
エンデの遺言「根源からお金を問うこと」
河邑厚徳,グループ現代
NHK出版
お金からお金を生み出すシステム。借金がなくなると経済が停滞する
「お金」は、我々の一番身近にあり、命・時間を犠牲にして得ている。 そんな大切な時間、ときには生命を削って得ているにも関わらず、お金というと「汚い」という印象を持っている人がいる。 今一度、お金という歴史、システムを知るべきだと私は思う。 大昔のヨーロッパでは、金貸し業は卑しい仕事だった。人道的・道徳的なことを考えれば、それは当たり前ともいえる。 今の資本主義経済、良い反面、懸命に働いている人よりダラダラ過ごしているだけの人の方がお金を得ているということがある。 そんな資本主義システムの矛盾が鋭く書かれています。 もっと一生懸命頑張れ!と言う人もいますが、この矛盾は、根本を変えない限りは永遠に続き、今後さらに拡大していきます。
2投稿日: 2013.11.21
午前3時の無法地帯 (1)
ねむようこ
FEEL YOUNG
おもしろい。実体験をベースにした女性デザイナーが主人公の漫画。
リアリティのある読みやすく、おもしろく、惹きこまれる漫画です。 デザイナーとして就職したのはいいが、そこはパチンコのデザイン事務所 社員は変態ばかり。仕事と恋愛で葛藤するデザイナーが上手く描かれています。 とにかく、どんどん読み進めてしまう漫画です。 実体験がもととなっており、現実的なストーリー展開となっているので、スッと頭に入ってきます。
0投稿日: 2013.11.20
サラリーマン金太郎 第1巻
本宮ひろ志
サード・ライン
読んでいてスカッとします
元暴走族がサラリーマンになる話ですが、 サラリーマンなら日頃たまっている行動したくてもできない 言いたくても言えないそんなもやもや 筋を通し、常識を打ち破る とにかく読んでいてスカッとします。 そして続きがとにかく気になる どんどんページを進めてしまう、そんな漫画です。
1投稿日: 2013.11.19
ホントは教えたくない資産運用のカラクリ2 タブーとリスク篇
安間伸
東洋経済新報社
本当におすすめできる本
私は、ファイナンシャルプランナーの資格を持っていますが、この本は本当におすすめできます。 「絶対に儲かる方法」「FXで○億円」「絶対に儲かる株式投資」など 薄っぺらい内容の本を買うぐらいなら、この本を買った方が何倍も価値があります。 ただのギャンブル的な投資の話ではありません。投資の本質が書かれています。 何百時間もかけて稼ぐお金です。それをほんの数時間で銀行や証券会社に預けていいでしょうか? しっかりとリスクを勉強すれば、安易に銀行の投資信託にお金を預けて損するということは、起こりません。 少し値が張る本ですが、それ以上の価値のある本です。
2投稿日: 2013.11.18
おせっかいな神々
星新一
新潮社
話の先が読めないから面白い
ショートストーリーが沢山あります。 非日常的なストーリー展開が多いので話の先が読めません。 そして、もっと読みたいと思って進めていく・・・ 話の始まり方で惹きこまでます。多くのストーリーがありますが、どれを読んでも新鮮です。 星新一の本は、沢山買いましたが、どれを読んでもおもしろい。おすすめです。
1投稿日: 2013.11.16
未来いそっぷ(新潮文庫)
星新一
新潮文庫
サックと読めるショートショートストリート。ボリューム満点でお得感があります
イソップ物語の話をユーモアを交えて新しく創作しています。 他、多くのショートストーリーがあり、気軽に楽しめます。 気軽に楽しめますが、ページをすすめる手を止まらせないのが星新一のすごいところ。
2投稿日: 2013.11.13
ボッコちゃん
星新一
新潮社
ちょっと時間のあるときにサクッと
星新一の本はたくさん持っています。 どれを読んでもユーモアに飛んでいて飽きさせません。 通勤中に寝る前に待ち合わせ時間までに サクッと読めます。内容も良いです。 星新一を知らない人は、ぜひ読んでほしい。
1投稿日: 2013.11.12
武士道
新渡戸稲造,岬龍一郎
PHP研究所
大切な心。生き方が変わるかもしれない。そんな本です。
義、勇、仁、礼、誠 現代の日本人が忘れている心が書かれています。 武士とはどのような生き方をしたか。 それを吸収するか、しないかはあなたの自由です。 ですが、その心は否定されるものではなく、誇るべきものです。 何かパッとしない毎日を過ごしている方が読むべき本でしょう。
13投稿日: 2013.11.10
伝わる・揺さぶる! 文章を書く
山田ズーニー
PHP新書
伝えたいことを文章にできないときの参考に
伝えたい情報が沢山あるのに上手く文章にできないという方、 この本を読むと、どのように文章を書いていけばいいか。が見えてきます。 わたしも文章を書くのは得意ではありませんでしたが、何から始めればいいか。どのように構成を考えればいいか。 が分かってくるようになりました。 情報を伝えたい時の手本になるでしょう。
0投稿日: 2013.11.10
今日、派遣をクビになった 15人の底辺労働者の実態
増田明利
彩図社
資本主義の問題点が見えてくる本
派遣・日雇い労働者生の声が聞ける声です。 一流大学を出て一流企業に務めていても突然リストラをされたら経験があっても働く場所がない。 正社員と同じ様に働いても給料に大きな差が出てくる。 数年前に派遣法ができて何が起こったのか。 派遣法が暖和、それにインターネットが加わり人が流動的に職を探せるようになったが何が起こったか。 派遣・日雇い労働者は、労働組合にも入れないので企業、派遣会社の都合で給料を簡単に下げることができる。 毎年、巨額の利益を出している大企業。本来、労働者に還元されるはずのお金。 貴重な時間を削っている労働者の税率が年収400万円の場合、20%(+控除)+住民税。 寝ている遊んでいるだけで配当金などのお金が入る資本家は、10%の税金(申請により還付有り) この本を読んでいると社会システムについて色々考えさせられます。
1投稿日: 2013.11.05
