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陽気なギャングが地球を回す
陽気なギャングが地球を回す
伊坂幸太郎/祥伝社
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総合評価

1846件)
4.1
622
717
346
39
14
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    頭空っぽにしてこういうのを読むのも良いものだ。とても楽しい時間を過ごさせてくれた。普段読む分野に偏らず、たまには大衆文学?にも手を出しても良いなと思った。

    1
    投稿日: 2020.08.08
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    再読 映画みたいなこのスピード感がたまらない!会話の中のテンポの良いセリフの言い回しが大好き。伏線回収が素晴らしく上手。 伊坂幸太郎の中でもっと好きな内容の作品はあるし、もっと心に刺さるセリフがある作品もある、でもやっぱりあの4人が定期的に懐かしくなって読み返したくなる作品。

    1
    投稿日: 2020.08.04
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    やっと手をつけた伊坂幸太郎の代表作(?) なぜか読んでいるうちにギャングの男性陣がオー!ファザー!のメンバーに見えてきてしょうがなかった。 リズミカルに話が進んでいくのが読んでいて気持ちいい。広辞苑にユーモアをプラスしていて、それが物語をちょっぴり面白くするのにも役立ってる。楽しく読みました!

    1
    投稿日: 2020.08.03
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    「君には君の仕事があるし、俺たちには俺たちの仕事がある。人の仕事のやり方に口をはさむのは、下品なことだとも思う。」(17ページ) 4つの特殊な能力を持つ、特殊な個性の4人。 ロマン溢れる銀行強盗を行使しに、 現実に起きる馬鹿みたいなことを乗り越えながら、 優雅に繰り出す物語り。

    1
    投稿日: 2020.07.18
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    とあるレビューによると、「腹から笑える小説」との記述があったが、腹から笑えるというシーンは個人的にはなかった。 しかし、4人の銀行強盗から出る独特な雰囲気のやりとりにクスッと笑えるような場面もあり、平和的に事をこなしていく変わった強盗の物語に心が温まった。 伊坂幸太郎らしい伏線回収であったり、テンポの良さ、疾走感などが詰まった、非常に読みやすい作品である。

    1
    投稿日: 2020.07.12
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    殺し屋シリーズもそうだったが伊坂幸太郎さんがかくキャラにいつもハマってしまう。 4人バラバラの個性がうまく噛み合いすぎて面白い。

    1
    投稿日: 2020.06.22
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    やはり伊坂さんは特殊能力、超能力といったものを日常に落とし込むのが上手だと再認識する作品だった。 各登場人物が魅力的で、成瀬さんの安心感と久遠のピュアな部分は個人的に好き。 響野さんの演説部分に関してはついつい聞き入ってしまうくらい面白かった。 悪い役で出てくるキャラはどいつも憎く、読み終わった後はスッキリした。

    1
    投稿日: 2020.06.18
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    注文している本が1週間たっても来る気配がないので、息子の本棚からたなぞうを始める前に読んだこの本を引っ張り出してきた。 4人がどういう達人だったかも忘れていたが、嘘を見抜く名人・天才スリ・演説の名人・正確な体内時計を持つ女って、そうでしたそうでした。 最初の銀行強盗の件りは何となく覚えていたが、彼らが一緒になった経緯や話の細かい筋は全く忘れていたので、初読に近い感じで楽しめた。 それにしても、書いてる作者は苦労して書いているのだろうけど、読んでいる方には、どうでも良い会話を思いつくまま楽しげに書き連ねているという印象。 それでもって、あそこであったあんな話が最後に全部生きてくるのだから、ホント、見事なもんだ。

    8
    投稿日: 2020.05.18
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    非常にテンポよく読めました☆軽くて面白かった! 最近の小説の傾向として、 登場人物の中にウンチクをたれる人がいると話が盛り上がる気がします。 京極夏彦の小説とかね。 続き版もあるらしいので、ぜひ読みたいです♪

    1
    投稿日: 2020.05.13
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    成瀬に雪子に久遠に響野。ギャングに見えない4人のギャングが楽しそうにしてます。そうかっ!そういう風に銀行強盗ってするのね。って感じで成功させていきます。が、そんな銀行強盗もひょんなことから…。個人的にはスリが得意な久遠が好きで、その久遠と響野の会話が楽しくてしょうがないです。

    6
    投稿日: 2020.05.02
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    登場人物一人一人のキャラ設定や、時折出てくるジョークが絶妙に面白かった。 作者のユーモアがあるのが、読んでて伝わってきた。

    1
    投稿日: 2020.04.28
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    銀行強盗という反社会的なグループの物語なのに、そのメンバーを主人公として描かれると、その一人一人の愛くるしいキャラクターもあり、自然と応援してしまう。 メンバー間のそれぞれの距離感も絶妙で、その中で繰り広げられる会話も面白くて好きだ。 中学生のときに読んで、大好きになった本だが、10年以上ぶりに読んでもお伽話のように可愛らしい作品だった。 伊坂幸太郎さんの作品はいくつか読んできたが、どれもリズム良く読めて、あっという間に読み終えてしまう。 この作品の、続編と続々編も読もうと思う。

    1
    投稿日: 2020.04.20
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    陽気なギャングシリーズ1作目。この作品にも個性的で愛おしいキャラが多数登場!「嘘を見抜くことができる公務員」「講釈好きだがコーヒーを入れるのが下手な喫茶店員」「スリの名人」「時間を正確に計ることができる(スタンド能力者!?)」他の脇役も影で活躍し、序盤の伏線が回収されるさまは、さすが伊坂作品!

