【感想】とある飛空士への恋歌(イラスト簡略版)

犬村小六, 森沢晴行 / ガガガ文庫
(40件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
5
13
14
5
0
  • 何に期待をすれば良いのか迷子になる一巻目

    あ、あれれ?
    「追憶」の感動を忘れぬ内にと勢いよく新シリーズへと突入したのですが…前作の高密度で高純度な存在感は何処へやら。
    同じ作者と思えない軽い内容に戸惑いを隠せません。
    まず登場人物の台詞の軽さが気になりましたが、更には背景説明と回想だけで大事なシリーズの一作目を終えた事にも理解に苦しみます。
    結局読者はこの先何処に期待をすればよいのでしょう。
    空戦? 冒険? 恋愛?
    それすら定まらない中で次作に期待しろというのも酷なのでは?
    ただイスラの設定は冒険心をくすぐられる良いものかと。
    そこに期待して次に進みます。
    続きを読む

    投稿日:2014.05.22

  • 追憶から入りました

    「とある飛空士への追憶」の世界観で新たなシリーズ。
    まだ話の導入部に過ぎないが、主人公のいきなりの転落人生、新たな出会い、悲劇的な展開を予想させる最終章と、つかみはばっちりの印象。

    主人公にたまにイラっとくるけど、続きが楽しみ。続きを読む

    投稿日:2013.10.01

  • 青春物です

    空を舞台とした盛大な青春物の作品です
    因縁の人との恋愛やその他の苦い恋など読んでいて胸が苦しくなるぐらいのストーリー性が非常にあります
    前作同様空戦の描写は非常に上手です

    このシリーズを読むことでこの作品シリーズの世界観をより知ることが出来ます
    なので、前作や次作を読んだ人はこのシリーズは必読だと思います


    あと前作の主人公も今回のシリーズに少しだけ登場します

    続きを読む

    投稿日:2014.01.02

  • 空の物語

    他のシリーズを読まず,いきなりこの本から入ったせいか,最初何のことか全然わからず。しばらく読めばちゃんとバックグラウンドもわかってきた。
    とりあえず,この物語に出てくる「飛空機」っていうのは,チルトローター機ってことなのかな?続きを読む

    投稿日:2015.07.04

ブクログレビュー

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  • pbh23864

    pbh23864

    主人公がこの上なく『臭い』。
    ナルシストで、泣き虫で、へたれ。
    いい所を見つけようと思っても、なかなか見つけられない。
    逆にそれがいいのかもしれない。

    物語としてはまだまだ始まったばかり。
    これからに期待したい。
    続きを読む

    投稿日:2022.08.27

  • facecollabo

    facecollabo

    とある飛空士への恋歌
    著作者:犬村小六
    発行者:小学館
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
    大空を背景に描く瞼しく切ない出会い。

    投稿日:2022.07.24

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

    フランス革命、ロミオとジュリエット、アーサー物語などなどをモチーフにしたのかな。革命で父母を殺され市井に身をやつしていた少年の、革命の旗手となった少女への復讐譚と、2人の悲恋譚を併せ持つ作品。ただ、本巻は序章以前の段階、つまり主人公2名+αの人物紹介と背景事情を開陳したのみ。また、カルエルの描写は、皇子らしい不遜かつ傲岸な様を示す。年齢からみても、また彼の出自、境遇、状況、性格描写から見ても、未熟なカルエルの成長譚もストーリー骨格を構成するかも。そう、2人が乗り込む飛空島イスラの旅は始まったばかり。
    前作「とある飛空士の追憶」と、本作との間には、物語の直接的関連や後日談的エピは少なそうだが、所与の前提としている世界観・設定があるところ(水素電池、船での海洋航行が困難、飛空戦艦など)、前作で詳細な説明をした項目については解説が少ない。それゆえ、「追憶」を読破しておいた方が本書も読みやすいかも。もちろん、著者らしさ、つまり丁寧な情景と性格描写は健在。カルエルはもちろん、母皇妃での収監中の母性強調の反面、革命軍来襲下での夫皇帝への罵倒は、世襲的支配階層の臭気が際立つ。かかる善悪混在の人物造形は魅力的。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.01.22

  • yuchi923

    yuchi923

    早く続きが読みたくなる作品。
    今後の妹との絡み、クレアとの絡みが楽しみ。
    果たして元皇子は人を許すことができるのか?
    妹にマザコン!!って罵られてる主人公、面白い。

    投稿日:2014.10.25

  • キじばと。。

    キじばと。。

    バレステロス皇国の第一皇子カール・ラ・イールは、「風の革命」によって両親を殺害され、ベラスカスの飛空機械整備士のミハエル・アルバスという男に引き取られることになります。カールは、ミハエルのもとで「カルエル」と名を変えて、ノエル、マヌエル、アリエルの3人の姉妹とともに育ち、飛空士になることをめざします。

    しかし、やがて彼は身の安全を確保するため、義妹のアリエルとともに空飛ぶ島イスラに移住して、「空の果て」を探し求める旅に参加することになります。この計画には、「風の革命」の旗印となった、風を操る少女ニナ・ヴィエントも参加すると聞き、カルエルは母の復讐を心に誓います。

    カルエルの性格にまだなじめず、物語に入り込めないのですが、ストーリー自体はおもしろそうなので、ヒロインたちとの交渉の中で成長することを期待したいところです。
    続きを読む

    投稿日:2014.09.09

  • iroha2222

    iroha2222

    このレビューはネタバレを含みます

    元第一王子カール・ラ・イールは革命で地位を追われたあと、ミハエル家に引き取られ、庶民として育つ。
    亡き母と語った空を飛ぶという夢を叶えるため、義理の妹アリエルといっしょに空飛ぶ島イスラへ乗り、世界の果てを探す旅に出る。
    一刊ではアニメではカットされた過去の話が細かく描かれ、読んでいて楽しかった。
    ノエルとマヌエル姉妹が義弟をかわいがりまくるのが読んでいてムフフでした。
    クレアも最後にちょっと登場。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.04.29

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