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夏と花火と私の死体
夏と花火と私の死体
乙一/集英社
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総合評価

1336件)
3.7
277
468
427
72
10
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    乙一氏が16歳の時に書かれた作品だそうです 小学生の兄妹が一生懸命死体を隠すお話 内容といえばそれだけなのだけど 物語は死体目線ですすんでゆきます 兄妹の「やばい!」って気持ちと 死体の「早く見つけて!」って気持ちが 両方ちゃんと共感できてハラハラしちゃってもう 最後はちゃんと乙一!って感じに終わる 文章は今の乙一と比べちゃうと、 やっぱちょっと若いなーとは思うのだけど 16歳の頃からもう乙一らしさは完成してたんですねぇ

    0
    投稿日: 2009.06.06
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    “「あ、見えた!」 ちらりと健くんが駆けてくる姿が見える。 その時だった。 薄い上着越し、わたしの背中に小さな熱い手を感じた。弥生ちゃんの掌だと思った瞬間、その掌は力強くわたしを押し出した。 わたしはバランスを崩してそのまま枝から滑り落ちる。まるでスローモーションのように周りの景色がゆっくりと上に流れ去る。いましがた登ってきた何本もの枝をぱきぱきと折りながら、わたしは止まらずに落ちていく。一本の枝にしたたか体をぶつけ、自分の潰れる音が聞こえる。変な方向に体がねじ曲がり、声にならない叫びを吐き出しながら、わたしはさらに落ちる。空中で、お気に入りのサンダルが片方脱げたのがとても悲しい。 最後に、踏み台にしていた大きな石の上に背中から落ちて、わたしは死んだ。” 乙一さんのデビュー作。 “夏と花火と私の死体”はなんというか…異質。 死体となったわたし視点で展開する、幼い兄妹が死体を隠す話。 幼い子供って怖いのね…。 読み手をぐっとつかんで離さないような。 一気に読んでしまった。 展開が、また意外。 話は短いけども、中身がぎゅっと詰まっている。 “優子”のほうも、いろんな意味でこわかった。 誰が真実で何が真実でどれが虚言か。 “そして、操られていたのは自分だけではないのだ。 清音は優子を抱き上げた。 部屋を出る時に電灯を消すと、並んで立っている人形たちもすべて闇に溶けた。 ひょっとするとその時、人形たちは笑っていたかもしれない。 泣いていたかもしれない。”

    0
    投稿日: 2009.06.04
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    殺された後を死体視点で・・・ 乙一が書いた小説の中で初めて読んだのが「夏と花火と私の死体」。 内容や書き方などがすごく衝撃的で、この小説を読んでファンになった。 最初読んでいるときは主人公が死体だったので、想像するのが難しかったが新鮮で楽しめた。 最後は以外で、この人がそんな人物だったとは思っていなかったのでいい意味で裏切られた。 今のところ小説では一番気に入っている。 すごくオススメ!!

    0
    投稿日: 2009.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読始:2007,7,2 読了:2007,7,2 視点が死人という独特の作品 決して死体からの視点という意味ではなく、死体を外から見てる。(時には死体の目線とも同じく) 二人の小学生兄妹が死体を隠す話。 主人公らが小学生ということもあってか、死体を隠すということがどういうことかわかっていない。兄はそれをどこか楽しんでいるし、妹は割ってしまったお皿が母親にみつっかて怒られるのと同じような怖さを持っているだけ。そして、殺された五月自身も、現状を把握していないのか誰を恨むでも、生きたいと望むでもなく成り行きを見守りまた楽しんでいる感すらある。 このせいか、人が殺され、その死体を隠すという話しにも関わらず怖さというものがあまりない。 子供のちょっとした悪戯であるかのようにかかれている 最後のオチも意外性をつかれた ただ、作品が少し短いかな 別に短いのが悪いとは全然思わないが、もう少し伏線の使い方を…と思う部分があった。 この本はもう一作「優子」も収録。こっちは特に変わった点はなかったように思う。 この本は好みがわかれる本だと思う。 本の良し悪しではなく好き嫌いってこと そういう意味で今回はあんま満足できなかったかな

    0
    投稿日: 2009.05.29
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    ”夏と花火と私の死体”&”優子”の2作を収録しています。 弥生と五月は同級生で1番の仲良し、毎日弥生や弥生のお兄さんの健と遊び回っていた。 9才の夏休みに五月は弥生に殺されてしまう。 弥生は殺したことを隠したまま五月の死体を兄と隠し回る。。。 ・死体目線のような感じで書かれているので怖かった。 ・執筆が16歳と言うのがすごいと思った。

    0
    投稿日: 2009.05.23
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    表題作の「夏と花火と私の死体」。「わたし」の物語。発想にやられました。 「優子」。表題作ほど琴線には触れませんでした。

