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バカの壁(新潮新書)
バカの壁(新潮新書)
養老孟司/新潮社
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総合評価

850件)
3.4
106
223
310
86
37
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    自分たちが物を知らない、ということを疑う人がどんどんいなくなってしまった。 知ろうと思えば知ることができるのだと思ってしまっている。 脳の中の入出力 y=ax aが0だと何も生まれない。0よりはマイナスの方が良い 人間の脳はできるだけ多くの人に共通の了解事項を広げていく方向性をもって進歩を続けてきた。 共通了解が多くの人と分かり合えるための手段。 今は求められる個性を発揮しろという矛盾した要求 個性は脳でなく身体に宿っている?! 知るというのは、自分がガラッと変わること 絶えず過去の自分というのは消されて、新しい物が生まれている 文武両道 学んだことと行動が互いに影響しあわないといけない 人生の意味を考え続ける 苦痛にも何らかの意味はある?

    1
    投稿日: 2025.11.05
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    何年か前のベストセラーなので読んでみる。 そんなことは考えてみたこともなかったことばかりで、口に出してみたり、何度か読んでみたりしてみた。筆者は頭が良すぎるのか。頭のつくりから違うのだろう。 最初はへーと思いながら読んでいたが、途中からこの人とは気が合わないなあと思ったり。 最後まで読むと、この本を読むことで少しでも考えを巡らせたので、壁の裏側を覗いたとまではないが、意識できたのではないかと思った。 なんか本の内容は難しいが、なんとなく言いたいことはわかったような気がする。あくまで気がする。

    0
    投稿日: 2025.11.03
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    有名で評判いい新書で、「読んでおくべき」かと手に取ったが、正直、イメージと違っていた。話が多彩で次々と飛び、捉え所のあない印象。ピントこないエピソードも相応にあった。そこも含め、「一元論は危険」という警鐘と理解した。

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    〇共感したこと、学んだこと ・個性を謳うのではなく、相手のことを思いやれるか、考えられるかの方が大切。 これはまさにそうだと思いました。個性個性と尖らせていく方に着目されがちですが、その前に大切なことがあるというのを思い知らされました。 ・「そういうものだ」で片付けない大切さ 何をもって賢いとするのか、個性は何か。普段何気なく過ごす中でいかに自分が「これはこういうものだ」という固定概念に囚われて生きているかを痛感させられました。 ・「イデア」の存在と、リンゴの話 an appleとthe appleの違いが、イデアという概念によって説明されていたところは、たしかに、となりました。 ・無意識のたいせつさ 無意識な状態も含めて個人であるというところは納得した。 〇疑問 ・果たして個性は肉体によって決定するのか。 ここに関しては私はそうは思えなかった。 個性のひとつの要素としてたしかに肉体は存在するが、育ってきた環境や経験によっても、概念的な個性は存在するのではないか。

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    何もかも分かったような気になって、自分の内側の壁に閉じこもり、その向こう側を見ようともしない。 「個性を伸ばせ」という欺瞞、科学の怪しさ、「身体」との付き合い方を忘れた現代人、大きい共同体の崩壊、生きる意味の喪失、意識中心社会。 平成で最も売れたベストセラーである『バカの壁』で指摘している問題の多くは、令和の今になってさらにその申告度合いを増していると思います。

    0
    投稿日: 2025.09.30
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    頭のいい人はこんなことを考えているのか。一元論。きっとこと本はいつまでも私の頭の中に引っかかっていて、時間をかけて消化することになるだろう

    0
    投稿日: 2025.09.30
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    ある種説教に近く感じた。また少し脱線というか教養なのか、本論とは関係がないと思える話が入ってくるが、それを飛ばしても問題はない。 第8章は考えさせられる事が多かった。8章だけでも読む価値はあるかと思う。

    0
    投稿日: 2025.09.15
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    モノの見方を改めて考えさせられた。 無意識の大事さや物事の曖昧さ。 知ることで世界の見え方が変わって広がっていくことは、最近すごく感じている。自分はバカだけど、大人になってから中学生で学ぶ内容に興味を持って学び直すっていうのも1つの人生なんだよな。

    0
    投稿日: 2025.09.06
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    Audible にて読了。Audible という媒体による特性もあるのかもしれないが、ただジジイが「現代の若者は〜」論で終始クダを巻いているだけといった本で、内容もまとまりがないうえに全般的に時代遅れといった有様。現代においては基本的に参照する価値はないであろう。

    0
    投稿日: 2025.08.23
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    知ると言うことは根本的にはガンの告知だ 人生の意味は自分だけで完結するよのではなく、常に周囲の人、社内との関係から生まれる 生きるとはどういうことか、他人が人生の意味を考える手伝いをする 人間を育てることで、自分を育ててくれた共同体な真っ当な人間を送り出す、ということです。そしてそれは、基本的には無償の行為なのです。 社会的に頭がいいというのは、多くの場合、結局、バランスが取れていて、社会的適応が色々な局面でできる、ということ。 心に残ったフレーズをつらつらと並べてみたけども、実際に何が言いたかったのか私にはよく分からなかった。

    1
    投稿日: 2025.08.08
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    一度読んであきらめた本を久しぶり読み返してみました。 以前と比べるとかなり読めるようになっていた。 細谷功の具体抽象トレーニングを理解した後に読むと内容が頭に入ってきやすいと思います。 人生の意味を考えることが私の人生の課題かな。 意味なんてないだろ、死ぬまでの暇つぶしだろっていう壁を乗り越えたいです。

    1
    投稿日: 2025.07.07
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    最初に「バカの壁」が芽生えるのは2歳から5歳である。全能感が芽生え「なんでもできる」「自分は完璧な存在だ」というような状態が10歳まで続き、以降は自分を客観的に認識し、「自分は何でもできない」という自己認識することが心理的発達で不可欠な過程であり悪ではない。 さて、本著が言うところの「バカの壁」とは、10代に知識を蓄え、勉学に励み、多くの経験を積み重ね、多様な人間関係を通して、「自分の無知を知らないバカの壁」が完成する。私たちはそもそも、義務教育でも以降の高校や大学でも本著が指摘しているような自己反省と批判的思考は学ぶこともなく、そういう環境に遭遇に出会いづらい。だが、出会いや環境ばかりのせいではない。自分自身で学び反省し物事を疑問を抱く機会はいくらでもあっただろう。それに気付けたか気付けなかったかの違いになるだろう。 現代(2025)ではAIが進み、誰もが早くに知識を蓄えることができ、バカの壁は増え続けるだろう。何も学習や勉学や行動をせず、個人が得られる生涯で得られる経験値には限界があることを私たちは知らなければならない。 ジャンル問わず、偏見問わず、先入観問わず、様々な角度から日々学習し発信し行動し反省し修正してまた次の行動と学習に活かすことに尽きるだろう。盲目的な存在には誰にでもなり得るし、他人事ではない。本著は社会や宗教などを例に挙げているが、私たちの日常では恋愛や家族、友人、職場にも影響するのだ。 現代の私たちに届き、これからも読まれるであろう良書である。

    1
    投稿日: 2025.07.02
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    有名な本なので、一回は読んでおこうと思い、読んでみたものの、こういう論調の本はやはりすっと入ってこない。まぁ私のレベルが追いついてないだけやと思うが。

    0
    投稿日: 2025.06.25
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    バカの壁 養老孟司/著 --- **あらすじ** 見えない「壁」がわかると世の中が見えてくる。気が楽になる。 「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。いつの間にか私たちを囲む様々な「壁」。それを知ることで世界の見方が分かってくる。 --- **感想** 養老孟司さんの「壁シリーズ」は、最新作の『人生の壁』に続き、今回が2作目の読書となりました。本作『バカの壁』はシリーズの中でも最も有名で売れている一冊とのことですが、個人的には『人生の壁』の方が、より分かりやすく、共感できる内容が多かったと感じました。 とはいえ、『バカの壁』に込められたメッセージは、非常に示唆に富んでいます。養老さんが一貫して主張しているのは、物事を一方向からだけ見るのではなく、対極的な視点を持つことの大切さ。そして、自分の考えが「当たり前」と思い込んでしまうことこそが、「壁」を生む原因であるということです。 わかってはいても、他者の意見を素直に受け入れたり、自分の視点を変えたりするのは簡単ではありません。私たちは無意識のうちに偏った考えに縛られ、その「壁」を越えることができない。それこそが、養老さんの言う「バカの壁」なのだと実感しました。 読むことで自分の考え方を見直すきっかけを与えてくれる一冊です。

