7日読了)(2006.02.05購入) 藤原さんは、アメリカやイギリスで暮らしたことがあり、その中で日本人であることを意識しながら考えてきた。 幾つかのエッセイの中で、日本人について、日本の教育について述べてきているけど、とうとう国家の品格と言う題の一冊を出した。 日本が敗戦とともに捨て去ったものの中に実は大事なものも混じっていたのではないのか。教育改革と称して、良かれと思ってやってきたことがとんでもない間違いを含んでいたのじゃないか。卑怯なことをやっちゃいけない。恥を知れ!恥ずかしくないのか。 日本の文化の特徴と言われた「恥の文化」といわれたものもいつの間にかなくなってしまったようです。 個人の自由やら、人の迷惑にならないなら何をやっても、と言う風潮の中で、この本はどれだけの力を持ちうるでしょうか。 ●委任統治(21頁) 1919年、第一次大戦が終わった後にパリで講和会議が開催され、そこで新しくできる国際連盟の規約が決められました。その規約の「委任統治」に触れた箇所を読むと、自ら統治できない人々のために、彼らに代わって統治をしてあげる事は、「文明の神聖なる使命」である、と言う趣旨のことが書いてあります。 そういう見事な論理によりイラク、ヨルダン、パレスチナはイギリスの、シリア、レバノンはフランスの委任統治領となったのです。日本も、ドイツ領だったマーシャル諸島、カロリン諸島など南洋の島々を委任統治領としました。 パリ講和会議のときに、日本が本気で提案した「人種平等法案」が否決されています。 ●実力主義(25頁) 世界中の人々が賛成しようと、私は徹底した実力主義には反対です。終身雇用や年功序列を基本とした社会システムを指示します。 実力主義に反対する人は世界中にほとんどいない。カッコ悪いからです。 ●株主(28頁) 会社は、言うまでもなくそこで働く従業員のもので、株主は多くの関係者の一つくらいの存在でしかない。株主によっては一週間とか一ヶ月とか一年とか言う短期間で株を売り買いします。ほとんどの株主は値上がりによるキャピタルゲインを狙っているのであり、その会社には何の愛情も持たない人々です。 ●論理の正しさ(37頁) アメリカ人のすべてが社会に出たらタイプを打つ。だから、タイプはできなければいけない。ならば学校で教え、みながタイプを打てるようにしよう。これは正しい論理です。その結果、思惑通りにタイプは打てるようになりましたが、打つべき英語のほうが崩壊してしまいました。 ●社会に目を開く(38頁) 小学生が新聞の経済欄なんかに目を通す必要はありません。そんな暇があったら漢字を、国語をきちんと学び、足し算、引き算、・・・をきちんと学ぶことです。 ●押し付け(49頁) 本当に重要な事は、親や先生が幼いうちから押し付けないといけません。たいていの場合、説明など不要です。頭ごなしに押し付けてよい。 ●卑怯(63頁) いじめを本当に減らしたいなら、「大勢で一人をやっつける事は文句なしに卑怯である」と言うことを、叩き込まないといけない。 ●グローバリズム(136頁) グローバリズムの中心的イデオロギーである「市場経済」は、社会を小数の勝ち組と大多数の負け組にはっきり分ける仕組なのです。 ●国際人(143頁) 「国際人」と言うと、すぐに「英語」となるのですが、英語と国際人に直接の関係はない。ここでいう国際人とは、世界に出て、人間として敬意を表されるような人のことです。 著者 藤原 正彦 1943年 生まれ 作家・新田次郎と藤原ていの次男 お茶の水女子大学理学部教授 数学者 (「BOOK」データベースより)amazon 日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。
0投稿日: 2007.07.03
powered by ブクログタメになるお説教。全て御尤もである。衣食足りて快楽を知ってしまうと礼節は等閑にされる。人間容易に後戻りは出来ないのである。昔は良かったね。
0投稿日: 2007.06.23
powered by ブクログ題名からしてお堅い本なのかな?と思ってたんですが。 実際はすっごい読みやすい文章でした。 もっと日本人としての誇りをもとう、他の国を学ぶ前にまず日本の言葉や歴史を見直そうと思いマス。
0投稿日: 2007.06.21
powered by ブクログハッとさせられる。 世の中の「正論」を、疑わずに受け入れている自分に気づいた。 「憲法改正」が議論されているのを横目で見ていたが、これも今までの「正論」を見つめなおそうとしている事例のひとつだ。そもそも憲法なんてのは、敗戦下の折、GHQが作ったものなのだ。そう言う意味からすると、敗戦によって経済大国への道のり(アメリカのコンサルティングつき)と引き換えに、日本は自国の素晴らしさを失いつつあったのだ。 日本と言う国は本来素晴らしい国なのだ。 上記したように「世の中の正論=論理」は実は正しくないことが多いからこそ、信じ重んじねばならないのは、「情緒」である。日本には自然や武士道、もののあわれと言う情緒を本来感じられる民族なのだから。 「国際化」「国際人」と叫ばれるこの現代で、自国の文化を正しく学んだ方がずっとずっと、人間性の高い品格ある人間になり、揺るぎない国家を生み出すことが出来るのだ。それこそが真の国際人なのだと。 ふむ、100%共感できない部分もあったけど、結構価値観を揺るがしてくれたおもしろい本でした。 教養人、文化人になりたい人ならば、一度読んでみる価値ありです。