    0
    投稿日: 2009.05.23
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    九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく――。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか? 死体をどこへ隠せばいいのか? 恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。 解説・小野不由美

    0
    投稿日: 2009.05.22
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    九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。 * 『夏と花火と私の死体』と『優子』の2作収録。 前者は田舎・片っぽのサンダル・祭り・古井戸、後者は曰くつきの屋敷・人形…とホラーとしてはありきたりな設定だけど、両作品ともどこか新鮮。 前者は色々な人が書いてあるように「そしてわたしは死んだ」以降もずっと五月の視点で描かれていくというのがいいし、後者も「不思議感」が最初から最後まで味わえる名作(結局勘違いしているのは政義なの?清音なの?)。 ドキドキさせられる状態を保ちつつ、意外な展開もありつつ、最後は読者の推測に任せる漠然とした締め方。 この本は電車の中で読み終わったが、早く帰って検索して色々な人の感想が読みたくなった。 16歳でこの文章書けるのは…すごいとしか言いようがないです。

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    投稿日: 2009.05.10
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    はじめてよんだ乙一さんの小説がこれ?か忘れたけどともだちにかりてよんだ! 緊張感やスリルをあじわうのは好きなので たのしめた 風呂の中でずっとよんでたおぼえがある

    0
    投稿日: 2009.05.07
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    まさかの死体目線で話が進んでいく。 高校生時代から、やはり感覚が違ったのか。 処女作

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    投稿日: 2009.04.27
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    初めて読んだ乙一。題名で衝動買いしました。普段ホラーとか全く読まないのに(笑) 死体の一人称が何とも言えない気味悪さ(というか煮え切らなさ?)を感じさせてくれますが、 気持ち悪くは無いんだよなあ。 これを17歳で書いたのかと思うと空恐ろしいものがあります。

    0
    投稿日: 2009.04.17
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    09/04/前半 17歳らしいかそうでないかはなんとも言えないけど、視点はとても面白いと思うし勢いもあった。

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    投稿日: 2009.04.10
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    最後の大逆転でぞっとしました。 これがデビュー作!? 16歳で書いたっていうところにも驚きです。 死体からの目線っていうのもなかなかないですよね。

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    投稿日: 2009.04.05
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    乙一のデビュー作。 17歳で描いたとは思えない。 確かに部分的に見ていけば幼さが見られる面もある。 しかし、描写の鮮やかさや独特の着眼は素晴らしい。 これは若さ故なのかもしれないが。 ・夏の花火と私の死体 まず、死体の視点から描いているということが非常に良い。 第三者の視点などで描いてしまうと陳腐になりがちな設定でも、死体の視点から描くことで、独自の描写が可能になっている。 ・優子 設定としてはありがちかもしれないが、幻想的な雰囲気を醸し出すことに成功している。

    0
    投稿日: 2009.03.30
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    非常にコンパクトにまとまった作品だった。 読者の予想をまったく裏切らない展開で少し残念ではあったが、 16歳でこの無駄のない構成は素晴らしい。

    0
    投稿日: 2009.03.28
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    僕が乙一にのめり込むきっかけとなった小説。 死体が主人公。16歳でこれ書いたとか、恐ろしすぎる。でも今は30超えてる。

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    投稿日: 2009.03.27
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    殺された少女の視点で話が展開されるという、すごい発想。 これがデビュー作らしい。すごいなぁ乙一氏! 「ZOO1」程ではないけど、衝撃的で引き込まれてしまった。 とりあえず後味が良くない作品が多いですよね(笑)

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    投稿日: 2009.03.25
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    気持ち悪い! これと死に底ないの青を一緒に読んだら、しばらく乙一はいい・・・という気持ちになりました!(笑) でも上手だし、死体視点というぶっ飛んだ書き方は好きです。

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    投稿日: 2009.03.25
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    これが処女作なんて、才能を妬みますわ(ぇ 斬新なアイディアもさることながら、狂気的なはずなのに 静かな描写で素晴らしい。 子供って怖いよね。

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    投稿日: 2009.03.22
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    殺された女の子目線で進んでいく物語です。 死体目線、というのはとても斬新なアイデアだなと思います。 スッキリしていて無駄が無くとても読みやすい話だと思います。 少しだけ、不気味で残酷だけれど、とても面白い作品でした。

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    投稿日: 2009.03.19
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    夏と花火 ☆5 優子 ☆4 乙一のデビュー作をようやく読む。ほんとにムダがなくて驚いた。繋いだ紐で死体を持ち上げるなど、正直無茶だろう(丈夫なロープならまだしも)など少し感じたけど、心地よい緩急で終始ドキドキハラハラしながら読めた。オチにはやられたーと思わず笑ってしまった。 それにしても、作中の女3人を酔わせた健ちゃんが気になる。彼はどう考えてもただ者じゃない。

