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夏と花火と私の死体
夏と花火と私の死体
乙一/集英社
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総合評価

1336件)
3.7
277
468
427
72
10
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    いまや人気作家の地位を確立した乙一が16歳の時に書いた衝撃のデビュー作。九歳の夏休み、わたしは友達の女の子に木から突き落とされ殺された。そして、その日からわたしとわたしの兄との地獄のような4日間が始まる・・・。 残酷な子供たちを描き、ホラー界に衝撃を与えた傑作。当時16歳が書いたとは思えないほど卓越した文章力も一読の価値ありだ。

    0
    投稿日: 2008.04.30
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    16歳にしてこの小説を書いたかと思うと、日本中から天才と呼ばれることにも納得が出来る。。。 まず、話の構成がしっかりしていて、最後までぶれないんです。 一本の柱がしっかりと通っていて、ストーリーがゴールに向かうのがはっきりと 読み取れるのにもかかわらず、最後でしっかりと「やられた」というエンディングが待っている。 さらに、この本をより魅力的にしているのは、語り手である。あんなことを16歳にして思いつくなんて圧巻です。

    0
    投稿日: 2008.04.27
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    4月25日読。 やっぱり描写とかすごいですね。 私的には「優子」の方が好きだなー。 あの展開が読めてたはずが実は全く逆だったっていうのがよいね! 気持ちのいい裏切られ方でした。

    0
    投稿日: 2008.04.25
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    死んだ「私」視点で描かれてる。怖いはずなのに、「私」ののんきな語りで笑いまでとってる。 私を殺した兄妹が、死体をなんとか処理しようとするスリルは満点! 落ちだけ悔しいことになってるがな。

    0
    投稿日: 2008.04.19
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    すげえ・・・。 すげえタイトルだけどどんな話しだ?と思って読み始めたら いきなり「私は×××」 ! これで一気にこころ掴まれた。のめり込んでそのまま読了。 都合良すぎな展開ながらぞくぞくするスリル感!そして最後の恐怖。 うなるうなる。 しかもこれを書いたのが当時16才ってえええええええええええ! すげすぎる。。。

    0
    投稿日: 2008.04.11
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    これ視点がすごい どこからどう見てるのか・・・ 乙一さんって偉大   ということで健くんはいただいていきますね

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    投稿日: 2008.04.09
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    斬新!! これまでにはなかった視点、だと思います。 デビュー作でこれだけの文才と、ものの感じ方、考え方が素晴らしい本は、 他にはない。あらためて乙一の凄さを実感できます。

    0
    投稿日: 2008.04.09
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    乙一のデビュー作。 タイプライターの練習がてらにちょいと小説を書いてみた、でこれ。 16歳の少年が書いたという事実を念頭に入れて読んで。 「夏と花火〜」もいいけど私は「優子」が気になる。 かめばかむほど味のでるスルメだ。 ただ、医者との会話がなんだかいまいち。 この作品はホラーの類なのだけど、「ぞっ」とする瞬間がない。 あるんだけど、はっきりしてなくて、 読後に背後に「ぞっ」が来てたことに気づく感じだなぁ。 読みやすい。

    0
    投稿日: 2008.04.06
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    乙一のデビュー作。短編がたしか2つ入ってます。 どっちもぞっとする怖い系の話。 「夏と花火と私の死体」より、もうひとつの話のほうが面白かった気がします。

    0
    投稿日: 2008.04.02
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    九歳の夏休み、少女は殺された。 あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく──。 こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような 四日間の冒険が始まった。 次々に訪れる危機。 彼らは大人たちの追求から逃れることができるのか? 死体をどこへ隠せばいいのか? 恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を 驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。 (「BOOK」データベースより) なんて言ったらいいのか… とにかく上手い言葉が見つからなくて。 読後一週間も過ぎた今、勢いに任せて書くことにした。(4月3日現在) 確かに上手い。 素晴らしい観点。 それも17歳という年齢の男性が書き上げたのだから、 尚のこと、凄さは増す。 解説では、 小野不由美女史がベタ褒め&絶賛しっ放しでしたが、 どうしても素直に賛同できない自分がいました。   何故なのだろう…か。 考えてみると… 作品の展開も結末も、凡そ先に読めてしまったことが、 最大の原因ではないかと、思う。 最も、サラーっと読んでしまった私がイカンのだが。 きちんと熟読すれば、女史の言わんとする 著者の驚異的な描写力、観察力や構成力や得がたい個性を 感じることができたのではないだろうか。 また、言い訳でもなんでもないが、 乙一氏の著書を、既に何冊も既読だ、ということも… 大きな要因だと思う。 このデビュー作より、遥かに近年の作品のパワーの方が上だ。 その素晴らしい筆力と発想力に圧倒され、 著書を読み進んできたのだから。 もっと早く・・・ ないし一番最初に、本書で乙一氏に出会っておけばよかった。 後悔先に立たず。・゚・(*ノД`*)・゚・。 一読後私は、表題作よりも 「優子」 の方が好きでした。