0投稿日: 2007.06.17
powered by ブクログ新書ブームの今、言葉のレトリックのような本が市場にはあふれているが、この一冊はクリティカルな一冊だと私は思う。 数学者であるがゆえに持つ論理の限界に気づき、精神性の回復を武士道等の古典に求める姿勢はあるいみ画期的であり、大いに納得。 「美しい日本」というスローガンの真意がこうであって欲しいと思わずにいられない。 日本独特の美徳と品格(日本人としてのラディカルな部分)は世界に誇れるものだと再認識した。 市場経済の持つ暴力性を抑える社会的公正の価値基準として武士道を育んでほしい。 武士道ナイス!
0投稿日: 2007.06.16
powered by ブクログ自国の事を考える事ができた。 でも、ちょっと難しいというか話題になった本でもあったので読んでみました。 難しかった・・・!
0投稿日: 2007.06.15
powered by ブクログ5月、学校の図書館。 目からウロコがぼろぼろと。なんだか啓蒙されちゃった感じです。理想論にすぎるところもあり、鵜呑みにしてはいかんいかんと思いつつ。日本人として、世界の中で際立っていたいじゃないですか。
0投稿日: 2007.06.09
powered by ブクログ「ならぬのもは、ならぬのです。」 武士道精神によって国家の品格を取り戻そうと言う提言。 卑怯を憎む心、惻隠の情・・・etc.。忘れてはならないと思います。 でも、受け付けない人もいるかと。
0投稿日: 2007.06.06
powered by ブクログ「経済」や「教育」「家庭」「精神」いろんな分野でこのままA氏の下,改革が進めばどんな危機が待ち受けているのか,と自分が感じていたことがそれこそ数式のようにすっきりと美しく書かれていた。
0投稿日: 2007.06.03
powered by ブクログ日本人として、あなたが大切にしたいものは何ですか?留学や大学生活で異文化に触れることの多いAIU生だからこそ、考えることの多いテーマだと思います。あなたの疑問にヒントをくれる、おすすめの一冊!
0投稿日: 2007.06.01
powered by ブクログかなりお勧めの本!!! 自分の国を愛すること、これは決して教育などで植え付けられるものではなく、自分の国の文化や伝統、発展を感じて、考えて愛せられたら、なんて素晴らしいのだ思う。 本当に良い本だと感じた。
0投稿日: 2007.05.19
powered by ブクログ読んでいて、作者の愛国心には驚きました。 しかし、結論が強引に感じて共感はできるけども賛成はできないかな?
0投稿日: 2007.05.17
powered by ブクログ品があるかどうかって自分には別に大した問題じゃない。というか品格ある国家になってしまったら困るな、下品な僕としては。
0投稿日: 2007.05.16
powered by ブクログ母が持ってたので読んでみた…ら、お、おもしろい!(笑)ベストセラーになるのもわかる気がします。何が面白いってまずは語り口ですね、愉快で軽妙。すごく口語的なこともあって、読みやすいです。云ってることもとてもわかりやすい。全面的に賛成できるかどうかはともかく、一度は考えてみたい問題だな、とも思えました。日本も好きになれますよ。
1投稿日: 2007.05.15
powered by ブクログ僕はこの本好きですよ。本末転倒な今の日本の制度や考え方についての危惧を示唆してる。けど情緒と形に重点を置いているスタンスは現実的には抽象的で不可能でしょー。
0投稿日: 2007.05.10
powered by ブクログたまにはこういう日本の指標というか、日本を客観ししたものを読むのは為になります。 日本ももっといいブランドイメージを作って欲しいと思います。 素敵な国だから。
0投稿日: 2007.05.09
powered by ブクログ英語より国語。純粋数学など、すぐ役に立たないものへの注力。美の重要性…。共感できるもの・気付かなかったものがたくさん発見できる本。「情緒と形」へのこだわりは抽象的な提議に思えるが、論理と感覚の両輪で事を運ぶことが最も望ましい形ではないかな、と思ってみたり。しかし、論理をここまで糾弾でき、その主張にかなりの説得力を付与できるのは数学者である筆者ならではだと思う。
0投稿日: 2007.05.05
powered by ブクログゼミの先生に薦められたので購入しました。 これからの世界は、 素晴らしい環境を備え持つ、 日本人が変えていかなければならない。 そのためには、日本人としての誇りを忘れてはならない。 これからの日本にとって、非常にためになる1冊です!
