店員佐藤さんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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ベイマックス(1)
上野春生 / マガジンSPECIAL
映画とはちょっと違います
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映画「ベイマックス」を観て、コミックを後から購入。微妙にストーリーというか設定が違っていて、例えば叔母だったキャスは母親になっていたり、兄のタダシも事故の設定が大幅に違っています。映画の雰囲気はそのま…まなので、微妙に違うアナザーストーリーとして読めます。
2巻は4月17日発売予定となっていて、ストーリー進行を観ると2巻か長くても3巻で完結すると思われます。展開が楽しみです。 続きを読む投稿日:2015.02.17
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ソニー α77で撮る 望遠レンズ編
水口博也 / シータス
SAL70400Gと"α77"のコンビネーション
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動物写真家の水口氏がなぜソニー"α77"での撮影にこだわるのかがわかる本。ページ数は少なく文字もスマートフォンで読めるほどの大きさにまとめられていますが、作例などはしっかりと入っています。
望遠レンズ…「SAL70400G」という高額なレンズを使われていますが、そのメリットについてもたっぷり解説されています。カメラは一世代前の"α77"になります。改訂版などで"α77 II"について書かれるのを期待しています。 続きを読む投稿日:2014.11.13
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ヤマケイ文庫 ドキュメント生還
羽根田治 / 山と溪谷社
8つのストーリー
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山岳事故、遭難から生還した人たちの8つのストーリーを紹介。遭難事故の取材をしている著者が取材の中でわかった事柄をまとめたお話になっています。遭難するきっかけはどれもたいしたことではなく「うっかり」「思…い込み」などの小さな出来事からで、その後の気づきがなかったせいで大きな事故になっていく様子がわかります。
丹沢などの低山でも簡単に遭難することがあり、読んでいてぞっとするところも。たくさんの教訓をいただきました。 続きを読む投稿日:2014.09.17
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ヤマケイ文庫 空飛ぶ山岳救助隊
羽根田治 / 山と溪谷社
コミック「岳」を読まれた方におすすめ。
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コミック「岳」が好きで全巻読んだときに興味を持って読んでみました。
篠原秋彦氏が「岳」に搭乗する牧さんのモデルになっているようで、それで読んでみたんですが、どうやら主人公の三歩も篠原氏がモデルになって…いるみたいですね。篠原氏の魂をあちこちに振りまいた感じなのかと思いました。
内容は篠原氏がまだ生きて活動をしていた頃に書かれた話で山岳救助にヘリコプターが使われはじめた頃からの話になっています。1998年に刊行され、文庫本になった2011年に後書きが追記されているのですが、そのときには篠原氏は事故で亡くなっています。
とても読み応えのある本でした。コミック「岳」を読まれた方におすすめ。 続きを読む投稿日:2014.09.17
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ヤマケイ文庫 山なんて嫌いだった
市毛良枝 / 山と溪谷社
タイトルとは裏腹に山が好きだというお話がほとんどです
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1999年に刊行され2011年に文庫本として出版された市毛さんの山のお話。タイトルの「山なんて嫌いだった」というお話は最初にすぐに終わって、ひたすら楽しい山登りのお話が続きます。1990年から10年間…の山登り日記で忙しい女優業の合間に時間を作っては山に行く様子が楽しく読めました。
芸能人だからこその悩みや困った出来事もありますが、ある程度自分の好みで仕事を選んで山へ行くことを優先してしまうとかすごく気持ちのわかるエピソードがいっぱい。
1999年に刊行されていますが、それから10年経っての文庫版。後書きが二つあって10年後に書かれた後書きが読めるので昔の本を読んだ感じはしないと思います。読んでよかった1冊。 続きを読む投稿日:2014.09.02
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山登りABC 単独行のTIPS100
ワンダーフォーゲル編集部 / 山と溪谷社
写真やイラストが多いです
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単独行に限らず、登山の際の基本的な常識を得ることができます。
山行の計画の立て方から装備、登山、緊急時の対処方まで解説。雑誌風に非常に多くの写真、イラストが掲載されていて読みやすい反面、スマートフォ…ンの小さな画面ではやや読みにくいかもしれません。(元々の本がそれほど大きくないモノみたいなので1ページ当たりの文字数はそれほど多くはありません。細かい文字が平気な方はスマホでもOK)
スナックをペットボトルに入れて持ち運ぶと手を汚さずに食べられるなど、そういう細かいTIPSもあり、かなり多くの方の話をまとめている感じ。ソロ登山が多い人はこういう他の人の工夫などの話を聞く機会が少ないかもしれません。そういう方にオススメ。 続きを読む投稿日:2014.08.24