    0
    投稿日: 2008.03.26
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    面白い。最後はどうなるの?とすごく気になって読み進めちゃう。描写もうまい。 ページ数もいいくらいだし。上手だな。 「私」が死体で、一人称なんだけどこういう描き方もあるんだなぁと。タイトルも惹かれるものがある。

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    投稿日: 2008.03.23
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    読んでいる最中「恐ろしい子!」というフレーズがずっと頭のなかに浮かんでいました。 ピンチの連続でハラハラさせられます!

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    投稿日: 2008.03.20
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     おおー、うまいことできすぎ! できすぎてて、逆になんだか……。うまいこともっていくために、なんか突拍子もないことになってたりする。なんで○○を家に持って帰るんだ!とツッコミたくなりました。表題作よりも「優子」は谷崎とか乱歩とか古めのミステリ臭がしてて好き。どちらもよく出来ているし面白いと思うけど、ただしどちらも細かいところでは拙いと思う。

    0
    投稿日: 2008.03.16
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    初めて買った乙一さんの作品。なんの情報もなく、本屋に立ち寄ったときふと目につき買ったものです。 読んでみたら、いままでにない視点で…最後もいいのかわるいのか…でも面白いお話でした。

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    投稿日: 2008.03.08
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    死体の視点から物語を書くっていうのはなかなか大胆な発想ですね。オチは多少読みやすいかな、とも思ったけど。17歳のときこの小説でデビューしたんですよね。17歳って言ったら今の自分と同い年。執筆し始めたのは16歳のときでしたっけ?すごい(笑)

    0
    投稿日: 2008.03.08
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    楽しみにしていた乙一作品だけに、残念です。 終始違和感が拭いきれず。 視点はすごく良い。ただ私の好みではなかったです。。

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    投稿日: 2008.03.02
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    年齢を取り除いてもおもしろかったです。ホラーなのかな?恐くはなかった。 優子のほうは特におもしろくなかったです。

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    投稿日: 2008.02.19
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    「1冊くらい」第…5弾カウントか?乙一。「乙一には黒と白がある」とか「黒は結構グロい」とか聞いて敬遠してたのですが、今回黒っぽいのと白っぽいのを購入。…が、別にこれ、怖くなくね?え、デビュー作?当時16歳?だからどうした。いやいや、ネットのアマチュア漁ってみろって、もっと上手い人なんかわんさかいるから!…というわけで、別にすごくも何ともなかった。死体が神の視点で話進めるからって、何なの?確かに斬新ではあるけど、結局神の視点ってあたりで、何か小説の書き方において真の脱構築的なことができてるわけじゃあないと思うよ。もう1作とかも、結構ありきたりなテーマな気が…。

    0
    投稿日: 2008.01.30
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    乙一作品で初めて読んだ本。 読み始めた時は、無邪気な殺人犯に罪はないんだろうな・・、と単純に子供目線で読んでいた。 恐ろしいのは、この話が殺された9歳の少女の目線で書かれているところ。 お気に入りのサンダルが脱げてしまい悲しい・・。 腐って臭い始めた自分の体が恥ずかしい・・。 そんな表現に鳥肌がたちました。

    0
    投稿日: 2008.01.30
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    ホラーって全然読まないので手を出すまでに時間が掛かりました。でも、一人称が私で話が進んでいくので新鮮&怖いです。

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    投稿日: 2008.01.29
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    乙一のデビュー作。子どもたちの口調に違和感を感じるところもあるけど面白かった。サクサク読めるホラーだな。2008.1.22