    19
    投稿日: 2025.06.19
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    人は変わり続けながら共同体の一員として存在する。それはニューラルネットの中の神経細胞のようだ。 神経細胞は繋がらないと機能しない。 壁はいらない。

    0
    投稿日: 2025.06.19
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    前半は日常の中での「バカ」なことが書かれており、後半では宗教や医学に基づいた作者の考えが書かれている。

    10
    投稿日: 2025.06.15
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    始めの方は面白かったけど、後半に向かうにつれ思想強めな感じに…。 途中で、家事は女性がやるものといった文章、さらにちょっと女性をバカにしたような文章があって、この年代の男性ならある程度仕方ないと思いつつもその辺りは不愉快だった。

    0
    投稿日: 2025.06.14
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    Audibleにて 連日、深い睡眠についてしまい、3夜くらい回しました。結構攻撃的な文章の作りだった気がします笑 誰かをバカにしてるんじゃなくて、自分の思い込みとか、世界との壁の話なんだなって。『バカの壁』ってのは自分が理解できないものを、そもそも見ようともしないってこと。そりゃあるよ。 なんだか、先生の当時の世論に対する批判的な考えも多かったので、これ書いてる人がこれなんだって、ちょっとした矛盾を感じはしましたね。

    105
    投稿日: 2025.06.01
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    バカの壁とは、最終的に突き当たる自分の脳。 確かにと思うところもありましたが、作者が一元論を否定しているにも関わらず、作者の考えが「私が正しい」という一元論になってしまっている矛盾を感じました。

    0
    投稿日: 2025.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知るとは自分が変わること。知って自分が変わることによって、世界の見え方が変わるというところが心に残りました。

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    自分が一元論者だと、バカの壁にまんまと嵌っていると認めることは怖いことだ。生き物は身の危険を感じると怒りだす。 科学や医学、メディアの他にも、バズっているツイートの言うことを「考えもせず鵜呑みにしている」こともバカの壁に嵌っていることに他ならない。エコーチェンバーの効果で、バカの壁がさらに厚く高くなっている気さえする。 本当にこの本が平成で最も売れた本なのか疑問に思えるくらいには、自分と異なる意見の人間に怒り狂う人間が最近多いように思う。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    ・自分が知りたくない情報は遮断する。科学的とは理詰めではなく、反証されうる曖昧さを許容できること。 ・個性を伸ばせは欺瞞。本来意識は共通性を徹底的に追求するもの。 ・人間は常に流転するが情報は不変。現代は真逆の意味に捉えられている。 ・原理主義は思考停止状態。必ず破綻する。

    1
    投稿日: 2025.05.09
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    養老先生の別の著作を読んでいる途中であったが、思い切って代表作ともいえる『バカの壁』を手に取ることにした。 養老先生の声は非常に穏やかで優しく、その語り口がそのまま文章に反映されているように感じた。実に読みやすく、気がつけば数十ページを一気に読み進めていた。内容はまさに養老先生らしい鋭い視点から社会の事象を切り取っており、その多くに強く納得させられるものがあった。 中でも特に興味を惹かれたのは、「犯罪者の脳を調べるべきである」とする主張である。筆者自身、法律を専門的に学んできたこともあり、この点について深く考えさせられた。この主張に対しては、リベラルな法学者の立場からは人権侵害であるとの批判が予想される。しかし、刑事訴訟法においては、裁判所の令状に基づき強制的な採血や採尿、場合によってはカテーテルの挿入さえ認められている。このような措置と比較すれば、脳を調べる行為の方が侵襲性が低い場合もあるのではないかと考える。 もっとも、脳の調査の対象は、有罪判決が確定した者に限定すべきである。現代においては、マスコミ報道の影響により「逮捕=犯罪者」とする誤った認識が広まっているが、法的には「有罪判決=犯罪者」であり、逮捕段階ではあくまで嫌疑にすぎない。この区別を曖昧にしたまま捜査や処遇を進めるべきではない。 本書は、単なる社会批評にとどまらず、読者自身の専門的視点や知識を引き出し、それらと接続しながら深く思考させる力を持った一冊である。

    0
    投稿日: 2025.04.30
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    河合塾の春季講習で英語の教材にこの本の英訳が問題文として載ってて、英語ってそんな遠回りな問題文の作り方するんだねって思った。

    2
    投稿日: 2025.04.20
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    もっと、バカとは?みたいなことが書かれてると思っていたが、そうでもなかった。 養老氏の考えと言うか、社会観と言うか。 養老先生の授業を受けた感じ。 なるほどなぁと思うが、これからの生活に反映されることはないかなとも思う。 サラッと読めて読み易い。

    1
    投稿日: 2025.04.06
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    タイトルに惹かれて読んでみたが納得いく内容が多かった。 一元論の行き着く先は排他的な考えに終着してしまい、楽だが相手を理解することから離れ、話が通じなくなってしまう怖さがあるのだと感じた。 また人生は家康型と紹介されたコメントが強く印象に残った。『人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し』、荷物を背負っているから行くのは容易じゃないが、体を動かさないと見えない風景は確実にある、という考え方もなるほどなと思った。

    0
    投稿日: 2025.04.01
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    一言要約:我、他人、共同体の認識こそ壁を除く術 「話せば分かる」がないこと、他人は他人であり真には分かり合えない、だが人は一人では生きられず共同体をつくる、というのが人間である この時に立ちはだかる壁は「(分かってくれない)アイツを打ち負かせ」ではなく、「他人を受け入れない自分を負かす」ことが出来るか否か、だろう 自分以外のものが存在することを受け入れ、世界は一つにならないことを認めれば(一元論からの脱却)その上で成り立つ世界があり、その過程では「孤独感、恐怖、不快さ」を感じ不安がひろがるが、常に自責で「他者という"ちがうもの"を認める」ことが出来れば、バカの壁を超えた本物の関係性、すなわち共同体がつくれるのだろう 恐怖や不快に負けて壁の中に閉じこもっていては真の「人間」ではなくなってしまうのだろう

    0
    投稿日: 2025.03.12
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    脳内の係数と情報不変という捉え方は大切だなぁ流石養老さんだなぁと思った 諸問題への向き合い方も参考になり、また読みたい

    1
    投稿日: 2025.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知に関してふわふわと思っていたことが、言語化され、そして脳の構造等によりその根拠もかかれ、理解できた。 バカの壁とは、自分が知りたくないことについて自主的に情報を遮断してしまってる状態のこと。それも無意識で。 自分が知らないことを知ることができない。だから、自分が井の中の蛙だと自覚して、一つ一つの知識をを掴み取っていかなければいけないと思った。 変わっていくことは当たり前ということを養老さんが言っていて嬉しかった。知るということは自分が変わること。同じ桜でも、がんを宣告されて来年見られないと言われた後と前ではちがう。前のこと思い出せない。知るとはそういうこと。 だからどんどん変わっていい。 というか寝ている時の無意識の時、1日の三分の一、本当に考えがかわってないかなんてわからない。 人間の体は使わないと退化する。だから脳をぐるぐるまわすことに意味がある。だから余計なことを考えるのが人間。 楽な方にいかず、一元論に頼らず、常に考え続ける人でいたい。大変かもしれないけど、人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくが如しという家康のように生きたい。何が正解かは分からないけど、自分的な正解な気がする。

    0
    投稿日: 2025.02.16
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    大学で講義を受けてるようだったし、なんならノートに取りながら読み進めたいと思った。国語の試験で出てきそう ちょっと難しくて1回だとちゃんと追いきれてないかもしれないけど、うんうんと激しく頷くこともあれば、それは違うだろと思うこともあり。それがまた読書のよいとこ 続編も読みたい

    1
    投稿日: 2025.02.13
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    いまさらながら読了。初版が2003年で、いまから20年以上も前の内容なので、少し引っかかるところはあるが、面白かった。作者の話を編集者が文章化したものらしく、オフレコの本音トークがそのまま出版されているような不思議な感覚を覚えた。とても分かりやすく説明されているが、要は分かっていないことを分かろうとすることが大事なのだなと感じた。