    1
    投稿日: 2020.04.18
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    グラスホッパーに続いて、伊坂幸太郎2冊目。 超常を日常に違和感なく混ぜ込んでる。 展開が読めるところもあるけど、まぁまぁ面白い。エンタメ向きというか、映像化しやすいだろうなぁという印象。 グラスホッパーでも感じたけど、人物の心境がおおく描写されない。感情移入して読むのが好きなので、物足りなく感じる。

    1
    投稿日: 2020.04.13
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    【再読】これも伏線だったのか!と驚くほど、後半にかけて点と点が繋がっていくのがたまらなく面白い。やりたい放題の登場人物たちをまとめあげる伊坂さん、すごい。いい意味で何にも考えずに物語の世界に入っていけるから、気分転換におすすめしたい一冊。

    1
    投稿日: 2020.04.08
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    図書館が休館してしまい、新しい本を買ってばかりもいられないので、この機会に、もう一度読みたかった本を再読したり、積読本の整理をしようと思いました。 この作品は再読です。 発売と同時に買った本は、私にとって貴重な伊坂さんのお名前と私の名前も入ったサイン本だったのですが、弟に貸したら返ってこなくなり、最近、また購入しました。 おそらく初版のときにはなかった新たな解説がついていたのは得をしました。 ストーリーは、嘘発見器の成瀬、演説名人の響野、体内時計をもつ雪子、天才スリの久遠の4人組が銀行強盗を働く、おなじみの(?)ストーリーです。 この強盗たちは、基本的に、相手を傷つけないという考えを持っています。 二転三転するストーリーは、一度読んだだけなので、すっかりオチも忘れていて、楽しめました。 軽妙洒脱で、トボけたセリフ回し、飄々としたテンポで調子よく進んでいきます。 伊坂さんの個性がギュッと詰まった佳作だと思います。 ここから、伊坂作品はみんな始まったのですね。 (デビュー作は『オーデュポンの祈り』ですが) 響野の「ロマンはどこだ」のセリフには、懐かしさにしびれました。

    59
    投稿日: 2020.04.07
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    全編を通してお伽話のようなふわふわ感が漂う。現実なら一大事の銀行強盗も死体も話のスパイス程度の存在感まで薄められている一方で、キャラ間で交わされる会話がお洒落。

    1
    投稿日: 2020.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった!! 負けなのか勝ちなのか何回もひっくり返す感じがよかったです。 伊坂さんの本を読んだのは初めてですがもうちょっと読んでみたいです。 とりあえずは陽気なギャングの続き?を。

    1
    投稿日: 2020.03.15
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    とてもテンポが良く、スラスラと読み進められました。 小説にしては割と軽め。本読んだ事ない人でも苦痛なく読めそう。

    1
    投稿日: 2020.02.14
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    伊坂作品の中ではコメディ色の強いほうなのでしょうか。私の好みには切なさ成分が足りませんでした。響野の流れるような屁理屈は最高。

    1
    投稿日: 2020.02.12
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    一人ひとりのキャラクターがとても魅力的で、最初はそれぞれの世界に引き込まれながらも、物語の展開と共にその世界がどんどん繋がって広がっていく。 テンポも良いし、結末の思わぬ展開には脱帽!

    1
    投稿日: 2020.02.09
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    それぞれの特技も楽しいし なにより伏線回収があっけにとられたー! ここでそうくる?ってのが中盤あたりちょこちょこでてきて 飽きずに読めた

    2
    投稿日: 2020.02.03
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    私には合わなかったです。ごめんなさい。 全てにおいてベタで盛り上がりもどんでん返しもなく、 あれ?終わった??という印象でした。

    1
    投稿日: 2020.01.18
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    私は好みではありませんでした。 物語に都合の良い能力を持った人たちと物語に都合のよいモブが都合よく登場し、そらそんな人たちならそうなるよな、という内容。 かなり前に読んだはずなのに未だにこれはそんなに面白い物語なのか、、???とモヤモヤ心の中に居座っています。 ある意味忘れられない本なのかも。 好みの問題だと頭ではわかっているつもりですが、高評価の人が多いのもついついホントに、、?とモヤモヤとしてしまいます。

    2
    投稿日: 2020.01.06
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    面白かった。 テンポが良いので、あっという間に読んじゃいました。 伊坂幸太郎さんの本はいつも、伏線があり、驚かされる部分があるので、好きです。 続編もぜひ読みたいです。

    1
    投稿日: 2019.12.30
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    4人の会話の中にユーモアがあって、面白い作品だったと思います。伏線回収の上手さは流石、伊坂幸太郎。何故か時間はかかってしまいましたが、それでも再読したい作品です。

    2
    投稿日: 2019.11.27
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    自分には馴染めなかった作品 響野、成瀬、久遠、雪子それぞれ個性がありバランスも絶妙だっただけにストーリーにもう一捻り欲しかった。 テンポは悪くなかったが、作品に入り込めずページを捲る速度が上がらなかった。

