
総合評価
(582件)| 217 | ||
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powered by ブクログ言わずとも知られている名作。しかし真意を解き明かそうとしても皆を解釈することは出来ない。しかし、作者が何を考え銀河鉄道というものを作ったのか、時代背景も頭に入れながら読むとやっぱり希望を抱く話しなのだろうと思う。他の作品も数多く収録されているため、初めて読む何気ない作品に感銘を受けるかもしれない。
0投稿日: 2012.03.02
powered by ブクログ学校の課題でよみますた 宮沢賢二作品の中ではこれが一番好きかなあ(゜-゜) 注文の多い料理店とかも結構好きだけど
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ほんとうにみんなの幸いのためならばぼくのからだなんか百ぺんやいてもかまわない」 改めて読んでちょっと衝撃を受けた。 優しさに満ち溢れているけど、読後はひたすら哀しい。
1投稿日: 2012.02.08
powered by ブクログ宮沢賢治は本当に星が好きやなぁ☆ ジョバンニとカムパネルラと同じように、私も天の川や星座は「星」集まりだと知ってる。けど空にはその世界があって、そこで色んな事が起きていると思ってしまう。 『双子の星』も好き。 銀河鉄道乗りたい! でもどこまでも行ける手形はいらないかな。 その辺現実主義!! 解説、準雄くんやって得した気分。 4冊目。
0投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログ楽しい宇宙列車旅行と思ったら大間違い。ものすごく切ない旅なのだ。ラストなんかは22歳にもなるとそれはもう夜ご飯にハムしか食べれないぐらいの気持ちにさせられるのだ。
0投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログ恥ずかしながら始めてまともに宮沢賢治の作品読みました。めちゃくちゃ良かった!感動した!特にお気に入りは「双子の星」「黄色いトマト」「セロ弾きのゴーシュ」かなー。純粋で、深い。他の作品も読みまくりたい!
1投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログ小学生の頃に宮沢賢治と出会い。 時代の流れに関係ない、人間の根底にあるものを感じます。 何年かおきに再読し、改めて彼のすばらしい世界観に感動します。
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログ今一般的に販売されている新編よりも、旧仮名原本の方が何倍も作品の魅力が感じられると思いますので、そちらの感想になります。 (どうしても旧仮名原本のものが見つからなかったもので…私の探し方が悪いのでしょうが) 宮沢賢治と言えばこれ、でしょう。 とにかく文体が綺麗。読まなくても眺めているだけで胸がいっぱいになります。 現代仮名づかいのものが悪いというわけではないのですが、本当に宮沢賢治の日本語の綺麗さを味わいたいのなら、是非とも図書館で古い全集などを探してみて欲しいです。 ほとんど読めないような漢字がたくさん出てきますが、また旧漢字の美しいこと…辞書を引くのも楽しいです。 原本はカムパネルラが川に落ちてしまった、というシーンが冒頭にあります。 ですので新編とラストが全然違います。 私は最初に新編から読んでいましたが、「全然違う話じゃないの!」と衝撃でした。 どちらも好きですが、やはり原本の方が終わり方としてしっくりきますね。 新編の方の最後の最後でまさか…そうかだからカムパネルラは…!みたいな衝撃も印象的でしたけども。インパクトあります。 ですが原本の博士とのやり取りは堪りません。 宮沢賢治の口語がとにかく好きなので、こういった文体が好きな方はどっぷりハマれると思います。 逆に苦手な方は全く良さが分からないかもしれません。 あまりにも「普通こんな喋り方しないだろ」って感じなので…たぶん当時だってこんなコテコテの喋り方はしないでしょう… 銀河を走る鉄道、その中を旅するジョヴァンニとカムパネルラ。 美しい情景の物語の中にずっと漂っている冷たくて切ない空気は、やはりこの「死」という香りなのかもしれません。 どうしてか全体を通して薄暗いんですよね。 キラキラして、美しくて綺麗で、でもやはりどこか暗い。 その儚さこそが銀河鉄道の夜なのかもしれません。 悪い奴をやっつけるわけではありませんし、成長物語というわけでもありません。 それでも、ささいな出来事と、奇妙な人達との出会いが折り重なり、壮大なスケールでありながら、ポケットの中に収まるような、そんな美しいお話だと思います。 あまりにも好きすぎるので全く客観的なレビューができていませんが、文句なしの星五つです。 まず読んでみることをおすすめします。
1投稿日: 2012.01.14
powered by ブクログ輪るピングドラムでモチーフに使われていて思い出し、再読。 幼い頃に読んでいた時と、描かれたものをある程度裏まで読み込んでいけるようになってから読むのでは味わいがだいぶ変わるのだと実感した。 うまく言葉には出来ないが、現代の多くの作品とは違った形で作者自身の物の考え方が色濃く反映されている為、 共感出来る部分も出来ない部分もひっくるめて興味深い。
0投稿日: 2012.01.13
powered by ブクログやっぱり宮沢賢治はいいなあ。共感します。 言葉がきらきらしてる。 よだかの星、銀河鉄道の夜、セロ弾きのゴーシュが好きだな。
