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陽気なギャングが地球を回す
陽気なギャングが地球を回す
伊坂幸太郎/祥伝社
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総合評価

1846件)
4.1
622
717
346
39
14
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    彼の作品は、いつも頭を使いながら読むので 読んだ後は「楽しかったー!!」というよりも、 むしろ「読んだ・・・」という達成感の方が強く残るのですが 「陽気な…」は、楽しく読めました(笑) 4人のギャング(?)がそれぞれ強いキャラクターで、 各々のテンポ良い会話の中で、色々なことに巻き込まれていく流れがコメディみたい。 一筋縄ではいかないのが伊坂さんらしいなと思いますが、 今まで読んだ伊坂さんの作品とは一味違うと感じました。 各チャプターに、1つの言葉とその意味が辞書のように記載されている部分も見所。 まるで、広辞苑からそのまま引用してきたように表現される文章は 伊坂さんが上手に手を加えていて、これから起こると予測される言葉になっています。 上手に言えませんが、、彼の書く作品は 見落としてしまいそうな小さなことも 取りこぼさずにまとめてしまうような魅力があるなーって思います。 素直に読むと沢山裏切られ、 「こう来るんだろうなー」って構えていると不意打ちをもらってしまう。 「どうせ、こうなるんでしょ」と卑屈になって読むとさらっと流されてしまうような。 彼の作品は読み方そのものを楽しめるようなものかも。 。。。って最近になって(ようやく)思えるようになってきました。笑 ※彼の作品が嫌いって訳でないデス。 ちなみに、こちらも映画化されています。 改めて、色んな作品が映画化されているんですね。

    0
    投稿日: 2010.09.30
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     この作品は、非常にテンポが良く、読み進めるほどにどんどん引き込まれていきます。  この作品では登場人物達がとても魅力的です。作品の主人公を務める四人組の銀行強盗団を例に出すと、四人のキャラクターが個性的でコミカルでかつお洒落な台詞回しは、銀行強盗という悪事さえも、魅力的な仕事に感じさせます。  あと伊坂作品の魅力と自分が思う細かく張られた伏線が最後見事に一つにまとまるのは、いつもながらスゴイです。  この作品には、続編があり、もしこの作品を読んで気にいったならば、続編も魅力的なので、是非読んで下さい。  勉強に疲れた頭で読んでも作品にグイグイ引き込まれること間違いなしです。 (大分大学 学部生)

    0
    投稿日: 2010.09.30
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    伊坂幸太郎初作品。 小説を読んで思わず笑ってしまったのも初作品…笑 話の進み方がそれぞれの目線で進んでいくので、一人一人の個性がわかりやすかった。 何より皆カッコいいす。 続編も読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2010.09.28
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    伊坂さんのなかでもかなり好きな本。日常と襲撃の方ばっかり読み返してるんだけどあれが面白いのはやっぱり前提としてこの本があるからだよね。そして久遠が大好きです。映画はちょっといまいちだったけど。

    0
    投稿日: 2010.09.24
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    伊坂幸太郎作品でこれが一番好きかもしれない。 ミステリーであり、コメディであり、ハードボイルド(?)でもある本作。 登場人物ひとりひとりが立っていて、それぞれおもしろい。 テンポよく、そして小気味よく騙される。 続編も出ており、何度も読み返したくなる名作。

    0
    投稿日: 2010.09.20
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    これも面白かった。 ギャングだけど、悪人じゃない。 スーツ来て、カッコよく盗む。 ふと「パブリック・エネミーズ」デリンジャーが頭をかすめた。 それぞれが個性があって、またいいやつらなんだよね。 ひょっとしたら私探偵になれるかも~なんてニヤニヤしながら読んじゃいました。

    0
    投稿日: 2010.09.17
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    陽気なギャングが・・・の1作目。嘘を見破る男。完璧な体内時計を持つ女。スリの天才。演説の達人。個性豊かな銀行強盗たちの話。おもしろい。映画は不評なので見てない(笑)

    0
    投稿日: 2010.09.16
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    オーデュボンの祈り、の次に読んでみたけど、 ぜんぜん違う!ていうか、とても面白い! こんなにテンポよく、キャラクターも特徴づけられていて、 その絡み方もなんともいい。さくさくと読めてしまう。 伊坂幸太郎のすごさって、こういうところにあるのだろうか。

    0
    投稿日: 2010.09.15
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    ウソ発見器、演説名人、体内時計、天才スリと個性溢れる特技を持った4人組の銀行強盗。各キャラクター達のやり取りがとても心地よい作品。

    0
    投稿日: 2010.09.14
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    銀行強盗がなんや色々する話。 話自体も明るくて面白い。 相変わらずこの人の、独特の台詞の言い回しは楽しい。

    0
    投稿日: 2010.09.10
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    冷静に人の嘘を見抜く人間嘘発見器・成瀬。 動物をこよなく愛する天才スリ師・久遠。 屁理屈・ウソ何でもアリの演説家・響野。 正確な体内時計を持つ頼り下手な雪子。 ある事件に一緒に巻き込まれて出会った そんな非凡な4人は意気投合して いつしか無敵の銀行強盗に。 しかし、いつも通り銀行から大金を盗んで逃亡中、 他の強盗犯に大金を丸々奪われてしまうという まさかまさかの事態に陥る。 《自分たちの金》を奪い返すべく 動き出した彼らの元に舞い込む謎、トラブル。 彼らは一矢報いることができるのだろうか。 伊坂ワールド全開の台詞回しは軽快で くだらなくもあり知的でもある。

    4
    投稿日: 2010.09.07
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    ほんとに、登場人物が好きすぎる。 個人的な、映画化キャストは ●成瀬→渡部篤朗 ●響野→陣内孝則 ●雪子→松雪泰子 ●久遠→成宮寛貴 だったかなー。 とりあえず、みんな大好きだ。