    7
    投稿日: 2019.11.13
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    買ってから何故か3年ほど読まず、ようやく読み終えた。 成瀬に以前会ってた気がしたのは、以前読んでた死神に雰囲気が似てるからだろうか。 続編がまだまだあるので、そちらも楽しみ。

    5
    投稿日: 2019.10.22
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    個性的な4人のテンポの良い会話が面白い。 銀行強盗と言われて連想するようなザ強盗ではなく、まさに「陽気な」銀行強盗達のお話。 小説自体もとても読みやすくて、サクッと読めた。 前半の至る所に伏線があり、後半で一気に回収される所がたまらない。

    6
    投稿日: 2019.10.14
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    4人の銀行強盗団のお話 これがとっても軽快痛快で楽しい(^o^) 人間嘘発見器、演説の達人、天才スリ、超正確体内時計のドライバー とっても個性的でユニークな4人の銀行強盗 これが銀行強盗中にトラブルに巻き込まれる! 銀行強盗でトラブルですからね 最後までどうなるのか目が離せませんでした 続編「陽気なギャングの日常と襲撃」も読まなくっちゃ(^o^) 彼らは「悪党たちが目にしみる」って作品にも出てくる こっちも気になります

    3
    投稿日: 2019.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    陽気なギャングシリーズの第1作。銀行強盗4人が奪った金を横取りされ、取り返しを企てる。結局奪い返さず、次なる強盗へ。スリルある物語。映画も見たいものだ。

    4
    投稿日: 2019.09.25
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    電車の中では夢中になれそうな小説がいいなぁと思い、タイトルにインパクトがある本書を読んでみた! 予想通りテンポが良くて面白かった。 映画化キャストで想像しながら読んでたので、二倍楽しめた

    3
    投稿日: 2019.09.24
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    久しぶりに読み返したけど、このテンポ感と、キャラクターの掛け合いは素晴らしいと思う。裏の裏をかく、とはまさにこのこと。

    5
    投稿日: 2019.09.23
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    この疾走感というかスピード感は堪らんね。最初から最後の最後の一文まで風を切るように駆け抜けていくような小説です。 そして僕が大好きな要素としてあるのが、性格も特技も全く違う人間がチームを組んで事にあたるというところ。好きなんだよね、統一感はなく凸凹してるけど、なんだかんだでまとまっているってやつ。 さらにその登場人物が、少しだけ普通ではない特殊能力をそれぞれ持っているというところがまた最高。この“少しだけ”というのが非常に僕としてはポイントが高い。“少しだけ”の具合がまた絶妙なのだ。あまりに特殊性が強いと一気に物語のバランスが崩れ、おもしろくなくなるのではないかと思うのだ。伊坂幸太郎はいつも絶妙なところを突いてくる。それが僕には心地好い。 最後の最後までスピード感とどう転ぶか分からない展開は弱まらず、あと残り数ページだけどどんな結末になるんだとドキドキしながら読み切りました。

    7
    投稿日: 2019.09.18
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    伊坂幸太郎を好きになったシリーズ。 成瀬(真実を見抜ける)と響野(おしゃべり大好き)のコンビ最高やなぁとか 久遠(動物好き、人間嫌いのスリ)と雪子(体内時計バッチリの運転手)もええねんなぁとか 祥子さん(響野の妻)やタダシ(成瀬の息子)、田中(グッズ販売員)も外されへんねん などと思ってる間に読み終えてしまう。 登場人物が愛しき者たちというのはシリーズを読んでいて楽しい大きなポイント。 そして続編も読みたくなるのだ。

    2
    投稿日: 2019.09.02
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    まさに伊坂幸太郎といった感じのテンポの良い気持ちのいい物語だった。 まるで余談のように散りばめられた色々な伏線が最終的に綺麗に回収される感じも良かった。 伊坂幸太郎の小説に出てくる登場人物はみんなとても魅力的で現実に存在したら是非友達になりたいと思う。

    6
    投稿日: 2019.08.14
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    10年以上ぶりに読み返した なんとなく覚えてたせいでスピード感が感じられなかったが、このシリーズはわかりやすくて楽しい

    3
    投稿日: 2019.08.12
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    登場人物キャラが濃くて印象的でした。各々の能力は一見銀行強盗に直接役立たそうに思えましたが、その能力を少し意外とも思える使い方で強盗をしていく4人に夢中でした。ユーモラスに富んでいて先が気になって文字を追う目が止まらない作品でした。

    6
    投稿日: 2019.08.04
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    4人のキャラクターがそれぞれとてもいい。読んでいて最後まで飽きないどころか、どんどん面白くなっていく。

    2
    投稿日: 2019.07.14
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    職場の先輩からお勧めされて読みました。これまで伊坂幸太郎 さんの作品を知らなかったのですが、かなり面白く一気に読めました。テンポがよくてウィットに富んだ会話が人気の理由なんだろうなと思いました。登場人物もかなり個性的で、その中でも演説の達人がお気に入りです。こんな引き出しの多い男になりたいなと思いました。

    6
    投稿日: 2019.07.11
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    陽気なギャングなのかはたまた、闇をかかえて生きている者たちなのか。 自分たちの犯した銀行強盗をほかのギャングにあっさりと4000万盗まれてしまうというもの。ユーモアあふれるキャラ設定に読者を引き込む。コメディ映画にはぴったりの作品。

    2
    投稿日: 2019.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    仲が良いんだか悪いんだか分からないギャングたちが、やいのやいの言いながら銀行強盗したら、逃走中に現金輸送車襲撃に遭い、思わぬ方向へ。 田中のカメラやコスプレマニア君が後々に活躍したり、後半は裏の裏をかいてのハッピーエンド! 鮮やかでもはや格好良い!