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    投稿日: 2008.01.22
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    2008-01-14読了。表題作は、視点の妙、に尽きるか。読みやすいホラーね。ホラーあんまり読まないからよくわかんないけども。自分はもうひとつの「優子」がいいなと。やっぱり、見ようとするものしか見れないし、知ろうとすることしか知れない。自分の見ている世界が絶対ではない、ということは知っているはずなのに、ついつい忘れがちになるもんなぁ。そんなこと思った。

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    投稿日: 2008.01.15
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    乙一のデビュー作。短い中にもワクワク、不気味さ、どんでん返しが詰まっている。高校生のときは衝撃を受けた。

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    投稿日: 2008.01.04
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    「九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつ の死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たち の追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り 口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。第六回ジャンプ小説・ノンフ ィクション大賞受賞作」 ――乙一作品3作目となる本作。デビュー作ということで。16歳ですよ。この文章を書いたの。自分今16 歳ですが、とても書けたもんじゃないです。もう文体が完成されちゃってます。ほんとになんなんだこの 人は。 ・夏と花火と私の死体・・・死体が語り口になってる。そこでまず ん?ってなった。出た。乙一ワール ドの幕開けだ。 なんていうか、死体がストーリーを解説することで、逆に、余計に、兄妹の緊張感がよく伝わってくる (やけに冷静な兄と、いつも不安でそわそわしている妹) 死体を隠す為にふたりの兄弟が奔走する。よく考えたらすごく怖い話。幼い子どもが、人殺して、死体隠 す為にそれを運んでるんだから。相当怖い。でもこの小説は、ホラーでも、オカルト的なものでもないと 思った。どっちかっていうと冒険近い・・。狂気じみた場面も、ただの夏のひとこまに思えたり。 そして驚愕のラスト。また私の性質が役に立って、見事にやられました。16の高校生が、どうやって構成 したんだろう。とても同じ16とは思えない。何よんでたんだろう?何考えてたんだろう? そういえば乙 一さん、ラジオが大好きだそうで。伊集院光のファンらしい。そこに乙一のヒミツが隠されているのか も・・。一回聴いてみよ。 はい。それはともかく、題材、内容共に「乙一」を感じる事が出来ました。 二作目の優子。正直この小説、よくわからなかった。初めてつまらないかも・・・と思ってしまった。た だ、相変わらずラストにビックリしたのは憶えてる。凄まじい眠気の中、真面目に読んでなかったので、 えらそうな事はいえませが・・・――

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    投稿日: 2008.01.03
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    乙一さんの本、初めて読みました。 てゆーか、ホラー作家だったんですね。 これを16歳で書いたというから、驚きです。純粋なホラー小説って、実は読んだことがなかったので、結構インパクト強かったですね☆

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    投稿日: 2007.12.31
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    第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞のデビュー作。 表題作と「優子」の2作からなる。表題作は不思議な話である。 冒頭で私は仲良しの女の子に木から突き落とされて死んでしまう。 その子とその子の兄が私の死体を隠すため奮闘する。 不思議さを1番演出しているのが,記述である。 死体となった私の一人称で記述される。 それが特徴でもあり,面白さを演出している。 「優子」についても構成がうまい。 しかし,全体に少し物足りなさも感じる。 17歳という年齢で本作を書いたのは驚きである。

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    投稿日: 2007.12.21
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    死体の私が語るストーリーで黒乙一さんの原点って感じでした(笑) この作品は乙一さんが17歳の時の作品だそうで納得。 もうひとつの『優子』は竹林に囲まれた由緒ある屋敷の鳥越家で住込みで働く家政婦の清音が主人、政義に淡い想いを抱きつつお仕えするもその妻・優子をまだ一度も見たことがなく疑問をもつと言うストーリーです。 これも乙一さんらしい作品でしたね。 乙一さんを知らない方がいきなりこの本を読むんじゃなくある程度、白も黒も読みつくしてから読んだ方がいいんじゃないかな。短くて読みやすいから最初に読みがちだけどね(^^;)

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    投稿日: 2007.12.20
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    私は死体、あなたも死体… とにかく、人にはいろんな秘密があるものです。 そんな秘密をなんとしてでも隠すことに一生懸命なお話。 でも、コワい話です。 この小説は、乙一デビュー作らしい。

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    投稿日: 2007.12.18
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    死体の視点から語られる異色作 これを16歳の人間が書いたのかと思うと、驚愕でぼーっとしたのを覚えてる。

