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夏と花火と私の死体
夏と花火と私の死体
乙一/集英社
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総合評価

1336件)
3.7
277
468
427
72
10
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    私が一番最初に読んだ乙一作品にして著者デビュー作。死体目線で進むのが革新的だと思いました。そして意外なオチに驚きました。文庫化されてすぐの頃に読んでたんですが、最近読み返してたら解説が小野不由美さんだったことに気づいてちょっと嬉しかったです。

    0
    投稿日: 2007.04.11
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    <九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。>この当時16歳だったというのだからまさに「乙一おそるべし」。文章と言うか描写と言うかがとてもきれい。

    0
    投稿日: 2007.04.09
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    部屋とワイシャツと私のオマージュだと思ってました。死体からの視点って本当にぶっ飛んでるなぁ〜っと思います。普通常識から死体は考えない。私はどちらかというと「優子」のほうが好みです。こっちこそ江戸川乱歩の「人でなしの恋」のオマージュか?どっちが嘘を吐いているのか(どちらが正気なのか)最後までよく分かりませんでした。

    1
    投稿日: 2007.04.03
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    まさに天才乙一、ですね。 アイディアはもちろん、少し粗いですが話の構成や背景描写もお見事です。16歳でこれ書いたってすげぇー。ただ、もうちょっと異常な2人(健くんとみどりさん)の心理描写がほしかったなぁ。

    0
    投稿日: 2007.03.31
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    乙一さんのデビュー作。最近の作品と比べるとやはり物足りなさがありますが、それでもこの作品を今の私と同じ歳で書いたとはとてもじゃないけど信じられないと思います。17歳の作品とは思えません。

    0
    投稿日: 2007.03.30
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    初めて読んだのがこのお話。 視点のおき方が自然すぎて 周りがスゴイスゴイ言っていることがなんなのか最初わからなかった。 うん。すごいんだろね。

    0
    投稿日: 2007.03.30
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    とにかく物凄い衝撃を受けた作品です。まず主人公がいきなり死んでいる。視点は、死体というか…それ以外の何か?不思議な感じ。淡々と進んでゆく話に、恐怖を憶えました。読後感も、決して気持ちの良いものではないのに、この人の話をまた見てみたいと思わされました。

    0
    投稿日: 2007.03.21
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    何がすごいって、この物語の語り部が、あっけなく殺された「わたし」だからだ。「わたし」を殺したことよりも、お母さんに知られるのが怖い。警察に連れて行かれるのが怖い。だから「わたし」を必死で隠し全てがなかったことにしてしまおうとする幼い残虐性に背筋が寒くなった。ラストの展開も予想してなかったので、驚きました。何が一番驚いたかって、これを執筆した時、乙一氏が16歳だったってこと!同時収録の「優子」もゾっとさせる物語ですが、最後がなんとも悲しいです。個人的に解説を小野不由美さんが書いてるのを発見して得した気分です。

    0
    投稿日: 2007.03.17
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    初めて読んだ乙一さんの本です。 すごくはまって授業中にも移動時間にも読んでた記憶があります・・おたくです・・・ ホラーとしてもミステリーとしてもかなり異端で、すっげ衝撃を受けました。 乙一さんのは話の構造からして変態的なものが見え隠れしていてかなり良いです。 主人公がいきなり死体です。

    0
    投稿日: 2007.03.17
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    死体目線で進んでいく話。始終、見つからないかとハラハラする。そんでもって、最後のさらい方には溜息が漏れる。

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    投稿日: 2007.03.14
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    これを書いたのが16才というのは本当に驚き!読んでて少しずつ寒気がした…でもとても読みやすかった。自分は夏と花火と私の死体より優子の方が気に入りました。

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    投稿日: 2007.03.06
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    9歳の夏休み、五月は殺された。 幼い兄妹はどうやって死体を隠しとおすのか、大人達から逃れることはできるのか。残忍な心を持っているのは果たして誰だったのか。 五月の死体、大人を欺き死体を転々と隠し続ける兄妹、それをずっと見ているわたし、そして両親、緑さん、複数の人間の重いが交差点のように重なり、やがて一つの道へむかって伸びる。 タイトル作『夏と花火と私の死体』 他、『優子』同時収録。

