【感想】外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック

山口周 / 東洋経済新報社
(123件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
20
57
33
1
1
  • スライドとは何故必要なのか、スライドの存在意義は?

    書いてある内容として、すごく真新しいものや、すごく驚きのある内容がある本ではありませんでした。
    ただ、伝えたいことを、なかなか伝えられない、自分の考えをもっとシンプルに伝えたい、そんな悩みを持っている方にはオススメの本です。

    本の中にも書いてある様に、知っていることと、出来ることの間には、大きな川が流れています。
    それは本当にその通りだと思います。

    場数を踏んで、経験を増やして、スライドのレベルが低いと「気持ちが悪い」「なんとなく居心地が悪い」そんな境地にたどり着くまでやることがプロへの第一歩なのだと思います。

    その一歩を踏み出すにあたって、基本の考え方や、スキル、そして表現の幅を広げてくれる本だと思います。
    これを何度か繰り返し読んだら、スライドのレベルは確実に上がると思います。何ヶ月かしたら読み返したい本です。
    続きを読む

    投稿日:2016.02.07

  • 即戦力になる内容

    伝えたいことにイメージを用いる重要さ/効率の良さは日々感じるが、思いの外 “分かりやすい表現にする見せ方のテクニック” ということに特化している本はない (ロジカルな考え方を組み立てることで、分かりやすいイメージが結果出来上がるというのはよくよくあるが)。ロジカルになるだろうフレームワークだけ載せたような本とも違い、見せ方のテクニックの事例も具体的で、明日からでも参考にできる良本だと思う。続きを読む

    投稿日:2013.09.28

  • 初心者には毒?

    書いている内容には全く同意するのだが、本当の初心者がつかうと「つるっ」とした通り一遍の資料を作成してしまいそうで怖い。使いきれいないくらいのファクト収集と分析結果を作ったものの、伝えたいことが伝わらない資料、もしくは伝えたい内容が不明確なままの資料を作ってしまった経験が必要と思われます。その方には、こういったアウトプットの「型」を意識することで、資料が明瞭になるだけでなく、収集や分析そのものの効率化にもつながるはず。そういった問題意識で読むならばオススメです。続きを読む

    投稿日:2013.09.29

  • 「引き算」で考える

    わかりやすく人に伝えるための引き算。具体的に書かれていて、非常に参考になる。

    この本を見てから、身の回りを見ると、メッセージの不明なスライドがどれだけあるか…。
    すぐにでも仕事に役立ちそうです。良本続きを読む

    投稿日:2014.04.09

ブクログレビュー

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  • wanko

    wanko

    下記点は納得感があった


    ・情報を元に示唆を言い切るのは勇気がいる
    ・示唆や解釈を提示しないということは解釈を相手に委ねる
    ・解釈を委ねると摩擦は避けられるがメッセージが伝わらない
    ・自分はこう思う、というポジジョンを取ることが重要
    ・分析はできるけどポジションを取れないと、次に必要なことが見えてこない
    ・戦いに勝とうと思うなら主張をシャープにする努力が生まれ、ポジションを取るというのは、アウトプットクオリティに関わる
    続きを読む

    投稿日:2024.02.12

  • まりも

    まりも

    チャートの作り方等とても勉強になった。大きなレビューのたびにPPTは作成するので、その度に見返して自分がポイント通りできているか確認するため読み返したい。

    投稿日:2024.01.13

  • tanukitune1031

    tanukitune1031

     スライド作成を「早く、分かりやすく、正確に」行う方法をまとめている。本書は、難しい言葉がなく、シンプルな作りで読みやすい。逆に家b、スライド作成の真髄は、実践によるところが大きく、地震の感覚を養うことが大切だと言える。

     グラフの選択とチャートの見やすさがスライドの極意である。グラフは、実数値、構成比、指数値の使い分けが大事である。実数値は、絶対的な数字を表すので、見せ方次第で大きく印象が変わることが見受けられる。値の変化を見せるのに有効である。一方で、構成比は相対的な値なので、円グラフや面積図を使うことが効果的で、比率の移り変わりが良く見える。指数値は、長い時間や変化を細かく分析したいときに有用で、折れ線グラフが役に立つ。これらを組み合わせて、「棒・折れ線」と「並列・積み上げ」によって、必要な用途を見極める。また、フォーカスする事項は、不要な情報を消していく引き算で進めると良い。

     チャートは、言葉の重複を避けることを心掛けるべきである。可能な限り、同じ言葉は1か所にまとめて、枠組みをはっきりさせる。また、スライドの右上には、視線が移動しにくいため、重要な情報を配置しない方が良い。

     スライド作りで最も大切なのは、見やすいと感じる感覚に従うことである。そのためのヒントが本書にちりばめられていて、チャートのフォーマットやグラフの組み合わせなどアイデアの手助けをしてくれる良書だと思う。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.23

  • コンサル会計士

    コンサル会計士

    このレビューはネタバレを含みます

    スライド作成の基本的な事項が記載された書籍。本のタイトルには作成術とあるが、構成や考え方をシンプルに纏めたもので、汎用性が高いものばかり。メッセージの3条件(①1スライド1メッセージ、②明快な主張(ポジションを取っている)、③ポイントが明確)や、グラフ選び、縦と横の軸を決めるなど

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.07.13

  • Sohei

    Sohei

    ・感想
    パワポ芸人のオススメとのことでサクッと読みました。
    スライド作成術として参考になります。

    ・Todo
    解釈を相手に委ねない。
    スライドには一言でも示唆を盛り込むようにする。
    ★上手いと思う人のスライドを模写してみる。
    スライドには同じ言葉を何度も登場させない。
    色は3色。
    まずは紙に手書きを意識。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.13

  • sachi

    sachi

    10年前の本だけど考え方の根本は納得する点が多い。情報の出所に対する日本と欧米の意識の比較も興味深かった。
    口頭でプレゼンしてみて説明がしにくいと思ったら適切なグラフなどができていない、
    相手が何を知っていて何を知らないかを整理してメッセージを作成する、はとても納得。何のためのプレゼンなのか?忘れずに。続きを読む

    投稿日:2023.03.21

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