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バカの壁(新潮新書)
バカの壁(新潮新書)
養老孟司/新潮社
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総合評価

850件)
3.4
106
223
310
86
37
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    近年1番読まれた新書というので読んでみた。 若者の学ぶことに対する意識がだんだんと落ちてきている事に危機感を感じた。学ぶことは単に記憶して知識を蓄えることではなく頭を使って考えて自分の見解を導き出す事が本質である。協調性、共通性を求められる一方で個性も求められる事の生きづらさを強く感じた。 頭の良さは脳の機能上の問題ではなく社会適応性が重要であり極端に脳の機能が高い人ほど社会では生きづらく孤立してしま傾向にあると言う。 人類不変の共通性を大切にしながらも自分という人間らしさも大切にしたいと思えた。

    0
    投稿日: 2021.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    脳内だけで意識的に考えるのみだから、コミュニケーションの壁(宗教、政治、教育に関して)ができてしまう、というご意見が散りばめられていたと感じました。 「私は、私でない」お話が特に印象的。 ---以下ネタバレ含むメモ--- 私たちは日々変化している。今日の私は昨日の私ではない。新しいことを知った瞬間、それまでの景色が違ってみえる。それは知る前の私が死んで変わったから。「私は私」であろうと思うのは、脳内の自己同一性の働き。というお話はなるほど!って強く思った。

    1
    投稿日: 2021.05.28
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    もう少ししたら再読したい。一度では拾いきれない。ただ、新書はやっぱり鮮度も大切だなと思った。自分が生まれたころの新書を読んでもつまらない。サッカーの中田さんって誰。。。

    10
    投稿日: 2021.05.28
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    「分かるか分からないか」の壁ではなく「分かろうとするか分かろうとしないか」の壁なのかなと思う。無知を自覚できるかどうか。決め付けるか否か。

    0
    投稿日: 2021.05.27
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    ・自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている。 ・真に科学的である、というのは「理屈として説明出来るから」それが絶対的な真実であると考えることではなく、そこに反証されうる曖昧さが残っていることを認める姿勢です。 ・憎んでいるとか、嫌っているというのは、その情報を現実としてきちんと認識している、ということになります。 ・「人生には意味がある」 ・人生の意味は自分だけで完結するものではなく、常に周囲の人、社会との関係から生まれる ・現代世界の三分の二が一元論者 ・バカの壁というのは、ある種、一元論に起因するという面があるわけです。バカにとっては、壁の内側だけが世界で、向こう側が見えない。向こう側が存在しているということすらわかっていなかったりする。 2021.5.12

    1
    投稿日: 2021.05.12
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    解剖学者・養老孟司のベストセラー。バカの壁とは、理解の壁ということ。予備知識や経験がなく、理解できないところに壁がある。 自分もたくさん「バカの壁」がある。そういう意識を持つことが重要なのかも。

    0
    投稿日: 2021.05.11
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    20年近く遅れて読んでも色あせない内容でした。理由は、すでに手垢がついた古典に近い含蓄があるから。 読むとわかりますが、彼の経験が古典の教えとミックスされています。さながら現代人に向けた古典リメイクです。 バカの壁とは、何なのか? 『人が考えることをやめてしまう』きっかけは何か。それを性差、宗教、政治、経済と幅広い事例から示してくれました。 私は宗教のくだりが好きです。多元論的な宗教に生まれてから慣れ親しんでいるので、一元論的宗教の気持ちがわかりません。 明らかにバカ。はっきりと目の前にある壁を感じました。 また、彼の文体にも触れておきます。 ロックな書きぶりがいい。 これはあの団体が怒らないかな、、、と身を引いてしまう気分に何度もさせられました。 既成の多数派、権力ある団体に与しない。自分の理屈でそうだと思ったら、その意見を迷わずぶつける。坂口安吾に似た危機感を感じました。文章からきな臭さを出せる人なんですね。 ぎょっとするタイトルを裏切らない、刺激ある一冊でした。

    2
    投稿日: 2021.05.09
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    人間は学び続けなければいけない 自分が馬鹿である、誰にでも馬鹿の壁があるということを知っておく 自分たちは無意識の空間に浸ってきた世代 目の前で起きていることに目が向けられるように 学び続けなければいけない

    0
    投稿日: 2021.05.02
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    つまるところ『バカの壁』とは、想像力や思いやりの欠如であり、それは無知から生まれているもの、知ろうとする努力が足らないのではないかと感じた。 答えはひとつしかない これは正しいに決まっている それは常識で当たり前だ こう思ったときは、あえて 『本当にそうか?違う可能性や、見方はないのか?』 と純粋に疑問を一度持って、俯瞰的に眺めてみる練習が必要だ。

    0
    投稿日: 2021.04.24
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    物事はいろんな側面で見ることができる。しかしながら、往々にして一つの側面からしか観ない人が多く、それが壁になって物事が前進しない、会話が成立しないなどの弊害が起きている。様々な事例を持ち込んでいるところが面白い。養老先生は、このバカの壁に随分と戦って来たんだろうなと感じた。

    1
    投稿日: 2021.04.16
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    養老孟司さんの名著を今まで読んだことが無かったので読んでみた。読むまではタイトルは知っていたがその意味はよく知らなかった。 一神教と多神教、脳と身体、都市と田舎、意識と無意識‥等々、「これしかない、これが正しい」と思い込んでしまうとその壁の中でしか物事を考えられないし、壁の向こうに何かがあることも想像できない。一元論の方が楽で思考停止状態が一番気持ちいいが、それは危険な状態ではないか?というのが、「バカの壁」での筆者の主張。 2021年現在でも有用な内容で、やはり何事も、「わかりやすい」ことに飛びつかず、「わかりにくい」ことを受け入れてそれに向き合うことが大事だと思った。

    0
    投稿日: 2021.04.05
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    所要時間:3.5 印象的な文章:個性が大事といいながら、実際には、よその人の顔色を窺ってばかり、というのが今の日本人のやっていることでしょう。だとすれば、そういう現状をまず認めるところから始めるべきでしょう。個性も独創性もクソもない。 オススメ度: 身内 3 身内以外 3 過去の自分(20歳) 4 未来の自分(60歳) 4 子供が【22】歳のときに読んで欲しい 人生の意味を考えさせられる一冊。特に、昔は家事は当たり前だったが、今は家事をムダに感じる側面もある。でもそのムダを排除しても、排除したその時間で何をするかをちゃんと考えなければ、結局その時間もムダになる。もっと頭使って体使って人生を変えろってこと。今の人は結局ムダが多い。

    0
    投稿日: 2021.04.03
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    意識している事だけが全てでは無いということに気付かされた。 脳化社会では無意識や自然というのを感じる事なく、無いものとして扱う。 それが動物としての本来の人間にとってどれほど異常であるか。 一読しただけではなかなか理解できない部分も多かったので、何度も読み返したい本である。

    0
    投稿日: 2021.03.27
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    "一次方程式" これで違いの説明がつく! 漠然と感じていた事。例えば、自分がとても感動した本や映画を周りに勧める。でも、同じ様には感じてもらえない。だから時間をかけて詳しく説明してみる。それでも、わかってもらえない。歯痒い思い。 これは著者の言う「脳の中の変数」が違っていたからなんだと大変納得がいきました。 本書は、脳の中の難しい概念をわかりやすく解き明かしてくれる、面白い1冊です。

    0
    投稿日: 2021.03.22
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    知ることは変わること、知ることと行動の一致、など少しずつでも分かろうとしたり、変わろうとすることを後押ししてくれるような気がする。 また考えることにも先に進まない悩み方(ぐるぐると考えてしまうような状況)があり、それを避けるためには方向性、舵取りが必要。 頭で考えるだけでなく、体も動かす重要性を問うている。 咄嗟に体が動くというが体を動かすことはもしかしたら、頭で考えるよりも心に従っている面もあるのではないかと感じた。 日々に運動をもう少し取り入れたい。

    0
    投稿日: 2021.03.21
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    学生時代に読んだような、読んでないんじゃないか、と思えるぐらい、ある意味新鮮でした。 口述筆記、インタビューをまとめていますが、言いたいことがまとまっていません。 若者への苦言集ですが、思い込みによる発言が多く、あまり参考になりません。

    0
    投稿日: 2021.02.28
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    バカの壁 =自分の知らない世界を知ろうとするかどうか →目の前の出来事が自分にとってどう関係があるかを結びつける力(想像力)が大事。 バカな人が持つ特徴 ①わかった気になりがち ②個性を大事にしがち ③正解が一つだと思いがち

    0
    投稿日: 2021.02.07
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    キャッチーなタイトルではあるが、かなり硬派な内容。 一神教の一元的な思想の限界に触れ、多元的な世界観をすすめておられる。 変わらない人間と変わる情報という思い込みを否定されており、対して変わる人間と変わらない情報という捉え方が新鮮だった。確かに一度情報が発信されれば、それは良い悪いに関わらず永久不滅となる。対して人間は移り変わり絶えず変化していく。