    1
    投稿日: 2025.01.01
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    自分が知りたくないことには耳を貸さず、自分は知っていると興味ないことにいうというところは人間の醜さが出ているなと思いました。

    5
    投稿日: 2024.12.07
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    思考を一段階深くしてくれる本。ある一つのことを盲目的に信じて、それ以外の事象に対しては全く考えないことは確かに楽である。なぜなら、余計なことを考えなくて済むから。しかし、それではバカに近づいていく一方である。この本は多元的な考え方の大切さを教えてくれる。

    0
    投稿日: 2024.11.27
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    この本は新書と呼ばれる類の本なのだが、平成の新書の中で最も売れたそうだ。それになぞらえて当時の小泉内閣をバカの壁内閣なんて揶揄する風潮があったそうだが、まあ売れに売れたわけだ。著者の養老氏は解剖学に精通していて、東京大学名誉教授を歴任。遺体と向き合うにあたって数々の気づきを得たそうだ。この本で語られるバカの壁とは、自分の気に入らない情報をことごとく遮断し、都合のいいようにのみ解釈してしまう、いわば一元論の壁である。それしかないと思い込むことが、結果的に思考を妨げると著者は語る。ここでいう思考とは、哲学であり判断であり、倫理観でもある。倫理観の統一というのは、我々が人間らしく生きていくために必要で、だから無意識にやってしまっていることだ。「戦争が悪だ」と決めつけるのではなくて、なぜ悪なのか、ここでいう悪とは何なのか、根本的な自問自答が、思考を成長させる。思考の成長とは深く考えられるようになることだ。誰もが哲学を持てる世界線こそ、バカのいない世界だ。この本の面白いところは、思考について多角的な観点から考えていることだ。脳、学問、話し合い。思考の多様性が垣間見えるが、その全体像を我々が知ることはない。一次関数(y=ax)で人の行動を説明する部分はとても斬新に思えた。脳の構造とは一見難しく思えるが、そう考えるととても簡単で、俺のような素人でも本一冊あれば基礎知識くらい知れてしまうわけだ。知ると言えば、本書は「知る」ことについても解説している。文字や音や色などの知識を覚えることは厳密には知ることではない。例えば「あなたは末期がんで余命2ヶ月です」と医師に宣言されれば、何気ない景色ですらも感慨深く思えるはずだ。それが知るということで、知識を日常に落とし込むことだ。世の中が微生物に満たされていることを知ったとき確かな衝撃を覚えたように、日常に生きている以上、知識をもって日常を生きなくてはならない。そんな感じで、読みやすい本だった。

    0
    投稿日: 2024.11.27
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    養老先生はyoutube動画を見て気になりバカの壁を図書館で借りて来た。もっと小馬鹿にしたような内容かなと思ったら、関数や、解剖学を元に具体的に話がしてあった。万物流転、あべこべ、キレる脳は前頭葉の機能低下によるもの。など細かく文節が区切られてありとても読みやすいですが理解するのが難しかった。

    0
    投稿日: 2024.10.11
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    扱うテーマは多岐にわたっているが、究極的にはすべて二元論批判につながっている。養老孟司先生なりの哲学が学べて面白かった。

    1
    投稿日: 2024.09.26
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    慣れてくるとどうしても、このままでいいとか安定を求めてしまう。 しかし、世の中も自分自身も変化する。 したがって、係数aは必要に応じて柔軟に情熱的に変わってしまったり変えていったりする。 一元論ではなく二元論に視野を広げ、絶対的な正解がない中で最適解を見出すことこそバカとバカじゃないを分ける壁なのではないかと思った。

    1
    投稿日: 2024.09.22
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    義父母の本棚から頂戴した本。 20年以上前の出版なので今の状況とは異なるから、私にとっては有益な内容ではなかった。 やはり本は、流行っているときに読まねばならない(^_^;)

    9
    投稿日: 2024.08.22
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    20年前の本。およそ10年前に読んだ。また読んだ。僕はその頃から比べると、だいぶ読めるようになったようだ。「人は変わる」 だいたい本腰いれて何かやったら3年で一段違う世界が見える。成せなかったらいったん諦める。自然とそんなふうにしてきた。身につけられることは体の個性だ。そして3年もしたら全然違うことをやっている。そういうことだ。

    1
    投稿日: 2024.08.21
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    著者、養老孟司さん(1937~ )の作品、ブクログ登録は2冊目。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人は、なぜ互いに話が通じないのか。そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。いつの間にか私たちは様々な「壁」に囲まれている。それを知ることで気が楽になる。世界の見方が分かってくる。人生でぶつかる諸問題について、「共同体」「無意識」「身体」「個性」「脳」など、多様な角度から考えるためのヒントを提示する。 ---引用終了 本作は、かつて読んだ作品。 いわゆるベストセラーになり、今でも読まれているようです。 ちなみに、新潮新書で特に売れている作品は、 ・『バカの壁』養老孟司著 ・『国家の品格』藤原正彦著

    39
    投稿日: 2024.08.20
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    難しいことを言ってるようで要旨はシンプルで本質的なことだった 言うは易し行うは難し 自分は変わり続けてて情報は不変なもの、自分が不変だと思うことは思考停止を招き驕りでもあると言う点には同意したが、20年前の本だからか全部が全部同意できるものでもなかった でも概ね同意

    0
    投稿日: 2024.08.17
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    20年近く前になる本なので、今の時代感覚と合わない部分もありつつ、普遍的な視点を提示してくれる一冊でした。 事実を受ける時の自分の頭の係数というものよっては、受けとることのできない部分もあるということを意識させられます。 多様な視点、ここで言う係数を持てるようにしたいですね。

    0
    投稿日: 2024.08.17
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    新書の中でも非常に有名なので、この本の存在は以前から知っていました。ついに読む機会が巡ってきたので読みましたが、興味深い話が多く楽しくページをめくりました。 バカの壁というのは一元論など多くのことに帰納しますが、著者の視点はユニークでありながらも鋭いものです。10年以上前の本でありながらも現代に通用するというのが皮肉なようですがこの本の素晴らしさだと何より思います。

    0
    投稿日: 2024.07.13
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    中学生のころ本屋で平積みされてるのをなんとなく題名の印象と共に覚えており、YouTubeで養老孟司の切り抜きを見た事がきっかけで読んでみた。解剖学の観点から人の思考について、また、教育者として日本の若者について語っていた。

    0
    投稿日: 2024.06.29
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    現実という極めてあやふやなものを全て把握している存在、それが神であるという考え 真に科学的な考えは反証可能性が残っている。楽園の証明、悪魔の証明、培養脳の論理、自然選択説……確かに、これらは反証できない。 「行動に影響しない入力はその人にとっての現実ではない」 これは、まあ他人からみればそうだな。 「情報」は変化しない 「朝(あした)に道を聞かば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり」 「意識の世界こそが個性の源だと思っている」 「そもそも文明の発達というのは、この首から下の運動を抑制することでもある」 「学問というのは、生きているもの、万物流転するものをいかに情報という変わらないものに換えるかという作業です。」

    1
    投稿日: 2024.06.20
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    終始読みづらい 今の情報社会では、思考せずそのまま受け取る情報が多いため一元的に見てしまう事が多い。そのため、違った角度からのアプローチを持つべきである。また、わかるということについて考えさせられた。無知の知が重要。わかっていないことをわかったふりしない。

    0
    投稿日: 2024.06.19
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    話せばわかる、なんて自惚れだったなぁと理解した。あと、世の中にはわからないことがある、ということをわかること。これも最近ようやく気づいた。そんな話しを養老さんが危機感を持って教えてくれる本。今の私だから身に染みる本でもあった。

