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burafuma5732さんのレビュー
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  • バカの壁(新潮新書)

    バカの壁(新潮新書)

    養老孟司

    新潮新書

    読了した

    正直、あまりわからなかった。ところどころ、面白いと感じて、一気に読み終えたが、最後に来たところで感想が 全部すっとんでしまった。面白いと言えば面白い。先生とは年齢が違いすぎるので、人生経験が違うのだろう。 なるほど、一神教の弊害を言いたかったのか。でも、多神教でも、良いことばかりではないだろう。 これがわからないのは、僕の勉強の量が足りないのだと思った。面白いし、示唆に富む本であろうと思う。 どうかな、バカの壁を皆さんも感じていただけたでしょうか。

    1
    投稿日: 2015.08.11
  • フランクリン自伝

    フランクリン自伝

    松本慎一,西川正身

    岩波文庫

    読了した

    フランクリン自伝は、日本も明治期に盛んに読まれたそうである。アメリカ研究者が、読むべき本だそうだが、なるほど、 僕も読んで良かったと思う。彼が、息子に伝えたかったこと、それは、金言であり、一族の歴史であったろうと思う。 政治学や歴史学、ましてや独立戦争の話ではなく、しかし、私はこの本で有益な、インスピレーション、気づきを たくさんもらった。今の日本の現状や、指導者とはいかにあるべきかなど。評価は読む人によってだいぶ違う だろうが、どの方にも読むことをお勧めできる、良書である。教育論としても有益であろう。 いろいろ言ったが、魂胆や背景は無しである。一度読んでみることをお勧めします。

    1
    投稿日: 2015.08.10
  • 不思議の国のアリス

    不思議の国のアリス

    ルイス・キャロル,矢川澄子,金子國義

    新潮社

    読了した。

    面白い、役に立つ本だった。地球の中心までの距離、ラテン語や、ギリシャ語の学習、イギリスの簡単な歴史、 詩の暗唱など、面白く、ほほえましく読ませていただいた。自我の相対化や、公爵夫人の面白さ、王と女王の 裁判など、アリスに読ませたい、ルイスキャロルの愛情が表れていました。とにかく、読んで楽しい、本 でした。

    0
    投稿日: 2015.06.01
  • 太平洋戦争と新聞

    太平洋戦争と新聞

    前坂俊之

    講談社学術文庫

    読了した

    太平洋戦争に突き進む日本と、それを伝えた新聞、検閲と銃剣、それにも増して、報道陣としての死。ペンは銃よりも強しと言いますが、現実は銃にはかなわなかった。いや、世間や世論には弱かったと言える。不買運動しかり、政治家の圧力しかり。 また、国の代表者としての政治家、討論の場としての国会の死、生ける屍が大問題である。

    0
    投稿日: 2015.05.16
  • 2015年 日本はこうなる

    2015年 日本はこうなる

    三菱UFJリサーチ&コンサルティング

    東洋経済新報社

    民間のシンクタンクの示唆に富む分析でした

    何だか、国の白書の類いを読んでいるかと思うような、分析だと思いましたが、記述は、優れて示唆に富む、 内容で、すみずみまで読み込んでしまいました。広がりのある、たとえば、出典も記載されていて、それも 読んでみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2015.03.07
  • 老楽国家論―反アベノミクス的生き方のススメ―

    老楽国家論―反アベノミクス的生き方のススメ―

    浜矩子

    新潮社

    面白かった

    この人の本はいつも読んで思うのだが、表題どおりでは必ずしもない、ということである。 表題はセンセーショナルで人目につきやすいけれども、内容は至って冷静で、常識的な 本だと思う。だが、表題通り、面白い。今の世の中、とかく冷静さを失いがちである。だが、 時流に流されない生活を送りたければ、読むべき本だと思う。

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    投稿日: 2015.02.21
  • 学問のすゝめ

    学問のすゝめ

    福沢諭吉

    岩波文庫

    読了した

    今更ながら読んだ。明治を生きた、作った人である。読む人の立ち位置に関係なく 読むことに価値のある本である。当時はかなり批判もあった本だが、現代に生きる 人々にも、十分示唆に富む、多くのことを教えられる本である。

    0
    投稿日: 2014.12.20
  • 一九八四年[新訳版]

    一九八四年[新訳版]

    ジョージ・オーウェル,高橋和久

    早川書房

    読了した

    ジョージ・オーウェルは戦争を確実に知っている世代で、あきらかに現代人に向かって 強い言葉でメッセージを送り届けている。体制云々は、僕はあまり意味をなさないと思う。 戦争により人間性を失った社会、その香りを私たちに教えてくれているのだ。 名作と言われるものはすべて、読むに値するものということを再認識させてくれる。 この作品はそんな本だ。

    1
    投稿日: 2014.12.20
  • アンネの日記 増補新訂版

    アンネの日記 増補新訂版

    アンネ・フランク,深町眞理子

    文春文庫

    手放しでお勧めいたします。

    僕もアンネフランクの父親の歳でしょう。いまさらながら読み終えることが出来、電子版があって本当によかったと 思います。もっと若い頃に読んでおかなければいけなかったのでしょうが。ただ、この歳になって、冷静に読むことが できました。若くして命を奪われたアンネには、同情という言葉より、私たちに愛を残してくれたという感謝の気持ちで す。生きる希望、人類史に残る不朽の名作です。

    4
    投稿日: 2014.12.20
  • 日本人のための新「幸福論」

    日本人のための新「幸福論」

    田原総一朗,佐藤優,宮崎学

    三笠書房

    読了した

    読んでいて、楽しい本である。面白いと思う。確かに、肩から力が抜けるというか、読後感は爽快である。 人に、あまりおすすめはしたくないのだが、読みたければ、読んだらいいと思う。 納得したか、と問われれば、そういう気持ちで読んだ訳ではないと、反論したくなる。 マスターしたのか、どうかは、今後の自分の努力に寄っていると思う。 表題どおりである。

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    投稿日: 2013.12.16