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プラネテス(1)
プラネテス(1)
幸村誠/講談社
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総合評価

213件)
4.5
126
50
18
2
3
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    スペースデブリ回収作業員のハチマキは自分と宇宙に強固なつながりを持っていなかったが作業員として経験し他者とかかわっていくうち感じるものはできてくる。 アニメは観てますが、原作はよりシンプルで叙情的。アニメのハチマキはいつもイライラしてる感じで共感しにくかったけど原作ではそこまでではない。 【アルキメデス・クレーター市】月の雨の海にある都市。宇宙生理学研究所付属病院がある。 【宇宙白血病】宇宙生活者の難病のひとつ。宇宙空間や月面の強力な放射線にやられる。 【宇宙防衛戦線】テロ組織。当初は「人類は宇宙に出るべきではなかった」という主張の宇宙自然環境保護団体だったが今では「宇宙における人類の構築物を全て破壊する」という過激なものになっている。喫煙室に爆弾を仕掛ける手口が得意なのでフィーの怨みを買っている。 【エネルギー】月のヘリウム3を主燃料とした核融合発電が主流となっている。 【オヤッさん】修理船のオヤッさん。 【オリエンタレ・ベイスン地下坑道都市】月面都市のひとつ。「宇宙防衛戦線」による爆弾テロが発生した。そのせいでフィーはたばこを買えなかった。 【九太郎】ハチマキの弟。初登場時十三歳。ロケットのエンジニアになりたいので日々小型ロケットの打ち上げに挑んでいる。火星日帰り旅行ができるエンジンを目指す。 【空間喪失症】事故などで音信不通の宇宙空間を漂ったりしたときにトラウマとなり宇宙空間でパニックに陥る症状。 【ケスラー・シンドローム】デブリと衝突した人工天体がさらに多くのデブリとなりそれがまた他の人工天体と衝突しという事態を繰り返し幾何級数的にデブリを増やしていく現象。 【コスモノーツ】週刊誌。なんと見た目フロッピーディスクで刊行している。 【ゴロー】ハチマキの父。 【デブリ】スペースデブリ。人工衛星その他の宇宙空間に浮かぶゴミ。浮かぶと言っても超高速で飛んでいるので宇宙船などに衝突すると大惨事となる。特に微小デブリはセンサで感知できないし拾いきれない。トイ・ボックスは穴だらけ。 【デブリ回収業者】デブリを回収、もしくは大気圏に落とし焼却処分する。給料はよい。 【トイ・ボックス】DS-12。船齢三十年のオンボロ回収船。 【ノノ】骨折した月面アルキメデス・クレーター市の病院に入院したハチマキが出会った少女。十二年入院している十二歳。月面生まれで月面育ちの月面人(ルナリアン)。世界に4人しかいない。地球の高重力には耐えられない肉体。彼女との出会いはハチマキが宇宙との関係を見直す契機となる。《問題はこの誰にでも平等に無慈悲な世界を どう受け入れるかってことだったのかもな》。 【ハチマキ】主人公。星野八郎太。デブリ回収船トイ・ボックスの作業員。自分の宇宙船を持ちたい。最初は金髪だったが第三話から黒髪になっている。喫煙者だがフィーほどではない。 【ハリー・ローランド】骨折したハチマキがアルキメデス・クレーター市の病院で会った。キャリア二十数年の一等航海士で小惑星帯を初めて有人探査したヒーローの一人。今は宇宙飛行士養成学校の教官。宇宙で死にたがっていた。 【フィー】トイ・ボックスのキャプテン。喫煙者。地球での住まいはフロリダにある。息子がいる。 【ユーリ】トイ・ボックスのクルー。妻と二人で乗っていた高高度旅客機がデブリに衝突(アルナイル8型事故)、たまたま席を離れていた自分だけ助かった。無口でヒマがあると宇宙空間を眺めていて有給を取ろうとしない。

    0
    投稿日: 2024.06.25
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     上手くまとまった連作短編で好き。一巻から格好いいシーン、刺さるシーンが沢山ある。こんなにアクセル全開な作品だったんだ。

    0
    投稿日: 2024.06.09
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    かなり前からタイトルだけは知っていた。 そして賛否が割れている作品だということも。 why?と思いつつ結局読まないまま月日は流れ、気づけは20年以上も経っていた。 これねえ、20代くらいまでに読んでいたら、多分もっと絶賛していたんだろうなと思う。 エヴァが流行ってどうこうの同時代に、若い作者の手でこれだけの話が描かれていたということは瞠目に値する。 人間ドラマとしては今読んでも十分面白いと思う。 ただなんかはまらなかったのは、自分が歳食って幾分耐性がついたせいか。 逆にこれ若い頃読んでいたらここで思考停止しちゃったかもしれないなという危うさに気づいた。 宇宙が舞台の一見壮大な話に見えて、実は小さいんだよねこの漫画。 これ先に言った「人間ドラマとしては面白い」とバッティングしていると思う。 実は宇宙って人間ドラマと一番噛み合わないんじゃないかと考えてしまった。 それが悪いとは必ずしも言わないけど、独特の古さと青臭さを感じずにはいられなかった。 それは2024年ではなく、20年前の基準で見てもそうだと思う。 もっともっと昔のSFより窮屈で狭くて小さい。しかも自分でその狭い個室に収まりに行っているように見える。 それをリアリティということもできなくはないが、自分にはどうしても受け入れられなかった。 国境がない世界は平和で幸せな世界か? 自分の答えはNOだよ明白に。

    1
    投稿日: 2024.01.29
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    高校生の頃に初めて読みました。 2012年頃? 原作を読んで衝撃を受けて、アニメも見てそれも大好きになって、しばらくは「プラテネスは私のバイブル」と思ってました。 愛って何? 生きるって何? と迷える青春時代に答えをくれたような気がした作品だったんです。 その後10年で大学に行き就職、結婚、出産と色々経験し、価値観も変わったりしながら今に至りますが、初めて読んだ時の衝撃が忘れられず、ずっと手放さずに持っています。