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログ何より文体が好きで、何度も読み返しています。 出逢い・別れ・命などなど人生のエッセンス全てが詰まっていて、いつ読んでも心に響きます。 何もかもを手に入れる事は出来ないし、死は誰の上にも平等に突然やってくるものです。儚い人生をどう生きるか考えさせられます。 道に迷った時、自分を見失った時、穴に落ちた時に読む心のバイブルです。 (セロ弾きのゴーシュも好きですけど、、、)
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログよだかの星がすきだった。なにかの命を奪わないと生きられないというのは、あらゆる生き物がどこまでも一緒に歩いていかなきゃならない業だ。
0投稿日: 2012.01.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012 1/9読了。青空文庫で読んだ。 青空文庫からXHTMLデータをガラケー/Kindleで表示しながら読んだ。底本が新潮文庫版の新編、ということでこれを登録する。 いくつもの創作に多大な影響を与えた、宮沢賢治の最も有名な物語。 「星めぐりの口笛」とか「新世界交響楽団」とか、自分の好きな楽曲の中に出てくるキーワードの元ネタでもある。っていうかこのまんまのタイトルの曲もあるし。 夢の中で、死者が天に向かうときにのる列車:銀河鉄道に乗り込んだジョバンニが、最近距離のできてしまっていた友人、カムパネルラと星々の世界を旅する。 幻想的な光景の描写が繰り広げられるなかで、「ほんとうのさいわい」のためならなんでもすると繰り返す2人。 でもみんなの「ほんとうのさいわい」ってなにか、それがわからない。 今回は電子データで読んだけど、正直これは紙で読みたい気がする。 あるいは誰かに声に出して読んでほしい。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ童話文学の最高傑作。貧しく孤独な少年ジョバンニが友人カムパネルラとともに銀河鉄道の旅に出る物語。主人公たちが銀河鉄道で巡る場面では物事や人々があべこべに秩序なく世界を形作っていますが、その描写が不思議な魅力を持って眼前に広がります。ここには宮沢氏の死後の世界観が投影されているようです。未完の大作ということで文学上はさまざまに解釈がなされているようですが、まっさらな心でこれと対峙できただろう少年期にこの作品を読んでいなかったことは少なからず残念に思います。
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログ好きな日本人作家はたくさんいますが、日本語の音をこれほど素晴らしく使った作家は宮沢賢治以外にいないでしょう。
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログ初めて読む話もたくさんありました。なんだか不思議な気持ちになったり、寂しい気持ちになったり。 いいなと思ったのは 「よだかの星」 「猫の事務所」 「ビジテリアン大祭」 有名どころは言わずもがな。 また読み返したいです。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「死という悲しみ」をファンタジックな宇宙の旅によって 宇宙の摂理として受け入れようとしている 賢治も妹をなくし この悲しみに耐えるために 永遠の魂を宇宙空間に求めたのであろう きっと、親友カンパネラルは 宇宙を旅しながらジョバンニを 見守っているに違いない 人はどんなに涙しても 悲しみは消え去らないものだ そのことを知っている賢治は 悲しみとともに生きることを 少年の心で告白したのであろう
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ中学生の頃に読んですごく衝撃を受けた。 宮沢賢治の世界観の不思議さとそこにひそむ切なさにすごく影響されたことを覚えている。 特に春と修羅が今でも忘れられない。
0投稿日: 2011.11.07
powered by ブクログジョバンニとカムパネルラが銀河鉄道に乗り、銀河を走る。 全体的に暗い話だけれど、心動かされる言葉がきらきら光って、読んでいる者を銀河へ飛ばしてくれるような作品です。
0投稿日: 2011.11.01
powered by ブクログ宮沢賢治の代表作である「銀河鉄道の夜」を含む全14編の作品集。 すべての作品が読みやすかったとは言えないけれど、概ね読みやすいものばかりだった。 「銀河鉄道の夜」や「双子の星」で描かれる宇宙の描写がとても美しくて好きでした。 お話的には「セロ弾きのゴーシュ」「猫の事務所」「北守将軍と三人兄弟の医者」あたりが好み。どの作品も飄々とした登場人物に好感を持ちました。 ただ、いざ寓意はどこなのかと聞かれると釈然としない部分も多いというかおれにはわからなかったというか。 巻末の解説を読んでみてもどうも納得がいかなかったり深読みしすぎなのではないかと感じてしまったりした。 単純に作品として楽しむ分には好きです。
0投稿日: 2011.10.28
powered by ブクログ私は「雨ニモマケズ」ぐらいしか知らなかったので、銀河鉄道もそんな自分の思いをだらだらと紹介してるのかと思いきや・・・ 宮沢賢治先生、宮沢賢治先生ファンの方、申し訳ありませんでした!素晴らしいの一言に限ります。参った!と思いました。 やはり『銀河鉄道の夜』は傑作です。 最期のジョバンニとカムパネルラが「ずっと一緒に行こう」と言い合うところは、二人の新たな友情と切なさを感じました。 是非読んでいただきたい。