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    投稿日: 2009.03.14
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    9歳の夏休みに私は殺される。 あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく。 乙一らしいのはその視点。 終始、殺された私からの目線で話が進んでいきます。 ラストのオチはぞっとした。 てっきりこのまま終わってしまうもんだと思ったのに。 その点は流石でした。 でも話が荒削りな感じをうけた。 てかこの作品、16歳んときに書いたそうです。 ラストのオチ以上にぞっとした。

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    投稿日: 2009.03.08
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    乙一さん、16才の時の作品だそうです。 殺された、死体となった少女の目線で描かれた不思議な小説。 死体が見つからないかとはらはらと読み進めて行きました。 そして、不思議な「緑さん」という女性の存在。 最後は意外な結末を迎えました。 不気味といえば不気味かもしれないけど、16歳の少年が書いたと言う事に大きな興味を持ち、乙一さんの小説を発表順に読み、乙一さんの心の成長にも触れられたらという興味が沸いて来ました。 「優子」 最後の最後まで、心の病気なのは男の人の方だと思っていました。 ある意味この小説も意外な結末といえるかもしれません。 少し時代が前のお話でしたが、引き込まれるように読み終わってしまいました。

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    投稿日: 2009.03.07
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    視点が殺された主人公からなので、新鮮で面白いと思います。 しかも、これを書いたのが16歳の頃というのにも驚きました。

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    投稿日: 2009.02.24
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    作者が16歳の時に書いたとだけあって、この作品ではまだ文章が稚拙だと感じました。タイトルは、魅力的なのですが。

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    投稿日: 2009.02.16
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    『子供が子供を殺してしまう』なんて内容・・ 「えっ!?」 「しかも・・え!?」 「え〜っ!?」 「えぇぇぇ〜〜〜っ!?」 ってカンジやった。

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    投稿日: 2009.02.11
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    ハラハラハラハラ!!!!(°д°;) ていうか子ども!!どんだけー!!っていう。 そんで、まさかの...まさかの結末!! 一気にガーっと読みました(続き気になりすぎて) おもしろかったですb

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    投稿日: 2009.02.05
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    奇妙な感じがずっとする。 終わりも「えっ!」って感じ。 これを書いたのが著者が16歳の時っていうのがまたビックリ。 そういえば子供って部分的に大人より残酷だったりするな〜と思った。 でも大人になるにつれ子供は無邪気なものだっていう思いが強くなるから 時に裏切られるんだろうな。

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    投稿日: 2009.01.28
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    九歳で、夏だった。 五月(さつき)――それが私の名前。弥生ちゃんは私の一番の仲良しだ。 夏休み、弥生ちゃんやそのお兄ちゃんの健くんと一緒に遊んでいた。 緑さんは、時々アイスクリームを持ってきてくれる弥生ちゃんたちの従姉。 行方不明になった男の子のニュース。 弥生ちゃんは健くんと結婚したかった。でも、私も好きだと告白すると――。 死体を隠そうとする兄妹。いつ見つかってしまうのか、そんなスリルと戦う日常生活。 そしてついに緑さんに見つかり・・・。 死体を隠すのを手伝うという緑さん。その隠し場所とは? 最後に話がつながっていく所が面白かったです。 一緒に収録されている「優子」も、面白いです。 鳥越家で働きだして二週間の清音。 けれど、「奥様」の姿を一度も見たことがなかった・・。 ある黒い実をめぐる話です。

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    投稿日: 2009.01.24
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    こわっ! って思った本. まー少年少女よ,よくやるわって感じっす.死体抱かずに大志を抱けって話よww 展開が読めなくもないけれど,それでも流石に怖いなー. 「イヤー!!」とか「キャー!!」じゃなくて「ゾクッ」っとする怖さね. で,個人的には同時収録されてる【優子】って話がね,気になる.最後解説じみてたのがちょっとヤダったうえに,結局曖昧にされたからw 多分こーゆーことやろなって思ってるけど。。。なんかスッキリしねー!w まぁ,サッと読める本です. そして一番怖いのはこの本を書いたとき作者が16歳だったということです。。。Σ(・∀・|||)ゲッ!!