    2
    投稿日: 2024.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【オバサンから学ぶことがたくさんあると思う】 21年前に出版された本でしたが、 きちんと読んでおりませんでした。 養老先生が当時から懸念していた社会の在り方は、 さらに顕在化しているようで、 まったく今読んでもうなずける、どころか、 それ以上でした。 先日読んだ、C.W.ニコルさんとの対談『#身体を忘れた日本人』も、 実はこの中のお話の一部からとったタイトルのようで、 もっと直截何を話されているかがこの本を読んで分かりました。 ・人間共通の方向性を失ったお話。 __戦後、我々が理想としてきた、働かないでも食えるということイコール理想の状態ではないというととが歴然と見えてきた (本文より) 働かなくても食えるの究極の形がホームレスだという話。そして合理化の末路に溢れる「することがない老人」。 働かなくても食える状態になりたかったから、戦後必死で働いたのか。 そして、働かなくていいぐらいに飽食の時代になり、次は逆に失業率が高くなったと怒っている。主に男性の間の話だなーと思ったり、生きる意味、働く意味の世代間の違い、分かっているようで分かっていなかったなーと思ったり。 ・個人的に一番的を突いていると思った、「オバサンは元気」。 そもそも、一番初めのお話でも、男女間の認識の差異が結果として表れていたことを紹介されていたけれど、 一般論として書かれていることの多くがこれまで社会の表舞台を占めてきた男性陣についてだという点は、共感します。 失業にしても、退職老後の課題にしても、今ではAIによって仕事を奪われると騒がれることについても、主に男性の話のような気がしてなりません。 これまでもこれからも、時代と環境に対応して給与のあるなしにかかわらずすべきことをこなし、その中でも楽しむ工夫をしててきた女性たち。 そして家事の機械化や価値観の変化を味方につけて、自分の人生の楽しみを自分で見つけて元気になっていくオバサンについても触れられていたことがとてもよかったです。 そう、尊敬する年配の女性が私の周りにもたくさんいます。 子どもを産むこと、育てることについて、 人口統計上の数値や家計経済の数値ばかりの話に陥っている今日ですが、 生命という自然に関わり、身をもって理解する過程は、まったくそれ以上の意味があることもあらためて感じました。子を産み、育てた女性が世界に提供するのは、出生率や人口数値ではなく、人間の生きる態度、忘れがちになっている、自然の一部としての人間という立場であったりするのかなーと。 ・自然、身体との断絶。 __首から下の運動は、本来は動物にとって基礎になる部分です。何せ「動物」というくらいですから、足で移動して動くのは基本なのです。その移動機能を文明社会は抑えることで発展してきた、ということが出来る。(本文より) 経済思想の発展で、お金という虚構の単位を通して、その交換の権利の移動に一辺倒な現代。国も、虚の経済の成長に頭を悩ましています。 ここでも身体を忘れ、理論武装を進めてきたのは男性なのかなーと思ってしまいます。 そして、自然と切り離された概念の中で競争している結果の環境破壊にも触れられています。 この点は20年経った現在、さらに深刻で、養老先生の考えていた通りになってしまっていて…さらに今日、環境をも経済価値に換算しようと試みているので、そしてどうなるんだろう…。 ・学問について、解剖学者ならではの、興味深い視点もありました。 __解剖から学べるのは、自然の材料を使ってどうやって物を考えるかというノウハウです。そこの部分は講義じゃ教えられない。学問というのは、生きているもの、万物流転するものをいかに情報という変わらないものに換えるかという作業です。それが本当の学問です。(本文より) 自然を愛さずして学問はできない。生々しい感覚を体験せずに学問を追求できない。本来、生きることと一体化しているはずの学問なのだろうと思いました。 ・脳の動き方について 天才についてのお話はいろいろな本や動画でもなされているけれど、 ここで書かれていたことは本質的なことだなーと思いました。 天才的スポーツ選手などは、身体を動かす際の、脳の動きが違う、と。 もともと外部からの刺激や内部での入力により、脳を動かし、出力を生む、という流れの中て、同じ出力だとしても、同じ身体の動きだとしても、人によってその脳の動かし方が違う場合がある、と。 イチローは天才はどうなっているのか、と考えると、エビデンスはないけれども、そのシナプス間の伝達プロセスの速さが違う、省略したりされているのでは、という推察。 ピカソは、意図的に一部を欠かすことで抽象画を描ける、など。 一人ひとり脳の活発化する部分に特徴がある、処理手順に違いがある場合がある、という点は興味深いなーと思老いました。 自分の得意なことを見つける際も、自分が軽くなる感覚や、心地よさを感じることを見つけよう、ということも言われるけれども、それはつまり、自分の脳がうまく解決できること、自分の脳に合ったことを探しているということなんだなーと思いました。 一方、脳にはアクセル(偏桃体の活発化)とブレーキ(前頭葉)の働きもあって、それがうまく働いていないと犯罪や非行に陥る点についても、書かれていました。脳データを取ることで 抑制が効かない脳を持つ人を研究し、社会課題の解決につなげられる、ということも提案されていました。 ・一元論の壁。 物事は合理的に解決できる、一つの真理がある、という意識の世界の見方で、思考停止状態になってしまった現代人に対し、 どのように普遍的な視点を新たに生み出せるか、という点で、一神教ではない仏教にも触れられていました。 また、共同体の中で、他者に対して自分の役割を持っていくこと、重荷を背負っていく意義についてお互い個人的に付き合って教え合っていくこと、そ生きる意味を見出すことについても、書かれていました。 もっとも、私たちの周りにいる「オバサン」たちこそが、私たちに必要な新しい普遍的哲学を提供できるのではと思いました。

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    投稿日: 2024.05.26
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    著名に惹かれて購入。 現代の教育、モノの考え方をズバリ批評する一冊で、読んでいて背中を叩かれるような思いだった。 自分自身もバカの壁から抜け出すべく、以下を実践していきたい ・お客様の一次情報を取りに行くことにより、「お客様の常識」を知る →とにかく体を使って働く、出来る限り外に出る →自分の世界に引き篭もってしまうと、それ以上に進歩することはできない ・本や記事の二次情報で立てた仮説を基にお客様と対話、現場を知る →二次情報だけを溜め込み、「相手やその分野の常識(本当は雑多な知識)を分かったつもり」「頭でっかちになり、知りたくない情報を遮断」「自分の言葉で一生懸命説明すれば分かってもらえる状態」にならない ・病気の苦しみに対して、多面的な見方を持つ →あらゆる人生のイベントに意味を見出せなくなった時、人は自殺するしかなくなるため

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    投稿日: 2024.05.06
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    読みにくい。自分は、以下の様に理解しました。 人間は都市化した(集まって暮らし、分業して同じことしかしなくなった。)ので、世界は不確かなもの(いつ死んでもおかしくない、死んだ後どうなるのか、生きる意味とは)なのに確かなものが欲しくなった。そこに付け込むのが一神教、一元論で、帰依すれば悩まず楽になれる。本当は考えて行動して、自分なりの答えを出すべきなのだが、易きに流れてしまう。すると、自分の信じるもの以外は認めないし、関係ないと思うものは存在しないものだとフィルターがかかる。これが壁となって、話が通じなくなる。壁を破るには、体験して自分なりに世の中には色んな人がいて、不確かであることを理解しないといけない。

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    投稿日: 2024.05.03
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    20年前のベストセラーを遅ればせながら読んでみました。当時この本を手に取った人たちも、日本人の情報への向き合い方への著者の「バカの壁」という指摘にハッとしたのかな。 とはいえ最近SNSで発信される情報を「自分の都合のいいように」しか受け取れない人たちを「バカの壁」で説明しているのを見かけたので、令和においても読んでおいて損はない一冊といえます。 さて、「バカの壁」とは「人間の持つ思考の限界」という説明がされていますが、本書ではさまざまな人間の持つ思考の癖により「バカの壁」に陥ってしまうことを警告しており、一言では言い表せない根深いものがあると感じました。 「わかっている」「わからない」「わかってもらえるだろう」「これが真実だ」 普段なにげなく情報を受け取る場面においてこのような思考になったら、「バカの壁」を思い出して自分の思考を疑ってみたいものです。 興味深かったのは入力と出力の方程式【y=x】に係数【a】が掛けられることで情報を受け取った人の行動が変わるという話。【a=0】だと無関心なので行動を起こさない。【a=∞(無限)】だと原理主義になってしまうからこれも厄介。 「バカの壁」に陥りやすい【一元論】的な考え方は楽だけど、それじゃ話が通じなくなって危険だと警告している養老先生。二元論を主張しているけど、最近は多元論とか中庸といった考え方のほうが現代的かも。

