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プラネテス(1)
プラネテス(1)
幸村誠/講談社
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総合評価

213件)
4.5
126
50
18
2
3
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    幸村さんの処女作。初めて見た時は、設定に圧巻された。 主人公は宇宙で働くゴミ回収業者、やがて何故宇宙に出てきたかを精神的に模索していく。

    0
    投稿日: 2010.05.16
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    自分の人生を救った本。 この本に会わなかったら、今頃、絶対に生きていないと思う。 自分は、とある国の言語を習っていて、 その国で一生暮らすことになるけれど、 もしチャンスがあるなら、この本を翻訳してみたい。 日本のマンガをバカにする現地のオトナに読ましてやりたい。

    0
    投稿日: 2010.05.08
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    うーん、名作とは思うけど。 期待値が高すぎたのか、私が宇宙に欠片もロマンを感じないため相性が悪かったのか。

    1
    投稿日: 2010.03.20
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    漫画と宇宙は「似ている」 音がない。 空気がない。 動きがない。 アニメや映画などでも宇宙は度々舞台になることがあるが、 多くは戦闘や爆発、異星人の襲来などで騒がしい。 この漫画にあるのは静かな宇宙だ。 宇宙という飛び出した世界を見ることで 「地に足をつける」ことを思い出させてくれる、そんな作品。

    0
    投稿日: 2010.03.07
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    少し未来の宇宙で働く、デブリ屋ハチマキの物語。 自分の宇宙船を手に入れる為に奔走するハチマキと彼を取り巻く仲間たち。 宇宙の壮大さに悩みながらも前に進んでいく彼の強情さと欲望。 美しくも壮大なスケールで描かれた心揺さぶられる幸村誠先生のデビュー作です。おススメです。

    0
    投稿日: 2010.02.15
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    再読。近未来宇宙モノ。リアルさはやはり秀逸だなー。主人公・はちまきの豹変ぶりはさすがにびびるけど嫌いじゃない。むしろ「愛」とか言われてもピンとこんし。しかし、宇宙のゴミ回収の仕事ってなんか悲しくなるよ。人は学ばないってことなのか。

    0
    投稿日: 2010.02.10
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    タバコごしに、夕日 『生きてるって素晴らしい』 が、たまらんかった 人生に何回、そんな気持ちになれるんやろうか

    0
    投稿日: 2010.01.25
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    近未来SF漫画。宇宙って近いんだ、と錯覚(笑) アニメから入ったから最初は少し違和感があったが、それもすぐ払拭。

    0
    投稿日: 2010.01.16
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    簡単に言うと主人公が色々な葛藤を経て、成長していく話。 作品の中には様々な思想や複雑なテーマがたくさんあり、 それらが時にはぶつかり合い、非常に盛り上がる展開になることもあった。 結構小難しい内容も含んでいるけど そういうのが好きな人や、宇宙好きな人はまず見て損は無い良書。

    0
    投稿日: 2010.01.03
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    (1)~(4)と、公式ガイドブックを持っていました TVのアニメとあわせて、一時期とてもファンでした

    0
    投稿日: 2009.12.24
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    人は1人で生きていけるのか?? 夢を追い続けるのか?? 現実を見るのか?? 2070年代を舞台としたSF漫画。 デブリ(宇宙ごみ)回収を仕事とする主人公とその登場人物たちの内面までもをうまいこと描いている作品。 俺のランキングでベスト20には入る!! これは、すごい。

    0
    投稿日: 2009.12.16
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    全4巻。【一部完】て4巻の帯に書いてあるんですが、まだ?あれ? 宇宙モノを、SFを敬遠しないでください。宮沢賢治を愛する作者が、人間の愛が生み出す力を確かめようと描いた名作です。火星に行こうが木星に行こうが人は愛を求めるのです。 タナベ愛を見て思うのは、色んな人間がいるということ。 男爵を見て思うのは、極端だが異端ではないということ。 フィーを見て思うのは、こうありたいということ。 ハチを見て思うのは、男にはやはり女の愛が慰みになるのだという真理。

    0
    投稿日: 2009.12.08
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    お若い方 あなたが今いるここがどこか ご存知ですかな? え? ……ネイティブアメリカン自治区…… アメリカ合衆国? ちがう? 北米大陸? 西洋? 地球……? ふむ そうでもあるがね ここも 宇宙だよ

    0
    投稿日: 2009.12.07
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    友人一押しのマンガ。 なるほど、これは面白い。 絵がとてもうまくて、設定もよくて、宇宙空間に漂うってこんな感覚なんだろうなあっていうリアリティーがある。 地球に今生きてる奇跡を実感する。 アニメバージョンも見てみたい。