    0
    投稿日: 2023.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何を求め 何を犠牲にするのか 何を目指して 何を目指すことをやめるのか 働くこと 働くことで夢に一歩でも近づくこと デブリが漂う宇宙がそこにあるからこそ 何にどう対応していくか 誰かが置いたものだからこそ 誰かが片付けなければいけない

    0
    投稿日: 2023.11.18
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    まずアニメで観て、そしてこれを読んだ。 アニメとは設定が若干変わっている。キャラクターデザインも少し違って、漫画の方がかわいらしい。アニメはややアメコミ風に硬派な感じに調整されていたんだな。 アニメの方は前半は忍者とかB級映画撮影クルーとかコミカルな話で肉付けされていて、漫画の方ははアニメの後半、ハチマキが覚醒するところからが中心になっている。 漫画は硬派で濃密な感じ。 アニメは演出がとてもよかった。 どちらもすごい。 ・ルナリアン・ノノの物語 ・ハチマキの弟とユーリの物語 ・宇宙防衛戦線の企みをフィーが体を張って食い止める話 ・ハチマキが空間喪失症になる話 ・あともう一つ、何だっけ?

    0
    投稿日: 2023.02.25
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    漫画もアニメも面白いんだけども、アニメは結構違うんだなあと原作読んで思った。アニメは群像劇って感じだったし、そもそもフィリップ・マイヤーズやアルヴィンド・ラビィ、エーデルは原作にいない。アニメの明るくライトな感じと違って、思弁的で哲学テイストな原作。

    0
    投稿日: 2022.02.16
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    『宇宙兄弟』の次に読んだ宇宙漫画。私の好きな宮沢賢治の詩や物語も引用されていて、壮大な世界に引き込まれる。宇宙ごみの問題や宇宙資源の獲得など、宇宙開発が進んだら、実際に起こりそうな話が描かれていておもしろい。全4巻と短いので、何を読もうか悩んでいる方には、『プラネテス』をぜひおすすめしたい。

    5
    投稿日: 2021.12.03
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    近未来の労働者の夢の物語って言えば良いのかな? 夢のために、何を犠牲にするのか? 問いかけるのは現代も変わらず。

    2
    投稿日: 2021.05.10
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    ハチマキがある人に出会ったことで愛を知った だんだんと人間であることの悦びを知れていくところがよかった

    0
    投稿日: 2021.01.27
  • 宇宙○○もいいけどね

    プラネテスは宇宙の話です。近い将来本当にデブリ回収の仕事って出てきそうですね。ストーリーにもリアリティがあって引き込まれます。全4巻と短いのが残念です、もっと読みたかったです。

    0
    投稿日: 2020.12.27
  • 1巻だけなら満点

    1巻は面白い ただシリーズが進むにつれて電波女が出て来たり宇宙戦争と風呂敷を広げ過ぎた印象。 この1巻最初のデブリ回収船の三人のが主役と思うと痛い目を見る(4コマでも後々出番が無い事をネタにされている)ユーリやフィーが好きだった私には非常に残念。 買った事は後悔してないけど、他人にすすめられるか?と言われると『NO』

    0
    投稿日: 2020.08.08
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     もう、20年近くも昔の作品なのですが、知らずに読めば新しい。もっとも、40年前のマンガの世界にいる人間には、何でも新しいのかもしれないけれどね。  作者が作品で書こうとしているの世界が、例えば宮沢賢治の作品の世界に流れる完成によって構築されている感じが、老人を喜ばせるのかもしれないが、個々には本当のことがあるような気がしてうれしかった。  ブログで一冊づつ紹介してみようと書いています。読んでもらえると嬉しい。   https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202007260000/

    1
    投稿日: 2020.07.28
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    全巻まとめて評価・感想 乱暴にまとめると、宇宙が舞台の人間ドラマ。 主人公の葛藤とか成長とか目新しくないけど、全巻通して真っ当に面白い。 愛とはなんだ。 プラネテスが頭ひとつ抜けてる要素のひとつだと思う。ここ数年間、個人的にもテーマにしていたことだったから過剰に感じ取りすぎた気もするけども……。 考えてみれば、ヴィンランド・サガも愛とは切り離せないドラマだと思う。 幸村誠は漫画を使って哲学してるんじゃないか。 二十代でこんな話を書いたのかと思うとなんかもうすごいわ。

    0
    投稿日: 2020.01.27
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    宇宙を舞台にしたSF漫画です。 5巻以内でおすすめの漫画には必ず上がるほどの作品です。個人的には難しくまだ読むには早かったのかなと思いました。 SFやヒューマンドラマが好きな方にはハマる作品なのかもしれません。

    2
    投稿日: 2019.12.29
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    二度目の読了。あいだにアニメを挟んでいて、アニメと原作の違いに驚きつつ、原作を読み返したくなり購入。最初に読んだのはいつだっけ? phase 1 屑星の空 とにかく泣ける・゚・(ノД`;)・゚・ 衛星軌道上でこんな偶然があるのだろうか? あるからこそドラマになるんじゃないか。 phase 2 地球外少女 ローランドが(宇宙の一部となるために)自らの死を選んだのも月面。ルナリアンであるノノが生きていくと選んだのも月面。その砂漠に地球の浜辺を一瞬垣間見るシーンが美しい(ここはアニメのほうがその表現手法ならではの演出がされており、こちらもとてもよかった)。ハチマキに<はしか>の兆候があることが示唆されているが、ここではノノと出会ったことで解決されている。 phase 3 ささやかなる一服を星あかりのもとで ある種コメディ(笑)。ユーリ、ハチマキ、フィーと物語の主役が移ってきて、これでメインキャラクターの紹介がひと揃い。うまい流れだ。 phase 4 ロケットのある風景 そして次はハチマキの家族へ(父は出てこないが)。ここも宇宙。宇宙と地球の境目、世界の境目がない。壊れてしまったコンパス、ユーリは自分でも理由がよくわからないながらもそれをキュータローのロケットに託す。もし自分なら手放す決心をすることができるだろうか? ラスト、学生服の袖丈がキュータローの成長を表しているのがうまい。 phase 5 IGNITION - 点火 - 空間喪失症。自分の夢を諦めるための理由を突きつけてくる、自分のなかのもうひとりの自分。「宇宙はお前を愛してはくれないが許してはくれる」怒りのあまりかました頭突きの先はEXIT扉。木星系のためのエンジンによる<点火>。「今は去ろう だが気を抜くなよハチマキ オレはいつでもあらわれるぞ」 * 宇宙モノではあるが宇宙開発期ではなく、宇宙(といっても地球の衛星軌道上だが)が日常的な職場となっており、その意味では沖一『アストロノーツ』よりもさらに先の時代。個人的には開発期が好きだが、これはこれで別のおもしろさがある。主人公とそれを取り巻く人物たちによるヒューマンドラマなところは『アストロノーツ』と同じだな。 ただ『アストロノーツ』と異なるテーマとなるのが、<はしか>と<もうひとりの自分>。<はしか>をこれまでにキチンと描いたフィクション作品ってあっただろうか? <もうひとりの自分>はモチーフとしてはあったと思うが、宇宙を舞台にしているところがなんともいい。このあとこのふたつが絡み合ってくることがあったっけ? phase 1はやっぱり読み切りだったのか。そしてこの作品が24歳のデビュー作というのはすごい。 そういやタナベはまだ出てこないんだな。