    0
    投稿日: 2007.03.05
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    17歳でこの作品を書いたとのこと。 ありえない、と思った。 確かに言葉遣いは拙いと感じるところも多いけど、すごい。 こりゃぁ天才だな、って認めるしかないね。

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    投稿日: 2007.03.04
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    17歳って感じの文章。(何 すげぇ。 死んでるのに「私」って、不思議。死体なのに!目の付け所が違いますね、乙一さん。 でも私的には「優子」の方が好きかな。怖くて不気味で。なの雰囲気がたまらん。

    0
    投稿日: 2007.03.04
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    こんなの17歳の少年が送ってきたら吃驚するだろうなぁって思うくらい凄いと思いました。この人はいつだってこうなんだなぁと。息が詰まる夏のにおい。

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    投稿日: 2007.03.03
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    巷で噂の乙一に手を出してみました。 もう二度と出しません。 ホラーは嫌いな ん だ  。 内容は面白かったと思う。怖かったけど。

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    投稿日: 2007.03.03
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    16歳でこれを書いたと知ったときの驚きと言ったら!私と年齢はほとんど同じなんですから。不気味で、不思議で、淡々とした話です。

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    投稿日: 2007.03.02
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    寄り添った弥生ちゃんにその血は飛んでいき、健くんの好きな緑さんに少しでも近づこうと伸ばした長い髪に、吸い込まれていった。

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    投稿日: 2007.02.28
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    乙一さんのデビュー作。16歳でこれを書いたとか、かなりびっくりです。 怖かったー>< 淡々とした文体が、怖さを引き立ててる感じ。表題作よりも、一緒に入ってる「優子」の方が好きかも。

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    投稿日: 2007.02.27
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    アイデア勝ち!という感じです。 乙一さんの高校生時の作品にしてデビュー作です。 個人的には、乙一さんの作品の中で1番好きです。

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    投稿日: 2007.02.26
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    子供って怖いよね。善と悪っていつから分かるようになるんだろう。本当になにが善か分かっているんだろうか。死体の思いっていう観点がスキ。

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    投稿日: 2007.02.26
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    タイトルすごいよね。いや、内容もすごいんですが…思わぬ視点で物語が進んで…展開が面白い!!まさにドキドキハラハラって感じです(・∀・)ノ

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    投稿日: 2007.02.24
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    一気に読めて、面白かったです! 怖い、というよりもスリルがすごいあってどんどん読めました。 私はこの本をきっかけに乙一さんの本を読むようになったんじゃないかなー?

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    投稿日: 2007.02.23
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    死体目線でストーリーが進んでいくのがおもしろい!!!! 意外な展開に驚きました(゜□゜;) 「優子」もかなりスキ★

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    投稿日: 2007.02.15
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    この本は友達に薦められて読みました!! 死体からの目線で話が進んでいきすごく面白い!! しかも16歳で書いたなんて乙一天才だ!!

    0
    投稿日: 2007.02.15
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    すでに死んでしまっているはずの主人公が一人称の不思議な本。 その発想がすばらしいです。 予想をことごとく裏切ってくれる展開に続きがとても気になりかなりハイスピードで読み進めちゃう作品です。 「優子」では、かなり内容を深読みしなければ、うっかり落とし穴にはめられてしまいそうな作品だと感じました。

    0
    投稿日: 2007.02.11
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    乙一さんはすんごい描写力があると思いました。これって確か16歳で書いたって何かに書いてありましたけど、本当に凄いです。やけに生々しい様子とか、登場人物の心理状況とか。そして終わり方もすごくよかったと思う。別にハッピーエンドという訳ではないんだけど;

    0
    投稿日: 2007.02.11
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    表題作は不気味でゾゾゾ・・・でわたしは苦手なのですが、優子はおもしろかったです。悲しいお話だけど、ほんとになんだろう予想外といいますか、どんでん返しみたいなのが最後にあるのが、乙一さんの凄いところだなぁ!と。

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    投稿日: 2007.02.10
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    あたしの乙一初体験。 死んだ少女目線で語られる話。 こんなんありなんや〜って。これから乙一にはまりました。

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    投稿日: 2007.02.07
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    乙一さんのデビュー作。当時17歳の少年だったとは思えないほどの作品です。視点や犯行のトリックなどもこのときからものすごく洗練されています。とにかくおもしろい!