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    投稿日: 2009.01.21
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    最初から最後まで 主人公の少女目線で描かれる。 殺された私 死体の目線で 私を隠そうとする兄弟の四日間 とても斬新。 一緒に収録されている優子の雰囲気すき

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    投稿日: 2009.01.11
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    乙一さんデビュー作。 16歳でこれ書いたなんて信じられない。。。 面白いです。死体が主役。

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    投稿日: 2009.01.04
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    乙一さんとの出会い。 カフカを読み返したところで手に取ったので、ナンダこの人!と衝撃的にゾワゾワして落ち着かなかった。 夏の夜が蒸し暑いだけじゃなく、暗闇自体が何かじっとりと意思を持ったように感じるようになった思い出が。

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    投稿日: 2009.01.04
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    友達を殺してしまった女の子が兄とともに死体を隠そうとする話。 健くん達が五月ちゃんの死体を隠す様が生々しく想像されて背筋ぞっとした。 緑さんも加わってたし。人間って怖い・・!笑 優子って話もおもしろかった。

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    投稿日: 2008.12.30
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    小学生の時に友人に借りました。 親友を殺してしまった女の子が、大好きな兄と一緒に死体を隠すお話。 お兄ちゃん、小学生とは思えない… 面白くて面白くて、仕方が無かった。 以来彼のファンです。

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    投稿日: 2008.12.28
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    実際は怖い話だけど 死体目線なところが不思議な感覚にさせてくれて すぐに読み終えてしまいました。

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    投稿日: 2008.12.26
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    乙一のデビュー作。ひとつの死体をめぐる、幼い兄弟の悪夢のような4日間の話。状況を説明してる人が斬新だった。他「優子」収録。

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    投稿日: 2008.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    購入者:櫻井 この作品を読む前にまず驚いたのは、この作品を書いた時の作者の年齢が16歳だった事(ちなみに僕と同じ年)しかも16歳の男の子がサスペンス小説を書いてます。終盤の慌しい展開にドキドキしました。まさかの終幕に驚きました。 貸出:松井(2008.9.23)返却:(2008.11.25) タイトルからも伺えますが、この作品は死体目線のストーリーで、かなり斬新な感じでした。展開も非常に面白く、あっという間に読み終えてしまうほどでした。最後のオチまで楽しめました。 貸出:滝口(2008.12.2)返却:(2008.12.20)作者乙一。若年齢で想像力、洞察力 第三者的立場で描かれているホラーサスペンス。面白く読めた。 貸出:油谷(2010.1.26) 第三者の視点からみた、ストーリーでとても新鮮で最後の結末がどうなっていくのか気になりあっという間に読むことが出来ました。 貸出:中山(2010.2.5)返却(2010.2.8) 16歳が書いたので荒削りな感じです。 僕はあまり好きではありませんでした。オチももう一捻り欲しかったです。 貸出:塩田(2010.5.14)返却(2010.5.19) 救いがない感じでちょっと納得いかないです・・・。でも話は面白くすぐ読めました。淡々としているのですが視点は斬新です。 貸出:仲村(2010.6.1)返却:(2010.6.12) 今までに読んだことがない、死体がストーリーを進めるという物語に新鮮さを感じ、そして二人が逃げ切れるのか、ドキドキしながら読みました。 十代の作者が書いたことに私も驚きました。 もう1つの物語『優子』は、意味が分かりませんでした(*_*)。二度読んだのに・・・。 古野:返却(2010/11) 違った視点のストーリー展開がよかったと思います。 貸出:田中返却(2011.4.11) ホラーというかミステリーというか…とにかくおもしろかったです。殺された女の子の気持ちになるといたたまれなくなりますが、夢中で2日程で読み切ってしまいました。ラストの展開にはびっくりさせられました! 貸出:本浦(2011.9.14)返却:(2011.9.15) 知らぬ間に死体が見つかるのを自分も恐れるようなハラハラした気持ちで読み進めていたりで、臨場感というか、入り込みやすい小説ではあったと思います。ただ、最後は少し物足りない感が…。 貸出:桑畑(2011.11.21)返却(2011.11.26) どうなっていくのかが気になるので、一気に読めました。映像化しても、おもしろそうだなと思いました。 衛湖原 貸出:2011.11.29 返却:2011.12.27 内容がという前に作者の年齢に驚きました。 こんな面白い発想に斬新さを感じてしまっている私はやはりオッサンです。 秀司 僕も16歳という年齢に驚きました。 内容は、あまり好きではありませんが読みやすかったです。

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    投稿日: 2008.12.22
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    乙一デビュー作品。 初めてとは思えない…!またもや最後の種明かしにすっかりやられました 健くん恐ろしい。 「優子」もなんか雰囲気がよかった。かわいそうだったけど

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    投稿日: 2008.12.21
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    初乙一。 中田永一で興味を持って手をつけてみたんですが、 ということは、見事に踊らされているのでしょうか? 話の中身は、うーん。もう少し緊迫感があってもいいかなあと思いました。 オチは全然想像できてなくて、最後の最後で驚かされました。

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    投稿日: 2008.12.18
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    さっくり軽いホラー&サスペンス? 死体が主人公という問題作ですが子供の残酷さと無邪気さがとても上手く表された作品です。ラストまでしっかり面白い!