    3
    投稿日: 2010.09.07
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    伊坂幸太郎との初遭遇の小説です。 話題になってるさなか読みました。 想像してたのと違ったけど 楽しかった。

    0
    投稿日: 2010.09.05
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    銀行強盗を舞台にそれぞれ特技を持った個性的なキャラが織りなす 非常にユーモアにあふれた作品。 ウソ発見、演説、スリ、体内時計といった各自の個性が十二分に 発揮されているし、会話のやり取りが非常にオシャレでおもしろい。 性格が正反対と言っても過言ではない成瀬と響野がなぜ20年来の友人なのか不思議なところだ。 物語も複雑では無く、すっと読める作品だと思う。

    0
    投稿日: 2010.09.04
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    面白く一気に読んでしまった。 魅力的な4人の主人公。 ただの会話や知識が伏線となっていて、 最後には絡み合う。 セリフが独特で、読んでいて気持ちがいい。 登場人物の台詞を思わず日常生活の中で使いたくなってしまう。

    0
    投稿日: 2010.09.01
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    人が魅力的すぎる。 いろいろ起きすぎる。 そういうのが許せちゃう小説。 俺もみんなみたいになにが起きても動じない思考をしたいな

    0
    投稿日: 2010.08.27
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    軽妙な会話と絶妙な人物関係に引き込まれてあっという間に読んでしまった。各登場人物の雰囲気のせいか、どんな気分のときに読んでもさっぱりしたいい気分になれる本。

    0
    投稿日: 2010.08.25
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    初伊坂本。キャラが魅力的です。掛け合いが面白い。響野さんはくだらないことと同じくらい名言を口にしている。続編も映画も好き。

    0
    投稿日: 2010.08.23
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    爽快の一言に尽きます。 期待を裏切らない顛末。 全く関係のないことが最後に全て繋がった時、 すかっとしました。 お勧めの本ですw

    0
    投稿日: 2010.08.22
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    なんとなく読める展開だったけど、そうなったら嬉しいと思った展開だったので良かったです。 トカゲの行列のくだりがすごく好きです。

    0
    投稿日: 2010.08.18
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    “二人組の銀行強盗はあまり好ましくない。二人で顔を突き合わせていれば、いずれどちらかが癇癪を起こすに決まっている。縁起も悪い。たとえば、ブッチとサンダンスは銃を持った保安官たちに包囲されたし、トムとジェリーは仲が良くても喧嘩する。 三人組はそれに比べれば悪くない。三本の矢。文殊の知恵。悪くないが、最適でもない。三角形は安定しているが、逆さにするとアンバランスだ。 それに、三人乗りの車はあまり見かけない。逃走車に三人乗るのも四人乗るのも同じならば、四人のほうが良い。五人だと窮屈だ。 というわけで銀行強盗は四人いる。” 四人組の銀行強盗の話。 伊坂さんらしい。面白い。 最後のひっくり返してひっくり返してひっくり返す感じ、好きだ。 “「知らないのに落ち着いている」久遠が気がつく。「怪しいな。成瀬さんはたいてい、先が見えているはずだ」 「電話が教えてくれるんだよ」自分の携帯電話を取り出して、響野に見せた。するとタイミング良く、着信の振動がはじまった。「ちょうど鳴った。こいつは偶然だな。もしかすると、世の中には偶然があるのかもしれない」 「誰からだ」響野が顔を寄せてくる。 成瀬は、響野に電話を渡した。「おまえが出てみればいい」 どうして私が出なくてはいけないのだ、とぶつぶつと呟いてはいたが、響野は最終的には電話を受け取った。受話ボタンを押して、耳に当てた。 「響野さんはさ、そういう楽しそうなことは自分でやりたがるんだ」久遠が頬を膨らませる。 「宇宙人がやってきたら、『どうも、どうも』なんて手を挙げて、われ先にと会いに行くタイプだな」と成瀬は言う。 「そうして、真っ先に撃たれちゃったりするんだ」 「早く宇宙人が来ればいいな」成瀬は肩をすくめる。 携帯電話に耳を当てていた響野がしばらくしてから、大きな声を出した。「何でおまえがかけてくるんだよ」 成瀬はその姿を眺めながら、笑いを堪えていた。”

    0
    投稿日: 2010.08.16
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    伊坂幸太郎にしてはストレートなギャングサスペンス。 ミステリーとしてはとても面白かったが、伊坂作品としては?マークな感じ。

    0
    投稿日: 2010.08.16
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    銀行強盗のサスペンス。 会話のセンスが良く、テンポよく読み進められる。 後半に次々と回収されていく伏線が心地いい。 最後の行動はある程度予想していたが、その精巧さには驚いた。 他の作品も読んでみたいと思う。

    0
    投稿日: 2010.08.16
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    伊坂幸太郎はちょっと非現実なキャラクターを書く。 その「ちょっと」具合が絶妙。 嘘を必ず見分ける男。演説の達人。スリの天才。体内に時計を持つ女性。 現実にはちょっといなそうな人たちが、リアリティをもっていきいきと物語の中で動き、活躍する。 そして読みやすく、かつ緻密なプロット。 伊坂幸太郎が売れるのは必然なのでしょう。

    7
    投稿日: 2010.08.05
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    伊坂幸太郎と言えば・・・ と言えるほどの入門編がコチラ。 陽気な4人のギャングによる華麗なるギャングっぷりには笑いあり笑いありで、とにかく痛快です。 かなりサラっと読めてしまい、続きが気になる・・・・ ・・・なんて思ってたら何と続編もあります。 陽気なギャングの日常と襲撃! コチラも合わせてご覧ください♪ 一気読みがオススメです*