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    投稿日: 2007.02.06
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    乙一のデビュー作。物語の始めで死んでしまう主人公の一人称というユニークな設定。この発想がすごい。「死体」という目線から見る人の内面。わずか16歳という若さでこの小説を書いたのは本当に驚き。 『優子』という作品も収録されていて、こっちもかなり良い感じ。

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    投稿日: 2007.02.05
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    乙一のデビュー作。 『夏と花火と私の死体』と『優子』という作品が収録されている。 『夏と花火と私の死体』は五月という9歳の少女が主人公で、ある日、弥生という少女に木の上から突き落とされて死ぬ。死者となった五月が神の視点(作者の視点)となり弥生とその兄である健が死体を隠す4日間の物語を見る。 読者は「死体が見つかるかもしれない」という緊張を二人の小学生の兄妹と共に体験する。 結末は意外であった。 『優子』は鳥越家に住み込みで働く清音と鳥越家の主人である政義とその妻である優子の物語。 村の人の鳥越家に対する視線、一度も姿を見せない優子の存在の謎。 第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。

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    投稿日: 2007.02.05
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    久しぶりに『ハラハラするなー…止して!もう止めてちょうだい!!ギャース!』という感じになりました。サスペンスってやつ?苦手です。ハラハラするやつって。心臓に悪いから。 だからこそ新鮮でした…。 『優子』も妖しさに満ち溢れて、んーなんとも…ギャース!すごいや。面白かった。私はこっちのが好きかも。とにかく怪しげなところに惚。 淡々と不気味。それが乙一の味なのかなと思う。だからいいんだろうなあ。

    0
    投稿日: 2007.02.01
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    これを16、7で書いただなんて…!!って思った。「優子」は一気に読んだ覚えが。「夏と〜」より「優子」が好きです。なぜか。

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    投稿日: 2007.02.01
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    まだ読んでいないのですが展開だけは知っており、とても読んでみたいです。16歳でこれを書いたらしく。こんなものを書けるようになりたい。

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    投稿日: 2007.01.31
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    夏と花火と私の死体:期待度は高かったが、読むのに飽きて我に返った…orz 優子:最初から最後まで困惑した。

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    投稿日: 2007.01.30
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    最後は騙された…!話の進め方がすごくリアルに書かれているので読んでるこっちにも緊迫感を覚えました。17歳でこれだけってすごいな。

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    投稿日: 2007.01.30
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    この兄弟怖いよwww と思いながら楽しめました(笑 途中めっちゃハラハラしましたよぉ〜(・ω・;) 最後がとても以外でびっくりしますたw

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    投稿日: 2007.01.25
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    12/18 友達に乙一面白いよ!と言われ借りました。確かに面白かった。死体目線の文章なんて初めて読みました。

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    投稿日: 2007.01.24
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    この作品、そして「乙一」という作家が僕に小説の面白さを教えてくれた。この作品は一人称は一人称でも死体の一人称で物語が進められていく。「えっ?」と思うかも知れないが、主人公は早々と殺される。そしてその死体を犯人が隠しとおせるかという展開になる。つまり語り手は死んでいるある種の空想、妄想の生き物となる。それは一人称の枠組みを大いにこえ、新たな表現をなせる。所謂「神という一口」になったのだ。その目新しい作品を17歳(制作したのは確か16歳)の少年が書いたと思うと僕はたまらなく悔しかった。それが僕と小説の出会いだった。

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    投稿日: 2007.01.19
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    ドキドキしながら読んだ。最後にやられたーって感じ。 読んでるときは知らなかったけど、作者ってこのとき高校生だったんだ。すごいなー。

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    投稿日: 2007.01.19
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    こいつで乙一に出会ったワケですが、もう永遠の一冊ですよ(意味わからん) 健くんしっかりしすぎとか、色々つっこみどころはありますが、とりあえづみんな嫁。

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    投稿日: 2007.01.18
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    高校生がこの文章書くんだッ!って思った★ すごぃゎぁ〜こういぅ視点とかありなんゃね。 びっくりです◎ さらっとよめて面白い!!

