
総合評価
(1336件)| 277 | ||
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powered by ブクログ「優子」よりも表題作の出来がすごすぎる!16歳で書いたなんて!! ずっとドキドキしっぱなしで、一気に読んでしまった。
0投稿日: 2006.08.05
powered by ブクログ優子の方は未読ですが、先の夏と〜は読みました。先が読めてしまいましたが、オチが少しぞくりとしました。
0投稿日: 2006.07.28
powered by ブクログなんでしょうね。 死んじゃった女の子視点のお話。 こんなのわたし17歳じゃ書けないよ!・・当たり前か!笑
0投稿日: 2006.07.21
powered by ブクログ死体になった少女の視点で描かれるひと夏の物語。先の読めない展開が素晴らしいです。16歳が書いたとはとても思えません。私はこれで乙一にハマりました。
0投稿日: 2006.07.18
powered by ブクログすっかり売れっ子作家になった乙一ですが、今でも私はデビュー作のこれが一番凄いと思う。凄まじいよ。エネルギーが。怖い。
0投稿日: 2006.07.13
powered by ブクログ死体が一人称で書かれる視点が凄い。これ書いたの16歳の時だっけ?哀しい恐怖。冷徹な恐怖。6年ぶりに読み直しても変わらなかった。
0投稿日: 2006.07.10
powered by ブクログ死体の視点で書かれてるっていうからどんなにグロいのかと思ったら、かなり淡々としてて逆に怖かった・・・オチはちょっと読めちゃうけどね。
0投稿日: 2006.06.29
powered by ブクログ面白かったぁ! 乙一さんが16歳のときに書いたデビュー作。 夏休みの光景や家族の会話が、自分の子供の頃を思い出させる。 若いだけあってそこらへんリアルだよな。 なんだかセミの声が聞こえてきそうだったもの。 死体になってしまった「私」の一人称で話は進んで行くんだけど、「私」はずっと隠されてて、「んもぅ早く誰か見つけて!!」とハラハラ。 「私」には死んだ悲壮感がなくって、なんだか「罪」の感覚がおかしくなりそう。 これがTVゲームで育った世代なのかな。
0投稿日: 2006.06.25
powered by ブクログ九歳の夏休み、私は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく…。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作。表題作のほか、毒の実(ベラドンナ)ですべてが狂っていく「優子」が収録されています。死体が語り手とは、発想がすごい。兄妹が死体を隠すまでに至る様々な危機に、最後までハラハラさせられました。そして、結末は、やはりこの作者らしいです。
0投稿日: 2006.06.18
powered by ブクログ乙一さんの作品ということで購入。 これがたった17歳の青年が書いたなんて思えない。 好きな作家でまず一番に浮かぶのが乙一さん。
0投稿日: 2006.06.17
powered by ブクログ怖いと言うか、奇妙と言うか。 だって主人公は「死体」! 「死体」が淡々と語る不思議さにいつの間にやらひきずりこまれ、 背筋が粟立つ感覚が味わえます。 これが乙一氏のデビュー作。 才能と年齢は関係ないと思うけど、 執筆時に16才というのはやっぱりおどろき。
0投稿日: 2006.06.17
powered by ブクログ乙一のデビュー作。視点が被害者(死体)というところが面白い。なので、とても生生しく独特の世界観が生まれていた。結末も意外でびっくりだった。
0投稿日: 2006.06.13
powered by ブクログ私が乙一さんと初めて出会った作品です―+*゚。*。゚*+ 物語は、殺されてしまった少女の視点で進んでいきます。 まさに、乙一ワールド★
0投稿日: 2006.06.04
powered by ブクログこれを書いたのが16歳の時だなんて信じられませんね 死んで(殺されて)しまった五月の視点で物語が進んでいく 終わりはあっと驚くとまではいかないものの捻りの利いた終わりかたでした
0投稿日: 2006.05.31
powered by ブクログ「え、ここで終わり?」1冊丸々だと思っていたせいもあるとは思いますが。妙にあっけなかったなーと思いました。乙一にしては面白さが足りなかったかなあと。デビュー作だからかな?表題作のほかに『優子』という作品が収録されていましたがまだ読んでいないので、読んだらまた更新します。いつになるのか・・・
0投稿日: 2006.05.28