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    投稿日: 2007.12.18
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    ◆夏と花火と私の死体 ◆優子 上記2篇を収録。 ◆夏と花火と私の死体・・・第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。 ◆夏と花火と私の死体・・・9歳で同い年の弥生ちゃんと、夏祭りを心待ちにしていた五月(さつき)。2人は夏祭りの準備をする弥生ちゃんの兄・健くんを待つ間、木登りをしていた。五月がふともらした一言は、幼い嫉妬心を刺激。五月は弥生ちゃんの手に押され、地面へと落下していった・・・。  五月、つまり死体目線でストーリーが進むというなんとも奇抜な作品。またその語り口調が淡々としているのが怖さを倍増(^^;   「一体どうしたんだ、弥生?」   まるで子供を泣きやませるように、   弥生ちゃんとわたしの死体に優しい微笑みを向けて、   健くんはそう訊いた。そしてわたしに近寄りながら言った。   「五月ちゃん、死んでるじゃないか。   弥生、泣いてちゃわからないだろ、なにがあったのか話してみなよ」   わたしが死んでいることを簡単に確認してから、   健くんは笑みを浮かべたまま弥生ちゃんに言う。 こ、怖すぎる・・・。

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    投稿日: 2007.12.08
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    そんなに気に入ったわけじゃなかったんだけど、 書いた当時16歳と聞いてびびった。それはすげえよ。 とりあえずこの本に出てくるひとたちこわい。

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    投稿日: 2007.12.06
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    2007.11.29 3人の子供たちが主な登場人物。でもそのうちの一人で主役がなんとすぐ殺されてしまう。死んでからも主役です。一人称の語りが死人という画期的な小説。 しかも、殺されたけどそのことについて怨んでいるとう言う感じもなく状況なんかを説明していきます。 自分を殺した友達とその兄のやり取りをみて解説してる様子が不思議すぎです。 これがデビュー作というのと、このときの作者の年齢を聞いてびっくりした。

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    投稿日: 2007.11.29
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    初めて読んだ『乙一』 物語の視点がずっと死体の一人称…。 衝撃ですた…。 ここから始まる乙一中毒((;゚Д゚))

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    投稿日: 2007.11.14
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    デビュー作ということで、とりあえず読んでみることに。若干、荒さは目立つものの死体なのに私目線で斬新。

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    投稿日: 2007.11.13
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    17歳で書いたことを無視した評価としては最低 腹が立つスト-リ-に,最後まで読めたのは奇跡 物語が五月(死体)からの視点で描かれているところは流石 どうせならそれだけ生かして違う話にしてほしかった,が本音

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    投稿日: 2007.11.11
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    私が初めて乙一作品にであったのがこれでした。読んでいるうちにゾクゾクしてきて、一気に読みきった本だった!

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    投稿日: 2007.11.11
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    最初に読んだ乙一作品。黒乙一系ですね。死体の『私』からの視点で描写されてるのが何ともはや。当時の私(中学生だったかな)にはかなり衝撃的でした。殺害シーンよりも最後のシーンが一番恐かったです・・・。読んで「うわぁっ!」ってなりましたよ。

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    投稿日: 2007.10.26
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    乙一のデビュー作。16歳でこんな話が書けるなんて…。とにかく「凄い」の一言で、思わず鳥肌が立ちました。死体である私が語り手となっているのが斬新。読み始めたら止まらなくて一気に読んでしまいました。ひんやりとした恐怖を感じます。

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    投稿日: 2007.10.24
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    これを16歳の頃から書き始めたと思うと凄いの一言に尽きる。 話が粗くもキレイにまとまっていて好き。

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    投稿日: 2007.10.24
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    2007.10.17読了。読んだ本3冊連続で死体が出てきたため、この辺で「死体が出てくる話はもういいよ・・・」と思うようになりました。一緒に入ってる『優子』のほうが好きかな。

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    投稿日: 2007.10.21
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    乙一先生が17歳の頃の作品です。デビュー作にしてジャンプノベル大賞。高校生でこれを書くなんて、ちょっとどうかしてる。ストーリ展開も文章力もすごい。なによりも主人公が「死体」ってのがすごい(千綿)

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    投稿日: 2007.10.17
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    初乙一さん作品でした。 緑さんがすげえ。というより健くんが天才的でびっくりしました。小学5年生でこれかよ・・・わたしはどうなってしまうのだ・・・!! この語り手と読者の距離感が良かったです。全体的にこう、じっとりと暑い田舎町の風景が目に浮かんできて、それがすごい。 「優子」も良かったです。鳥肌が立ちました。