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    投稿日: 2007.01.18
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    初乙一作品。淡々としていながら広がる世界観に惚れ惚れ。ホラーなのだけどそんな気も受けさせないし、ある意味納得できる結末になる。

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    投稿日: 2007.01.16
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    まず、面白い視点から書かれた話だと感じた。 すらすらと読める。どこか滑稽にも思えるほど淡白に話が進む。そこに魅了された。 何より、純粋な子どもが恐ろしいことに気づかされた。

    0
    投稿日: 2007.01.16
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    17歳で書いたことを無視した評価としては 個人的には大変腹の立つスト-リ-だった 最後まで読めたのは奇跡 物語が五月(死体)からの視点で描かれているところは流石 どうせならそれだけ生かして違う話にしてほしかった,が本音 同時収録の『優子』の方が面白い

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    投稿日: 2007.01.16
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    何とこの物語の語り手は『殺害された少女の死体』なのである。殺害したのも少女。死体を見つからないように移動させ、隠そうとする過程が描かれているが、残酷性はあまり感じられない。はらはらしながら見守ってしまう気持ちになるところが、この話の恐ろしいところ。

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    投稿日: 2007.01.09
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    ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。 初めて書いたのがこの作品ですか!?ありえない!ってくらい読みやすく、楽しむことができました。本を読むのが得意ではない人にもお勧めです。

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    投稿日: 2007.01.07
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    初めて読んだ乙一の本。 題名が気になって読んだ。 殺された子の視点で書かれており 斬新でおもしろい。

    0
    投稿日: 2007.01.07
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    16歳でこれ書いたってのは凄いと思うけど、これあんま好きじゃない。 あたしにはちょっと難しいのかな

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    投稿日: 2007.01.06
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    デビュー作だというのだから衝撃的です。16歳って大してわたしと年齢変わらないのになあ。凄過ぎる。収録されてる「優子」も凄く好きです。

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    投稿日: 2006.12.24
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    乙一の記念すべきデビュー作。殺されて死体となった「私」の視点で進められる物語は今までにない新しい作風だった。途中で落ちがみえちゃったけど、十分面白かった。

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    投稿日: 2006.12.24
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    2006.12.16 緑さんこえー! 同時収録の「優子」はもうちょっとわかりやすくできる気がした。

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    投稿日: 2006.12.18
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    殺されてしまった少女の視点から描かれる表題作は、最後に乙一さんらしい逆転が用意されていて、またしてもやられました。 いずれにせよ、デビュー作(この作品がデビュー作らしい)にしてこの構成力はさすがです。

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    投稿日: 2006.12.16
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    この作者のデビュー作?と聞いた事がありますが、実は4つ目くらいに読んだ本(笑 タイトル通りの異なる視点、穏やかでそして客観的な「主観点」とでもいうのでしょうか。 どの話にも見え隠れしているこのスタイルがこの作者に引き込まれる理由かもしれない

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    投稿日: 2006.12.14
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    乙一のデビュー作。筆者はこれを16歳で書いたそうだが、視点が『殺された女の子』なのが面白い。ストーリーはなんとなく甘さが残るが、思わず一気に読んでしまう作品です。 同時収録の「優子」については、好き嫌いの別れる作品だと思います。

    0
    投稿日: 2006.12.11
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    九歳の夏休み、私は殺されてしまったのです……。少女の死体をめぐる兄妹の暗黒の冒険。 斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、天才少年・乙一のデビュー作。 第6回ジャンプ小説・NF大賞受賞

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    投稿日: 2006.12.09
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    本当にこれかデビュー作なのかとかなり驚愕した。文の構成や表現が素晴らしくて、ハラハラドキドキしながら一気読みした。手が止まらなかった。 同時収録の「優子」も切なくて、文章が綺麗で感動。