    0
    投稿日: 2010.08.04
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    自分にとっては三作目の伊坂幸太郎作品です。 相変わらず、小気味の良いテンポでストーリーが進み、物語の随所に伏線が張ってあって、謎や事態が解かれていく様子がとても楽しいです。 ラッシュライフに出てくる泥棒、黒澤。 今回の作品に出てくる嘘を見抜く男、成瀬。 こう言った、世の中の表も裏もなんでも分かっていて、緻密に確実に事を進めていく人物が登場するのは、伊坂幸太郎作品には多いことなんですかね? その完璧な人が驚いたり、裏を取られたり、でもそれは実は手の内だったっり。 まだ途中ですが、結末がどうなるのか、今から楽しみです。

    0
    投稿日: 2010.07.31
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    初めの方は、たくさんいる登場人物にちょっと混乱しちゃったり、どの人物にどんな能力があってどんなポジションにいるのかがなかなか掴みづらかったです。 でも読み進めていくうちに、いかんせん話が長いですから、すっと頭の中で整理ができて、お話を楽しむことができました! 内容はもうもちろん面白いですよ! 友人から借りたのですが、借りた時に「伏線がつながるときは爽快だったよ」と言われていたので、エピソードの隅々まで注意しながら読んでいたのですが、本当に「あっ!!」というところが後から生きていて、もう読了後は本当に最高の気分でした。

    0
    投稿日: 2010.07.28
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    ずいぶん前に読んだから、かなり忘れちゃってるけれど… 私はあまりのめり込まなかったなぁ。 このリズムに合わなかったんだと思う。

    0
    投稿日: 2010.07.27
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    嘘を見抜く名人の成瀬。天才スリの久遠。演説の達人の響野。精確な体内時計を持つ女、雪子が銀行強盗を決行。 初めて読んだ伊坂さんの作品がこれ。 銀行強盗なのにかなりカッコイイ強盗集団ですよ!! 映画化もされてたりします。 DVDも観たけどやっぱり本で読むのが一番いい。

    0
    投稿日: 2010.07.27
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    読中の爽快感は素晴らしい。それぞれのキャラクターがしっかりしていて、それぞれのやりとりがwitに富んでる。「ロマンはどこだ」

    0
    投稿日: 2010.07.27
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    おもしろい。 特に響野が好き。 映画はまだ見ていないけど、そのうち観たいと思う。 響野役が佐藤浩一らしい。めっちゃはまり役の気がする。 物語は、裏の裏をかく、って感じ。 物語のそこかしこにでてきたポイントがラストに一気に登場、繋がるって感じ。 井坂っぽくて、好き。 今はさっそく続編を読んでます

    1
    投稿日: 2010.07.23
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    正統派なアクションミステリー小説。 他の井坂作品に比べるとあまりヒネリは無く 少し物足りない気がしないでもないのですが とにかく読んでいて楽しい作品です。 あっという間に読みきってしまうこと請け合いです。

    0
    投稿日: 2010.07.22
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    人の嘘を見抜く 成瀬 正確な体内時計を持つ 雪子 天才スリ 久遠 弁舌の達人(?) 響野 特殊な能力を持つ4人の銀行強盗。 ストーリー自体も作者特有の技巧的と言うかしつこいくらいの伏線だらけの構成もすごいとは思うものの、とにかくこの4人の個性を魅力的に描いている作品だと思います。 冷静沈着なリーダーとしての成瀬のかっこよさ。 口だけが達者な憎めない響野のかわいさ。 動物をこよなく愛する久遠の純粋さ。 人に甘えることのできない雪子の孤独な強さ。 (ただし、唯一雪子の魅力だけが少し弱いと感じてしまうのは僕だけでしょうか・・・) 強盗の具体的な手口とか計画とかよりも、こいつらのストーリーをいつまででも読んでいたい。一緒にいたい。 そんな小説でした。 【以下抜粋】 スタンリー・キューブリックの、「2001年宇宙の旅」をビデオで観た後だった。妻が急に、「なーんだ」と言ったのだった。「ニ十一世紀なんて、もうすぐよ。その時に、こんなふうに木星に行けると思う?」 「ニ〇〇一年には無理だろうな」 「でしょ。キューブリックだって未来のことを見誤っていたのよ、先のことなんて誰も分からないってことじゃない」 「かもしれない」 「ということは、わたしたちが何十年か先のことをくよくよ考えたって仕方がないのよ」 「強引だな」 「唯一、はっきりしていることは、わたしたちの目の前にいるタダシはとても愉快で、この瞬間、わたしたちはハッピーだってことよ」彼女はそう言って、タダシの髪を触った。 「もう一つ、たしかなのは、君がキューブリックの映画を観ると、必ず途中で眠るってことだな」 そう言いながらも成瀬は、妻の言葉に救われた気がした。

    0
    投稿日: 2010.07.18
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    嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。 一見何も役に立たない能力をもつ四人が組めば、銀行強盗は百発百中! しかし、いつものように計画を成功させて逃走中に別の銀行強盗に 横取りされてしまいます。奪還を誓って一味の影を追いかけているうち、 死体に遭遇してしまい・・・。  映画を先に観ていたため、違いを確認するような感じで読みすすめて いきました。映画ではエンターテイメント色を強めるためか、話の筋が 結構変更されてましたが、この作品の肝である魅力的なキャラクターの 設定は同じだったので一安心。成瀬に離婚歴があり自閉症の息子が いるとか、雪子の息子である慎一の年齢が中学生だったり、いじめ 問題があったり、シリアスな面もありつつ軽妙さは損なわれていません。 続編を読むのが楽しみです。

    0
    投稿日: 2010.07.17
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    小説で爆笑したのは初めてかもしれません。「自分の日記に嘘を書く」というセリフが印象に残っています。 登場人物が非常に魅力的。そして、伊坂さんはお笑いのセンスがあるなあ。と、とても感心しました。