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    投稿日: 2024.04.24
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    よく本屋さんの売れ筋コーナーにあって気になってはいた ただ名前が少し過激で買うのが恥ずかしい 古本市場で80円で売っていたので、何となく手に取ってみた 内容としては大学入試に出てきそうな文章で、身体の問題だったり脳の問題だったりが書かれている 現代文キーワード読解で見たような事ばっかりで、目新しい知識は得られなかった、、、

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    投稿日: 2024.03.23
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    一元論は思考を固めてしまう。しかしキリスト教徒全員が思考を放棄しているわけではない。彼らは宗教と他のことを分別して考えているのだろうか

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    投稿日: 2024.03.22
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    Audible で読了。 絶対的な正解や正しさを安易に求めるな。 頭だけで、聞いただけで、理解した気になるな。 自分の目で、身体で体験し現物から情報を得ろ。 一元論的な正しさに対して、日本は元来多神教的な国、文化である。 概ね上記のようなことと認識した。 理解としては全く追いついていないので、今度はAudible ではなく原著を手に取り、読んでみようと思う。

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    投稿日: 2024.03.15
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    養老先生に、地に足をつけて生きろ、と言われているような本。 常識、二元論、無意識・身体・共同体、こういったものを大事にせよと言われてる。 抽象的な概念を色々な角度から説明され、なんとなく大事にしてほしいことはわかった。

    0
    投稿日: 2024.03.14
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    正直、何度買ったことか! 引越で処分したらしく改めて読み直す為に 図書館で借りました 思い出しながらも、読むとああそうだなと思う事 多し、1番売れた本と言われるはずだ。

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    投稿日: 2024.03.07
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    パンチの弱い橘玲。 自己は永遠に連続するものではなく、毎晩生まれ変わっているようなもの。個性などというものは意識的に作らなくてもみんな最初から持っている。不変なのは情報だけで人間は普遍ではない。思考停止の一神教は危険。 この辺は面白かった。ただ、問題提起したあとの解決策がおじいさんの説教にしか聞こえなかった。

    1
    投稿日: 2024.02.28
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    自分のの脳には自分では気づいていない壁があり、それに支配されないためには、立ち止まって考え、壁の中にいる前提で外側を含めた全体を俯瞰することが重要と感じた。今の政治の危うさ、戦争についての現代日本人の価値観など気をつけねばと思う

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    投稿日: 2024.02.27
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     内容の大部分が哲学的すぎて難解であった。  本書は著者の独白を他者が文書化するという手法をとっているため主語がなく、分かりづらい箇所が多数あって集中力が途切れた。  また推論について過程やエビデンスが省略されたまま結果のみが記されているため、推論に説得力が感じられなかったのと、著者の先入観で物を断じているのか、固定観念が強いのかも思われる箇所が多数見受けられた。  しかし脳の構造仕組みの説明は具体的で分かりやすかった。

    16
    投稿日: 2024.02.20
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    世の中に絶対的な真実や「これさえ信じていれば大丈夫」「世界のすべてを理解できる」ということはなくて、だからこそ人間は何か確かなものが欲しくて宗教を作り出してきた。 自然宗教で多神教の世界である日本は、そういった一元論的な感覚が本来は馴染まないはずだが、今は殆どの人が都会の人間で基盤となるものを持たないので、一元論的な宗教などがつけ込みやすくなっている。一元論にはまれば強固な壁の中に住むことになり、それは一見楽なことだが、自分と違う立場のことは見えなくなり、話も通じなくなってしまう。

    0
    投稿日: 2024.02.03
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    読んだことなかったので。 20年前の時点でニューラルネットについて触れられていて、かつ説明が的確だったので驚いた。見えてる人には見えてるのねー

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    投稿日: 2024.01.20
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    何年か振りに再読。以前読んだ時には、「バカの壁」= わからせ作業は無意味。相手の考え方を受け入れる、つまり傾聴の大切さを知るきっかけとなった。今回は、急速な社会の変化による日本の教育現場の閉塞感、ネット依存、無気力感etc. 簡単には解決しない問題山積かつ、当たり前の擦り合わせが困難になっている今、何を指針にしていけばよいのかについてのヒントを得たような気がする。背負うものが増え、身に沁みたフレーズが多かった。ていねいに何度も読み返したい。

    0
    投稿日: 2024.01.07
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    久々に満足できた。再読したいと思えた。 色んなことを見つめ直す機会、きっかけを見つけた気がした。 全てのことに言えることだが、なんでも疑いを持つことが大切なのだと思えた。

    0
    投稿日: 2024.01.02
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    前半はとても参考になることが多いが、後半はいるのかな?とも思ったので、 一貫性という面では少しずれてしまったのかなと個人的には感じた。 しかし前半部分はとても好きである。

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    投稿日: 2024.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    養老さんの「崖登りは苦しいけれど、1歩上がれば視界がそれだけ開ける。しかし、1歩上がるのは大変です。手を離したら千仞の谷底までまっ逆さまです。人生とはそういうものだと思う。だから、だれだって楽をしたい。」がすごくいい言葉だと思いました。

    0
    投稿日: 2023.12.31
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    社会問題や人生論といった世間一般の論に対して、ズバリ切り込みつつも読者に極端な印象や誤解を与えないように文章が工夫されているのが興味深く感じた。特に人々が食うのに困らなくなった現代において次の目標は何かということについて深く考えてみたいと思う。

    1
    投稿日: 2023.12.20
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     『バカの壁』は誰にでも存在する。だからこそ、思考停止に陥る事は、どれほど恐ろしい事なのか。……それを改めて考えさせられる一冊でした。  確かに『知る』事は『死ぬ』事だなぁ……と、つくづく感じる。  考えさせられる内容に対して文章はとても読み易く、『平成で一番売れた新書』というキャッチコピーは伊達じゃなかったです!

    1
    投稿日: 2023.12.15
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    脳への入力をx、出力をyとしてy=axという一次方程式のモデルを考える。aは脳の中でxと掛けられる係数で、プラスにもマイナスにもゼロにもなる。このまとめ方はなるほどなと思った。とてもシンプルに、だけど正確に、人それぞれ異なる情報の受け取り方と発信の仕方を表していると感じた。 日本で謳われている「個性」の矛盾や、人間とは変わり続ける存在であることについてはとても共感出来るものだった。 後半の身体や脳に関する話は少し理解に苦しんだ。

    0
    投稿日: 2023.12.05
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    養老先生の考え方、感じ方はハッとさせられることが非常に多い。 世界で何か問題が起こった時、養老先生なら何を言うんだろうって思う時がよくある。 こういう人が日本のトップになれば良いのに。 多角的に物事を考えられなくなった時はこの本をもう一度読みたい。

    0
    投稿日: 2023.12.02
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    学ぶということはガンの告知だという短く強烈な比喩は衝撃的でした。説明も簡潔。洗練された思想で時代を越えて読まれる良書だと思いました。

    0
    投稿日: 2023.11.29
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    人間、知ろうとしないとわからない。無関心であれば理解できない。個性とは何か。相手の気持ちを想像すること、死体は実際に見ないとわからない。 なんとなく頭で考えていたことが言語化されわかりやすく語られている。 たくさんの実体験を。想像力をもういちど働かせようと思った。

    0
    投稿日: 2023.11.14
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    わかったようで、わからない…。自分自身の読解力と知識のなさが悔しい。ただ一元論的思考から離れ、自身の理解や思考に懐疑をもつ姿勢が重要であることはよくわかる…

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    投稿日: 2023.10.25
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    サラリーマンというのは給料の出所に忠実な人であって、仕事に忠実なのでは無い。職人というのは、仕事に忠実で無いと食えない。自分の作る作品に対して責任を持たなくてはならない。 サラリーマンになってはいけないな

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    投稿日: 2023.10.23
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     正直何を伝えたいのかよく分からなかった。著者に比べ圧倒的に知識が乏しいからかもしれない。興味深いと思えるトピックもいくつかあったが、筆者の真意を読み取ることはできなかった。時間をおいて改めて読み返したい。

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    投稿日: 2023.10.22
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    寝ている時間のことを気にかけていなかっただろと指摘されてハッとなった。 意識中心、確かにその通りだ。