0投稿日: 2011.10.22
powered by ブクログ1冊にたくさんの魅力的な物語がつまっていて良かったです。銀河鉄道の夜はすごく切なくて心に残りました。
0投稿日: 2011.10.13
powered by ブクログ童話の本当の凄さがわかる作品。死に向かって行く二人の少年の物語。ジョバンニもカンパネルラも決して救われない。
0投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。 僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いたてもかまわない。」 名作。ホント名作。 二人の友情が、それからその描写が、全部が本当に綺麗。宮沢賢治は大好きだけど、その中でも一番スキです。その次がやまなし、てな感じかな。 銀河ステーションに行きたい。
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログ言葉を追うだけで、台詞を反芻するだけで、この青い世界に吸い込まれる。 目を閉じればリアルな旅の景色を瞼に観る。 読む度に味が出る、永遠の名作。
0投稿日: 2011.09.28
powered by ブクログなにひとつ、報われない生涯をおくった宮沢賢治が銀河鉄道の旅に込めた思い。 妹への、想い。 作者のバックグランドを知っていると百倍泣けます。
0投稿日: 2011.09.26
powered by ブクログ誰もが知っている宮沢賢治の小説です。ふとしたキッカケで、この小説を買ってしまいました。名作は永遠に残っていくのですね。 キッカケというのは、iPhoneアプリです。星めぐりの夜という無料アプリをダウンロードして遊んでいました。スクロールすると夜空がぐるぐる回ってプラネタリウムのような雰囲気が味わえます。そのアプリでBGMで流れていた歌がとても幻想的な曲で、うちの子どがとても気に入っていました。あとで調べたら、その曲は星めぐりの歌という曲名で、宮沢賢治作詞作曲であることが分かりました。宮沢賢治って、小説だけでなく曲も作ってるのだと驚きました。 さらに数日後、子どもを連れて図書館に行くと、宮沢賢治の童話が何冊も置いてありました。子どもそっちのけで、夢中になって読んでしまい、そう言えば宮沢賢治って学校の教科書でしか読んでないなあと思い、小説を買いに行きました。 読んでみて、宮沢賢治の世界観のスケールの大きさ、純粋さに驚きました。子どもに童話として読ませるだけではもったいないなと。作品一つ一つに隠喩が隠されているようで考えさせられます。そう言えば高校の国語の先生も宮沢賢治が好きで、よく題材に取り上げていたことを思い出しました。 宮沢賢治は生前はほとんど無名な存在で出版された作品もわずかしかなく、死後に世に知られるようになったようです。没後70年も経っても、なお影響を与え続けているのに、生前は全く見向きもされなかった。人生ってほんと分からないなあと思います。 子どもを通してまた宮沢賢治に触れることができ、出会いに感謝です。読み聞かせをして、今度は子どもと一緒に賢治作品を読んでみようと思います。
0投稿日: 2011.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いい人は早く死んじゃう. だって自分より他人を優先させちゃうんだから. 早く死んじゃうに決まってるよ. 美しくて幻想的な、星降る夜の物語.
0投稿日: 2011.08.30
powered by ブクログ読むにつれて、そこはかとなく悲しくなった。想像性溢れる内容ゆえ、一句一句吟味し反芻しながら進んでいかないとただ活字を追うだけになってしまう気がした。そして、自分の想像力が子供の時分に比べ如何に不完全に固定され、面白みのない脳に仕上がっていたかを痛感。こうゆう綺麗で幻想的な物語をより多く読んで、頭を柔らかくしたいと思った。またジェバンニ主体で描かれており私もその通りに読んだが、カムパネルラの心理の方が気になるので、彼の思考を想像しながらカムパネルラ主観にたって再読したい。 またこの本には他にも「よだかの星」、「セロ弾きのゴーシュ」他多数の童話が収められていて、十分楽しめた。 詩的表現が難しく、うまく読書できたとは言い難いため、☆×4。
0投稿日: 2011.08.26
powered by ブクログ誰でも知ってるちょー名作。何度読んでもすばらしいです。星好きの人なら夏の星座に乗っ取ってストーリーが進んで行くのがわかりますね。私は、その辺は疎いのでよくわかっていなかったのですが、たまたまプラネタリウムで「銀河鉄道の夜」に特化した企画を見る機会があって、宮沢賢治の物語構成のすばらしさ、物語の奥深さを感じることができました。
0投稿日: 2011.08.25
powered by ブクログ小説は好きなのだが、 文学作品はどうしても好きになれない。 それは、自分がただ単に未熟なだけなのだろうか? うん、そうなのだと思う。