    0
    投稿日: 2021.02.05
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    現代世界の課題を捉え、最終的に一元論の世界がかえって欠陥が見えることを示唆して完結している。1つの物を信じることから生じる争いや差別などこの世にあってはならない。現在人口の3分の2が唯一神を信じている。そんな中で課題は見えるのではないかと考えている。筆者はこの世の森羅万象は二元的に出来上がっていると考えている。それが見えない人と見える人の壁をバカの壁と表現し、物事を多角的に批判している。現在の世界の課題を知るのには最適な一冊。

    0
    投稿日: 2021.02.02
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    理解できないから相手のことをバカだと思うのはもったいない。 所々ためになるフレーズはあったけど、著者の考え方を、理解するには自分の経験不足な気がする。 もう少し成長してからまた読みたいと思う。

    0
    投稿日: 2021.01.16
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    かなり前に読んだのですが、読んでいて納得しかできなかったのを覚えています。もう一度読み直そうと思います。

    2
    投稿日: 2021.01.12
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    ・皆「自分というものは唯一無二の不変の自我を持っている」そして「情報は目まぐるしく変わっていく」と思っているようだが、変わらないのは情報のほうで、変わっているのは自分のほう。昨日の自分と今日の自分は別人と言ってもいいが、それでは社会生活が難しい。ということで、脳、そして意識は共通性(読者注:連続性ともいえるか?)を常に追求している。ふむふむ。 ・「個性を伸ばす」とはよく言われるが、だいぶ虫のいい話をしている。精神病患者は極端な個性を持っているともいえるが、そういうのは歓迎されない。結局、社会に都合の良い適度な適応と有用な個性を求めているだけ。なら個性などやたらと求めない方がよほど健全だ。ふむふむ。  そういえば、少し前、LGBTQに関わる発言でJ.K.ローリング氏が炎上した。LGBTQを容認するのは確かに多様性を尊重する姿勢のように思えるが、一方で、LGBTQを容認するのを強制するのは多様性を尊重しているといえるのだろうか?LGBTQと距離を置きたい人だっている、というのは多様性の範疇に入らず、心の狭い人だということだろうか?そもそも多様性を認めるってなんだ?受け入れ難いという心理を乗り越えて理解し合おうとする姿勢のことか?耳障りは良いが、なんだかよく分からないしご都合主義的な気がして違和感が拭えない。 ・ここで、「個性は、心とか意識とかに求めるのではなく、身体に求めるべきもの」という話が出てくる。ますます分からない。性同一性障害はどう説明されるのだろう?  それに、三つ子の魂百までともよく言われるよね?自分は不変でもなく、魂に個性があるわけでもないという養老さん的には、この諺は違うのかな? ・人間は、脳が発達したから、他の生物とはかなり異なる「意識」が発達したそう。へえー、その順番なんだ、と思ったけど、そりゃそうか。「シナプスがちょっと多い」(?)という突然変異があったから、その分だけ意識が発達した、と考えるのが自然なのかな。 ・天才の脳は何が違うのか、という話で、ピカソのどの辺がすごいのかという話が出てくる。彼は空間認識機能をコントロールすることで、キュビズム独特のああいう絵を描くことが出来たのだ、ということ。空間認識機能が欠如している人もああいう絵を描くだろうけど、それをコントロールして出力することが出来る(という「身体的な」個性を持つ、と養老さんは言いたいのかな。)人はあまりいないらしい。  本書の文脈からは脱線するが、ここで、欠如してようがコントロールしてようが、つまり天才が作った物だろうがそうでなかろうが、出来上がったものが同じような物ならば、同等の価値と捉えて然るべきでは…と思ってしまう。でも、ピカソの絵と、空間認識機能の障碍者の絵とは、きっと同等には評価されない(それか「ピカソの絵を学習したAI」による絵とだったらどうだろう?)。その評価の差は、ブランドということなのか。そう考えると、別の本※で、「ブランドとは、約束された品質のこと」という一説を読んでふむふむと思ったけど、むしろ、「ブランドとは、世間からの評価が約束された品質のこと」もしくは「世間に対して約束し、その約束が守られることを世間が期待している品質のこと」と言った方が正しいような気がするな。 ※たしか、 30代で差をつける「人生戦略ノート」/午堂登紀雄 だったかな… ・30年前の子供に比べ、今(当時)の子供は、前頭葉の発達が4〜5年遅れている、つまり、我慢が出来ない子供が増えているらしい。以前の章で、個性を伸ばす教育よりも他人の気持ちが分かる人間を育てるべきだという話が出ていたので、このことを取り上げて問題視しているのだろう。  言うことは綺麗だけどなんだか平面的に捉えられているような気がしてしょうがないな。当時、教育の現場で30年前に比べて顕著に取り上げられるようになった問題といえば間違いなく「いじめ」であり、それを抜きには語れないと思うけれど…。いじめは大人の目に見えないところで狡猾に行われる。我慢が出来ず、他人の気持ちを推し量れない子供には到底出来ない芸当である。こんなことをされたら耐えられないよね?まだ耐えられる?まだ死なないの?というゲームとして行われるのだから…(私はこれは、他人がどう思うかを冷静に注意深く観察しつつ、同時に、他人の気持ちなんて本当の意味ではわかりっこないまたは自分ごとではない、という心理の下行われるものではないかと思う)。どう考えても、こうした問題の根本は、他人の気持ちが分からない云々以前に、抑圧された無意識のストレスだと思うなぁ。それを、つまり「我慢の限界を超えている」を、「我慢の閾値が低下した」っていうのは、かなり酷な言い様じゃない?って思ってしまう。(というか日本の学校教育では今でも既に理不尽なほどなんでもかんでも我慢させていると個人的には思うけどな…。まあ海外流、アメリカ流が正しいという訳ではもちろんないけども、グローバルな競争に晒されているのは間違いないのだしな…。そういえば本書は、現代日本に対してやたら近代や中世の日本が引き合いに出されるけど、最も大きな違いとして現代日本はグローバルな(全く別のルーツを持つ異民族との)競争社会のなかにあるという大前提はまるでスルーされているように感じるのは気のせいかな…。) ・繰り返し、「(古き良き)共同体」では、構成員を簡単に排除したりはしなかった、という話が出てくる。本当にそうなのか?そんな社会を生きたことが無いので私にはよく分からない。(まさか、養老さんが幼少期抱いていた社会の印象と今を比べてなんとなく思った感想とかじゃないよね?って流石にそれは失礼か。) ・他にも、働かずとも飢え死にしないホームレスのような存在はまるで現代の都市型社会で初めて成立したみたいな話が何回か出されるけど、それもどこまで正確な話なのか…。中世だって教会や寺のような救済機関があった訳だし、現代のホームレスだって皆全く働かず遊んで暮らして生き永らえているとは到底思えない(少なくとも、空き缶を集めて売るなどしてお金を得て生きている人は多いよね?)。 ・全体的に、脳科学的な議論については流石理路整然としていて割とすんなり入ってきたけれど、社会学的な話題についてはなんともあやふやで印象論的な調子に感じる箇所がとても多い。(およそ20年前の書籍だと言うことを割り引いても…。)養老先生のことはもともとあまりよく存じ上げなくて、上から目線の大変偉そうな物言いで恐縮だけど、解剖学の先生なのに、専門外の分野も結構好き勝手話される程すごい方なんだなぁと感じた次第。(勿論、真っ当だと感じたところも多いので、純粋な意味でね…。)  まあ、結局何が言いたいのかというと、それぞれの立場の違いなどをまるで捉えられない、葛藤や悩みなどを無かったかのようにする一元論的な思想に惑わされるな、むしろ世界に向けて二元論的な訴えを行なっていくことが我々日本人が出来る世界への貢献なのだ、ということは理解しました。それについては同意します。(ま、この本は流石に今更過ぎたかな…。)

    1
    投稿日: 2021.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ベストセラーという事で読んでみました。 一番心に残った部分は、崖登りは苦しいけど、一歩上がれば視界がそれだけ開ける。手を離したら千仞の谷底に真っ逆さまです。谷底に真っ逆さまだけれども、それは離れてる人から見ての状態で本人は落ちて気持ちがいい。 人生においても仕事においても恋愛においても人間関係においても、登るのは苦しい。落ちるのは楽だし気持ちいい。逃げるのは簡単だけれども、谷底に真っ逆さまに落ちたあとの崖登りは想像以上に苦しいと思いました。

    1
    投稿日: 2020.12.31
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    人間は自分の脳に入ることしか理解できない との説明は目からうろこ的 その先は、さほどでもない論説が続き、やや短絡的な説明だが、一応共感はできる内容 一見個別に見える各主張が、並べてみると実はしっかり筋が通っていて、一本の線につながっていることに気づいた。これこそ論説だと思った。