    0
    投稿日: 2010.07.15
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    相変わらず読みやすい。そして相変わらずうまくまとめる。 伊坂作品はある程度読んでるからか、オチは予想できたし、途中に多々現れる伏線にも感づいてしまった。 初めて伊坂作品を読んだような感覚はもう取り戻せないのかもしれん・・・ まぁ充分楽しめたけど。

    0
    投稿日: 2010.07.12
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    テンポが良くて一気に読んでしまいました。 4人の最強ギャングのキャラがそれぞれ魅力的で、 こんな銀行強盗なら許せるかも♪って思えてきます。 ミステリー要素は薄いけど、細かい部分のつなげ方がやはりうまくて、さすが! 安心して読める楽しい作品でした。 次は続編^^

    0
    投稿日: 2010.07.11
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    2010.7.6読了。 面白くて一気に読んでしまった。4人組のギャングの話。嘘が見抜ける成瀬、演説得意の響野、スリの名手久遠、体内時計を持つ雪子。 映画化されてるみたいだし、観てみたいなー。

    0
    投稿日: 2010.07.10
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    それぞれ特殊な能力を持った4人組の銀行強盗の物語。嘘を見抜く能力を持つリーダー・成瀬。掏りの天才・久遠。正確な体内時計を持ち運転のエキスパートである雪子。演説の達人・響野。 …ここで、「ん?」と思うでしょ。「銀行強盗に演説って必要?」って。この響野がいいんだなぁ。響野はグループのメンバーが銀行を襲って現金を強奪している間、店員や行員の気を引きつけるためにその場で演説をするんです。それも何かを喚起したり感心したりさせる演説ではなく、意味もないことをただただ喋り続けるっていう、ホント無意味な演説。いや、それいらないじゃん。別にそれは銃で脅しつけて見張ってればいいじゃんっていう無駄な要素。なのに、なぜか響野は「俺がいなきゃ始まらないだろ?」的に振舞ってるし、他のメンバーもこの演説を自分たちの犯行に必要な様式として当たり前に受け入れているし、そして作者はむしろこの無駄を描きたいがために他の3人と状況を設定してるんじゃねーかと思わせるストーリーテリングをかましている。そこがいいんですよ。 大体ね、どんな職種でも仕事っていうのは必要なものをまず押さえていくもんです。でも多くの場合は納期や予算の問題で、必要な要素を詰め込むだけでギリギリになっちゃって、それ以外の無駄な要素・遊び心を入れ込む余裕はなくなる。私も雑誌のページメイクをする上で「ここでこれがあったらネタとして面白いのになぁ-」とはよく思うけど、それが実現できる機会はほとんどない。 私達はそうやって「必要」を優先して暮らしています。だからこそ、その真逆である「無駄」を起点としたような、このとぼけた作品世界にカタルシスを感じるんだと思うんです。 ちなみにこの響野みたいなキャラクターは一つの類型として伊坂作品には頻繁に登場します。響野みたいな特権階級的禁治産者を受け入れる余裕をその世界の住人たちが共有していることが、伊坂作品の特徴的なテイストの一つと言えるかもしれません。

    0
    投稿日: 2010.07.10
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    黒澤さんも千葉さんも成瀬さんも全部同一キャラですと言われても違和感ないくらい被っている。でもカッコイイから許す、許さざるをえない。話の絡み具合や、ちょっとした言い回しが面白い。でもまずはしっかりと確立したキャラクターがあってこそだ。伊坂さんのキャラは皆個性的で面白い。

    0
    投稿日: 2010.07.07
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    伊坂作品ではじめて読んだのがこの本。確か中学くらい。 テンポ速いしキャラ濃いし、小説やけど漫画みたいに読めて、文字しかないのに映像で脳に認識される感じ。だいすきです。

    0
    投稿日: 2010.07.04
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    けっこうバカにできない 面白い レトリックはいつも通りだけど、 やっぱりそう来た、っていう快感もあるし。 最後はちゃんと泣ける

    0
    投稿日: 2010.07.04
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    素晴らしーい!! 本の細部まで伊坂エッセンスが散りばめられていて、最後の最後まで続きが気になる!裏の裏のさらにウラまで作り込まれた展開にまんまと取り込まれてしまってドキドキします! でも、勢いよく読み終わってしまうと、晴れた日に窓を開け放った様な爽快感でこころが満たされる!面白いってこういうことかー!っ気がします。 何と言ってもキャラクターの作り込みがいい!強盗団っていう設定なのに、会話や振る舞いになんだか愛しさすら感じてしまう。会話の様子とか声とか、頭に浮かんでくる様ですね! テンポよく進んであっという間に読み終わりました♪やっぱり伊坂せんせーはすごい!!ごちそうさまでした☆

    0
    投稿日: 2010.07.02
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    友だちより:おもしろい!キャラ同士の絡みのシーンには毎回笑わされた。次回作とか映画も見たい。友だちの間では響野が人気。

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    投稿日: 2010.07.02
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    練りに練られたプロットで、いくらベテランのミステリーファンでもすべての展開を予想するのは難しいだろう、くらいの勢いで。

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    投稿日: 2010.07.01
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    突飛な人物設定に テンポのいい会話 止まることなく最後まで スラスラ引き込まれる 伊坂さん作品を読んで毎回思う 伊坂さん頭いいなー! 理系の人が書いたんだな って。 変に情景描写が多い作品より ずっとおもしろい(^^)/★