    0
    投稿日: 2018.10.15
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    1巻 なんやよーわからん。読むの面倒になるやつ…フィーの煙草の話で、めっちゃかっこいい推せると思ったら終盤で女性だと気付いたw

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    はるか未来の話。 ハチマキとユーリ、そしてフィー。 3人それぞれ、苦悩の過去を持ちながら、宇宙ゴミ(スペース・デブリ)の破壊・清掃の作業を行う。 宇宙とは、はるか彼方の先にあり、そして、今、ここにあるもの。 壮大な話でありながら、何故か昭和の香りのする懐かしい様なストーリーです。

    1
    投稿日: 2018.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    SFニュースタンダード登場!!400万年を経て人は地上より飛び立った。この宙(そら)は人の強さを試す。(Amazon紹介より)

    0
    投稿日: 2016.10.14
  • アニメも良いが、こっちがもっと良い

    アニメを見て、ハマりましたが、こっちのほうがもっと良いです。アニメ版は笑いと恋愛も絡めて甘い感じですが、原作のほうが渋くて好きな流れですね。

    0
    投稿日: 2016.09.11
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    名作だということは知ってましたが、読んだことがなかったので、読みましたが、読んでなかった自分が恥ずかしくなるくらい素晴らしい作品でした。2001年に書かれてる漫画なのに生活感に全く違和感がなくSFとしての世界観が素晴らしくて、幸村誠先生の想像力に脱帽しました。ユーリのキャラが好きです。

    0
    投稿日: 2016.04.06
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    あー、これは面白い。画力による説得力に裏打ちされた宇宙SF。個々人が実にイキイキとしているのも良いし、社会的な背景や宇宙開発の描写にリアリティがあるのも良いですね。特にフィーとタバコとテロ組織の回が痛快であった。全4巻とそれほど大きくないボリュームでどこに落とし込んでいくのかが楽しみ。ハチマキの夢を追う形が中心になりそうだけど、それよりは群像劇として見ていきたいかなぁ。

    0
    投稿日: 2015.09.27
  • 仕事の原点

    この本を読んでいなければ、航空宇宙関係の仕事はしていなかったと思う。 人の人生を決めてくれるような作品です。

    0
    投稿日: 2015.06.18
  • ひとは何かを得ようと踏みだすのであって、そのとき同時に何かを失うとは思ってもみない

    宇宙にとりつかれ、力を渇望するハチマキ。フィーやユーリがそばにいることに、今はまだ気付けない。心の中の自分の声を抑えつけながら吼えるハチマキに危うさを感じながら、この物語宇宙へとひきこまれていく。

    0
    投稿日: 2015.04.21
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    全四巻通しての感想。 よく出来てる作品だし、実際好きな人も多いんだろうというのは分かりました。丁寧なストーリーと、キャラクターへの愛情が感じられる雰囲気も好ましい。だけど、大好きか?と言われると、うーんそうでもないかな…?というのが正直な感想です。 恐らく長期連載だったのでしょう、絵柄もそうですが、作品自体のテイストの変化が大きくて。後半はなんか哲学入ってきましたね。主人公、ハチの内面の変化も、一気に読んだ私には少しスピーディーすぎました。 入り込めなかったせいでしょうか、四巻のラストも結構あっさりしたものに感じられてしまって。 でもそれも好みの問題かな? 全体として丁寧なSF漫画、良作だと思います。

    1
    投稿日: 2015.03.08
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    ハチの人間は全てを壊すパワーを持っている、というのと正解だと思うし、タナベの人間は全てを受け入れるパワーを持っている、というのもどちらも正解だと思う。 3巻でタナベが「全てを愛してる」からこそ遺書が書けない、と泣いたシーンがいまいち消化不良なのだけど、タナベは生きとし生けるもの全部を愛していて、(ハチよりも愛を識っているとしても)それを両親への遺書に上手く表現できなくて、愛を伝えられない自分がもどかしくて泣いている…ってことなのかなぁ? それとも「全てを(平等に)愛してる」からこそ、両親を他の人間や生き物よりも優先することができずに、宇宙に行く自分が両親に孝行できていないことに泣いてる…てことなのか?うーん? ロックスミスさんは「タナベの愛を知らないまま突き進んだハチ」だと解釈しているんだけど、どうなんだろうな〜。ロックスミスさんは宇宙の果てに「神様の愛」を見出したいのであって、だからこそタナベによってありとあらゆる場所に愛が存在して、それが自分と宇宙を繋げてくれてると気付いたハチの語る「愛」に対して、「気安く愛を語るんじゃねぇ」と言ったのかな、と思った。 宮沢賢治読まなきゃ〜

    0
    投稿日: 2014.10.30
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    ドキドキする。 あの名台詞はどこだろう、まだだろうなと期待しながら読みました。 ところがどっこい、そんなシーン探すまでもなく引き込まれる宇宙での出来事。続きが楽しみだなー。

    0
    投稿日: 2014.10.28
  • 面白い!!