    0
    投稿日: 2020.12.29
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    学んだこと 1 個性より人の気持ちがわかること 個性を伸ばしていくという考え方は当世風で重要視されているが、筆者は「他人を理解すること」が何より大切であると論じている。 人間一人一人違うというのは、当たり前である。生まれた時から、みんな個性持っているから、個性を伸ばす必要はない。 社会というのは共通性の上に成り立っていて、人の気持ちがわからない方が、問題である。 私自身は、心を豊かにするために生きている。人の気持ちを理解してこそ、新たな視点が芽生えるのではないかと思う。 2 変わっていく自分、変わらない情報 あべこべになっている現在 3 一元論、二元論という物の見方。 100%正しいことはない。一元論で物を考えている人は、「話が通じないから、放っておこう」という考えはなく、自分の意見が通るまで攻撃する。自分が正義で、相手が悪魔だと決めつけてしまっているで、争いが起こる。二元論いや、多元論で物を理解できる人になりたい。

    0
    投稿日: 2020.12.25
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    一つ一つは面白い話があるが、結局結論として何を言いたいのかが分からなかった。数日に分けて読んだからなのか、なぜ今この話をしてるの?と思うことが多々あったので、イッキ読みするのがいいのかもしれない。

    0
    投稿日: 2020.12.23
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    話が様々な方向に飛んだりするところもあり、自分には理解できてないところもあると思う。 とにかく、自分の中にバカの壁を築いてることに気付き、その向こう側を見れるように心がけることが大事だと思われる。

    0
    投稿日: 2020.12.20
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    東大名誉教授の解剖学者・養老孟司による大ヒット本。日本の書籍では『窓際のトットちゃん』(1984/黒柳徹子)・『道をひらく』(1968/松下幸之助)・『五体不満足』(2001/乙武洋匡)に続く第4位のベストセラーとなり、タイトルは2003年の流行語にもなった。自分が知りたい事や耳触りの良い話だけを聞き入れて、都合の悪い事・イヤな話は遮断してしまうという、人間の心理的な境界線を「バカの壁」と名付けて解説する。若者と老人・アメリカ人とイスラム原理主義者・いたずら小僧と父親など、主張の反対な者同士が「話せば分かり合える」というのは幻想に過ぎず、人間は自分の考えに固執して相手の意見を耳に入れない「壁」をつくってしまう動物であると論ずる。16年前の出版だが内容は陳腐化しておらず、今でも充分に通用する知恵やノウハウが詰まった一冊。

    0
    投稿日: 2020.12.12
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    ・自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている。 ・科学は多数決ではない ・万物流転、情報不変 ・知るということは根本的にはガンの告知だ。 ・日常生活において、(人生の)意味を見出せる場はまさに共同体でしかない。 ・無意識を人生の中から除外してしまっている。

    0
    投稿日: 2020.11.29
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    2003年にベストセラーになった本書。 「分かったつもり」で相手の話を理解しない、しようとしないのは自分にも思い当たる節があり耳が痛くなった。

    0
    投稿日: 2020.11.26
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    世の中に数多く存在する”バカの壁”を認識することができると、つじつまが合うことが多い。 ただし、一度読んだけだと理解できない箇所も多い。それは自分と養老先生の間のバカの壁があまりにも高いからなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2020.10.20
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    人間は変わる。 情報は変わらない。 逆だと思ってる人がいる。 私も逆だと思っていた。 自分は変わるけど、人との約束はちゃんと守って、自分の周りの人に対して誠実に対応しよう。

    0
    投稿日: 2020.09.19
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    20年近く昔の大ベストセラーをようやく。 目から鱗!って程では無かったが、所々なるほどな~と思う部分あり。 程よく毒が効いていて心地良い。 一元論的にしか物事を考えられない思考停止人間とはどんだけ歩み寄っても話は通じない、ということ。

    0
    投稿日: 2020.09.14
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    物事の取り方によって受け取り方が変わる、ということかなと思った。 それは人によって違うということを理解しておく必要があると。 個性についての主張は納得できた。 それ以外はあんまり納得できなかった。 特に、共同体についての話で「ホームレスは働かなくても食べていける」というところが全く納得できない。 働いていないわけではないし、好きでホームレスをやっているわけでもない。 福祉的な視点が全く無くて、怒りを感じた。 自分の考えを披露するのはいいけど、事実ではないことを事実のように言うのは良くない。

    2
    投稿日: 2020.08.06
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    友達から借りて読んだ。読書時間が取れなくて結局3ヶ月くらいかかってしまった。日常でよく見る風景やよくいる人を引き合いに出して、「これってなんかおかしくない?」っていう感じでいろいろな考え方を提示してくれる。自分が違和感を感じている側のこともあれば感じられている側のこともあっておもしろかった。それにしてもこんなにいろいろ考えていて偏屈なおじさんだなと思った。おもしろいけど一緒にいると疲れそう。

    0
    投稿日: 2020.08.02
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    友達が読んでいたのと、著者が有名だったから読んだ。 取材から文字おこしをしたからかくだけた読みやすさがあった。 内容としては、別段全く新しいことをいっているわけではない。その意味では発見はなかった。ありきたりな話とも取れるが、果たして自分はそれを理解し、考え、血肉としているのか…?自省して初めて意味を見いだせると思う。

    0
    投稿日: 2020.07.25
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    今さらだけど読んだ。話題になるだけある、読みやすい。 そうだよね、と言うことを改めて分かりやすい例えで説明してくれる。 「個性」の矛盾。係数aの話。 文武両道。知ったことが出力されないと意味がない。 君子豹変。自分は変わっていくものである事が前提。

    0
    投稿日: 2020.07.20
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    割とよく聞く話を脳科学的な立場から述べている本。特に最後の一元論的な考え方で周りに壁をつくるのではなく、日本人だからこそできる共同体主義的な生き方が今後求められるといったことはマイケル・サンデルの正義論が思い出された。 情報化社会だからこそ、一つ一つの情報が本当に正しいのか疑わなきゃいけないし、そういったリテラシーが低いからこそ既得権益層に騙されたり、今回のコロナ騒動が起きたりする。そこは今読むからこそ響くものだった。 Y=axの話は「好きこそものの上手なれ」って感じなんだろうな。好きだと思えたり、面白さを見出せる人はaを通常の何倍にもして出力できる。好きという気持ちを大切にしたい。 脳を退化させない為に入力に力を入れる一方で真の文武両道の意味のように出入力のサイクルを回すことを前提に本などからインプットしたい。それを意識している人とそうでない人とでは将来大きな差が生まれるのだろう。また、自分もこれまで疑問に感じていた現代社会の「身体・共同体・無意識」との距離間はなんとかしなければいけない問題。まずは自分が自然、コミュニティ、自分と向き合いこうした問題の重要性を訴えたい。 キーワード ・一般的な賢さは社会適応能力の高さ

    0
    投稿日: 2020.07.13
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    一元論にはまると、強固な壁の中に住むことになる。向こう側のことがわからなくなる。 一見楽な一元論に陥らないために、柔らかに、変わりつつ、悩みつつ、学びつつ、生きてゆくのだ。というアドバイスをもらえた気になれた養老先生の本。

    1
    投稿日: 2020.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バカの壁。それは、「わかっている」と思い込んでしまうことにより生じる、人と人の間にそびえ立つ壁。個人間だけではなく、宗教間、国家間にも同様に生じている。 人間は所詮自分が欲しい情報にしか反応していない。(脳には入力されているものの、脳がそれを無視するので、出力がない状態。) そんな中で、自分と同じ考えでない者を非難するのは無意味である。 原理主義ではなく、二元論者になることで自分と違う世界を許容できる心が大切ということだろう。 筆者と私の「常識」があまりに異なっていたため、途中、理解するのに時間がかかることもあったが、その分、私にとって新しいモノの考え方であった。 コロナ禍でとにかく政府を批判する者、自粛警察など、一方向的な考え方をする人が多くいることに気づいたわけだが、必ず自分が想像できない世界が存在することに留意し、建設的な議論に応じる心の余裕を持っていたいと改めて思った。 

    0
    投稿日: 2020.05.25
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    人の話を聞こうとしない態度だけでなく、ひとつの価値・考え方しか認めないという現代社会の雰囲気に警鐘を鳴らす内容だった。 人はそもそも違っている生き物だから、その違いを認め合うことが重要なのだと私は理解した。

    0
    投稿日: 2020.05.18
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    「文武両道の本当の意味は知行合一」 学んだだけでは宝の持ち腐れであって、学んだことを実行できて初めて習得したと言える。

    0
    投稿日: 2020.05.17
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    なんとなく、自分が漠然と感じてたことって間違ってなかったのかなーと。うまく言葉にできないのだけど。。 「個性」ってすでにそれぞれが持ってるものだから「個性を伸ばせ」みたいなのはおかしい、と。たしかに精神病院は個性に溢れていた。しかしやはり社会性は薄かった…。けど、その個性の強さには感動すら覚えるのも確か。 この他にも、書かれたのはもうずっと前にも関わらず、なるほどうと思わされる事が多々。 「百姓が強い」というのはこれからどうなっていくのか心配だなって。現実的に。 身体性についてももう少し考えてみたい…。

    0
    投稿日: 2020.05.11
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    今更ながら歴代の大ベストセラー本を読んでみた。人間の賢さ、バカというものに対する著者の主張を分かりやすく書いている。また、著者は現在の政治や教育など、様々な分野に対しても警鐘を鳴らしている。

