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陽気なギャングが地球を回す
陽気なギャングが地球を回す
伊坂幸太郎/祥伝社
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総合評価

1846件)
4.1
622
717
346
39
14
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    嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。 映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス! 紹介文より

    0
    投稿日: 2011.10.10
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    オチがよめてしまっていまいち。でもストーリーがとんとんと進んでいくから、読みやすいっちゃ読みやすい。

    0
    投稿日: 2011.10.08
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    先に続編である、日常と襲撃を読んでしまいました。 違和感なく読めたけど、やっぱり前作を先に読みたかった…。 内容もキャラも忘れてしまって再読希望の本。 映画にもなってたけど、やっぱり映画にしてしまう事に疑問を感じざるを得ない。

    0
    投稿日: 2011.10.07
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    本を読むのが苦手だったけどこの本はテンポがよく面白くてサクサク読めました(^-^)オススメです!こんな銀行強盗なら許せちゃう!笑

    0
    投稿日: 2011.10.02
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    強盗仲間の会話のやりとりが面白い。皆それぞれ曲げない信念があって、一人一人の個性を強烈にしている。決して軽い話ではないがユーモアがあって良かった。

    0
    投稿日: 2011.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4人のギャング(銀行強盗)の物語。 一人一人が特技を持っているのですが、それだけでなくキャラクターが面白い。 リーダーは嘘を見抜く名人でとてもしたたか、やや一般的性格の天才スリ、陽気でくどい演説の達人、正確な体内時計を持っている子供思いの母親。 4人の絡みがとても楽しい。 あとがきで「現実世界とつながっているように見えながらも、実はつながっておらず、また、寓話のようにも感じられるかもしれませんが、寓意はこめられていない、そういう話になりました」と書かれています。 でも、いろいろと思いが込められた作品でした。

    14
    投稿日: 2011.10.01
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    「面白い!」という評判を聞いてて数カ月、急に読みたくなって購入! 久々の伊坂ワールド、満足♪面白かった~! キャラも映えるし、謎解き爽やかだし、読み終えた後の爽快感!! 続編も読むの楽しみ~♪引用したい文が多すぎて困ったくらい、ふとしたセリフであったり、言葉が素敵!! 私的にお気に入りは毎章に入る時にある、単語と単語の意味がツボです。 伊坂さんのセンスがキラリと光る一冊(笑)

    1
    投稿日: 2011.10.01
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    漫画を読んでるみたいに、キャラ一人ひとりに個性があり会話のテンポも軽く、とても読みやすく面白かった。 コミカルなのに非現実な設定とトラブルの組み込み方が絶妙でどんどん引き込まれる作品だった。

    0
    投稿日: 2011.09.29
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    伊坂幸太郎にハマるきっかけになった1冊。再読。 伊坂幸太郎作品は好きな作品とそうでないのにきれいに分かれるけど、これは好きな作品の代表とも言える。 たくさんの伏線をしっかり回収してくれるので、とても気持ちよく読めます。 「演説の達人」響野、「人間嘘発見器」成瀬、完璧な体内時計の持ち主である雪子と、「掏りの達人」久遠。そんな4人が組むと、銀行強盗も愉快に見えてしまうから不思議。そしてそんな超能力を持った人なんているはずないのに(あ、響野はちがうか)、ひょっとしたらいるかも?という気になってしまうのも不思議。 各章に書かれている、広辞苑を模した解説が好きです。初めて読んだ時に、伊坂幸太郎の小説はおしゃれだなぁ、と思ったのを思い出しました。

    0
    投稿日: 2011.09.27
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    なぜか、映画→これの続編→これ、という順番でいってしまったけど、やっぱりおもしろかった! この四人最高!

    0
    投稿日: 2011.09.22
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    ブラボー!傑作だぁーー! 正に、本人曰く「ハリウッド映画」的な痛快娯楽作。 四人のギャングがそれぞれ愛しいキャラ。で、楽しい物語を回してます!滅茶苦茶なタイトルも読み終えれば、なるほど丸呑み出来ます。

    0
    投稿日: 2011.09.20
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    The伊坂幸太郎といった作品。 またキャラクターそれぞれがとても魅力的。 途中どうつながってるんだ?という展開もあるが、最後にはそれが全て線で繋がる読んでいてすがすがしい物語。

    0
    投稿日: 2011.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『陽気なギャングが地球を回す』/伊坂幸太郎/★★★★★/銀行強盗をするギャングが妙な展開になるお話。強盗なのにプロ意識があって面白いのと、先が読めない展開は伊坂さんっぽなって思いました^^

    0
    投稿日: 2011.09.16
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    「ロマンはどこだ」 キャラクターがいちいちかっこよく、これぞ伊坂作品!!と言える一冊。所々に出てくるアイテムや一見何の変哲もなさそうな人が最後にみんな繋がっちゃうところが凄い!!いい意味で裏切られます(><) キャラクターの一人一人の個性も素敵ですし、ルパン感覚で楽しみます。続編の「陽気なギャングの日常と襲撃」もクオリティ落とさず面白いです。 映画版はいいのは配役だけであとは最悪でした(・ω・川)見ないことをお勧めします!

