妖怪アパートつながりで読み始め、あっという間に読了しました。 平凡の中の非凡、他人との関係性 『他人がどうかではなく自分がどうあるべきか」 全てに通ずるテーマだと感じました。 続きが読めないのが物凄く残念です。

今回も 小火が大災害に発展します。 鬼灯様が関わるとなんでもお祭りになって最終的に丸く収まる。 1話完結ではなく長めの連続物で楽しませていただきました。 柿助とるりおの活躍がもっと見てみたいですね。 やっぱり辛子ちゃんは最高でした。

達人も90歳を越え、前作の登場人物も皆齢を重ね円熟して来ました。 新たな登場人物を加え、物語は進行します。 読み口も軽く1時間ちょいで読み終えることが出来ますが、内容は濃く深いです。

現代の問題、青い悩みを綺麗に纏め上げた青春・成長物語です。 人ならざるものと人の交流ありきですが、人より人間くさい妖怪と個性たっぷりの人間？逹 兎に角引き込まれて寝不足間違いなしの1作です。 別冊3冊で終わってしまうのが残念で仕方ありません。

どんどんAI(ヒューマノイド)と人間の垣根が無くなっていくような感じです。 人のふり見て我がふり直せとはまさにこのこと。 考えさせられます。

目的達成して、今後どうするのかと思っていると、思いも寄らない方向へ話が急展開。 このままバトル物へ進んでいくのもいいですが、センシには料理を作り続けて欲しいです。

もともとブラックで癖というかアクの強い作品を日本のショートショートSFの父とも云うべき星新一が翻訳している。 これだけで買いでしょう。

原作とは全く違う展開ですが 巻き込まれ型の異世界RPGとしては傑作のひとつだと思います。

SFで扱われる永遠のテーマで、同じ形をとった場合、人間と完成したAIではどんな違いがあるのか BJではないが　ロボット専門医師の裏の顔を通じて 人とAIの関係、命とはをSFらしからぬ日常を通じて描いていきます。

陽子とムンスター、エーリカの因縁が複雑に絡んできます。 エーリカの悪女というか悪人ぶりがいい味を出しています。 今後の展開がとても楽しみです