    0
    投稿日: 2006.12.08
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    ―――そう言いながら駆けてきた健くんは、わたしの死体を見つけて立ち止まる。 結構有名だよねこの本。乙一がコレを十七歳の時に書き上げたっていうのが未だに信じられないような。すごい違和感を感じるんだよ、読んでて。なんかふわふわしてて頼りなくて、そのくせすべてが見えちゃってる不安感。その辺を解説で小野不由美女史がきれいに解き明かしてくださってるので、そちらも一緒に読む事をお勧めします。ちなみに物語の方は普通。健くんアナタナニモノ?あと緑さん、貴女が好きです。

    0
    投稿日: 2006.12.07
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    死体が話す訳です。 つまり書き手が死体の「私」になって書いている様な話なんです。 これ以上は言えません。無駄に秘密主義者なので。

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    投稿日: 2006.12.04
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    この話は、ある夏の花火大会の日、友達に殺された「私」の視点から描かれています。 殺されたはずの「私」が語っているところがこの話の魅力です。 語り方も淡々としたものなので題名の恐さのわりには読んでいて残酷さは感じられないと思います。 友達が「私」の死体を隠していて見つかりそうになったときなどはとてもハラハラします。 本当に見つかりそうで見つからないその感じがまた良いと思います。 夏に読むのにぴったりの本です。

    0
    投稿日: 2006.11.30
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    こんな小説読んだことない! 主人公(死体)の独特の視点もさることながら、登場人物が微妙にずれていて一層気味が悪い。 トリックとかはチープだけど、これはもうアイデアの勝利というか、細かいところが気にならなくなるほど、作者の読ませる力がすごい。

    0
    投稿日: 2006.11.27
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    乙一のデビュー作。このとき弱冠16歳。 それを考えるとかなりすごいです。 友達に殺された「私」の視点で話が進む、という変わった書き方。 友達を殺してしまった妹(弥生)をかばうために死体をかくす兄の健。 そして二人のいとこの緑。 この緑が曲者だった。。 死体がいつもぎりぎりのとこでみつからないというスリルがすごかった。 あと複雑に絡んだ恋愛感情も。狂気ですね・・・。 同時収録の「優子」についてはあんまり・・・ というかんじ。 でもどちらの話も現在の乙一の基盤がかいまみられる。

    0
    投稿日: 2006.11.25
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    さすが乙一さんと言った感じで、表題作も同時収録の「優子」も背筋がひやっとする怖さと物悲しさが全編を覆っている感じです。

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    投稿日: 2006.11.25
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    死体の「私」がかたっているのが印象的な作品でした。乙一先生の初の作品なだけあって、丁寧だと思いました。

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    投稿日: 2006.11.19
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    こわーい子供。死ぬシーンをあんなに綺麗に表現できるなんて!乙一天才だぜ!彼が17才の時の作品。ありえないよ。

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    投稿日: 2006.11.12
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    これさ、ホント怖かったんだよ・・・無邪気って言うかなんていうか・・・。 個人的には「優子」の方が好きです。

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    投稿日: 2006.11.11
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    最初に乙一を知った本。  空港で飛行機乗る前に暇つぶし用にてきとうに買った。  名前に惹かれたけどなかなか面白かった。最後に載っている話はあまり良くなかったけど。

    0
    投稿日: 2006.11.05
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    書き出しの一文で引き込まれてしまう。 薦められて一番最初に読んだ乙一氏の作品。ここから乙一ライフが始まったのである。<わたし>の語りが最後にヒヤッとさせられ、それまでの兄妹にもヒヤッとさせられた。夏に読んでいたはずなのに、全く暑くなかったのは乙一氏の力かもしれない。 大学の先生から頼まれて「好きな本の書評」を書いた時に、真っ先に「書きたい」と思った本である。

    0
    投稿日: 2006.11.04
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    一気には読めるんですが、読み終えて得た「何か」は、特にありません。 ただ、若干16才の少年の作品とは思えませんでした! 時間があれば、他の作品にも目を通したいです。