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログストーリー :☆☆☆☆☆ 世界観 :☆☆☆☆☆ ビジュアル :☆☆☆ キャラクター:☆☆☆☆ 読みやすさ :☆☆☆☆☆ オススメ度 :黙って読むべし! 「カムパネルラ、僕たち一緒に行こうねえ。」 むしょうに銀河鉄道の夜を読みたくなって 買いました。読みました。 あらためて、宮沢賢治の文章はすごいですね。 味がある。宮沢賢治の味がする。 心でも感じるし、舌の上でも感じます。 土や砂、雲、風とかの自然の味や ざらめ、ぼそぼそしたパン、ぬるい牛乳といった 貧しくて懐かしくて優しい味・・・ 「いのち」の味がする、と言うと カッコよすぎですかね。 あと音。 カムパネルラ、という名前。 もういろんなものが、木漏れ日のように、 「耳をすませば」のエメラルドの原石のように、 それこそ星空のように、きらきらしています。 つられて詩人になってしまう。 「銀河鉄道の夜」を知ったのは、 ますむらひろしのマンガだったと思うのですが 「鳥捕り」のシーンが大好きでした。 砂糖菓子の味がする雁・・・ 食べてみたい・・・ いや、もうすでに食べているのかもしれない・・・ その記憶は無くしたけれど、味だけは覚えている・・・ そんな気持ちになります。銀河鉄道の夜。 ところで、銀河鉄道の夜には「旧版」と「新版」があります。 私が今回読んだのは「新版」ですが、 以下のサイトで読み比べができるみたいです。 http://contest.thinkquest.jp/tqj2002/50133/story-top.html
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログずっと昔のまだ幼かった頃、こういう類の本をたくさん読んでいたことを、思いだした。 悲しくても、貧しくても、美しい心が何よりも大切だ。
19投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログ初めて読んだのは小学生の頃。 読了するもまったく意味が掴めず、ただ有名なことだけしかわからなかった。 経験が増えるごとに 内容が掴めてゆく。
0投稿日: 2011.08.20
powered by ブクログ第二学年三学期学年末課題図書。表題作「銀河鉄道の夜」は、純粋ゆえにすれ違う子供たちの悲しみがじわじわと伝わる。
0投稿日: 2011.08.15
powered by ブクログ3度目の正直、もとい4度目の正直で読了。 文章が硬い小説の後に読んだので、日本語の表現力や美しさを強く感じた。
0投稿日: 2011.08.10
powered by ブクログ初めてこの本を手にしたのは小6の時。 新潮文庫の夏の100冊のCM。 宮沢りえが砂浜で朗読していた一節が 「僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」 でした。 当時、なんの本を読んでいるのかもわからず、そしてもちろんその物語の筋なんかも知らなかったにもかかわらず、このフレーズが妙に心に残ったのです。 (CMのコピー:「10年後の夏また泣いた」もすごく良かったし!!) その後、その本を探して本屋であてもなく一冊ずつ新潮文庫をぺらぺらやっていて、本当に偶然見つけのです!! その時の感動と言ったら!!! その夏の間、何度も何度も読みました。もうボロボロになるくらい。 夏の季節とぴったり合っていたというのもあって、その幻想的な世界観に夢中になったものです。
0投稿日: 2011.08.02
powered by ブクログ作品を読むのは初めてだけど、昔宮沢賢治の一生を描いた本を読んだことがある だから「ああ、こういう文章書くんだろうな」と妙に納得がいく語調だった やさしくて、とてもはかない物の書き方だな、と感じた とても幻想的で意味が深い だけど、やはり相当昔の童話となると、単語単語にいまいち親しみがない 自分の理解がおいつかないのが非常に残念だったなあ
0投稿日: 2011.07.22
powered by ブクログ切ない。けれど嫌な切なさじゃなくて、読んだあと気分のよくなるような切なさ。未完のため曖昧模糊としているけれど、色々賢治が試行錯誤した版を全集などで読んでみると、どんな物語にしたかったのかが少しだけ分かるような気がして、面白い。
0投稿日: 2011.07.13
powered by ブクログ友達になりたいと2人とも思っていたに違いない ジョバンニとカムパネルラもっと素直になったらいいのに
0投稿日: 2011.06.17
powered by ブクログMy Best 本 2 星空の様子の描写がとにかく美しく、 自分の想像力が足りないのがもどかしく思います。 この本を読むと無性に星空を眺めたくなります。 よだかの星・セロ弾きのゴーシュなど、 心が惹かれる動物・植物が登場するところが好きです。
1投稿日: 2011.06.15
powered by ブクログ所収の「よだかの星」について確か大江健三郎さんが「美しい日本語で書かれた小説」であると、どこかでおっしゃっていたように思います。 もともと好きな作品ではありましたが、この言葉によりまた特別な想いを抱くようになった気もします。 また絲山秋子さんの「海の仙人」の中で出てくる登場人物の女性が、「セロ弾きのゴーシュ」のかっこうに例えられるところを読んで、また賢治も読み直したいと思ったり。 本と本のつながりって面白いもんです。
0投稿日: 2011.06.14
powered by ブクログあまりにも有名な作品なうえに未完という事で読んだ人の数だけの思い入れがあるように感じます。 読んでいると本当に汽車に揺られているようなゆったりとしたリズムの疾走感に包まれているような気がします。 星を巡る旅の物語でも、そこに描かれる生死観のような文章に、人の心の中を見ているような思いにさせられます。 私にとって、これからも何度となく読む作品となるでしょう。
0投稿日: 2011.06.11