    人間や宇宙に対する考え方が変わります!アニメもいいけど、こっちもいい(o>ω<)ノ″

    0
    投稿日: 2014.08.30
  • 見事、全4巻完結!

    宇宙開発が進んだ2075年が舞台。 主人公ハチマキが将来の夢に向かい仕事の現実と闘いながら、 愛する人や周りの関わる人の影響で、価値観を変えていく話。 SFながら主人公の苦悩や思いは現代でも変わらず、胸が熱くなるはずです。 近年のコミックでは、編集の意図?により、グダグダ続けたあと府に落ちないクライマックスで終わることが多いが、見事に4巻完結である。 その為、1話1話、1ページ1ページに重みを感じながら読むことができるのが素晴らしい。 本作はNHKでアニメ化もされている。 アニメの方が、タナベも生き生きと描写されており、マンガを読んだ際には、アニメもご覧になられることをお勧めします。 きっと作品への思い入れが強くなると思います。

    0
    投稿日: 2014.06.15
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    「お若い方あなたは物事をなんでもはっきりとさせようとしすぎる」大気圏の向こうも宇宙だけど、こちらも宇宙。デブリ回収業、ルナリアン。SF映画よりもSF映画らしく、でも、夢物語ではなく、地に足ついた宇宙モノ(うん。言葉として意味不明だわさ。)人はどこにいっても海を渇望するのか。月に名づけられた「海」はやっぱり砂漠でしかないけれど、海と名付けずにいられなかった人の想いはわからなくもなく。ルナリアンのノノにとっては、ホントの海よりも「海」なんだろうな。

    0
    投稿日: 2014.06.05
  • アニメから

    アニメを見ていて、購入。 登場人物の構成や登場の時期などは違うようだけれども、同じ世界観。 というか、アニメがうまく原作を消化してたということなのでしょうけれども。 2巻以降も楽しみです。

    0
    投稿日: 2013.12.28
  • 驚異の画力で迫る傑作SF

    デビュー作とは思えない驚異の画力。 フィクションであるがゆえに、むしろSFに必要なリアリティが圧倒的で、ぐいぐいと物語に引き込まれる。 「かっこいいエリート宇宙飛行士」の話ではなくて、デブリ(宇宙ゴミ)回収業者の一社員という設定の主人公「ハチマキ」が宇宙を舞台に夢に向かって突き進み、苦しみながら前に進んでいく様は、自分と重なって、読む手が止まらなくなる。

    4
    投稿日: 2013.12.16
  • そして人類は宇宙へ進む。

    宇宙開発が進み、月面に都市ができる時代。真空の海を舞台に生きる人間たちの物語。 デブリ(宇宙のゴミ)・月面都市・宇宙ステーション・テロ・ロケット開発などリアルなSF描写に、宇宙に対する憧憬をかき立てられる。熱血な主人公・ハチマキはじめ、姉御肌のフィー、冷静なユーリなど、回収船クルーの面々も魅力的。 第三話で、フィーが喫煙をするために四苦八苦、その結果…のエピソードには笑いを誘われつつも、宇宙じゃタバコも簡単には吸えない、というリアリティのある表現にハッとする。「ああ、ほんとに宇宙で暮らしたらこんな感じなんだろうなぁ」と思うことしきり。 ユニークなキャラクター達を追って物語に引き込まれる内に、不思議と宇宙の静謐さ・奥深さが心に染みわたる、良SFコミック。

    7
    投稿日: 2013.12.11
  • 本質はSFというより哲学的

    設定やストーリーは見事なまでにSFですが、この物語の本質は人生などの根本原理を追求する哲学です。宇宙に出て自分というちっぽけな存在について本質を探るといった系統の作品は特に珍しくはありませんが、本作はとても上手くまとめられていて完成度の高い作品となっています。

    5
    投稿日: 2013.12.06
  • これは凄い

    絵もストーリーも申し分ない!! 宇宙好きにはたまらない一冊です!! ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。

    0
    投稿日: 2013.11.11
  • ここも宇宙の一部、だということ

    アニメ版から入りましたが、コミックも素晴らしかった。アニメとコミック、どちらも素晴らしいというのは中々ないのではないでしょうか。「ここも宇宙だよ」という言葉に救われる。宇宙はぐるぐるしてて、その中の一つに私もいる。 作者が伝えたいメッセージをまだ半分も理解していないと思うが、この本があるおかげで救われたことが沢山ある。 本当に心から大切にしたい一冊。

    23
    投稿日: 2013.11.06
  • 真っ正面から面白い

     生きるのも、働くのも、恋をするのも、死を見つめるのも。  配られたカードで勝負するしかないのさ、って、スヌーピーも言ってます。配られた出会いで選択肢が生まれる。カードは受身で受け取るしかないけれど、それでも自分の意思で選択をしていこう。そうするしか、自分の人生は生きられないから。  こういう真正面な物語、今どき小説ではウケないのかもしれません。むしろマンガの方が、良作を楽しく提供できている気がします。中でも本作は、秀逸。

    3
    投稿日: 2013.09.25
  • ほんとに宇宙のお話でしょうか

    この作品に衝撃を受けてしばらく仕事が手につきませんでした。 ゴローさんが大変よいです。

    0
    投稿日: 2013.09.24
  • 木星に行っても変わらないもの

    宇宙に漂うゴミ、スペースデブリの回収を生業としている、主人公のハチマキ。「自分の宇宙船を持つ」ことを夢としているハチマキは、木星往還船の搭乗員になれるよう試験に臨んでいきます。近未来の世界や、宇宙船などのガジェットが丁寧に描かれていて、宇宙が身近になったまだ見ぬ未来を見せられているようで心躍ります。また、宇宙を舞台としつつも、「生きるとはどういうことなのか?」「愛とはなんなのか?」と根源的な問いを投げかけてくる本書。老若男女に響く傑作!(スタッフI)

