
熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版
井川意高
幻冬舎文庫
負けるにしてもスケールが違う!
ギャンブラーとしてはあこがれというか・・・リスペクトというか・・・ちょっと不思議な目で見ていた。ただ単にバカな人だとは思えなかった。とにかく負けるにしてもスケールの大きさが違う。そういう意味では興味深く読むことができた。
0投稿日: 2017.09.29
死ぬことと見つけたり(下)
隆慶一郎
新潮社
痛快!
死を覚悟しての臨めば、何ら怖いモノなどない。 残念なのは、作者隆慶一郎氏の急逝により未完の作品となったこと。
0投稿日: 2017.08.21
死ぬことと見つけたり(上)
隆慶一郎
新潮社
痛快!
二度目である。葉隠れ武士の生きざまにあきれ、憧れる。恐れても仕方のない死というものに、ここまであっけらかんと向き合うことが出来たら、何よりも強い。面白いし、救われる。一度読んでいるのに下巻が楽しみだ。
0投稿日: 2017.08.21
私という運命について
白石一文
角川文庫
何度も~涙が出てきた。
何度も~涙が出てきた。恥ずかしいけど号泣しそうになってしまった。読み終わったばかりなのに、もう一度最初から読み直そうかと思った。時代背景にあわせた物語の進行がまさに実話かと思わせる。ちょっと神懸かり的なセリフ等の多い、すごく大人発想の登場人物たちなんだけど、同時代を多忙に生きてきたものとして本当にすんなりと受け入れてしまった。引用したい文章もいっぱいあるんだけど、出来ない。また、何度か読みたいし、人にも勧めたい作品。 ただ、男性作家の描いた女性観に男性である私が共感してるのもどうなんだろう?
0投稿日: 2017.07.03
廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕
今野敏
幻冬舎文庫
やっぱり一気読み
今野敏の刑事物は面白いと改めて思った。家族、同僚、上司、部下、被害者、犯人・・・それぞれの思いや気持ちの交錯の表現に納得。主人公の樋口ちゃんのように真摯に真面目に控え目に生きていきたいものだ
0投稿日: 2017.05.02
エイジ
重松清
朝日新聞出版
青春
サスペンスと言うよりも中学生が主人公の青春小説。 いろいろと悩んだり、モヤモヤとしたり、なんだかわからないけど鬱憤がたまったり、好きな娘ができたり多感な頃の心情を少年犯罪を題材にしてうまく表現されていた。読み終わった時にはなんだかスッキリとした気分になれた
0投稿日: 2017.02.01
疾走【上下 合本版】
重松清
角川文庫
疾走するように一気読み
なんだか、悲しくて救われない話なんだけれども 印象に強く残った作品。他の重松作品も読んでみないと。 作品中一番気になった文章 仲間がほしいのに誰もいない「ひとり」が、「孤立」。 「ひとり」でいるのが寂しい「ひとり」が、「孤独」。 誇りのある「ひとり」が、「孤高」。
0投稿日: 2017.02.01
統計学が最強の学問である
西内啓
ダイヤモンド社
勉強になりました。
日頃、読書といえば小説以外をあまり手にすることがない。 何となくであるが、もしかしたら最強という言葉に惹かれたのか読んでみることに。 結果、すごく勉強になった。 どれほど理解できたのかは全く自信がないが、興味深く読むことができた。 何度か読み込んで理解していきたいと思う。
0投稿日: 2015.05.26
たった2日であなたを神に目覚めさせてみせる
佐藤康行
ゴマブックス
講座のPR本
「たった2日であなたを神に目覚めさせてみせる」であろう「真我開発講座」の宣伝本、超肯定的な体験談中心で具体的なこととかが紹介されている訳ではない。
2投稿日: 2015.03.12
真夜中のマーチ
奥田英朗
集英社文庫
面白い!
この作家の作品にはまず間違いなく満足させられる。 軽妙なタッチで最後まであっという間に読み終えてしまった感が強く、続編があるのかなぁ~と期待。 クロチェの父親「白鳥」と精神科伊良部のキャラが重なってみえたのは私だけかな・・・
0投稿日: 2014.11.20