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    投稿日: 2007.10.14
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    友達に薦められ、乙一初挑戦。面白くてどんどん彼の世界に魅せられていきました。タイトルに「私の死体」とあるように、死体が語り手になるのがまた斬新でした。

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    投稿日: 2007.10.09
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    まず主人公が最初に死ぬっていう発想が凄い。たまに展開が恐ろしい事になるからドキドキする、しかもこの作品のおかげで私が小説家を目指しはじめた

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    投稿日: 2007.10.03
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    デビュー作でこんなの出されたら、そりゃあ世の中は騒ぐよなぁ。乙一すごいなぁ、年齢はあまり関係はないけれど、やっぱりすごい。16歳なんて。

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    投稿日: 2007.10.02
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    乙一の作品の中で唯一、面白い!と手放しで私がお薦めできる作品・・・まぁ、そんなにも読んでないんですけどねw 中でも、表題作でもある『夏と・・・』はかなり背筋に寒いものが走る情景描写がたまらないです。

    0
    投稿日: 2007.10.02
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    大乙一が十六歳で書いたという。でも年齢は関係ない。初めて出会った衝撃は忘れない。斬新なアイディア、ノスタルジックな情景と日本的な怖さ。好きだ。

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    投稿日: 2007.09.27
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    これを書かれた年齢を知ると、本当に乙一さんには頭が上がりません。ホラーが苦手な自分にも、すんなり読めました。

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    投稿日: 2007.09.17
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    GOTHを読んで、その勢いで購入。 意外なる視点から書かれていることがこの本の特徴かと。 ほんと意外な視点から描かれ続ける。 少年と、少女二人。 少女達は仲が良かったはずなのに、 ふと気づくと一方が一方を突き落とす。 弾ける小さな命。 視点は弾けた小さな命へと移る。 んー自分はGOTHのほうが良かったな〜。

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    投稿日: 2007.09.14
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    衝撃のデビュー作ですよね。この作品を書いた当時は17歳だとか…。死体視点・驚きのラスト。初読から4年。何度読んでも面白い作品です。

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    投稿日: 2007.09.13
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    デビュー作ということで読んでみましたが、すごかったです。 ストーリーよりも私は文章力に感服。作者16歳のときの執筆だそうですが、全ての文章に無駄がなくて布石になってるのがすごいと思いました。 語り手が死体なのも◎。 読んでいる途中でオチが分かることもあるんですが、毎回最後に裏切られます。

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    投稿日: 2007.09.11
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    乙一は視点というか設定は面白いし、そこに才は感じる。でも文章はさすがに若いし、第一面白いかと言えば、面白くはないのです。

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    投稿日: 2007.09.10
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    すごくドキドキしながら読みすすまる。ハラハラ、最後は、ああ…てなった。面白かった。けんくんがすきだ。

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    投稿日: 2007.09.01
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    これで16歳?と本気で思ってしまう。私とほぼ一緒なんだぜ!考えられない。まず、視点がいい。殺された「わたし」が物語を語る、というのがものすごく雰囲気を出していると思う。そして、幼い兄妹の、死体隠し。すっごい斬新な発想。こんなこと考えることができるなんて本当にすばらしい。ゾクゾクしながら読めました。すっごい楽しかった。

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    投稿日: 2007.08.30
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    表題は、乙一氏のデビュー作。読むのは、2回目。文章が巧すぎる。話の中にどんどん引き込まれ、読む事を途中で止める事が出来なくなる。夏に超お勧めの一冊です。本文庫に収録の「優子」も良いです。 '07.08.25読書完了

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    投稿日: 2007.08.25
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    「わたし」は友達に殺されてしまった。気から突き落とされて。友達とその兄はわたしをどこに安全に隠し、大人をごまかすすために行動に出た。そして、わたしの行き着く場所は・・・ 幽霊ではなく、あくまで死体としての視点から物事を見て感情が述べられているところが斬新です。それも淡々と状況を説明するので不思議と不気味ではあるけれど怖くはないです。