powered by ブクログ貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である『銀河鉄道の夜』や、『よだかの星』『オツベルと象』『セロ弾きのゴーシュ』など、イーハトーヴォの切なく多彩な世界に、『北守将軍と三人兄弟の医者』『饑餓陣営』『ビジテリアン大祭』を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な味わいをあますところなく集めた一冊。
0投稿日: 2011.06.04
powered by ブクログ青空文庫。はっとするくらい美しい描写が度々あって印象的。 貧しい子供のジョバンニが親友の死の間際で観ている星空を共に旅する。 所々で字が読めない?飛んでしまっているところがあり残念。
0投稿日: 2011.05.29
powered by ブクログ宮沢賢治。 こんな魂を、ワールドを持った人、他にいないんじゃないか。 生まれ変わっていたとしたら、どんな人になっているのかしらね。
0投稿日: 2011.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
言わずと知れた名作。色んな場所で目にする度に読もう、と思っていたのに読めていなかった。天の川の水だとか、鳥捕りの場面だとか、綺麗な言葉での描写を頭で想像してる内に、銀河鉄道の中でジョバンニとカムパネルラを後ろから眺めているような気分になる。どこまでも行ける緑の切符を何故ジョバンニはもっていたんだろう。
0投稿日: 2011.05.15
powered by ブクログ登場人物の危ういまでの純真さが読んでいて悲しかった。星ぼしをモチーフにするものが多く、宮沢賢治の育った地である岩手に行ってその夜空をゆっくりと眺めたいです(*^_^*)
0投稿日: 2011.05.13
powered by ブクログ短い童話ばかりだが、表現が難しかった。美しいものも何でもないものもすべて書いているので、世界が出来ていた。
0投稿日: 2011.04.07
powered by ブクログ宮沢賢治は素晴らしいね。 本書は短編集であります。 銀河鉄道の夜も短編だったんですね。 どの作品も素晴らしいが「よだかの星」とかいいね。 あと最後の「ビジテリアン大祭」も傑作。 世で馬鹿にされていたヤツが抱く心の動きの描写等、 どこかに闇が見え隠れする作品たち。 他の作品も読んでみようっと。
0投稿日: 2011.03.30
powered by ブクログこの新潮文庫の表紙が好き。 宇宙でも深い色味が入っているところ。 ひとつ大きく瞬いた星の絶妙な位置。 綺麗なだけじゃなくって、SFの不思議さと宮沢 賢治のかわいい世界観が出ていると思う。 「銀河鉄道の夜」はいろんな角度から見たけれど(小説・絵本・アニメ…)いつも毎回違った世界感でこちらに訴えてくる。 他の作品も、自由な世界なのに読みやすくって癖になる。
1投稿日: 2011.03.10
powered by ブクログ初めて文学にして、初めて一目惚れした作品。 どれも卓逸した作品であるが「双子の星」「よだかの星」「黄いろのトマト」は個人的に気に入っている作品。 ご託を並べる必要のない名作。
1投稿日: 2011.03.06
powered by ブクログ岩手県民の心の拠り所。賢治風に言うと心象スケッチ。 そこらへんのSF・ファンタジー小説が絶対にまねのできない詩的風景描写で、頭の中に星々で光り輝く宇宙・SL機関車のヴィジュアルが圧倒的スケールを持って拡がる。スターウォーズもロードオブザリングも無力だ。 ジョバン二、「ほんとうの幸せ」とは?
0投稿日: 2011.03.04
powered by ブクログSF物って読んだことなかったんですよ 今まで なんかね 現実離れしすぎてるストーリーが嫌いで でも これは楽しかったなぁ ちょんまげプリンも面白かったから 意外と 好きなのかも SF物 さて、 面白いというより 単純に ワクワクしました 銀河鉄道999 って名前がいいよね あと、メーテルもいい ストーリーも 長すぎず 短すぎず ちょうどよかった いや もう少し 丁寧に描いても 良かったかも これって 極上の褒め言葉ですよ 最高です アニメも見てみます。
0投稿日: 2011.02.27
powered by ブクログこの画像とは違うのだが ブルー1色の装丁で あまりに好きな色で ジャケ買いしてしまった 中身は相変わらずで、間違いない品質保証
0投稿日: 2011.02.27
powered by ブクログいろいろ思いを巡らせながら読みましたが、なんとも幻想的な世界で一度読んだら忘れないというか、強く印象に残りました。 誰だってほんとうに良いことをしたらそれが幸いなんだ・・・・ そんなことばがあった気がします。 幸い・・・ 幸いってなんだろう? 誰にとっての幸い? やっぱり幸いな人が出る一方幸いでない人がうまれるのは 必然なんだろうか? でもたとえ死ぬことになっても、死んでも幸いっていえる生き方をカムパネルラはしたのかなぁ。 また、故郷の田舎でみた満点の星空と、昔幽霊列車を本気で信じていた幼い日の私を思い出しました。 ほんとうにこのような話があるような気がしてならない。 そんな気が分かる気がします。
0投稿日: 2011.02.22
powered by ブクログ数えきれないほどの再読。 今後恐らくこれ以上の作品に出会えることはないだろう。 小学生の時に初めて読んだときはただただわくわくして読んだ。 高校生の時に読んだときは孤独なジョパンニの気持ちが痛いほど分かった。 そして大人になり、ほんとうの幸せや優しさは何かを改めて考えさせられ、宮沢賢治の表現の深さにただただ感動。 われわれは貧乏であり、なおかつ、銀河の光と自分の光をつなげるところにいなきゃいけない。というメッセージを感じる。 宮沢賢治は科学者であり、それから、宗教家であり芸術家であり、いろんなことを充分深く追求したあげくに、やっぱり自分の中で宗教と科学が一緒になってる。そういう意図が『銀河鉄道の夜』という童話芸術の中で表現されているのではないか。 まだまだ何度も読みたい。