0投稿日: 2007.05.04
powered by ブクログ今の日本に必要なものは、論理より情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神、として「国家の品格」を取り戻すことにある。として、 ・卑怯を憎む心 ・長い論理は危うい ・マスコミが第一権力 などなど、子育てに苦労した経験を持つ親や、いわゆる勝ち組になれなかった人にとって、なるほどこういう視点があったれば、と元気にさせられる内容。読み易くて判りやすい本。ベストセラーになった事もよくわかりました。 もっとも、著者自身、「話の半分は誤りと勘違い。残りの半分は誇張と大風呂敷。」と謙遜半分ですが、論理で説明できないもの(公理?)を大前提に定理を証明しているようなもので、数学者らしいというか、よくぞここまでの限られた材料だけで、いかにも筋の通ったお話に仕立て上げるテクニック(思い込み)には、脱帽ものです。 ただ、武士道精神について、ごく一部に立派な武士がいたであろうことを否定はしませんが、とくに江戸時代の武士の生活が、何ら生産しないごくつぶし、アホな殿様やお家の為、、、なんていう時代劇や小説を読みすぎた所為でしょうか、普通の現代人にとって「武士道精神」が「弱者・敗者・虐げられた者への思いやり」に繋がる論理の確率は、10%くらいしかないんではと思います。著者が絶賛する新渡戸稲造の「武士道」という本は読んだことありませんが、読んだほうが良いということでしょうかね。
0投稿日: 2007.05.01
powered by ブクログ実に痛快に今の日本を切り捨てた本! 日本ってこんなに素晴らしかったんだと改めて再認識させられます。
0投稿日: 2007.05.01
powered by ブクログ以前随分宣伝されていたので読んでみた。筆者は超のつく保守主義者。だから右寄りの人は読んでいて爽快だったんじゃないだろうか。右でも左でもない人にはたんなる老人の説教癖がまた始まったかと思える程度の内容。こんなのがベストセラーになってしまうんだもんなぁ。
0投稿日: 2007.04.16
powered by ブクログ講演を字に起こしたタイプなので読みやすい。日本の武士道精神と現在社会のつながりをわかりやすく解説してあった。日本人としていろいろ考えさせられる作品。
0投稿日: 2007.04.02
powered by ブクログ論理の出発点が情緒だとか だめなものはだめだとか 流行った割には普通 若干こじつけくさい
0投稿日: 2007.03.26
powered by ブクログなかなか面白い。愛国心というのかナショナリズムというのか知らんけどそういうのが日本人に足りないというのには同感。3/14読了。
0投稿日: 2007.03.22
powered by ブクログあれほど話題になったこの本を、読まぬわけにはいかぬということで。数学者のラマヌジャンの話がおもしろかったなぁ。この人数学者なんですね。他の本も読んでみたいです。
0投稿日: 2007.03.19
powered by ブクログ日本人が昔から持っていた「惻隠の情」や「武士道精神」、「美的情緒」などが如何に大事かを教えられる本です。 これら今の日本人が失ったものを取り戻すことが、「日本の国柄」=「国家の品格 」を取り戻すことにつながると著者は述べています。 日本社会の荒廃を食い止めるために、「論理より情緒」・「英語より国語」・「民主主義より武士道精神」の重要性を、義務教育で教授することが大事なのかもしれない、と考えさせられる本です。
0投稿日: 2007.03.18
powered by ブクログいいですか。欧米に踊らされてはいけません。我らヤマトナデシコは論理よりも情緒なんでございます・・・・・・ですと。
0投稿日: 2007.03.18
powered by ブクログ日本人が、忘れてはいけない事など、改めて考えさせられた。著者の養ってきた、武士道精神が素晴らしく、情緒のある国に生まれた幸せを感じた。
0投稿日: 2007.03.16
powered by ブクログとても歯切れが良く、テンポの良い読みやすい本です。一見傲慢なくらいの言い切りっぷりの中に、謙虚さと誇り高き美意識を感じました。 この本と同じにしろとは言わないけれど(or最初は受け売りでもいいと思う)、日本人一人一人が、自分の目指す理想の日本人像を語れるようになったら、日本も変わるかもしれないと思いました。(詳しい感想は→http://blog.livedoor.jp/chako67k/archives/50888009.html)
0投稿日: 2007.03.10