    0
    投稿日: 2011.09.15
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    まず始めに、登場人物が気に入りました。人間嘘発見器で、先の先まで見通している「成瀬」さん。口が達者で、「成瀬」さんとは高校の同級生である「響野」さん。超正確な体内時計を持つ一児の母「雪子」さん。掏りの天才「久遠」さん。 強盗の際には、それぞれの能力を活かして華麗にそれをやってのける。強盗なんだけど、清々しい爽快感を感じます。 伏線の回収は「さすが伊坂さん!」と言わざるを得ませんね。回収時間にも気を配ってるのが更に憎いです。 展開もテンポ良く進んでいって、常に先の展開を楽しみにしながら読めました。 それにしても、「成瀬」さん流石過ぎる。

    0
    投稿日: 2011.09.11
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    短編以外では伊坂幸太郎さんのはじめて読んだ作品(゜_゜) 頭いいなって思った。アイデアが良く面白いしよくできている。 ただ贅沢を言うならもう少し盛り上がりと下がりがあって良かった( ~っ~)/

    0
    投稿日: 2011.09.06
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     「陽気なギャングが地球を回す」「陽気なギャングの日常と襲撃」とセットで購入。緻密な計算と軽快な会話という伊坂作品の特徴がはっきりと出ていて面白い。感動も何もない。ただ楽しいやつら(ギャングたち)を眺めているだけなんだが、読めば読むほど彼らに感情移入してしまうのが不思議だ。  ギャングたちは、ちょっとした超能力を持っており、それが現実感を薄めているんだが、同時に多少の論理矛盾も隠してしまう効果がある。  この作品(に限らないかもしれないが)を読んで「そんなこたぁ、ないだろぉ」と思う読者はほとんどいないはず。その世界にはまって読むものだと思う。これ伊坂作品全体がそうかな。 とにかく楽しかった!

    0
    投稿日: 2011.09.03
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    個性的すぎる4人のギャング。少し非現実的な部分もあるが、清々しい気分になる。響野さんのスピーチが好き。

    0
    投稿日: 2011.09.02
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    伊坂さんのー。 面白い。 面白いっ! すっごい面白かった! 満足。大げさじゃないよ本当に。読み終わるのが悲しくて泣きそうになったのは流石に久しぶりだよ。 成瀬さん!かっこいい! そして響野さんが双識とかぶるのは私だけじゃないはず。

    0
    投稿日: 2011.09.01
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    相変わらず伊坂作品の登場人物は魅力的。 伊坂さんを読むのが初めて、という人にはとりあえず私はこの本と、「死神の精度」をオススメすることにしている。 表では、ごく普通の社会人としての日常を送る4人のギャングたち。 彼らの会話は軽快で、リズミカルで、洒落ていて読んでいて気持ちがいい。強盗シーンなどは、それが犯罪であるにも関わらず、確かにショーを見るようなワクワク感がある。 最後には張られた伏せんが一気に回収されて、やや展開は読めるものの「やってくれた!」とむしろ爽快。 本格ミステリとは言いがたいが、単純に読むことが楽しい。登場人物の個性が一段と輝いている、伊坂幸太郎のよさを詰め込んだ作品。

    3
    投稿日: 2011.08.28
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    最初の話題が後に出てくるという展開が好き なんだか伊坂好きかもしれない。 数年前に重力ピエロとラッシュライフ読んだときは合わないと思ったけど… 好み変わったかな? もう一度読み直したいけど売っちゃったよ 思わずにやつくのが 「君を驚かせたかった」 素敵だね。 ロマンはどこだ?

    0
    投稿日: 2011.08.27
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    登場人物がコミカル、展開もテンポが良くて小説というより漫画みたい。すごく好き。ニュージーランドに行きたくなりました。

    0
    投稿日: 2011.08.26
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    テンポよく痛快爽快!一気に読めます。成瀬さんのような常に先を見ていられてポーカーフェイスに憧れるわぁ。一を知って十までわかるような。自分は一を知って勝手に杞憂したり胸高まらせたりしてしまうタイプ(^^ゞ あとがきに映画化された時の役者名が出てた。松田翔太だけはあってる気がする。鈴木京香は違うと思うな。

    0
    投稿日: 2011.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実は再読の作品。 伊坂作品では、初めて映画化された作品だったと思う。 私はどうも映画版見てがっかりした記憶しかないですが・・・(~_~;) 本は面白かった!響野夫婦が大好きですw

    0
    投稿日: 2011.08.22
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    楽しかったです。 四人の特殊能力?(響野は違うか。。)を持った銀行強盗のお話。 銀行強盗と言ってもドロドロした要素はほとんどなく、題名の通り、陽気なギャング達なんです。襲うのは襲うんですが、その方法だったり、過程だったりがなんとも気さくで。。 最後のオチはなんとなく予想がつきましたが、それでも満足いくものでした。 スラスラ読めるのでオススメです!

    0
    投稿日: 2011.08.22
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    伊坂幸太郎著書。本作は『オーデュボンの祈り』、『ラッシュライフ』に次ぐ伊坂作品、第三作目。 嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女、の四人の天才達による銀行強盗のお話。一人一人ひとりのキャラクターがしっかり立っており、皆が魅力的に描かれています。個人的に、演説の達人の響野がお気に入り。 カッコいい強盗を描かせたら、少なくとも日本国内において、伊坂幸太郎氏の右に出る方はいないと思います。 躍動感抜群の小説。オススメ。

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さくさく読めて楽しかった。読み始めは???で出だしだが、読み進めると4人のキャラが立っており、設定も絶妙と分かる。伊坂 幸太郎は伏線をすべて回収するので読感がきもちいい。

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    面白かったぁ。 成瀬さんカッコイイ! 策士はいつもクールでカッコイイ。 いい人なんだか、悪い人なんだか、よくわかんないギャング達は実に楽しかった。 あ、ギャングだ、悪い人だ。 いや、悪いことをするいい人たちって感じか。