    0
    投稿日: 2009.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    漫画の中でお気に入りを挙げるとしたら間違いなく上位。 この世界に浸っている時間がとても心地よい。 本当にお勧めです…が、あまり有名になり過ぎても寂しいので、 人に教えずに自分だけで楽しんでいたいかも。笑。

    0
    投稿日: 2009.11.28
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    時は2070年代。 人類は生息地帯を地球から宇宙へと拡大した。 廃棄された人工衛星・宇宙船からでるゴミ”デブリ”を ひたすら毎日回収し続ける主人公。 人類の未来を正確に描いているようで とてもリアルに感じた。

    0
    投稿日: 2009.11.13
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    わたしの中の不動の名作。 舞台は未来の宇宙で、それでも描かれている人間たちはどれも今と変わらない。 普遍的だけどとても難しい「愛」について、深く軽やかに描いてます。 SFというよりは哲学ものなのかな。 主人公のハチマキが、いろんな人に出会って愛を知る過程が染みます。 宮沢賢治好きにも是非。

    0
    投稿日: 2009.11.10
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    近未来のお話。 でもロボットとか出てきてどうのこうのではなくて、現実にありそうな近未来のサラリーマンのお話です。 宇宙ってスケールがでかくて残酷で… でも美しくて偉大で… ロマンがあります。

    0
    投稿日: 2009.11.04
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    タナベの考え方には、いわずもがな。 が、ハチマキの自己中心的な考え方には最初から違和感を感じまくり。 最終的に、タナベの考え方にほだされていくが、 当然の帰着といった感じ。 当然のことをいちいち丁寧に納得し、当然と思うことに感動して終わる。 色々びっくりしました。 勉強になったのは、ハチマキのような考え方が普通になってる世の中であるということを改めて知れたこと。 宇宙についての記述は、かなり細かいことまで描写されていて、(本当にそうなっていそうだし)凄かった。

    0
    投稿日: 2009.11.03
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    アニメから先に入りました。 宇宙に漂うゴミ(スペースデブリ)を拾うデブリ屋の仕事を描いたもの。 後半はデブリ屋から離れていくけれど、それでも面白い。 一度読むべし。 アニメも原作とはだいぶ違うけれど、非常におすすめ。

    0
    投稿日: 2009.10.12
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    あいする事だけが止められなかったヒトのお話。 元々SF漫画好きってのは、脇に避けても面白いと思います。 面白いと言うか魂鷲づかみにされる。 アニメ版もそれはそれで大変面白いのですけど やっぱり原作が一番カモメ。

    0
    投稿日: 2009.09.18
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    Please save Yuri.でちょっとホロっときたよ。 みんなが少しずつ主人公。面白い構成。

    1
    投稿日: 2009.09.06
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    「どうしても愛し合うことだけはやめられない」 「結婚しよう」「うん」の しりとりでプロポーズは実際してもらいたいほど素敵!

    0
    投稿日: 2009.09.03
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    自分とは何か、とか、宇宙とは何か、とか。哲学がメインだけどユーモアがあって感動もあって、さらには環境問題とか深いところまで来る。 SFですが、理科わかんなくても読める!あと、アニメもお勧め。宇宙が綺麗だし音楽もすんごい良いです。ちなみにNHK。 アニメ版と漫画版は内容がほとんど違うので、別物としてとらえたほうがよいかと。

    0
    投稿日: 2009.08.14
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    宇宙デブリ拾うハチマキが、木星宇宙船に乗る夢を叶える為に 自分自身・他人・そして宇宙との関わりを追究する話。 とても深い・・・何度読みなおしても、深い話です。 大好きなマンガです。

    0
    投稿日: 2009.08.10
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    アニメを観ておもしろかったので原作を購入しました。 アニメの印象が強かったので、細かい設定やストーリーが違って驚きましたが アニメとはまた違った良さがあっておもしろかったです。 ハチマキの心理の葛藤は、なんだかすごくわかる気がします。 内にも外にもエネルギーが有り余ってる感じというか… 自分はなんのためにここにいるのか? 宇宙とは?正義とは? みたいな答えが見つけられないような疑問をぐるぐる考えてるあたりが。 人生で一度はそんな時期があるんじゃないかなぁと共感しました。 ストーリーはハチマキが木星探査船の乗組員として 木星に到着し、スピーチをするシーンで終わっていますが デブリ屋のメンバーの活躍なんかをもっと読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2009.06.28
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    ★の数、5だけじゃ足りないよ! 舞台は、宇宙進出時代。 宇宙に打ち捨てられた衛星などは宇宙空間を彷徨い、航宙機の軌道とぶつかると思わぬ大事故に発展する。そんな宇宙ゴミ「デブリ」が社会問題となっていた。 主人公ハチマキは、そんなデブリを回収する「デブリ屋」。 土地の足りなくなって地球人は宇宙に飛び出したんだけど、人のやってることや悩みはどの時代もおんなじ。 そう思わせられました。だから、設定はSFでもテーマはとてもリアル。 もともとアニメでハマって原作を一気読みしました。 アニメは原作にはないオリジナル設定やキャラが盛り沢山なんだけど、アニメプラネテスがそれでも支持されるのは、作る側が原作が言いたいことやイメージをしっかり理解してるからだと思う。 巧いアニメと、手触りはゴツゴツしてるけど強く何かを訴えかけてくる原作。 どちらも甲乙つけがたい名作だと思います。