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    投稿日: 2007.08.23
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    乙一、16歳の作品。恐ろしい才能。冒頭で殺された「私」。それを隠そうとする子供達と、探す大人達。死体の一人称で話が進んでいくという斬新さ、ギリギリの緊張感、衝撃的なラストの表現は、16歳という年齢にしては上手すぎる。そして羨ましい。他にも短編を収録。

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    投稿日: 2007.08.19
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    幼なじみで、仲良しのさつきちゃんに殺された私。 さつきちゃんと、その兄のけんくんが、私の死体を隠すのを、私が実況中継するという新たな視点。 幼い子特有の残酷さなのかな。

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    投稿日: 2007.08.14
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    高校生でデビューした作家乙一のデビュー作で、夏らしさど真ん中な一冊。物語の語り手である「わたし」は、タイトルのとおり死体という不思議な物語。わりと薄い本なのでさっくりと読めるのだけど、内容・描写ともに、とても優れています。寝苦しい夜に読むのにぴったりです。

    0
    投稿日: 2007.08.13
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    今までになかったホラーサスペンス。 ページ数が少なかったから最初は不安だったものの、ちゃんと最後には納得するような落ちがついていて、安心しました。死体の視点から起こっていく逃走劇。臨場感溢れていて楽しめました。ただちょーっと物足りないかもしれない。

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    投稿日: 2007.08.13
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    死体視線ってのがなんか新鮮でよかったけど、結構最近の乙一さんの作品を読んでからこの本を読んだのでちょっと物足りなかった。でも当時の作者の年齢を考えるとかなり凄い

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    投稿日: 2007.08.12
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    ゾッとするような恐怖は無かったが、緊張感はあった。 構成の面においても、伏線がきちんと回収されており丸く収まっている。 最後のシーンの一歩手前で、どうやって兄妹より先に石垣の上に登ったのか、 少し無理があると思う。 『優子』のほうは、「世にも奇妙な物語」でありそうな感じ。 最後のどんでん返しがああいう形であるとは思わなかった。 二作目でこういう作品を書ける乙一はすごいと思う。

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    投稿日: 2007.08.11
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    なんかもうすごいです。めちゃくちゃ衝撃うけました。やばい。乙一さんの作品のなかで1番好きです! 「優子」もよかったです。ホラー風味?

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    投稿日: 2007.08.09
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    乙一。初めて読みました。解説でも書かれていたし、他のレビューでも話題になっていた「わたし」の視線で語られる話。これが、なんだか居心地が悪くって・・・。しっくりこない。不慣れな視線というか、そのわたしの目の高さは浮遊しているという感覚でしょうか。ストーリーは次が気になって一気に読んでしまいました。  が、ちょっと言葉使いにしっくりこないところがあって、こんな言い方するのかな?と気になりました。

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    投稿日: 2007.08.01
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    <ネタバレ注意> 本好きサイトのオススメ欄で、乙一氏がよいというコメントを複数見かけたので、とりあえずデビュー作を手にとった。サイコ漫画みたいなグロい描写で人を惹きつける類だろうと高を括っていたが吃驚した。筋としては、読み始めて数ページで小学生の主人公がともだちの手で殺される。そのあとは最後まで、自分の死体がどうやって隠蔽されようとしているかを、まるで霊魂が実況中継するかのように、実に淡々と「わたし」の視点で語るのだ。そこに恨みごとのような感情が一切登場しないのもよい。「わたし」は蓋付きの乾いた水路に隠されて、近くを車が通ると土がぱらぱらと体の上に降ってくるのに、それを避けることも、開いたままの目や口を閉じることもできない。死体をスマキにするのに使われた茣蓙が短かったので、死体の隠し場所を変えるたびに、茣蓙の両端から「わたし」の髪とつま先がいつも飛び出してくる。こういう発想とか表現は一体どこから出てくるんだろう……。しかも、これを書いた当時、乙一氏はまだ16歳。同書に掲載されているもう一本の短編「優子」も、少々エンディングが説明くさい気がしないでもないが、相当なものだ。この人の書く文章にはまず惹きこまれるような舞台設定がある。不思議な擬音や言い回しを使ったりするわけでもないのに、光景を描写する力も素晴らしい。唯一惜しむらくは、細かいことだけど、たまに日本語の使い方が調子よくない。「顔に笑顔が広がる」とか「胸が苦しく狂おしい」とか、もう少し言い回しや語感に気を使ってもいいのでは、という荒っぽさもあった。これはデビュー作だし、最近の作品では直っているのかもしれないけど。何はともあれ、予想外に「正統派」で上手い作家さんだと思った。(2007.07)

