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池井戸潤 / 小学館 (629件のレビュー)
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総合評価:
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いつもの勧善懲悪ではあるが
この作者の作品は「半沢直樹シリーズ」に代表されるような痛快勧善懲悪ドラマがヒットしていて、あまり好きではない。しかし、この作品の半分は「日常の恐怖」を臨場感.迫力を持ってうまく描き出している。もっとも…最後には、いつものように一件落着になってしまうのだが、他の作品と少しテイストが違うのでなかなかいいかな。続きを読む
投稿日:2022.12.25
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恐怖と隣り合わせ
何気無い生活はホンの一瞬にして地獄に落ちる。そんな事は日常で十分に誰にでも起きる可能性がある。 正義感が人一倍強いわけでもない。どこにでもいる人間の人生ドラマ。サスペンス?それともミステリー?そんな…雰囲気を漂わせ実はもう一つのストーリーが同時進行し、主人公を更なる深みに引き摺り込もうとする。 他の本とは違い終わりに爽快感は無い。別の視点から人間の闇を書いた本です。続きを読む
投稿日:2016.07.06
future4227
社内闘争と犯罪サスペンスの両方が楽しめます
テレビドラマを観たついでに読んでみた。 原作では沢尻エリカが演じていた人物は登場せず、ちょっと残念。 テレビドラマの脚本の方がよく練られていたように思う。 原作の前半部分は緊迫感があるが、後半の解決に…向かう場面は以外にあっさり。 半沢直樹のような倍返しもなく、スカッと感があまりない。 かといって、同じパターンでもつまらないのだけど。 半沢直樹のテイストにストーカーという犯罪サスペンスが加わった点では面白さは倍になったかな。続きを読む
投稿日:2016.06.14
kekoken
ノンストップリーディング
日常の些細なことから巻き込まれる、人生において不必要な深刻な難題、仕事上での正義感から見逃す事が出来ない問題。2つのテーマ進行が終わりまで一気に読んでしまいます。
投稿日:2016.01.04
もやし48本
ようこそ、わが家へ
テンポが速く、サクサクと読んでしまう。ただ、ストリーは深くはない。
投稿日:2015.12.23
shimba
2
銀行のお話ではないのね
池井戸先生の本はほぼ読みましたが、読んだ後のスッキリ感が物足りない。。。 半沢シリーズのような悪を退治して正義が勝つ!みたいなハッキリしたものはなく、 でもそれゆえ、すごく身近に感じます。 平凡な家庭…が舞台なので、私にも起こりうる話でドキドキしました。 続きを読む
投稿日:2015.07.13
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小寅
Amazonオーディブルで聴いた。 主人公の自宅周りのトラブルはあんまり面白くなかったけど、職場周りの方は面白かった。 やっぱり池井戸潤は企業小説?が良いよね。
投稿日:2024.03.09
しょう
主人公はやはり銀行員、真面目で堅実な家庭で過ごし、やっぱり堅実で実直な性格、不正は見逃せない。池井戸潤作品といえば主人公の性格はこれで決まりであるし、ミステリーの大軸は、主人公が真面目に仕事をする中で…些細な違和感に気付き、調べていくにつれて、資金繰りに困ったやり手の会社・会社員が粉飾決算やら架空取引やらでその穴を埋めようと画策していたことが判明、なんてものばかりなので、話の筋は読めるといえば読めるはずなのだけれど、読み始めるとどうにもページを捲る手が止まらぬ面白さ。今回は主人公の個人的なトラブルも並行して進むところが他の池井戸潤作品との相違点だった。そのせいか、おそらく今までの池井戸潤作品の中で最も好きだった。主人公が銀行員だけでなく家庭の普通の父親としての一面も持っているせいか、日頃よりも一層等身大の主人公だった。最後はすべて解決して大団円、なんてオチは分かりきっていても、それでも真面目な人間が損して終わらない結末には感動せずにはいられない。続きを読む
投稿日:2024.02.10
halcyon
電車待ちの割り込みを注意したところ、相手から執拗な嫌がらせを受ける男性の話。 会社内でもトラブルが発生し、私生活での嫌がらせに加えて仕事でも頭の痛い問題に右往左往するも、家族や部下の力を借りて問題解決…に奔走します。 続きを読む
投稿日:2024.01.23
Tatsuuuya
池井戸潤の作品は、正義は勝つんだ!というヒーロー物語を読んでる気分になるけど、この本は主人公がすごく普通な人なので、日常に起こりそうな話に感じた。 これはこれで池井戸潤の良さが出ててよい。
投稿日:2024.01.22
おはな
このレビューはネタバレを含みます
なんか普通にあり得そうで、 一歩間違えれば現実的な話かもと感じた。 他人って、そこらへんにたくさんいるし、その人がどんなことで傷つくかは、その人にしかわからないこと。 言動には気をつけよう…。
投稿日:2024.01.06
eriko310
銀行から出向で総務部長をしている倉田太一。 ある日、帰宅途中の電車で順番抜かしをした男を怒ってから、その平凡な生活は一変する。 妻、息子、娘と暮らす家や車に、悪戯ではすまないようなことが起こり始める…が、なかなか犯人を突き止められずにいた。防犯カメラを仕掛けるも、なかなか犯人の姿は見えない。 一方で職場でも営業部長の不正やらなんやら、倉田太一の悩みは尽きない。 犯人は一体誰なのか。 なんだか不完全燃焼だったかな。 妻の通っていたレザークラフトの先生なんて、凄く怪しいなと思ってたのに関係なかったしなぁ。 ミステリーというよりは人怖かしら?続きを読む
投稿日:2023.12.26
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