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    投稿日: 2008.12.09
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    別にグロいとかそういうのではなく、ねっとりとした気持ち悪さ。殺されたというのに何事もなかったかのように「私の死体」目線で語られている。冷たいとか恥ずかしいとか死体を隠すための布団が重いとかに驚いた。小学生の兄弟2人が一体どこに隠そうかと考え、うろたえない兄にも、恐怖を感じつつも無邪気な妹に、なんかぞっとする。乙一は読んだことなくて、ひとまずデビュー作から読んでみたけど他のも読んでみようかなぁ。

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    投稿日: 2008.12.04
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    乙一に初挑戦した作品! 圧巻。これを読んでからみるみると私は乙一ワールドに引きずりこまれました(笑) 語り手が死体なところ、どこか異様な世界観。 読み進む手を止められなかったです。

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    投稿日: 2008.11.28
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    タイトルからして、衝撃的。 主人公の少女は既に死んでしまっていて、話は進んでいく。 最後の一頁まで、ドキドキゾクゾク。 ゾワゾワーではなかったのです。あぁ、もどかしい。 そして、彼の世界観に魅了された、 高校一年生の夏。

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    投稿日: 2008.11.26
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    わたしは、2つ目の話の方が好きです。古風な雰囲気に惹かれました。表題作も、ゾクゾクっとして、夏に読むべき本だと思いました。

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    投稿日: 2008.11.23
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    乙一のデビュー作。死体目線。もうわすれちゃった。あたしが読んだのはジャンプの赤い本だった気がする。田舎の風景が印象的。

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    投稿日: 2008.11.10
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    九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?

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    投稿日: 2008.11.08
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    主役の女の子9才だろ?9才の女の子視点の語りで、この文章はないわ。語り手は大人になった後の彼女か?とか最初は思った。 でもすぐ納得したわ。なるほど、これは気味が悪い。 すげー面白かった。執筆当時16才でこの話が書けるとか異常だわ。 しかも読むまで知らなかったんだけど乙一って元はラノベ作家なのか(笑)16才男子でラノベ作家の作とか、肩書き見ただけで色物くさくて期待できないよなぁ。すごい才能がいたもんだ。嫉ましい(笑) 2時間弱で読破できる手軽さも好印象。

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    投稿日: 2008.11.08
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    小学生の兄妹が「わたし」の死体を隠す話。 デビュー作。しかも高校生でコレを書いちゃうってのはすごいと思う。 スリリングでドキドキします!

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    投稿日: 2008.11.07
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    最初、自分が想像していた展開と 最後の展開にはびっくりしました。 死体目線という所がとてもおもしろい。

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    投稿日: 2008.11.06
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    乙一氏デビュー作。 小説の常軌を逸した、物語の数ページ目にして主人公が死に、死んだ「わたし」が一人称で語り続けるという手法。16歳でこんな小説書くなんてやっぱりただものではないと思います。 ストーリーは死んだ「わたし」の死体を小学生の兄妹が必死で隠す、という内容で、ちょっと小学生には無理のある言動や、それは見付かるっしょ!みたいな感じもありますが、まぁ小説なので良しということで。最後にはお決まりの”意外な結末”。 これはサクサク読めて面白かったのですが、もう一作の「優子」が・・・怖かった・・・。 狂ってるのは家主か、お手伝いか、それとも・・・。 うまく表現できませんが、狂気の作品。グロさはそれほどないのに後味が悪いと言うか、なんというか、やっぱりうまく言えないですけど。

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    投稿日: 2008.11.05
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    手に汗握って読めました。 弥生ちゃんと健くんの行動に読む手が止まらなかったです。 でも個人的には優子がおすすめ。 文章の中の叙述トリックは彼らしいのですが、 今の乙一とは少し違うミステリアスな世界観が好きです。

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    投稿日: 2008.10.31
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    このお兄ちゃんもその妹も緑さんも、人間性が嫌いだなと思った。 それはあまりに今まで仮面を被ったような人が多かったから同じような人を思い浮かべて嫌悪を抱くのかもしれない。 とりあえず小説だからどうでもいいのだけどね。

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    投稿日: 2008.10.18
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    九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。

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    投稿日: 2008.10.18
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    コレを16で書いちゃう乙一って…!orz 巻末解説で小野さんが書いてましたが、本当に観察眼すごいんだろうなぁと思います。 脳みそ覗いてみたい。 話の流れは割と予想がつきましたが、気持ち悪いのがいいのでありだと思います。

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    投稿日: 2008.10.18
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    初・乙一作品。友人に勧められて借りていたのを漸く消化。世間的にはホラーと言われているようですが…個人的にはミステリィに分類されるのではと思いました。読みやすい文体でスラスラと読めましたが、少し物足りない感じも。。

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    投稿日: 2008.10.11
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    物語のテンポもよくて、死体からの視点ってのが好き すげーあっけないところも好きかな これを書いたのが16歳ってのがすごい

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    投稿日: 2008.10.09
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    なんだそうゆうことね〜わかっちゃった〜 て半ばまで思いながら読んでたけど いいですか 騙されるのは最後の数ページです。 騙されてますよ!!