powered by ブクログ就職講座で、最近乙一を読んでいると言っていた友達に 「『夏と花火と私の死体』読んでみたいなー」 と言ってみると、彼女は 「あ、私も読んでみたい」 と言っていた。 それから5日後、彼女は自分の日記スペースで『夏と花火と私の死体』の簡単なレビューを書いていた。 フットワークの軽さに驚かされたものである。 さて、この話。 小学校3年生で仲良しの五月と弥生。 小学校5年生で弥生の兄、健。 そして弥生と健の従姉弟でアイスクリーム工場で働く緑。 しかし、とあることがきっかけで弥生は五月を殺してしまう。 五月の死体を隠すための、小学生兄弟の夏の日々が始まった。 物語が、死人となった五月の視点から語られているのが最大の特徴。 技法としてとても新鮮で、且つ面白い。 物語の進行を務める彼女の語り口が、小学校3年の割に妙に冷静なのが気にかかるところだが、時にそれがかなりいい具合に生きてくる。 五月の母が五月を探す時の描写、 「その背中はやけに細く、ごはんを食べている時にテレビを見るなと鬼のように怒るお母さんとは別人のようで、わたしは辛かった」 「健くんと弥生ちゃんにも、溝に隠された私の死体にも、そして夜の森で私を泣きながら探しているお母さんにも闇の帳は降りてくる」 この2つの文は、読むだけで胸が締め付けられる思いがした。 「私」が語り部でなければ、特に何の変哲もない文だろう。 そして、私が語り部だからこそ、弥生と健くんへの怒りが湧いてもくる。 この話の何が一番怖いかと言えば、健くんだ。 小学校5年ながらも明晰な頭脳、冷静さ、そして過度の妹思い。 五月を殺したのが弥生だということを知らなくとも、母親が悲しまないように、と訴える弥生のことを思い警察にも連絡しない。 そして、五月の死体が見つからないように様々な策を練っては実行し、隠しとおす。 見つかりそうになってはパニックに陥る弥生がいるからこそ、健くんの冷静さが際立って背筋が凍る。 だけど、健くんが次から次へと案を思いつき、かけずり回ってくれるからこの話は中だるみすることなくとてもスムーズに読める。 応援なんかしていないのに、見つかりそうになるとヒヤヒヤしてしまうのは何故だろう。 「かごめかごめ」のエピソードは蛇足。 もっと他の書き方あるだろうに、とは思うが、16歳でこれを著した乙一は、類稀な才能の持ち主であることは間違いないだろう。 今後が期待できる作家だ。
0投稿日: 2006.05.27
powered by ブクログ初めて読んで、かなり衝撃的だった乙一さんのデビュー作 これが私と同じくらいの年で書いたなんて、すげー!!
0投稿日: 2006.05.23
powered by ブクログすごい不思議な感覚の小説。五月ちゃんのお母さんがすごく可哀相… 弥生とお兄ちゃんが五月の死体を隠すときの臨場感とか焦燥感とかすごい。 17歳で書いたとは…
0投稿日: 2006.05.21
powered by ブクログ子供って純粋で時に怖い。ハラハラしながら、あっとゆう間に読んでしまいました。残酷だけど兄弟愛に満ちている。作者が16というのはビックリ。
0投稿日: 2006.05.17
powered by ブクログ幼馴染に、殺されてしまった9歳の少女の視点で物語は進む。 夏休み、弥生ちゃんのちょっとした衝動的いじわるで死んでしまった五月。 弥生ちゃんと兄の健くんは、何とか五月の死体を大人たちから隠し、始末しなければならなかった・ 何度もおそい来るピンチを間一髪の危うさで切り抜けた先には? なんとも不思議な印象。死んだ子の語りが地の文。なんだけど死体に意識がまだあって、周りを見ているってわけではなくて、死体本人であるけども死体を置いて弥生ちゃんたちが別のところに行ってしまってもちゃんとついていって観察してる。観察、というか、自分の処理に関する話なのにもはや大した感慨もなく語り手に徹している感じである。 当たり前のように何の説明されないところがいい。最後までキモチ悪くてとても良い。 もう一つ収録された「優子」という短編、 これはどんでん返しな話。 最後でがらっと覆されるのは鮮やかではあるけど、すこし興ざめなのです。
0投稿日: 2006.05.16
powered by ブクログ【夏と花火と私の死体】 あはは。別におもしろおかしいわけじゃないんだけど、思わず笑ってしまったよ。あぁ、そうなるの、って思った。これぞ乙一って感じでした。(06/05/14) 【優子】 何がほんとなのか。なんかせつない感じがする話でした。 (06/05/15)
0投稿日: 2006.05.16
powered by ブクログホラーは苦手なんですが、これはさらっと読めました。 デビュー作、17歳でこれが書けるとは…。 世の中、才能ある人はいるんですね。笑
0投稿日: 2006.05.02
powered by ブクログ乙一作品の中で一番切なくて怖い作品。 当事者の視線、というのが新鮮。 靴が片方脱げてるのを恥かしがるとことか、かわいすぎ。 おすすめ。