    1
    投稿日: 2013.09.20
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    近い未来・・・ 人類は地球を離れ宇宙空間にも生活圏を広げるのだろうか?? っという疑問をちょっとリアルにちょっとコミカルに見せてくれる物語。 面白いですよ。

    1
    投稿日: 2013.08.19
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    多分10数回目の再読。仕事やら何やら、自分は大きな悩みにぶつかった時は必ずプラネテス再読するようにしていて、そうすると決して何かが解決するわけではないのに、不思議と心が楽になるのです。舞台は21世紀後半、宇宙のゴミ広いことスペースデブリを仕事とするハチの成長物語。今より科学技術は進んでいるけど、相変わらず宇宙は人間にとって広大すげて、だからこそ孤独にも悩まされる。そんな葛藤や逡巡を丁寧に描いていくこの作品は、本当の意味で「人に優しい」漫画なのだと思います。全4巻、自分が心から他人に勧めたい漫画No.1。

    0
    投稿日: 2013.08.12
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    二巻あたりまではあまりにも高い評価にいささか不信を覚えていた自分ですが、全巻読んで印象がだいぶ変わりました。フィーのエピソードが一番好き。同じく全巻読んだ人といろいろ語り合ってみたい。

    2
    投稿日: 2013.08.06
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    哲学的で、いまの私では理解しきれないんだけどいい漫画なのはわかった。 責任者?のエキセントリックな科学者が、遺族の女性に語りかける見開きは久しぶりにビリッときた。

    1
    投稿日: 2013.07.20
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    なんでこんなマンガを24歳の青年が書けるのか……。読むたびに泣いている気がする。たぶん一生このマンガを手放さないと思う。

    1
    投稿日: 2013.05.28
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    リラックスするのに、漫画を読みたかったけど、長すぎるのもちょっとどうかと思ったので、「巻数の少ないおすすめの漫画」というので検索してみたらどこでも出ていたので、読んでみた。 以前、雑誌連載の時にちらりと目にしたことがあったようで、確かに当時も少し気になっていたような気がしたけど、あまり記憶には残ってなかった。 いやー、しかし、これは色々と考えさせられるわ。 もっと若いとき、あるいはもう数年前、あの職場や、あの職場にいた時に読んだらまた感想もいろいろ変わったかもしれないし、変な影響を受けたりもしたかもしれんなぁ。

    1
    投稿日: 2013.05.28
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    これがデビュー作ってのが本当に信じられん…どういうことなんだってばよ… けど、ヴィンランドサガを先に読んだ目から見ると、まだちょっと青くさいというか、絵でなく文章で多くを物語ってるところに漫画としての表現がまだこなれていない部分があるように思える。でも何といってもデビュー作ですからねぇ… 月面人の話、空間喪失症の話はいいSFでした。

    0
    投稿日: 2013.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメも漫画もどちらもみたけど、漫画はキャラのエピソードがより詳しくかかれていたのがよかった。 アニメ→漫画の流れだったのだが改めてアニメの作りこみがはんぱない。 タナベは途中からの登場だったのにもびっくり。

    0
    投稿日: 2013.01.17
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    2076年、宇宙ゴミを回収する業務の話。各キャラクターの話がしっかりと描かれていてジーンと来る回もあった。なによりもフィーがタバコを吸いたいがために最終的には国際宇宙港を救ってしまう話は笑ってしまった。

    0
    投稿日: 2012.12.31
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    面白い面白い言われてて、あえて読まずにいたプラネテス。 宇宙兄弟が好き過ぎて、他の作品には手が出せなかった。 宇宙兄弟が最近、ギャク的要素が少なくなってきたのと、毎回いい話を盛り込むので、好きな度合いが少し薄れてきた頃だった。 プラネテスは、何か昔夢見た宇宙、昔の人が想像した宇宙を感じさせてくれる。少しアキラっぽい?と感じたのは、自分だけだろう。 心理描写、話のテンポ、どれも好きになってしまった。 次巻も買い続けるつもり。 アニメは更に面白いということも聞いたので、是非借りて観たい。

    1
    投稿日: 2012.11.28
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    NHKでやってたアニメではまりました。おもしろい。 自分とは何か。自分に置き換えて、深く考えさせられました。 この本に、10代の頃に出逢いたかったな。

    0
    投稿日: 2012.11.14
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    これはなかなか面白い。 宇宙といっても宇宙兄弟とは全く路線が違う。 ユーリがインディアンに尋ねるシーン、 以降ハチマキにも似たようなシーンが出てくる。 生きていく道しるべを探すユーリ、 インディアンは今の場所を聞くと ユーリは小さく答えていく ネイティブアメリカン自治区? アメリカ合衆国? 北米? 西洋? 地球? インディアンはここも宇宙なんだよと。 ユーリとキュウタロウの会話でもでてくるが、 ユーリは一つの考えをするようになっている。 曖昧でいいんじゃないかと 物事をはっきりさせ過ぎるとインディアンに一言もらったユーリ。 とても大切なことだと思う。 はっきりさせることもあれば あいまいなことでもいいじゃないということもあるんじゃないか。 ほどほどのバランス アンバランスな私がいうのも説得力がなかろうが、 境目がないことがあるということが大切だと思っています。

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    投稿日: 2012.10.17
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    そう遠くはないであろう未来の宇宙開発のお話。 デブリと呼ばれる宇宙ゴミを取り除く主人公の物語。 宇宙好きな人なら是非読んで欲しい作品です。 ちょいと精神世界・宗教的な表現もあるけど。

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    投稿日: 2012.09.23
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    アニメの印象も強いですが原作である漫画も物凄い作品です。 これだけの内容が4冊に納まっている事が信じられません。 視点もころころ変わり、淡々としていたり情が溢れていたり、不思議な作品です。 アニメをまた観なおしたくなります。

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    投稿日: 2012.08.30
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    宇宙のゴミ拾いたちの話です。 宇宙ものでは一風変わった内容ですが、 とりあえず2巻以降を早く読みたいです。 すごくいいマンガ。

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    投稿日: 2012.07.15
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    宇宙空間でゴミ清掃を行う人たちの話。SFで大事なのは目新しい斬新な設定ではなく、その世界で人々がどのように適応して生きてるかを描く事ってのを教えてくれる。