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    投稿日: 2008.10.08
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    初乙一作品。 17歳の人が書いたとは思えないぐらいすごい作品。 殺された少女の視点?で話が進むのっていうのが新鮮で面白かったです。

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    投稿日: 2008.09.20
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    乙一、この本をいちばん初めに読むべきだった。「暗いところで待ち合わせ」は、最後があまり好みじゃないからきっとほかのも・・・とおもっていたのだけど、これはね、本当にすごい。まず、まず私の死体っていうところ。第三者から見た語り口みたいだけど、当事者だから、ほんとうに、ほんとうに怖い。乙一が怖い。二人はわたしを押入れに 隠した!もうっここで完全に落ちました。これはすごい。だけど、わたしはもうひとつの「優子」も、あまりに病んでいて、すごかった。清音エンドみたいな感じで書いてあったけれど、ほんとうはどっちか明確じゃない気がする。怖い!すごい!これ読んで、自分もホラーが書きたくてしょうがなくなりました。すごいんだもん。ほんとう、怖い。乙一こわいよ!すごいよ!(0920)

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    投稿日: 2008.09.20
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    17歳でこの文章はありえないよね。神童と言うものを初めて見ました。 年齢にも驚きだけど内容が今まで読んだ事のないものだったので失禁しそうになりました。一度は読むべき。

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    投稿日: 2008.09.19
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    9歳で友達を殺してしまった女の子が、兄と共に 何とか遺体を隠そうとする経緯を、殺された女の子の 遺体が語っていく構成になってます。 でも自分を殺した相手である兄妹に対しての 恨みがましさがほとんどないようで、時々、 自分が死んでしまった事に対してだけは 少しだけ寂しさを垣間見せているようで面白かったです。 最後、なるほどなぁと思わせてくれたし。 一緒に収録されている「優子」には人形が出てきます。 それと、登場人物の狂気が怖かったです。

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    投稿日: 2008.09.18
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    初乙一。 表題作「夏と花火と私の死体」と「優子」の2作を収録。 死体視点で物語が進むのがおもしろい。

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    投稿日: 2008.09.14
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    薄いはずなのに途中で飽きてしまった。 死んでしまった「わたし」の視点で話は進む。 その点はすごくびっくり。

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    投稿日: 2008.09.12
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    9歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。〜あらすじより〜 死体である五月『私』が読み手となり物語が進行する。兄妹も酷いが最後の展開も恐怖を煽っている。その他収められている短編「優子」。人形が深くかかわるこの物語もホラー…。とにかく高校生でこれを書き下ろしたことがスゴイ!08.9.5読了

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    投稿日: 2008.09.10
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    乙一のデビュー作。 「夏と花火と私の死体」は、死んだ女の子視点で書かれているのがおもしろい。 兄が頭が切れすぎて恐い。 大人になったら恐ろしいんだろうな。 最後はぞくっとくるような終わり方。 「優子」は、女の子が正しいことを言っているのか、男が狂っているのか、優子は存在しているのか…。 よくわからなかったです。 でも、表題作より好きです。 短いけど、ひやっとなります。

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    投稿日: 2008.09.09
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    私が初めて読んだのが中学1年生くらいだったと思うけど、衝撃的だった。まず乙一さんが確か16歳の時に執筆なさった本だったと思うけど、一人称の「わたし」とかお話の流れとかの発想がすごく面白かった。

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    投稿日: 2008.09.01
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    流石、乙一。 彼の原点の作品は、あまりにも単調で、巧妙で、懐かしくもあり、そして、怖い。 美しい田園風景とは不釣り合いな『私』の死体。これは完璧な、人間の紡ぎ出すホラー。

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    投稿日: 2008.08.30
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    乙一の処女作だったので、期待して読んだら 期待はずれだったみたいだ。 本格的なものかと期待したのだったが、まんまと裏切られてショックを受けた。 〈子供の狂気〉は、まあまあのもので〈死体の視線〉も面白いがもうひとつスパイスが欲しい。 若干、表現に波がなかった。 俗にゆう『ライトノベル』のようなものだった。 次はしっかりしたものを読みたい。

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    投稿日: 2008.08.20
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    これ、16歳で書いたんだよね? やっぱ非凡な方だ! 今の季節にぴったりなタイトル。 死体を隠す話なのに、夏祭り、ラジオ体操などなど、田舎の 夏休みの風景が甘酸っぱく蘇ってくる。 なんとなく、「死にぞこないの青」につながってる気がする。

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    投稿日: 2008.08.19
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    真夏の日に殺された「私」の視点から描かれている小説。ホラーって分類になるんかな??殺された側から書かれてるからそんなに怖くはないねんけど☆ってか健くん怖すぎ!!なんで死体見てもめっちゃ冷静でいられんねん!?しかもフツーにおんぶして運んだりするし隠そうとするし!!映画化とかしてもーたら確実にR15指定とかくらいそうな内容です!!内容的には大満足の作品ですね☆ただけっこう登場人物が異常な人多すぎな気もするけど…あと、いなくなった「私」を探してるお母さんがかわいそうやった>< ってか乙一これがデビュー??すごすぎやん!!