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    投稿日: 2007.07.31
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    高校生がこんな話を書けるというのはすごいです。ちょっと気持ち悪いお話。 これはつまらないと言う意味ではないですが、ちょっと読後感が怖いと言うか不快と言うか……でも面白かったです。

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    投稿日: 2007.07.31
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    これで乙一にはまった一作。学校の図書館で読んで、20分で読んだりした。この作者の書く不気味さがたまらなく大好きだったりする。乙一の作品を全部読みたいなーと思う今日この頃。

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    投稿日: 2007.07.18
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    タイトルだけ見た時はホラーかなと思ってたんだけど、どちらかというと不思議な感じ…ファンタジーというのでもなく。死体の一人称って面白い。

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    投稿日: 2007.07.17
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    高校に入って初めて学校の図書館で借りた本です。それがこのタイトルかよ。というツッコミは気にしないことにしました。(しかし実際は読んでるとそんな怖そうな本読むなよっって突っ込まれましたが・・・)乙一さんのデビュー作です。まだまだ文章が硬いし今と比べれば未熟な感じはありますが、それでもなかなか面白かったです。短いので時間のない方にもオススメですよー。

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    投稿日: 2007.07.14
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    読んでる最中は、すさまじい表現能力にため息の連続。これはオナニーに夢中の十代の男が書いたというのは、ちょっと考えにくい。ありえない。 16とか17の男ってもっと自意識過剰で自信過剰で身の丈に合わない壮大でおそまつで、ちぐはぐな作品を肩に力を入れて書くなかで、偶然にこれは?というものが生まれるもんだと思ってたのだけど、 この作品。かわいげがまるでない。嫌味なぐらいに自分のできることを完全に把握して書いてある。 この小説は賞を本気でとるために書かれている。ありえない。 ありえるとするなら、文章を書くのが好きじゃなくて得意。むしろ嫌いなぐらいなのかもしれない。 自分を知るということが最強の武器になるということを改めて学ばせていただきました。モノを書く10代いや20代は読んだほうがいい。読んで自分より年下の書いたものと自分を比べればいい。

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    投稿日: 2007.07.11
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    私が初めて乙一小説に出会った作品。この不思議な視点を気に入り、いろいろ読むようになったキッカケ作品です。

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    投稿日: 2007.07.05
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    夕日に障子は赤く輝き、この時ばかりは人形の頬もまるで血の通った赤子のように朱く染まってやわらかくなるのだった。

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    投稿日: 2007.07.02
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    高校生でこんなのが書けるってどういうことですか!!そうじゃなくても充分すごいのに。 自分の高校時代を思うと悲しくなります。

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    投稿日: 2007.06.24
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    まさか死体からの視点ストーリーはびっくりした。乙一さんは私の考えを遥かに超してるそんなとこに惹かれる。

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    投稿日: 2007.06.21
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    初☆黒乙一!!!!! 死んだ「私」目線で話が進んで行く なんて新しい!!!◇◆ と思いました♪+°

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    投稿日: 2007.06.13
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    これがデビュー作って、凄すぎですよね。 こ、怖い。 「優子」もオチが凄い。乙一さん怖い。

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    投稿日: 2007.06.08
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    文章上手...!すごいなあこのひと。変だけどとても絶妙でほんと上手い。描写もただものじゃないし、ストーリーそのものがまず普通思いつかない!

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    投稿日: 2007.06.06
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    16歳の乙一さんが書いた作品 「死体」という視点が新鮮だった もう一つの優子を見てからベラドンナが好きになりました。

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    投稿日: 2007.06.02
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    乙一デビュー作。 ジャンプノンフィクション大賞受賞作品。 ちなみに17歳の時の作品。 自分もこれを読んで乙一にハマりました。

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    投稿日: 2007.05.26
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    乙一さんが高校生のときに書いた作品。それだけでスゲッってかんじ!!子供が押入れに死体を隠すシーンが好きです。もうね子供と一緒に死体を隠してる気分になった。ママ、見ちゃだめー!!みたいなw

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    投稿日: 2007.05.22
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    死体とか言うからグロイのかと思ってたけどそうでもなくてよかった。五月は可哀想だけど仕方ない。(2007.5.17)