    0
    投稿日: 2011.08.19
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    成瀬、カッコよすぎ。 頭キレすぎ。 伊坂作品は、どれも本当に魅力的な登場人物が多いが、これもまた然り。 気の利いた会話が本当に面白い。 伏線も沢山張ってあり、後々活きてくるものが多くて、やっぱり気は抜けない。 でもテンポ良く話は進んでいくし、颯爽と読める。 何も考えずに読めるから、「ザ・文学!!」を求めてるときには向いてないけど、是非気軽に読んで欲しい。

    0
    投稿日: 2011.08.18
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    私は伊坂さんの作品のキャラが好きだけど この作品も例外でなくいいキャラ揃いでした! 会話のテンポがいいし、掛け合いが面白い! 犯罪者である銀行強盗が主人公なのにわくわくして 私もこんな銀行強盗に会ってみたい!なんて そんな現実離れしたことをほのぼのと思える楽しい本でした。

    0
    投稿日: 2011.08.17
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    あれほど強烈なキャラを動かせるってことは作者も相当偏屈だろう(誉め言葉)。知識をひけらかして鼻につく感じの文章がスマートに見える。おもろい。

    0
    投稿日: 2011.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    息もつかせぬジェットコースター的ストーリー。キャラの立ち方がすごい。なのにストーリーが食われず、設定の面白さと相まって、四人それぞれの心情が文章にあふれている。とにかく面白い小説。

    0
    投稿日: 2011.08.17
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    嘘を見抜ける男、演説の達人、スリの名手、超正確な体内時計を持つ女。 ちょっと変わった特技を持つこの4人の銀行強盗をめぐる、コメディ小説。 伊坂作品の特徴として、複数の人物の視点で物語が進むことが良く見られるが、これもその例に漏れずに4人の視点が次々と入れ替わる。 ただし視点変更の際には「誰の視点なのか」が章のタイトルとして入っているので混乱はしない。 ちらばった伏線は全て回収してやる、と言わんばかりの展開といい 会話のテンポの良さでさくさく読める感覚といい 娯楽小説としてとてもいい出来だと思う。 「人の価値はその友を見ればわかる」 「あなたの友達は散々ね」 とにかく響野(演説の達人)の言動はいちいち面白くて仕方がない。

    0
    投稿日: 2011.08.17
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    小説もいいですね。 けれど、こちら、是非映画をお勧めします。 小説原作の映画化で「面白い!」って思った作品ないんだけど、 こちらはいいですよー。ファッショナブルでスピーディーで。 松田翔太さんが可愛い男性役です。

    3
    投稿日: 2011.08.12
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    図書館で借りた本。軽いノリだったので、テンポよく読めた。映画化もしているらしいので、気になるところ。

    0
    投稿日: 2011.08.10
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    常習的に銀行強盗を決行する個性的な四人組の話ですが、そもそも「なぜ」銀行強盗をしているのかという小説らしい、もっともらしい理由が語られないために、それが不思議と主人公達の個性をより際だたせ、物語に引き込ませてくれました。通常なら読者に共感させようと、それらしいエピソードを四人分用意するものだと思うのですが、それをしないところがかえって清々しかったです。伊坂幸太郎さんの文章が持つ独特な雰囲気と奇妙な説得力の成せる技なのかもしれません。 それと主人公達や他の登場人物達も含め、「駄目な人」が良い意味でも悪い意味でも終始「駄目な人」を貫き通している様が、個人的にはとても好きです。

    0
    投稿日: 2011.08.08
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    真相がだんだん明らかにされていく。 キャラごとの目線からの事件 ユーモラスだけど私的にはまぁまぁかも。 伊坂さん好きの友達に薦められて読んだ最初の作品。 ・・・前に読んだから内容あまり覚えてないや。 読了日の日付はおおよそのもの。(11~12月に読んだ)

    0
    投稿日: 2011.08.07
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    (110806) 展開が全て想像通りなんだけど、この作品が面白いのは「キャラ」かなーって思う。 この著者の作品に出てくるキャラの台詞は気取った感じの言い回しが多いように思うんだけど、今回はそれが自分の許容範囲で、 多分、伊坂作品が好きな人は、こういったキャラのやり取りが好きなんだろうと思う。

    0
    投稿日: 2011.08.07
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    『チルドレン』を読んだときも思ったことだが、伊坂氏は障がいや病気を持った人を肯定的にとらえる表現が巧いと思う。読んでいて快い。 また、辞書風に書かれた説明が、とても面白かった。

    2
    投稿日: 2011.08.06
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    伊坂幸太郎の中で最も好きなシリーズです。 登場するキャラクターの誰もが愛すべき個性がきらめき、ギャグ満載!肩が凝らない、それでいて、緻密に計算されたストーリー。 最高です。

    3
    投稿日: 2011.08.05
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    話もキャラもテンポもよくって楽しかったです。すごく好きっ☆ 文章が活き活きしていて止まらなかったです。伏線も鮮やかに拾っていく感じが快感。もしかしてこれは…って考えるのも楽しかったです。 これはキャスティングみると映画も良さそうだからレンタルして見てみたいです。 伊坂さんてコメディタッチのが得意なのかな〜あんまり読んだことなかったけど、これから読んでみようと思いました。

    0
    投稿日: 2011.08.04
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    ギャングの話だというので、ピカレスク小説だと思ったら、なんとすがすがしい。悪党がこんなにすがすがしいと、銀行強盗が人気商売になったりしないものだろうか。心配です。 私は常々、コンビニで2万円奪うくらいなら、銀行で2千万奪うほうが、利口だし格好いい、と思っているが、それでも銀行強盗は正真正銘の悪党だ。この人たちも悪党だ。考え方だって、ちょっと逸脱している。喫茶店のマスターは渋くて無口で切れ者ではないのか? 公務員は小心者で保身的では? 若者は人間より動物に価値を見出し、母親は銀行強盗の逃走車を的確に運転する。この4人がやるのであれば、動物園観覧だってきっと一本の小説になる。キャラクターが駆け抜けた、伊坂幸太郎らしい快作ですね。