    0
    投稿日: 2010.07.01
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    伊坂幸太郎さんの作品を初めて読んだのが、 この『陽気なギャングが地球を回す』でした。 突拍子もない人物設定と 軽快さと緻密さ、 なんともない台詞の中に 人を説いた様な言葉が詰まっていたり。 一発でやられました。 後に僕は伊坂幸太郎さんの作品を 殆ど読んでしまう訳ですが、 この作品が初読で良かったな、と想いました。 今でもたまに 読み返してしまう作品です。

    0
    投稿日: 2010.07.01
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    うーーーん伊坂幸太郎デパートっていう感じの一冊。ザ・伊坂ワールドを陽気にライトにまとめてくれているのでとてもお手軽に楽しい。これで伊坂ファンが増えたって言うのはなるほど、納得です。 薀蓄、ユーモア、脱線…それらが全て複線に成り得て、話の核に成り得るっていう期待はきっと伊坂幸太郎ファンならもう皆がしちゃう事で、勿論その怒涛の魔術は素晴らしいんだけれども、他の作品と比べるとちょっと一つ一つが薄い、かなあって思ってしまった。導入から前半部分にかけての高揚を後半に一気に萎められてびっくり。特に後半の携帯電話のくだりとか、もう本当に「裏切られた」って落ち込むくらいにがっかりな粗さでした。 後ねえ、いくら以前に書いたことのある登場人物だとは言え書籍として纏めてないんだったらこれを第一弾として世に出すべきだと思うし、実際そう言う気概は感じられるのに序盤からしつこく「彼女いつもと違うね」って言われても困る。これはそもそもシリーズの第一弾として適当だったのかと、それが一番気になった。折角登場人物皆誰がどう見ても文句のつけようが無いくらい魅力的で好感が持てるのに、残念。 それでも、登場人物たちの織り成す軽快なやりとりだったりそのリズミカルな軽口には終始にやにやしっぱなしです。私もこんな風にさらりと知的に人を馬鹿にしたい。

    0
    投稿日: 2010.06.30
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    「陽気なギャングが地球を回す」では特殊な能力を持った人が出てきて、しかも強盗というのも主人公にしながらも、陽気に、軽快に物語が進んでいき、かと言ってまるっきり現実世界から逸脱した話なのかというとそうでもなく、一見寓話的でもある、そこがたまらなく惹かれます  伊坂さんの作品は真面目なことでも陽気に伝える。 当に「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」(重力ピエロ)ですね~   でもこれって難しいですよね! 自分の場合は本当に深刻なことは伝えもしない気が・・・  この作品に出てくる雪子さんじゃないけど、人に頼るが案外苦手なんで一人で悩んで潰れる達だと思うので、それこそこのスキルは是非とも持っておきたいものです!!

    0
    投稿日: 2010.06.30
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    79点。 ウソを見抜く・スリ・演説・体内時計という特技を持つ4人組みの強盗。ある日、仕組まれて盗んだ金を盗まれた。 すごくテンポがよくて、タイトル通りずーっと陽気なテンションだった。伏せんを回収しながら痛快に事が運んでいくので、暇つぶしに読むのにちょうどいい。

    0
    投稿日: 2010.06.27
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    短い文章、軽快でリズムある展開が気持ちよく、あっという間に読めました。 「アヒルと鴨のコインロッカー」で感じたようなストレスはまったくなく、正直ほっとしました。 もう少し、井坂幸太郎作品を読んでみたいと思います。そう、TSさんに借りよう。 【借りたい井坂幸太郎リスト】 ・オーデュボンの祈り ・ラッシュライフ ・陽気なギャングが地球を回す(既読) ・重力ピエロ ・アヒルと鴨のコインロッカー(既読) ・ゴールデンスランバー

    0
    投稿日: 2010.06.27
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    アヒルと鴨で、合わないなぁと思ったけど、これはサクサク読めたし展開も面白かった。 嘘発見器人間、まわりにいたらやりヅライやろうなぁ…。

    0
    投稿日: 2010.06.22
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    映画も観てしまったので、今さら読むのはどうかなあと敬遠していたのですが、伊坂ファンとしては読んでおこうと思って読みました。 いやーいいですね!おもしろい!爽快! 簡単に言えば、ウソ発見器+演説名人+体内時計+天才スリ師=史上最強の強盗4人組の話☆ 伊坂ワールド炸裂です★ この登場人物の世界を馬鹿にしてるとゆーかクスっと笑える会話がたまんないです! 本当ロマンを感じますね♪笑

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    投稿日: 2010.06.21
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    痛快!まさに陽気なギャング(銀行強盗)4人組。 悪人のはずなのに何故か応援したくなる、成功するように(銀行強盗を)祈ってしまいたくなる…そんなストーリー。 こんなギャング達なら遭遇してもいいかも。演説聞いてみたい!

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    投稿日: 2010.06.16
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    伊坂作品との出会いの作品。 今考えると、他の作品の方が好きなのだが、 最初のインパクトときたら!

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    投稿日: 2010.06.15
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    「「成瀬さん、警官の制服を着た人は、警察官に決まってるよ」横の久遠が口を尖らせた。  成瀬は肩をすくめる。「サンタクロースの格好をした男の大半は、サンタクロースじゃない」  久遠は、来た方向を親指でさしながら、「ありえないよ」と繰り返す。「あれはどう見ても警察官だ」」

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    投稿日: 2010.06.14
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    それぞれが特殊な能力を持った四人組が強盗をする話。 面白かった、一人一人のキャラが個性的で会話の部分が特に好き。伏線回収も素晴らしく前半のちょっとしたことが後半しっかり物語に影響してる。 次巻があるのですぐ読みたい。最後に「ロマンはどこだ」

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    投稿日: 2010.06.13
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    凄く好きな作品です^^ 4人の会話がおもしろくて、 強盗シーンも読んでてドキドキ興奮します。 個性的なキャラクターが素敵です。