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    投稿日: 2007.05.20
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    コレを、16歳の、男の子が書いた。死体となった少女の視点から描かれる物語は、凄まじいほどの衝撃を私にもたらした。ここまでの作品を、私より年下の男の子だった乙一さまが書き、私と同じ年でデビューした。やばい、とにかくやばい。

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    投稿日: 2007.05.13
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    初めて読んだ乙一氏の本。すごくスリルがあって、読んでる間ほんとドキドキした!乙一氏の話は仕掛けがあるような感じで面白い。

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    投稿日: 2007.05.13
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    九歳の夏休み、私は殺されてしまったのです……。少女の死体をめぐる兄妹の暗黒の冒険。斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、天才少年・乙一のデビュー作

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    投稿日: 2007.05.08
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    乙一 著 殺された私が語る物語。 乙一の初期ぐらいの作品だったかな。以前から読もうと思っていたんだけど、書き方が面白く内容も最後に驚かされる。

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    投稿日: 2007.05.07
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    殺された登場人物目線で話が進んでいくのが面白いし、 その設定がラストになって利いてくる。 乙一入門にお勧めです。

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    投稿日: 2007.05.07
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    初めて読む感覚の小説でした。 語り手である主人公がすでに死んでいるという視点は物語を斬新にしていて、これがデビュー作であるという事実に驚かされます。 ただ、もう少し、みどりさんのことが知りたかったです。

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    投稿日: 2007.05.06
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    ほ、本当に、16歳なんだろうか、と思うくらい、視点とか、すごい。友達から貸していただいたんですけど、何回も読み返してしまいました!

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    投稿日: 2007.05.05
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    乙一さんのデビュー作。 自分とそこまで変わらない年齢(発表当時)で、こんな物語が書ける人が居るなんて…。

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    投稿日: 2007.04.30
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    死体が喋る(語る)ので一風変わってる。 映像化したら臨場感が出て面白いと思う。境内とか石垣とか場所のイメージが掴みにくかった。

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    投稿日: 2007.04.29
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    乙一さんのデビュー作。乙一の世界に飲み込まれました。「私」が見つかるか見つからないかの奇妙なかくれんぼがとてもどきどきして見てるこっちも自然と動悸がしてきます

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    投稿日: 2007.04.29
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    なんだか切ない…。 友達だと思ってたんだろうに… と思ってしまったり。 2作ともちょっとオチが後味悪めかなぁ…と。

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    投稿日: 2007.04.28
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    視点が死んだ女の子という所に驚き。 はらはらドキドキのストーリー ちなみに私は、この本で乙一を知りました。

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    投稿日: 2007.04.27
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     友人から借りた本。すっかり惚れて、乙一さんの本を一気に購入したのは言うまでも無い。  惚れているので正常な感想は書けない

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    投稿日: 2007.04.23
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    私が初めて出会った乙一作品です。割と小説を読んでると思ってたんですが、このストーリーの展開に衝撃を受け、同い年の作家さんと知って、またまた衝撃を受けました。これでどっぷりと乙一ワールドにはまっちゃいました♪

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    投稿日: 2007.04.22
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    お父さんにオススメしたところ、「子供はもっと純粋であってほしい」といわれた作品です。 私は思うのですが、純粋だからこその事件だと思うんですけど…。 最後の最後に「やっぱり来たか」と思いました。 っていうかこれを書いた年が私より下とかもはや尊敬意外の何もないです。

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    投稿日: 2007.04.19
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    乙一さんのデビュー作。 16歳にしてもんのすごい才能あふれちゃってます!兄弟が友達の死体を隠すために頑張ってます。

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    投稿日: 2007.04.18
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    タイトルは知っていたのですがまさか乙一がかいたとはと思っただいぶ前の夏。 夏によんだのでおおーと思いながらもさくさく読めました。オチがちょっとうーん。な感じですが乙一さんの文章の構成力はすごいものを感じます。

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    投稿日: 2007.04.14
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    死体目線で描かれていくところがおもしろいなと思った。「優子」はあまり意味を理解することが出来なかった。

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    投稿日: 2007.04.14
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    私が始めて読んだ乙一さんの作品。著者は当時高校生だったそうです。弱冠16歳の新鋭作家のサスペンスを是非体感してほしいと思います。誤って殺人を犯してしまった子供たちと死体の心理描写がたまらなくいいです。

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    投稿日: 2007.04.13