powered by ブクログベストセラーになってから読んだ。 日本の素晴らしさ、問題点を的確に述べている。 日本が素晴らしい国であることがわかる一方、次に来るのは中国ではなくインドであることも予測した内容。
0投稿日: 2007.03.07
powered by ブクログ駄本。具体性のない、一般的に「何となく良い」とされている単語が散りばめられている。 分かり易く「良いこと言ってる」って感じる本って大抵、深く考えられてない。 「愛は地球を救う」と同程度の意味のなさ。
0投稿日: 2007.03.07
powered by ブクログ日本のあるべき姿が語られた本。 「日本人は日本のことを知らなすぎる」 そのことがとても印象的。 日本の持つ「個性」をどれだけの日本人が知っていて、活かせているのか。 もうちょっと日本のことを知ってみたくなるような感じ。
0投稿日: 2007.03.04
powered by ブクログ極論感があるような気もするが、 一理あるような気がする、 「国家の品格」について書かれている。 なぜ国家の品格が必要か。 国際人とはどのような人か。 英語を学ぶことが国際人の一歩ではない。 以下抜粋。 「文明は着実に進歩しても、文化は退歩することがある」 「「卑怯」というのはそういう論理を超越して、とくかく「駄目だから駄目だ」ということです。この世の中には、論理に乗らないが大切なことがある。」 「能率・効率は素晴らしいかも知れません。しかし各国、各民族、各地方に生まれて美しく花開いた文化や伝統や情緒などは、そんな能率・効率よりも遥かに価値が高いということです。「たかが経済」を、絶対に忘れてはいけません。」
0投稿日: 2007.03.02
powered by ブクログ新渡戸稲造の武士道が読みたくなる。 確かに極端な表現があるかもしれない。また、戦後の日本の経済成長を可能にしたのは、西洋の合理主義的な考えだ。しかし、日本人特有の品格や文化を忘れるべきではない。 近年小学校教育の場で英語を導入しようと言う考えもあるが、国語なしに外国語を学んだところで、何の役にも立たない。どんなに流暢に話せても、中身がすかすかなくらいなら、いわゆるジャパニーズイングリッシュで、しっかりとした意見を述べられる方がよっぽどマシだ。 日本人にしかない良さを取り戻せたらこの国も良くなるのになぁ…。そのために私たちは何ができるのだろうか。
0投稿日: 2007.02.27
powered by ブクログ「論理」への批判が胡散臭く前半首を傾げるも、後半の国家としての方策の提案はなかなか面白いと感じた。 やはり行動の規範は必要。 本書では「もののあはれ」や「武士道精神」という形でそれが提案されている。 損得だけで価値判断が行われたり、履き違えた「自由」が横行したり、そういうのはなんか違う気がする。 自分さえよければ良いとか、やったもん勝ちとか、そういう考えが蔓延してるのではないか。 それを律するべき考え、思想の軸が必要なのではないか。 まあしかし理想論。 現代社会に通用する観念では無い。
0投稿日: 2007.02.26
powered by ブクログ高知の空港で立ち読みしてハナで笑った一冊 坂本竜馬も笑うぞと これほど品格のなく偏狭な本は読んだことなかった
0投稿日: 2007.02.26
powered by ブクログご存知大ベストセラーの本書。 数学者ならではの論理力で、いかに常識が危ういものかということを論証されました。 共感しました。
0投稿日: 2007.02.22
powered by ブクログとんでも本という方がいらっしゃいますが、それこそとんでもない。 当たり前のことを易しく書かれているように思います。
0投稿日: 2007.02.22
powered by ブクログならぬことはならぬ。 卑怯な事をしてはいけない。弱いものいじめしてはいけない。大勢で一人を攻撃してはいけない。武器を持ってはいけない。これはわたしが親から言われて育ったことだ。だからわたしも子供たちに教えた。だめなものはだめ。理由などない。小さい頃から聞かされ、わたしも小さい頃から言ってきた。日本人がうけついできたものなのですね。会津藩の近くに故郷を持つ父だからこそだったのかもと今思う。 天才の輩出には役にたたないものや精神性を尊ぶ土壌、美の存在、跪く心が必要という。日本に生まれてよかった。誇りに思う。
0投稿日: 2007.02.20
powered by ブクログ日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論。
0投稿日: 2007.02.20