0投稿日: 2011.01.30
powered by ブクログ推敲が途中のまま筆者が死んでしまったというのが本当に惜しい。小学生の頃から愛読しているけれど、一向に飽きの来ない物語。いや、むしろ読むほどに味が増す。アニメ映画もなかなか完成度が高くてオススメ。細野氏作曲の音楽がまた素晴らしい。
0投稿日: 2011.01.28
powered by ブクログ貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく哀しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの絢爛にして切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「飢餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14篇を編集。賢治童話の豊饒な醍醐味を余すところなく披露する。 理想主義(大正後〜昭和初期) 幻想的でヒューマニズムに満ちた童話を描く。 詩集「春と修羅」 「よだかの星」「黄いろのトマト」が好き。
0投稿日: 2011.01.24
powered by ブクログ青空文庫で銀河鉄道の夜。 子供のころから好きで何回も読んでいるけど、プルコネリ博士なる人物が登場する版を読んだのは今回が初めて。この人物が登場するか否かで作品の作品の意味合いが大分変ってしまうような気がするのは、気のせいでしょうか。 最終版で削除された意味って、どういう意図なのかしらん。 気になる。
0投稿日: 2011.01.24
powered by ブクログ背景が細かすぎて、まだ私には早かったかもしれない。それでも後の方になるにつれて、心がふわっと浮かび上がる気持ちになる。 もう少し大人になったら読みたいな。
0投稿日: 2011.01.22
powered by ブクログああ、かぶとむしや、たくさんの羽虫が、毎晩僕に殺される。そしてそのただ一つの僕がこんどは鷹に殺される。それがこんなにつらいのだ。ああ、つらい、つらい。僕はもう虫をたべないで餓(う)えて死のう。
0投稿日: 2011.01.14
powered by ブクログ2010/07/08読了 光に満ち溢れた世界観が美しかった 生と死、光と音の切なくて、綺麗な物語だった。 カムパネルラが消えてしまった時のジョバンニが叫ぶのが辛く、その後に水死してしまったカムパネルラの行方を知っているからこそ 何も言えない彼が悲しかった。 タイタニック号の話も怖かったけれど、救いの光に満ちていた。 名作「よだか」も「ひかりの素足」もよかった イーハトーヴへ行ってみたいと強く感じた。
0投稿日: 2011.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
>ジョバンニはなんだかわけもわからずに、にわかにとなりの鳥捕りがきのどくでたまらなくなりました。 >もうこの人のほんとうの幸いになるなら、自分があの光る天の川の河原に立って百年つづけて立って鳥をとってやってもいいというような気がして、どうしてももう黙っていられなくなりました。ほんとうにあなたのほしいものはいったい何ですかと訊こうとして、それではあんまり出し抜けだから、どうしようかと考えてふり返って見ましたら、そこにはもうあの鳥捕りがいませんでした。 (青空文庫より) (読んだやつは所々誤字、空白のまま。くわしくわからないけど、3稿と4稿がまざってるぽい) 夢の中をすすんでく。いろんなものたちはよくわからないままそこにあって、きれいだったり、不思議な理にかなっていたり。でもそれがなぜかって理由よりもずっと、感情がリアル。 情景描写はひとりよがりなかんじでわけわかんないけど、人間関係の描写はしんそこで共感するような。 わかっていたラストがさらに突き放していて、読んだばかりの今胸にきてる。 (川で死んだともだちとの、おわかれのはなし。) (その際にみた、二重の意味での夢のはなし。孤独からうまれた、広くよろこびやさいわいを求めるはなし。) (終わりの方、主人公が「カムパネルラ、僕たちいっしょに行こうねえ」と言えるようになって、まだいろいろの自覚以前に夢を望むその様子が清くて、読み手やおとながすでに知ってる不安と種々あいまって。) かなしくて、つよさを持つだろう子どもが、「不完全な幻想」の列車から、かなしいだけじゃないはずの。現実に着いたのかな。
0投稿日: 2011.01.01
powered by ブクログ自分の想像力を超えた世界に圧倒された。宮沢賢治は、てんかんの発作で死の世界を垣間見ることがあったと聞くが、本当かもなあ、と思わせる説得力がある。
0投稿日: 2010.12.19
powered by ブクログ本当は児童向けなの? 児童には難しすぎると思うんだけど。 でもこの本で伝えたいことは、 全部子どものうちから知っておいた方がいいのかもしれない。 なんにも大切なこと知らずに大人になったって、 それは大人とは言わない。
0投稿日: 2010.12.15
powered by ブクログジョバンニとカムパネルラの銀河の旅... 「ほんとうの幸」とはなんだろう... 美しくも,悲しいおはなし.