0投稿日: 2006.04.29
powered by ブクログ乙一氏デビュ−作。当時若干16歳。ちょうど今年私も16。天才としか、言いようのない文章構成能力の高さ。死体が語り手と言うのも、斬新。デビュ−作は、まだまだオカルト抑え気味ですね。
0投稿日: 2006.04.28
powered by ブクログ初めて読んだ乙一本だったと思います。もう、凄いとしか言いようがなかった…。死体の観点から話が進むなんて、とても斬新でした。
0投稿日: 2006.04.23
powered by ブクログ謂わずと知れた乙一氏のデビュー作。 まず読みやすい!!と思える。 そして、死体が語るという不思議な感覚。 「私の死体」がいつ見つかるのかドキドキ感たっぷり。 そんなに長くないし、夏休みにちょっと読むには最高です☆
0投稿日: 2006.04.21
powered by ブクログ死体からの視点で書かれているのも面白いが、これを16歳で書いているのにも驚愕。 去年位に騒がれたなんちゃって吉本ばななちっくな10代作家よりも全然面白い!
0投稿日: 2006.04.20
powered by ブクログ上手い 一見、短くて物足りない気もするけれど、どこを読んでも無駄がない隙が無い文章、それでいて描写も上手い さくっと読めてしまう分、作品全てがしっかり頭の中で思い出せ整理できる これでデビュー・・・同時収録の優子も良かった、上手かった
0投稿日: 2006.04.20
powered by ブクログ殺された「私」からの視点で描かれているというのが斬新です。怯える妹とは対照的に、あたかも楽しそうに死体を隠そうとする兄が怖い…。同時収録の「優子」にもゾクッとした怖さが感じられます。ストーリー構成も良く出来ていると思います。 どちらの作品も、物語がどう収束するのか最後の最後まで分からないので、ラストには思わず「あっ!」と言ってしまいます。
0投稿日: 2006.03.27
powered by ブクログ乙一の処女作ですね。ホラーといえば「乙一」と言わせるくらい表現が圧巻!死体を隠す事に翻弄される兄妹と死体としての「私」のまさにかくれんぼ! このドキドキ感がたまりません。 今、思えばこの作品に出合ったのが、高校生の頃でしたから、ちょうど8年前 今でこそ、乙一作品の映画化がひっきりなしになりましたが、当時はデビュー当初で彼の本を探すのも大変なぐらい。 こんなに大きくなるなんて!
0投稿日: 2006.03.25
powered by ブクログこの本を読むきっかけは、Web上での著者の日記を読んだことですな。この年齢にしてこれだけの文章を書けるのは只者ではない!と思い、本屋に行き、このデビュー作を含め2冊ほど購入してみました。このデビュー作を書いたのは、著者が若干16歳の時。凄いです。圧巻です。まだ蒼き青春真っ盛りの年齢だのに、既に完成されております。視点が斬新。それこそ新鋭という言葉が相応しい。そして描写が上手い。脳裏にその瞬間のイメージが鮮明に浮かぶ。また素晴らしい物書きと出会ってしまいました。
0投稿日: 2006.03.21
powered by ブクログ乙一さんデビュー作。 ほんわかとしたファンタジーの印象しかなかった私が初めて読んだ、彼の本来のカテゴリであるホラー作品。 淡々と進む「わたし」視点は、静かな、どこか心地悪いようなむず痒いような感覚を伴います。
0投稿日: 2006.03.20
powered by ブクログ思わず背筋がゾクリとするような、奇才乙一のデビュー作。 純粋で無邪気な筈の子供。それが、人を殺してしまったという事実を飲み込むことで、こうまで豹変してしまうものなのか。 とてつもなく恐ろしかった。その一言に尽きる。 死体をひたすら隠しつづける兄妹、それを静かに見つめ、淡々と語る"死体"。 ここまで気味の悪い小説を読んだのは、初めてだ。それでも「面白い」と思わせてしまう辺りが、乙一の実力なのだろうけれど。 夜に読むことは、あまりお奨めできません。
0投稿日: 2006.03.18
powered by ブクログ初めて読んだ乙一作品です。かなりの衝撃を受けました。物語を進める視点がとても面白いです。子供の恐さやラスト、ハラハラドキドキの展開が満載です。
0投稿日: 2006.03.15
powered by ブクログある日突然殺された女の子の視点から物語が進むんですが、これは面白かったです!というか怖いと言った方が合ってるかもしれない。あの結末には冗談抜きで背筋が冷たくなりました…;;
0投稿日: 2006.03.14
powered by ブクログ第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。当時、17歳にして、文体からにじみ出てくる空気感は既に完成形。「優子」っていう作品がスキかも。