    4
    投稿日: 2019.06.18
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    4人組の強盗のそれぞれのキャラが見事です。彼らのテンポのよい会話の応酬を気持ちよく読み進めてしまうのですが、一言も読み飛ばしはできないほど綺麗に伏線が埋まっています。何作か読んで慣れているつもりでいましたが、上手く隠されていた絵が見え始め、伏線が綺麗に回収されていくのを見るときの楽しさといったら!ありえない設定なのですがわくわくと一気に読んでしまいました。この物語の女性がみんな強いのがなんだかとても嬉しいです。「ロマンはどこだ!」が合言葉なのが素敵すぎます。

    1
    投稿日: 2019.06.14
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    6月-3。3.5点。 4人組の銀行強盗シリーズ。第一作。 銀行強盗に入り順調にいったが、逃亡の際に事故に。 その後死体も発見。 軽い感じのシリーズ。そこそこのどんでん返し、伏線の回収はさすが。 次作も期待。

    2
    投稿日: 2019.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作品中の好きな言葉。 ・【時間】人間が平等に与えられると思いこんでいるもののひとつ。人間が正確に把握できていると安心しているもののひとつ。人生の充実と比例して進みが速くなる。 ・4人分欲しければ、4回やればいいだけだから。裏切ったらそれっきりだよ。それよりも、仲良く何十回と強盗を繰り返したほうが最終的には得だ。 ・病気って言い方は、治さなくちゃいけないものだっていう気がするから、僕はあまり好きじゃないけどね。 ・人間は後悔をする動物だが、改心はしない。繰り返すんだよ、馬鹿なことを。 すごく読みやすい。悪人が、もう少しエゲツない方が僕好みかな?笑

    2
    投稿日: 2019.05.29
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    ウソ発見器+演説名人+体内時計+天才スリ=? 史上最強の強盗4人組大奮闘! 伊阪幸太郎さん初めて読んだ〜 登場人物みんなクセがあって なかなか良い仕事をしてて、 ここに繋がるのね〜!ってゆう 伏線☺️?続編もどんどん面白くなる予感✨

    2
    投稿日: 2019.05.12
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    人とは異なる能力を持った(恐らく)4人の強盗グループのお話。いつも通り読み始めしばらくは人物の設定が頭に入ってこない。3分の1ぐらい読み進めると違和感なく状況が頭の中に浮かび、そこからの疾走感は凄かった。見事に物語に飲み込まれてしまった。成瀬の能力は凄いが個人的には響野に憧れる。

    6
    投稿日: 2019.04.10
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    急に読みたくなり再読。 漫画のようなスピード感と、最後にスカッとする気持ちの良い本です。 個性的で愉快な悪役たちをきっと好きになると思います。

    5
    投稿日: 2019.03.18
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    読みやすい。面白い。途中でやめられない。 すっかりこの4人組のファンです。 悪いことしてるのに・・・! 特に、おしゃべりな響野さんが好き。 まだ続編がふたつあるみたいですが、 終わるの嫌だから読みたくない(笑)

    11
    投稿日: 2019.03.04
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    嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。天才たちは、百発百中の銀行強盗だった・・・ 昔読んだはずだけど、ほとんど忘れていたので再読。 綺麗に伏線が回収されていくストーリーと登場人物たちの小気味好い会話。 THE伊坂作品というのはやはり読んでいて面白い。 この人にしか描けない作品。続編まで一気読みする予定!

    4
    投稿日: 2019.02.26
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    かなり前に読んですごーく面白かったことだけ覚えていた本。ひさびさ読み返そうと思ったら誰かに貸したまま戻ってきてなくて再購入。難しいこと考えずに楽しめる本。

    2
    投稿日: 2019.02.25
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    大分前に観た映画版の細かいところは忘れてしましたが、原作の方が全然面白い! 文章も読み易くてサクサク読めるし 先の先の先まで考えて行動する成瀬がカッコいい

    2
    投稿日: 2019.02.22
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    陰気な玩具に地球は回せないのでギャング とはいえ陽気でよかったなぁ…と心から 思いました。あと成瀬さんはブチャラティ。

    2
    投稿日: 2019.02.21
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    久しぶりに若い作家の伊坂さん家(ち)にお邪魔しました。さすがにお洒落で研ぎ澄まされた筆致。この人、頭良いんだろうなぁ 自殺するほど悩ましい人なんだろうなぁ 「それでも地球は回っている」

    2
    投稿日: 2019.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伏線回収が鮮やかで良かった。 キャラクターとしてはそれぞれ何かひとつ突出した能力を持っていて、4人合わせると最強になるという素晴らしいチーム。やる事は銀行強盗だが… 響野のウンチクが面白かったな。 章の最初にある、辞書めいた言葉の説明がユーモアたっぷりで印象的。