    0
    投稿日: 2023.10.12
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    「わかる」という神話世界とその住人たちをめぐる考察  最も問題なのが「わからない」ことがあってはならないという恐怖と、強迫観念。  その恐怖から逃れるための忌避としての「わかっている」という自己暗示。 (「わかっている」を商売にしている人にとっては、「わからない」ことが大変好ましくないという雰囲気/状態は、最大の顧客獲得につながる。)  皮肉なようだけど「分からないと生きていけない」ことは、平時には割と少ない。  また「分からなくても生きていける」ことの多さが、結果的には住みやすい社会の指標になっている。    全体にとっての問題を一部の機関、人間が「分かっている」ことで、問題が解決される。  だから全員が農家、漁師、運転手、医者、兵士、警察、消防士、の他専門化でなくてもいいわけだ。「分からなくてもなんとかなる」から、安心して生活できる。  本書の例に挙げられた「男性が出産のデティールについて知ろうとしない」「地球温暖化の原因が炭酸ガスというのは暫定的であること」「一般相対性理論の反証」「シニフィアンとシニフィエ」etcも、分からなくたってどうってことはないだろう。  でも、それは「これまでは」の話で、「これまでの大半の人」はだ。  そうじゃない人がいて、そうでない状況に直面/衝突している個人、世代は別だ。  構成員の過半数が高齢者に偏っているこの国の場合、彼らが「知らなくても」問題ないからといって、若年層が「知らなくてもいい」ことにはならない。    やがて、一部と全体は入れ替わる。  著者が説明する「共同体が崩壊し、常識が喪失し、小さな共同体の論理が残され、機能主義に共同体的悪平等の論理が勝つ」日本世間。  その共同体の「バカの壁」自体が既に崩れ、幻想に縋る人々が、小さな共同体のなかに更に壁を築き上げているのが実情といった感を受ける。  壁は論理として構成員を束縛する。  壁で例えるの、うまいなぁと感じた。  わたしたちは、世間という共通了解の壁>職場や学校などの所属集団の壁>家族、恋人、友人の壁>自意識の壁 に囲まれて生活している。「わからない」は壁の周縁部分を目の当たりにしたときに始めて実感するもので、「わかろうと」とするから「わからない」にぶつかる。    壁の内側を支えているのは、すでに起こったこと(蓋然性)を材料、それに基づく推論から客観的事実を構築して「わかる」という建築物を建設している。  そう考えると、何だか蟻が巣を作っているような感じがして可愛いらしい。わたしたちは、「分かったことにしたい」から、せっせと分からないことを外に追いやって「バカの壁」を築き上げたのです。となる。  小さな共同体しかなくなった社会に生きる、わたしたち共同体依存生物は、SNSや特定の人間関係、所属集団に依存して、「バカの壁」の内側まで狭めている。  アルゴリズムがパーソナライズした特定の情報にだけ触れて、より閉域へと向かい、同じ閉域論理を持たない他者とはもはや接触すらしない。  まあ接触しない分には衝突もなくていいのか?  無関心、不寛容な住み心地良い狭い部屋で引きこもって暮らせるだけの平時は「バカの壁」の外から供給されるていることには気づかない。  一方、本書で問題になっている「個性」とは、どの共同体の、どういった論理なのだろうか?と疑問に感じてならない。  若年層の間では“キャラ”として浸透。  教育現場では長所伸展、会社では優秀なスキル保持者として。  個性あり、をかみ砕いて行けば、演じ分けが可能であれということに聞こえてくる。  ここら辺を考えると、ビジネスのトレンドがそのまま求められる個性かもしれない。  ビジネス書を見てもいい。  動画編集、SNSマーケティング、それに関連したスキル、SNSコミュニケーション能力とかWEB企画力とか、プログラミング技術とか、英語力とかかもしれない。  フォロワーの多さへの評価は露骨なもので、計測可能な個性となると、こんな風にまとめることができる。  求められる個性は、トレンドに則した金稼ぎのスキルに外ならない。  これらはある程度の努力と投資で、獲得可能でファッションのように着せ替えできる。  教育現場の個性伸展カリキュラムは、指導要領や単位習得要件なんかで、就職の実態とはかけ離れているので、混乱はやっぱり発生する。  学校では社会の求める個性なんて教育できませんなんて言ったら、客が減るので、学歴はまだまだ重要視される。評価される学生の個性は、学校社会のなかで挙げた成果だ。  外に出て身体を使って働けば「他人のことがわかる」ようになり、経験不足が解消されて、「自分は創れる」のか。  著者の言う「がんじがらめの共通了解を求められつつ、意味不明な個性を発揮しろと言われる」外へと出て行けばいいのか。  結論は出ていくしかないのだと思う。  そこにでわたしたちは、小さな共同体の一神教的な一元論的思考停止に陥った他者に出会う。  「分かり合えない」他者にであったとき、初めて分かり合えないことがわかる。  そこから、また更に別の「分からなさ」を持つ外部へと旅を続ける。  その移動を妨げているのが「万物流転、情報不変」への誤解だ。  自分は変わらない/自分を変えてはいけない。だから変わっていく自分の肉体や、認識に対して、不自然な強制を強いる。  不安定な自分や周囲が許せなくなる。  だから変化してしまう、不安定な存在としての自分から出発すること。  有為転変を理解すること。  揺るぎない事実なんて存在しないと考えることから始めるのがいい。  そう思った。 ーーーーーーーーーーーー 追考

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    投稿日: 2023.10.08
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    有名すぎて読んでなかった本の類。本書の構成は学者さんが書いた本という感じではなく、居酒屋でたまたま居合わせた博識な爺さんの話を聞かされたような感じ。

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    投稿日: 2023.09.26
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    情報は不変のもので個人が変動するものという考え方はなかった。確かに昨日の自分と今日の自分が一緒ではないけどそこを区別し始めたらいろいろ困りそう。怒りやすいのは前頭葉の制御ができてないからってことは自分の前頭葉も機能してないのか。

    1
    投稿日: 2023.09.21
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    社会への見方が変わった。20年以上前の本だが、状況はほとんど変わっていないと感じた。 バカとか利口とかってのも、社会的に〇〇ってラベル付けでしか無く、そもそもそんなこと考えることのアホらしさを感じた。 いろんなことを知って、自分のしたいことをこれからもします! https://self-methods.com/stupid-wall/

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    投稿日: 2023.08.27
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    もう20年前の本。再読。 本の内容については省略するが、初版から20年たった現在、人々の考え方や行動はますます単純化したと思う。インターネット、スマホが広く普及して、考えない人、考えたがらない人が増えている。何かニュースがあっても、まとめサイトやツイッター上の他人の感想を見て、自分もこういう考え方で行動しようとか、さらにはこういうふうに感じよう、とか。 そんなことを再考。 読了50分

    1
    投稿日: 2023.08.25
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    バカの壁 常識は雑学のように思っている 三分の一ねている。 無意識の状態でだって、体は動いている。 それもあなたの人生だ。 その時間を人生から外して考えている。 実はこれが,残りの起きている時間をおかしくしてしまう原因。

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    投稿日: 2023.08.23
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    養老さんの"物がわかるということ"を読み、養老節にハマって読ませていただいた1冊。たまに難しい事が書いてあって、読んでるのに噛み砕けない状況が何度もありました。"物がわかる〜"の方が言ってることは同じでも、分かりやすかったです‼︎ っていうので星4つ。でも読んでよかったです! 養老さん、言ってることもやってることも全然変わらなくて、この方の本を読むとより一層、人生の本質みたいなものを考える機会を生む気がします!!ハキハキした物言いされてますが、田舎は良くて都会はダメ!とかそんなじゃなく、しっかりなぜかをこちらも考えるようになる。 読んだあと周りを見渡すと、断捨離できちゃいそうなかんじしますっ!!♪

    0
    投稿日: 2023.08.13
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    さすが大ヒット作。おもしろい。 「日本人は、常識を雑学のことだと思ってるんじゃないですかね」(ピーター・バラカン) 知識があるのを「わかっている」と思い込んでいるだけ。 身体性や実体験の価値が重視されていて、とても納得のいく考え方だった。

    2
    投稿日: 2023.08.06
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    「極論」とか「絶対的な真実」を主張するってことはバカなことだ、自分と反対側の立場の人間の考えが見えていない、壁の向こう側を見るべきだ、というのが筆者の主張(だと思う)。 筆者は一元論をバカだバカだと言い、世界平和のためには一元論なんてない方がいいだろうけれど、私はやっぱりどちらかに決めなければならない、決断の瞬間はきっと必ずあるだろうし、その時は皆一元論者になる必要があるのでは…と思った。 それとも「結果を1つに絞る」という考え自体が一元論なのか?