    0
    投稿日: 2011.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の読んだ伊坂作品では「ベスト1」です。  これまで、伊坂さんの特徴でもある「軽く、テンポの良いストーリ」に物足りなさを感じていましたが、この作品は軽快さがピッタリ。特殊能力について、全く違和感が無い進行が、不思議です。サスペンスと言っていいのか?ミステリーなのか? あとがきによると  この「陽気なギャングが地球を回す」の原型は1996年の第13回サントリーミステリー大賞に最終候補まで残った「悪党たちが目にしみる」だそうです。それを伊坂さんの特徴である、原稿の直し、直し、直し・・・により原型が分からないほどの手直しにより、この作品になったらしい。  ちなみに、原型の「悪党たちが目にしみる」は最終選考において、本人が「もう小説を書いちゃいけないんだ」と思うほど、叩かれたそうです。  その悔しさがこの作品に注ぎ込まれたのではないだろうか?と思わずにいられない。全く関係ない私が、「どうよコレ!」と当時の選考委員に、胸を張りたくなるほど。 叩かれた作品を、ここまで仕上げる。「軽い作風」が特徴の伊坂作品ですが、実はすごく濃く熱い作品を、あえて軽快に仕上げてるのかもしれない。  小説「NON」に掲載された短編4編に、響野・久遠・成瀬・雪子をバラバラに登場させ、それをまとめて加筆したのもが続編のアレになるらしい。早い内に続編も読まねば。  そして“伊坂幸太郎は強盗好き”らしいです。違う強盗作品も是非読みたい!  この作品で、これまでいまいち乗りきれなかった「伊坂幸太郎」をマークすることにしました。 では早速、続編と強盗作品の検索に行きます。たぶん、あっさり「ベスト1」を更新する作品に会えそうな気がします。 “ロマンはどこだ”

    0
    投稿日: 2011.08.01
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    前回は挫折。今回は読了。 気の利いたこと言おうとして言えてない会話はさておき、プロットは流石の一言。鮮やかで巧み。

    0
    投稿日: 2011.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「陽気なギャングが地球を回す」 ふざけたタイトルだなー。 おもしろくなさそー。。 と、最初は思いました。 もしかしたら、初めてみる人にはオレ以外にも、そう思う人もいるかもしれません。 でも、読んだらわかります。 このおもしろさが。 はじめて小説がおもしろいと思いました。 最初のはじまり方も好きです。 -------------------------------------------------- 二人組の銀行強盗はあまり好ましくない。 二人で顔を突き合わせていれば、いずれどちらかが癇癪を起こすに決まっている。 縁起も悪い。 たとえば、ブッチとサンダンスは銃を持った保安官たちに包囲されたし、トムとジェリーは仲が良くても喧嘩する。 三人組はそれに比べれば悪くない。 三本の矢。文殊の知恵。 悪くないが、最適でもない。 三角形は安定しているが、逆さにするとアンバランスだ。 それに、三人乗りの車はあまり見かけない。 逃走車に三人乗るのも四人乗るのも同じならば、四人のほうが良い。 五人だと窮屈だ。 というわけで、銀行強盗は四人いる。 --------------------------------------------------- 人間嘘発見器 成瀬 演説名人?響野 天才スリ 久遠 正確無比な体内時計の持ち主。雪子 あと、なるほどな!と思ったとこが、 人間というのはそれぞれが主人を持っている。 主人とは、つまり人間が行動する時の拠りどころで、それは、実際に自分の上に立つ上司かもしれないし、自分だけの、「美学」かもしれない。「一般常識」かもしれないし、「損得勘定」かもしれない。とにかく、人は行動する時にはその主人、ルールに従う。 「ロマンはどこだ」

    0
    投稿日: 2011.07.31
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    弟が誕生日にくれた本 ほんとにちゃんと笑えたよ 4人の強盗に元気をもらいました 伊坂幸太郎は苦手だけど この作品はからっとしていて 現実味があって面白かった ここに出てくる登場人物 こういう人たちがとても好き 世間からちょっとはずれててまともじゃない でもとても真面目で愉快 正しいことがすべてじゃないとロマンを語るギャングたち

    0
    投稿日: 2011.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂さんの作品は強力な悪党がクライマックスに向けて迫ってくる、という構図がよくありますが(オーデュボンの城山とかグラスホッパーの寺原とか)、その悪党を倒した時の爽快感がこの作品でも味わうことができる。 キャラや世界観もすごく好きだった。続編があるようなのでぜひ読んでみたい。

    0
    投稿日: 2011.07.29
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    話の筋はコンパクトなもので、特殊な能力を持った数人のギャング(陽気)が銀行強盗を企てるのだがゴニョゴニョ…という感じの明るく爽快なお話である。頭を使うような「推理」と言うよりも人間ドラマを軽く読めば良い感じで実に快適に読めた。なかなか面白い。 「複線回収」(の巧さ)がこの作者の特徴らしいとは聞いていたのだが、なるほど、という感じ。恐らくこの作品は設定自体がそんなに大げさにもなっていないので、うまくまとめました的な感じでそれはそれで良いのだろうと思う。 別段新しい発見があるわけでもないのだが、まぁ楽しい。