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    投稿日: 2008.08.13
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    作者が16歳の作品。 そう思うと凄いな、と感心する。 7歳の少女死体目線って言うのが新鮮だった。 ホラーです。ただ、ホラーの中にもブラック的なジョークも入ってるので、 それほどおどろしい訳では無いけれど、 でも恐い。

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    投稿日: 2008.08.11
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    08/07/31読了 「そうだ、五月ちゃんを隠そう!ここで死んだことがばれなけりゃいいじゃないか!」

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    投稿日: 2008.08.04
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    文句なし五点満点。 ホラーにしては死体が語り手というユーモラスさも兼ねそろえています。 けれどもそれが逆に怖い。 私的乙一最高傑作。 これを高校で書いたのか……。

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    投稿日: 2008.08.04
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    乙一さんのインタビューとかを見て、デビュー作が読みたくなった。 死体が一人称というなんとも奇妙な話。

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    投稿日: 2008.08.02
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    殺された「わたし」の視点で描かれている、ということにまず驚き。 最後の展開の持っていき方も達者。 これを16歳で書いたんだとしたら、もうそれは才能としか言えないと思う。 天才っているんですね。

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    投稿日: 2008.07.30
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    なんとも恐ろしい話。ホラー…ではない。けれどミステリーとも言いがたい。もはや誰が狂っているのかわからない。 2008/7/29

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    投稿日: 2008.07.30
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    作者が16歳のときに書いたということに驚く。五月という死んだ子の視点で書かれているのが卓越している。うまい。「優子」もよかった。

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    投稿日: 2008.07.27
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    死体視点での語りがすごい不思議な感じがして面白かった でも優子の方が好きだったかも 複線の張り方が結構露骨だったけど

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    投稿日: 2008.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    乙一さんの作品で一番お気に入りです。 何より薄いのでさらっと読みやすいです。 でも内容はがっちり濃密。

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    投稿日: 2008.07.22
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    乙一さんの書いた本は、感動的な話のイメージが強かったので、おもいきってホラーを読んでみたら、見事にハマってしまいました! 今度は「平面いぬ。」を読みたいです!!

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    投稿日: 2008.07.16
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    死んでしまった私と死体を隠そうとする兄妹の話。 もう1つは旦那様と奥様の話。 表題作は乙一さんぽくてすきでしたー。 子供の残酷さがでていて 最後もぞくってきました。 025/100

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    投稿日: 2008.07.15
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    乙一さんの処女作。 これが全ての出発点ですよね。 死体の主観で話が進むという、とてもユーモラスにしてぶっ飛んだ作品。 生物でない物の視点で描かれているお話しって他にもありますが、 死体を視点の中心に置くというのは大胆ですよね。 死体を隠そうとするまだ幼い(小学生だったかな)兄妹。 見つかりそうになりながらもギリギリの線でかいくぐって行くんですが、 死体(隠される側)の視点で書かれているので、彼らの気持ちや行動が読めません。 そのこともあって、見つかりそうになるたびにドキドキしながら読んでしまいました。 もう一度読み直したい作品の一つですね。実家のダンボールを漁らないと見つからないんだよなぁ・・・。 読んでみて損はないと思います!!

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    投稿日: 2008.07.11
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    展開と臨場感の作り方は上手いと思います。 でも結末は読めちゃうなー 乙一の後味の悪さは、むかつきの感情も伴ってくる気がします。 そう考えると上手いんだろうけど…うーん。 死体になった「私」が語り手という発想は面白かったので★3つ。

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    投稿日: 2008.07.04
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    乙一のデビュー作。17歳でこの作品を書いたのですって。 さすがです。 タイトルにとても惹かれました。

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    投稿日: 2008.07.02
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    とにかく凄い、という言葉しか漏れてこない作品。 あらゆる角度から攻めてくる言葉たちに魅了される。 特筆すべきはなんといっても死体の一人称で 勧められる物語。乙一先生独特の会話文も必読です。

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    投稿日: 2008.06.30
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    んー、どんでん返し! 読んでてすごくドキドキした!! めっちゃスリル感ある作品!!! これが乙一のデビュー作品かぁ…と感嘆した。 黒乙一。