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    投稿日: 2010.06.12
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    時間が正確にわかる女 嘘がわかる男 すりの達人 話のうまい人 たしかこの4人で銀行強盗する 淡々と進むけどリズムよくてぜんぜん飽きなくて面白い

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    投稿日: 2010.06.10
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    伊坂幸太郎作品が今回が初です。 読みやすく軽快で凄いこと言ってるのに あっさりしちゃって。そして伏線の数々。 もう一回一気に読みたいです。

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    投稿日: 2010.06.07
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    おもしろい 単純にそう思えた ミステリーなのに 重苦しくなく 軽快に愉快に進む物語 何度爆笑しただろう こんなに爽やかなミステリーは初めてだ ていうか、ミステリーを読んでる気はしなかった だけど 最後に全てが繋がったとき 圧巻された この物語に魅了されてしまった ありえない話だけど ありえて欲しいと思った こんな4人組がいたら きっとこの世界は楽しくてしょうがないだろうな 伊坂幸太郎...ファンになっちゃいました♡

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    投稿日: 2010.06.06
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    演説に長けたウソツキ、どんな嘘も見抜けてしまう公務員、誰も気がつかないほど早業なスリ、体内時計ですべての時間をカウントできる凄腕ドライバー。 誰も傷つけることなく、おぞましい記憶の足跡を残すことなく銀行からお金を盗む。 こんな4人が力を合われば本当に実行できるかもしれない!w 軽快なリズムでストーリーが展開する気持ちがいいミステリー。 映画も見てみたい。

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    投稿日: 2010.06.05
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    さらっと読めるお話。読後の爽快感は格別! ちゃんと悪いやつが最後に懲らしめられるのがよい。 (厳密に言うと主役の4人も銀行強盗だけど) 特殊な能力をもつ4人のキャラクターが好き。 特に久遠が無邪気でかわいい^^ 映画も見てみたい。佐藤浩市さん出てるんだ!!

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    投稿日: 2010.06.04
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    非常に読みやすい! おそらく伊坂幸太郎の中で一番キャッチー。 それでいて、伏線のはり方も非常に上手く、トリック要素的にも文句がない。 設定から突拍子もない。 人間嘘発見器、 正確な体内時計を持つ女、 スリのプロ、 演説の名人。 前二つはちょっとありえないだろう、 後二つはそれに比べると見劣りするなぁ。 と、思いきや、この4人が良いバランスで活躍する。 それぞれ個性も引き立っていて、更に魅力が増す。 破天荒な中にも、しっかりと人間味がある描写も見えて尚良い。 相も変わらず伊坂幸太郎はキャラの描き方が上手いのだ。 ラストの結末は清々しい。 奇麗な爽快感。 それも踏まえてこの小説は、終始「ゴキゲンな」本でした。

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    投稿日: 2010.06.03
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    ある者は人の嘘を暴く能力を持ち、ある者はストップウォッチのように 正確に時間を計る能力を持ち、ある者は掏りを得意とし、ある者は息を吐くように嘘をつき演説を好む。 そんな四人の強盗集団をギャングという言葉で極悪さを微弱化させ むしろ正義感みたいなものを見出す感じが見てとれる銀行強盗小説。 ところどころに伊坂知恵袋の本領発揮というか知識がもぐらの如く現れる。 yahoo知恵袋より圧倒的にベストアンサーに溢れてるんじゃないか。 しかし、引きこまれるなぁ。スラスラ読めてしまう。章ごとの終り方?が 俺の読書欲を駆り立てるわ。いささか目が疲れた。 割とべたというかオチは読めやすいかも。 これひっかけなんだろうなぁと思うと案の定みたいな。 続編も読みまする。

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    投稿日: 2010.06.02
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    *購入 *複数回読んでいます 伊坂幸太郎、という作家に出会った作品です。 伏線の張り方、魅力的なキャラクター、軽妙なやり取り、 ぐいぐいひきつけて続きを読ませる力がありました。 何度も読んでおもしろく、新たな発見もあります。 強盗、の話ですが、重くもなく、軽妙で洒落が効いていて、エンタメ作品としては最高といいたいです。

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    投稿日: 2010.06.01
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    タイトルの通り陽気なギャング4人組のお話。 個性的でそれぞれが特技を持ち合わせている4人のキャラ設定がまたイイ。 読みやすくて、テンポがイイ、ユーモアあふれる文章で笑い有り。 読んだ後の爽快感は格別。なんだかカッコイイ銀行強盗です。 こういうタノシイ作品、すごくイイと思います。

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    投稿日: 2010.05.31
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     いわゆるハルキチルドレンが苦手な俺は伊坂作品には結構とっつきにくいものがあったのだけれど、これは前半を乗り越えたらすらすら読めるようになってきた。  スタイリッシュな娯楽作品。

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    投稿日: 2010.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎 3冊目。オーデュボンの前衛的な雰囲気はナリを潜め、代わりにどうも貧相な超能力者が出てきたという感じで、今一つ。テンポの良い筆致と洒脱な文章は伊坂幸太郎のウリの一つだが、それも「演説上手」というキャラクタに託されてしまうと、出来の悪いライトノベル並みに陳腐な会話に堕してしまう。 ストーリーも何となく先が読める展開で、エンターテイメントとしてもあんまり楽しめなかったんだけど、こっちの期待が高過ぎたかなぁ。

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    投稿日: 2010.05.29
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    確実に他人の嘘を見抜くリーダーは市役所で働く成瀬、 正確な体内時計の持ち主であるシングルマザーの雪子、 喫茶店主の響野は演説の達人、20歳の青年久遠は 天才スリという面々で組織されたギャング団が活躍する 長編サスペンス。 個性的な登場人物が最高 会話のテンポややりとりが楽しくて一気に読める 最後の方に行くにつれてスピード感も増して行き ちりばめられていた伏線が、うまくかみ合って とってもスッキリ!! エンターティメント性抜群の読み物でした。 あ~、おもしろかった。