    0
    投稿日: 2011.07.27
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    今まで読んだ伊坂作品の中で一番明るかった。ダークな部分がほとんどなく、素直に楽しめる娯楽作品。最後の伏線回収っぷりは相変わらず鬼。登場人物のキャラも立ちまくってて愛着がわく。サクッと読めた。

    0
    投稿日: 2011.07.26
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    最初から最後までとにかく面白くて一気に読みました。 会話のやり取りや言い回しがとにかくユーモアがあって面白いし、みんな異常!! 実際は銀行強盗なんて悪なのに、なぜかそう感じさせない彼ら。彼らの身内もそれを知っていて平然としているしとにかく異常!!! でも、仲良くなりたいなーと思ってしまうのは、やっぱりユーモアがあるからだろうな。 成瀬の頭のよさと、成瀬を理解しきっていて口のうまい響野と、なにより動物好きでスリが特技の久遠、体内時計がある雪子。それぞれみーんな魅力的! ラストの裏の裏の裏をかくあたりは爽快です!!

    0
    投稿日: 2011.07.26
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    このごろ、伊坂さん流行ってますね。 実は東北大学出身で一度サラリーマン実施したけど、作家の道を歩んだということを本書を読んでから知りました。 それにしても痛快!という言葉が、ぴったりの内容ですね。 それにしても、ウソを見抜く人、天才スリ、演説の達人、正確な体内時計を持つ女、なんと世間離れしている面々でしょう。 わたしも世間離れの何かをもって、ぜひ一員に入れていただきたい。 とてもとても、仲間として惹かれるグループです。 でも、ギャングにはなりたくないので違った意味でスリルある仕事がいい。 でも、それって何だろう。 # 映画は見てませんが、成瀬は大沢たかおさんだったのですね。 # 雪子は鈴木京香さん、やはり原作のままのイメージでとどめたいって感じ? # と思ったら、ギャングシリーズ、続編も出ているのねー。チェックします。

    0
    投稿日: 2011.07.24
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    伊坂幸太郎初読みでした。登場人物が多くて話しが飛びまくるので始めのうちは頭をかかえる本でしたが…半分位読んだあたりではまりました!響野の緩さ&腕っ節の強さ、成瀬の穏やか&頭のキレ具合がカッコイイ☆

    3
    投稿日: 2011.07.23
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    会話がとてもいい。 展開も面白い。 最初と最後がキチンと締まってて 気持ちよく終われました。 この作品が好きな友人と 「ロマンはどこだ!」と言い合って遊んでます。

    0
    投稿日: 2011.07.23
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    メインの個性派4人はなんと銀行強盗犯。 していることは犯罪なのに、彼らの手にかかれば 銀行強盗もある意味エンターテイメントのよう。 伊坂さんならではの軽妙洒脱なセリフ回し、 途中でオチわかっちゃったけど、テンポ良くすっきり終わるお話。 「ロマンはどこだ!」

    0
    投稿日: 2011.07.22
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    ほんとに陽気なギャング達だ 銀行強盗=悪なはずなのに、全然そんな気がしない むしろ響野の演説をもっと聴きたい!! 割り算はギャングの分け前計算に使うもの、 あのくだりはなるほどって思った 2回目でも面白かったー 最初読んだときは騙されました あんま本読まないって人も、これはおススメ 伊坂さんの物語にこそ「ロマン」はあるのでは?

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    投稿日: 2011.07.21
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    あまりにも綺麗なので、「これがこうなってこうなるんだな」とついつい考えちゃう作品。 作者としては無駄なものが無い方が良いのかな。やっぱ。

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    投稿日: 2011.07.19
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    会話が洒脱。文章がこなれている。展開がよどみない。ストーリー・伏線を計算されつくしている。 伊坂さんの作品を読むのはこれで3つ目です。 面白いし読みやすい。 会話が洒脱。文章がこなれている。 展開がよどみない。ストーリー・伏線を計算されつくしている。 今はどうなのかはわかりませんが、解説を読むと、この初期の頃の伊坂さんは すごく時間をかけて、練って練って、 書き直して書き直して、一つの作品を仕上げるそうです。 天才が努力したらかなわない…というのは、 漫画『YAWARA!』の主人公に対する誰かのセリフでしたが、 この伊坂さんの姿勢っていうものは、どうなんだろう、 自分は大したことが無いから出来うる限りのことをし尽くさねば 及第点をもらえる作品は産みだせない、って考えてらっしゃるのだろうかなぁ、 なんて、相当に失礼ながらも想像してみました。 これまでに読んだ『ラッシュライフ』『オーデュボンの祈り』もそうでしたが、 やるだけことをやっているなぁっていう印象を強く感じるんです。 考えて、考え直して、構築し直して、みたいなことを鉄の意思でやっている。 なのに、軽妙な文体、会話文は損なわれず、機知にとんだ一文はキラリと光っている。 石頭じゃないなーこの人はってわかりますよね。 石頭じゃなくても、ゲルマン民族のごときプッシュ力は発揮できるものなのだなぁ。 作品の面白さはそれこそ、拍手を送りたいくらい素晴らしいものなのですが、 この全霊を傾けるスタンスってものが、また気持ち良いじゃないですか。 伊坂さんの作品が多く読まれる理由の一つに、この愚直さってあると思いますよ。 すっきりとした完成の仕方に特にその愚直さを感じますね。 とはいえ、まだ初期の作品しか知りませんので、これからいろいろ読んでいって どう感じ方が変わるか、どういった作品に出会えるかがすごく楽しみです。 さて、まるでおまけになってしまった今作の感想です。 銀行強盗をする4人組が主人公です。 いわゆる「ギャング」と違って、しゃれっ気があってユーモアがあって けんかっ早くなくて、それなりに真剣なのが彼らでした。 こういう友達がいたら楽しいだろうな、そんな気持ちにもなりました。 また、説得力のあるアフォリズムが各所に出現します。 寸言っていうんですかね、そういうのが読んでいて考えさせられますね。 この本にも引用されたりネタにされたりしていますが、 ドストエフスキーもその作品に格言めいたアフォリズムがそこかしこに 見受けられますよね。なかなかそういう言葉を生産し続けるのは容易じゃないと思います。 いや、言葉のプロだから、簡単にでてくるものなのかなぁ。 謎っていえば謎かな。そのへんのところ、何かの小説の解説で開示されていないかな。 とにかく、面白かった、と。 娯楽中の娯楽っていう感じの作品だったかな。