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    投稿日: 2023.08.04
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    改めて読み直すと、平成の空気感を掬いとってそれを一刀両断というような内容なので古いなと感じる箇所も多い。しかし、この本がベストセラーになった頃よりも今の社会の方が間違いなく息詰まってるよなぁとどんよりした気分になる。 単なる年寄りの愚痴じゃん、みたいな部分もあるが共感したのは共同体論。リストラや退学処分で追い出して厄介払いする共同体に未来などないというのは心底同意する。

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    投稿日: 2023.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「人」というものを多角的に捉えると、誰にでも「バカの壁」は存在している。自分が持ち合わせていない視点がたくさん紹介されていて非常に面白かった。 キーワードは、「人は変わる~~脱一元論~~」 以下からは、自分のリマインド用メモ。 ①自分の知りたくないことは自主的に情報を遮断している。 ex,大学の「出産」講義 ◾︎分かっている、知っているの怖さ ②正しさを安易に信じる姿勢は危ない ex,NHKの「公平·客観·中立」 ◾︎現実に正しさが何か簡単に分かるものではない ③脳の中の係数 y=ax y=反応 a=現実の重み x=入力情報 ◾︎a=0だと、何を入力しても反応がない。 (眼中に無い、現実ではない) ·a=∞は、原理主義(ロズ-エキ) ·適応性は係数次第(イリ-セラ) ·オタクは、aが飛び抜けて大きいと言える ◾︎求められる人間の社会性は、できるだけ多くの刺激に対して適切なaを持っている事 ④個性と共通了解を求められる矛盾 ◾︎本来、意識というものは共通性を徹底的に追求するもの ·個性を伸ばせ<人の気持ちを分かるようになれ ·隣の人と顔が違う、それだけでも十分個性 ⑤人は変わる-情報は不変 ·現代人の認識はあべこべ ◾︎知る=ガンの告知と同じ→桜の見え方が変わる→自分がガラッと変わる ⑥健康な状態とはプログラム編成の入れ替えをして、常に様々な入出力をしていること。 ◾︎様々な体験をしろ。脱マンネリ化 ⑦キレる脳=前頭葉の機能低下 ⑧好きなことのある教師、それが子供に伝わる ◾︎自分の面白いと思うことを伝えろ! ⑨身体からどんどん離れる武器の進化 ◾︎人の死体を見ずにすむ、遠隔のミサイル →リアリティが無い(抑止力が働かない) →被害拡大 ⑩話せば分かる、分かる、絶対の真実があるから一元論に落ちるのはすぐ ◾︎自分と違う立場のことは見えなくなる バカの壁を乗り越えろ!

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    投稿日: 2023.07.19
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    養老先生のお話を直接聞いてるみたいに、するすると読みやすい文体で書かれている。 章のなかの項目ごとに短く区切られているので、スキマ時間、移動時間に気軽に読める。 脳に関するお話が結構多めで、他にも意識と無意識のお話や、教育のお話、社会の共同体としてのお話など 話題はぽつぽつと移り変わり、全体として何が言いたいのかな?っていうのはフワッとしているかも。 養老先生は漠然とこういう思想を持ってるんだなというのは分かるけど。 私が面白いなぁと感じたのは、人間は常に変化している存在で、むしろ情報こそ不変のものなのに、現代日本ではさかさまに捉えられている ということ。 確かに、意識の上ではまるで自分はずっと変わらない絶対的な存在みたいに思いがちだけど、指摘されてみると全然そんな事はない。 あとは、インプットするのとアウトプットするのがどちらも重要みたいな、知行合一みたいな話で、 アウトプットっていうとつい、自分の体の外側に情報なり運動なりとして出すのかな?と思っていたのだけど インプットした内容について、脳内であれこれ考えを巡らせる、思考するってこともアウトプットに該当すると言われてて、なるほどー!と思った。

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    投稿日: 2023.07.17
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    平成で1番売れた本。 そこまで売れた本なので、さぞわかりやすい内容と思いきや意外と難しい内容だった。 バカとは、自分の知らない世界を知ろうとするかどうか、時代も人も変わって行く中でその変化するのは当然であるという考えを持てずに考えをアップデートできない人、だという。 身の回りにもたくさん思い当たる人がいるし、賢いと思う人はその真逆だと感じた。 固定概念に縛られず、自分も広い考え方を持って人の話を聞くように心がけようと思った。 もう少し時間が経って読み返すと、更なる発見がありそうだと感じた1冊でした

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    投稿日: 2023.07.09
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    結局、われわれは自分の脳に入ることしか理解できない。つまり学問が最終的につき当たる壁は自分の脳だ。 かって数学にも、簿記にも、一見どうやって解いたらいいのかわからないような問題がならんでいた。が、習い、問いを解くうちに理解ができるようになっていく。つまり、壁とは、自分ではどうやってもこうやっても理解ができないことのことを言っている。 むしろ、わかっているつもりになっているがほんとうはわかっていないもののほうが怖いのです。 自分自身で知りたくないことについて自主的に情報を遮断してしまう。そういったものをまとめて、「バカの壁」といっています。 わかっていないのに、自分ではわかっている。外から説明されたかって、結局わかっていない。そしてそれを自分自身でも気がついていない。これが「バカの壁」です。 答えがないものに、答えを求める。「客観的事実が存在する」というのは、最終的には信仰の領域であって、突き詰めていけば誰にも確かめられないから。 科学というのは絶対的なものではない。なぜならそれは1つの仮説だから。数学のように、絶対的事実であるものや、科学的推論にすぎないものを科学という言葉でひとまとめにしてはいけない。 個性が大事というが、それはウソなんです。なぜなら、個性が大事といいながら、実際にはよその人の顔色を窺ってばかり。常識的な行動から逸脱してれば、それは個性でも独創的でもない スポーツ選手が身体的に本人でないとどうしてもできないもの、そういうものこそ、個性と呼べる、それ以外は個性ではないんです。 オウムに限らず、身体を用いた修業というものは、どこか危険を孕んでいます。古来より、仏教の荒行等の修行が人里離れて行われることには、昔の人間の知恵だったのかもしれません。 基本的に人間は、学習するロボットであること、それも、外部出力をする学習であるということです 何かの能力に秀でている人の場合、別の何かが欠如している、ということは日常生活でもよく見受けられます。 教育のあやしさ 若い人をまともに教育するのなら、まず人のことがわかるようにしなさいと、当たり前のことから教えていくべきだ、ということです 反面教師になってもいい、嫌われてもいい、という信念が先生にはない。教師ではなくサラリーマンになってしまっているのです。サラリーマンとは、給料の出どころに忠実な人であって、仕事に忠実な人ではありません。 そもそも、教育というのは、本来、自分自身が生きていることに夢をもっている教師じゃないとできないはずです。突き詰めて言えば、「おまえたち、俺を見習え」という話なのですから。 もともと日本は八百万の神の国でした。方丈記のゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、というのは一元論ではない。我が国には、単純な一元論はなかった。ところが近代になって意識しないうちに、一元論が主流になっている。大した根拠やそこにつながる文化がないにもかかわらずである。 <結論> 安易にわかる、話せばわかる、絶対の真実がある、などと思ってしまう姿勢、そこから一元論に落ちていくのはすぐです。一元論にはまれば、強固な壁の中に住むことになります。それは一見楽なことです。しかし向う側のこと、自分と違う立場のことは見えなくなる。当然話は通じなくなるのです。 目次 まえがき 第1章 「バカの壁」とは何か 第2章 脳の中の係数 第3章 「個性を伸ばせ」という欺瞞 第4章 万物流転、情報不変 第5章 無意識・身体・共同体 第6章 バカの脳 第7章 教育の怪しさ 第8章 一元論を超えて ISBN:9784106100031 出版社:新潮社 判型:新書 ページ数:208ページ 定価:780円(本体) 発売日:2003年06月05日 5刷