    0
    投稿日: 2006.10.31
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    夏と花火と私の死体・・・第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。物語が死んだ女の子・五月の視点ですすめられるのがすばらしく、斬新なアイディア。また、結末は・・・何も解決してないじゃん!!ってヤツ☆ 優子・・・物語の時代とかが古く、こちらはよくわからなかった。。。

    0
    投稿日: 2006.10.30
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    乙一さんのデビュー作ッ☆ 殺された主人公目線の書き方が今までになくてすごかったです。途中で兄妹の殺人がバレるかとヒヤ?したり面白かったです^^

    0
    投稿日: 2006.10.29
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    鬼才としか思えない。十六、七でこれだけ書けるなんて。とは言いつつも若いから優れているというわけでもなく、斬新で、文体もしっかりしていて、何よりストーリーの構成が素晴らしい。単なるホラーやサスペンスにはない何かに出会える一冊。

    0
    投稿日: 2006.10.25
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    初めて読んだ乙一作品。死体視点で進む文体に戸惑いつつも楽しく読めた。「優子」のラストは不気味な感じが出ていて個人的に好き。

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    投稿日: 2006.10.22
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    今まで出会った中で一番好きな本。数え切れないくらい読んだ。作者が16歳のときの作品っていうのがアリエナイ。年齢抜きで考えてもほんとにアリエナイ。この本に出会えてほんと良かった!!!

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    投稿日: 2006.10.20
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    殺した人間も、自分の死を一切悲しまない人間をまるで恨むような口調がまったく見られないのがゾッとした。 どこか客観的なのに、時々出てくる「恥ずかしい」という感情。 心の底からぞっとした。 みんななんか冷静すぎるよ。ぞぞぞぞぞ。

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    投稿日: 2006.10.19
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    面白かった!デビュー作ってことだったけど、スゴイなあ。とってもドキドキした〜。ラストはビックリ!06.10読了。

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    投稿日: 2006.10.19
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    乙一さんのすごさを初めてはっきりと認識できた作品。そこにあるはずの死を感じさせない淡々とした語り口は卓越している。

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    投稿日: 2006.10.14
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    初めて読んだ乙一本。主人公が死体という点の斬新さにとてもびっくりした。それに新人ながらこの文章力!目からうろことはこのことだと感動した。

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    投稿日: 2006.10.11
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    この作品、死体の一人称によって記述されてるんです。ホラー小説ですが、恐くはなく、むしろ不気味といいますか、変な違和感があります。描写が面白いですねえ。

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    投稿日: 2006.10.06
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    死体を隠そうと奔走している兄妹を描写しているのが当の死体である女の子という不可思議さ。死体が見つかってほしいのか、逃げ切ってもらいたいのか、淡々とした語り口からは伺えないところが面白く、新鮮でした。兄が、好ましい男の子としての面と、どこか計り知れない気持ち悪さを持っているのも、昔の村の闇の深さとともに、奥行きのある話になっていて・・・。これって乙一さんが16歳の時に書かれたお話なんですってね。なんてイヤな高校生でしょう!!§^。^§ §^。^§

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    投稿日: 2006.09.26
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    乙一デビュー作。16歳で書いたらしいからすごいよね。 死体の一人称で綴られていて、どこかこわいのに切ない。

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    投稿日: 2006.09.24
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    結構ドぎつい題材をサラっと書いてみせるあたりはいつもの乙一。と思いきや、これデビュー作なんすか。しかも16で書いたとな。なんでその若さでこんな落ち着いた文章を書けるのか。現実感・実在感の薄い、質量を感じさせない世界は乙一作品の弱さでもあると思うけど、それ故にこういう題材を軽く切なく描いて、ユーモラスにさえ感じさせてしまうのだ。やはりこれが乙一の個性なんだろう。 ミステリ要素でちょっとズッこけるのも、いつもの乙一。(20060922)

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    投稿日: 2006.09.24
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    初めて買うた乙一。立ち読みしたライトノベル系のんとテイストが違うてからちょと戸惑ったとやけど、上手さはさすが。

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    投稿日: 2006.09.23
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    これがデビュー作!? 死体目線の一人称なんてすごすぎる。展開としては目新しくはないげ、それでもオチを知ると思わずため息が出る。