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    投稿日: 2012.06.19
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    友人からのススメで。 久々に、テーマで読んだ漫画。最近はコマと台詞にみる技を読むことが多かった。 宇宙と地球、とインディアンの一人に尋ねたときの言葉に、はっきりとしない安心を覚える。それが一番の印象。

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    投稿日: 2012.06.13
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    宇宙兄弟も大好きですが、高校生のときに読んだ時の衝撃。プロポーズのシーンやラストもお気に入り。何だかんだで、家族って良いなぁと思い返せます

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    投稿日: 2012.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    神様みたいのがいるとして たぶん 俺たち人間が嫌いんなんだろうな 自分たちの星の資源をガツガツ食べつくしたあげく レアメタルやらなんやら 宇宙まで来て手前の物みたいな顔で掘り出して おまけにデブリの置き土産ときたもんだ ロコツに「帰れ」って言われてんのに 気づかない迷惑な客なんじゃないかな 「お若い方 あなたは物事をなんでも はっきりさせようとしすぎる」 「宇宙と地球のさかい目ってどのへんだと思う?」 「そりゃ あれだよ 上空熱圏100kmくらいから 急激に大気密度が減って....」 「ん~~~~~  俺のカンジでは・・・・・・・  ない・・・・・  んだよねさかい目が  無いんだ  世界のさかい目が  なんか  それでいいと  今は思うよ」

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    投稿日: 2012.04.14
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    同僚ちゃんに借してもらった。 シナリオの教科書にタバコ回が出てたので名前だけは知ってた。痛快。 初っぱなの嫁さんエピソードに泣かされた。

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    投稿日: 2012.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    紀伊國屋書店の電子書籍版を購入。 1話1話の核となる設定が面白かったです。 こういった作り方のマンガを久しぶりに読んだなぁ。 なんとなく、これから話が大きな流れに飲み込まれていく気配を感じますが、どうでしょうか? 多分、1巻のような話を描き続けるのはネタ出し的にもきついと思うので、大きなストーリーに乗っかって進んでく形式に移行するのではないかと。 2巻もすぐ買うと思います。

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    投稿日: 2012.04.03
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    近未来、本当にやってきそうな未来がココにある。素晴らしい伏線を散りばめた物語。秋の夜長にオススメの一冊。

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    投稿日: 2012.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最終巻、最終話に全部詰まってる。 愛と神について悩み、宇宙に戻らないとした元飛行士の神父と、ロケット技術者ロックスミスとの対話 「神が愛というならば、人間は神になるべきだ」。 その同時刻、木星に到達したハチ達は、タナベ、家族、仲間らへの思慕を再確認し、 「人間は愛する事をやめられない。」というコメントを、地球へいる人類へ向けて放つ。  4巻ととても少ないですが、綺麗に素敵に終わり、また中身も濃いので我慢できる。

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    投稿日: 2012.03.04
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    *えり* 宇宙のゴミ拾い屋さんのお話。 宇宙の空気を感じました。 描写力が凄いなアと感動。 心に残る言葉が多かったです。 アニメも素晴らしかった!

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    投稿日: 2012.01.31
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    結局作者の伝えたいことは300度位ジャンルの異なるヴィンランドサガと同じだと思う。 しかしそれが何なのかは現状うまく消化できない。なかなか考えさせるマンガ。 なんとなくこれから1年海外暮らしをする身としては消化しておいた方がいいような・・

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    投稿日: 2012.01.16
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    モラトリアムを絵に書いたような青年の悩みと苦悩から、著者なりの一つの答えが導き出されている。オトナになるということ、子供の気持ちを持ち続けること、志と愛の対比が秀逸に表現されていると思う。主人公は自分一人閉じこもり独立した個であり続けようとする、自分の中にある夢とか欲望とかを全て自分一人で抱え込んで進んでいこうとする、がしかし、「愛すること」の力を、ただ家族を守ることとか、子どもを育てることとか、理屈の世界では発見出来ない何かを主人公はやがて見つけ出す。 ところで幸村誠の描く女性キャラは非常に魅力的で包容力がある。連載中のヴィンランド・サガは戦争メインだから女性キャラの出番が少なくて残念だが、やがてトルフィンにもこの作品の主人公のように、男一人では気付けない何かを気づかせてくれる女が現れるのではないかと思う。その場合本作品とかなりかぶってしまうが、それは幸村誠の世界だけでなく青年期の男が成長のために出会う真理なのかもしれない。男の人生には女がいないと乗り越えられない壁が設けられているのかもしれない。幸村誠にとっては、それは真理であり、それを綺麗に表現しているのがこの作品だ。 残念な点は話の流れが早くダイジェスト版を読んでいるようだということ、中身は濃いのだが、展開が早過ぎる。もっとじっくりと書いて欲しかったというのが本音。

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    投稿日: 2011.12.12
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    全巻(4巻)購入済み。 NHKでアニメ化されてからの購入でしたが、未来を先取りした漫画でした。 個人的にプロポーズと一番最後のシーンが大好きです。

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    投稿日: 2011.12.04
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    アニメでも有名な作品ですが、アニメとは大分内容が異なります。 (個人的にはどちらも好み) アニメよりも派手さ控えめに、漫画としての表現の壮大さを生かした漫画。 SFモノが好きならばぜひとも読んでみて欲しい一冊。 全4巻なので手を出しやすいんではないかなーと思います。

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    投稿日: 2011.11.28
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    デブリという宇宙に散らばるゴミを回収するのが仕事の主人公を中心に繰り広げられる宇宙漫画の最高傑作。 まるで作者が見てきたかのような風景や細やかな描写は20世紀に出た漫画の中で異彩を放つ。 きっと地球と宇宙の境界がなくなっても人間のもつ成長力や苦悩は今とあまり変わらないんだろう。

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    投稿日: 2011.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヴィンランド・サガでいかに上達したか分かる作品。絵もそうだがゴチャゴチャした筋や青臭い哲学探究を上手くまとめるようになったと思う。当作は人類に宇宙進出にあたって発生した社会問題に等身大の人間が取り組んでいく様子を描く。