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    投稿日: 2011.07.19
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    伊坂氏の文庫本はこれで全部読みつくしてしまった…なんと言うかちょっと寂しい。 相変わらずのテンポの良い展開とすべての伏線が最後に綺麗にまとまる様は見事。何気なく何の兆しもなく書き出されたエピソードが最後には実に上手く生きてくる。そこが好き。 一人ひとりキャラクターの個性が立ってる。 地道さんなんて皮肉な名前も面白い。 映画化されたみたいですが…どうなんだろう。

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    投稿日: 2011.07.19
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    伊坂さんの作品に初めて出会った作品がこちら。 昔の作品なので、終わりはスッキリ・サッパリ系です。 なんと言っても、登場人物が個性豊かで会話のテンポも良くて最高でした。 ここから伊坂さんの作品にハマってしまいました。 エンターテイメントとして楽しみたいなら最高です♪

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    投稿日: 2011.07.13
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    終始陽気 時々本気 少しの哀愁は物語のスパイス 不思議なの能力と強烈な個性をもった 登場人物がくりだす、至極のエンターテイメント こんな人達がいたら楽しいかも!?と思える。

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    投稿日: 2011.07.12
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    やっぱり伊坂ワールドはキャラが魅力的ですらすらと読みやすいです。 本作では響野とか成瀬が好きかな。

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    投稿日: 2011.07.10
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    *ちょこっとブログ感想あり* http://blog.livedoor.jp/marine0312/archives/51866219.html

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    投稿日: 2011.07.10
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    荒唐無稽な設定と軽妙で知的ユーモアのある会話。何も考えずに楽しく読める。あとがきでも、それが作者の狙いだったことがわかる。うーん…だけど、それがこの本では行き過ぎてて私の肌に合わなかったなぁ。 『チルドレン』はまだ現実社会とリンクがあって、そこに陣内や永瀬のような特異なキャラクターがハマっていた。陣内は響野ほど目立たないしね。 しかし、伊坂幸太郎は銀行強盗とか好きなんだねー。

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    投稿日: 2011.07.09
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    登場人物がとても魅力的。 ひねてて、おちゃめでユーモラス、シブい!! ありえないことを最後に、もう予定調和でしょ?ってツッコミたくなるくらいスッキリおさめてくる。 軽快で爽やか。読後の爽快感は流石!

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    投稿日: 2011.07.09
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    とても読みやすくてすらすら読めた。 展開もおもしろくて無駄がなく 流石、伊坂さん!と思った。 ギャングを応援するだなんて思ってもなかった(笑)

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    投稿日: 2011.07.05
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    伊坂さんをちょくちょく読む者の感想です。 伊坂さんらしい主人公たちがとても魅力的でした。 おちゃめというか、ユーモラスというか、シブいというか。 内容はとても軽快で爽やかな物なので、 マンガのような感覚でとても読みやすいと思います。 4人の主人公たちの顔や服装を勝手に想像してしまうくらい、 彼らにはまってしまいましたw

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    投稿日: 2011.07.04
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    一個前に読んだあるキングが外れだったから、頼むよ伊坂幸太郎って思ってたら、くそ面白かったです。 全員かっこよくてダークじゃない感じが新鮮! 響野さんが可愛い(*^o^*)

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    投稿日: 2011.07.01
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    ストーリーの先が読めてしまったのと、寓話っぽい感じが無かったのが少し残念。でもスピード感があって気持ち良く読めた。

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    投稿日: 2011.06.30
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    テンポ良く、読みやすく、映画としてなら大層面白そうだな〜と。 良くも悪くも若者が書いている小説、という印象。賢く要領の良いイマドキの人。 構成の厚みに対して、登場人物の人間像の薄さに、もはやぎょっとする。

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    投稿日: 2011.06.29
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    私にとって初の伊坂作品にして、その後寝食忘れて伊坂ワールドにのめりこませた罪深き作品。スピーディーなストーリテンポと、ラストでの紐解かれる伏線に、めったうちにされました。 小説の後に映画を見て、それなりに面白かったけど、やっぱり小説での痛快感には及ばず。 偏っているかもしれませんが、私にとっての伊坂作品原点ですね。

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    投稿日: 2011.06.26
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    「陽気なギャングは地球を回す」 伊坂幸太郎 人の嘘を見抜く成瀬、博識(嘘吐きともいう)で饒舌な響野、精密な体内時計を持っている雪子、動物好きの天才スリ師の久遠。このキャラの強い4人組は銀行強盗団です。 人を傷つけることもなく、ただただ饒舌に演説をしている間に、お金を盗みさっさと帰っていく(犯罪に変わりはないですが)のです。 しかし、ある強盗の帰り道で、お金を奪われてしまい…。 スピード感があって一気に読め、会話のテンポがとにかく素敵です。 その中でも伏線もきっちり引いてあって、すべて回収しているところが、さすが!と思ってしまいます。 この話を面白いと思った方は、話の続編である「陽気なギャングの日常と襲撃」もかなりお勧めです。

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    投稿日: 2011.06.23
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    前から気になってた伊坂さん 誰にも迷惑かけない銀行強盗っていうのもなんか変なはなしだな~ そういう強盗の技術とか特殊能力とかおもしろい! 興野さんのはまめちしき?かなあ あれは能力?