    0
    投稿日: 2009.05.28
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    ギリシア語で「迷い人」(たぶんね)。 「planet(惑星)」の語源にもなったこの言葉の通り、宇宙を相手に悩み、もがく一人の男の物語です。 たまに読み返したくなるマンガ その1

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    投稿日: 2009.05.20
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    小説を読んだので 前に読んだのは人から借りたものだったしね 面白い ハキムの登場は割りと早く、割りと少なかったのか

    0
    投稿日: 2009.05.14
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    「愛し合う事だけが、どうしてもやめられないんだ。」 5日間で3周した。 こんなに色んな事に気付かされる漫画は初めて。 作った人、ありがとう書いてくれて。あんたすごいよ。 「海馬」っていう脳の本と同時進行で読んでたからなのか、ものすごい事になってた。頭の中が。 もう、色んなモン弾けまくり。 脳ミソ独りビッグ・バン。 読み終わってからずいぶん経つけど、読んだ後すぐには感想が書けなかったし、今もまだ考えがまとまらない。むしろ未だにやや興奮気味。 宇宙というのは愛そのもので、また、神でもある。 今自分が立っているこの場所も宇宙。 脳ミソの中もまた宇宙。 宇宙に漂っている限り、人は永遠に孤独だし、永遠に孤独じゃない。 どちらかと言うと、他人よりも、正しい狂気って言われるようなものを信じて生きてきたと思う。 どっかから借りてきたような言葉じゃなくて、自分の言葉で、しっかり話さなくちゃいけないっていうのが強迫観念の様に常にあった。勝手に決めつけてたんだよね。ホンモノを見えなくする誘惑が世の中には溢れてるって。 「見境なく関わり過ぎたら、自分が判らなくなっちゃうじゃんか」みたいな感じで。 でも結局、たった一つの思想にもたれ掛かって生きるのって、すんごい楽な生き方なんだよね。 物凄く弱くて、つまんない生き方。 捨て犬を拾ってくる子供の愛ほど確かで、否定出来ない感覚はないはずなのに、信じる必要のないルール、誰かが作った下らない決まり事でガチガチになった脳ミソは、つまらない、大人な判断をしてしまいがちになる。 「知りたい」という欲求に正直に、何者のフリもしないで生きていれば、せめて自分の子供にだけは、「愛してるぜ」って胸張って言えるはず。かっけー大人になれるはず。 国が戦争やら革命やらの「変化の軸」を経験したかどうかでその後の発展の仕方が違うと言っていたのは誰だったか覚えてないけど、それって要は、「外とどう関わったか」って事で、それはそのまま人にも言える事なんじゃないか。 「世界と自分らしくつながって、関係して、オリジナルな脳みそを作っていく事が人間の営みなんだ」 そういう事に強烈に気付かされた。

    0
    投稿日: 2009.05.13
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    --400万年を経て人は地上より飛び立った この宙(そら)は人の強さを試す-- だそうです!いいね! アニメでは、原作の難解な部分がもうちょっと分かりやすく噛み砕かれています。舞台となる宇宙開発会社のデブリ課も人が増えてにぎやか。それぞれの人の掘り下げももっと深くなっている分、後から原作を読み直すと(特にヒロイン、愛ちゃんが)よくわからない人になっているような…。まぁいろいろありつつも、間違いなく名作だと思います。人は外へ外へ出て行こうとすると、必ず内へ内へと回帰せざるを得ないのは、不思議。 星空をずっと見ていると自分が拡散しそうな気がして怖いのですが、宇宙に出て行く人はあの広大で重力のない空間で、常に自分の芯がどこにあるかを確認しないと生きていけないんでしょうね。。 いやー・・・ロマン。 アニメもオススメ。サントラが凄く良いので、世界に深みが増すよ。

    0
    投稿日: 2009.05.09
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    これはもう文句を付けようがない。 パーフェクト。 これ以上の漫画が書けないと思う。 アニメも必見。

    0
    投稿日: 2009.05.05
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    星雲賞を原作(本作)&アニメ、共に受賞した名作SF。 宇宙開発事業の緻密なバックボーンと描写が、物凄いリアリティを与えてる★

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    投稿日: 2009.05.02
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    とりあえず周りに布教しまくっている漫画。 4巻完結だけど内容はとっても深ぁぁあいです。 アニメも要チェック!