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    投稿日: 2011.10.08
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    マイベスト宇宙漫画。 デブリ(宇宙ゴミ)回収業者の主人公の成長を描く ギリギリ20世紀に出版された宇宙漫画。 あれほどまでに荒くれ全開だった主人公は 最終的に悟りを開いたかの如く穏やかになります。 ベースは宇宙にあるけれど 軸になっているのは『愛の在り方』だと思いました。 自然の極みとも言える宇宙相手にした 技術開発だなんだには犠牲が伴うでしょう 作中でも多くの犠牲者の存在が語られているし 今後 実際に宇宙開発が本格化するにつれ それは減らせても避けられないと思う。 多くの笑顔・歓喜の陰に流れる涙・消え失せぬ恨みが在る。 それってどうなの? 凄く大きなテーマをバックに備えた作品です。 最後の最後で主人公が愛について語ります。 単純さに加えて、あの元・荒くれが言うからか とても強烈というか、強さがある。 ちゃんと1巻から読んで、最後には頷いちゃいます。 愛し合うことだけは どうしても やめられないんだ。

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    投稿日: 2011.09.21
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    すいません僕には合いませんでした。思想的な新しさ、深さを感じなかった。 あと細かいことですが、四巻(初版)に「真理」のはずが「心理」となっている酷い誤植があります。

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    投稿日: 2011.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    フィー姉さんもユーリもかっこいい‥。幸村誠によくある展開だけど、何かをきっかけに悟ったように人が変わる、ていうのがまた出てくる。この段階では、ハチはまず外向きに。きっと著者は「人生を変える出来事」に憧れながらも、地道に努力することを知ってるんだろうな、と思った。

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    投稿日: 2011.09.08
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    ストーリーもさることながら、絵もとても丁寧に描かれており、 マンガとしての完成度の高さがある。 久々に、本屋でちゃんと買ったマンガ。蔵書にして、くりかえし読むこととなろう。

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    投稿日: 2011.08.31
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    リアルなSF、きっと将来同じようなドラマが現実で起こるんじゃないかな 宇宙のゴミ、デブリ回収の仕事をしている主人公が夢に向かい葛藤、奔走するストーリー 途中ヒロインが主人公っぽくなりますが笑 全4巻ですが読み応えある重厚な背景と物語です

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    投稿日: 2011.08.23
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    「人生で一番好きなものは?」と聞かれたら、「マンガではプラネテス」と答えます。 ときは近未来、海外旅行の様に宇宙に行ける時代。主人公は宇宙ゴミ(デブリ)拾い業者。そんな主人公が夢を叶えるために努力する中で変わっていく話です。 あまり多くは説明しませんが、テーマは「愛」です。 宇宙で愛を見つける、自分はこの作品に人生を変えてもらいました。 本当に大好きなマンガです。

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    投稿日: 2011.07.28
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    最初の方は、将来あるかもしれない宇宙でゴミ拾いをする人たちの話 アニメもストーリーが変わっていたけど、アニメとしてだけでもよかった。

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    投稿日: 2011.07.24
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    リアリティ溢れる設定と、メッセージ性に富んだシナリオに惹かれる。どこかしらユーモラスで近所にいそうな親しみやすいキャラクターも好感。後半のやや説教じみた展開は性に合わないが、あんなに臆面もなく青臭いことを立て続けに訴えかけられると逆に清々しさを感じる。処女作にしてベテラン臭漂う幸村誠のスタンダード且つ巧みな演出手法に脱帽。

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    投稿日: 2011.07.16
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    近未来SFっていうのかな。これは安心してみんなにお勧めできる漫画。 NHKでアニメ化されていたけど、「田辺 愛」の解釈が私とは違いすぎて観るのをやめた。

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    投稿日: 2011.07.08
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    人間に焦点を当てたSF、ヒューマンドラマですね。非常に面白い。読んでいて味わい深い。これ10年以上前に出てたのか…まったくチェックしてなかった。すみません。

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    投稿日: 2011.05.16
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    宇宙が舞台=SFなんだけど、 ストーリーを通して非常に人間臭い。 いや、むしろ完全にヒューマンドラマ。 なんだけど、宇宙・星の綺麗なこと。 何が言いたいかと言うと、完璧だ。ってこと。

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    投稿日: 2011.04.26
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    いつまでも手元に置いておきたい作品です。 宇宙飛行士の話なのですが(宇宙塵回収係から開始)、これを読むと宇宙飛行士になりたくなります。 幼い時に出会ったら、もっと真面目に勉強したかも…

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    投稿日: 2011.04.13
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    ちゃんときれいにまとめてるのがすごい。上手い。 宇宙ってそれだけですごく大きくて、夢のあるものだけど、人間にはあまりに深すぎて、それもまた恐い。 宇宙で生きていく人や、宇宙に夢見る人たちの話。

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    投稿日: 2011.03.17
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    アニメ放映当時買い揃えたのを久しぶりに読み直してます。 当時と読んだ印象は同じですが、ハチマキの実家のテレビが薄型テレビで、あぁウチのテレビも薄型になったな〜なんて、少し時代が追いついた?まだ2011年2月ですけどね!

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    投稿日: 2011.02.24
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    偶然テレビでアニメ版のやつを見てから大ハマリして勢いで買ってしまったマンガ。アニメと若干話が異なるものの、これはこれでとても面白い!大ッ好きなマンガです。

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    投稿日: 2011.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全4巻。世評も高く、売れたコミック。まあいいとは思ったがそれまでのものという感も。宇宙の描写とかはかなり研究したのだとは思う。否定的なコメントですみません。悪くはないんですけどね。

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    投稿日: 2011.01.21
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    最初読んだのは学生のころ。 ただ単純に宇宙のお話だー、と思いながら読んだのがはじまりです。それからアニメや小説も含めすっかりハマりました。 一通りハマり終わって数年が経ち、就職して数年を経て、今、作品冒頭あたりのハチマキと同じ状況いる自分がいます。 ここからハチマキはフォンブラウンの乗組員になったんだなぁ・・・とかって、現実と作中世界を混同しながら読みなおすと、学生時代感じていたのとは別の、宇宙とか未来とか関係なく、それこそ愛とか夢とか、人生とかについて改めて考えさせられる作品です。幸村さん・・・若い時にこんなん描けるなんてすごいなぁ・・・違うか、自分が子供なのか・・・。はぁ・・・。 アニメもオススメ!!