0投稿日: 2006.02.28
powered by ブクログ・・・気持ち悪かった;;人の『狂気』にあてられたというか。『これはこうだろ〜』と良い方に先を読んでたんだけども、最後はどんでん返し。 『性格良い人って心の中に狂気を秘めてるのよね』と思った。そんな人だけとは限りらないけど・・・。『血って怖いよね〜』とも思ったり・・・。 あれを乙一氏は十六で書いたんだから凄いよな〜(*゚。゚) ボー 今の私よりも年下だよ・・・ あと、『優子』・・・・ちょっと謎が残る。清音さんか政義、どっちの言い分が正しいのか。私は最初は清音さんかと思ったけど、政義の言い分も当てはまってるし・・・?どっちも正しいのかな?分からん;; 『優子』を読んだ人とこれについて話してみたい。
0投稿日: 2006.02.21
powered by ブクログ「優子」はまぁまぁだったが、表題作は最高。 ミステリーで話が進行しホラーで終わるもやもや感がいいと思う。
0投稿日: 2006.02.18
powered by ブクログわたしの視点、で進んでいくっていう発想が新鮮で面白かった。表題作もいいけれど、2話目の優子もよかったと思う。
0投稿日: 2006.02.12
powered by ブクログ読んでて気付いたときにはっっとした。 怖いけどキレイ。 そして少し悲しいかな。 これを16歳で書いたなんて乙一さん凄い…
0投稿日: 2006.02.12
powered by ブクログ乙一のデビュー作「夏と花火と私の死体」の表題作が入ったもの。これでデビュー当時高校生だっていうから驚きですよ(笑)文章力ではなく、目の付け所が違うな とまず感じると思います。 死体の第一人称で物語が進むんですが、少なくとも私はこの形式の小説を初めて読みました。また、たったそれだけかと思いきや心理描写や展開は乙一ならでわで、異色の作品だと思います。内容はサスペンス・・・・かなあえて分類すれば。 淡々と犯罪を犯す小学生兄姉がなかなか良い性格してますよ。
0投稿日: 2006.02.10
powered by ブクログこんなに度肝を抜かれた本はない。この年には書けないと思った。すごい。 いたってシンプルな感じのストーリーを神の視点でとらえた作品。まさに奇跡の一冊。
0投稿日: 2006.02.08
powered by ブクログ9歳の少女、五月は、同級生に木から落とされて、死んでしまう。 突き落とした方の少女は、兄と一緒に死体を隠すが・・。 淡々と死体を隠す兄が、面白かったなぁ。死んだ五月の目から書かれているのも、なかなか・・。
0投稿日: 2006.02.07
powered by ブクログ死体となった少女の視点で物語が進んでいくのですが、なんつうかもう、ムードが全編通してヒヤリとしているというか肌寒い印象とともに鬼気迫るシーンも多々。オチも冷えます(良い?意味で)
0投稿日: 2006.02.07
powered by ブクログ作者が高校生(17歳だっけ?)の時に書いた本。同い年だった私が受けた衝撃はものすごかった。高校の同級生だった三藤君の書いた小説もすごかったけど。 「死体」からの視点で書かれた本書から、私の乙一好きは始まりました。
0投稿日: 2006.02.05
powered by ブクログ乙一さんの処女作なはず…評判は聞きつつもなかなか手に取らなかった作品。なぜなら裏切られたらショックだから。でも、これは裏切らなかった。乙一世界は昔かららしい
0投稿日: 2006.02.05
powered by ブクログ10代でのデビュー作だけど文章に関しての違和感は無し。殺された女の子視点で物語が進む、という設定も素晴らしい。…が、ストーリーとしてはイマイチでした。緑さんはともかく、健君は無理があるすぎる(そうなった経緯とか無いし)ラストもラストで冷めてしまいましたね。同時に収録されている「優子」の雰囲気は大好きです。
0投稿日: 2006.02.05
powered by ブクログ著者デビュー作という事もあり、文章は稚拙です。しかし、表題作について言えば死体の視線で物語を書くという斬新な内容になってます。真相は途中で分かりますが、それでも楽しめる作品です。
0投稿日: 2006.01.31
powered by ブクログ乙一氏処女作を含む短編集。これが処女作だなんて!!すごいです。何がすごいって、文章が書けるのはもちろん視点。だって殺された幽霊からの視点で書かれてるんだもの。殺された女の子は自分を殺した幼馴染の女の子とそのお兄ちゃんを怨むでもなく淡々と自分の死体が隠されていくのを見ている。村がいつもと違った雰囲気に包まれる花火の日。大人に見つからないようにあちこち隠されていく死体。最後は死体はどこへ……???小さな恋と殺人事件の関係は???//二作目はちょっと『夢十夜』の一夜目とお菊伝説を足した感じ。どちらも淡々とした口調がこわい!夏に読むのがおすすめ。特に花火の日によむのがおすすめです。
