女のいない男たち

村上春樹 / 文春文庫
(129件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
13
53
47
2
1
  • 村上春樹入門としておススメ。

    恋人や妻に去られた男たちがテーマの短編集、短編はあまり好きじゃないのだがこの作品は良かった。

    村上作品は刺激的な香辛料のように感じる。それでいてさっぱりしてクセがないような。読めば読むほどやみつきになるところとか。

    この作品も謎が解明されないまま終わっていることがある。それはもう村上春樹の作風なのだろう。あまりこだわらないほうがいい。

    村上春樹入門としてはこの本がいいかもしれない、いきなり長編だと拒絶反応を起こす人もいるだろうから。私も少しずつ村上作品を攻略していこうと思う。
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    投稿日:2017.04.04

  • 哀愁漂う短編集

    文学的小説を読むと、何かもやもやっとした感じになる。

    だから何なの?

    だからどうしたら善いの?

    どうしてそうなの?

    自分と重なる部分がある場合など、特にそう思えてくる。

    男と女の心の中、自分心の中でさえ分からないときがあるのに、性別が別の他人の心の中が分かるよしもない。

    秋の夜長、そんな世界に入ってみるのも、いいと思う。
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    投稿日:2016.10.16

  • いまいち

    時々単発ではいたけれど,いままで村上春樹はなんとなく避けてきていました。
    まぁ微妙・・・。

    残念ながら私には合わないということでしょう。

    投稿日:2017.11.13

ブクログレビュー

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  • shinyamorisaki

    shinyamorisaki

    「木野」が長編の村上春樹っぽい。あとは理解しやすい物語だと思った。いずれの話の主人公も「女のいない男たち」になる。受け止め方や対応はそれぞれだが、「女のいない男たち」になったことによって、そうじゃ無かった自分とは決定的に何かが異なってくるという点では同じ。
    表題作の「女のいない男たち」が比喩表現に溢れていて、読んでいて楽しかった。
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    投稿日:2021.03.30

  • かげば

    かげば

    ドライブマイカー
    役者である主人公が、無口で可愛げはないが運転能力の高い若い女性を雇う。やがて彼女に己の心のうちを語る。
    この作品は演技と不明がテーマか。主人公と妻と妻を寝とった間男は3人とも役者である。主人公は妻の浮気を知りながら、事実を知らない演技をする。妻は浮気をしていない風に少なからず演技をする。間男は主人公と飲み友達になるが、当然目の前の相手に妻と寝ていたことを悟らせないよう演技をする。巧拙はあれど、演技をする(これは彼らの仕事とは切り離された意味で)人間の本質が表れている。
    そして、不明がもう一つの重いテーマになる。妻が何故この男(いいやつではあるが、どこか中途半端で二流三流に見える)と寝る必要があったのかという理由が不明のまま、妻は死ぬ。そして間男に酷い目に合わせることで、何かしらその問題にぶつかることもできたが、ある時急にその気を無くしたのだ。主人公はタクシードライバーの娘の言を聞き、割り切って呑み込むことに。
    不可解なものを飲み込み答えに辿り着けないまま、やはり演技をして生きてゆく主人公の哀愁が漂う。

    どこかナイトオンザプラネットの少女を思い出す。

    イエスタデイ
    これも不明がテーマだ。親友はその彼女と主人公を巻き込んだ三角関係(無論主人公が主体性をもった関係でないが)を機に途端に姿を消す。
    ノルウェイの森を連想させる部分もあるが、個人的には初期の鼠に近いものを感じる。急な不在で主人公を落ち込ませる点、原因が主人公にあるのかどうか分からない去行き方、個性あふれるキャラクターながら繊細な部分が透けて見える点、妙にかぶっている。今作ではあくまで主人公も36歳の世帯持ちで現実世界を生きており、シアトルまで会いに行ったりはしない。(北海道へ追いかけた鼠のときとは違う)破滅を伴わない穏やかな結末だが、氏の過去作品と通ずる空気感が漂い、妙に懐かしい気持ちになる。
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    投稿日:2021.03.24

  • 青村サキ

    青村サキ

    愛の関わるところには様々な種類の苦しみが居るんだなと思う。それはもう自分でもよくわかっていて、どの話を読んでもある程度の輪郭までは想像することができた。

    「木野」斜陽を読んだばかりだったので蛇に家を包囲される描写が気になった
    「シェラザード」タイトルを読むたびに頭の中の松任谷由美がブリザードブリザードと歌うので困る。この女の人のようなことをする夢をよく見る。
    「女のいない男たち」春風で〇〇する〇〇〇のあたりがワタナベくんを書いた人らしいなと思った。

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    投稿日:2021.03.21

  • まよ

    まよ

    初めて村上春樹さんの本を読みました。村上さんの本は難しそうだと思ったので、短編集を選んだのですが、意外と読みやすかったです。本の内容は、主人公が男性だから当たり前なのですが、the男性目線で書かれているという印象でした笑。深く考えることもなく、かといって薄っぺらくはない小説です。次は長編を読みたいと思います。続きを読む

    投稿日:2021.03.17

  • Tomomi☆

    Tomomi☆

    難しくてなかなか読みづらい村上春樹小説がなぜかスラスラ読めた!

    短編集だからかなあ?

    やっと読める能力が備わったか、そんな年齢に達したか。

    相変わらずエロ小説だし、天才の思考だし。

    投稿日:2021.03.17

  • 鯨

    このレビューはネタバレを含みます

    ドライブ・マイ・カー、イエスタデイ、独立器官、シェエラザード、木野、女のいない男たちの6つの短編。イエスタデイと独立器官が特に胸に残った。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.03.10

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