    4
    投稿日: 2019.01.31
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    これは激おもろ。そーゆうことか、というパターンなんだが。この方が書く雑学的というかクサイ台詞が厨二病をくすぐられるでごわす。

    2
    投稿日: 2019.01.22
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    本当によく出来ているストーリー。 先読みして推理していくがことごとく予想を上回って物語は進んでいく。 4名プラス祥子さんの会話も面白くてとても楽しめた。

    5
    投稿日: 2019.01.22
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    まぁ、会話の楽しいこと(笑)ポンポン飛び交う台詞に何度も笑いました。内容、云々より良くこんな台詞を書けるなぁ~~て伊坂さんの思考回路を思いながら読みました。

    4
    投稿日: 2019.01.20
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    190119.最初から最後までとても読みやすかった。 登場人物も多いけど言葉の掛け合いはとてもスムーズで、これは誰のセリフだ?ってのが全然ない。 細かい伏線もいちいち回収してきて心地も良い。 うまく出来すぎているのがなんとなく引っかかった。

    2
    投稿日: 2019.01.19
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    伊坂幸太郎を読むならこの一冊から! という口コミから、過剰に期待を込めてしまったという理由で星4つです。 今まで重力ピエロ、アヒルと鴨のコインロッカー、死神シリーズを読みましたが、その中でも最もスラスラと読み進められました。 深読み癖がついてしまい、 純粋に騙されることができなかったので残念でした。もっとハラハラするか、感動を織り交ぜてほしい!!続編も読みます(^^)

    2
    投稿日: 2019.01.18
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    強盗メンバー全員が魅力的。言い回しが機知に富んでいて楽しい。どんどん先に進みたくなる。伊坂幸太郎さんは、現実にはまず起こりえないようなことを、さも自然かつ面白く読者へ届ける描き方が上手なよう。ほかの小説も読みたくなった。

    2
    投稿日: 2019.01.15
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    気の利いたセリフ回しに魅力的なキャラクター、怒涛の伏線回収というエンターテインメントのお手本のような小説。作中に登場する小道具や何気ない会話のほとんどが伏線といって差し支えないので気が抜けない。ハラハラさせられるシーンもあるけど、最後には伊坂神が特大のカタルシスをもって解決してくれると分かっているから安心して読める。個人的には成瀬さんと響野さんの関係性がすごく好き。伊坂幸太郎って結構この手のオッサン2人組を出してくるよな...それにしてもクオリティ安定しててすごいな...

    4
    投稿日: 2019.01.15
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    2009/5/14 一気に 読み終える。  ブログ仲間に 「伊坂 幸太郎 」氏の作品が好きな人がいて、どんな本だろう? と思ったら 超人気作家ですね。 図書館の本は、ほとんど予約で すぐに読める本は コレ・・・。 というわけで、まず一冊! 楽しめました。 陽気なギャングが地球を回す 長編サスペンス 伊坂幸太郎/著 祥伝社 2006.2 嘘を見抜く名人 + 正確な体内時計を持つ女 + 天才スリ + 演説の達人 = ?  奇想天外な犯罪ドリームチーム が 銀行強盗 !? 映画にもなった ハイテンポな都会派サスペンス。 まじめな本ばっか 読んでないで・・・、  たまに 現実世界につながらない 一種の浪漫あふれる本で、リフレッシュ! 映画にもなったのね! TVで放映したかしら?   内容: ゴキゲン4人組の正体は、百発百中で成功する銀行強盗だった。 しかし、ちょっとした誤算で売上をトランクに入れたままのクルマを現金輸送車ジャックに奪われた…。 不況気分をぶっ飛ばすアクション。 著者: 伊坂 幸太郎 1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。 2000年「オーデュボンの祈り」で第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。

    2
    投稿日: 2019.01.12
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    やっぱ伊坂幸太郎作品は面白いッヾ(≧∀≦*)ノ〃 ずっと読みたくて、でも何故か手が出なかった作品。 もっと早く読んどきゃよかったー‼️(笑)

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    投稿日: 2019.01.06
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    伊坂さんの作品はどれも映像がありありと目に浮かびます。この作品も例に漏れず。頭を空っぽにして一気読みすれば日常のストレスも嫌なことも忘れられます。

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    投稿日: 2018.12.23
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    ほぼイッキ読みでしたね。入り口から散りばめられた伏線を後半で勢いよく回収していく流れは、なかなかに面白い。 人物設定もよく、手軽に楽しめます。

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    投稿日: 2018.12.21
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    伏線がはりまくってあって、ちゃんと最後までにすべて回収してある。それ自体はすごいなと思うし、おもしろいんだけど、分かり易すぎて物足りない気がした。

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    投稿日: 2018.12.09
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    読んでてワクワクする! 銀行強盗はもちろん犯罪なんだけど、これを読むとなんだかロマンを感じる!何の能力も無いけど私も仲間に入りたい。 ロマンはどこだ!