0投稿日: 2006.01.29
powered by ブクログ乙一の処女作。九歳の夏休み、私は殺された。 「私」を殺してしまった兄妹はそれを必死で隠そうとする。 とにかく奇妙な小説である。 なぜならこの話の主役は、兄妹のどちらでもなく、死体である「私」なのである。 死体なのでもちろん死んでいるのだが、物語はその死体の一人称で進んでいく。 本来、おかしなこの設定に何故か違和感を感じずに読み進めてしまい、読者は次第に物語の中へ引き込まれている。 そして、ラストのどんでん返し。 この作品で乙一という人に一発でハマってしまった。
0投稿日: 2006.01.27
powered by ブクログ"死体目線"という切り口がいい。 初めて読んだよ、こういうの。 当時作者は16歳。 その若さでこの描写、表現。 かごめかごめ かごの中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀とすべった うしろのしょうめん だあれ
0投稿日: 2006.01.25
powered by ブクログ殺されてしまった9歳の少女の視点で内容が書かれている所に乙一氏らしさを感じた。法月倫太郎氏らが言っている様に、少女は幽霊でなく神だったのかもしれない。
0投稿日: 2006.01.19
powered by ブクログ乙一のデビュー作 当時彼はこれを16歳のとき書き上げたらしい さらさらと読めた 特にこれというものはない気がする
0投稿日: 2006.01.16
powered by ブクログ最後がちょっとだけ怖かったなあUu はめられたー!って感じかなあ(・ω・`*) ジャンプの賞取ったんですよね(!?)
0投稿日: 2006.01.15
powered by ブクログ欲を言えば、結末にもう少し意外性が欲しかった。でも、そこに至る過程の見せ方は素晴らしいと思いました。伝わってくる緊張感、乙一らしい日常描写と奇妙さ。 デビュー作から乙一は乙一だったんだと思いました。 優子の方もおもしろかったんですけど、あれは少々反則くさい感じがしました。
0投稿日: 2006.01.13
powered by ブクログ乙一さんデビュー作。十代でこれを書いたと知った時この人は天才だと思いました。お話も短編ですが衝撃的。
0投稿日: 2006.01.07
powered by ブクログ乙一さんのデビュー作。GOTHの大ヒットに伴い影が薄くなっちゃいましたね。最近やっと読んだのですが、おもしろかったっす!ええっと、乙一さんは昔から乙一さんだったのねと思える内容。要するにあの不思議な感じはデビュー当時からのものとやっとわかりました。優子が、微妙に恐かった…。
0投稿日: 2005.12.31
powered by ブクログ「夏と花火と私の死体」もそうだが、 「優子」も設定がおもしろい。 1回読んだだけでは、しっかりと解釈ができなかった。
0投稿日: 2005.12.27
powered by ブクログ何小説って言うんでしょう・・。すごく有名になってきたからデビュー作読んでみた。もうちょっと他の作品を読みたいところ・・。
0投稿日: 2005.12.26
powered by ブクログなんだかんだで、乙一の中ではこれが一番かなあ。「夏と花火と〜」ではなく、一緒に収録されているもう一つの話の印象が強烈で、未だ頭から離れません。
0投稿日: 2005.12.24
powered by ブクログ乙一の処女作。これは必読です。主人公の少女が殺され、その亡くなった少女の視点から一人称で描かれている。斬新な視座から独特の文体で語られる、ゾクッとするストーリー。
0投稿日: 2005.12.21
powered by ブクログ私は一体いつ発見されるんだろうとドキドキ読み進みました。 う〜んそれでいいのか??って終りですけど。
0投稿日: 2005.12.15
powered by ブクログ乙一のデビュー作。まず視点が独特である。殺されて木の下に埋められた少女の始点で語られるのだ。この人の話は子供の視点で語られるからどうしても子供の頃のちょっとせつなくてちょっと怖い不思議な感覚を思い出させる。子供の頃に聞いたちょっとしたありえない怖い話をじっくり読む感じ。ラジオ的でも
0投稿日: 2005.12.07
powered by ブクログ乙一氏デビュー作。殺された女の子視点の話し。という今まで見たことない作品。 殺される女の子の描写は引き込まれます。
0投稿日: 2005.12.03
powered by ブクログ乙一のデビュー作。この作品が17でかけるって言うんだから驚きです。作家に歳は関係ありませんが、ただただ驚きです。内容は65点かな?