0投稿日: 2010.12.09
powered by ブクログずっと好きな本。 中でも「銀河鉄道の夜」は神秘的だけどどこか悲しい世界観と綺麗な表現で何回読んでも飽きないです。
0投稿日: 2010.12.02
powered by ブクログ銀河鉄道の夜は情景の描き方がすごいとおもった。世界観も。賢治特有のリズムがある言い回しも効いている。とくに「いまこそわたれ渡り鳥」がなんとなく気に入った。
0投稿日: 2010.11.28
powered by ブクログ何がうれしいって、昔つまんないと思った文章を楽しいと思えたこと、一歩『文学好き』に近づいたかと。セロ弾きのゴージュが好き、理由はわかりやすいから。あと双子の星の話も。銀河鉄道に乗りたい。
0投稿日: 2010.11.25
powered by ブクログ宮沢賢治の幻想的な世界観が織りなすファンタジー。 死者を乗せる銀河鉄道に乗って、ジョバンニはカムパネルラと旅をする。 美しい銀河の世界と途中で出会う人々やカムパネルラとの別れを経て、ジョバンニは「ほんとうのさいわい」を探す旅に出る。 宮沢賢治童話の中で一番好きな物語。
0投稿日: 2010.11.19
powered by ブクログ銀河鉄道を含む、宮沢賢治さんの短編が綴られています。 完成されることなく、空白として残されている部分が数多くあります。 しかし、この空白に「宮沢さんは何と書こうとしたのだろう」と想像を巡らせます。 全体的に読んでみて、まるで西洋の作品を感じていました。 日本人作家にもこんなメルヘンなお話が書けるのか、と感服しました。
16投稿日: 2010.11.18
powered by ブクログオーストラリアの旅のお供。 そして、読み終わったので現地に永住する友人にそのまま プレゼントした1冊。 …買いなおさなくては。 内容に関しては多くの方が語ってらっしゃるだろうから、 個人的な感想のみ。 もっとはやくきちんと読んでおけばよかった。 と、思う1冊。 オトナになったからこそ、楽しめる1冊かもしれないが。。。 それでも、もっと早く読んでおけば、と思う。 「オトナの童話」として楽しめる1冊。
0投稿日: 2010.11.15
powered by ブクログ"初稿、2稿→前半部分が消失 3稿、 4稿(完成稿) 3稿まで出てくるブルカニロ博士は完成稿ではカンパネルラの父親になっている。 3稿まではブルカニロ博士が進むべき道を示すが、完成稿では、父親がカンパネルラが川に落ちたことを告げて終わる。"
0投稿日: 2010.11.14
powered by ブクログ何度も読んで、その切なさに涙するのに。 読むたびにこの気持ちはいよいよ溢れて仕方ないのです。 『僕もうあんな大きな闇の中だってこわくない。きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。どこまでもどこまでも僕たちいっしょに進んで行こう。』 ジョバンニが言ったこの言葉が、心にギュッときます。
0投稿日: 2010.10.25
powered by ブクログ懐かしいなあ。夏休みを思い出します。内容には今更触れませんが、まだ読んだことないなら是非とも読んでほしい。ついでにカバー絵も好き。
0投稿日: 2010.10.20
powered by ブクログ子供の頃に読んだ事があり、最近読み返した。大人になっても十分楽しめるし、新たな発見もある。是非大人にも読んでほしい。 (宮崎大学 学部生)
0投稿日: 2010.10.14
powered by ブクログ2010/10/09 読書会の課題本のため、10年ぶりくらいに読了。 独特な描写と透明感のある文章で、 読み進めていくうちに、悲しい話なのにも関わらず 気持ちが洗われるというか、前向きな気分になってきます。 ひらがなが多いかと思ったら、急に古い漢字が出てきたりと、 文字を読むこと自体で作品の雰囲気に浸れることも、 作品としてとても好きなところです。
0投稿日: 2010.10.12
powered by ブクログ寝台列車に揺られながら読む。美しく哀しい物語。読んだのは第四次稿だった。大幅な改稿前の三次稿までも見てみたいと思った。個人的には収録作品のビジタリアン大祭も好き。
0投稿日: 2010.10.06
powered by ブクログ装丁が素敵でついつい、手にとってしまいました。 銀河鉄道の夜も素敵でしたが、個人的に猫の事務所もお気に入りです。
0投稿日: 2010.10.03
powered by ブクログ実際に読んだのは巽聖歌さんの解説付きのもの。雪渡りのお話が好きだったけれど、心に沁みたのはどうしても銀河鉄道の夜でした。特にブルカニロ博士の言葉を素敵だと感じたのですが、新編には載っていないらしいことをきいて残念に思います;本屋で確かめてみなければ。 初期系と最終系が混ざったものを読んだようでしたが、この「銀河鉄道の夜」が今まで読んだ中で一番好きでした。ジョバンニが手にした緑の切符の存在感たるや…! 今度新編に収録されているものと比較して読んでみたいなぁ。
0投稿日: 2010.10.02
powered by ブクログ個人的には「銀河鉄道の夜」より「よだかの星」の方が好きですね。 宮沢賢治の幻想的でいて現代でも違和感をあまり覚えない綺麗な文章は厭世的な意見持っている人でも充分楽しめるのではと。
0投稿日: 2010.10.01
powered by ブクログVictorにプレゼントするために、フリガナつけるついでに読んだ。 宮沢賢治は星座オタクの妄想族だと思った。 オタクで悪いことなんて無い!! 再読して、東や西など、方角に敏感に書かれていることに気がついた。 偶然にも「小盆地宇宙」を並行して読んでいるため、宮沢が遠野盆地(の近く?)で生まれ育ったことに関係しているのか。 改めて読んでみて良かった。