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    投稿日: 2009.04.09
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    幸村誠、初めて読みました。画力、ストーリー、テーマ、三拍子揃った秀作ですね。他の作品も読みたくなりました。スペースデブリによって引きおこされる事故、事態が実際にニュースになる現実社会ですが、本格的にデブリ回収始めるのはいつになるのでしょう。

    0
    投稿日: 2009.03.29
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    【人間は独りでは生きていけない、愛が必要】 自分の宇宙船を持つことを夢見る青年が、仕事やら人間関係やらを通して成長(?)する話。 ありきたりだけど、きっと間違ってはいないんじゃないかってメッセージが詰まってるような・・・気がする。 あとは宇宙ゴミの問題とかも。 ケスラーシンドロームって知らんかったけど、恐ろしいな。 宇宙との関りがなくなっちゃうんだから。事故だって起きちゃうんだからね。 前半の主人公はひどい中2病患者のようで、まるで自分を見てるみたいだ。 人を虫けらのようには見ないけどw そのせいか前半のタナベがムカことムカつくことww とにかくまぁ、面白いです!

    0
    投稿日: 2009.03.28
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    本当に本当に心の底からだいっすきなマンガ。 現代から数十年後、有人による木星探査すら実現可能になった世界。 だけど、どんなに科学が進歩しても、人間は変わらない。 「愛」がなければ、生きていけない。 「愛」があるから、生きていける。

    0
    投稿日: 2009.03.19
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    好きな漫画の1つ。 薦めてくれた友達に感謝したいと思うくらい僕は好きです。 ハチマキくらいストイックに本気になれれば・・・。 アニメもお薦めです。(たしかNHK)

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    投稿日: 2009.01.19
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    アニメを先に観たが、両方とも面白い 現実に手が届きうる設定であるのでSF要素で引っかかる人は少ないでしょう。 哲学的テーマもあり、それも最終的には「愛」と繋がるので考えさせられるものの入り込みやすいのではないかと思う。

    0
    投稿日: 2008.12.17
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    全4巻+ふたごのプラネテス所持 宇宙モノには目がない。宇宙モノでありながら、テーマが『愛』! 愛は宇宙をも救う!

    0
    投稿日: 2008.12.13
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    時代は2070年代(2075年以降)。人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多くの人たちが生活し、様々な仕事をしている。しかし、長い宇宙開発の歴史の影で生まれたスペースデブリ(宇宙空間のゴミ。廃棄された人工衛星や、ロケットの残骸など)は軌道上にあふれ、実際にたびたび旅客機と衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。 また、地上の貧困・紛争問題は未解決のままで、宇宙開発の恩恵は、先進各国の独占状態にある。このため貧困による僻みや思想的な理由付けによるテロの問題も、また未解決である。 主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。

    0
    投稿日: 2008.12.08
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    先にアニメを見てから原作のマンガを読みましたが、 この原作あってこそのアニメでのハイクオリティだなぁと感心。 原作の内容もいいですね♪

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    投稿日: 2008.11.29
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    読ませどころ?が愛と宇宙の人間ドラマ。 スペースオペラならぬスペースドラマかなという印象。 日本マンガは自動車と同じく世界レベルなハズだから、このジャンルはどんどん発展してほしい。イーガンを超えるような物理と数学の映像展開。みてみたいな〜。題名、プラテネスかと思っていた。

    0
    投稿日: 2008.11.19
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    思うが侭に人生生きたいなって思わせる作品. 出てくる登場人物,どいつもこいつも我侭だけれど芯があってかっこいい.

    0
    投稿日: 2008.10.04
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    この世で2番目にに嵌ったSF社会人マンガ。人類は宇宙進出しても、サラリーマンはサラリーマン。戦争は戦争。テロリストはテロリスト。人間どこにいても普遍の日常をいき続けることを描いてある作品。

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    投稿日: 2008.09.24
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    人間がしっかり描けていて、単なるSFモノに留まっていない。キャラも、既存の画一的なモノとは違い、ストーリーを深くする為に、逆算して作られた感じを受けた。

    0
    投稿日: 2008.07.30
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    アニメを偶然見て、即漫画を購入した作品。 正直アニメはタナベがかなりうざったく、全く好きになれなかったのですが 原作を読んでタナベの見方が180度変わりました。 アニメと原作ではタナベキャラ変わりすぎです。 もともとアニメは原作の設定をかなり変えていて、オリジナルキャラもいるし ストーリーもアニメオリジナルのものがあるしで 完成度は非常に高く良作だとは思うのですが、アニメはどうも好きになれずに終わりました。 なので私は原作のみ紹介しておきます。 アニメでタナベが嫌いになった方がいらしたら、是非原作をオススメしたいです。