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    投稿日: 2018.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    音楽でいえばファーストアルバム、である。 初期の頃のドライさが際立っている。 種末のフールや、グラスホッパーの頃の硬質さを感じる。 三作目から振り返って読むと、なるほど、と思う。 まだ四人が揃っただけで、 バンドとして完成はしていなかったのだろう。 各々は楽器を弾けるけど、まだグルーブは生み出せない、みたいな。 そういう未完成完が、かえって、初期の四人の姿を克明に写している。 そうか、ここからこうなるのか。と思う。 丸くなっていた雪子さんが、急に孤独に感じたし 頼れる青年の久遠さんが、どうもまだ幼かったり 駄目街道まっしぐらの郷野さんが、頼もしかったり笑 人間味ある成瀬さんが、完璧すぎる機械みたいだったり ロジックだけで生きている人たちが、自分たちで生き生きと動き出すのは、ここから先のようだ。

    4
    投稿日: 2018.10.28
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    これまで呼んだ作品のような上質感はないが、エンターテイメントとしては軽く読めて楽しい。映画もちょっと見てみたい。

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    投稿日: 2018.10.15
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    2度目だがやはり面白い。魅力的な登場人物と伏線の見事な回収は流石。伊坂ワールドを楽しめた。ギャングシリーズにハズレは無い。「おまえに欠けているのは、情熱と気合と羽目を外すことだ」「真剣に悩んでいる人には、どんなことも響くんだよ」「人が考えることはいつも理に適っているわけじゃない」「人間の価値はその友を見れば分かる」印象深いフレーズが多かった。

    2
    投稿日: 2018.10.13
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    嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、正確な体内時計を持つ女の不思議なグループが計画する銀行強盗。成功したのに報酬は横取り。面白い道具に意外性のあるストーリーと楽しめたが、ちょっぴり読みにくくもあった。シリーズもののようだが、次はもう少し面白く読めるかしら。

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    投稿日: 2018.10.12
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    四人組の銀行強盗が逃走中に売上を横取りされたことから始まる、息子を助けたり死体まで登場したりの物語が、読んでいる時はその場その場で入り込めなくもなかったものの、何となく茫洋としていていまいち受け取り切れなかった。人間嘘発見器の成瀬と秒単位の体内時計を持つ雪子の特殊能力がナチュラルでありつつ印象的。

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    投稿日: 2018.10.09
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    時間を刻む女は良しとしよう、嘘を見抜く男も緩そう、しかし鍵を用意できる男は都合が良すぎる/ 閉じ込める車も、警察コスプレ男も、都合が良すぎる/

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    投稿日: 2018.10.08
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    悪党たちは下見のあとで、銀行を襲う 悪党たちは反省を行ない、死体を見つける 悪党たちは映画館の話をし、暴力をふるう 悪党たちは作戦を練り、裏をかかれる" 解説:村上貴史

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    投稿日: 2018.10.08
  • ザッツ・エンターテインメント

    特殊技能を持った4名の銀行強盗が主人公の人気シリーズ第一弾。 筋書きはもちろんのこと、主人公4名だけでなく登場人物のキャラが立っていて、登場人物間のセリフのやり取りだけで飽きさせない。 伏線の張り方も見事だし、エンタメとして文句なし。 人気出るはずだ。

    0
    投稿日: 2018.10.04
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    確かこれが高校生だったわたしが最初に出会った伊坂幸太郎の本。その後、どっぷりと浸かることになった出会いの一冊だった。 文字を読んでいるのに、場面が映像で浮かんでくるような描写。スピード感。自由奔放すぎる魅力的な登場人物たち。 何度読み返しても面白い、だいすきな1冊。

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    投稿日: 2018.10.02
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    個人的にずっと追いかけている作家、伊坂幸太郎さんの作品。 初期ってどんな感じだったかな?と、何となく読みたくなって再読。 これで3、4度目くらいかな…? やっぱり良いなぁー、この猫ならぬエンターテイメントまっしぐら感(*´∀`*) 軽妙なセリフの掛け合い、洒落たフレーズ、言い回し、伊坂幸太郎作品の醍醐味はこれだよなー…と、改めて実感。 読みながら気持ちが昂ぶってるくるこの感覚、こんな高揚感がある作品って他にないなぁと。 前よりも色々な作品を読んだ後だからこそ、改めて伊坂作品の良さが分かった気がした(^^) 逆に、最近はこんな感じじゃなくなってるかもなーとも思った… 再読して、まず一番最初の「二人組の銀行強盗はあまり好ましくない…」のくだりでハートを鷲掴まれる(笑) 4人のことを知ってると、その時点でニヤニヤが止まらず… 絶妙な文章表現、軽やかさ、そして程よく残された突っ込みどころ、どこを切り取っても完璧。 ここに伊坂さんの良さ全てが詰まっている気もした。 言わずもがな、ストーリーの構成もむちゃくちゃ巧い。 読者の2、3手先を軽く行く展開は当たり前。 どんでん返しの質、数は他に類を見ない。 そして、伏線回収もとても美しい。 個人的には、やっぱり響野さんのボクシング・インターハイのくだりが好きかな( ̄∀ ̄) 基本的に響野さんに憧れている部分があるので、贔屓目は確かだと思う(笑) ロマンはどこだ。 そう、この本の中に。 <印象に残った言葉> ・二人組の銀行強盗はあまり好ましくない。二人で顔を突き合わせていれば、いずれどちらかが癇癪を起こすに決まっている。縁起も悪い。たとえば、ブッチとサンダンスは銃を持った保安官に包囲されたし、トムとジェリーは仲が良くても喧嘩する。 三人組はそれに比べて悪くない。三本の矢。文殊の知恵。悪くはないが、最適でもない。三角形は安定しているが、逆さにするとアンバランスだ。 それに、三人乗りの車はあまり見かけない。逃走者に三人乗るのも四人乗るのも同じならば、四人の方が良い。五人だと窮屈だ。 というわけで、銀行強盗は四人いる。(P6) ・ロマンはどこだ。(P75 響野) ・四分ちょうどです。みなさん、最後までおつき合いいただいてありがとうございました。ショウは終わりです。テントを畳み、ピエロは衣装を脱ぎ、象は檻に入れ、サーカス団は次の町へ移動します。(P91 響野) ・なーんだ。二十一世紀なんて、もうすぐよ。その時に、こんなふうに木星に行けると思う?でしょ。キューブリックだって未来のことを見誤ってたのよ、先のことなんて誰も分からないってことじゃない。ということは、わたしたちが何十年か先のことをくよくよ考えたって仕方がないのよ。唯一、はっきりしていることは、わたしたちの目の前にいるタダシはとても愉快で、この瞬間、わたしたちはハッピーだってことよ。(P150 元奥さん) ・料理に入ったパイナップルと、リスクのない暴力と、それから、薫くんをいじめるやつら、だ。(P177 久遠) <内容(「BOOK」データベースより)> 嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。