1投稿日: 2010.09.26
powered by ブクログ宮沢賢治の名作中の名作。大人になって読み返すとじんわりと心に沁みます。文体も今の日本語にはない、丁寧な綺麗な日本語が使われていて、かえって新鮮です。ジョパンニとカンパネルラの友情もキュンときます。
0投稿日: 2010.09.25
powered by ブクログ昔から大好きな本で何回読み返したか分からない。読み終わった後何故かいつも背筋が伸びた様な気持ちになる。家用と外用で読み分けている。
0投稿日: 2010.09.23
powered by ブクログみんなに愛されるだけあると思わせられる作品。もう何度読んだだろう。 途中原稿が抜けている部分がもどかしくも、抜けているからこそ完成されているのかとも思わされる。
0投稿日: 2010.09.13
powered by ブクログ[2010.08.25] "「お日さん、お日さん。どうぞ私をあなたの所へ連れてって下さい。灼けて死んでもかまいません。私のようなみにくいからだでも灼けるときには小さなひかりを出すでしょう。どうか私を連れてって下さい。」"(よだかの星) 『よだかの星』『猫の事務所』『銀河鉄道の夜』が特によかった。授業をきっかけに読みはじめたけど、宮澤賢治の世界観や文章の書き方はとてもわたし好みでした。 2010夏の帰省旅行のお供。
0投稿日: 2010.08.26
powered by ブクログいつかどこかで触れたことがあるような気がする物語たち。 双子のお星さまの銀河を翔る列車、不思議な世界観が著者らしい美しい表現で描かれている。
0投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログまるでキラキラした硝子細工のように、 透明で、幻想的で、 だけどあたたかくて、かなしい。 今までの人生で読んできたなかで 一番うつくしい物語。 誰かの幸を願える人でありたい。
0投稿日: 2010.08.12
powered by ブクログ夏になると読みたくなる宮沢賢治の名作。自分のことばっかり考えている己に気づかされるよ。読み終わると心が洗われた気分になる。ひねくれキャラは、こっそり読んで涙する。何冊か持っていたりする。
0投稿日: 2010.07.30
powered by ブクログ『よだかの星』こんな話だっけ。胸がじーんとくる。これがBOOKOFFで100円だなんて!こんな低価格なのにたっぷりと楽しめました。
0投稿日: 2010.07.25
powered by ブクログ実際持っている本なので、こちらでは購入しませんでしたが、 いつよんでもこころがぎゅーっとなる一冊です。
0投稿日: 2010.07.19
powered by ブクログ『銀河鉄道の夜』の世界の完成度にはもう脱帽です。 宮沢賢治の頭の中ってどうなってたんだろう。 登場する少年たち、 ジョバンニもカムパネルラも、そしてザネリさえも愛おしい。 ジョバンニの目から見た、物の価値にとらわれた大人がどんなに情けなくて哀れなことか。 でも完全に自分はそっち(大人)側なんだろうなあ、と。 時に宗教も名作の誕生に一枚噛むのかもと思ったのでした。
0投稿日: 2010.07.02
powered by ブクログ「銀河鉄道の夜」を読みたくて、この本を手にとったのですが、 他の短編もどれも素敵です。 原稿用紙の欠落等が、宮沢賢治の味だと思ってます。
0投稿日: 2010.06.30
powered by ブクログ美しく、まるで夢の中のような物語。ジョバンニがみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわないという決心をした時、胸が熱くなった。また時間がたってから読んでみたいと思える本だった。
0投稿日: 2010.06.28
powered by ブクログ大好きな童話です。あ、表題作。 幻想的な世界に身をやつしていると、ラストの哀しさに心を撃たれる。 旅が続いたら、どうなったんだろう? どこまでもいっしょに いけたら
0投稿日: 2010.06.23
powered by ブクログ太田の死ぬまでに読めの3つ ・宮沢賢治の 「銀河鉄道の夜」 子供に向けてる 出てくるすべてが美しく思える 太田が日本文学で信頼できるのは太宰と宮沢 メロスのような 無垢 を求めてる
0投稿日: 2010.06.19
powered by ブクログ大好きな作品の一つです。銀河鉄道の夜やセロ弾きのゴーシュはもちろん好きですが中でも猫の事務所が気にいっています。 いじめられているけど一所懸命だけど、頑張れば頑張るほど憎まれる。 まるで人間と一緒である。 いろいろと考える作品でもあったが楽しく読める作品です。
0投稿日: 2010.06.18
powered by ブクログ銀河鉄道のイメージどおり、キラキラと夢のようなお話。 登場人物も異空間を思わせる現実感のなさがまたいい。 大事な友達がふと消えたのにはわけがあったんですね。 哀しいお話であると同時に、 何か不思議な夢がうわぁっと胸んなかに溢れてきます。 さすがの宮沢さん。 すてきなおはなしです。
1投稿日: 2010.06.16
powered by ブクログわたしが宮沢賢治氏の虜になった理由 感じ方や解釈は、読む人の数だけあると思うけれど、 わたしは、こんなにも"死"を とびきりロマンチックに、美しく、そして身近に描いた作品はないと思う。 じりじりと近づいてくる別離の気配や、 どんなにあがいたってどうにもならない無力感を 呼吸するみたいに感じることができる作品。 何度だって読み返したくなる。
0投稿日: 2010.06.08
