【感想】万能鑑定士Qの事件簿 VI

松岡圭祐 / 角川文庫
(127件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
18
48
43
4
0
  • ライバル登場!の巻

    本作では、莉子に勝るとも劣らない、容姿端麗かつ頭脳明晰な女詐欺師・雨森華蓮が登場。恐ろしく頭が切れ、決して尻尾をつかませない。警察がこれまで煮え湯を飲ませ続けられた相手です。この雨森華蓮と莉子の対峙が最大見どころ。さすがの莉子も相手の策略に翻弄され悔しい思いもしますが、そのまま終わらないのはさすが莉子!といったところ。莉子らしい実に後味のよい形で事件を締めくくってくれます。今回、相方?の雑誌記者・小笠原の出番は少なめですが、しっかりと笑いをとってくれます。今後もこの調子でがんばってほしいと思いますw続きを読む

    投稿日:2013.10.27

  • Qシリーズ第6弾

    毎回タイトル考えるの億劫です・・・
    今作は莉子さん最大のライバル華蓮さんの登場です。
    どんくさい私には相変わらず最後まで謎解きができません。。。

    投稿日:2016.09.28

  • 女同士の頭脳対決

    出だしから面白かった。
    なるほど~、こういう犯罪もあるんだ、といつものことながら感心してしまいました。
    でも、今回の犯人は女性で主人公にも挑戦的。
    今まで主人公が犯人に対してこんなに後手後手だったことはあまりないと思うのですが、今回は、主人公がかなりの敗北感を味わっていて、読んでいて切ない気持ちになりました。
    切ない気持ちになるほど、このシリーズや主人公が好きだったんだなぁ、と新たな発見でした。
    続きを読む

    投稿日:2015.06.05

  • 奇想天外

    基本的にとっても読みやすく、ジェットコースターに乗っているように話が展開していきます。
    通勤中の読書にはちょうど良い軽さと楽しさです。

    投稿日:2013.10.21

  • 最強ライバル対決

    いつも莉子の知識には感心させられまる。
    今回はライバル華蓮との知能対決だが、いささか形勢不利どうなる莉子?
    ラストは良く出来た話で和めました。

    投稿日:2014.03.17

  • 雨森華蓮登場

    ライバルの雨森華蓮が出てくるお話。シリーズ中でも面白い部類に入るかな。

    投稿日:2014.03.21

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ブクログレビュー

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  • 灯 六鹿

    灯 六鹿

    万能贋作者との対決。
    読んでいて終始、莉子の先手先手をいく雨宮にイライラ(笑)
    感情移入型なので、邪魔してくるキャラクターにシビアになってしまいがちです。

    今までの作品のように事件が起こり謎を解くだけにとどまらず、ライバルという新たなキャラクターを持ってくるという違った切り口で良かったと思う。続きを読む

    投稿日:2024.01.20

  • Bフォレスト

    Bフォレスト

    このレビューはネタバレを含みます

    莉子にライバル華蓮が登場。直接対決しているようなはぐらかされているような不思議な展開でストーリーは進む。
    華蓮が手がけるMNC74の正体が分かったときには「なるほど~」と正直に思った。しっかり伏線を回収していくあたりも読了感がすっきりする理由だろう。皆さんがレビューで書いている通り、結末も爽やかな結末になっている。
    久しぶりにこのシリーズを読んだが満足度は高かった

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.06.19

  • S.R

    S.R

    このレビューはネタバレを含みます

    万能鑑定士シリーズの第6弾。万能贋作士・雨森華蓮が相手となるストーリー。MNC74の正体を暴くべく葉山・宇賀神らとともに暴いていくが、いっこうにその偽物は見つからない。様々な手段で騙そうとする雨森華蓮とその謎を解こうとする凜田莉子の闘いがとても面白かった。屋敷で何を鑑定しても本物しか出てこず何が目的なのか、手がかりが何なのかが莉子に気づかせない所が華蓮の強敵ぶりを表わしていると感じた。
    目的も今までとは異なり売りつけるためではなく、自分にとって都合の良い鑑定士を製造するためのものである事が明らかとなったところがとても凄い作戦だと思った。普通に考えると、目利き力のある鑑定家が鑑定した方が商品に信頼が生まれるがそのような事は関係なく鑑定家であるという所が重要だという事がこのトリックの肝であった。
    最後に、今回も莉子は今までの犯人と同じように莉子の説得に心を洗われていくが、今回は今までとは違い彼女は再犯の予兆を残すものとなった。しかし、エピローグの彼女を読むと彼女はただのサイコパスではない別の一面を見せることとなった。次の彼女が見せる一面は白雨森か黒雨森か、読者としてとても楽しみである。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    凜田莉子:佐藤聡美
    小笠原悠人:寺島拓篤
    葉山翔太:中村悠一
    荻野甲陽:平田広明
    宇賀神博樹:神谷浩史
    雨森華蓮:日笠陽子
    天笠絢音:村川梨衣
    熊切比乃香:徳井青空
    須磨康平:谷山紀章
    折橋智哉:前野智昭
    八木沢駿介:黒田崇矢
    片貝咲良:富田美憂
    辻中隆:三宅健太
    嶋真央:生天目仁美

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.02.13

  • ぐっち

    ぐっち

    vs天才贋作者。何をさせられているのか、分からなくて読み進めて、ああなるほどねっていう。
    今回もちょっとした雑学ネタおもしろかったです。
    いろんな観光地に飛んでいたので、旅行できない今その点でも楽しめました笑続きを読む

    投稿日:2021.12.25

  • maki♪

    maki♪

    シリーズ6作目の相手は詐欺師の華蓮。
    彼女の術にはまって、落ち込んでしまう莉子さんが可愛くて、ちょっとかわいそうだった。
    でも待って!結局ラスト、マンションを突き止められたのは絢音がしゃべったって事よね?でも絢音は崇拝する華蓮に口止めされてたよね?比乃香との反目の結果は予定通りだったけど、結局・・・その辺ちょっとだけ弱くない??
    そして、ちょいおバカの八木沢社長に、それを許した秘書(?)の咲良さん。二人の会社への型紙の送り主の彼女。。。莉子さんが言う「人は善」を信じれるわ(^^)
    続きを読む

    投稿日:2021.02.17

  • 17labo

    17labo

    このレビューはネタバレを含みます

    雨森華蓮(とヨゾラ)登場!
    そんなものまで鑑定するの鑑定士!
    モノは予測できたけど、そーきたか!そうきたのか!!
    今までのシリーズの中で一番面白かった!
    借りたからにはと読み続けてよかった。
    自力で買ってたら一冊目で脱落してたかもしれんし…

    華蓮がなぜあんな風になったのか、その背景が気になる。ヨゾラだけが信頼できる相手だったのだろうなぁ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.02.07

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