ジヴェルニーの食卓[電子特別版]
原田マハ
集英社文芸単行本
有名な画家の人となり
短編集です。 著名な画家のお話を当時の知り合いに教えてもらっている気持ちにさせられます。 でも、私に絵の知識がなくて、多分、お話の半分くらいも理解できていないかもしれません。 そういう意味では、楽園のカンヴァスのほうが読みやすかったかもしれません。
0投稿日: 2014.05.06本日は大安なり
辻村深月
角川文庫
結婚には色々なストーリーがありますね。
結婚式のアレコレ。 と、ちょっとしたミステリー。 でも結局、たいした盛り上がりもなしに収まるところに収まってしまったので、 え?ここまで読んできたのにこういう終わり方? と思ってしまいました。 これから結婚される方にはおもしろく感じる人もいるでしょうが、私には物足りなかったです。 ホテルの厨房で小火って、ちょっとありえないな、とも思いました。
0投稿日: 2014.05.06神去なあなあ日常
三浦しをん
読楽
穏やかな毎日だけど、読んでいて飽きないのが不思議。
おもしろかったです。 読み進めていくうちに、そんな、非現実的な… と思いつつ、山の神様って本当にいるのかも… 自分も時々(低い山だけど)登ったりするので、失礼のないようにしなくちゃいけないな、と思いました。 主人公の男の子が、林業という、今までの生活とかけ離れた世界に飛び込んで、悪戦苦闘するわけですが、 自分にはまだまだできないことがある、ということを受け入れて、それでも自分のできることをやる、という姿勢に頭が下がります。 恋もうまくいくといいな。 続きがあるようなので、ぜひ読みたいと思います。
10投稿日: 2014.05.06ランチのアッコちゃん
柚木麻子
双葉文庫
バイタリティあふれるアッコちゃんはステキ!
表題の「アッコちゃん」のお話は2つあって、とっても面白かった。 これから、どんな風に展開していくのかなぁ?と、ワクワク。 でも、それ以降はいわゆる外伝みたいな感じになって、アッコちゃんはチョコっとしか出てきません。 もっと、アッコちゃんのお話を読みたかったです。 続きがあったらぜひ読みたいです。
2投稿日: 2014.05.05白ゆき姫殺人事件
湊かなえ
集英社文庫
誹謗中傷が作り出すイザコザ
映画の予告の配役を見ているだけでなんとなくストーリーがわかる感じはしてたのですが、ほぼ想像通りでした。 それでも、十分面白かったし、想像とちょっと違うところもあったので、映画を観たくなりました。 湊さんの本は割りとよく読んでいますが、こういう人いるいる!!っていうのがよくでてきますね、今回は被害者の女、女を何年かやっていると必ず遭遇するヤナ女でしたね。 男性にはいまいちピンとこないかもしれませんけど、だから面白いんだと思います。
3投稿日: 2014.05.01はなとゆめ
冲方丁
角川文庫
清少納言ってブサイクだったの??
おもしろかったです。 受験期の古文を思い出しました。 清少納言は、宮仕えがとても好きだったんですね。 お仕えしている定子のことが好きで好きで、 定子が亡くなるまでどんな状況に置かれても真剣に仕え、定子からもらった高価な紙に枕草子を書きはじめる・・・ といった内容です。 清少納言は、ブサイクで、他のみんなよりも年を取っているのだけど、文才だけで定子に気に入られて・・・ そんなストーリーがいいですね、現代でも通ずるところがあって。 歴史のお話としてもおもしろいので、スイスイ読めました。
5投稿日: 2014.04.29つばさピチカート!(1)
春瀬サク
なかよし
音楽好きの娘にピッタリでした。
小学生が読んでも安心なマンガです。 娘が音楽好きで、ピアノを習っているので、面白そうだね、と読み始めたところ、 夢中になって読みました。 主人公の女の子のように、ひたむきに頑張ってほしいと思います。
1投稿日: 2014.03.27ワルツのお時間(2)
安藤なつみ
なかよし
小学生でも読めます。
自分の子供のころのように、小学生でも安心して読めるマンガが減りましたね。 でも、このシリーズは安心して子供に見せられます。 大人の私が読んでも面白いです。
1投稿日: 2014.03.27福家警部補の挨拶
大倉崇裕
創元推理文庫
モヤモヤしてしまう。
面白かったです。 私は「月の雫」が良かったと思います。 面白いとは思ったのですが、先に犯人が解っているので、どうしても犯人に肩入れしてしまいます。 殺人を犯すのにはそれなりの理由があり、殺されるほうにもそれなりの悪事(脅しなど)が描かれます。 福家警部補が事件を解決するお話だ、ということは分かっているのですが、解決してしまうと、なんとなく、心にモヤモヤが残ります。 ということで、★-2にしました。 ですが、もちろん、続きは読みたいと思います。
1投稿日: 2014.01.14和菓子のアン
坂木司
光文社文庫
読んでいて楽しい!
食いしん坊の私には、たまらなく楽しい本でした。 主人公のアンちゃんは、美味しいものが好き、それを人に伝えるのが楽しい、という女の子。 デパ地下でのお仕事は天職でしょうね、美味しいを伝える、って難しいし。 ただ、著者のあとがきに、ミステリー、と書いてあって、私としては、ミステリー、かな??と。 ミステリーなら、もうちょっと推理させてほしい、かな? なので★4つにしました。 読み物としては、文句なしに楽しいし、読んでいる時間は、幸せな時間でした。
5投稿日: 2014.01.02