    2
    投稿日: 2020.05.10
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    「話せばわかるなんてうそ」というのは、いわゆる”バカ”を馬鹿にして言ったのではない。「バカ」とは、自分の知りたくない情報に関しては、「わかっている」と決めつけて細部まで見ようとしない人、向こう側が存在していることを知らないこと人のこと。 わかる、わからないは、能力の問題ではなく、モチベーションの問題。壁を一歩登って見晴らしをよくする、知ることによって世界が変わるということを理解する必要がある。 そして、「わかる」と決めつけずに、向こう側の世界、自分と違う立場のことを受け入れることが大切。 「人は変わる」ことができるので、今日から私も壁をなくせるように努力したい。

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    投稿日: 2020.05.01
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    情報は不変だが人間はそうではない。情報化社会に生きる私たちはつい流動的なものだと認識してしまうが、むしろ受取手の我々が流動的なのだと気付いた。

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    投稿日: 2020.04.17
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    現代的な古典 全編通して養老さんの持論だが、これを元に様々な議論が生まれ、人間が物事を考えるきっかけになると良い。 「確かなものは何も無く、追い求め続ける必要がある。」 「情報は不変、人間は流転する。」 「世の中の3分の2は宗教的に一元論者、人は変わるということを認識し二元論的に二十一世紀は生きるべき」

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    投稿日: 2020.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間同士が理解しあうというのは根本的には不可能である。理解できない相手を、人は互いにバカだと思う。自分の意見!という感じの部分が多く、微妙だなと思った。脳内の係数についての話は、現実問題を単純化して考えやすくなってよい。原理主義はa→∞。身体・無意識も大事という話は、『脳には妙なクセがある』みがあった。理解しあえんの話は、人には人の真理があるということで、『はじめての構造主義』『ミッドサマー』みがあった。この本が400万部以上売れて、戦後日本の歴代ベストセラー4位という事実については、うーんそんなに納得できないなという気持ち。人は"強い言葉"(例として「バカの壁」)に惹かれるのかなと考えた。

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    投稿日: 2020.04.05
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    バカの壁によって、一元的思考に陥るな! 【感想・考えたこと】 ○一元論に陥ることは危険である。考え方にゆとりを持っていなければ、気づかぬうちに過激な思考に陥ってしまうことがある。 ○脳への入力をx、出力をyとすると、y=axと考えらえる。a係数は、「現実の重み」と呼べる。a=0(情報に対して壁を作っている状態)でない場合に、情報によって行動が変わる。 ・世の中に求められている人間は、出来るだけ多くの事柄に対して、適切なaの値を有している人物。 ・インターネットを通じて、絶えず新しい情報に晒され続けている現代社会人は、本来不変である情報が常に変わるものであると感じてしまい、相対的に人間は不変であると考えてしまっているのかもしれない。 ・脳の中では「無意識」が、人間の一個体としては「身体」が、社会においては「共同体」が、意識されていないまたは忘れられてきている。 ・情報化社会になったことで、情報が脳にインプットされることは多くなったものの、情報を行動としてアウトプットされることが少なくなった。またや文明が進化することによって、首から下の運動が抑圧されてきている。 ・人間にとって絶対必要である、「食」を自ら生産することができない都会人は弱い。基盤を持たない人間は弱く、弱みにつけ込む宗教にひきづり込まれる恐れがある。 【メモ】 ・雑多な知識があるということと分かっているということは全然違う。自分が物事を知らないということを疑う人がどんどんいなくなってしまった。 ↑多くの情報に溢れている社会だから、断片的な情報を入手するだけで知ったつもりになり、物事を本当の意味でわかっている状態になることが少なくなってしまったのかな。 ・現実は極めてあやふやであるという前提の下で一神教が出来上がった。あらゆる現実のディテールを完全に正しく知り尽くした「神」がいるからこそ、正しい答えが存在するという前提ができる。多神教の元では、絶対的真実が存在していないため、、事実を追及する癖がない。 ・真に科学的であるというのは、「理屈として説明できるから」それが絶対的な真実であるのではなく、反証されうる曖昧さがあることを認めること。 ・現代社会において、「求められる個性」を発揮しろといった、矛盾した要求が出されている。 ・意識は、共通性を徹底的に追及する。共通性を徹底的に確保するために、言語の論理と文化、伝統がある。 ・人間の脳の特に意識的な部分というのは、個人間の差異を無視して同じにしようとする性質を持っている。 ・言語から抽出された論理は、圧倒的な説得性を持つ ・現代社会は情報化社会である。情報化社会は意識中心社会である。近代的個人は、己を情報であると規定し、自身を不変の情報であると考えてしまう。よって人は「個性」を主張する。自分には変わらない特性があると考えて。 ・人間は変わらず、情報は変わっていく。という本来の性質と逆転した認識が生じていることに多くの人が気づいていない。 ・知るということは、自分がガラッと変わること。絶えず過去の自分が削除され、新しいものが生まれている。 ・社会的に頭がいいというのは、多くの場合、バランスが取れていて、社会的対応がいろいろな局面で撮れることを指す。 ・学問とは、生きているもの、万物流転するものをいかに情報という変わらないものに変換するかという作業。 ・文明の発展によって、運動を介せずに物事を行えるようになり、欲望が体から離れていき、抑制がかからない危険な状態が生じている。(ボタンを押すだけで人を殺すことができる。ナイフでしか殺すことができなければ、返り血を浴びるなど、身体的にブレーキがかかる。)

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    投稿日: 2020.03.29
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    y=ax 興味のないことに耳をかさないことかバカの壁。 確実なことを探している最中であり、盲目的に一元論に縋ると危険である。睡眠は無意識なだけで人生の一部である。人間の自然な考えを養うべきである。

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    投稿日: 2020.03.27
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    都市化した現代社会を生きる人々の生態?を説いている。現代人は考えることが面倒になり、見たくないものを見ない、ややこしいことはしないようになってきた。考えることで新しい見方を得る体験をしないのはバカと言える。 確かに、面接でもあなたの長所と短所は何かと問われたりする。ここには、不変の個性すなわち近代的個性があることが前提になっている。自分はこういう人間だと自ら理解する·他人に理解させる際に近代的個性は一役かっているのだろう。 私は若者だから、昔の共同体の話が一番印象的だった。昔は退学は復学を前提としているなんて知らなかった。そのようにして、学生を共同体から追い出さないようにしている。 なるほどと思うことがたくさんあった。

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    投稿日: 2020.03.07
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    印象に残ったこと 自分たちは、わかっていると思っているのは、嘘。 y(運動として出力)=ax(五感からの入力) aは、興味がないことに関しては、0に限りなく近い数値になる。 多くの共通了解により発展した文明であるのに、無責任に個性を出していけというのは、矛盾している。 情報は、変わらない。変わっているのは、人間である。 ニューラルネット 知行合一 入力ばかりでなく出力も行う 人生の意味は自分だけで完結するのでなく、周囲の人や社会との関係から生まれる。 人間の脳は、物理的な構造によって差が出るものではない。 天才は、シナプスをいくつかすっ飛ばす。 天才は、一部の能力が欠けている。 現在の教育は、生徒と対面した教育でなく、校長やPTAの顔色を伺った教育。でもしか先生 一元論は、強固に壁に囲われた中は見えていたとしても、壁の外側を見ることはできない。 勉強不足で、 各章の関連性と、具体的にじゃあ国自体はどう変わっていくべきなのかを紐解くことができずに終わってしまった。 文章に関しては、さすがにプロで難しいことが書かれているが読みやすく、表現や言い回しが豊で大変勉強になった。

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    投稿日: 2020.02.27
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    「バカの壁」という衝撃的なタイトルで、初めてこの作品のタイトルを知ったとき、それは言い過ぎではないか!?と感じました。 時が経ち、ふとしたきっかけで気になって読んでみると、なるほど、頭の良い人とあまり良くない人の間には思考の癖に偏りがあり、一言一句同じ言葉でも受け取り方が違う、というような感じの内容が書いてあり、スラスラと読んでしまいました。対話するときに脳力的に下の立場となる人を馬鹿にするような表現は一切ありません。 あの人は、一体何を考えているのかわからない。あの人とは話が合わない、という経験がある方は一度読んでみるといいと思います。

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    投稿日: 2020.02.18
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    新書の発行部数で日本歴代1位を誇る、言わずと知れた大ベスト・セラー。遅ればせながら読んでみたが、さすがに売れるには理由があって、どのページを開いても示唆的な内容に満ちている。とくに、表題にもなっている冒頭の「バカの壁」の話は印象的で、刊行から15年以上経っている現在の社会について見渡してみても、とくに政治をめぐる言説などにおいて、屹然と「壁」が築かれているのではないかと思わされることも多く、改めてこの本の「正しさ」についてハッとさせられる。ただ、内容がすべて正しいと手放しで褒めるつもりももちろんなくて、たとえば若者批判の箇所は、どうも「俗流若者論」の域を脱していないのではないか。また、それらしいデータを示すなどエヴィデンスに基づいて論を進めている箇所と、単に自分の個人的な感想を雑駁に語っている箇所が地続きになっているため、注意深く読まないとそれこそ「壁」にハマってしまうことになるだろう。ほかにも、まるで糖尿病を「贅沢病」であるかのように書いたり、「オタク」を「引きこもり」と同一視したり、思い込みで物を語っている部分が多々見受けられ、いくら著者が想定した以上に売れてしまったとはいえ、このような内容の本がベスト・セラーになってしまったことには弊害も大きい。とはいえ、日本の出版史上に残る作品であることには間違いがなく、読んだことについては単純に満足している。