    0
    投稿日: 2008.07.07
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    舞台は、少し未来の、人間が宇宙に進出している次代。 壮大な世界観。 描かれる人間のエゴなどの感情。 細やかで繊細だけどアクションなどは大胆に描く画力。 すっげーバランスで成り立ってる作品。 宇宙って、地球の外だけが宇宙ではないんです。

    0
    投稿日: 2008.06.05
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    一つ一つの台詞が日常の当たり前の台詞なのに 一つ一つずっしり重いと感じる 大好きでやまない漫画です

    0
    投稿日: 2008.05.10
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    評判がいいのでSF苦手の自分も勇気を出して読んでみました。とても読みやすいです。世界観がわかりやすく、かつ魅力的で宇宙空間にトリップできます。人間の哲学的葛藤と大宇宙の魅力の2つをきれいに詰め込んだ良作だと思います。短めなので手早くよめるところもいいです。

    0
    投稿日: 2008.02.17
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    リアリティ溢れる漫画です。全4巻ですが、全巻おすすめ。凄すぎてもうこれ以上言うこと無いというか、表現できないです。

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    投稿日: 2007.10.27
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    某楽天の某ブログで数年前、当時のブログ友さんに薦められたのがこのマンガ。1巻のこの表紙にヤラれて即買い。あとはぐいぐい引き寄せられ、あっというまに読破しました。愛、夢、生きる意味。クサイ三文芝居に出てきそうな単語が、さらりと出てきて、そして心をわしづかみにする。不思議なマンガです。余談ですがNHKのアニメは見てません。

    0
    投稿日: 2007.10.08
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    いわずと知れたSF物www シリアスとギャグが適度に配分されていてストレス無くよめます。 実は男爵が好き(笑)

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    投稿日: 2007.07.15
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    茫漠さがすごく怖い。 すごい画描くなぁ、と思ったのが始めで、あっという間に呑まれた。 近いうちに買う予定

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    投稿日: 2007.07.03
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     絵も非常に丁寧、設定もしっかりしておる。  好きなコミックの仲間入りです。  あとは映像をみるだけだが、果たして・・・

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    投稿日: 2007.05.31
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    宇宙物SFの先駆け的漫画なのでしょうか。自分は雑誌掲載1話目から読んでいて、その話におもわず目頭が熱くなるという逸話の漫画です。 宇宙ゴミを題材にするあたりの作者の着眼点が面白い。

    0
    投稿日: 2007.05.14
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    【全4巻】SFニュースタンダード登場!! 400万年を経て人は地上より飛び立った この宙(そら)は人の強さを試す

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    投稿日: 2007.03.21
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    anan(07/03/08)にて紹介。『ハチマキ』という主人公に自分を重ねて読んだそう。読む程に意味が深まるとの事。【デブリ】を除去する主人公だけに、CRと重なったのかも。

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    投稿日: 2007.03.07
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    丁寧で、いろいろな面で感心する作品。この間、久しぶりに一巻から読み返したけど、……すごいよ。コレすごいいいよ。四巻で最終回とは露知らず。五巻いつ出るんかな、って思ってた。 「愛する事だけは、やめられない。」

    0
    投稿日: 2007.02.18
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    舞台は2075年(だったかな)宇宙開発が進み、月には普通に人が住むようになり、宇宙のゴミ(スペースデブリ)が深刻な環境問題になっている世界でテクノーラ社デブリ課に勤める宇宙飛行士の話。 あながちあり得るんじゃないかと本気で思う。結構深い。

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    投稿日: 2007.02.15
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    つまづいたときはこの4人を思い出してがんばります!希望と野望がもてます。 あと、DVDもおすすめです。

    0
    投稿日: 2007.02.13
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    キャラ良いね。 漫画の方が好感が持てたような。 まあ、そんなにアニメ見てないからだけど。

    0
    投稿日: 2007.01.05
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    各方面で非常に評判が良いので読んでみた。うん、確かに面白いですよ。いかし第1話の時点では、とてもハチが全編の主人公になるとは思えなかったなー(苦笑)。

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    投稿日: 2006.12.21
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    宇宙のゴミ拾いという『職業』を描いた 意欲作。生活の場としての宇宙は、アニメ版で さらに細かく描写されています。

    0
    投稿日: 2006.12.04
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    未来の宇宙開拓のお話です。人類は月に民間人の住まうコロニーを建設するまで発展しています。その中で宇宙に浮かぶデブリ(ゴミ)掃除屋に従事する主人公ハチマキを取り巻く世界のお話。宇宙で生活しているならこんなだろ〜な〜と想像していたことを親しみ易くまたリアルに書ききっていると思います。若者なりのジレンマとかは正直あまり、、でしたが読んでいて次のページへの手が止まらない一冊でした。 1〜4巻まででています。