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    投稿日: 2011.06.22
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    テンポよくストーリーが展開して、あっという間に読み終えた。 映画から先にみたけど、それでよかったかな。配役が合ってたので原作も雰囲気が壊れる事なく読めた。 内容については言う事ない。全員魅力的な人物に書かれてるね。

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    投稿日: 2011.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    銀行強盗の話ですが、なぜ彼らが銀行強盗をするようになったのか。 その出会い方もそうなんですが、登場人物それぞれのキャラクターがよかった。 今作品では、成瀬という登場人物が一番好きでした。 そして、辞書の内容をイメージされた記述に脚色された部分。 一瞬本当の事なのかとびっくりする内容も書かれていて是非見逃さずチェックを!

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    投稿日: 2011.06.18
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    かん‐そう【感想】物事について、心に感じたことや思ったこと。所感。本を読んだ際に、アフィリエイト収入を得るためにweb上にに残すもの。収入が欲しくなくとも、広く誰かに広めたいと思った場合に残す場合もある。これは、後者。

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    投稿日: 2011.06.17
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    あるキングでこけた井坂さん 王道をいってみました なんだかんだで読んでます この本は家に落ちてました 誰か読んだのかな? オチが決まって 奇想天外すぎなかったけど ちょうどよいくらいに決まって よかったです。 地道さんって 地道な人が面白かったです 地道さんってネーミングをつけるセンスは さすがだなぁって思いました。

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    投稿日: 2011.06.09
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    伊坂さん好きだけど表紙でなんとなく避けてた一冊。 登場人物はみんな好感を持てるし言い回しとか言葉選びもうまくてさすがだ…! ラッシュライフみたいな難解な構成ではなくて薄々先がみえたりもするけど、それも計算されてるようでにやついてしまう。 伊坂作品の中では読みやすくてさらっとしてるんじゃないかな。 でもやっぱり表紙が気に食わない←

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    投稿日: 2011.06.06
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    伊坂氏の作品でかなり好きなほうです。 嘘を見抜く達人、演説名人、天才スリ、狂いのない体内時計。 史上最強の天才強盗四人組。 それぞれ特殊な能力をもった4人組(陽気なギャング)が銀行強盗をする物語。 一人一人に個性がありどのキャラも魅力的だし、伊坂幸太郎お馴染みの伏線も多々あり面白ろい。 各々の特殊能力が、リアルなようでリアルでないようなそれが心地よく爽快! 「ロマンはどこだ。」

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    投稿日: 2011.06.06
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    ある意味、完全犯罪と言ってもいいのではないだろうか。 それくらい、ムダのない銀行強盗だったと思う。 それぞれ特殊?な能力を持つ四人組の話。 いつもの如く、最後に上手いこと纏めてきましたか、忘れてた伏線がいっぱい回収されちゃいました。 響野・成瀬の2人がお気に入り^^

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    投稿日: 2011.06.03
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    またまたまた伊坂作品 なんというか、前みたいな、マジで?的な感動はないけど やっぱうまい。 世界を作るのがうまい。 ☆4つ

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    投稿日: 2011.06.02
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    シリアスになりすぎない内容、展開が読みやすい。とにかく、登場人物それぞれの個性が、際立っているのも魅力的★面白い!

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    投稿日: 2011.05.31
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    大好きです!たぶん伊坂さんの小説で一番好きです。 個性的な面々、予想を見事に裏切られる展開、決して飽きることがない話で 何度も読み直しては笑い、驚かされます。

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    投稿日: 2011.05.30
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    この著者の作品を語る上で、欠かすことの出来ない部分がある。それは登場人物だ。「死神の精度」「アヒルと鴨のコインロッカー」と読み、伊坂作品の三作目にこの本を選んだわけであるが、本作においても登場人物の色濃さは他の作品に全くヒケを取らない。 相手の嘘を見抜く男、演説の天才、正確無比な体内時計を持つ女性、スリの達人。この4人が視点を変えながらそれぞれ物語は進んでいく。これだけの特殊能力を持っていると、普通の小説ならばとんでもアクションバトルマンガならぬ少々ライトノベルの方向へと進んでしまいがちであるが、それを作者は許さない。うまい具合にキャラクターの持つ能力と物語の展開を絡めていく様は読んでいて飽きることがない。 そして伏線の張り方が抜群にうまい。読み進めていけばわかる事だが、「それをここに持ってくるか!」と思わされる事が何度あることか… また、人物の視点が変わる際には必ずその節のキーになる言葉が始めに広辞苑の引用と共に載せられるため、読者は「次はこうなるのではないか」という予測を立てさせられる。 何かのコラムで読んだ事だが、人は最初から最後まで全く予想のつかない物語よりも、ある程度の予測が立てられる物語の方に惹かれるらしいのだ。自分の立てた予測が間違っているか否かを確かめたがるのだろう。まあ、最終的には自分の立てた予測と物語の展開の差異にニヤニヤしながら読み進めることになるのだけれど。