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    投稿日: 2010.05.28
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    人気があるので前から気になっていた伊坂幸太郎氏。読売夕刊に連載していた「SOSの猿」が半端な読み方のせいかピンと来なかったので、今まで手にしませんでした。今日はたまたま古本屋で目について購入。 楽しみながら銀行強盗をしている主人公たちが、見事に成功したと思ったその時、謎の男たちに獲物を横取りされてしまいます。 リベンジをしようと、調査を始めた途端、男たちの一人の死体を発見してしまいました。 死体のかたわらの電話のリダイヤルボタンを押すと、思いもよらぬ所へ電話がかかってしまい、事件も急転直下、驚愕のドラマへと転げ出してしまうのです! 久々に一気読みしてしまいました。いやあ脱帽ですな!面白いです!オススメ‼

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    投稿日: 2010.05.25
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    個性豊かな銀行強盗たちが好き勝手に暴れまわる。 でも、誰も傷つけず。 どちらかというとコミカルで、テンポもいいのでさくさくいけた。

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    投稿日: 2010.05.22
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    さすがの伏線。 ただ、全体の分量が少し多すぎるような。 流し読みでもほぼつかめるからありがたいけど

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    投稿日: 2010.05.19
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    本のカバーとかタイトルの感じから想像するよりも、ひょうひょうとした感じの小説だった ラストのどんでん返しは引き込まれて読む

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    投稿日: 2010.05.19
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    笑える展開、オモシロギャング。 銀行強盗を企てる、市役所員の頭のいい男、嘘を見破れる。とスリのうまい20歳の男に嘘ばかり言う演説好きの男に体内時計が優れてる女。 面白いの!強盗に失敗と見せかけて女が元旦那にお金をやったら目をつけられて。。 結局裏の裏をかいて。。 平和なギャング、伊坂さんすきです。

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    投稿日: 2010.05.17
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    さらりと読めます! 4人の個性が楽しいですね。 いい意味で重さはなく、軽快なお話しでした。 引き続き続編にもいかなければ o(^-^)o

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    投稿日: 2010.05.12
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    銀行強盗のエキスパートである、個性的な能力をもった男女4人組のおはなし。今さらながら読ませていただきやした。伊坂氏はワタクシと同い年であります。がんばれ同世代の作家のみなさん!あ、上の世代の作家の方々も、これまでどおりがんばってください。

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    投稿日: 2010.05.12
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    キャラクターベースで書いてるなという気がしました。クールな成瀬、緊張感のない久遠や響野。こういうキャラクターがいてこういう出来事が起こったらどう行動するか、みたいな。 強盗団同士のだましあいもスリリングで、布石もきれいに回収。 地球を回すほどのスケールは感じなかったけど楽しんで読めました。 エンターテイメントですね。

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    投稿日: 2010.05.12
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    「ロマンはどこだ?」 一癖も二癖もあるキャラクター達が織り成すギャング小説。 絶対こんな銀行強盗いないけど、でもどっかにいたら素敵だと思う。 軽妙な台詞、痛快なストーリー、無駄のない伏線、読者を飽きさせない演出。 読者を選ばない読みやすさ、ファンを惹きつける奥深さ。 小説を読み終わるのが寂しく感じられたのは久しぶり! ※ギャング【gang】 ①主としてアメリカの組織的な強盗団・暴力団。 ②転じて、わが国では強盗の本質である凶悪性・卑劣さをやわらげるために使用される呼称。ギャングスター。「―って恰好いいよな」 ③世界で一番お洒落な職業。正義の味方と同義。

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    投稿日: 2010.05.11
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    これぞ伊坂幸太郎、オーデュボンの祈りやラッシュライフと並ぶ私のお気に入り。 嘘を見抜く名人成瀬と暮らすのは窮屈そうに思えて、案外そうでないかも。『ぜったいに嘘をつけない』と最初っから分かっていれば、嘘をつくストレスに悩まされないかもね。とは言っても、ついつい嘘をついちゃうのが人間なんですがね。 雪子もそんな人間のひとり。完全時計を持つ彼女は、頭の中につねに正確なストップウォッチがあるけど、男を見る目は性格じゃなかったようで・・。その為仲間である成瀬の前で嘘をつくのですが・・。 最後のどんでん返しは何度読んでも痛快。 スッキリしたいのなら、陽気なギャングが地球を回すを読みましょう!

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    投稿日: 2010.05.10
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    ギャング達の軽妙な掛け合いがまるで漫才みたい。 登場人物がみんな格好良くて痛快です。 読み終えた後、スッキリすること間違いなし!

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    投稿日: 2010.05.07
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    特殊な力を持った4人組が集まった。 これは偶然? さらに銀行強盗をすることになったのは偶然? これこそ、伊坂さんのいう、 「神様のレシピ」で決められていたのでは…? 大切だと思える仲間と出会えて、日々を過ごせるなら、 神様に決められててもいい、かな。 伊坂さんの作品にしては、先が見えすぎている気もしたけど、 相変わらず、伊坂さんの言葉ひとつひとつが好きだ。 「ロマンどこだ?」

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    投稿日: 2010.05.07
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    キャラクター設定が秀逸すぎる。 強盗には4人が向いているっていう理論というか発想というか。すごすぎる。 個人的に。ゼミの発表は3人がベストだと思うの。 三人寄れば文殊の知恵っていうしね!