    0
    投稿日: 2006.12.02
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    ひさしぶりに、面白いと思える宇宙モノ漫画である。近未来におけるスペースデブリ(宇宙ゴミ)回収員のお話だ。キャラクターが作りこまれていて、個性が生かされた展開と、キャラクター同士の会話が面白い。たまたま見かけたので購入したが、2004年にNHKでアニメ化されていたらしい。再放送されないかなぁ。

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    投稿日: 2006.11.08
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    宇宙空間にただよう機能を果たさない人工衛星や飛行船やその部品、破片などをのことをスペースデブリというそうです。それを回収、処分する人たちとその家族の人間ドラマです。いいんだなー、それが。みんな直球で。超おすすめSFコミックです。

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    投稿日: 2006.09.25
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    最初はこの表紙に一目ぼれでした。なんでこんなに好きなのかわからない。けど、忘れられない。 愛(タナベも含め)ってすごいね。宇宙ってすごいんだね。(全4巻)

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    投稿日: 2006.09.19
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    宇宙を舞台にしながら「愛」という普遍のテーマを扱った名作。個人的にはロックスミス博士の格好良さに惚れた

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    投稿日: 2006.09.10
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    宇宙デブリの回収屋さん 人間観も最高。大好きな作品の一つ。一番好きなエピソードは、ユーリの奥さんの話です。

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    投稿日: 2006.08.30
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    私の兄に貸してもらい、見事にはまってしまった漫画。宇宙に散らばるゴミを回収する仕事をしている主人公とそのメンバー。絵がきれいで話の内容的にも魅力的な一冊です。

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    投稿日: 2006.08.28
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    プラネテスだかプラテネスだかいつもわかんなくなるけど、おもしろいんだ。アニメも見ちゃったけど、原作のほうがやっぱりおもしろい。

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    投稿日: 2006.07.24
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     アニメ化もされた同作品ですが、同じプラネテスでありながらまったくの別作品に仕上がっています。静の漫画に対して動のアニメ、哲学の漫画に対してアクションのアニメ。だから、アニメを見てこの作品を知った人も十分楽しめると思います。ただ逆にアニメのような作品を期待していると裏切られるかもしれませんが…。宇宙とは自分とは人生の目的とは…、そんなことを考えさせる作品です。

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    投稿日: 2006.06.18
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    全4巻。友人に借りて読んだ。とても良い作品です。宇宙、世界、自分、心、意識、無意識、友、愛。色んなことを考えさせられた。個人的にハチマキが意識と無意識の狭間で葛藤し戦うところをヴィジュアル化して描かれていたところがとても好き。

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    投稿日: 2006.06.18
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    この本棚に漫画を入れるつもりはなかったんですが、これだけは、これだけは…! 「宇宙って愛って、つまりこういうことだ!」と両の拳を天に突き上げて言いたい!

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    投稿日: 2006.06.14
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    どツボ。4巻できれいにまとまって。やっぱ愛だな、愛。ルナリアンの話がすごくイイ。アニメも良かった。見るべきだ、たとえNHKだとしても。

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    投稿日: 2006.05.31
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    舞台は2070年代の宇宙。ハチマキこと星野八郎太は、宇宙船にぶつかると大事故に繋がる様々な宇宙ゴミ(スペース・デブリ)を回収する職に就いている。――人々の生活がリアル。時間が経っても変わらない物が沢山あるみたいです。そして理系のダメな私には分かりませんがSFとしても名作だそうで、そういうのが好きな人にもお勧め。

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    投稿日: 2006.04.18
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    自分という人間の小ささに気づかされて、だからこそこれからの自分に期待していきたい。この作品に出会えて良かったと、心の底から思える。ありがとうございました。

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    投稿日: 2006.04.12
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    表紙がちょっと気になったので、読んでみたら面白かったー。SFにはあんまし興味ないのですが、これはそんな人にもオススメです。 登場人物も素敵。ハチマキの父ちゃんとかも好き(笑) アニメもやってたみたいですね、知らなかったなぁ。 ……マイブラザーが友人からかりてきていた模様。もう一回読み直したいな。

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    投稿日: 2006.04.07
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    宇宙は、世界と自分がイコールである証明。この4冊に人生のすべてが詰まっている。3巻でかわいくなくなったハチマキが、最後にはいい感じに戻っていて安心。

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    投稿日: 2006.03.16
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    最高です。 遠くない将来、こういう現状になるのか、と、宇宙について考えさせられました。 宇宙と人間の話。 本当に面白い。見ごたえある漫画。 ハチマキのキャラも良いな。