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    投稿日: 2023.07.04
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    「話が通じない」とはどういうことかを書いたエッセイ。一元論の批判。この本は刊行当時はプロテスタントやイスラム教徒からはずいぶん非難されただろうと思う。

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    投稿日: 2023.06.21
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    【背景】 ①なぜ読むか バカな大人があまりに多いと思うから。 ②何を得たいか 養老孟司のいう「バカ」が何を指すのか知る。 ③読後の目標 バカとの関わり方を考える一助にしたい。 【著者】養老孟司 【出版社】新潮新書

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    投稿日: 2023.06.20
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    平成で1番売れた新書ということで手に取ってみた。 終始どことなくフワフワとしていて掴みどころがないというのが率直な感想。 ただ、難解な表現が多用されているわけではなく、滞りなく読み進めることができた。 内容に関しては、個々人が何かを絶対的なものとして考えることや、そうした考えに基づいて行動することの危うさを述べているのではないだろうか。 お互いに理解し合うため、そして無益な衝突を避けるための考え方のヒントがこの著作にはあると思う。 また同時に、何かを絶対視しているような、理解し合うのが難しい他者が存在するということを忘れないようにしたい。

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    投稿日: 2023.06.02
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     一度チャレンジするも、難し過ぎて断念していた本!それから10年して再チャレンジ!今回は、スルスルと読むことができた。  でも、やっぱり難しく、概要を人に伝えることはできない。数年後にもう一度手に取ってみたい本、年齢とともに理解も深まるかなぁと思っている。

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    投稿日: 2023.06.01
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    想像していた以上に重厚な内容だった。 自分は著者の他の著作も含めてまだひとつも手にしたことがなかったので人となりも主張も知らなかったが、以前佐藤優の本の中で、必読のベストセラーと紹介されていたため興味を持った。 要約するのが難しいくらい、各章各節の主張が濃い。 そして例として取り上げられている時事ネタがもはや懐かしい。 今さらながら、なるほど、と膝を打つ部分もあれば、 おそらく既に別の多くの本を通して知り得て、既に自分に定着していている考え方から「そうですよね。わかります」という点も多い。 一方、共同体や教育についての主張部分は、基本的に同意するがまだ自分の中で腑に落ち切っていない部分が複数あるので今後の自分の課題として残しておく。 数多くの古典が著者の主張の背景に読み取れる。 それが故か、エビデンスの提示がほとんどない。 年代が上の世代の著作に多く見られる傾向だが、主張を受け取って「はいはい、この言説ならアレですね」とすぐにピンとくるには豊富な教養が求められるだろう。 養老氏のほかの著作も読んでみたい。 本書で特に意識に引っかかったポイントは以下。 ・人は流転し、情報は不変である。 ・個性を伸ばせという主張は馬鹿げている。 ・人間は脳が発達して余計なことを考えるようになった。これは巨大になった脳の機能を維持するためで、無駄に脳内で入出力を繰り返す行為。 ・人間を超越した超人(超人類)は、人間の意識プラスαなので、人間には理解できない。 ・百姓や軍隊などは否応なく考える前に身体を使わされる機会があったから、自分の身体を意識できた。今はできていない。 ・虚の経済(使用価値に対する「価値」)を切り捨てるべし。 順に書いていきたいが、ここでは代表として一つ目に引っかかった点を取り上げる。 〇人は流転し、情報は不変である。  万物流転。人の細胞も入れ替わるのであるし、人間の記憶だって不安定な物なのだから、朝起きたときの自分は昨日の自分と違うというのは、その通りだと思う。 著者が批判していている現代人のように、自分は不変で固定的な存在であるとは私は特に思わない。  一方、情報は不変である、というのは、やや暴論に感じた。無理に二元論に当てはめようとしているからだろうか。  確かに情報を構成する、単体の記録は不変である。  しかし例えば、友人が「昨日小説読んで面白かった」とでも口頭で教えてくれたとしよう。  これはひとつの情報だ。  で、そのことを自分が覚えていて、半年後にそれを読んでみた。確かに感動した。それを友人に伝えたら、  「え、そんな本読んだっけ?」と忘れていた。。 こんなエピソードならざらにある。 さて、この友人がくれた情報は不変であるか?   情報は、データなり本なり石板なりに打刻された単体の記録と考えれば、確かに長期間、不変だが、特に記録されていない情報に関しては、曖昧だったり、上書きされたり、改変されたり、消え去ったりし得る。 古代から伝わる書籍だって、写本に写本を繰り返し、多くの人の編纂を経ている。 生み出されたときの情報から変わっていないとは断言できない。 ハードディスクやUSBメモリなどに保存したデータも十数年もすると消えたり破損したりする。 書籍もネット情報も玉石混交で虚実ない交ぜである。 いわんや、変わり続ける人の記憶などほとんどバーチャルなものだ。 死人に口なし、棺桶まで持っていけば秘密は葬られてしまう。 日々大量の情報に接しそれを捌き続ける現代に生きる自分としては、情報を不変で固定的な単体のものとして受け取るよりも、川や風の流れのようにフローなものとして受け取ることの方がなじみ深い。 人間の細胞や川の水も突き詰めれば単体の小さな粒子になるように、 情報もピントを絞れば単体の小さな粒子であっても、遠くから俯瞰すれば変動するものになる。 この辺の認識の違いは引っかかった。 本書の後続の主張がこの「人間:情報」という対比で進んでいくため、 人間の情報化だとか、都市化・情報化のような表現がしっくりこない。 思考の枠組みとして社会的な課題を嚙み砕くのに便利な物差しであるとは思うが、ややズレを感じた。 とても長くなったため続きはnoteにて。 https://note.com/ronnio/n/n596e4afbe968

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    投稿日: 2023.05.22
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    目次見てトピックスがいっぱいと構えたが、著者の考えやモノの見方が簡潔になっているので、全体のボリュームはそこまでなかったです。なるほど、と考えさせられるところもあったが最後の30ページくらいからが面白かった。一つ上がって、新たな景色を見る、意識を忘れない

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    投稿日: 2023.05.21
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    養老さんらしい切り口で人間を観察されていた。 色々と納得させられるところもあった。 けれど一元論こそが自分の本質であると、意識に留めておきながら、人や社会、世界は個の営みでありそれぞれの違いを認めて寛容であることが大切なのか、、、そんなことを考えた。

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    投稿日: 2023.05.10
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    有名な新書だよなとずっと読む本リストに入れっぱだった本。 一元論に考えて自分が中心の壁の中にこもる思考停止状態のデメリットを強く実感した。 いつも同様の本を読んだり、同様のソースから情報を得たりしていると、どんどん凝り固まった一元論に支配されやすいのかなとも思った。 何事も楽な生き方に逃げず、複数の見方に立って考えることを習慣づけたい。

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    投稿日: 2023.05.06
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    発売当時に話題になっていた記憶があり、今更ながら読んでみた。ベストセラーになっていたので勝手に易しい内容だと思い込んでいたのだが、意外に専門的な言葉がでてきたり、ある程度の前提知識が必要だったりでスラスラと頭に入る感じでもない。 全体として体系だった構成というよりは、筆者の思いつくままに書き飛ばした散文をまとめたような印象を受けた。 正直なところタイトルの勝利だと思う。

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    投稿日: 2023.04.30
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    私にはちょっと難しかったです。文章は面白く読み進めましたが、わかるようで、よくわかってないかも。養老先生の頭の中はこうなってるのか〜!と、ちょっと見学できた気分。とりあえず、自分の認識や理解が全てじゃなく、そこには壁があって壁の外もあるんだよ〜って理解しました。

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    投稿日: 2023.04.23
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    バカの壁とは、一元論にはまって強固な壁の中に住み、壁の向こう側(自分と違う立場)のことが見えなくなり、話が通じなくなってしまうこと。何事も二元論でとらえ、「人は変わる」ことを前提とし、「人間であればこうだろう」という常識のもとで、人生の意味を考えながら生きる。それを忘れないこと。

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    投稿日: 2023.04.21