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    投稿日: 2008.06.29
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    乙一氏のデビュー作。 なんと17歳という若さでのデビューだが その若さも感じさせないような文章力に思わず圧倒される。 本編「夏と花火と私の死体」に加えて「優子」が入っている。 本編の方では主人公である"わたし"が木から落ちて死んでしまい、 その"わたし"視点で物語が進んでいく・・・が、 とても不思議な感じだ。今までに読んだことのない、 良い意味で違和感を感じた。

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    投稿日: 2008.06.11
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    子どもの純粋さが恐ろしい。 視点がとても怖い。 最後になぜそうなるさー!みたいな。 うすら涼しくなれる。

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    投稿日: 2008.06.09
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    著者・乙一の17歳のデビュー作。 実際に執筆した時は16歳。 最近、乙一さんの小説は色々読んでいるけど 「さすがに16の時のなら、文章に若さ(稚拙さ)があるだろうなぁ〜」と思いつつ読み始めた。 期待は大きく外れ とても面白かった。 文章にも一切無駄がなく、年齢もデビュー作ということも、何一つ関係なくクオリティが高かった。 「あ・・・やっぱりこの人天才なんだな」って。 内容は表題作の 『夏と花火と私の死体』と 『優子』の二編。 彼の一人称の使い方や、読者への認識の植え付ける手法の片鱗が見える。 乙一ファンは絶対読むべき! どうしてこの人の文章はこんなに読みやすいんだろう。 それに「頑張って書いてる感」が全く感じられない。 すごく自然に非日常に引き込まれる。 この二作品では『夏と花火と私の死体』が特にいい! 小野不由美氏による解説にも納得させられる。

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    投稿日: 2008.06.07
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    乙一さんのデビュー作品。 殺された私が、起こっていることを語っていく物語。 自分が死んだ事を、人事のように話す五月と、殺した事になにも悪びれない弥生の兄健。 全てが死人のような村人の中で、まともなのは、五月を殺した弥生ではないかと思う。 ラストは寒気がした。

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    投稿日: 2008.06.03
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    作者はこれを10代で書いたと聞きました。 うちが10代で見てきた景色と乙一が観てきた景色何が違ってたんだろう。 これからの季節にぴったりです。

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    投稿日: 2008.05.26
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    ドキドキしながら読みました。どうなるのか気になって一気に読み終えました。これを16歳で書けるのはすごいと思う。

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    投稿日: 2008.05.17
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    内容としてはこの手のものは後味が悪いはずなのだが、 巧くまとめ上げるから読み終わった後も悶々とせず寧ろ感嘆の声があがるほどで。 畳み掛ける展開、人の価値をきめる観点を少し外した基準がジョジョに繋がるようなw 勧善懲悪派には向かないね。 けどそれを通り越してスリルありすぎて、興奮した! これで16歳はすごい。

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    投稿日: 2008.05.17
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    うーん 入り方はおもしろいかなー まさかのわたし目線 でもねー 展開がよめた 明らか 緑さんあやしいもの 優子の方も なんか仕掛けてるんだろなって このままじゃないよねって 多少強引

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    投稿日: 2008.05.15
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    乙一は頭がいいと思い知った1冊 同時集録されている乱歩「ひとでなしの恋」へのオマージュ?作品の「優子」がすごく好き

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    投稿日: 2008.05.14
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    初・乙一本。 初めての死体視点に驚かされましたが、話もスリルあっておもしろかった。 『優子』も最後の大転回が気持ちよかった。薄暗いけど。

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    投稿日: 2008.05.13
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    なんと死体の一人称という人生初の不思議な読書経験でした。 残酷で切なくて美しい乙一の世界にハマります。

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    投稿日: 2008.05.06
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    読んで見たかったが、なかなか見つからず、弟が見つけてきてくれた。 探していた甲斐があった。9才の女の子が語り部。 語り部なのに、序盤で友達に殺されてしまう。 なのに、語り部として存在する。 その奇妙な雰囲気の中、殺された女の子の死体を見つからないように隠す為に奮闘する友達と友達の兄。 隠し場所を移動する度にどきどきしながら読んだ。 これを16才で書いたなんてすごい!!! 同時収録『優子』はまぁ・・・。 2008.4.16〜4.17。

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    投稿日: 2008.05.03
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     無邪気な子供が死体を隠すというだけではない表題作「夏と花火と私の死体」は、乙一のデビュー作でありながらも光るモノを私たちに見せつける。スティーブン・キングの「スタンドバイミー」とよく言われるが、話の内容や書きたい主題は違う感じである。  また、収録作「優子」は叙述トリックを駆使した傑作。個人的には「優子」の方が面白かった。見事に良い意味で裏切ってくれる作品である。何が現実で何が幻想なのか。

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    投稿日: 2008.05.03
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