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    投稿日: 2011.05.28
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    強盗小説。 四人組の男女が銀行強盗を成功させるが、逃走途中で別のグループに奪った現金を強奪される。そこからさらに話は広がっていく…。 読者の想像を見事に裏切ってくれる。まあまあの出来。

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    投稿日: 2011.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話しのテンポがよかった。 完全犯罪を計画的に行うにはこれくらいの能力がないとダメだよなぁ、っていうのと、信用している仲間同士だけど、信用しきってない面も元合わせているところが現実味があって面白いなぁと感じた。 最後にパズルのピースがはまるように伏線が使われていて、展開の予想はできたけど、気持ちよかった。

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    投稿日: 2011.05.25
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    会社の先輩に勧められて読んだけど、読了が結構前だからほとんど内容覚えてない。それほど、インパクトが残ってないってことか。映画化されたキャスティングはよかったけど。

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    投稿日: 2011.05.22
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    『おとなげなく生きる』 わたしもこんな信念を持とうと思った それでも地球は回っている、きっと毎日は続く

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    投稿日: 2011.05.21
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    高校の時読書から遠ざかってた頃に読んで、またすっかり読書にはまったきっかけになった本。登場人物がすごく好き。久遠くんの動物好きがすごくいい。

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    投稿日: 2011.05.18
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    テンポが良くてすぐ読めた。面白かったけど結構先が読めた気もする。初めて伊坂幸太郎作品を読んだけど、とりあえず他も読みたいと思う。ロマンはどこだ

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    投稿日: 2011.05.17
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    陽気なギャングが回してる地球に住みたいものです。すっごい楽しくて、思いやりとユーモアに溢れた毎日が送れるんだろうな。わたしもがんばってこの銀行強盗たちのように素敵な大人になって、ぐるんぐるん地球を回します! 「神様が世界をたったの7日間で作れたのは、好奇心のおかげなんだよ」

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    投稿日: 2011.05.15
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    とにかくテンポが良い。 あまりに短文が過ぎて、逆につっかかるところもある。 それでも全体を通して、切れの良い文体がリズムを作っているような気がする。 台詞に緩急があって、人物や場面の想像がしやすかったように思います。 人物も背景も凝った描写が出てくるわけではない。 ただ寄りすぎず離れすぎずで、淡泊な表現にも関わらずに第三者的にこの物語の中に参加しているような居心地の良さがありました。

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    投稿日: 2011.05.14
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    三度目の正直。初めて伊坂作品で面白いと思えました。 嘘を見抜く力や正確な体内時計などの能力を持つ4人組の強盗団の話。なぜ4人なのかというのにも理由があって面白い。オチも好きです。 伊坂作品で苦手だった、知識をひけらかす感じがこの作品では嫌味なく楽しんで読めました。私としてはこれが一番重要かも?(笑)

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    投稿日: 2011.05.11
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    伊坂さんの本で一番始めに読んだ本です。 4人のキャラクターがきちんと其々補い合っていて良かったです。 「陽気なギャング」題名通り陽気な本という感じで、 読んでいて爽快な気持ちになりました。 映像化したくなる気持ちがわかります。

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    投稿日: 2011.05.10
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    なんと言っても4人の主人公のキャラの強さがずば抜けて面白い。悪い奴らなんだけど、なんかすごくカッコ良くて映画みたいに派手な小説だった

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    投稿日: 2011.05.10
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    伊坂幸太郎の『陽気なギャングが地球を回す』を読んだ。 これもかなり面白い。 登場する4人の銀行強盗のキャラがそれぞれいい味を出しているし、 話のテンポがよくて、アッと言う間に読めてしまう。 しばらくは伊坂幸太郎をひたすら読み続けてしまうくらい、『ゴールデンスランバー』『グラスホッパー』とこの作品ではまってしまいました。

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    投稿日: 2011.05.09
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    この方の作品は伏線が全て拾われるので読み終わった後爽快感がある。 展開もスピード感があってノリが良いと思う。 作中に時折作者の強いこだわりを感じる部分がある。

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    投稿日: 2011.05.08
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    嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の辰人、精確な体内時計を持つ女。 この4人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。 せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現し…… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 私の初伊坂幸太郎作品! 面白かったわ…… なるほど面白い… 最初、地道が雪子と接触する辺りまではなんかあんまり面白味がわかんなくて、なんとなーく読んでて、すごく時間がかかったんだけど、そこからがすごくテンポがよくて面白かった! 最後のとことか、何となく話は見えてるのに、それでも爽快感がたまらない(*^o^*) 最初にでてきた意味不明なアイテムがちゃんと役に立ってるのもいいね! 終わりの台詞も、赤ちゃんが泣きやむところも、なんかいいねえええ! 面白かった! 続きも楽しみ! 成瀬さんかっこいいい!

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    投稿日: 2011.05.05
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    特異な能力を持つ4人組銀行強盗をテンポ良く、軽い筆致で描いた作品。4人の主人公それぞれの視点から物語が描かれるため、魅力的な登場人物を十分に堪能することができる。ささいな行動、台詞の伏線回収が見事。

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    投稿日: 2011.05.03
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    面白かった! 先はなんとなく分かるものではあるかもしれないが テンポの速さがアタシ的には好き。 映画情報を先に知っていたため、キャストを照らし 合わせて読んでみるとまた一層面白い。

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    投稿日: 2011.05.02
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    「人を傷つけない」4人の銀行強盗はスマートに銀行を襲う。 個性的で、魅力的な登場人物。 ストーリーも面白く、すんなり世界に入れる。ぜひ、響野の演説を聴きたい。

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    投稿日: 2011.05.02
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