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    投稿日: 2006.03.09
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    人間が宇宙へ当たり前のように行って、月で人が生活するようになっても、とんかつはやっぱり美味しいらしい。

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    投稿日: 2006.03.07
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    自分の宇宙船を手に入れることを夢見る「ハチマキ」が、共に働く仲間、愛する人を通して、本当に大切なものに気付いていく、近未来宇宙ヒューマンドラマ。 これが自然体なマンガで、まったく背伸び感もなく、1話完結でスッと読める。 率直で、キレイで、胸を掴んでくるマンガ。 【全4巻】

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    投稿日: 2006.03.07
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    地に足が着いているというか、哲学的なんだけどひとりよがりではないというか、めずらしいおもしろさだと思います。

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    投稿日: 2006.02.16
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    宇宙を知って、地球のでかさに気づかされるというマンガ。自分の周りの環境を知り尽くしても、それイコール地球を知ったと言うことにはならない。意外と自分が思ってるより地球ってでかいんだよ。てことかな。

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    投稿日: 2006.02.08
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    人情のSFです。アットホームでほのぼのします。それでいて、人間の怒りとか矛盾とかそういったことも丁寧に描いている素晴らしい作品です。その上SFとして世界感、デザイン共に一級品で、名作といって良いと思います。

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    投稿日: 2006.02.06
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    全4巻の近未来SFコミック。しかしそれだけにとどまらない!!ココ数年で一番面白いとおもったマンガです。

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    投稿日: 2005.12.17
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    宇宙が舞台ですが、現実的なことを考えて、細かく設定された物語はどんどん引き込まれてしまいます。 アニメの作品も大好きです!

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    投稿日: 2005.11.23
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    こんなSF見たことない!!ありきたりなSFではなく、設定とかもリアルにありそうで、主人公のハチの心理描写とか神がかっています。是非一読を!

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    投稿日: 2005.11.07
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    某所で聞いたこの作品のアニメ版のテーマ曲が素敵だったので 行きつきまして購入。 最近はコミックを読むことはなかなかないのだけれど 宇宙を舞台の人間ドラマで良かったです〜

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    投稿日: 2005.10.28
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    近未来、人間が宇宙に散らかしたゴミ「デブリ」を回収しながら、いずれ自分の宇宙船を持つぞと夢見る青年の物語。というのは「設定」であって、そこで描かれるのは「宇宙って何だ、生きるって何だ、自分って何だ」という根源的な哲学。じたばたあがいて主人公が辿り着いた、ラストシーンのセリフは鳥肌モノ。全4巻。

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    投稿日: 2005.10.26
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    SF素材のヒューマンドラマ。デブリ回収船っていう身近な未来感覚が好き。 ただ話の展開点が曖昧で本筋が分かりにくい。

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    投稿日: 2005.09.15
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    SFモノかと思いきや、 実は人のじくじくした内面の悩みが主題のマンガ。 悩みは青臭いけど、切ない。