0投稿日: 2005.11.28
powered by ブクログこの本には、「夏と花火と私の死体」と「優子」の短編が2作品が収録されています。 「夏と花火と私の死体」は、16歳の時に書いたデビュー作みたいです。内容は、1人の少女が親友によって殺されてしまい、その親友と親友の兄がその少女の死体を右往左往しながら隠していくのですが、そう話しを死んだ少女「わたし」の1人称で語られていきます。主観的なはずなのに客観的な感じがしました。その語られ方が斬新でした。
0投稿日: 2005.11.16
powered by ブクログなるほどね。ホラーか。 すごく短い話。死体の一人称視点という書き方がすごく面白く奇抜。 ただまあ、平坦ではあった。そこがちょっと心残り。 しかし九歳の女の子の死体を隠すとは・・・不覚にも勃起してしまいますね ← 同梱されてた短編「優子」もなかなか面白かった。
0投稿日: 2005.11.12
powered by ブクログ借りて読んだ。GOTHが面白かったので、こちらはイマイチでした。先が読めるし、読めるのはいいんだけど主人公の心の動きが面白いとかでもないし。
0投稿日: 2005.11.08
powered by ブクログ九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく──。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れられることが出来るのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。
0投稿日: 2005.10.26
powered by ブクログ同じ男の子を好きになっちゃったばっかりに仲の良い友達に殺されちゃった! 死体をがんばって隠そうとする兄妹を冷静に眺める死体の視点で続くストーリー。 同時収録の「優子」は一昔前の"古き"日本を舞台に豪邸に住む作家と病弱の妻、そしてその家に仕える私をめぐる悲しい物語。
0投稿日: 2005.10.23
powered by ブクログ話題のデビュー作ですな。これ16の男の子が書いたって言われても信じません。凄いな。信じませんってば。
0投稿日: 2005.10.22
powered by ブクログなんと言うか、凄く面白かったです。物語が殺された少女の視点で語られているのといい、クライマックスといい・・・全てが新しく、新鮮な物語でした。とてもオススメです!
0投稿日: 2005.10.06
powered by ブクログ乙一の衝撃(とか言われてる)デビュー作ですね。これを16歳で書いたとか言われるとやっぱり驚きます。 すっごい無機質に書いてる。それが怖い。ぞわぞわする。
0投稿日: 2005.10.03
powered by ブクログもうタイトルからして素敵。「私の死体」だよ?そう、主人公が死体なんて、こんな小説読んだことありません。そういう意味で拍手!!乙一さんは読みやすくて誰にでもお勧め。ただ、私のツボにはちょっと軽過ぎるかな。
0投稿日: 2005.09.30
powered by ブクログ中二の夏に初めて乙一とであった話。 1P読むだけで引き込まれていき15の時に考えたとは思えない力作
0投稿日: 2005.09.29
powered by ブクログこれがデビュー作なんて信じられません・・・乙一すごすぎ・・・語り手はなんと死体です。死体からの視点で語られています。ラストにもあっと言わされたし、収録されている短編集も面白い・・・!! 読まなきゃ損です。
0投稿日: 2005.09.28
powered by ブクログ乙一デビュー作。全く隙がない。決しておどろおどろしいわけじゃなく、あっさり淡々としている文体が不気味だった。ラストで「あんたかい!」と突っ込んでしまう事必至。
0投稿日: 2005.09.22
powered by ブクログレビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/7156766.html
0投稿日: 2005.09.21
powered by ブクログ期待しすぎてしまったのか、面白かったんだけどラストが物足りなかったです;でも高校生でここまで書けるのはスゴイ!と。他の作品も読んでみようと思います。
0投稿日: 2005.09.19