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    投稿日: 2020.02.17
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    よく耳にする本だったので読んでみた。 コミュニケーションがうまくいかない原因について、現代の問題を書いてある。 自分には少し難しい内容だった。 常識とは何かを考えさせられた。 自分も物事について、わかったつもりになっている節が多いので気をつけたいと思った。 共通認識を理解せずに個性的と主張することの恐ろしさ。

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    投稿日: 2020.02.12
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    どうしてベストセラーになったのかわからなかった。 現代文の教科書に載りそうな文章だと思った。 入試は一元論、二元論のような評論用語を好むため。

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    投稿日: 2020.01.13
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    頭でっかちでなく、素直になり、よく寝ましょうみたいな。 (文中より) 寝てる時間もあなたの人生です。 なるほど。

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    投稿日: 2020.01.06
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    バカの壁、というのは、どの人にも存在するけれど、養老先生が伝えたいのは、人の気持ちがわかる、ということがとても大事、ということかな、と思います。 y=a xというのは、確かに仰るとおり。aがゼロの人もいるかと思います。で、aがマイナスだったり、無理数だったり、虚数だったらどうなんだろう?とか想像してしまいました。 aがゼロならまだしも、虚数の人であると、こっちが想像もしないyが出力されるわけで、それが良いものか、有害なものか?想像すると、現実の世の中にもあるんだろうと思ってしまいました。 面白い内容でした。

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    投稿日: 2019.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    壁の中(自分自身の考え)にとどまっていると、壁の外(他者の意見)を理解できず、壁の外があることすら忘れてしまう 情報が不変でありむしろ人間が変化しているのに、一元論的に同じ考えに固執するのは危険 自分自身の個性を強く持つことだけでなく、他者を理解しようとする姿勢が大事

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    投稿日: 2019.12.16
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    内容としては面白い本でしたが、全体的なまとまりがないなー、と思っていたら(他の方がレビューに書いてくださっていたように)過去のコトバを纏めたものでした(実はこのことが一番腑に落ちた部分であったりします)。 一時期とても有名になった本だったように記憶していますが、その当時は全く食指が動かず今に至ります。 個人的に「なるほど」と思わせられることが沢山ありました。 たとえば…… ・西洋国家は「全知全能の神が1つだけ存在する」という一神教である=それは「ただひとつの解が存在する」「正解以外は邪道、悪である」という一元論に基づくものであるといえる。(→それに対しての日本が~という話も面白いです) ・「見えている」ものでも「知ろうとしない」ことで存在している新しい情報は無になる。それ以前に、「知る」という作業がどういうものか、誤解している人が沢山いる。(→そのことが「バカの壁」を生み出す) ほかにも、専門的なお話ではありますが、「イデア論」や「脳の制御」の話、「脳神経の興奮速度」など専門家でなくとも楽しめる「脳」と「認知」に関する話が興味深いと感じました。 内容以外について言うとすれば、「大学教授が書いた教授らしい本」というところでしょうか。やや上から示すような言葉や、断定口調(論文を口語表現に直したという感じ)が気になる方は気になるかもしれません。 これはこれでありだな、こういう考え方をしている人もいるな、という観点に立つとまた一つ、面白い見方ができるのかもしれません。 続編も読みたいと思います。

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    投稿日: 2019.12.04
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    難解な文章だった。全域にわたって説明不足で、さまざまな前提や論理展開を省略して話を終えてしまうので、何を言っているのかよく分からない。 行間に沈んでいる情報量が多すぎる。 自分の中の知識を多数動員してあてはまる文脈を探し、なんとか解釈しても、それが合っているのか分からない。 私の知識不足からきている事態かもしれない。しかしそれでも、「本の中の文章だけで完結した書籍」ではない、ということは言える。私の好みではない。 著者の主張の背景にあるものと同じ分野を学んだ人なら、その知識の集積を使って読み解くことができるのでは、と思う。 内容が読み解けておらず著者の主訴への理解が非常に浅いので、評価はつけられない。

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    投稿日: 2019.12.02
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    1回読んだことがあったのに、中身を忘れていたので、もう一度読む。 面白い。養老さんの他の本も読んでみたい。

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    投稿日: 2019.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    脳への情報のインプット、アウトプットをy(アウトプット)=ax(aは人によって異なる捉え方の差、xはインプットされた情報)で表現しているのが面白いなと感じました。 最近EQの低さ(ネットのテストで40しかなかった)にショックを受けていて、上の式でいうと他者のaを読み取る力や、自分のaが少し人とは異なる可能性があることに課題を感じているので、まず自分がそういった人間であることを意識して行動することから始めようと思いました。

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    投稿日: 2019.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バカの壁は2003年、15年以上も前に出版されベストセラーになった本だ。改めて読んでみると、面白いくらいに最近出版された本と同じようなことをいっていることに気づく。人間の脳の騙されやすさ、思い込みのリスク、社会の移り変わりとその課題、一元論がある世界での日本人としての方向性の示唆。 色々な点でつながってきている。面白い。個別でしっかりと理解し、さらにつなぎ合わせ、今の社会を考え、理解し、自分を考え、理解していきたい。もう少し。もう少し理解が進めば面白くなりそう。。

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    投稿日: 2019.10.03
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    うーむ なんであんなに売れてたのか・・・。 時代かな? 読むのが遅すぎた。 「夜と霧」がチラッと出てきなけど 読みたくなった。

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    投稿日: 2019.08.25
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    多少難しいところもありましたが、要するにたった一つの正しい答えなんてないので、自分の頭で考えようという話だと思います。 他の立場の人のことが分からず、自分が正しいと思っている人たちが戦争を起こすという見解は私も 同感です。自分にも間違っているところがあると常に考えるべきですね。

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    投稿日: 2019.08.21
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    Yoro Takeshi-san's opinions are quite straightforward and sometimes controversial. As the book's title shows, there often exists a wall that disturbs mutual understanding. When we feel that we fully understand something, the situation may be totally opposite because we couldn't even notice that we don't understand at all. (ちまきさん)

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    投稿日: 2019.07.15
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    NHKの対談番組に出ていたのを見て、この人の言っていることは鋭い、と思い、この本を手に取った。 読んでみたら、よくわからないまとまりで、自分がバカなのか、内容が入ってこなかった。もう少しじっくり読んだ方がよいのかも。

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    投稿日: 2019.07.09
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    有名なタイトルだけど、気付いた時には乗り遅れた感があってなかなか手を出さなかったが、ついに読了。 事実か意見かわからない所もあったが、目の前の壁がある事を認識する事がまずは大事だと理解した。 ・結局自分の脳に入ることしか理解できない ・感情の係数 ・知るという事は自分が変わること ・人生の意味を考えぬくこと ・人により認識が異なること ・一元論にはまれば強固な壁の中に囲まれ周りが見れなくなること

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    投稿日: 2019.06.08
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    養老先生が語ってきたことを編集者がまとめた形の著者のため、話が散乱している印象だけど、何とか読み解ける部分もある。 そもそも「バカの壁」とは何なのか。 それは「こうに違いない」「唯一の正解はこうだ」とする「一元論」にはまり込んでしまった人に立ちはだかる、強固な「フィルター」であり「楔」だ。 その向こう側にいる人のことが全く見えなくなる。そしてひょんな事で向こう側の人と対峙すると、相手を「おかしい」「危険だ」とみなしてしまう。 一元論にはまりがちな人は、自分を絶対視する。「揺るぎない自己」を信じて、「個性」を過剰に重んじる。 本当は個性なんて生まれながらに備わっている身体そのもの。共通理解、言語を用いた論理性を身につける過程で自ずと与えられているものに気付くものだ。 「個性を伸ばせ」より、「人の気持ちが分かるようになれ」と、教育し、与えられているものを自他ともに発見することが大切。 「頭が良い」「利口だ」とは、相手の気持ちが分かり、相手が納得するような「共通理解」作り出す、論理性、言語力があることだ。それでしか測れない。とさ。 もひとつ、「無意識」を意識し、「身体」を思うように動かせるようになることの重要性。 現代は脳化社会で考える時間が長く、例えば農作業だの工場作業だの肉体労働をし考えるより手を動かす、なんてことが減った。結果、体の取り扱い方が分からなくなる。ヨガだの瞑想がもてはやされるのはその反動か。 考えていることと行動が一致するためには、「意識」も「無意識」も自分の一部だと分かっておき、どちらも大切にすること。