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    投稿日: 2005.08.18
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    講談社 幸村 誠 著 ?〜?巻絶賛発売中 言わずと知れた「プラネテス」皆さんご存知でしょうか? 同時期に出てきた同じくSFコミックの小学館の「MOONLIGHT MILE」とは かなり趣の異なった作品です。 時代背景としては、近未来で、人類は比較的気軽に宇宙へと旅立てる近未来。 「宇宙を自由に旅して回れる宇宙船を買うんだ」という夢を持つ デブリ(宇宙空間を漂うゴミ)回収業者の青年”ハチマキ”が無限に広がる宇宙を前に 改めて自分と向き合い、木星を目指す。 といった話です。 といっても、単純に主人公視点の話だけではなく、ハチマキの同僚や、木星往復船の エンジニア、ハチマキの父など様々個性的な登場人物もクローズアップされ物語を 彩りつつ、ハチマキの成長へと絡んできます。 当初ハチマキは「宇宙に愛などない必要ない」という見解を貫いていたのですが、 デブリ回収船の新人クルー「タナベ」の常に全力体当たり!に徐々に感化され、 4巻のラストでは愛を語ります。 愛や恋、友情などは多くの作品でテーマとして取り上げられますが、 あまり「愛とはこうだ!」と明言する作品は多くないです。 まぁ、そうなる理由は単純です。 なぜならば、描いている本人に「愛とはこうだ!」という回答が無いからです。 適当にテーマを選出した結果、収集をつける為にうやむやに濁そうとするとそうなります。 ですが、作者の幸村誠さんは言い切りました。 (相対的にという話ではなく、あくまで「プラネテス」という作品としての愛の定義ですが。) 最近NHKでアニメ化されていまして、そちらの出来もかなり良かったようです。 (BSでの放送だった為、見られませんでした&お金がないのでDVD買えていません。) ちなみにアニメ版プラネテスがメディア部門で 第三十六回 星雲賞を受賞しました。 どんな賞かはわあkりませんが、それくらい出来がいい感じですw コミックスの中では、単に人間関係や、主人公の成長のみが語られる訳ではありません。 やはり主人公の職業がデブリ回収業という事だけあって、スペースデブリ関連の話が濃いです。 今現在でも、「宇宙空間にゴミを投棄してはならない」という取り決めが国際的にありますが、 時代背景が、既に宇宙旅行が出来る時代なので、この問題が非常に大きく取り上げられます。 宇宙空間では空気抵抗等が無い為、モノは放出された速度のままで飛び続けます。 ネジ1本でも秒速6kmで衝突すれば宇宙船の船体に大穴が開きます。 宇宙の衛星軌道上ので事故が多発すれが、この微小デブリが大量発生し、デブリがデブリを ネズミ算ならぬゴキブリ算式に増えて行き、地球はデブリに取り囲まれ人類は地球から 外に出られなくなるという「ケスラーシンドローム」が話にかかわって来ます。 これに関してはこのマンガの中だけの話ではありません。 先日、ディスカバリーにて、宇宙飛行士のスティーブン・ロビンソン氏と野口聡一氏がシャトル底面の 補修工事を行った事が大々的に報道されていました。 そうです。 遠い未来のフィクションではないんです。 もし致命的な事故が発生し、シャトルが爆発でもしたら。。。。 大きな破片に関しては、時間をかければ回収出来るでしょう。しかし、ネジ1本、ナット1つまで回収は 出来るでしょうか? 答えは「NO」です。 そうです。今現在は試験的な意味も含めて事故率の決して低くない状態で人類は宇宙へ行きます。 「ケスラーシンドローム」に関しては近い未来に必ずニュースにも上がってくる内容となるでしょう。 そんな問題提起も含めたとても赴きのある良作です。 まだ手に取った事の無い方、是非おお奨めです。 宇宙にはロマンが溢れています。 この「プラネテス」には、「ロマン」も「夢」も「男の意地」も「愛」もたっぷり過積載です。

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    投稿日: 2005.08.07
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    ・「キュータロー君 宇宙と地球のさかい目って どのへんだと思う?」 「そりゃ あれだよ 上空熱圏100kmくらいから急激に大気密度が減って 200kmくらいからが…」    「んー… オレのカンジでは ない …んだよね さかい目が    無いんだ 世界のさかい目が    なんか…それでいいと 今は思うよ」ユーリ

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    投稿日: 2005.08.03
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    SFものがホラーよりも怖い私にとっては、結構ドキドキもののアニメ。でもアニメなだけに恐怖感は薄れるね。 最初は田辺愛ちゃんの「愛です!!」発言連発に結構ヒクものの、デブリ屋編からフォンブラウン編になると俄然面白い。 「我侭になるのが怖いやつに、宇宙なんて拓けないのさ」 う〜ん。フロンティア魂のお父様が素敵。

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    投稿日: 2005.08.02
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    あるWebページの「理系だったら一度は読んでおくべき!」という感想にひかれて一巻のみ購入。 そして、その日のうちに全巻購入に至る。理系・文系に限らず誰が読んでも楽しめる作品だと思います。 内容は今から70年後ぐらいの宇宙のゴミ掃除屋たちの物語です。

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    投稿日: 2005.06.14
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    【1巻の名セリフ】 ツィオルコフスキーも。 ゴダードも。 フォン・ブラウンも。 宇宙を望んだ人間はみんな、はじめはウソつきだったんだよ。 でも、自分とのケンカを一生かけてするって腹に決めたなら。 そいつはじきに、ウソつきじゃなくなるんだ。宇宙ステーションが作られ、月面都市が作られている将来。 発展した宇宙では、そのゴミ(スペースデブリ)の問題が深刻となっていた。 というのは、サブテーマみたいなもので。。。 設定が細かく現実味があるので、本の世界に入りやすいと思います。 また、時代に関係なく大切なことも描かれています。 使いたくなる名セリフも満載。 多分。 この中の本棚、そして、これからの本棚の中でもイチ押し名作になるでしょう。

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    投稿日: 2005.06.13
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    「SF新スタンダード」とあるように地球と宇宙を行ったり来たりして日常として捉える。今までに見たことない人間的リアリティ描写がいい。アニメ版も特にDVDお勧め。キャラがはっきりしてていい。

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    投稿日: 2005.06.10
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    久々におもしろい!地球軌道から木星までを舞台にしたリアルめの(宇宙人、レーザーガン、スーパーヒーロー全て無し(笑))お話。メカの書き込み、設定が大変よくできていて、SF狂いのみなさんをいやな気分にさせません。

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    投稿日: 2005.06.08