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    投稿日: 2010.11.13
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    カラーがすごくきれい。 スペースデブリは現実にも大問題だと思う。 人間はこうやっていろんなものを汚していく。 熱い想いを感じられてよかった。 名言もたくさんある。

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    投稿日: 2010.11.11
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    愛とは、色々なものを含んでるものなんだと思った。何かに到達するためには苦しむことを避けてはいけないんだー!

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    投稿日: 2010.10.29
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    SFとして買ったけどヒューマンドラマとして読み終えました。読後心持ちが変わるような、そういう漫画。オススメの漫画ない?って聞かれたらこれを挙げることにしている。読むのに調度良い長さだし、絵柄も万人受けしそうだし。なにより読んだことないなんて勿体無い!と思える漫画だからだ。この漫画を高校生のときに読めたのは幸せだったと思う。余談だけどアニメもアニメで素晴らしかった(アニメ化成功の好例だと思った)。あんなに胸高鳴るオープニングはそうそうないぞ。

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    投稿日: 2010.10.25
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    ハイテク時代の中での人間の絆の重要性、手に汗握る展開、非力な人間。 等身大の近未来のマンガだと思います。 わりと切なくなるのはボクだけではないと思います。

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    投稿日: 2010.10.23
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    全4巻の近未来SF漫画 リアルな宇宙の描写と、手に汗握る展開 そして、仕事やら人生やら愛やらで苦悩する登場人物たち 最終巻のラストシーンでの主人公・ハチマキの言葉はほんとに心に響きます 自分としては長すぎず短すぎず無駄な話がひとつもない傑作です

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    投稿日: 2010.10.22
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    宇宙に行くのが当たり前になった世界。 主人公ハチは、デブリと呼ばれる宇宙ゴミの回収を仕事にしています。 宇宙環境など、とても現実的な問題を交えつつ 色々な人たちとの出会いによって少しずつ変わっていく主人公の成長がとても感動的なストーリー。 船長のフィーや同僚のユーリなど、それぞれのキャラクターのお話も涙なしには読めないです。 アニメの方もとっても良かったです!

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    投稿日: 2010.10.19
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    恐ろしくも、確かめずにはいられないもの。 耐用年数をすぎて「ゴミ」として衛星軌道上を漂う人工衛星の成れの果て「デブリ」。この回収を仕事にしている人々・・・・・もちろん現代の仕事じゃないけどね。ゴミ回収とはいえ、宇宙服一つで自分の身を守らねばならない。そんな場所で。 彼らはなぜそこで生きようとするのだろう。 何をもとめて宇宙に出るのだろう。すぐ隣にある虚無。 妻をロケット事故で失った男。 木星往還船の乗組員に焦がれる男。 地上に夫と子供を残して働く女。 愛を信じて疑わない女。 派手な戦闘も、怪しげな宇宙人も(いるにはいるが)でないけど、宇宙を舞台に、人間や愛について、静かに考える一編。 描かれている宇宙と地上の暮らしのギャップが、松本零ニの漫画を思い出します。きっとどんなに科学が発達しても、日本人は畳で生活してるんだろうなあ。 いや、そうあってほしい。そうあってほしいぞ!

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    投稿日: 2010.09.26
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    アニメを観直して気持ちが再燃。 やっぱり全巻読んでみないとおもしろさはわからないよね。 ということで、今手元に来るのを楽しみに待っています⇒来ました。大切な一冊になりました。

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    投稿日: 2010.09.02
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    宇宙空間に漂うゴミ、スペースデブリ掃除屋の話。 宇宙における諸問題を絡めてストーリーが展開される。 タバコ問題って重要だよな。

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    投稿日: 2010.08.06
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    1~4巻。いっぱい抱えた「譲れないっ」て思ったものがゆるゆるとほどけて、無重力のような、自然体になる感覚。

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    投稿日: 2010.07.01
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    いつか私達よりも何世代も後の時代にこんな時代がやってくるのかな・・・? とおもわされる作品。 人間の積み重ねてきた技術が、将来役に立つのか・・・

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    投稿日: 2010.06.30
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    2070年代、長い宇宙開発の中でうまれた宇宙ゴミ(スペース・デブリ)が、宇宙船と衝突するという問題が深刻化していました。 この物語は、その宇宙ゴミの回収にたずさわる人々の夢や葛藤を描いた、新しい角度からのSFコミックです。 宇宙ゴミの回収業務という淡々とした日常と、宇宙や宇宙船といった夢との距離。 人類はなぜ宇宙をめざすのか? 生きる事とは? 愛とは? かなり深いテーマにも踏み込んでいます。 そして登場人物たちが、熱い。 断固とした気概に満ちながらも、ときに悩み、ときに互いに激しくぶつかり合いながら、強く強く生きていこうとしている、その姿に感動します。 読んでよかった、と心から思える作品です。

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    投稿日: 2010.06.23
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    2075年、人類は宇宙進出して生活の場を広げたけれど、宇宙にもたくさんのゴミ(デブリ)が漂っている。 そんな場所で仕事する主人公ハチマキの話。 個人の宇宙船を買うことを目標に毎日ひたすらデブリを拾うハチマキ。 そんな彼を取り巻く人間模様、宇宙開発、抵抗勢力。 ハチマキが本当に求めていたのは一体なんだったのか。 終発点はどこなのか。 人それぞれ求めているもの、目標としているものは違うけれど、 何かをがんばっている人、これからがんばろうとする人は是非読んでみてください。 あなたの終発点はどこですか?

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    投稿日: 2010.06.22
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    どんなに科学が進歩しても、その根っこには人間の絆があって、それがすべてを、宇宙さえも支えてるってことがよくわかった。

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    投稿日: 2010.06.09