【感想】夏と花火と私の死体

乙一 / 集英社文庫
(1214件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
258
432
374
61
10
  • ギャップ。

    表紙の雰囲気で気軽になにげなく読んでみましたが、中身はかなりダークで子供ならではのすごくぞっとする描写が衝撃でした。
    おまけ(?)にもう一話入っているのでお得感満載です。

    投稿日:2013.09.24

  • 斬新な目線

    死体が見つかるかもしれない緊張感がすごく伝わってきてハラハラします。
    殺された死体目線で話が綴られて行くのが非常に新鮮でした。

    投稿日:2013.10.31

  • はなび

    簡潔な書き方と内容がハラハラして、サクサク読めて止められなくなります
    ヘタな推理小説よりもかなり面白いです

    投稿日:2014.01.01

  • 手に汗握る…

    子供の頃、大人に隠し事をした時を
    思い出しました。
    作者は、16歳の時にこの作品を
    書いたと知り、2度びっくり!
    メッチャ、ハラハラしたなぁ。
    現在の作者さんは、一体どんな
    作品を書くのか、他の作品も
    読んでみたい気がします。
    しかも、福岡の人なんですね。
    これは、読んでみる価値「大」だと
    思いますよ、ホント。

    ※語り手が幽霊ではなく…
     死体目線ってのがこれまた
     不思議な感覚です。
    続きを読む

    投稿日:2014.04.15

  • 無邪気な怖さ

    ひとつの死体をめぐる、幼い兄弟の悪夢のような四日間の冒険を「殺された死体の目線」で描かれる物語

    また、おそらく「死体」つながりで、「優子」という作品も含まれている。

    両方合わせても、短めの分量。展開がハラハラすることもあり、かなりテンポよく読むことが出来る。

    物語の行方そのものも、もちろん楽しめるが、この物語には「無邪気な怖さ」がある点を踏まえた「衝撃の事実」も隠されている。しっかり、伏線もあるので探りながら読んでみるとさらに楽しめるかと思う。また、「優子」は「夏と花火と私の死体」の後に読むほうが、きっと驚くことが出来るはず。「死体」をキーだと考えて読むといいかと思う。
    続きを読む

    投稿日:2016.02.27

ブクログレビュー

"powered by"

  • ねこまた

    ねこまた

    これが16歳で書いたデビュー作というのが信じられない。表題の作品は20年以上たった今も目の付け所が新鮮だし、テンポも結末も最高だった。
    ホラー的といえばそうだけどさくさく読めるし最後はちゃんとぞくっと出来るので、ホラー小説初心者の人にはおすすめかも。続きを読む

    投稿日:2024.07.14

  • ちゅび

    ちゅび

    このレビューはネタバレを含みます

    初夏に入ったので、気になっていたこの作品を読んでみた。
    表題作の「夏と花火と私の死体」は、最初の方で友達に殺された主人公視点で進む、すごく変わった死体隠し物語。
    バレそうになるサスペンス感満載のドキドキ、全然焦らない兄の健の底知れない怖さ。
    全く無駄が無い文で展開されるのに、しっかりどんでん返しがあってすごく驚きました。
    この作品を16歳で書いてるの凄すぎ…
    もう一つの「優子」は、一日のほとんどを一つの部屋で妻と暮らす夫婦の家で働く女の子の物語。
    ある日部屋を覗くとそこには布団に横たわった人形が…
    こちらも真相がかなり良くできた本格ミステリであり、うわぁ…となりました。
    乙一さんはまだまだ読みたい作品がたくさんです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.07.10

  • グンジョ

    グンジョ

    著者が16歳の時に描いたと思うと、シンプルに凄いと思ってしまう。子供の無邪気な残酷性がホラーだった。

    投稿日:2024.07.08

  • 梅子

    梅子

    さっくり不気味な乙一ワールド。狂ってる人が淡々と描かれてるあたり、乙一だな〜〜と。
    見つかりそうで見つからない...!の繰り返しでもはや面白かった。不気味で怖くてヒヤヒヤする場面がコミカルになっちゃうのが、乙一って感じ。続きを読む

    投稿日:2024.07.04

  • またに

    またに

    表紙の絵とタイトルからは想像もできないめちゃくちゃサイコパスなお話でした。小学五年生で末恐ろしい。
    表現に臨場感があり、死体が見つかりそうになる度にハラハラと引き込まれていきました。
    ずっと続くなんだか気持ち悪い雰囲気と夏の爽やかな描写が対照的でとても面白かったです。続きを読む

    投稿日:2024.06.24

  • annomaruko

    annomaruko

    乙一さん初めて読みました!すご〜く怖かった…。
    ホラーって言っても、幽霊とかが出てくるわけじゃなくて、結局人間が一番怖いよね…みたいな。
    でもちゃんとホラー。めっちゃホラー。
    八歳の少女だった五月は、友達の弥生から突き落とされ、冒頭で死にます。
    弥生は大人たちに見つかるのが怖くて、弥生が片想いしている兄の健と死体を隠すことに。
    二人はどうにかして死体を隠そうとするのですが…その発想がえげつない。
    この兄弟が一番怖いです。
    続きを読む

    投稿日:2024.06.22

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。