powered by ブクログ「私の死体」の視点で語られる物語。書いたのは当時16歳の乙一先生。初読の時の衝撃ときたら尋常ではありませんでした。小野不由美先生を始め、様々な著名な作家の方々が絶賛していたのも頷けます。読んでいてハラハラウズウズゾクゾクしました。もう一方の話「優子」もなかなかに怖いです。
0投稿日: 2005.09.19
powered by ブクログこれカナリはまります!!!! 乙一さんを知るきっかけになった一冊!お話は友達に殺されてしまった女の子の視点で進んでいきます。。。
0投稿日: 2005.09.14
powered by ブクログ短編「夏と花火と私の死体」と「優子」を収録。 どっちもひやーっとする怖さ。 これを16のときに描いたのか…乙一って凄い。 視点が死体とか。
0投稿日: 2005.09.11
powered by ブクログ乙一のデビュー作。高校生のときに書いたらしいが『マジかよ!?』と言いたい。(というか既に何度も言っている) 小学生の主人公は物語が始まってすぐに、同じく小学生の友人の手によって殺されてしまう。主人公は死体として第三者のような目線で自分の身体(死体)が幼い兄妹の手によって様々なところに移動し、隠される様を語る。 彼女が殺される理由、何度も死体を見つかりそうになるハラハラ感、どれをとっても何の矛盾もなく奇才と呼ばれて当たり前だと言う気がする。 ただ私としては最後の締めくくりが今ひとつ
0投稿日: 2005.09.05
powered by ブクログこの人は天才だろう。 とにかく上手い。 語り手(死体)の視線、読みやすい文体。 一緒にドキドキハラハラしながら、すぐ読み終えちゃいました。 新鮮。斬新。 とにかくよかった。
0投稿日: 2005.09.01
powered by ブクログ乙一のデビュー作。 これを16歳で書いたとは思えない。 死体の視点で物語が描かれている、というのが新鮮。
0投稿日: 2005.08.26
powered by ブクログ淡々とした文体なのに決して単調ではなく、緩急のあるストーリー展開であるにも関わらずそこに違和感や無駄を感じることはできません。描かれる登場人物の内面的な恐ろしさよりも、頭の中に絵として浮かび上がる情景の美しさに感動します。 文中で「あれ?」と思うとすればそれは物語の最終局面でのことで、期待が良い方へと裏切られた時に発せられるもののはずです。 とにかくあらゆる部分で「うまいなあ」と思わせられる作品でした。 【2005年8月13日読了】
0投稿日: 2005.08.13
powered by ブクログ乙一氏の16歳の処女小説です。「わたし」が死体になっても一人称のまま、物語が進んでいきます。さすがです。
0投稿日: 2005.08.03
powered by ブクログ休み時間に一人で読んでいて後に一週間ほど私の周りに誰も寄りつきませんでしたが、読んで損はないと思います。視点が斬新。
0投稿日: 2005.08.01
powered by ブクログ乙一さんのデビュー作らしいです。やっぱり視点がおもしろい。現実的なんだけど非現実。でも、ちょっと今回の話はサスペンスなかんじ。盛り上げるトコうまいなぁ。っておもいました。
0投稿日: 2005.07.29
powered by ブクログやべぇ、久々に異才の作家のを読んだ、と思った。 すごいなー。この年で書いたのもすごいけど、やっぱ発想がすごい。シンプルに面白いかつ意図されているのであろう胸に残る気持ち悪さがすごい。 他の作品も借りてみようっと。
0投稿日: 2005.07.28
powered by ブクログ乙一との記念すべき出会いの本。 読んだ当時、同い年くらいの人間が書いたのか・・・と、自分との発想の大きさの違いに、モノ書きとしてかなり尊敬の念を抱いたw
0投稿日: 2005.07.22
powered by ブクログ乙一作品の中で最初に読んだ作品。 花火の季節、夏。暑い盛りなのに、この本を読むと背筋が寒くなります。。ホラーサスペンスって感じかな?でもその中に何か切ないものを感じます。「切なさの名手」乙一ならではの情景描写や人物描写で、読み手を飽きさせない作品です。
0投稿日: 2005.06.24
