影踏み

横山秀夫 / 祥伝社文庫
(189件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
32
74
61
10
3
  • 生きる為に声を聞け!

    泥棒(のび:忍び込み)をリアルに実践する反面、深い情に苦しみ、生きていく主人公のギャップが私をちょっと不安定な気持ちにさせます。そんなハードボイルドなところに死んだ双子の弟と会話できるという特殊設定が加わって、読めるストーリーでした。
     ただし少々、始まり方も唐突ならば、終わり方も(予感させていたとはいえ)突然やってきた感じを受けました。各種面白い設定もあるので、もっと書き込めただろうし、もっともっと面白くなる要素はもっていたのでは・・。
    続きを読む

    投稿日:2015.01.19

  • ドロボーさんの話し…

    最近読んだ「BORDER」という本でも
    死者と会話する的な内容があったが。
    話しは違えど、若干の共鳴部分が
    あり、面白く読めた。
    泥棒稼業の登場人物たちそれぞれの
    盗みの特徴を示すキャッチコピーが
    かなか笑える。
    泥棒さんの、家族・兄弟・異性への
    愛を含む切ないお話しです。
    結構、僕好みの本でした♪
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    投稿日:2014.04.28

  • 横山秀夫が描く一風変わったクライムノベル

    横山秀夫の犯罪者が主人公の小説は、今作で2冊目。今回は連作長編で、しかも少しオカルトチックな設定になっているが、そのほかはいつもの横山小説。各エピソードの中にもしっかりとしたプロットといろいろな趣向を凝らしたトリックなど読みごたえは十分。
    ただ主人公があまりにもストイックというかハードボイルドすぎるせいと特異な設定のせいであまり感情移入ができなかった。犯罪者なのにカッコイイって矛盾してるせいかもしれませんが、今の世にこんな昭和の任侠映画の中のヒーローがいるのかねえ・・。

    ちょっと時代錯誤な小説。
    続きを読む

    投稿日:2014.03.28

  • ファンタジックな横山秀夫

    『半落ち』『64(ロクヨン)』などの重厚で生真面目なイメージを持って本書を手に取ると、面食らうかもしれない連作短編集。
    何しろ主人公が泥棒というダークヒーローな設定に加えて、亡くなった双子の弟が彼の中に生きていて語りかけてくるのだから。しかもその弟は抜群の記憶力の持ち主で、盗みに入った家の細部や、チラ見した張り紙の一言一句までを完璧に覚えて兄の仕事をサポートするのです。さらに兄弟には共通の想い人がいて・・・。
    そんなファンタジックな世界の中にも、ストイックで硬派な横山秀夫の持ち味が同居している稀有な作品。嫌いでなければぜひ。
    続きを読む

    投稿日:2014.06.03

  • 泥棒が主人公

    泥棒が主人公というまさかの設定。しかも死んだ双子の弟と会話ができてしまうというファンタジー設定。
    こういった設定も新鮮で面白い。
    見事な心理描写と、どきどきの展開が楽しいです。

    泥棒さんにこんなこというのも変ですが、幸せになってほしいと思っちゃいました。続きを読む

    投稿日:2014.09.03

  • 一徹

    修一の頑なさ、が歯痒くて、でも渋くてカッコいい。
    単なる泥棒でなく、デキる探偵さん的な要素が引き締まっていて
    最後まであっと言う間に読み切りました。

    投稿日:2014.05.20

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ブクログレビュー

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  • yumi

    yumi

    オーディオブックで読み放題のオススメになかったらきっと手にしないはずのジャンルでした。
    著者や本作になんの予備知識もないまま聴き始めましたが、かえってそれが良かったです。
    双子の設定も面白いし、それぞれ独立した短編が双子の二人?を軸にしっかり繋がっていてクライマックスまで飽きませんでした。
    泥棒の専門用語が多くて初めて聞く単語が多かった。
    "夜と男に捏ねくり回された"という表現はじめ、女の人の描き方がなんとなく少し不快だった。
    登場人物の誰にも共感出来ないしなんとなく気持ち悪買ったのに、同時にずっとすごくせつない気持ちがあって、それは最後まで続きました。
    これ、シリーズものではないのかな?
    そうであるなら読みたいです。
    続きを読む

    投稿日:2020.07.17

  • りなりん

    りなりん

    このレビューはネタバレを含みます

    その道の専門用語が多いですが、スラスラと読めました。
    短編集となっていますが、1つ1つの話が、そうなるのかぁと毎回読めない展開で面白かったです。
    どの話もなんとなく寂しさともどかしさを感じる形でそこがまた良かったと思います。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.06.30

  • ゆうゆ

    ゆうゆ

    ハードボイルドありミステリーあり、犯罪や泥棒さんの専門用語が激しく飛び交い超盛りだくさんの内容。どのお話も切り口が違って興味を引き付けられるし、残忍な描写も過激になりすぎない程度にほどよく、やはり連続短編はこうでなくっちゃと唸らせる素晴らしい作品!続きを読む

    投稿日:2020.06.19

  • aqua

    aqua

    このレビューはネタバレを含みます

    裏社会で生きる泥棒が主人公のミステリー連作短編。

    警察と泥棒の持ちつ持たれつみたいな関係性、小説の中だけじゃないんだろうなと思ってしまう。

    知らない専門用語が沢山出てきてこういう世界があるんだなと勉強になった。でもそれだけじゃない、孤独で切ない話。
    知らないと言えるくらい無関係に生きてこられたのは、たまたまそういう人生だっただけ。登場人物を見ているとそういう気がする。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.05.22

  • スズキ

    スズキ

    終始テンポがよく軽快に読めた。
    ただし軽快故に物語に深みがないように思えた。

    物語全体に流れる雰囲気は引き込まれる物があり、飽きることなく読み終えることができた。

    投稿日:2020.04.22

  • ぴょん

    ぴょん

    双子の弟と頭の中で会話している。だから、このタイトルなのか。双子って独特の感性があるんだろうなぁ。どこまでも自分と寄り添っているような後をついてくるような。

    投稿日:2020.04.16

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