burafuma5732さんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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アンネの日記 増補新訂版
アンネ・フランク, 深町眞理子 / 文春文庫
手放しでお勧めいたします。
4
僕もアンネフランクの父親の歳でしょう。いまさらながら読み終えることが出来、電子版があって本当によかったと
思います。もっと若い頃に読んでおかなければいけなかったのでしょうが。ただ、この歳になって、冷静…に読むことが
できました。若くして命を奪われたアンネには、同情という言葉より、私たちに愛を残してくれたという感謝の気持ちで
す。生きる希望、人類史に残る不朽の名作です。 続きを読む投稿日:2014.12.20
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なぜ日本は「大東亜戦争」を戦ったのか アジア主義者の夢と挫折
田原総一朗 / PHP研究所
読了した
2
重い内容で、筆者は、なるべく客観的視点から、大東亜戦争がなぜ起こったのか、記述している。
私も日本人で、かつての歴史を、読むときに、時には感情的に、こみ上げるものを、おさえきれないことが、
たびたびあ…った。
もちろん、歴史だから、この本がすべてではないことはもちろんであるが、何も知らない私にとって、
この一冊は、たいへん有益であった。
皆さんにも、おすすめの本である。
続きを読む投稿日:2013.12.08
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「通貨」はこれからどうなるのか
浜矩子 / PHPビジネス新書
面白かった。
1
これから円高になる(結果的に)。ドルが暴落するので、結果的に円高となる。
政府のデフォルトを防ぐには、財政規律を正し、政府の支出を抑えるしかない。
と言う内容でした。投稿日:2013.11.02
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一九八四年[新訳版]
ジョージ・オーウェル, 高橋和久 / 早川書房
読了した
1
ジョージ・オーウェルは戦争を確実に知っている世代で、あきらかに現代人に向かって
強い言葉でメッセージを送り届けている。体制云々は、僕はあまり意味をなさないと思う。
戦争により人間性を失った社会、その香…りを私たちに教えてくれているのだ。
名作と言われるものはすべて、読むに値するものということを再認識させてくれる。
この作品はそんな本だ。 続きを読む投稿日:2014.12.20
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フランクリン自伝
松本慎一, 西川正身 / 岩波文庫
読了した
1
フランクリン自伝は、日本も明治期に盛んに読まれたそうである。アメリカ研究者が、読むべき本だそうだが、なるほど、
僕も読んで良かったと思う。彼が、息子に伝えたかったこと、それは、金言であり、一族の歴史で…あったろうと思う。
政治学や歴史学、ましてや独立戦争の話ではなく、しかし、私はこの本で有益な、インスピレーション、気づきを
たくさんもらった。今の日本の現状や、指導者とはいかにあるべきかなど。評価は読む人によってだいぶ違う
だろうが、どの方にも読むことをお勧めできる、良書である。教育論としても有益であろう。
いろいろ言ったが、魂胆や背景は無しである。一度読んでみることをお勧めします。 続きを読む投稿日:2015.08.10
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バカの壁
養老孟司 / 新潮社
読了した
1
正直、あまりわからなかった。ところどころ、面白いと感じて、一気に読み終えたが、最後に来たところで感想が
全部すっとんでしまった。面白いと言えば面白い。先生とは年齢が違いすぎるので、人生経験が違うのだろ…う。
なるほど、一神教の弊害を言いたかったのか。でも、多神教でも、良いことばかりではないだろう。
これがわからないのは、僕の勉強の量が足りないのだと思った。面白いし、示唆に富む本であろうと思う。
どうかな、バカの壁を皆さんも感じていただけたでしょうか。 続きを読む投稿日:2015.08.11