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    投稿日: 2019.05.16
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    平成ベストセラーシリーズ 平成15年(2003年) ・2/1 スペースシャトル・コロンビア号空中分解事故 ・3/19 アメリカ・イギリスによるイラク戦争開戦 ・11/1 JR西日本の近畿圏でICOCAの運用開始 平成15年でおそらくいちばん興奮したのはICOCAの登場。新し物好きの自分は発売後すぐに利用、タッチアンドゴーの未来感に大興奮したのを今でも覚えています^^ そんな平成15年のベストセラー年間売上1位は養老孟司著『バカの壁』(トーハン調べ) ・・・・・・・・・・ <目次> まえがき 第一章 「バカの壁」とは何か 第二章 脳の中の係数 第三章 「個性を伸ばせ」という欺瞞 第四章 万物流転、情報不変 第五章 無意識・身体・共同体 第六章 バカの脳 第七章 教育の怪しさ 第八章 一元論を超えて ・・・・・・・・・・ まず難癖をひとつ。笑 養老さんの話を編集部の人が文章化した本だからか、「ですます調」と「だ・である調」が入り混じっていてリズムが悪く、読みにくいです。 内容については新書にしては非常に濃いもので、2019年5月現在までに購入された444万部のうちの果たして何割がきちんと読まれたのか疑問なくらいです。 個人と共同体、機能主義、万物流転と情報不変、都市社会は脳化社会… 様々あるトピックで今回は「脳の中の係数」が引っかかりました。 ●脳の中の係数について 【 y=ax 】 x というインプットに対して、脳の中ので a という係数をかけて出た結果が y というアウトプットになる aという係数は「現実の重み」 大好きな人(aがプラス)からの挨拶は、同じ挨拶(x)でも大嫌いな人(aがマイナス)とは自ずとリアクション(y)は変わってくる。 稀なケースとして存在する a=0 、 a=♾ 。 a=0 は「聞いているようで聞いていない」パターン。 逆に a=♾ の代表例は原理主義。情報や信条がその人の行動(アウトプット=y)を限りなく大きくし、絶対的に支配する。 この一次方程式を頭の片隅に置いて、aの値は固定化せず状況に応じて幅広い値を入れながら、客観視できるようになりたいと思いました。 別のタイミングで読めば別のトピックに引っかかるでしょう。 とにかく抽象的だったり概念的なものが多く、本書の全てを理解するのは自分には非常に難しいのでまた出直してきます。 また、「人間をどういう状態に置いたら一番幸せか」について語られており、直前に読んだ『チーズはどこへ消えた?』でも同じテーマの質問があったことから、今自分に問われ、回答を出すように迫られている気がするので、これについては真摯に向き合いたいと思います。

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    投稿日: 2019.05.12
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    多分2回目の読破 AIの事や貨幣が思い込みであるといった今また語られていることがもう既に記載してあった 人間は毎日変わっている 3ヶ月も経てば細胞が全部入れ替わる

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    投稿日: 2019.04.29
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    #読了 2019.4.27 先日読んだ「天地明察/冲方丁」の解説を養老孟司さんが書いていて、そういえば長年積読に混ざっていたなと引っ張り出した次第。 出てくる話は2003年当時の感覚のものが多いので、当時を知らない人には正しくニュアンスや温度感が伝わらない箇所もあるかと思う。 たとえ自分の中でそれが真実でも、相手の中での真実が別に存在することもあって、それがお互いの正義となってぶつかることがあると思う。それはそれでしゃーなしで。 ただ。相手を否定しなければ自分が肯定されないってわけじゃないから。自己肯定のために相手を攻撃するのではく、むしろ他人に対してもう少し我慢したり、許容したり、ときに無関心になってもいいんじゃないかなぁ。 2003年発売のこの本、私は当時大学二年生。確かにそういう時代だったなぁと思い返しながら読んだ。 高校入学に合わせて、周りの子達はPHSを買ってもらう時代だった。うちは厳しかったので私は大学一年生のときにバイトをして初めて自分の携帯電話を持った。そういう時代。 携帯電話が1人1台になり始め、大学でもパソコンの授業が始まり、いつでもネットに触れる環境になりつつも、それでもネットやパソコンに詳しい人はオタク扱いされ、それをオープンに自負できるような空気ではまだまだ無い頃。 辞書を引くより、ネット検索することが多くなり、メールが頻繁になり、コミュニケーションの仕方も大幅に変わっていった、そしてゆとり世代前の勉強詰め込み世代であり、且つバブルを知らない世代。自分で言うのもなんだが、上の世代から見れば、社会で戦う馬力は弱いが勉強だけは頑張る、養老孟司さんが言う通り、すぐ正解を知りたがる世代、だったかもしれない。(その後にもっと馬力の弱い世代が来るのだがそれは置いといて) 大卒が当たり前になり、特別なステータスではなくなった。大卒でもフリーターになることを世間に黙認され始めた頃、不景気と言われながらもリーマンショック前の景気あたりは契約社員や派遣社員などの非正規雇用社員を増やした頃だとも思う。 そんな時代背景もあってか、当時は確かに「個性」とか「手に職」とかよく言われていたように思う。 そこに疑問を投げかける点など、とても養老孟司さん節!という感じがした。 この本の要点は、つまり一元論は危険だと言うこと。これは当時まだ記憶に新しい95年地下鉄サリン事件、97年京都議定書、2001年アメリカ同時多発テロ事件、などの時代背景を根拠に話が進められていくが、2019年この時代においても当てはまることだなぁと思う。 2003年当時のメインSNSはmixiだったと思うが、その後Twitter、アメブロ、Facebook、Instagram、LINE、TikTokなど様々なコミュニケーションツールで情報収集すると同時に、自ら情報を発信し、まわりがそれに反応するというコミュニケーションを取るようになっていった。その多くが本名を隠してコミュニケーションが取れるわけだ。 それはこの本がバカ売れした2003年当時よりも一元論者(自覚、無自覚ともかく)が増える環境であると思う。"炎上"などは正しい反応もあるけど、おおかた一元論者ばかりが反応する現象だなぁと思ったりする。(それが商法として成り立ってしまってはなんとも言えないが。) 元々、私は多分自分の意志が他の人より強くて声も大きいタイプだと思うから、普段から一元論者にならないよう気をつけようと心がけてはいる(つもり)ので、作者の主張には基本的に共感する部分が多かった。 今後も自分の意志を持ちつつも盲目的にならずに広い視野でいろんなものや人と関わっていきたいなぁと思う。 あとは、そうだな。 養老孟司さん独特の強めの言い回しが、一元論に聞こえるような部分がある気がして。 まぁ、そこは「雪が溶けたら何になる?=春になる」と答えるような文系頭の私にはド理系の強さにあてられただけかな?(笑) 普段、小説ばかり読んでいて久々にこの手のを読んだ。頭使うね(笑) ほら、小説って作者自ら「どういう風に受け取るかはあなた(読者)次第ですよ…うふふ」みたいな空気あるけど、この手のは「私はこう思っているのだ!それが伝わるよう最大限努力して綴った文章だ!どうだい?伝わったかい?」ってかんじじゃない?(違う?w) 正しく読み取ろう!って部分に関しては普段甘えて読書してたなぁって気付いた。 まぁ。だから小説が好きなんだろうなぁ。相手の気持ちを正しく読み取ろう!なんてパワーの使い方は、普段の人間関係(ネット含む)の中だけで充分です(笑) 自分が受け取ったままに受け取っていい小説がひとつの癒しです。 と言いつつ、この手のもたまには読んでいきたいなぁ。 ◆内容(BOOK データベースより) イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人は、なぜ互いに話が通じないのか。そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。いつの間にか私たちは様々な「壁」に囲まれている。それを知ることで気が楽になる。世界の見方が分かってくる。人生でぶつかる諸問題について、「共同体」「無意識」「身体」「個性」「脳」など、多様な角度から考えるためのヒントを提示する。

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    投稿日: 2019.04.29
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    「「平成」をふりかえる」という企画展示に関連して、平成の30年間のベストセラーをいろいろ読み始めようと思い、手に取りました。 発売当初から各方面から注目された話題書であったこと、また養老孟司のキレのある筆致で社会に漂う閉塞感や「いきづらさ」の文責がなされていること(執筆されたのは15年以上前になりますが)など、まさに「平成」を代表する1冊であるように思います。 「個性」を尊重する風潮に対する批判は、いわゆる「自己責任論」などにもみられる共同体の崩壊とも関連する部分があるように思いましたし、冒頭の「第1章 「バカの壁」とはなにか」は現在の中学高校生にもぜひ読んで欲しい本です(もちろん、その後の議論も難しい内容ではないので、最後まで読んで欲しいところではありますが)。 議論の展開として、過激な部分や極端な部分もあり、作品の全部分についてもろ手を挙げて賛同する、とまではいきませんでしたが、平成の後に来る時代を生きてゆくうえでもヒントとなると思います。 また、個人的には「文武両道」という言葉についての記述も強く印象に残りました。 P.94~ 江戸時代は、脳中心の都市社会という点で非常に現在に似ています。江戸時代には、朱子学の後、陽明学が主流となった。陽明学というのは何かといえば、「知行合一」。すなわち、知ることと行うことが一致すべきだ、という考え方です。▼しかしこれは、「知ったことが出力されないと意味がない」という意味だと思います。これが「文武両道」の本当の意味ではないか。文と武という別のものが並列していて、両方に習熟すべし、ということではない。両方がグルグル回らなくては意味がない、学んだことと行動とが互いに影響しあわなくてはいけない、ということだと思います。 何はともあれ、「自分が正しい」と思いこんだり、「自分なりの”個性”を出さなくては」としゃかりきになったりすることなく、様々なものに目を向け、「知る」ということ、実物を見て考えるということを大切にする必要がある、という話なのだと思います。