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    投稿日: 2006.09.22
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    メインとなっている人三人とも怖かった。うまく言えないけど、4人の登場人物全員、うっすらと恋愛感情とかが絡んでいたように感じた。「優子」は怖いよりもかなしい気持ちが大きかったな。ある意味残酷だけど、「優子」の方が私は好き。

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    投稿日: 2006.09.20
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    一人称は死体。 その視点が独特。 幼い兄弟が死体を隠すため奮闘する物語。 大人たちからの追及。 ドキドキ感があります。

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    投稿日: 2006.09.18
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    はじめて読んだ乙一作品です。免疫がなかったのでぞっとしました。それは死体が意識を持って見下ろすというありえない事象しかり、また主要人物に関し、『死』に対する悲しみや痛みがまるで抜き取られるように扱われている点しかり。死人が出ている点でもグロい話に違いないのに、それほど抵抗なくすらすら読めるのはそのせいだと思う。今ではそれが乙一の凄いところで魅力で、そしてこわいところだとは思っているが。

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    投稿日: 2006.09.17
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    乙一氏のデビュー作。 今までに無い『私』の視点。そこからくる恐ろしさと面白さ。 衝撃的でした。私が乙一の世界へと引きずり込まれた作品です。

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    投稿日: 2006.09.15
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    とにかくすごい!! 先が読みたくてページをとばしそうになる程だ。同時収録の「優子」も乙一ならではのどんでん返し。

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    投稿日: 2006.09.02
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    殺された『私』からの視点が、恐ろしく背筋を寒くする。どきどきして、まるで『私』を兄妹と一緒に隠しているような気分になった。当時17歳とはとてもじゃないが考えられない。

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    投稿日: 2006.09.01
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    殺人なのに、死体遺棄なのに、淡々としてる。語りが殺された死体だし。ミステリーなんだろうけど、スリルというよりはゾクリとする感じ。

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    投稿日: 2006.08.29
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    幅広いジャンルで絶大な人気を誇る乙一さんの処女作。 殺された少女の視点で進む物語は斬新すぎて例が無い! 16歳の頃に書いたとは思えない、新しいミステリー。

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    投稿日: 2006.08.26
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    最初に読んだとき、「衝撃」とはまさにこのことかと思いました。今までにない小説の組み立て方を見せてくれた作品。

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    投稿日: 2006.08.26
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    ■夏と花火と私の死体 ■優子 『夏と〜』の方は私が初めて読んだ乙一さんの本です。初めてといってもそれが乙一さんの処女作なんですけど。ジャンプノベルで読んだ時はおもしろすぎて感動しました。なんて変わった視点をもってるんだ、と。ここから乙一ワールドにひきずりこまれました。でも『優子』の方はわかりにくかったので、そんなに好きではないです。

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    投稿日: 2006.08.18
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    06.08.16 購入 06.08.18 読了/ 死体となった少女が、あまりにも淡々と冷静に語るのでオドロオドロした感じは全くありません。死体を隠そうとする兄妹の焦りっぷりに、むしろおかしみさえ感じさせる作品。

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    投稿日: 2006.08.18
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    不気味なほど冷静で利口なお兄ちゃんが怖かったです。死んだ『私』がものすごく客観的に語っていく様も怖かった。落ちが読めてしまったので少し残念でした。

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    投稿日: 2006.08.17
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    乙一のデビュー作。かなり不思議な話だけど、これを17歳のときに書いたっていうんだから、ホントにすごい!

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    投稿日: 2006.08.09
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    小学生の兄弟の、ひと夏の思い出。けれど、このことは、誰にも言ってはいけない秘密です。 個人的に、冷静な健くんが一番怖い。

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    投稿日: 2006.08.08
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    是非とも夏に読んで欲しい本。それも真夏の、じっとりと空気が肌に張り付いてくるような夜に。まあ、蜃気楼の見えそうな昼下がりにクーラーの効いた部屋で、もお勧めだけれど。死体をどうやって隠そう、どうしたら見つからないだろうか、と、ふたりのようにひやひやしながら楽しむのがいい。

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    投稿日: 2006.08.06