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  • ハイキュー!! 13

    ハイキュー!! 13

    古舘春一

    週刊少年ジャンプ

    キャプテンの巻

    相変わらず熱い。この巻は、表紙を見れば一目瞭然、大地キャプテンの巻。これまで地味で派手な活躍はなかったものの、今回はその地味さが輝く(地味なんだけど…)。と思いきや…。次巻乞うご期待。いい引きで終わってしまった。うーん待ち遠しい。

    0
    投稿日: 2014.12.01
  • 幸せな未来は「ゲーム」が創る

    幸せな未来は「ゲーム」が創る

    ジェイン・マクゴニガル,妹尾堅一郎,藤本徹,藤井清美,武山政直

    早川書房

    ゲーム好きの人にも、そうでない人にも

    ゲームは、暇つぶしの、人生の浪費や現実逃避ではない。人間の能力を高め、目的に向かって課題を解決し、世界を変革することのできる道具である。 フィクションばかりで、こういった「啓蒙書」?的な本はほとんど読まないのだけれど、上の主張を、「ゲーム好きの言い訳」に終わらせない、説得力のある理論と実践に引っ張られ、最後まで読み通すことができた。 いわゆるネットゲームから縁遠い自分には、想像できていなかった世界。こういう思想が「学問」として成立していることに驚き。実践がネットワーク(ソーシャル、集合知)偏重と感じることもあったが、「むすび」にある、3000年前のリディア人との違いを読んで納得。ゲームによる未来の変革の可能性とともに、自分の生活、生き方に、何かこういった動きを取り入れたい、と感じさせられた。 ただ、どことなく引っかかり、手放しで頷けないと感じる点も。 ・「言語圏によるコミュニケーションの広がりの限定」 あくまでも、言語を主としたコミュニケーションによる進行である以上、異なる言語圏の間での広がりは難しいのではないか?全世界的な課題の解決に対し、どの程度この手法が有効なのか。 ・「悪意のあるプレイヤーの存在」 前向きな参加者による、建設的な進行が前提のように思える。対立する思想を持つ参加者による、ゲームシステムの破壊に対して、どう対抗するのか。 ・「ゲームデザインの難しさ」 近年の、「教養」としてのゲームプレイヤースキルの社会的な向上については述べられているが、この手法の肝はゲームデザインではないか。ゲームデザインのスキルが向上しないことには、有効な手法を打ち出せないのでは。 とは言え、こういった課題ですら、ゲームの手法で解決できるのでは、と思わせてしまうところが本書の真骨頂。ぜひ一読し、こういった考え方を共有する仲間が増えることを願ってやまない。

    1
    投稿日: 2014.11.29
  • 帯をギュッとね!(1)

    帯をギュッとね!(1)

    河合克敏

    少年サンデー

    いわゆるお約束、からは外れてるのだけど。

    昔読んだことがあるような気がしつつ、今になって読み始め。 いわゆる王道少年マンガの鉄則を外してるところがいいのかな。 ・最初から強い仲間。 ・彼女付き。 ・部活ものなのに先輩なし、弱い初心者もなし。

    1
    投稿日: 2014.11.26
  • 僕らはみんな河合荘(4)

    僕らはみんな河合荘(4)

    宮原るり

    ヤングキングアワーズ

    万人にお勧めできる作品です

    相変わらず、減点要素の見つからない、堅い話作り。 主人公の適度な影の薄さ、キャラ立ちしすぎな住人たち、律ちゃん先輩、絵の可愛さもいいのだけれど。 住子さんあってこその河合荘。そのことを感じさせてくれた一冊でした。

    0
    投稿日: 2014.11.25
  • 四月は君の嘘(1)

    四月は君の嘘(1)