    6
    投稿日: 2018.09.23
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    テンポのいいストーリー展開と軽快な会話がとても読みやすいエンタメ作品でした。 突き抜けた個性を有する4人のキャラの中でも、私は、相手の裏をかく知的な頭脳派であり、かつ、相手の嘘を完璧に見抜く嘘発見器の成瀬さん推し。 でも響野の「ロマンはどこだ」って言うセリフもかっこいいし、銀行強盗中の演説もおもしろくて、良い味出してる。 最初に出てくる偽警察官やフラッシュレスカメラ、中からドアが開けられないロシアの車・グルーシェニカーは絶対どこかで活躍するはず!とそれらの登場を待ちわびるわくわく感も楽しめました。 あと、章ごとの単語解説に、えええ!?っていう意外な内容が含まれていて伊坂さんのサービス精神ににやにやしてしまいました。

    0
    投稿日: 2018.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    勧められて読む。文体と相俟って軽快で愉快さが溢れている。伊坂幸太郎の描く人物達には陰があっても湿度が感じられない。そこが魅力なのだと思う。

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    投稿日: 2018.08.25
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    スマートなキャラクターたちが登場し、たくさんの伏線を張りながら最後にキレイに回収していくユニークで気持ちの良い伊坂幸太郎らしい作品。

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    投稿日: 2018.08.19
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    伊坂幸太郎さんの作品はこれが初めて。登場人物が魅力的で、ずっと彼らの会話を読んでいたかった。掛け合いがすべてストレートじゃないところが、すごく面白くて、舞台化してほしいと思った。映画化はしたみたいだけど、舞台のほうが私は合うような気がする。 内容は何度も展開が変わるので飽きることがないけれど、予測できなくもないという、難しすぎないものだった。続編も手元にあるので、楽しみたい。

    1
    投稿日: 2018.08.18
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    再読。すっかり内容を忘れていたので、新鮮な気持ちで楽しめた。徹底的にエンタメに振り切りながらも、登場人物たちのコミカルかつシニカルな会話や人生哲学は著者独自の世界観。筋書き自体は比較的シンプルなので、前述の世界観にやや頼りきりな印象を受けなくもないが、鮮やかな伏線回収はやはり秀逸。単なる会話劇の話の種で、それがまさか伏線だとは全く思いもしなかったネタがこんな局面で活きてくるのか…!という驚きと発見は感激どころか感嘆の域である。悪党でも義賊でもないこの四人にはやはり【ギャング】というポップな響きが相応しい。

    1
    投稿日: 2018.07.30
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    なんか、他の作品に比べて 作者が好きな映画とかの他の色を出してきたなって感じで これもまたいいなぁ とか そもそもそういう映画が好きだから あんな洒落た会話を書くのかな?とか考えながら読んでた。 でも、続編を読むと ここでやめておけば良かったかなって思う。 たまーにだからいいんだよこういうのは

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    投稿日: 2018.07.22
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    知らなかったが、"オーデュポンの祈り"につぐ作品。 銀行強盗といった犯罪をテーマに描きつつも、どこか柔らかい雰囲気で包まれた文章は伊坂幸太郎らしいなと感じる一方、"ゴールデンスランバー"などに代表される作品と比較すると少し若々しい文章だと感じた。

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    投稿日: 2018.05.22
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    強盗や殺人なんかのシーンも出てくるが、ライトに知恵比べを楽しめる作品だった。 個性豊かなキャラクターがずっと見ていて飽きない。