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    投稿日: 2019.03.22
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    養老さんがいろんな本とか対談の中で語ってきた要素がギュッと凝縮されてる感じ。 放っておいても出てきちゃうのが個性とかって言われると、個性を求められるコミュニティの中で育ってきた自分からすると救いのように思えた。馴染むこと、他人の気持ちと寄り添うことでいいんじゃん、と。 養老さんには長生きしてほしい、もっとこれからもいっぱい養老さんの言葉を聞きたい。 ▼以下メモ イデオロギー 人間の行動を左右する根本的な物の考え方の体系。観念形態。 蓋然性 その事柄が実際に起こるか否か、真であるか否かの、確実性の度合。 語感から入力して運動系から出力する間、脳は何をしているか。入力された情報を脳の中で回して動かしているわけです。この入力をx、出力をyとします。すると、y=axと言う一次方程式のモデルが考えられます。何らかの入力情報xに、脳の中でaと言う係数をかけて出てきた結果、反応がyと言うモデルです。 この回と言うケースは何かと言うと、これはいわば「現実の重み)とでも呼べばよいのでしょうか。人によって、またその入力によって非常に違っている。通常は、何か入力xがあれば、当然、人間は何らかの反応する。つまりyが存在するのだから、家もゼロではないと言うことになる。 本来意識と言うものは共通性を徹底的に追求するものなのです。その共通性を徹底的に確保するために、言語の論理と文化、伝統がある。 人間の脳にも特に意識的な部分と言うのは、個人間の差異を無視して、同じにしよう、同じにしようとする性質を持っている。だから、言語から抽出された論理は、圧倒的な説得性を持つ。論理に反すると言う事はできない。 知ると言う事は、自分がガラッと変わることです。したがって、世界が全く変わってしまう。見え方が変わってしまう。それが昨日までとほとんど同じ世界でも。 意識にとっては、共有化されるものこそが、基本的には大事なものである。それに対して個性を保障していくものは、体であるし、意識に対しての無意識といってもいい。 具体的なりんごを見ている場合と、りんごをイメージしろと言った場合で、実は脳内の資格家ではほとんど同じ活動が起こる。そうでなくては、イマジネーションだけで絵を描くことはできない。 つまり、リンゴと言う言葉が意味しているものは、一方は外からのりんごだけれど、もう一方は脳の中でのりんご活動です。リンゴと言う1つの言葉が、その両面を持っている。このことは、西洋語の中に極めてわかりやすい形で出てくるから、まず西洋哲学の問題になったのです。 仕事が専門家していくと言う事は、入出力が限定歌詞されていくと言うこと。限定化すると言う事はコンピューターならば1つのプログラムだけを繰り返しているようなものです。健康な状態と言うのは、プログラムの編成替えをして常に様々な入出力をしていることなのかもしれません。 「自己実現」などと言いますが、自分が何かを実現する場は外部にしか存在しない。より噛み砕いて言えば、人生の意味は自分だけで完結するものではなく、常に周囲の人、社会との関係から生まれる、と言う事です。とすれば、日常生活に於いて、意味を見出せる場はまさに共同体でしかない。 利口、バカを何で測るのかと言えば、結局、これは社会的適応性でしか測れない。例えば、言語能力の高さと言ったことです。 社会的に頭が良いと言うのは、多くの場合、結局、バランスが取れていて、社会的適応がいろいろな局面でできる、と言うこと。逆に、何か1つのことに秀でている天才が社会的には迷惑な人である、と言うのは珍しい話ではありません。 人間の反応は、刺激に対して神経細胞が反応するかどうかで変わる。 サラリーマンというのは、給料の出所に忠実な人であって、仕事に忠実なのではない。職人というのは、仕事に忠実じゃないと食えない。自分のつくる作品に対して責任を待たなくてはいけない。 学問というのは、生きているもの、万物流転するものをいかに情報という変わらないものに換えるかという作業。 バカの壁と言うのは、ある種、一元論に起因すると言う面があるわけです。馬鹿にとっては、壁の内側だけが世界で、向こう側が見えない。向こう側が存在していると言うことすらわかっていなかったりする。

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    投稿日: 2019.03.15
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    なるほど、わからん。 養老まにあっくすさんのレビューが端的にわかりやすい。 ”人間は「自分には関係ない」と思うと、無意識のうちに壁を作ってしまう。それが「バカの壁」だ。”

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    投稿日: 2019.03.12
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    「考へる」といふことにあたつて、時々養老先生のことばにふれたくなつてしまふ。 「わかる」といふことはどういふことか。「わからない」を「わかる」のか、「わからない」を「わからない」のか。この違ひは天と地ほど離れてゐる。バカの壁とはここにある。 社会の前提として、’かけがへのない個人’といふ時、一体なぜ、かけがへがないのか。この時の個人とは一体何のことなのか。教育の目標は個人の人格の完成である。しかし、完成した個人とは一体なんなのか。 肉体はその細胞が常に交換され続けてゐる。生まれては死に、死んでは生まれる。完成とは程遠い、日々スクラップアンドビルドの繰り返しだ。それに対して、心・意識といふものは安定してゐて一度できてしまへば変らない、さう考へてゐるのだらうか。 1日6時間眠つたとして、4日続けば1日眠りつ放しの状態。ではその眠つた時をどう考へるのか。自分の意識が変はつてゐないといふことはできない。そもそも見たい夢すら見られない。どういふわけか脳は勝手に活動をしてゐる。 さう考へると、肉体はおろか、この意識さへも安定して変化しないものだと言い切ることはできない。しかし、どうもこの自分は変らないものとして’みなす’ことで、世の中まわつてゐるやうではある。今日も明日も変らず続くものとして計画は立てられ、決め事としてルール化される。この'みなし'こそが脳の働きに他ならない。どこもかしこもマニュアルだらけ。AI化の日も近い。それは脳の働きを社会に実現することに他ならないからだ。 しかし、この自分が同じであるといふのは’みなし’なのだから、当然’みなされない’ものだつてあるのだ。脳はこの変化していくものを極力排除する形で安定しやうとしてゐる。なかつたことにはできないのだから、必ずどこかで歪が生じる。あるひは、救ひを求めるといふ形で’みなし’の矛盾を解消しやうとする。 個人の尊重と叫ばなくても、初めから自分と他人は違ふのだ。自分をつねつても相手は痛くない。どれくらいつねれば痛いのかわからないのだから、相手をつねれないはずだ。どんなにことばをかはしたとしても、自分の体験を正確にことばに写し取ることはできない。できるのは、自分を理解するやうに相手を理解することだけだ。 常識といふものが根差すのは常にこの地点であるはずである。それがわからぬのなら、身体を使つて自分といふものに出会へばいい。バカの壁に自分の手で触れてみればいいのだ。

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    投稿日: 2019.03.03
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    会社の先輩に勧められ購入。 人を見る目が変わるし、自分を見る目も変わった気がする。 ただ、読み終わるまで相当エネルギーを使った。 理解しやすい簡単な内容ではなかったが、読んで良かったと思う。

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    投稿日: 2019.01.14
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    大ヒットした本。 やはりこういうのは、一度は読んでみるべきである。 話しても分かり合えないやつらがいる。 神様を人間は作り出すかもしれない。 一元論は危険である。 要約するとこんなところ、もう少し養老さんの本を読んでみましょうか。

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    投稿日: 2019.01.08
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    ベストセラーだからという理由だけで読んだ一冊。ベストセラーになるのも分かる。話し口調で書かれた内容は、飲み込みやすく、それでいて社会批判的で、時間をあけてもう一度読むと受け取り方がまた変わりそうな本だった。

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    投稿日: 2019.01.07
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    数年前にベストセラーとなった一冊。古い本を片付けていて、なんとなく再度読んでみた。 読んだ感想は、多分前回読んだときと同じ。目新しいことを書いているわけでも、すごいことを書いているわけでもない。当たり前というか普通のことを書いているだけ。そのため、反感を持つわけではないが、共感するという感じでもない。 でも、自分も含めて、世の中にはバカの壁が多いことは間違いない。 但し、この本がベストセラーになった理由は本書の内容と関係ないところにあるように思う。