    新川直司

    月刊少年マガジン

    ヒロインが魅力的

    規格ハズレの才能、悩みを抱えた主人公。ありがちと言えなくもない話を、キレイな絵と、とにかく前向きな周囲のキャラクター(ダブルヒロインが、両方とも強い!という変わった構成が、象徴してるかな)でグイグイ引っ張っていってくれそう。そうは見えないけど、実は少年マンガ的、燃える展開のような気もして楽しみ。 まあ、「カラフル」なので、カラーで見たかったという気はする(^^;)アニメ放送開始されるということなので、そこがどう表現されるか楽しみ。

    7
    投稿日: 2014.10.04
  • capeta(3)

    capeta(3)

    曽田正人

    月刊少年マガジン

    続きが読みたくなる

    相変わらず、超コストパフォーマンスの悪いマンガ(褒め言葉)!アっという間にグイグイと読み切ってしまう。これ、全巻目の前に置いてあったらヤバいなぁ。 ちょっと出来すぎなくらいの才能を持つ主人公と、それと支える父親との熱い物語。一度のクラッシュを乗り越えて、ライバルにも出会い、才能を開花させていく。あぁ続きを早く読まなくては。

    1
    投稿日: 2014.10.04
  • BUTTER!!!(6)

    BUTTER!!!(6)

    ヤマシタトモコ

    アフタヌーン

    大団円…ではないけれど。

    5巻で終わる手もあったと思ったのだけれど、この6巻。微妙に蛇足だったような、でも、きれいな「お話」として終わらせない、等身大の彼ら、彼女らを成立させるためには、必要なエピソードだったような…。 とにかく、6冊の間、楽しませていただきました。

    0
    投稿日: 2014.10.04
  • ULTRAMAN1(ヒーローズコミックス)

    ULTRAMAN1(ヒーローズコミックス)

    清水栄一,下口智裕

    月刊ヒーローズ

    カッコイイ!

    自分がこの世代になると、かっこいい(見た目じゃなくて)オヤジが出てくるとそれだけで入れ込んでしまう(^^;)。しかも息子のために闘うとなれば、より一層! 今(一巻)のところ、ウルトラマンへの思い入れが壊されるような展開はなく、安心して読めそう。迫力のあるアクションシーンもいい感じ。出てきた敵役(あれ、ウルトラマンみたいに見えるかなぁ…?ちょっと疑問)の名前といい、一巻最後に出てきたあの人?といい、燃える展開もいい。母親の存在感がなさ過ぎるのが怪しくないか?とか、皆さん書いておられるように、巨大化はどうなの?とか、いろいろ考えるところはあるのだけれども、それも含めて、先の展開をイヤでも期待させられてしまう出来。とりあえず既刊を読んでみよう。

    1
    投稿日: 2014.10.04
  • 青の祓魔師 3

    青の祓魔師 3

    加藤和恵

    ジャンプSQ.

    良くも悪くも、安心して読める

    相変わらず(当たり前だけど)絵が上手い。泣ける話、笑える話、明らかに「狙ってる」キャラクター/ストーリー運びでありつつ、外すことなく高いレベルの作品に仕上げてくるのにとにかく感心。 ただ、ダークファンタジー(だよね?)としては、孤独感とか焦燥感とかがあまりなくて、基本的に前向きで、周りの助けもあり、やんちゃな主人公をみんなで守りながら育てていっている感じが、作品を軽くしてしまっている気がする。それがこの作品の読みやすさでもあり、物足りなさでもあるのかなぁ。この巻の巻末で、先の展開を心配させるような状況に陥るのだけれど、なんとなく前向きに乗り切ってしまいそうで、あまり「ピンチ」感がない。次巻では予想通りにならないことを願いつつ…。

    1
    投稿日: 2014.10.04
  • ハイキュー!! 11

    ハイキュー!! 11

    古舘春一

    週刊少年ジャンプ

    中休みの巻、かな。

    この先の大会、全国への期待、チームメンバーの成長など、楽しみを膨らませてくれるのだけれど、やっぱり一番のワクワク感は試合。次巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2014.10.04