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    投稿日: 2018.04.30
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    や~面白かったです! オチも大まかな伏線もわかりやすく一気に読めたから、 わっと驚く展開はないけど、それでも細かい登場人物のあのセリフがまさかあんな意味だとは!っていうのはさすが伊坂さん。 赤ん坊が泣き止んだのと、君を驚かせてみたかったに痺れました~! 穏やかな人というのは、人生を楽しんでいる人。まさにギャングみたいに! 登場人物すべての会話が魅力的!特に成瀬と響野の会話が好き~! 2018年4月、初読了。 2018.04.21

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    投稿日: 2018.04.21
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    怒涛の伏線回収 セリフが小気味よくてわかりやすく好みだった ギャングが主役だからしょうがないけど主人公たちの周りだけ銃社会でやばい

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    投稿日: 2018.03.22
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    四人の強盗団のお話。 伊坂氏らしいと言えば、伊坂氏らしいが、個人的には物足りないな。 本人が後書きに、登場人物の四人がその後どうしてるかな?なんて読者がさらって思ってくれたらと書いていたなが、なるほど。 シリーズものだと、『グラスホッパー』のが読み応えがあるな。 ただ、後半でオチが読めてしまう程の、鍵を置きすぎた感は否めない。 伊坂作品の殆どに、後書きで本人の苦労話や、対談が記されているが、あれは要らないな。なんか、さめる。 ともあれ、非常に読みやすいライトな一冊でした。

    1
    投稿日: 2018.03.20
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    長いこと積読してたけど、さっさと読むべきだったなーと。 映像を見てるような感じでさくさく読めた。 個人的には久遠くんが能天気ですき٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ でも、深く考えちゃう人とかはあんまり向いてないのかも…とも感じました。なにげにえぐいかもしれないし。 ギャングって称するわりにはポップな感じ? 私は楽しく消化しました(*´꒳`*)

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    投稿日: 2018.03.13
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    軽妙なセリフ回しと登場人物のキャラクターが伊坂幸太郎節全開。 様々な伏線が綺麗に回収されて、楽しく読めました。 物騒な内容だがコミカライズされており、重い雰囲気はほぼない。 倫理観などしっかりしていそうな四人が、誰にも迷惑をかけないといって銃を持って銀行強盗をしているのだけが違和感だが、それを言うのはヤボってもんですね。

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    投稿日: 2018.02.24
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    伊坂さんの書くキャラクターは、本当に愛おしくなります。それと、張った伏線はいつもしっかり回収されていくので、後半はいつも面白くて仕方ないです。 結末はちょっと予想はできてましたが、それでもガッカリよりは一致して行く嬉しさがありました。 あと個人的に、今回、キャプテンサンダーボルトのあとに読んだので…雰囲気似てて、少しごっちゃになりそうでした。次のシリーズを読むの楽しみです!

    4
    投稿日: 2018.02.09
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    愉快な銀行強盗たちの話でした。人間離れした特技をもつ四人が、銀行強盗を颯爽と成功させたあとに色々巻き込まれていく話。すごく面白かったです。キャラクターがやっぱりいい。響野がすごく好きです。よく喋る。あと雪子さんがカッコいい。最後に色々繋げてくるのささすがだなあと思いました。ピンとくると嬉しい。

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    投稿日: 2017.12.30
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    2017/12/17-24 読書再開用に伊坂幸太郎の清々しい文章を読みたく手に取る。期待通り。エンターテイメントとしてあり。楽しく読める本でした。成瀬のようになれたらとは思うけど、現実無理だよねー。

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    投稿日: 2017.12.24
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    え、そんな特技が銀行強盗のときに使えるの?てワクワクしながら読めた。特技が発揮されて、問題解決しちゃう話は読んでいて気持ちいい。

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    投稿日: 2017.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2016/11/02読了 考えが突拍子もなくて、強盗っていう社会的悪の存在なはずなのに、なんでこんなかっこよくて魅力的なんだろう。 スマートで迷惑をかけるのを最小限にしている。 強盗の最中に演説をする余裕とユーモアがあるのがかっこいい。

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    投稿日: 2017.10.11
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    読んでいて思った、「ルパン三世だ」と。リアリティを追求したら、この愛すべきギャング達が捕まらない方がおかしい。身近な地域内で強盗を働き、ギャングの妻はおろか息子さえその正体を知っている。何かオカシイゾ。でも本作の楽しみ方はリアルを追求することではないんだ。寓意はないと著者あとがきにあったが、痛快娯楽作品として読む者を楽しませてくれる展開が良い。

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    投稿日: 2017.08.19
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    4人組が銀行強盗をするお話。 おもしろかった。 4人組がなんでも相談しあえる程の仲ではないところが良い。

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    投稿日: 2017.08.16
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    面白い。ただ、あとの方を読んでると、最初の方のちょっとした話がこの辺で関係してくるんだろうなぁと思ってその通りだったりするので、手放しに面白い!とは言えないのは伊坂幸太郎の本を一気に読みすぎたからだろうか…

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    投稿日: 2017.08.10
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    嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス! とにかくリーダーの成瀬さんがかっこいい! 嫌な奴らを出し抜く、裏の裏の裏をかく用意周到さに拍手喝采! 最初の布線が、最後に活かされていて、「ここで来たか〜!」とむしろ爽快な気分になった。 映画も見てみたい!

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    投稿日: 2017.06.22