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    投稿日: 2010.05.05
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    嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を 持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった …はずが、思わぬ誤算が。 せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく 逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。 「ロマンはどこだ?」 伊坂幸太郎らしい、地味?個性的?な技を持つ強盗たちが 繰り広げる爽快な物語です。 成瀬というキャラクターはどこか伊坂幸太郎でお馴染の 泥棒の黒澤っぽいところがあります。 中でも響野が好きですね。 あの演説というか、彼が言う事は全部ウソっぱちだらけ というキャラクターが何とも言えない。 伊坂幸太郎らしい個性的なキャラと読み終わった後の 爽快感はお見事です。

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    投稿日: 2010.05.05
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    伊坂作品の醍醐味である、伏線を張ってスッキリ回収していく構成、独特の言葉遊びを、余す所なく堪能できました。 悲愴感や緊迫感はなく、痛快なエンタメ作品なので、読後感も爽やかです。 映画化もいいけど、アニメ化すればいいのに。

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    投稿日: 2010.05.05
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    文章の中に散らばっている様々なヒント・伏線を、上手く回収してる。無駄のない非常にスマートで刺激のある作品でした。

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    投稿日: 2010.05.04
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    個性が強い四人が力を合わせて強盗をする話☆ 個性豊かな四人が面白くて大好きです。一気に読めます(^-^)♪♪

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    投稿日: 2010.05.03
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    銀行強盗のお話し。主人公4人のキャラが立っており、またそれぞれの台詞回しがかっこ良い! テンポもよくスラスラ読めました。さすがって感じです。ただ、銀行強盗は犯罪なので、キッズは真似しちゃダメよー! 近いうちに続編も読む予定です☆

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    投稿日: 2010.05.03
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    この本が映画化になった頃、わたしはまだ大学生で、友達に「陽気なギャングの映画見たいんだけど」と誘われ、「あんた何馬鹿なこといってんの?」と返した記憶があります。 最近伊坂幸太郎をよく読むようになり、つい先日この本も読破しました。 読んでみての感想は、ある意味題名程突拍子のない話で、ある意味そこまで突拍子のない話ではない。何度も訪れるどんでん返しはすべて伏線が張られていて、後半になればなる程引き込まれていく。ミステリーかつコメディなテンポのよい話です。 それぞれ銀行強盗の名前で目次が組まれていますが、特に一人称が変わっていくわけでもなく、誰に注目すべきかの道標になっています。

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    投稿日: 2010.05.02
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    四人組の強盗の話。 四人組の個性が抜群に光る。嘘発見器&スリ&話術&人間時計。これだけじゃあ何かわからんけど、実際こんな四人組。 四人組のやりとりが軽妙でイキイキしてて思わず笑ってしまう。 伊坂幸太郎の初心者にオススメしたい一冊。

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    投稿日: 2010.05.02
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    人の嘘を見抜く 成瀬、正確な体内時計を持つ 雪子、演説したがりの 響野、動物を愛する天才スリ 久遠。 四人が各々の才覚を活かしてロマン溢れる銀行強盗を企てる。 今回もいつもの様に仕事をやってのけるはずだった...。 四人と関わる愛すべき脇役達とまた逢いたい。 次回の作戦には一緒に一枚咬みたくなる。

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    投稿日: 2010.05.02
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    これはやられた!! 4人のギャングがみんな素敵だ。いろんな能力を持っている。 最後にいつもあっと言わされる。

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    投稿日: 2010.05.01
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    4人の銀行強盗による痛快小説。 それぞれのキャラと会話のテンポが面白い。頭の中で映像化されてクルクル動き回るようだった。映画も見てみたい。

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    投稿日: 2010.04.30
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    成瀬さんちょうかっこいい! でもみんな素敵なキャラでいいですなぁ 最後に全部がはまっていく感じが最高でした 「これも伏線やったのかぁ!」てなった 成瀬さん好き!!

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    投稿日: 2010.04.29
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    本から離れてて久しぶりに一気に読んだ本 ストーリー展開がダイナミックかつ謎ときが分かりやすくすらすら読めた まだ2冊目だけどやっぱ伊坂さんの本は面白い 日常の襲撃もすぐ読もう

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    投稿日: 2010.04.28
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    4人組の会話が面白かったです。 個人的には成瀬さんがツボ。 あんな人が友達にいたら面白そうだと思う反面 自分がウソ発見器になりたいと思う反面 私がウソ製造機だから、ちょっと嫌かな。 私も銀行強盗してみたーい。

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    投稿日: 2010.04.27
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    ポップさとテンポを兼ね備えた良作。 嘘を見破れる公務員、演説の達人、体内時計が凄すぎる主婦、天才スリの4人組ギャングが、自らの長所を最大に生かし、痛快に銀行強盗を成功させるという古典ギャング映画のような爽快感が魅力。 伊坂が有名になった作品でもあります。

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    投稿日: 2010.04.27
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    2010.4 了/面白かった.キャラクターと会話と進行が小気味よい. 人気作家と聞いていくつか読んでみて,それほどでもないなと思っていた矢先,図書館から予約した本の順番がまわってきたということで読んだ.映画になったらしい.通常,原作を読んでしまうと映画を見る気が起こらなくなってしまうのだが,これは見てみたいなあ.佐藤浩市が出ているようだし.

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    投稿日: 2010.04.27
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    伊坂さんらしい、伏線をすべて綺麗に回収してみせた作品です。読んでいてとても楽しく、ページを捲る手が止まりませんでした。続編が出ているので、ぜひとも読んでみたいです。

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    投稿日: 2010.04.26
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    嘘を見破ることが出来る 成瀬 大嘘つきの演説家 響野 スリの名人 久遠 体内時計を持つ 雪子 銀行強盗なのに魅力的 なぜか応援したくなる痛快劇 キュートでおちゃめな 4人組のギャング 個性的な4人にも現実が 公務員、いじめ、自閉症、離婚、借金 正しいことが幸せなのか? そんなことを考えながらも テンポとスピードと そして ロマンを楽しめる

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    投稿日: 2010.04.25
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