powered by ブクログ「え?」と思った読者がほとんどだったと思う。なんと死体が語っているのだ。彼が注目された一番の要因はこれだろう。死体が亡霊となって語っていると考えた方が無難だと思うが、最後まで”変な感じ”は拭いきれない。自分のことを「わたし」という死体がまるで生きているように冷静に今の状況を語る。恥ずかしがったり悲しんだりもする。その様がなんとも変だ。そしてなにより面白い。 「17歳の天才、衝撃のデビュー!」と年齢が全面に押しだされるのは避けられないのだけど、やっぱり僕も年齢を意識して読んでしまった。ネット上では10代の若者の小説を多く読むことができるけど、難しい言葉をただ使えばよいという風潮があるらしく、読みにくいったらない。彼らと比較するのもどうかと思うが、彼の作品はまず第一に読みやすい。また、その描写力といったらベテランの風格を漂わせ、特に「優子」ではそれを十分に堪能できた。そもそも、若い人が理論性が求められる推理ものを書くこと自体珍しいのではないか。 幼い兄妹がいかにして死体を隠し通すかを描いた作品だけど、見つかりそうで見つからないスリル感がたまらない。読んでいくとどうしても後の方が目の端に入るので、わざわざ左手で隠したり、本のカバーを折って隠すようなしぐさをして1行1行読んだ、と書いたらどの程度のスリルを感じたか分かるだろう。僕も兄妹と同じように手に汗を握りストーリーを感じていたのだ。うまく逃れられたらほっとため息。そのような自分の行動におかしくなって笑ってしまった。 思わずドキッとしてしまうようなタイトル。だけど、内容にはもっとドキッとしてしまう。若輩の小説など興味がない! などと言わず、手にとって読んでもらいたい。
0投稿日: 2005.06.17
powered by ブクログよくよく考えれば、いや〜〜なお話になってもおかしくないのに、この作者の語りの才能で、そうはなってない。懐かしさを覚える夏の風景に、甘酸っぱい幼い初恋、子供たちと大人との知恵比べのような、死体を隠すための攻防戦、そして外の世界で起こる連続誘拐事件。う〜ん、これを書いたのが作者16歳のとき…やはり、才能ってすごいよね。
0投稿日: 2005.06.17
powered by ブクログ夢中で一気に読みました。素直に面白かったです!ラストの意外な展開や途中のハラハラドキドキのシーンの連続。これが17歳の作品とは本当に驚きです。
0投稿日: 2005.06.16
powered by ブクログ乙一デビュー作。小説全体に漂ってる難ともいえない居心地の悪さがすごい。かなりオススメ。すぐ読めるし。
0投稿日: 2005.06.15
powered by ブクログミステリーホラー作家、乙一の処女作。 死者からの視点、と言う点にもまず驚かされたけれども、その死者がいつ見つかってしまうのか、常にぎりぎりの所まで追い込まれている『犯人』はどうなってしまうのか、最後まで目が離せなくなる作品。
0投稿日: 2005.06.03
powered by ブクログ私は殺された。 もうずっとここに閉じ込められている さぁ、私を解放して外に出して そんな計画、すぐにばれてしまうんだから。
0投稿日: 2005.05.31
powered by ブクログ乙一は男性向きだと思います。 どうも私は読んでも、気分がしっくり来ません。読み方が分からない。。。 多くを語らない文章なので、ピタっと分かれば、凄く面白いと思います。是非トライしてみて!
0投稿日: 2005.05.31
powered by ブクログ話題になっていた頃にはちっとも読まずにzooが映画になった時、作品紹介を見て読みたくなる。むしょーーに読みたいと思ったままに読んだので期待し過ぎていた所為か、それとも語り部が子供の目線だった所為か、展開や行動が何となく読めてしまった。児童文学の域を出ていないような気も。でも、おもしろさがない訳ではなく主人公の死体が語りべとなり進む物語、子供達が考えそうな計画が現実味を増幅させるから一気に読んでしまった。ぞんざいに扱われているのにもう自分の体ではないと言わんばかりの主人公。怖さも悪意でさえも弄ぶような兄。恐怖にさいなまれていても殺人に対する悪意を微塵もみせない妹。主要な3人も含めて人物達が巧く表現されていた。表題の作品と「優子」の二作品が掲載されていて、「優子」は歪みを正していくと真実につながっていくという短編。児童文学の域とは書いたものの「優子」の文面は「夏と花火と私の死体」とは違う文面となっているので、ジャンプノベルという少年向けノベルに合わせ、あえてこういう文面にしているのかも。話としてのおもしろさや表現の仕方、見せ方などは好きな作品でさくさくと読みやすくお勧め。乙一さんの作品はタイトルを見ただけでも読みたいなと思うものが沢山あるので、これから読んでみたいと思う。
0投稿日: 2005.05.27
