【感想】神様の御用人3

浅葉なつ / メディアワークス文庫
(92件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
19
41
19
2
0
  • モフモフを派遣してください。

    2017年5月19日読了。今回も多彩な登場人物で彩られたこの御用人シリーズ。相変わらずほっとするのは私だけではないはず。段々神様が普通の人間と変わらないんじゃないかと思えてきました。神様大事にしないと、罰が当たります。続きを読む

    投稿日:2017.05.19

  • 三巻の中では一番好きです♪涙がにじみます。

    御用人シリーズは読後感がとっても清々しく、そのうえ心がほっこりして、大好きです。
    個人的には第一巻でこの作品にすごく興味を持ち、第二巻で少しその想いは失速しかけていたところ、この第三巻で一気に惹き込まれました♪
    特にこの巻の「童子の柄杓」「橘の約束」は面白く、中でも「橘の約束」では大王に再会したい「田道間守命」の想いとその結末に、涙がにじんでしまいました!
    世間的にはうだつのあがらないフリーターの主人公良彦ですが、その清廉潔白さや心根の優しさに、とても癒されます。
    第三巻、オススメです♪♪
    続きを読む

    投稿日:2016.11.21

  • モフモフボディに磨きがかかったようです

    主人公と方位神(モフモフ)が仲良すぎてヒロイン割り込めないよ。
    今回は天棚機姫神、大山祗の稲の精、高龗神、田道間守命の四柱です。
    神様の名前を打つのに一苦労です。

    お気に入りは田道間守命のお話。シュークリーム作りは初心者には無茶っすよ。
    そして、さらにそのおかげで方位神のモフモフボディが魅惑の我儘モフモフボディになった模様。
    加えてそのうち、スイーツの検索機能も方位神に付きそうです。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.02

  • 泣けた…。

    シリーズ第三弾。「天降るデザイナー」「一人角力」「童子の柄杓」「橘の約束」連作短篇集。どの御用にも神様達の隠れた願いがあって、切なくもほっこりする。ハイセンス過ぎる服に笑い、飄々とした稲本さんにホンワカしたりと、どれも面白かったけれど、個人的には橘~の菓子作りが良かった。二千年前の絶望を思うと心が痛いが、漸く重荷を下ろせたのかと思うと泣けた。それに良彦が自ら考えて動くようになっていて成長著しい。柄杓~に登場した遥斗もなかなか良いキャラ。今後も出てきますかね。穂乃香ちゃんもますます可愛くなってきたなぁ。続きを読む

    投稿日:2015.11.15

  • 神様も悩むんだ~!

    人間の勝手な思い込みで、神様は絶対的な、揺るがない存在だと思ってました。でも、この本1巻~3巻に登場する神様は、みんなそれぞれ悩みを抱えています。それもとっても人間臭い(失礼しました)悩み事。それを解決するお手伝いの御用人(人間)が、一見神様に対する礼を欠いたような、友達感覚で接している良彦。でも、この御用人は、とっても熱くて、頑張り屋さんです。なんだかんだと言いながらも、神様のお悩み解決の為に、奔走しています。私たち人間が、神様に対する敬いと感謝の気持ちを少しずつ忘れ、願いを叶えて貰う為だけに、神様にお参りするようになったから、神様の力がだんだん削がれて行って、神様が悩むようになった様です。このお話に登場する神様は、みんなとってもキュートです。私も名前を知っている有名な神様が、意外な悩みを持ってたり、初めて聞いた名前の神様が登場したり、いろんな神様のお悩み事が解って、へぇー神様でもそんなことで悩むんだ。傷つくんだーとなかなか面白いお話です。自分勝手なお願いに見えることも、本当は人間の所為だから...良彦君、これからも神様のお悩み事の解決に、頑張ってください。それから、スイーツ好きに目覚めたの方位神の黄金様、ダイエットに励んでください。ブクブクの狐神は、ちょっとNGですよ!続きを読む