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    投稿日: 2019.01.03
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    ❖ ざっくりこんな本 われわれは自分の脳に入ることしか理解できない。情報の伝達が突き当たる壁を、著者は「バカの壁」と表現する。知りたくないことは遮断し、耳を貸さないのもその一種。そうした延長線上に民族間の紛争やテロがあるという。現代人はいつの間にか、自分の周りにさまざまな「壁」を作ってしまった。情報は刻々と変化し、自分という人間は変わらないという思い込み。個性や独創性を礼賛する風潮。安易に「わかる」と思い込むことで、強固な「壁」の中に住むことになると著者は戒める。 ❖ こんな人にオススメ 正直に言って「養老孟司ってどんな人だろう?」という人には、この本はオススメできない。『ノルウェイの森』を読んだだけで、村上春樹について何か語れるだろうか。これ一冊で養老孟司という人物を理解しようと考えるのは危険すぎる。 ❖ レビュー 多くの人が、「バカの壁」という言葉の意味を勘違いしている気がする。つまり、相手がバカだから話が通じない。そう思っているのではないだろうか。 「バカの壁」に〝頭が悪い〟といった侮蔑的な意味合いはほとんどない。認識を妨げたり、理解を阻んだりするものを象徴的に表現している。そのくらいに捉えるべきだと思う。 この本のいちばん最初に出てくるエピソードだが、学生にお産のビデオを見せて、その後でレポートを書かせる。すると、女子学生は「大変勉強になった。新しい発見がたくさんあった」と書いたのに対し、男子学生は「保健の授業で習ったようなことばかりだ」と、まったく反対の感想を書いたのである。 男子はバカだからだろうか。そうかもしれない。しかし、男は自分が出産を経験することはない。だから男子学生は、どこかで「自分には関係ない」と思って見ていたのではないか。 人間は「自分には関係ない」と思うと、無意識のうちに壁を作ってしまう。それが「バカの壁」だ。他にも、思い込みや偏見、こうあって欲しいという願望が壁を作ることもある。壁を作っているのは、相手の方じゃなくて、お前さんかもしれないよ。養老先生はそう言いたかったんじゃないか。 出版社はこの本の帯に「話せばわかるなんて大ウソ」と書いているのだが、私はそうは思わない。わかってもらおうとすれば壁にぶつかる。わかろうとすれば壁は崩れる。私はそう思っている。

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    投稿日: 2018.12.01
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    「社会は変わるし人も変わる、それを受け入れたっていいじゃないか!」という考え方が出来るかどうか。 わかっちゃいるけどなかなかできない私は、さしずめバカの壁を脳内に築いている愚か者なのであろう。

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    投稿日: 2018.11.25
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    バカの壁とは、話せばわかると信じている人は、気づけないものである。個性という欺瞞、人間は変わって行くもの、オウム真理教にはまっていく理由など、バカの壁の話にとどまらない広がりをこの本はもっている。後半は話に取りとめが無くなる感はあるが、前半は必読。考えさせられること多し。

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    投稿日: 2018.11.12
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    安直な方へ流れてしまう若者の考え、生身の感覚を忘れがちな現代への警鐘。 ただし、一回読んだだけでは理解できない、短いけど、内容の濃い本。

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    投稿日: 2018.11.12
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    斜め読みしたことはあったのですが、「正義で地球は救えない」読了後、再読することにしました。,冒頭近くで、地球温暖化問題にふれており、CO2主原因物質疑念を表明されていますが、決して強い書き方ではないです(「正義で地球は救えない」では、かなり強くなりますが),,医師らしい視点で、脳を決して過大評価せず、大したことのない器官のひとつに過ぎないという唯物的な位置付けを出発点に、脳的な存在である「意識」「個性」「都市」を批判して、「無意識」「身体」「田舎」などの相反する存在の再評価をしているところでしょうか。,,同様に「一元論」を硬直したものの見方であると批判しています。,おそらく、この考えの延長で、「地球温暖化」への批判へ進まれているのではと思われます。,,まあ、本書は2003年と今から見ると、かなり古い著作となりました。,,しかし、養老さんは、口述筆記、対談本と、楽して印税稼がれていますね。羨ましいです。

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    投稿日: 2018.10.29
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    【ノート】 ・「新書がベスト」のオススメ本の一つ。 ・だが、自分的には、ちょっとインテリなオッサンが飲み屋で気持ちよく持論展開してるのを聞いてる、という域を出なかった。 ・「一元論」の怖さ、危うさ、知的怠慢さという点については首肯する。スターウォーズの印象的なセリフ、「Only a Sith deals in absolute」にも共通していると思うし。

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    投稿日: 2018.10.28
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    "古本屋で購入。話題のベストセラー。脳の働きについてわかりやすい言葉で説明した本。心に残ったフレーズは バカの壁とは、自主的に情報を遮断している。あるいは、知っていると思ってしまうこと。 常識とは、コモンセンス。雑学、知識があるということが常識ではない。 客観的事実を盲目的に信じてはいけない。科学的推論を心理だと決めつけてはいけない。 個性ははじめから与えられているもので、それ以上でも以下でもない。 人間は変わるもの。変わらないのは、情報=言葉。"

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    投稿日: 2018.10.14
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    話せば分かるは大ウソだって?そうだよな、経験しないことは体で納得できない。無意識の働きはとても大きいと思う。無意識が選んだ中からある事を選択しているのに、意識して選択していると思うことが誤解だ。

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    投稿日: 2018.10.11
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    「バカの壁」とは人の脳のある種機能限界とも呼べる。 自分の知りたいことを選りすぐってインプットする脳は、その性質を十分知っておかないと「有知の無知」ということになりかねない。 今まで当たり前と思っていたこと、大きい石をひっくり返すための補助として読めるのではないだろうか。

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    投稿日: 2018.10.09
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    養老孟司という個性について好きで好きでたまらなくなってしまう!なんて、柔らかい人なのだろう、しかし頑固でもありそうだ、魅力が留まらない、読めば読むほど養老孟司が好きになる

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    投稿日: 2018.09.15
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    2018.9.12 新書の薄さなのに理解出来ないことがたくさん、僕のバカの壁も大分厚くなって来ているようだ。 ある種のロマン主義にも落ち込んでしまいそうでもある、、、のか?

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    投稿日: 2018.09.12
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    現代の人々は、壁をつくって大事なことを考えなくなってしまった、と指摘。五感からの入力をx、出力をyとして、y=axという一次方程式を考える。脳の中でaという係数をかけて出てきた反応の結果がyというモデル、という考えに納得。aがゼロのときは無関心・無反応、aが無限大のときは原理主義=一元論にはしる。 著者は一元論を超えるべきと説くが、本書が出版されてから十数年を経た現在、もはや二元論も超えなくてはならない時代に入ったのでは、とも思う。

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    投稿日: 2018.08.14
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    都市とは脳化社会であり、人の意識に晒され続ける。そのような意識的な環境に慣れてしまった人間には、無意識下の、常識が通用しなくなるのだ。 ・脳は一次方程式 ・個性なんぞ求めるな。周囲の人や周りの人が大切にしていることを、思いやれ。 ・違う方程式を採用している脳には、話したって分からない ・我々はイデアを介してコミュニケーションを取っている ・都市とは、脳化社会である。人間の意識が張り巡らされていて、無意識を忘れかねない ・現実からものを考えよ。答えなど無い。 ・バカの壁とは、一元論を持つこと。ある一元論を持った人とは、別の人との話は通じない。

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    投稿日: 2018.07.02
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    過去の大ベストセラーということで、一般常識として知っておいてもいいかな…という動機だけで読んでみたが、中身の大半は脳科学に関する小難しい内容という印象だけが強く残った。タイトルの「バカの壁」とは、「嫌われる勇気」に代表されるアドラー心理学に通じるところもある気がした。作者とは世代も大きく違うこともあり、今の時代に読むと作者の考え方にやや古臭さを感じてしまったのも否めない。

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    投稿日: 2018.06.26
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    ★図書館だよりNo.61   國持良行 先生(コンピュータシステム学科)紹介図書  インタビューを読む https://www.sist.ac.jp/media/20180604-141345-6533.pdf 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/54318

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    投稿日: 2018.06.01
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    一神教の考えが自分にリミットをかけているという事を沢山の事例を持って解説してくれている本。 自分の考え方以外の人との会話や場所に行くことは、壁を越える一つのカギでもありそうです。

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    投稿日: 2018.04.06
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    うぁぁ、耳が、心が痛いwww なるほどがたくさん。 「y=ax」←うんこれな。 「個性vs共通理解」←うんこれも。 ボクはどうなったらこの先より幸せになれるのだろう? 『(裏扉より)イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人はなぜ互いに話が通じないのか。そこに「バカの壁」……』

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    投稿日: 2018.03.20
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    こんな名前の地下鉄の駅があったようななかったような。アメリカが作ろうとしている壁も似たようなものかな。誰もが思い込みや偏見で自分の壁を作って生きているが、細胞にだって壁はあるように、それにより守られている何かがあるのだろう。

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    投稿日: 2018.02.20
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    タイトル釣りのベストセラー。バカの壁というよりは、反知性主義で思考停止に陥っている世の中に対するアンチテーゼ(というよりちょっと嫌味)。養老さんは本当に賢いと思うしその危機感は正しい。もっと世の中を疑い自分の頭で考えることが必要ということが伝えたかったのではないだろうか。

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    投稿日: 2018.02.08