
亜人ちゃんは語りたい(5)
ペトス
ヤングマガジン サード
面白いんだけど・・・
この内容は原作より先にアニメの方がやってしまってるね。 折角原作がアニメを後追いする状況になったんだからもうひとひねり欲しかったな、と思ったら巻末で新たなエピソードが。 これならOK!
0投稿日: 2017.06.10
新戦艦〈大和〉 死闘編
林譲治
ミューノベル
上手くいってばかりではないよね~
開戦劈頭、マレー沖で英戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」を一蹴した「大和」。その期待以上の性能は旗艦として柱島に置くことをしなかった海軍首脳を満足させた。 しかし、真珠湾攻撃は3次攻撃での真珠湾破壊と引き換えに虎の子の空母「赤城」を失うという痛手を蒙る。 アメリカ軍民の戦意の高さを思い知らされる海軍首脳はそれでもインド洋作戦を行い、英国東洋艦隊に大打撃を与える。 米軍の反撃の一手は首都空襲という形で始まった。哨戒ラインの甘さを痛感させられる海軍首脳は反撃として米空母撃滅を目指して動き出す。
0投稿日: 2016.08.07
新戦艦〈大和〉 発進編
林譲治
ミューノベル
大和?・・・・大和ねぇ・・・・
史実と異なり数人の異端ではあっても先を見通す眼力に恵まれた軍人たちによって日本海軍は細かい所で強力になって対米開戦を迎えることになった。 史実と異なる戦艦「大和」、零式艦上戦闘機、水雷戦隊の在り方、艦隊防空、水上戦闘機と多岐に亘って彼らの活躍は及ぶ。 ただ、個人的に突っ込みを入れたかったのはこれだけ考えられるなら一式陸攻などの大きめの双発爆撃機に雷撃ミッションをやらせるのを止めさせられなかったのかよ、と思う。 また、ここまで考えられるならさらに踏み込んで陸海軍で同じような性能の機体を別々に開発する無駄(零戦と隼、雷電と鍾馗、96陸攻と97重爆みたいに)を止めさせたりとか、海軍陸戦隊の海兵隊化とかに手を付けても良かったんじゃないか?
0投稿日: 2016.08.07
用務員さんは勇者じゃありませんので 3
棚花尋平,巖本英利
MFブックス
サバイバルはまだ続く・・・
のっけから遭難してしまう蔵人。 色々無い状態で異国の地におけるサバイバル生活がスタートするが、逆境慣れしてしまってる彼にしてみれば多少の装備の紛失は何とか出来てしまうもの。 冒険者・クランドとして再スタートするがまたまたややこしい人間関係に巻き込まれてしまう。(不幸体質なのか?)
0投稿日: 2016.07.16
用務員さんは勇者じゃありませんので 2
棚花尋平,巖本英利
MFブックス
異世界サバイバル、一先ず最初の山場に
書籍説明にあるように蔵人の「加護」を盗んで強力な力を持つ勇者となったハヤト・イチハラ(同名の俳優がいますね)。今や彼は大陸屈指の腕利き勇者となって誰からも一目置かれる存在となっていた。ただ、彼の「原罪」を知る生徒や教師達はある者は彼と距離を置き、ある者は彼に付き従い、ある者は関わらないようにしていた。 そんな彼が遂に己の「原罪」と対峙せねばならぬ時が来る。 この2巻は奪ったものと奪われたものがとうとう互いを理解することなく激突する話です。 読んでいてハヤトの罪の意識の低さにも呆れてきますが、蔵人の意趣返しも中々にエグいので共感できないな、という複雑な気分で読み進めていました。 でも蔵人の立場はハヤトのような力を得てもなお愚かな少年には理解できないだろうし、蔵人の捻くれぶりも正直なところもう少し改善できないのかよ、と感じた話でした。
0投稿日: 2016.07.16
用務員さんは勇者じゃありませんので 1
棚花尋平,巖本英利
MFブックス
ちょっと異色の異世界召喚もの
主人公の蔵人がこの手のジャンルでよくある圧倒的に他者に対して優位を持てるチート能力(ここでは無理矢理異世界に召喚されてしまう生徒と教師たちに神が与えた「剣」←所謂武器としての剣でなくスキルとかを指す模様)を持たずに異世界でサバイバルしないといけないという過酷な状況からスタートする。 彼に与えられた「剣」を性格の悪い生徒に奪われてしまったのだから蔵人が捻くれてしまうのもむべなるかな。 さて、蔵人と雪白は平穏に暮らしていけるのだろうか?(そうなっちゃったら話が進まないよね~)
2投稿日: 2016.07.16
マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合 2
