天冥の標 II 救世群

小川一水 / ハヤカワ文庫JA
(85件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
47
24
4
0
0
  • こりゃあ大作だ!

    同じタイトルなのに中身が全然違う!
    でもところどころ出てくるキーワードに前作の趣が…
    時代を超え過去に戻り、この先どこに向かうのか?
    非常に楽しみです。

    投稿日:2019.04.12

  • 現代へ

    1巻から突然数百年戻って現代へ。
    「冥王班」のアウトブレイク。これが,物語の中の一つのキーになるのだろうか。この巻だけで読んでも,十分面白く感じられると思うが,やはり,「天冥の標」というシリーズがこれからどうなっていくのか,とても気になる。続きを読む

    投稿日:2016.02.14

  • ほんとうの始まり

    I 上下巻から一転して、涙の物語。
    人類の行く末を大きく変えるアウトブレイク。
    疫病との戦いそのものも圧巻だが,そこに内在する人と人との関わり方という難しい問題も壮絶。
    人類はこの難局を乗り越えられるか。続きを読む

    投稿日:2014.12.31

  • 医療ミステリとしても秀逸

    SF作品である「天冥の標」シリーズの第二作。遠未来を描いた一作目とはうってかわって、現代が舞台。
    南の島で未知のウイルスによるアウトブレイクが発生。原因の特定、治療法の探求、患者群の社会的立場の変遷等が描かれる。
    華麗な手術などは出てこないが、医療系SFが好きな人にはぜひ読んでもらいたい。
    ひとつの作品として完成していながら、シリーズ全体の中でも重要な要素というか、おおきなターニングポイントになっている。
    シリーズの中では今のところこれが一番面白かった。
    重要なエピソードではないけれど、イギリスの大規模アウトブレイク制圧の過程がかっこいい!
    続きを読む

    投稿日:2013.10.21

ブクログレビュー

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  • tomosankamo

    tomosankamo

    疫病・冥王斑の感染拡大が描かれる。特装帯の力強さに惹かれて読み始めたら、あっという間に読んでしまった…。
    2010年にこの作品が書かれていたのすごいですね。

    投稿日:2020.11.03

  • ヨゼミ商店

    ヨゼミ商店

    このレビューはネタバレを含みます

    舞台を800年前の現代に移し、致死率最強のウイルスが蔓延し、人間社会の混乱を描いた話である。

    また、このウイルスがやっかいなのは、感染者が奇跡的に回復してもウイルスは体内にとどまりつづけるため、感染者は被害者であると同時に他者に感染をもたらす加害者となる。

    このような極限状態の中、感染者への差別、暴力が容赦なく剥き出しに描かれる。

    読んでいてつらい気持ちになるが、かすかな希望の光もかいまみえる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.09.01

  • kikko999

    kikko999

    2803年の植民星から舞台は一気に現代の地球まで遡る。文章のタッチも変わり、第1巻とはまるで別の作品のよう。前巻の謎を解くカギが幾つか登場してくるが、そもそも全ての発端が描かれているので、この巻だけ独立した話としても成立。パンデミックものの傑作として、まさにコロナ禍の今を知るのにもちょうど良い。続きを読む

    投稿日:2020.07.17

  • 荒ぶる神々 馬場

    荒ぶる神々 馬場

    このレビューはネタバレを含みます

    丁度コロナ禍の現在、感染症・パンデミックの話。タイムリー過ぎて、感染者への差別だとか政治・権力争いとか、そういうのがものすごく近く感じた。
    冥王斑の始まり・地球の話で「なるほど、メニーメニーシープのあの病気がコレか」となったけど、あれは水が感染経路だったような?後々何かしら明かされるのかな。
    まだまだ続く天命の標、楽しみ。

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    投稿日:2020.07.04

  • takarobbin

    takarobbin

    このレビューはネタバレを含みます

    たまたまコロナ禍の今、読んだ。パンデミックがリアルに感じられる。マスクの有効性についても触れられていた。1巻とはうってかわって現代。冥王斑という厄介な疫病が蔓延し、医師らが戦い、謎をさぐる。命が助かってもウイルスを持ち続けることがどういうことをもたらすのかが説得力があった。1巻とのストーリーのつながりも興味深いが、謎は謎のまま。次巻はどうなるのか。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.05.23

  • palebluedot

    palebluedot

    〉これほどまでに異常な状況下では、自分たち個々の思考やモチベーションなど維持したいとも思わなかった。患者は何千人という数なのだ。その生死は疫学的推計によりすでに決まっているようなものだ。必要以上に努力したところで、回復率を1パーセントでも押し上げることはできはしない。──医師が1個の部品になることが必要なレベルの、これは途方もない事態であり、圭伍もそれを受け入れていた。


    謎の疫病発生との報に、国立感染症研究所の児玉圭伍と矢来華奈子はミクロネシアのリゾートアイランドへ向かう。
    そこで目にしたのは、肌が赤くただれ目の周りに黒斑をもつリゾート客たちが、そこかしこに倒れ伏す惨状。
    冥王斑と名付けられることになるその病気は、致死率95%、空気感染し、回復後も感染能を保持する──つまり一度感染したら死ぬまで隔離が必要となるという恐ろしい物だった。
    やがてパンデミックへ拡大していくなかで、人類は防疫という武器をもって必死の戦いを続ける…という話。

    私のオールタイムベスト作品のひとつ。今こそ全世界の人に読んでほしい、パンデミック物の金字塔、天冥の標Ⅱ救世群です。

    世界中で次々に起こるアウトブレイクに立ち向かう人々の姿が緊張感あふれる筆致で語られます。人類が英知を結集するような熱い展開が好きなんです。
    そして並行して、感染後に生き残った「回復者」たちの続く隔離生活と、彼らの受ける苛烈な差別が描かれます。
    「どうか、人間を恨むことのないように」
    「無理です」
    このやりとりが今後800年に及ぶ恨みの物語への端緒に…。


    今こそ読んでほしいので今こそ再読。
    現実世界でのCOVID-19に関連した差別は、なんと医療関係者に向けられているという報道もありますが…。防疫とは、パンデミックとは、ウイルスと戦うとはどういうことか。今の世界を理解する手掛かりになる小説です。

    書店では特別全面帯で「防疫は、差別ではない」と黒地白文字のインパクト大で展開されています。大長編の第2話なのですが大丈夫。独立した一冊ですので気軽に手に取ってください。
    続きを読む

    投稿日:2020.04.18

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