    投稿日:2015.08.29

  • ぷよぷよのモフモフの黄金さま。

    神社仏閣にお参りした際には、このシリーズで学んだ事を感じながらおこなっています。
    それは神さまへの感謝とお礼です。お願い事するよりこころ平穏で、ちっちゃな事でも幸せに感じます。
    スウィーツの神さまっておられたんですね。スウィーツの神さまには、食べる方でいつもお世話になっております。(タルト大好きです!フルーツいっぱいのそれからあのタルト生地。)
    そしてこのスウィーツの神さまには、知らず知らずのうちにハラハラと涙してしまう温もりいっぱい!二千年も晴れない心を抱えていたなんてよくもまあ。
    ますます気になる良彦と穂乃香ちゃんは少~し距離が縮まったかな?
    最後に記されている神の役目とは。これはすごく気になります。
    黄金さまの甘いもの食べ過ぎの結果も。
    続きを読む

    投稿日:2015.08.04

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ブクログレビュー

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  • ゆき

    ゆき

    だんだんと面白くなってきた。
    神様のバックボーンもしっかり説明されてていい。
    穂乃香ちゃんもいい味だしてきたし、黄金って神様なのにやっぱり毛繕いするのね。

    投稿日:2024.05.30

  • につ

    につ

    このレビューはネタバレを含みます

    感想
    巻を経る毎に穂乃香ちゃんの存在感が増している。もはや、良彦とセットで御用人みたいな感じだ。二人の恋愛事情?が進まないことはもどかしいが、今後に期待。

    物語では神様も人間のように悩み、御用人が物事の本質を見抜いて神様の問題も根本的に解決していくところが痛快。

    あらすじ
    神様の御用聞き。服飾の神様から自分の服のセンスを誰かに受け入れて欲しい、相撲に負けたい稲の神様、貴船神社に代々支えてきた宮司に受け継いだ石の柄杓探し、菓祖の田道間守命には菓子作りがしたいとお願いされる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.10.17

  • 浩太

    浩太

    取り敢えず3冊購入したので、その分は読了。
    神様が次々出てくるが、名前の読みが難しくてなかなか覚えられなかった。それと、信仰心が薄れてきて神様達のパワーが衰えてきていること、現代風にアレンジされ過ぎていたようにも感じた。
    今作でも服飾の神様が作る服はぶっ飛び過ぎていて、誰もが着たく無い服だったり、稲作の神様と相撲勝負とか、お菓子の神様と現代スイーツを作るとか。
    その中で、モフモフの可愛い黄金とか、穂乃香との今後の関係とか、新しく登場した後輩とか、気になる内容はいくつかあるが、個人的には一旦これで終了か?
    続きを読む

    投稿日:2023.10.15

  • tm

    tm

    話に引き込まれて読み進めるというよりは、一話読み終わるごとにじんわり心に染みるような面白さだと思います。神様たちの悩みが人間臭くて親近感。

    投稿日:2023.01.26

  • 桧川

    桧川

    このレビューはネタバレを含みます

    垂仁天皇と田道間守命の「橘の約束」が泣けた。二千年間お互いを思い合った末の再会。貴船の水神(漢字がでない)と童子の話の「童子の柄杓」もいいお話でした。
    日本の神様って懐深いなあ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.12.17

  • まーちゃん

    まーちゃん

    '22年8月18日、Amazon audiblelて、聴き終えました。シリーズ3作目、です。

    いやぁ、泣けました!最後の「 橘の約束」に!雨月物語の「菊下の契り(字、間違えてるかも)」を、連想してしまいました。こちらは、なんと、二千年以上の間!

    なんだか、神社、というか神々への信仰心が薄い自分としては、「痛い」物語です。でも…こんなキュートな神々なら、もう少し普段から、神社にお参りしてもいいかな?なんて、思えますね。罰当たり、かな?

    楽しくて、面白い!次は、第4巻!
    続きを読む

    投稿日:2022.08.18

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