地雷原,UGUME
カドカワBOOKS
己の力の意義を知る
シュバルツ君がこの世界に呼ばれた理由がまさかのダンジョンボスモンスター! 色々あって立場が迷宮の主から迷宮攻略者になったが、異世界召喚は必ずしもチート能力を持って無双できる訳ではない、という可能性に気づかされる。 RE:MONSTERシリーズなどのようにそこからリベンジしてのし上がる、という道もあるのだろうが、モンスターとして呼ばれて自分の意志がちゃんとあると思えるのは状況設定として結構それ自体がチートなんだな。 ただ単に目の前の敵に襲い掛かる怪物として召喚されたらそれって不幸だよな・・・(ん?女神転生シリーズってこのパターンに似てるな) シュバルツ君は色々フラグを立てながらも愛用の銃器を相棒に異世界に立ち向かっていく。
0投稿日: 2016.07.16
マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合
地雷原,UGUME
カドカワBOOKS
剣と魔法VS現代兵器
FPSゲームの世界ランカー級のプレイヤー・シュバルツこと斉藤漣くんがゲーム内でのケアレスミスでフィールド外に転落。平常ならそこでゲームオーバーとなるはずが、目覚めてみるとそこは見知ったゲームフィールドとは違う世界で・・・・とまあ、お約束の異世界出現。 ただ、異世界において現代兵器を登場させる場合に問題となるのは補給。柳内たくみの「ゲート」シリーズは恒常的に開く「門」という装置を作ることで現代軍隊の抱える補給問題を分かりやすく解決した。浜松春日の「ルーントルーパーズ」シリーズは今のところ補給上の問題を解決できてない。(燃料は進展しそうだが弾薬は絶望的だろう)戦国自衛隊エンドか? シュバルツ君の場合は幸運にもFPSゲームの能力を大体使えて、かつそれがモンスターに効果があるので(対空ミサイルはやりすぎでしょ)、補給が何とかなれば全然やれる状況に。(何とかなるのだが・・・) ミリタリーオタクとしてはファンタジー世界でFPSキャラが持つ各種の索敵装置が圧倒的な優位を作れるのに納得。これによって銃火器の性能を生かせるので、戦闘では敵が姿を見る前に決着がつく。 しかも魔法が使えないことがあまり不利にならずに済んでいる。(FPSキャラのように走っても強行軍しても疲労しない・負傷は自動で回復するが基本になっている) さて、彼はこの力で異世界サバイバルできるのだろうか?
1投稿日: 2016.07.16
グリモワール×リバース~転生鬼神浪漫譚~ 3
藍藤遊,エナミカツミ
カドカワBOOKS
なにこの展開
と、タイトルでは書いたが、内容は相変わらずシュテン君がモテ男の本領を発揮しまくって新たなホレられ対象を作ってしまう話。 「車輪」ユリーカの記憶にある自らの危機に駆けつけてくれた「お父さん」像を見た時に「ん?」と思ってはいたが・・・・ しかし規格外に強い女性たちにモテまくるのはシュテン君の宿命なのか?それとも固有スキルでも持っているのか? それはさておき、初代「導師」シャノアールやその養女タリーズ、孫のヴェローチェと、名前カフェ由来かよ!さしずめ二代目はドトールか?
0投稿日: 2016.07.16
ドリフターズ(5)
平野耕太
ヤングキングアワーズ
さて、話は動き始めた
作中で明智光秀が黒王の化け物たちに教え込んだ戦術について疑問に感じているところがあるが、巨人に兵士が乗り込むのは旧ソ連が行った「タンク・デサント」だろうし、竜に兵士を乗せて敵地に降下させるドラボーンは「ヘリボーン」だろう。黒王の正体は多くの人が推測するあの人(立川に住んでいますねw)だと私も思うのだが、それでは近現代に生み出された戦術を知っている理由が分からない。漂流者側のスキピオが山口多聞に戦争の歴史を教えて貰っている事からジャンヌ・ダルクや土方歳三を見る限り廃棄物側も同じ状態(死んだときの情報を持ったままやって来る)と思うのだが・・・救世主としてのチートか?それともまさかの未来人? それはともかく決戦の地がおトヨさんに因縁あるあの場所に激似というのがまた・・・彼らの出発地である廃城の話といい、取り敢えず大決戦では負けてしまうような予感が・・・・ミルズ君(ドーテー人間の方が分かりやすいかな?)の「念のため」が不発に終わるのであればいいのだがね。
1投稿日: 2016.07.10
